神学論争(現在版)。『ニューエイジの歴史と現在』本物を潰す為に、偽物=スピリチュアル・ニューソート・ポジティブシンキング・自己啓発・成功本・ニューエイジなど、全てキリスト教の変形にすぎない思想を意図的に流行させた。根本思想がキリスト教なのを理解したうえでいいとこどりをしよう。日本人の労働観は過激派プロテスタント(過労死教)。「働かざる者食うべからず」は新約聖書が元ネタ。「勤勉な日本人」教は明治以降の労働を強制する為のカルト。選挙は記名投票制でないと無意味。支配層は秘密選挙(不正=票の移動がばれない制度)に行けと洗脳してくるのだから行かないのが正解。寸止め陰謀論者が不正選挙で騒ぐのは公正な秘密選挙が存在するという嘘を吹き込む為。
Posted on 2015.04.20 Mon 19:16:29 edit
神学論争(現在版)
両陣営の共通項
・聖書思想+ギリシャ哲学
①絶対者の存在
多神教でも究極神が存在したり、神智学の宇宙意識ロゴスなど、ゴッドやイエスをどんどん言い換え続けているだけ。
②動物蔑視
人間は動物ではない。動物に理性も魂もなし=尊重する価値なし。
③管理・調教思想
自然も動物も管理して人間の支配下におかないといけない(創世記)。
文明化(キリスト教+ローマ・ギリシャ文化=西欧文化による洗脳)されていなければ人間ではないという強迫観念があるので、過激な異教徒迫害やキリスト教思想の強制を行う。
④理性と知性主義と肉体労働軽視
大衆は反知性主義=愚民化で支配。
肉体労働の方が頭脳労働よりも報酬が低い傾向。
労働自体がカトリックでは神が与えた罰。
プロテスタントは奴隷労働肯定思想。
聖書を否定している人ですら根本思想が聖書的。
日本人の労働観は過激派プロテスタント(過労死教)。
「働かざる者食うべからず」は新約聖書が元ネタ。
「勤勉な日本人」は明治以降に労働を強制する為の偶像。
資本主義を発展させたのがプロテスタント(ユダヤではない)。
日本人は資本主義にとって理想の奴隷。
・選民思想と血統主義
特定の思想(キリスト教など)を信じる者「だけ」が救われ、
特定の血筋の者「だけ」が真の支配層になれるという、必然的に階層的奴隷制度になる思想。
大衆が自分で選んだと錯覚させる為に民主主義と秘密選挙を賛美。
秘密選挙は不正のための創ったので公正な秘密選挙は存在しない。
票の移動ができない記名投票制にさせないために憲法で秘密投票を採用すると規定。
憲法改正も秘密投票=不正なので、絶対に条文が記名投票に変わることはない。
日本人は選挙教。
選挙に行っても無意味。
カルトの組織票を喧伝するのは選挙に行かせる為。
全員落選という選択肢が無い時点で茶番。
有力政治家は軒並みカルトの紐付き。
全員落選にするには秘密選挙を完全放棄=投票率ゼロにするしかない。
支配層は選挙に行け行けと洗脳してくるのだから行かないのが正解。
寸止め陰謀論者=キリスト教と大本教系カルト
の手先が不正選挙で騒ぐのは公正な選挙が存在するという嘘を吹き込む為。
・人口削減
(人類最大の問題。有色人種を優先的に口減らし)
・有色人種差別
(混血すると白人種が減っていくので白人種の維持の為に差別維持)
唯一神維持
+反科学
+最初の人類は白人
+聖書は全て真実
+ギリシャ哲学
(キリスト教の内の旧キリスト教
=バチカン=ローマ・カトリックの保守派
=エキュメニカル運動反対派
+WASP至上主義系プロテスタント
=キリスト教原理主義
=白人至上主義の聖書絶対派メーソン
=反教会合同
+欧州貴族に使い捨てられたナチスの残党
=アーリア人至上主義)
vs
一神教的多神教容認
+最初の人類は有色人種
+聖書は一部だけ真実
+ギリシャ哲学
+インド・イラン哲学
+科学重視
+グノーシス主義
=新キリスト教
(薔薇十字団、
科学重視という本来の姿勢を維持している仏・独・スコットランド系フリーメーソン、
ババリアのイルミナティ=梟が象徴、
スピリチュアル、
ニューソート≒生長の家、
ポジティブシンキング・自己啓発・成功本、
神智学≒オウム真理教、
人智学、
平田篤胤系の神道≒国家神道=偽天皇教、
大本教=真の神は唯一つ、
ニューエイジ、
北欧の宗教統一に積極的なルーテル教会
=ルター派プロテスタント、
バチカン内のエキュメニズム賛成派)
※支配層は原始仏教の無記や大乗仏教の「空」などの絶対者と絶対者への依存を否定する思想が大嫌い。廃仏毀釈や、一神教に一番近い仏教である日蓮宗系カルトや、神智学=インド風キリスト教神学などで仏教思想を破壊。
※白人種は有色人種と交配を繰り返すと消滅してしまうので、有色人種差別と虐殺を継続。
①有色人種皆殺し+差別維持派
②有色人種ある程度殺し+差別維持
の対立の側面もあるが、両者ともに人口削減には賛成なのでどちらに転んでも奴隷にとっては災難。
※英国国教会(アングリカン・チャーチ、聖公会)
=はスコットランド系とイングランド系の対立などにより上手く分類できない。
英国国教会は、教義はプロテスタントだが、儀礼・礼拝はカトリックという独自の立場。
(上記はあくまで大雑把な分類なので注意。神学論争をしているが、共倒れしない程度であり、恐らく神学論争が激化し過ぎないように監視する運営がいる)
※東方正教会とロシア正教も上手く分類できない。
……
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya
5)子供の頃は、無限の想像力でどんな存在にもなれたけど、大人になれという圧力は、取るに足らない存在で、経済動物になってこそ一人前という宗教教義だよ。学校では、大人はヤーウェのような全知全能の存在という刷り込みは西洋の文化だね。
6)「大人」を極端にイデア化するのは、西洋の伝統なのだよ。西洋では、子供は未開の原住民のよーに、文明の洗礼を受けて「ちゃんとした人間」になってない不完全な存在だから、ペットを調教するように、マトモな「大人」にしなければいけないという強迫観念な。
7)西洋には、文明化(主にキリスト教や西欧文化を受け入れること)しなければ人間ではないという強迫観念があるのだよね。だから先住民に対する強制的な文化の押しつけや、子供を非人間的な寄宿学校で教育する思想の根底は、ペットを調教するような意志が潜んでるのさ。
8)何故西欧のイスラム系移民が怒ってるかわかるか?この西洋の傲慢とも言える優越感丸出しの、移民に対するペットの調教のような文化の押し付けに対してイスラム系移民がキレてんだよ。アフガンで西欧のNGOが襲撃されるのも、こういう思想にカチンと来てるんだよ。
9)自然崇拝と仏教の影響が強い日本の文化では、子供をあるがままの自然な状態として肯定するよね?西洋の自然観では、あるがままの自然というものを肯定的に捉えないで、管理して人間の支配下に置くものという思想がある。今から引用する創世記の記述大事よ
10)<神は御自分にかたどって創造された。男と女を創造された。
神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物全てを支配せよ」>
創世記 1章27-28節より
11)この創世記の記述を拡大解釈及びに絶対化することで、西欧は自然征服文明になりました。イスラム国みたいですね(笑)コーランの拡大解釈。聖書には、沢山の言葉があるのでどれを強調するかは聖職者のさじ加減ひとつなんですが、ともあれこの言葉により自然は征服して支配するものになった。
12)脂身と焼肉の生贄がラブの聖書のカミサマが、カインの作った農作物を憎むことと、この自然を支配する聖書の言葉のせいで、自然や自然のサイクルに則って暮らす人は、ただひたすら収奪の対象になった。カインのように努力して生産する者を奴隷化するのが今の社会
13)西洋には、動物には魂がないと思ってる人がいるのだけど(聖書に従うなら、アダムという土くれに魂を吹き込まれたのは人間だけ)、自然に魂がない無機物という、ニュートン以降の自然観が、ロボットのように効率的に生産する工場の派遣工を生んだ。
14)このクソッタレでつまらない、精神的な砂漠を作ってるのは、思想なんだよ。聖書とキリスト教神学という思想が憑依してる限り幸せにはならないよ。日油同祖論とゆー、聖書盲信の裏返しを信じる事が自分の首を締めるってわかんないかなぁ?
15)日油同祖論信じながら、工場で超低賃金で働いてるパート君とか考えた方がいいぞ。聖書をロクに読みもしないで、盲目的に日油同祖論とか信じててさ、その聖書を絶対化することが、奴隷的な生産体制を永続することになるということが。
16)この世は、捻くれた闇の森の樹木のようなキリスト教神学というロゴスで作られてる。聖書の言葉の拡大解釈とアリストテレスの三段論法で作られた整合性がない理論が世界を動かしてる歯車なんだよ。
17)創世記の三章を見れば、アダムとイブが蛇にそそのかされた事で楽園から追放されて働かなきゃいけなくなったことが書いてある。善悪を知る木の実を食べたかどでお気楽なニート生活やめて働けと。そこからカトリックでは労働は人間に与えられた罰という思想が生まれた。
18)カトリックの国であるラテン系諸国が怠け者なのは、この神学のせい。プロテスタントではないクリスチャンにとっては、エデンの園のニート生活こそが理想なんだよ。労働は人間に与えられた罰という思想があるから奴隷制度を肯定する。
19)そういう歴史背景で見てると、カトリックのお嬢様学校に行った女の子がやたらガテン系のにーちゃんを見下して、デスクワークでも製造業に就職するのを嫌がるのはこういう神学思想があるからだよ。
20)高学歴層の肉体労働軽視は、マニ教の影響を受けたアウグスティヌスの肉体観と、カトリックの神学ならびに、ギリシャ哲学の影響だよね。特にプラトンの「パイドン」とアリストテレス。お嬢様学校で西洋の教育を受けるということは、この思想に自ら洗脳されに行くこと。
21)おされな女子の間では、ミッションスクールに子供を行かせるのがステータスだけど、なぜこんなにもミッションスクールが世界中に沢山あるのだろうか?それは西欧とキリスト教が人の心に領土を持つローマ帝国だからだよ。世界中の中流以上の人に憑依するためにある。
22)中流以上の家庭の子供に、教育という形で西洋思想が憑依できれば、戦争を起こして領土を奪わなくても、内側から国を乗っ取ることができるからね。中流以上の家庭の子供は将来社会的な影響力があるから、そういう意味でも洗脳教育は大事なのさ。
23)なぜミッションスクールほど、私立で幼稚園や小学生から大学までエスカレーター式なのは、大学卒業まで全部洗脳してやるという強い意志の現れね。しかもミッションスクールの人たちに妙な選民思想があるのは、西洋文明にやられてるわなと。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
日本人が一番信仰している宗教が、労働教(プロテスタント思想)と選挙教。働かざる者食うべからずは新約聖書が元ネタ。勤勉な日本人が古来からの伝統だなんて江戸時代の生活について調べれば真っ赤な嘘だと分かる。
秘密投票制以外の条文に関する憲法の議論は全て煙幕。
ユダヤに金融特権を与えたカトリックは大金持ち。
資本主義を発達させたのはプロテスタント。
ユダヤは単なる実行部隊。
キリスト教=奴隷労働教=貧乏人を働かせろ(でも金持ちにさせるな)。
働かざる者食うべからずの元ネタは新約聖書であり日本の伝統ではない。
働けば自由になる=ナチス=バチカン製。
T-34 Shock @dead97en 11月13日
「働かざる者食うべからず」という言葉が大昔から日本にあると思ってる人が多いけど、日本人がこんなことを言い出したのは明治以降だからね。もともとは新約聖書の「テサロニケ人への手紙」に出てくる言葉で、明治以降に西洋文化やキリスト教にかぶれた人達が「働かざる者食うべからず」と言い始めた。
風の子 @makeanovel 2月8日
真剣な反対者は脅威になるから、ニセ反対者を支配者側が作ってかく乱してきたんだ
RT @kitsuchitsuchi @ekousagitan 本当の改善者への票は類似品で激減。矛盾した反XはXの味方。偽反XでX推進。偽反原発で原発推進。偽平和運動で戦争推進。偽陰謀論は妨害工作。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 2月11日
@makeanovel @ekousagitan 選挙=奴隷に自分は奴隷ではないと錯覚させる不正。従って全員落選の選択肢は奴隷に与えられない。✝の手先が不正選挙で騒ぐのは公正な選挙が存在するという嘘を吹き込む為。不正=選挙をなくしたいなら選挙自体を完全無視か記名投票制に変えるか。
ちーたん @s12b051 · 11月9日
旧約聖書の一書、創世記第3章19節では労働は神がアダムに科した罰である、とされた、と説明されることもある。
第3章19節:(省略)あなたが大地に戻るまで、あなたは顔に汗して、食物を得ることになろう。 大地に戻るまでってストレートだね
風霊守 @fffw2 · 2012年12月9日
『旧約聖書』第3章19節によると、労働は神がアダムに科した罰である。
"In the sweat of thy face shalt thou eat bread, till thou return unto the ground."
フェイド大帝 @FeydoTaitei ·
子子子子子さんの記事、
「額に汗しなければパンが食えない」
という旧約の文言、
そうだ!サウナに入れば働かなく
ていいんだ!!
……
陰謀論の世界を牛耳っているのはキリスト教神学(聖書+ギリシャ哲学書)ですので、キリスト教とギリシャ哲学(特にプラトンとアリストテレス)の検閲を受け、クリスチャンとギリシャ哲学者に都合のよい情報が最も出回っております。
特に秘密結社系の情報には露骨にキリスト教のフィルターがかかっているので注意!
キリスト教の神こそが悪魔のなを隠す為の悪魔教(=単なる異教・科学・理性)批判の文書が元ネタであることが非常に多いです。
キリスト教がメーソンを叩く際にばらまいたデマパンフと
イルミナティ陰謀論の発明者のイエズス会士バリュエルの著作が元ネタです。
メーソンはキリスト教系組織なのを隠す為にユダヤ組織にしたい(ユダヤは囮。ヘブライ語聖書も読めないのにどこがユダヤ教徒?)という意図がバレバレです。
今回紹介するニューエイジ思想に対して批判する人達にも非常にキリスト教原理主義臭い人が含まれております。
でも、ニューエイジだって中核思想がキリスト教とギリシャ哲学なので外側を取り去ると同類です。
だから絶対者(ゴッドを他の言葉で言い換え続けているだけ)とか
動物蔑視(ギリシャ思想と創世記)とか
全ては一つ(ワンワールド)をやめろって!
聖書批判してる癖に思想が聖書思想(ユダヤ陰謀論と日ユ同祖論)なのをやめてくれ!
西洋哲学の中核となるプラトンと、支配層の教科書の一つのプラトン『国家』については
プラトンは優生学と職人軽視(肉体労働しない者が一番偉い)と理性崇拝と知性主義(馬鹿は人間ではない)と偽りの公平感を与える儀式(選挙など)の基盤。
マギの弟子のプラトンの『国家』は『マギ』の一つ目フリギア帽子モガメット学長の演説の元ネタ。
プラトン『国家』 藤沢令夫訳、岩波書店〈岩波文庫〉
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-43.html
秘密結社に関する情報への注意点は
仕組まれたスピリチュアルブーム(神学の改悪=宗教改革)。
『近代スピリチュアリズムの歴史』支配層には専属の占師がいるのに、感情的にオカルトを拒絶する紐付き陰謀論者に価値なし!悪魔教だユダヤだのと言って、キリスト教こそが悪魔教であり、メーソンが科学を重視する新キリスト教系組織なのを隠す秘密結社の情報に価値なし!
イルミナティ陰謀論を発明したのがイエズス会士バリュエル(秘密結社の陰謀論もキリスト教製)だと言わない寸止め陰謀論者に価値なし!
秘密結社の悪魔教を強調するのはキリスト教(真の悪魔教)の特徴!
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-78.html
をどうぞ。
私は、本物を確保し(スカウトなど)つつ支配層に逆らう本物を潰すまたは隠す為に、本物に似せた似せ物=偽物=スピリチュアル・ニューソート・ポジティブシンキング・自己啓発・成功本・ニューエイジなど、全てキリスト教の変形にすぎない思想を意図的に流行させたと考えております。
ポジティブシンキング・自己啓発・成功本ですら、ニューソートというキリスト教の宗教改革運動により誕生し、意図的に広められたものです。
だから日本人と相性が悪いです。
根本思想がキリスト教なのを理解したうえでいいとこどりをすべきですね。
kawamata @fcbkawamata 2012年3月6日
「ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない」(漆原直行)は面白い。自己啓発本の源流がキリスト教思想の「ニューソート」との指摘や多くの成功本がヒルやカーネギーの焼き直しであることなど。この手の本を読んだ時感じるむずがゆさや既読感の原因が明確に。でもこの本自体は売れるのかな?
yasu @Yasuya_su 2012年3月9日
「日本の成功哲学の問題点というのは、アメリカの国民病とも言えるポジティブシンキングや願えば叶う的な楽観性をベースとしたニューソートの源流を最後まできちんと汲み切れず、ただ上澄みだけをなぞって書き連ねた成功本やビジネス書が多い」
つねまげ @tunemage 2013年4月9日
成功本とか自己啓発セミナーは大体「思考は現実化する」「7つの習慣」などが元ネタで、ニューソートという思想の影響を受けているらしい。これらはカルヴァニズムに対する批判から、19世紀に起こった運動で、キリスト教的倫理観と現代的価値観が結びついたような思想。ポジティブシンキングなど
村手 さとし @mkmogura • 2013年12月20日
@lanekota @iezusukaihonmar そです。白人の起源が紫外線に弱いため差別された、よって太陽崇拝という宗教の王道のアンチ星崇拝と、それが重なった密教になり、それが神智学とかナチス(大戦後)の思想につながってるわけ。
夢見るクマさんヒーラー @DreamBearHeal 3月31日
シュタイナーは知的に面白く役に立つ。
その時代だと、ブラバツキー、アーリス・ベリーよりもシュタイナーが良い。
当時のドイツにおけるナチスとの関係性が興味深い。
人智学からシュタイナー教育。 あまり知られてないけど、神智学からはモンテソーリ教育。
#ヒーラー #瞑想 #スピ系
nakanemisa @asimasik 2011年3月6日
モンテソーリ教育を受けた有名人にAmazon創立者ジェフ・ベゾス、google共同創立者サーゲイ・ブリン、ラリー・ページ、wikipedia創設者ジミー・ウェールズ、ピーター・ドラッカー等。現実的な感覚で新機軸を立ち上げる人が多い。内的な世界に軸をもつシュタイナーとかなり違う。
フェイド大帝 @FeydoTaitei 4月15日
マッキントッシュ版「薔薇十字団」って いつの間に絶版になってるんだよなぁ…… このテーマの唯一のまともな解説書 だったのに…… クセジュ版はただのゴミだし。
神智学協会日本ロッジって
知らない間にインドの本部公認に
なってたんだな……
ニューエイジ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%B8
“ニューエイジ(New Age)とは、字義どおりには「新しい時代」であるが、新しい世界、新しい思想を含意する。この表現の背景には、ヨハネの黙示録に見られ、一部のキリスト教徒が採用している千年思想がある。すなわち、神と悪魔の戦いが千年続き、最後に神が勝利して、ニューエイジ=新しい世界がやってくるというものである。基本的には、伝統的な教えの中から、古くて役に立たない教えを廃し、真の意味での教えを明らかにしようという運動である。
ただし、現在「ニューエイジ」(ニューエイジ・ムーブメント、ニューエイジ運動)と言うときには、アメリカ合衆国、とりわけ西海岸を発信源として、1970年代後半から80年代にかけて盛り上がり、その後商業化・ファッション化されることによって一般社会に浸透、現在に至るまで継続している、霊性復興運動およびその生産物全般、商業活動全般を指す場合が多い。以下ではこれについて述べる。
概要
ニューエイジ運動は、60年代のカウンターカルチャーをその直接の起源とする。物質的な思考のみでなく、超自然的・精神的な思想をもって既存の文明や科学、政治体制などに批判を加え、それらから解放された、真に自由で人間的な生き方を模索しようとする運動である。
その中には、以下のような共通項をもつ、新旧の多様で雑多な要素が、互いに力動的に関わり合いながら共存している。
• 反近代、反既存科学、脱西欧文明(禅や道教、チベット仏教などの東洋思想やアメリカ・インディアンの思想、あるいは“異教”的文化への親和性)
• ポジティブ・シンキング(個人に内在する力と可能性の強調)
• 五感や身体性・主観的体験の重視
• 論理的思考に対する直観的理解(「気づき」)の優位
• 快の感覚や欲望の肯定
• 旧来の社会道徳の否定と極端な自由主義の思想
• 汎神論的・宇宙神的存在あるいは「大いなる意志」への信仰と、万象に対するその介在を根拠とする「偶然性」の否定
• 自然への回帰(しばしば人間以外の生物との精神的な交感を含む)
• 女性性の尊重
などが挙げられる。
具体的な構成要素としては、チャネリング/リーディング、瞑想法、前世療法・催眠療法等の心理療法、ヨーガや呼吸法・さまざまな整体術等の身体技法、ホーリスティック医療、心霊治療、アロマテラピー、パワーストーン、輪廻転生信仰、さまざまな波動系グッズなどを挙げることができる。これらのうちのいくつかの物は一般に「オカルト」と呼ばれる領域に属する。書店では主に精神世界の書棚の中に置かれている。
その裾野部分では、ニューエイジは現代の行き過ぎた消費文明や経済的効率主義に対して警鐘を鳴らし、これを中和しようとするようなオールタナティヴな社会思潮として機能する可能性を期待されている。しかしその一方で、しばしば、その信奉者の理性的・論理的・科学的な思考力を鈍化させて批判力を鈍らせ、また極端な場合には、破壊的カルトやオカルト商法といった反社会的な形をとって立ち現れる。そのようなわけで、ニューエイジの功罪について、明快な評価を下すことは容易ではない。
ニューエイジ的な価値観を信奉する人のことをニューエイジャーという。
水瓶座の時代
「春分点#ニューエイジにおける主張」も参照
「ニューエイジ」という呼称は、具体的には「水瓶座の時代」(みずがめ座の時代、age of aquarius)を意味する。この呼称は西洋占星術に由来し、地球の歳差運動によって黄道上を移動し続けている春分点が、ちょうど20世紀の後半に、黄道十二星座のうお座からみずがめ座に入る、との主張による[1]。この主張では、春分点がうお座にあった時代は、ほぼキリスト生誕から現在までの約2000年間と重なる。さらに、キリスト教には、イエスを魚によって象徴させる慣わしがある。このことから、「ニューエイジ」という言葉には、今こそ既存の西洋文明・キリスト教の支配する時代が終息し、自由で解放された「新時代」(=水瓶座の時代)の幕が開いた、という意味が込められている。
なお、ミュージカル「ヘアー」の1曲目は「アクエリアス(水瓶座)」である。曲の中には「This is the dawning of the age of Aquarius」というフレーズも登場する。
思想と手法
この思想の内容として主要なことはone ness(ワンネス)といわれる。つまり、この宇宙は唯ひとつであるというものである。ニューエイジの本質は破壊的なものではなく、新しい人類のライフス タイルの提案と、今の社会システムが完全ではないという問いかけ、また新たなライフスタイルはいつでも実現可能であるという積極的な働きかけにあるという のがチャネラーによる見解である。しかし一方で、一見もっともらしいと思われる内容とひと目で分かる形式的・論理的破綻がニューエイジと呼ばれる運動の顕 著な特徴であるという批判もある。[誰?]
ニューエイジャーの間で流行った占いのようなものがある。ニューエイジを理解するひとつの例として紹介する。
• 何をするべきか迷ったとき
手近な本(または雑誌)を手に持ち、適当なページを開いて見る。
適当なページを開くと、そこに人生のヒントとなることが書かれているという。ニューエイジャーいわく「偶然というものはない」。つまり、適当なページを開くことも偶然ではなく、そこにヒントが書かれているのも必然であるという。またゴータマ・ブッダの教えを引用し、たとえ、すごいヒントにであっても、またそれがヒントにならなくても、どちらにも「こだわるな」という。
またニューエイジでは、しばしば宇宙人もしくはエンティティーという存在について語られる。これらの存在は神ではなく、信仰の対象ではないと説く。一部では熱狂的に信仰する人もいるが、ニューエイジャーにいわせれば、そういう依存する信仰はオールドエイジであるという。
キーワード
ニューエイジの特徴には「一元論」「汎神論」「自己聖化」「自己実現」などがある。
• すべてでひとつである。
• 偶然というものはない。
• 弟子の準備が整ったとき、師匠は現れる。
• しなければならないことというものはない。
• 善悪というものはない。
• 信じる必要はない。
• 努力はしなくてもよい。
• 与えたものが返ってくる。
• すべてのものは聖なるものである。
• 人には無限の潜在能力が備わっており、自分で自分の現実を作る。
• どんな現象も、自分がそれに与える以外の意味を持たない。(現実は中立である)
• アファーメーション(確認する)
エンティティー
存在と訳す。しばしば宇宙人とも呼ばれることがあるが、三次元における肉体を持っているとは限らない。しかし、肉体がないからといって、神や霊魂とはまた別なものであるため、単に存在という呼び方をする。
• セス
• エクトン
• バシャール
• ラザリス
社会とニューエイジ
何であれラディカルな社会運動はニューエイジと結びつきやすく、アメリカのエコロジー運動やフェミニズム、ヴェジタリアニズムにも、ニューエイジ的な分派がある。
アメリカでは、数多くのカルト宗教が、ニューエイジの流れの中から生まれてきている。さまざまなオカルト商品と同様、その一部は日本にも移入されている。
ニューエイジ運動の起源の一つは、エサレン研究所によるヒューマン・ポテンシャル運動(人間可能性運動、人間性回復運動)であり、1960年代以降にアメリカで発展したさまざまな心理療法の理論や技法とも関連が深い。西洋的な物質文明を批判して精神の変革を説き、東洋的な瞑想(メディテーション)の技術をその要素として持つニューエイジ運動の中でも、カルト宗教や自己啓発セミナーの領域では、一般にはあまり知られていないさまざまなマインド・コントロール技術が共有されており、これらが悪用された場合には、しばしば社会的な問題を引き起こすことになりやすい。
マインド・ビジネスを中心に、ニューエイジ関連の事物は少なからず日本に移入されているが、「ニューエイジ」という運動の存在そのものが一般にはあ まり知られていないため、それと意識されることは少ない。目安として、「スピリチュアル」という形容詞とともに宣伝頒布されている商品は、おおむねニュー エイジ由来のものと見ることができる。「癒し」ブームの少なからぬ部分は、ニューエイジ系商品によって支えられているといえよう。
日本ではオウム真理教事件もあり一時期は停滞したが「精神世界」市場の拡大・成熟と平行して、今でも少しずつ、しかし着実に浸透しつつある。
批判
キリスト教の中からニューエイジに対する批判がなされている。「彼が偽りを言うときは,自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり,また偽りの父であるからです。」(ヨハネ8:44) これを批判した本としてプロテスタントでは、ルーテル教会マリア福音姉妹会の『偽りのメシア運動』、水草修治著『ニューエイジの罠』、尾形守著『ニューエイジムーブメントの危険』、奥山実著『悪霊を追い出せ!』等があり、ローマ・カトリック教会は 教皇庁文化評議会著、教皇庁諸宗教対話評議会による『ニューエイジについてのキリスト教的考察』を出している。水草修治はニューエイジと聖書的キリスト教 の相違は「人間中心」のニューエイジと「神中心」のキリスト教にあるとし、キリスト教は神の栄光をあらわすことを目的としているのに対し、ニューエイジに おいては人間が自己実現することが究極の目的であると指摘する[2]。
脚注
1. ^ ただし、実際には21世紀においても春分点はうお座のままである(詳細は「春分点#春分点と星座」を参照)。
”
春分点
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E5%88%86%E7%82%B9
”春分点と星座
春分点は別名を白羊宮の原点 (the first point of Aries) ともいう。この Aries は黄道十二宮の白羊宮(黄経0°~30°)であって星座の「おひつじ座」のことではないが、紀元前2世紀に黄道十二宮が整備されたとき、「おひつじ座」に春分点があったので、同名(欧米では星座名と十二宮名は全く同じ)の白羊宮が十二宮の起点となった。
キリスト教では、「うお座」を神聖な星座と考えていた。それは、'Ιησους Χριστος, Θεου ‘Υιος Σωτηρ (イエス・キリスト、神の御子、救世主)の頭文字 Ι-Χ-Θ-Υ-Σ- を繋ぐとギリシア語で「魚」を意味する 'ιχθυς (ichthys) となることと、キリストが生まれたときに春分点が「うお座」にあったためである。なお、春分点は現在も「うお座」にある(右上図参照)。
ニューエイジにおける主張
水瓶座の時代
ニューエイジの間では、春分点の存する星座がその時代(1つの星座で約2千年)を象徴するとされる。春分点は紀元後1世紀から20世紀までは「うお座」にあったが、20世紀末ごろに「みずがめ座」に入ったとしている(現在移行中との説もある)。これを支持する論者の間で、現代は「水瓶座の時代 (the age of Aquarius)」と呼ばれている。「みずがめ座」は変革を象徴していると考えられており、何らかの世界的変革があると主張している。
「水瓶座の時代」 は一部の占星術師が持ち出したりすることもあるが、伝統的な西洋占星術とは関係がない。実際に春分点が「みずがめ座」に入り込むのはこの主張より500年以上後のことである[1]。また、十二宮と違い星座の領域は不均等なので、「~座の時代」の期間は2千年とは限らないなど、十二宮と星座が混同されており、この主張は理論的に成り立たない。また、占星術における時代区分は春分点の移動とは関係がないとの主張もあるが[2]、そうなると占星術における時代区分の根拠そのものを失ってしまう。
なお、アクエリアン・エイジ (Aquarian age) を直訳すると、「宝瓶宮生まれの人の時代」という意味になる。
その他の解釈
上記のような「水瓶座の時代」に対する批判などから理論を修正した、現代を「水瓶宮の時代」(宝瓶宮の時代)の始まりと解釈する説も主張されている。宝瓶宮を含む「十二宮」は、星座のように地球からの主観的な星の集合ではなく、黄道帯上のエリアを指す。
この説によると、星座とは惑星の位置観測上便宜的に決められた住所のようなものであり、西洋占星術における各星座の名称が現在のものになったのも、春分点を基準に黄道帯360度を12分割した際に近くにあったメジャーな星座の名称を借りたに過ぎないという[3]。黄道帯はあくまで地球を中心とした360度のことなので、黄道帯を30度ごとに12分割し白羊宮の0度に春分点があった時点を基準点とすると、現在は12番:双魚宮と11番:宝瓶宮の間に春分点があるとされる。”
ニューソート
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%88
“ニューソート(New Thought、新思考)は、米国で始まった宗教運動のひとつ。谷口雅春が光明思想と訳しているように、気持ちを明るく保つことによって運命が開けるという考え方である。
概要
禁欲を説いたカルヴァン主義への反発として19世紀に生まれた運動で、フィニアス・クインビーという心理療法家の治療方法が元になっている。この運動は「ポジティブ・シンキング」という言葉を通して普及し、アメリカの価値観[1]や成功哲学や自己啓発のルーツの一つとされている[2]。
マーチン・A・ラーソンはニューソートの主張を以下のように要約する[3]。
• 人間の心情と意識と生命は宇宙と直結している。
• あらゆる病の本質は自己意識に対する無知が原因である。
• 原罪は存在せず、万人が「キリスト」の力を内包している。
• 全人類に、喜びと成長と発展と幸福の機会が既に与えられている。
• 人間は内なる「神」の一部を顕現すべく無限の発展を遂げつつある。
• 正統的宗教哲学は数百年間過ちを犯し続けてきた。
• 愛の力は神の意志の地上的表現である。
日本でも著作がベストセラーになっている英国出身の牧師ジョセフ・マーフィーなど、いわゆる成功哲学の著者の多くが、これに属する人々である。また、ニューエイジの源流のひとつである。
ニューソート団体の多くは、お互いに緩やかな結びつきの単立のキリスト教会の形を取ることが多く、その結果、海外ではニューソートの一派としても知られている日本の新宗教、生長の家は、世界最大のニューソート団体ということになっている。
近年ではニューソート思想にニューエイジ[4]の概念を付与した形の自己啓発団体も欧米を中心に数々存在している。日本ではア・コース・イン・ミラクルズの分派、ニール・ドナルド・ウォルシュの一派、分派など判別が付かないほどに入り乱れている。各々の信奉者が集まり勉強会と称した読書会なども盛んである。”
☆☆☆ @shiningstar_ng 9 時間9 時間前
ポジティブなのはいいことなんだけど、なんでもこじつけてポジティブにしようしようとするのは、 ポリアンナ症候群といって、心理の世界では問題視されます。 現実認識が歪んだ人たち、ってことで。
ポリアンナ症候群
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
“ポリアンナ症候群(ポリアンナしょうこうぐん、英: Pollyanna syndrome)は、心的疾患のひとつ。ポリアンナイズム(Pollyannaism)とも。現実逃避の一種で、楽天主義の負の側面を表すもの。
概要
1913年にエレナ・ホグマン・ポーターが書いたベストセラー小説『少女パレアナ(Pollyanna)』および『パレアナの青春(Pollyanna Grows Up)』(テレビアニメ「愛少女ポリアンナ物語」でも知られる)の主人公ポリアンナに由来して命名された。
一般的には、
• 「直面した問題の中に含まれる(微細な)良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決にいたらないこと」
• 「常に現状より悪い状況を想定して、そうなっていないことに満足し、上を見ようとしないこと」
などを指す。
”
反知性主義
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%BF%C3%CE%C0%AD%BC%E7%B5%C1
“「学歴・知性は無意味である」という知識や知識人に対する敵意を表す言葉。
無知蒙昧を擁護する立場ではなく、平等主義、実用主義、実践主義として現れる心的理念を表すこともある。
転じて、国家権力によって意図的に国民が無知蒙昧となる様に仕向ける政策の事。
英語: Anti-intellectualism”
モンテッソーリ教育
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%AA%E6%95%99%E8%82%B2
”モンテッソーリ教育(モンテッソーリきょういく、英:Montessori education または the Montessori method)は、20世紀初頭にマリア・モンテッソーリによって考案された教育法。
イタリアのローマで医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を見せ、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、その独特な教育法を完成させた。以後、モンテッソーリ教育を実施する施設は「子どもの家」と呼ばれるようになる。
モンテッソーリ教育法
モンテッソーリの木製教具
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オランダの教室 1915年
アメリカの教室 2007年
子供の家
1907年、ローマに最初に誕生した「子供の家(Casa dei bambini)」は、瞬く間に欧米を中心に世界各国に広がった。特にアメリカ合衆国では2度にわたってモンテッソーリ・ブームが起こり、アメリカ全土にその教育法が普及した。現在、アメリカの私立をはじめ数百の公立学校でもプログラムが導入され、3000ヶ所のモンテッソーリ・子供の家があるといわれる。日本には1960年代に紹介され、モンテッソーリ・プログラムを導入する幼稚園やモンテッソーリ教育を専門に行う「子供の家」が創設された。
感覚教育
モンテッソーリ「子供の家」の教室に入ると、整然と並ぶ色とりどりの「教具」と呼ばれる木製玩具が目に飛び込んでくる。これらはモンテッソーリの感覚教育法に基づく教材で、モンテッソーリとその助手たちが開発した。モンテッソーリ教育法では教具の形、大きさは無論、手触り、重さ、材質にまでこだわり、子供たちの繊細な五感をやわらかく刺激するよう配慮がなされている。また、教具を通し、暗記でなく経験に基づいて質量や数量の感覚を養うことと、同時に教具を通して感じ取れる形容詞などの言語教育も組み込まれている。
教具
ピンク・タワー(pink tower):1cm3 - 100cm3 までの立方体
円柱(cylinder blocks)
茶色の階段(broad stair, Brown Stair)
長さの棒(red rods)
色付き円柱
色板(Color tablets)
幾何たんす(Geometric cabinet)
幾何学立体(Geometric solids)
二項式(binomial cube)
三項式(trinomial cube)
構成三角形(constructive triangles)
実体認識袋(The mystery bag)
触覚板(Rough and smooth boards)
温覚筒(Thermic bottles)
重量板(Baric tablets)
圧覚板
雑音筒(Sound cylinders)
音感ベル(Bells)
味覚びん
嗅覚筒
数の棒 (Spindle box)
自発性と「敏感期」
常に子供を観察し、そこから学ぶ姿勢を貫いたモンテッソーリは、感覚教育と同様に重要と説いたのは、子供の中の自発性を重んじることである。どの子供にもある知的好奇心は、何よりその自発性が尊重されるべきで、周囲の大人はこの知的好奇心が自発的に現われるよう、子供に「自由な環境」を提供することを重要視した。また、子供を観察するうち月齢、年齢ごとに子供たちの興味の対象がつぎつぎ移り変わる点に着目し、脳生理学に基づき、さまざまな能力の獲得には、それぞれ最適な時期があると結論付け、これを「敏感期」と名づけた。モンテッソーリ教育の特徴の一面とされる一斉教育を行わない教育形態は、この子供たちの「自由」の保証と「敏感期」を育むモンテッソーリ理論の視点に立つものである。 モンテッソーリは、集中して遊んでいた子どもが玩具に夢中になり、目を輝かせていた幼児を見て、挫折しかけた研究の道を再度探求することとなった。敏感期の子どもに触発され、モンテッソーリ教育が構築されていったのである。
「整えられた環境」と教員養成
モンテッソーリ教育では、子供たちが安心して自由に遊び、作業のできる環境整備が重視される。教室が清潔に保たれ、子供の目線で教室を見渡せることにも配慮が求められる。また、モンテッソーリ教育法における教師の存在は、教室や教具と同様、整えられた環境の担い手の一つと考えられている。彼らには、教具などを扱う技術や管理する能力も要求されるが、何より子供を注意深く観察する態度が要求され、各々の子供たちの欲求に沿ってその教育を提供する注意深さが求められる。また、子供たちの集中時、それを妨げない心遣いや、子供の自発性を待つ姿勢も養成コースにおける重要な要素となる。晩年のモンテッソーリが力を注いだ教員養成方法は現在も世界各国で実践され、この厳しい教員養成もモンテッソーリ教育の特徴のひとつにあげられる。
日本におけるモンテッソーリ教育
子どもの自主性、独立心、知的好奇心などを育み、社会に貢献する人物となること(モンテッソーリ教育の終了は24歳)を目的とするモンテッソーリ教育は、欧米ではオルタナティブ教育として評価されている。一方、日本においては潜在能力を引き出す、知的能力をあげる、小学校のお受験対策といった英才教育や早期教育として注目され、幼児教育だと誤解されることが多く、マリア・モンテッソーリが、知的・発達障害の治療教育、貧困家庭の子供たちへの教育から、発展させてきた教育法であることはあまり知られていない。
教員資格
日本で取得できるモンテッソーリ教員の資格には、マリア・モンテッソーリが創立した国際モンテッソーリ協会(AMI[1])が認定する国際免状と、日本モンテッソーリ協会などの団体が認定する日本独自の免状の二種類がある。教員養成の場としては、AMIから国際トレーニングセンターとして認可された東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンターが1975年に開所、またAMIから友好関係団体として承認された日本モンテッソーリ協会が1968年に発足し教員養成コースを開設・公認している他、いくつかの団体が養成コースを開講している。
国際免状
国際モンテッソーリ協会(AMI)で定められている免状(ディプロマ)の種類には Assistants to Infancy(0~3才)、Casa dei Bambini(3~6才)、Elementary(6才~12才)があり、それぞれ教える事の出来る年齢が異なる。3才~6才のディプロマは、東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター(1975年に東京都新宿区四谷に開所、1976年より神奈川県相模原市)で、1年制(夜間2年制)の課程を履修し卒業試験に合格した者に授与される[2]。モンテッソーリ教育の創設者である故マリア・モンテッソーリにより認定された教師資格はこのAMI認定による国際免状のみであり、有資格者は海外においてもモンテッソーリ教師として認められ、働くことができる。現在国際免許取得のコースを毎年通年で開講しているのは東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター[3]のみである。
日本独自の免状
日本モンテッソーリ協会認定の教員資格免状は、1970年から2007年まで上智大学に付設していた「上智モンテッソーリ教員養成コース」[4]を引き継いだ東京モンテッソーリ教育研究所(東京都文京区)で、2年制(夜間)の付属教員養成コース[5]を履修し総合試験に合格した者に授与される。東京のほかに京都市伏見区、広島県安芸郡、福岡県宗像市、長崎県長崎市などの公認施設でも受講できる[6]。
その他
公益財団法人才能開発教育研究財団内の組織である日本モンテッソーリ教育綜合研究所・教師養成センターは、1976年から独自の通信教育を展開し、約3,000名の卒業生に「3歳~6歳コース」と「0歳~3歳コース」において教師としての基本的な知識と技能を伝えている。講座修了者のうち希望する者には資格試験を行い、合格者に研究所認定の資格証を発行している。
うめだ・あけぼの治療教育職員養成所(東京都足立区)で養成コースが開講されていたが、2007年に閉校した。
マリア・モンテッソーリ教育研究会(横浜市)では2008年に3年制のモンテッソーリ小学校教員養成コースを開講した[7]。
モンテッソーリ・スクール
モンテッソーリ教育法は主に乳児、幼児、園児あるいは児童を対象にしているが、欧米にはモンテッソーリの小学校は数多くあり、中学校や高等学校も存在する[8]。
日本においてはモンテッソーリ保育園や幼稚園は、カトリック系を中心に数多くあるが(カトリック系であっても雙葉学園では実践されていない)、学校法で規定され日本政府に認可されているモンテッソーリ小学校(公立・私立)はなく、一部私塾として放課後に小学生のためのクラスが開催されているのみである。 国際モンテッソーリ協会(AMI)認定の東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター直属の付属園(幼稚園スタイルと放課後小学生クラスを開講)としては東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター付属「聖アンナこどもの家」と同付属「聖イリナモンテッソーリスクール」の2園のみがある。
モンテッソーリ教育を受けた著名人
アンネ・フランク
ワシントン・ポスト誌の経営者および、ジャーナリストだったキャサリン・グレアム(Katharine Graham)
Amazon.comの創立者ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)
googleの共同創立者サーゲイ・ブリン(Sergey Brin)とラリー・ペイジ(Larry Page)
wikipedia創設者ジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)
シムシティなどで知られるシムシティシリーズの開発者ウィル・ライト(Will Wright)
現代経営学の父、ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)
アカデミー助演男優賞受賞者、映画俳優、監督、プロデューサー、国連平和大使ジョージ・クルーニー(George Clooney)
イギリス王室成員のウィリアム王子とヘンリー王子。
脚注
^ Association Montessori Internationaleの略、本部はオランダのアムステルダム
”
レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在 地上の楽園を求めて』高橋巌・小杉英了共訳 1993 角川選書
・神智学協会の創設者のブラヴァッキーがニューエイジの母。
・統一教会の合同結婚式(集団結婚式)では信者たちは原罪から浄化されるのだと信じられている。
・ニューエイジ=アクエリアン・エイジ(水瓶座の時代。1960年代から)。
ニューエイジャーにとって地上天国の到来は本質的に個人的な関心事であり、自己変革が世界変容を導くとする。自己責任のもとで真の潜在力を発揮して神のような存在になろうとする。
・神智学協会の最も著名な会員の一人が、独立インドの初代首相ネルーであり、ガンジーも神智学協会メンバーだった。神智学協会はインド独立運動を支援した。
他に有名な神智学者(神智学徒)としては、詩人のイェーツ、作曲家のスクリャービン、画家のカンディンスキー、モンドリアンなどがいる。
・ブラヴァッキー夫人が創刊した評論雑『ルツィファー』(ルシファー?)は、1889年6月、その前年に設立されたオカルト秘密結社「黄金の暁のヘルメス教団」の初めての公的宣言を掲載した。黄金の暁のヘルメス教団は古代ゲルマンのオカルトグループにその源を発するといわれているがそのルーツは不確かである。ブラヴァッキーから深い影響を受けたゲルマンの魔術結社の流れをくむのかもしれない。
イェーツはこの結社の設立二年後に加入した。
・秘密結社『黄金の暁』(GD=ゴールデン・ドーン)の組織力は十九世紀の末には衰えるが、教団の設立者の一人であるカグレガー・マザースに薦められて加入したアレイスター・クローリー(野獣六六六)によってその傾向が加速されたように思える。
黄金の暁の三人の設立者であるマザース、
ウィリアム・ウッドマン、
ウィリアム・ウィン・ウェストコットは神智学者たちが深く関与していた秘密結社(あるいは秘儀結社)フリーメイソンにも関わっていた。
アディアールにおける神智学協会国際本部の万神殿の場所にもメイソンの象徴である定規とコンパスがおかれている。
・フリーメイソンは『戦争と平和』でトルストイが描いてみせた。
・神智学者アニー・ベザントは、1893年パリで設立された共同メイソン教団として知られるフリーメイソンの支部「ル・ドロワ・トゥマン」に加入していた。この教団では女性会員が認められていた。
1902年にアニー・ベザントは「ル・ドロワ・トゥマン」をイギリスに、その後にインドにもたらした。
ジョージ・バーナード・ショウの恋人でもあったアニー・ベザントは書評を依頼されたブラヴァッキーの『シークレット・ドクトリン』を熟読したあとで神智学協会に入ることを決め、ブラバッキーが1891年に死んでから後、神智学協会の中心メンバーとなり、
1907年には神智学協会の代表となった人物である。
(ガンダムで有名な「サンライズ」というアニメ制作会社は、「黄金の夜明け団」と関連してそうな名前。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
明(イルミ)が治めるから明治(mage=魔術師)。啓明会や公明党と同じ訳語。
SAGEグループ(大日本皇道立教会が母体の紐付き陰謀論者集団=キリスト教の手先)を訳すと哲人結社。プラトンの哲人政治。表の王の影に(哲)学者(魔術師)あり。
ナルトの暁=黄金の暁会。
暁美ほむら=ズルワーン。
叛逆:黄金の暁会の拝火教ズルワーンが、女版イエスを支配する。 WASP側から、科学重視のキリスト教改変派(グラントリアン系欧州貴族)側寄りに変化。 ババリアのイルミナティのシンボルの梟(一つ目ではない)が印象的。 ババリアのイルミナティはグラントリアン側の改造版キリスト教系組織。
)
・ブラバッキーによれば古代の建築家たちの秘密儀式は薔薇十字団メンバーたちに受け継がれた。薔薇十字主義のはじまりは、三冊の小冊子がドイツに登場した17世紀初頭である。薔薇十字団が表明したものはニューエイジャーや神智学者が求めているものと全く同じ。
黄金の暁の創設者の一人であるウィリアム・ウッドマンは、アングリア(イギリスの古名)薔薇十字教会の最高位者としてしばらくの間薔薇十字主義の復興に尽力したが、その影響力の弱まった
1915年に北米で薔薇十字の古代秘教集団(Ancient and Mystical Order Rosæ Crucis)が設立されたAMORCは霊的認識に際して不可能から「不」を叩きだすようにと会員に教えている。
(秘密結社bot @scrtsociety_bot 3月31日
薔薇十字団 ローゼンクロイツァー。中世から存在すると言われる伝説の秘密結社。怪文書の刊行により三十年戦争を予言したといわれる。錬金術や魔術を駆使して人知れず世の人々を救うとされるがその起源や存在は非常に曖昧である。現在も薔薇十字団を自称する団体は度々現れている。
がと @D_251gato 2012年11月11日
錬金術師の名前ってそれだけで呪文っぽい。「ピコ・デラ・ミランドラ‼」って言ったら竜巻が起きて集められたものがその中心で凝固してひとつになりそうだし、「アグリッパ‼」って叫んだら一瞬の静寂のあとに煉瓦造りの家が潰れそう。
めめめ @merishsh 4月1日
テオフラストゥス・(フォン)・ホーエンハイム、通称パラケルススは、ルネサンス初期のスイスの医師、錬金術師。アグリッパと共にヨハンネス・トリテミウスの門下生であった(wikiより引用)
おうパラケルスス、ホムンクルスで会ったな……
八幡ブラジャー卿の帰還 @yanohata 2013年3月4日
アグリッパ(本名ヘンリー・コーネリウス ドイツ読みはハインリヒ・コルネリウス) (1486-1535)ドイツ生まれ。ルネサンス期の魔術研究家であり、錬金術師で カバリストそしてサマナー。同時期にパラケルススがいる。
元素学たん @gensogaku 2014年1月31日
パラケルスス(本名:P.A.T.B・フォン・ホーエンハイム) 医学に錬金術を導入した、生化学の祖ともいえる人物。「賢者の石の合成」「アゾット剣の所有」「ホムンクルスの創造」などの伝説を持つなか、「水銀、硫黄、塩」「亜鉛」などを発見するという真面目にすごい実績を残すひとよ。
そうね、ハガレンのホーエンハイムの元ネタはほぼ間違いなくこの人よね。 「硫黄、水銀、塩」はアラビア三原質と呼ばれるもので、アリストテレス四元素よりもさらに実用的な原質とされたもののことね。亜鉛はここには含まれないから分けただけよ。
宗教学たん@shukyogakutan • 8月7日
魔術の歴史を考えるとき、ハプスブルク家のルドルフ2世は超重要人物☆オカルト大好きなこの皇帝は、錬金術師、カバリスト、ヘルメス主義者を宮廷に雇い入れていろんな怪しい研究をやってたの。マニエリスム芸術もそこで発展するね。ロバートJ.W.エヴァンズの「魔術の帝国」は古典的な研究だよ!
※画像は引用元にてご覧ください
「薔薇十字団」の謎
http://inri.client.jp/hexagon/floorA7F/_floorA7F_rosicrusian.html
“
薔薇が象徴的に描かれた
薔薇十字文書『至高善』の扉絵。
上の文字は「薔薇は蜜を蜂に与える」
と訳すことができる。
■■■第1章:人々を熱狂させた「薔薇十字団」の登場
■■ドイツで噂になっていた「薔薇十字団」がパリにも出現?
30年戦争という混迷の時代に突入した1623年のパリの街で、不思議な事件が起きた。「薔薇十字団長老会議長」という署名の入ったポスターが、一夜にしてパリの街中の壁に貼り出されたのである。そのポスターには次のような意味不明の言葉が記されていた。
「我ら薔薇十字団の筆頭協会の代表は、賢者が帰依する、いと高き者の恩寵により、目に見える姿と目に見えない姿で、当市内に滞在している。われら は、本も記号も用いることなく滞在しようとする国々の言葉を自在に操る方法を教え導き、我々の同胞である人類を死のあやまちから救い出そうとするものであ る。──薔薇十字団長老会議長」
パリ市民は、この宣告文を読むや、今ドイツで噂になっている「薔薇十字団」のメン バーが、このパリにも出現したことを確信し、歓喜した。その反響があまりにも大きかったため、大がかりな捜査が行なわれたが、その首謀者は特定されないま ま、この奇怪な事件は迷宮入りとなってしまう。
1623年、パリの街中の壁に貼り出された
薔薇十字団員への大会出席を招請するポスター。
貼り出したのが誰だったかは、全くわからなかった。
「秘密結社」というと、一般的には強大な権力によって、政治や歴史を裏から操る闇のネットワーク、フリーメーソンの陰謀説に代表されるきわめて政治色の強いグループという印象があるかもしれない。しかし、本来の「秘密結社」とは、もっと宗教的なもので、神という至高の存在の本質を探るために組織された学術的な研究グループ的性格を持っていた。
薔薇十字団とは、まさにこうした本来的な意味での秘密結社の代表と考えられるが、17世紀の初頭、歴史の表舞台に姿を現したのは、たった数年だったのだ。しかし、この謎の結社の存在は世界中に知れわたり、今日にいたるまで、その教祖C・R・Cとともに神秘のべールに覆われたままなのである。
■■ドイツで謎の「薔薇十字文書」が相次いで出版され大きな反響を呼ぶ
もともと、ヨーロッパにおける薔薇十字団の話は、ポスター事件をさかのぼる数年前の1614年、ドイツのカッセルで出版された1冊の書物に始まる。そのタイトルは『世界の普遍的改革』で、出版人も著者名も記されていない奇妙な書物だったが、その付録として刊行された『薔薇十字団の伝説』(ファーマ・フラテルニタティス)こそ、この謎の結社を世に知らしめた最初の文書であった。
1614年、ドイツのカッセルで出版された
『薔薇十字団の伝説』の表紙。
薔薇十字団の存在を世に知らしめた
最初の文書であった
記録によれば、この正式出版の前の1610年ごろから、すでにこの本の原本となる写本がヨーロッパの各地に出回っていたことがわかっている。ただし、その著者はどこの誰とも知れなかったし、そこに書き連ねられた夢とも現実ともつかない物語も、かなり奇怪な内容だった。
例えば、人類を死や病といった苦しみから永遠に解放する(つまり不老不死の実現)ために、ここ120年の間、世界各地で活動を続けてきた秘密の組織 「薔薇十字団」という秘密結社の存在や、それを組織したという創始者R・CあるいはC・R・Cと呼ばれる人物の生涯が克明に記されているのだ。
実に謎めいていて、一見するとおとぎ話のような話だが、そこに主張される文脈に は、一貫性があったし、そのころあらゆる意味で形骸化し、新鮮さをなくしていた体制権力としてのキリスト教に対抗するだけの斬新な思想も含まれていたため に、民衆はそのわずか数ページにも満たない小冊子を真実として熱狂的に受け入れたのだった。
そして翌年1615年には同じカッセルで、『薔薇十字団の信条』(コンフェッシオ・フラテルニタティス)が出版される。
それはドイツ語ではなく、ラテン語によって書かれ、内容は『薔薇十字団の伝説』によって宣言された教皇制の打破による世界改革をさらに強調するものだった。すでにこのころには、その存在はまたたく間にドイツ各地に広がっていた。
(左)『化学の結婚』の表紙。
その難解な記述は同胞でなければ理解できなかったという。
(右)ヨーハン・ヴァレンティン・アンドレーエ。
『化学の結婚』の著者は彼だといわれている。
そして、この秘密組織の存在を決定的にする第3の文書がその翌年1616年、今度はシュトラスブルクで出版される。『化学の結婚』という書物がそれである。
そこには深遠な錬金術思想が描かれており、ここに登場するクリスチャン・ローゼンクロイツこそ、先の2つの文書に描かれていた秘密組織の匿名の創始者C・R・Cであると考えられ、誰もがそれを疑わなかった。
■■薔薇十字団が登場した頃の時代背景 ~ヨーロッパは混迷を極めていた~
薔薇十字団の実態が、錬金術や魔術といった神秘学をその根幹にし、そのことによって神々と人類の待ち望む理想の世界を実現しようとするグループであることが、おぼろげながらわかってきた。
その性格のため、おそらく16世紀頃に活動を開始していたと思われる薔薇十字団の起源としては、いくつかの秘密結社が取り沙汰されている。
そのひとつが、ヨーロッパ各地を遍歴し、独自の「自然哲学」で神を冒涜したとして教会の異端審問にかけられ、たびたび投獄された“錬金術師”ハインリクス・コルネリウス・アグリッパの組織「黄金十字団」である。
また、錬金術師ストゥデイオンによってニュールンベルクで結成された「福音十字団」がそのルーツだというものから、化学者であり、高名な医者でもあったパラケルススこそがその創立者であるとする説まで様々にいわれてきたが、肝心の、薔薇十字文書には、そうした推論を裏づける記述は一切ない。ごく限られたメンバーによって厳格な運営がなされていると書かれているにすぎないのである。
こうした、薔薇十字文書がドイツでかなりの反響をもって受け入れられたことは、この組織と、これらの出版物に唱えられた宣言を誉め称える本や、頭から否定する告発本や研究書の類いが相次いで出版されたことからも推し測ることができる。
この時代は、ご存じのようにルターによる「プロテスタント運動」、一般大衆の覚醒による「農民一揆」、そしてペストや梅毒などの「疫病の流行」など、ヨーロッパは動乱の渦中にあった。特に薔薇十字文書が発表された当時のドイツは30年戦争のさなかにあったのだが、30年戦争とは、旧来の教えであるカトリックと新教であるプロテスタントとの威信をかけた最後の宗教戦争であった。
時はまさに混迷を極め、人々は信じるに足る確かな価値観をひたすら求め、苦悩していた時代である。カトリックの普遍主義も新教徒のナショナリズムも、いずれもマイナスにしか機能せず、知識人は深い思想的混乱の淵をさまよっていた。
そうした時代を背景に、突如としてこれまでのどの価値観とも違う全く新しい教えが名乗りを挙げたわけである。そしてこの革新思想に賛同し、自らもこの秘密組織の結社員となることを画策する人たちも現われたのであったが、この薔薇十字思想はまたたくまにドイツ本国を離れて国際的にヨーロッパ各国に波及していった。
■■あっという間に歴史の表舞台から消えてしまった薔薇十字団
だが、一瞬その存在をかいま見せただけだった薔薇十字団の全貌はついに見えないまま、『薔薇十字団の名声』の出版から数十年を経た1648年以降、二度とその直接的な証左を見せずに、歴史の表舞台から消えてしまう……。
また、16世紀後半になると、薔薇十字思想を含めた魔術的ルネサンスに対する反動として、それまでヨーロッパ各地で繰り広げられていた「魔女狩り」などが更に盛んになり、“異端思想”に対する激しい非難が巻き起こったのであった。
いったい薔薇十字団はどこへ消えてしまったのだろうか? 噂とともに現われ噂とともに姿を消した薔薇十字団はフィクションだったのだろうか?
しかし当時の人々には、薔薇十字団は全く跡形もなくなったのではなく、消滅したと信じられてもいなかった。人々はむしろ、薔薇十字の結社員たちは30年戦争の惨禍からヨーロッパを救うために遠いオリエントからやって来た賢者たちで、混乱が収拾されると同時に役目を終えて再び東方の故郷に帰っていったのだ、と考えていた。そういう噂がまことしやかに流布されたのである。
今でも多くの人々が薔薇十字団は確かに実在し、今も世界の各地にその支部が息づいていると信じている。ある者は中央アジアの奥地にその拠点を移したといい、また、オーストリアのカールヌバートにあるというものや、マダガスカル諸島のひとつモーリスに移住したとする具体的な情報から、今は「ボヘミヤ団」という秘密学派に姿を変え、ドイツのシユヴァルツヴァルトに存在するとする説までさまざまな噂が後を絶たない。
また、薔薇十字団が消えると同時に近代フリーメーソンが誕生していることから、薔 薇十字団はフリーメーソンに姿を変えたと主張する者もいる。フリーメーソンの儀礼や綱領のなかに、数えきれないほどの薔薇十字思想が含まれていることも大 きな根拠の1つになっている。しかし、当館はこの説に関しては否定的である。フリーメーソンと薔薇十字団はメンバー間の交流はあったとしても、組織として は直接何の関係もないと思われる。
まあいずれにせよ、薔薇十字団が、後のヨーロッパ文学や音楽に多大な影響を与える一方、西欧オカルティズムにとって、密教的な源流となる巨大な存在 であったことは間違いない。言いかえれば、薔薇十字思想の存在そのものが、今日の西洋神秘学を成立させていると断じることもできるだろう。
上の薔薇十字は、「ヘルメス薔薇十字」、
または「錬金術薔薇十字」と呼ばれているもので、
古くから伝えられている錬金術的象徴である。
複雑に小宇宙と大宇宙のシンボルが組み合わされ、
仏教におけるマンダラのようなものとなっている。
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■■■第2章:「薔薇十字」の名称の由来と古代エジプト神秘学団の謎
■■薔薇十字の象徴はキリスト教以前のものである
ここで、「薔薇十字」という名称の由来について触れておきたい。これについては、研究家たちの間で様々な意見が出されている。
最も多い意見としては、インドやペルシアを原産地とする薔薇はアレキサンドリア文化、つまり東方の秘伝的知識を象徴し、十字架は西方のキリスト教的世界を象徴している、というものである。つまり、十字の交叉点に薔薇の花を配した「薔薇の十字架」は、クリスチャン・ローゼンクロイツが統合した東西の叡智を表している、というものだ。
しかし、十字架をそのまま“キリスト教の象徴”として結びつけるのは間違っている と言わざるをえない。なぜなら、「薔薇の十字架」は、キリスト教が発生する遥か昔、古代エジプトのイクナトン王の時代に使用されていたものが遺跡から発見 されているためだ。つまり、十字架はキリスト教の専売特許ではないし、「薔薇の十字架」もキリスト教とは直接関係のないルーツ(古い歴史)を持っているの である。薔薇十字の象徴は、キリスト教発祥の1300年以上も前から存在していたことが判明しているのである。
著名なフランスの秘密的伝統主義者ルネ・ゲノンなど は、キリストが十字架の上で死んだから十字架がキリスト教のシンボルになったのではなく、もともと十字架が極めて重要なシンボルであったからこそ、キリス トは十字架の上で処刑されたのだ、と言っている。また、別の研究家によると、原始キリスト教団のメンバーが、古代エジプトで使われていた十字のシンボルを 採用したということである。
(左)「人智学協会」を創設したルドルフ・シュタイナー。
(右)自らの著作の中で薔薇十字団員であることを
告白したロバート・フラッド。薔薇十字団の教義を
体系化して壮大な集成を作り上げた。
なお、「薔薇十字」は、人智学の創始者ルドルフ・シュタイナーによれば、十字架は肉体を、薔薇は魂を意味しており、薔薇十字団から伝えられる叡智が、十字架から薔薇を解き放って自由にするためのものだという。自由になった薔薇(魂)は、高次の世界へと上昇できるという。
また、薔薇十字思想の流れを汲むロバート・フラッドの意見では、十字は救世主の叡智、完全な知識を意味し、薔薇は純潔と禁欲を意味する。そしてその結合が錬金術的な宇宙創造を象徴しているという。
■■薔薇十字とエッセネ派
「薔薇十字」に関して、ある高名な神秘思想家は次のように語っている。
「……たくさんのグループが、仕事を続けてきた。そして、多くは今なお働いている。たとえば、薔薇十字団は西洋における秘教のグループだった。それ は何世紀にもわたって仕事を続けてきた。実のところ、薔薇十字団はキリスト教系のグループではない。キリスト教成立よりもさらに古い歴史をもっている。薔 薇十字団は“バラ色の十字(Rosy Cross)”という秘教グループに属しているのだから。
“十字”というシンボルは、キリスト教が創造したものではない。それはキリスト教よりも古い起源を 持っている。イエス自身、エッセネ派として知られる秘教グループによってイニシエートされていた。だから、キリスト教の祝祭日は、イースターやクリスマス を含むどれもが、キリスト教以前のものだ。つまり、キリスト教は古代の伝統を吸収しただけなのだ。
イエス自身、ある秘教グループの一員として、後に彼が大衆に伝えようとした多くのことを伝授された。このグループは、イエスのために下地を準備しようとしたが、間に合わなかった。結局、それはうまく機能することができなかったのだ。
われわれは皆、洗礼者ヨハネがイエスの前にやってきたのを知っている。彼はイエスを待つ30~40年の間、ただひとつの教えだけを言い続けた。『私 はただの先駆けだ、まことの人はまだやってきていない。私は、ただ土台を用意するために来ただけだ。まことの人がやってくれば、私は消える』と。
ヨハネは、40年間、ヨルダン川のほとりにとどまり、人々に洗礼をほどこした。やがて、きたるべき〈まことの人〉の名において、彼はあらゆる人に洗 礼をほどこし、あらゆる人をイニシエートしていた。そして、誰もがこう尋ねるのだった。『誰が、来ることになっているのですか?』
国中が、やってくる人のことで騒然としていた。その人の名は、洗礼者ヨハネにすら知られてはいなかった。彼もまた、待たねばならなかったのだ。洗礼者ヨハネはエッセネ派に属していた。そして、イエスもまた、その過去生で、エッセネ派グループに入門した重要メンバーのひとりだった。
時は至り、ついにイエスが洗礼者ヨハネから洗礼を受けるためにやってきた。そして、洗礼者ヨハネは、イエスが洗礼を受けた日から、姿を消してしまっ た。その日、彼はヨルダン川でイエスを洗礼すると、まもなく立ち去り、二度と姿を現さなかったのだ。そのため、人々の間で〈まことの人〉がやってきたとい ううわさが広まった。それは、40年間絶え間なく、洗礼者ヨハネが、人々に語り続けていたことなのだ。まことの人がやってきたとき、『私は彼を最後に洗礼 し終えたあと、姿を消す』と。
そして洗礼者は消えた。つまり、洗礼はキリスト教に先行するものなのだ。まず洗礼があり、それからキリスト教が始まった。そして、この洗礼者ヨハネも特殊な秘教グループ“エッセネ派”に属していたのだ。」
■■古代エジプトに存在した神秘学団の謎
(左)世界各地の秘教グループに通じていた
神秘の超人G・I・グルジェフ。
(右)エジプトの大ピラミッド。
独特の超人思想で知られている神秘思想家のグルジェフは、古代エジプトとキリスト教の秘められた関係について、次のような興味深い事柄を語っている。
「キリスト教会とキリスト教の礼拝形態は、教会の神父によってつくられたのではない。すべて、既にできあがったものをエジプトからとりいれたのだ。それも我々の知っているエジプトからだけではなく、我々の知らないエジプトからもだ。この後者のエジプトは、前者と同じところにずっと以前に存在していた。歴史の時間の中ではそのほんのわずかな部分が生き残ったにすぎず、そのうえそのわずかな部分は秘密裡に実に巧みに隠されてきたので、我々はどこに隠されているかさえ知らない。」
「この有史以前のエジプトはキリストが生まれる何千年も前からすでにキリスト教国であった、つまり、その宗教は真のキリスト教を構成しているのと同 じ原理と観念とから成っていた、と聞くと多くの人は奇妙に思うかもしれない。この有史以前のエジプトには特殊なスクールが存在していて、それらは〈暗誦のスクール〉と呼ばれていた。これらのスクールではある決まった日に──毎日行なうところもあったが──公開の暗誦がなされた。その暗誦には、そこで学びうる諸学の全コースが凝縮されていた。時にはこの暗誦は、一週間から一カ月にわたることもあった。
この暗語のおかげで、このコースを終えた人はスクールとのつながりも失わず、学んだことすべてを記憶にとどめることもできた。時には彼らはその暗誦を聞く ためだけにはるばる遠方からやってきて、スクールとのつながりを強く感じて帰っていった。一年の内にはとりわけ完全な暗誦が行なわれる特別の日が何日かあ り、その日には暗誦は特別の厳粛さをもって行なわれ、またこういった日そのものが象徴的な意味をもっていた。」
「こういった〈暗誦のスクール〉がキリスト教会のモデルとなった。だから、キリスト教会の礼拝形態は、ほとんど完全に、宇宙と人間を扱った知識体系 の暗誦の過程を表わしているのだ。それゆえ、個々の祈り、讃美歌、応唱聖歌などはすべて、聖日やあらゆる宗教的シンボルと同様にこの暗誦の中では独自の意 味をもっていた。ところが、その意味は遥か昔に忘れられてしまったのだ。」
(左)太陽で象徴される唯一神アトンを崇めるイクナトン夫妻。
(右)イクナトン(アメンホテップ4世)の像。
多神教を否定し、遷都し、大規模な宗教改革を実施した。
彼は世界史上初めて一神教を取り入れた人だと言われている。
このグルジェフが示唆した古代エジプトの神秘学団に関して、もう少し別の角度から掘り下げてみたいと思う。
とある情報によると、薔薇十字団のもともとのルーツは、紀元前1500年頃に古代エジプトのトトメス3世が設立した「秘密の学習塾」にあるとされている。(紀元前1489年4月に秘密の「神秘学団」を公式に設立させるための集会が開かれた)。この「秘密の学習塾」は大自然の神秘的で驚異的な法則と原理を学び、応用することに専念するためのものだったという。
トトメス3世は大自然の探求に専念したが、この「秘密の学習塾」が本格的に発展し始めたのは、約70年後にテーベの宮殿で生まれた彼の子孫のアメンホテップ4世の時だとされている。彼は若い時に「秘密の学習塾」に入門し、当時の最も啓発された人物に成長し、その秘奥教義に激励され、ついには古い宗教に基づいているアメンホテップの名前を「イクナトン」に変えてしまったとされる。
イクナトンは神秘学団のリーダーとして、古代エジプトに宗教と芸術と文化の改革をもたらし、当時の世界では多神教が一般に信じられていた時、世界で初めて「神」は唯一の存在であると声明して 「一神教」を推進させたという。
(左)古代ギリシアのミレトス学派の始祖ターレス。
7賢人の筆頭に挙げられる多才な人物であり、
エジプトから幾何学を取り入れた人物でもある。
(右)「ピタゴラスの定理」で有名なピタゴラス。
エジプトやバビロニア、インドに赴いて神学を学び、
南イタリアに、オルフェウス教の流れをくむ教団を組織。
この「ピタゴラス教団」は、神秘主義的な側面を持ち、
当時は秘密結社ともいえるものであった。
この古代エジプトの神秘学団はどんどん発展していき、何世紀か後には古代ギリシアの哲学者たちがエジプトに渡り、この神秘学団に入門したという。しかし、ギリシアからの求道者全員が入門できたわけではなく、ターレスやピタゴラスのような、ある種の適格者のみが、この英知の門前に歩み寄り、厳しい試練(入門儀式)を受けることが許され、その教義を彼ら自身の国で広めることが許されたという。
このようにして古代エジプトの秘教はエジプトからギリシアへ、そしてローマへと慎重に伝えられていき、西洋では“薔薇十字思想”として伝承され、中世においては当時の特殊事情のため、様々な名称の下に秘匿されたというわけだ。
●
ちなみにモーセは、この古代エジプトの神秘学団で「一神 教」の概念を修得し、エジプト脱出後にヘブライ人の宗教にこの一神教の概念を取り入れたとも言われている。しかしこの時、「一神教」の概念は歪められてし まったといわざるをえない。なぜなら、もともと古代エジプト神秘学団では、「唯一神」は人格化されたものではなく、太陽が唯一神の象徴として崇拝されていたのだ。それに対し、ヘブライ人の一神教の唯一神は、人格化された神「ヤハウェ」となってしまっている。
なお、初期の古代エジプト神秘学団のメンバーたちは、大ピラミッドの地下の密室で学習していたともいわれている。また有名なソロモン王の壮大な神殿「ソロモン神殿」の建設者に、神秘学団に所属するのアデプト(達人)や大家や教師たちが、その隠された英知の一部を与えたとも伝えられている。
(左)古代エジプトの壁画に描かれた「ホルスの目」。
(右)古代エジプト人が身につけていた「ホルスの目」の腕輪。
「ホルスの目」は、古代エジプト神秘学団が使用していた
シンボルマークでもあった。
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■■■第3章:19世紀の神秘主義の興隆と薔薇十字団の復興
■■「英国薔薇十字協会」、「黄金の夜明け」団……
ヨーロッパの19世紀は、科学主義が登場し、ロマン派が力を失っていくように見えながら、一方で神秘主義、オカルティズムが台頭しつつあった時代である。その代表に、ロシアのラスプーチンや、グルジェフ、後にルドルフ・シュタイナーに大きな影響を与え、近現代のオカルト史の源流「神智学協会」を設立したマダム・ブラバッキーなどがいる。
(左)フランス神秘主義復興の基礎を築いたエリファス・レヴィ
(右)イギリスの小説家エドワード・ブルワー・リットン卿
この「神智学協会」の東洋的秘教重視に対抗する形で、カバラに代表される西洋的秘教を方法論とする結社が、同じ頃のイギリスに現れる。のちにフランス神秘主義復興の基礎を築いたエリファス・レヴィが参入していたともいわれている「英国薔薇十字協会」(1865年頃設立)がそれである。
その責任者の一人が、幻想小説『ザノー二』や『ポンペイ最後の日』『不思議な物語』の作者エドワード・ブルワー・リットン卿であった。日本では歴史作家として明治初期から紹介されてきた大作家である。
(左)英国薔薇十字協会の正装をしたウィン・ウェストコット
(中)英国薔薇十字協会の至高術士ロバート・ウッドマン
(右)儀式魔術の大家マクレガー・メイザース
この「英国薔薇十字協会」から枝分かれしたのが「黄金の夜明け」団(1888年設立)である。主導したのは英国薔薇十字協会幹部のウィン・ウェストコット、および同会至高術士ロバート・ウッドマン、そして儀式魔術の大家マクレガー・メイザースらである。
埋没した古代密儀を解読し、復活させることを目的とするその教団は、友人の牧師ウッドフォードからウェストコットが預かったドイツのある結社の入門札のメモである暗号文書と、首領からの手紙から始まったのだという。
が、これは教団創設にあたってのウェストコットによる作為的創作であり、ある種の権威づけにすぎなかった。事実、教団の拡張に満足したウェストコッ トにより2年後にはこの通信は打ち切られている。だが、別にもうひとりの「秘密の首領」が、今度はメイザースに書簡を送りはじめ、このことによりメイザー スはたちまち教団の主導権を握る。
以後、「黄金の夜明け」団の活動は、その手紙の差し出し人でもある第2の「秘密の首領」の指示によって運営され、同時に高等魔術の伝達が開始されるという形式をとり、教団はより魔術色の強い結社に成長していく。
高等魔術の実践と秘教的能力や智恵の獲得をその目的とする「黄金の夜明け」団は、 メイザースによって発掘され翻訳された『アブラメリン』をはじめとする数々の古代エジプト文献に加え、その徽章である「黄金の十字架」とヘブライ文字の刻 まれた薔薇の花弁に象徴されるカバラ、エジプト神秘劇、キリスト教神秘思想、錬金術、薔薇十字思想の統合化による“魔術”のシステム化を確立した。
この「黄金の夜明け」団が他のオカルト結社と大きく異なる点は、その参入者の職業の多様さにある。医師、弁護士、俳優、詩人、作家、牧師、技師、職人、果てはインド太守までが団員名簿に名を連ねていた。
最初の参入者は、フランスの大哲学者アンリ・ベルグソンの妹モイナ・ベルグソンで、オスカー・ワイルド夫人、ケネス・マッケンジー未亡人も参入している。創設から2年で団員は100人を数え、ノーベル賞詩人のウィリアム・イエイツや女優のフローレンス・ファーなどの有名人も入団した。
ノーベル賞詩人のウィリアム・イエイツ。
「黄金の夜明け」団の主要メンバーとして活躍。
1892年、メイザースは奥義の熟達者のみを選抜し、後に教団分裂のきっかけとなる新しい内部結社「ルビーの薔薇と金の十字架」団をパリに創設する。1898年には、ケンブリッジ大学の学生であったアレイスター・クロウリーが「黄金の夜明け」団に入団。このことをきっかけとして、以前から内紛状態にあった教団の亀裂は一層本格化した。
その打開策として錬金術研究家のアーサー・E・ウェイトやウィリアム・イエイツらが結束し、更なる独裁色を強めるメイザースをクロウリーとともに教団から追放(1900年4月)。1902年に団内改革が行なわれ、「黄金の夜明け」団は「暁の星」団と改名された。しかし、トラブル続きで重要団員の退団が相次ぎ、教団は衰退の一途をたどった。
なお、教団を追放されたクロウリーは、1907年に自分の結社「銀の星(A∴A∴)」団を創設した。彼は20世紀最大の魔術師とも言われるが、過激な性格と数々のスキャンダルで世間を騒がせたため、彼に対する評価は二分されている。
(左)魔術儀式を行なう若き日のアレイスター・クロウリー
(右)「銀の星」団における古代ギリシアの儀式の様子
■■「薔薇十字カバラ」団、「カトリック薔薇十字」団、「古代神秘薔薇十字」団……
以上のほかにも、薔薇十字の流れを汲む団体が多数出現した。
例えば1886年に、詩人にして作家スタニスラス・ド・ガイタが「薔薇十字カバラ」団を 創設した。この教団はレベルに応じて宗教系私立大学のような学位を授与していた。習得する知識の範囲は薔薇十字団とカバラの歴史およびヘブライ語であっ た。この教団の指導部にはいろいろな意味でそうそうたる顔ぶれがそろっていた。ジェラール・アンコース博士はマルチニスト会の指導者で、ロシア皇帝ニコラ イ2世の顧問であった。ポール・アダンは題材豊富な小説家で、ガイタの影響のもとに『存在』『舞台装置で』『愛のパレード』のような秘教的で晦渋な小説を 書いた。
(左)「薔薇十字カバラ」団を創設したスタニスラス・ド・ガイタ
(右)「カトリック薔薇十字」団を設立したジュゼファン・ペラダン
1890年には、ガイタの朋友にしてキリスト教神秘主義者の作家ジュゼファン・ペラダンが、ガイタから離れて「カトリック薔薇十字」団を設立。彼の活動の中心は文学と芸術であった。彼は「あらゆる芸術は魔術である」をモットーに世紀末の芸術家たちを巻き込んで新しい魔術活動を展開していった。
1909年には、アメリカ人スペンサー・ルイス博士が合衆国を本拠とする「古代神秘薔薇十字」団(AMORC)を創設した。いかなる宗教的・政治的権威からも独立していることを主張し、自然の法則の調査・研究と人生への活用を目的とする、学術的色彩の濃い団体として発展していった。
1910年には、デンマーク人マックス・ハインデルがロスに「薔薇十字協会」を創設した。この協会での教えは、聖書、占星術、薔薇十字団の宇宙創成論に及んでいるが、活動の大半は病気治療にあてられているという。
なお、この他に、“薔薇十字”と名乗る営利を目的としたグループや、または純粋に精神的な目的のために象徴的に“薔薇十字”を名乗っているグループが存在しており、更に今後も、そのような擬似団体は増加すると予想されるので、注意されたい。
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■■■第4章:薔薇十字の超人 クリスチャン・ローゼンクロイツの謎
■■クリスチャン・ローゼンクロイツ
薔薇十字団の教祖C・R・C、すなわち
クリスチャン・ローゼンクロイツを描いたとされる絵。
しかし、これが本当に本人なのかは諸説紛々である。
1章で触れたことだが、薔薇十字団を世に知らしめた最初の文書は、1614年にドイツで刊行された『薔薇十字団の伝説』(ファーマ・フラテルニタティス)という謎の文書であった。
しかし、その内容は団の紹介というよりも、ひとりの人物の数奇な生涯を記すことに終始していたのである。その人物の名はC・R・C、すなわちクリスチャン・ローゼンクロイツ。1378年にドイツに生まれ、1484年に106歳で没したという薔薇十字団の教祖である。
東方を遍歴し、賢者たちから授かったという彼の秘教的知識、そして彼の目指した崇高な目的に、当時の知識人たちは驚愕し、魅了された。そして誰もが薔薇十字団に興味を持ち、入団を希望したのだった。その熱狂ぶりは、まさにセンセーショナルなものだったといえるだろう。
■■真の知識と叡智を求めて東方の地を遍歴
『薔薇十字団の伝説』で描かれているクリスチャン・ローゼンクロイツの半生は次のようなものである。
彼は16歳の時、賢者の導きにより東方の地アラビアへ旅立ち、各地を遍歴した。そしてアラビアの賢者たちからオリエントの神秘学、医学や数学、物理、アラビア語を本格的に学び、彼はそこで実に短期間のうちにその奥義をマスターしてしまった。
しばらくして、世界に遍満する真理を解き明かした奥義書『Mの書』を賢者の一人から授けられた。彼はそこで、アラビア語で書かれた『Mの書』をラテン語に翻訳したが、これは後に薔薇十字団の活動の中核的バイブルとなった。
それから何年かして、数え切れないほどの奥義書や不可思議な道具を携えて、故郷のドイツに帰り、一軒の家を建てると、そこにこもって神秘思想の研究生活を始めた。
■■弟子とともに「聖霊の家」で奉仕活動
それから5年後、クリスチャン・ローゼンクロイツは3人の弟子を養成したが、全員、医学の知識を身につけていたので、助けを求めてやってくる病人を治療す るようになった。彼らは病気に効く薬草も知っていたし、各人によって違う養生の仕方も心得ていたので、病人たちは奇跡的ともいえるスピードで治癒していっ た。
こうして病人の治療が彼らの重要な仕事の1つになった。もちろん、彼らは病人の治療を一切無料で行なった。
その後も、彼らは熱心に働いたが、噂が噂を呼び、訪れる病人がどんどん増えていくと、今までの小さな家では間に合わなくなってしまったので、彼らは家を大きなものに建て替えた。彼らはその家を「聖霊の家」と名づけた。そして新たに4人の団員を迎え入れ、自分たちの仕事に誠心誠意打ち込んだ。
この7人の弟子とクリスチャン・ローゼンクロイツの計8人の活動が、薔薇十字団の始まりとされる。
その後、クリスチャン・ローゼンクロイツの指導により、弟子たちは世界各地に出かけて、善行を施すかたわら、自分たちが保有する秘義を、これはと思 う人物にひそかに伝えるよう努力した。それは人目につかず、決して華々しい活動ではなかったが、確実に浸透して特に学問や芸術の分野で着々と成果をあげて いった。
なお、この時、弟子たちの間でいくつかの約束事が出来あがったが、それは何百年もの時が経過しても、薔薇十字団員であることを証明する基準となるものであった。この『薔薇十字団憲章』は、以下の6項目から成り立っていた。
【1】 自らすすんで、無報酬で病人を治すことを名誉と考え、何事も公言しない。
【2】 特別な習慣を身につけたり、特別な衣装を着たりはしない。その土地の習慣に合わせた格好をして生活する。
【3】 毎年1回、特定の日に「聖霊の家」に集まる。もし出席できないときは手紙を出してそれに代える。
【4】 死に臨んで、必ずひとり、後継者を決めること。
【5】 今後「R・C」という文字が、団員の唯一の印・記号・符号となる。
【6】 100年間は沈黙を守って、団の存在を世界から隠しておく。
■■謎に満ちた死と驚くべき予言
クリスチャン・ローゼンクロイツの死は非常に謎に満ちている。弟子たちの活動が軌道に乗り、薔薇十字団のひとつの形が出来上がると、クリスチャン・ローゼ ンクロイツはそろそろ自分はこの世から消えてもいいと思うようになった。この時代での自分の使命は終わり、為すべきことは果たしたと考えたからだ。
クリスチャン・ローゼンクロイツは、「私は120年後にもう一度よみがえるだろう」という謎の言葉を残して、1484年に106歳の生涯を閉じた。これが名高い“神秘的な死”あるいは“哲学的な死”といわれているものである。
6人の弟子はクリスチャン・ローゼンクロイツの指示通りに、彼の肉体を秘密の墓に安置した。そうして墓室は閉じられ、そこに至る扉は隠し扉として巧みにカモフラージュされた。6人はこの墓の存在を秘密にし、薔薇十字団員としての仕事を遂行していった。
それから100年以上の年月が流れた。6人の弟子も死に、彼らの教え子たちが薔薇十字の教義を受け継いでいた。薔薇十字の教えも文化の中に自然に溶 け込み、ゆるやかに改革が続けられていた。もはやクリスチャン・ローゼンクロイツの秘密の墓について知る人は誰もいなくなった。
120年後に、予言通り秘密の墓から甦った
クリスチャン・ローゼンクロイツを象徴的に描いた絵
歳月は流れて120年後の1604年、巧みにカムフラージュされていたクリスチャ ン・ローゼンクロイツの墓が偶然発見されるという出来事が起こった。埋葬室は7つの壁に囲まれた不思議な形の地下室であった。枢は部屋の中央に飾られた祭 壇の下にあり、クリスチャン・ローゼンクロイツの遺体は信じがたいことに腐敗も白骨化もせず、羊皮紙の聖典を手に、まるで生けるがごとく艶やかな肌を保っ て横たわっていた。その予言の通り、彼は120年後によみがえったのである。
それだけではない。埋葬室には超古代の叡智をうかがわせる不可解な遺物が満ちあふれていた。たとえば、天井近くで輝く人工の光。窓のない地下室だから自然光は射し込まない。にもかかわらず、室内には明るい光が降り注いでいた。
さらには、現代の蓄音機やテープレコーダーを思わせる、音声を機械的に発生する装置も残されていた。ほかにも聖なる秘密の知識を満載した多数の書物、現代では製法もわからない秘薬、使用法不明の不可思議な形状の書械類なども納められていた──。
以上が、1614年にドイツで刊行された『薔薇十字団の伝説』(ファーマ・フラテルニタティス)という謎の文書に書かれている、クリスチャン・ローゼンクロイツの半生と、薔薇十字団創設の経過である。
■■世の大論争の中で団員が明かした衝撃的な情報
フランスの哲学者デカルト。
彼は薔薇十字団への入団を切望したという。
当時、一連の薔薇十字文書が公開されることで巻き起こった反響は凄まじいものがあった。多くの人が薔薇十字団に興味を持ち、どうすれば入団できるかを知りたがった。特に知識人に与えた衝撃は大きく、あの大哲学者デカルトさえ入団を切望してあらゆる手段を尽くして接触を試みたというエピソードも伝えられている。
また同時に、この組織とこれらの出版物に唱えられた宣言を誉め称える本や、頭から否定する告発本や研究書の類いが相次いで出版され、人々の間では、 多くの論争が引き起こされた。かたや薔薇十字団に悪口雑言を浴びせかける人々、かたや薔薇十字団を擁護し論争を受けて立つ人々──。
薔薇十字思想に共鳴した人々は、何とかして薔薇十字団に入団したいと考え、「聖霊の家」を手を尽くして捜した。しかし誰もその家の場所は知らなかったし、団員の名前もわからないままであった。
しかしまったく謎のままだったわけではない。薔薇十字団についてのいくつかの情報は数名の人によって書かれている。その中のひとり、ジョン・ヘイドンという人物は、『暴かれた薔薇十字』という著作の中で、薔薇十字団について次のようなことを書いている。
「薔薇十字団員は天の周辺に住む神的な一団である。彼らは分身の術を備えていて、 意のままに姿を変えて現れることができる。また彼らは自分の望む場所に移動することもできる。その他、薔薇十字団員は占星術によって地震を予知したり、都 市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができた」
ジョン・ヘイドンはヨーロッパ各地はもちろんのこと、アラビアやエジプト、ペルシアまで足を伸ばして旅行している。この間、各地で団員との接触があったと考えられるし、クリスチャン・ローゼンクロイツが彼を密かに導いた可能性もある。
というのは、ジョン・ヘイドンが出版した『天使 惑星 金属などで飾られた賢者の王冠──薔薇十字団の栄光』という本は、実はあの貴重な『Mの書』の英訳であるといわれているからだ。このことは、ジョン・ヘイドン自身がこの本の序文で明らかにしていることである。
ジョン・ヘイドンの記述にはさらに驚くべきこともある。たとえば薔薇十字団員は死んだ人を甦らせることもできるし、自分自身もまったく年をとらないで、若さを保ったまま400 年以上も生きることができる。あるいは、ある予定の期間活動すると、不思議なガラスの容器の中に引きこもって何十年も休息をとり、また必要な時期にそこから出てくる、などなどである。
とても信じられないような話だが、当時の薔薇十字の擁護者たちはこれを信じていたし、その中にはフランシス・べ-コンやパラケルススのような後世に名を残した人物もいたのだ。
■■ルドルフ・シュタイナーと薔薇十字
「人智学協会」を創設した
ルドルフ・シュタイナー
前章で薔薇十字の流れを汲む幾つかの団体を紹介したが、ルドルフ・シュタイナーが創設した「人智学協会」も薔薇十字の流れを汲んでいると言えるだろう。彼は1917年に薔薇十字文書『化学の結婚』の研究をミュンヘンで上梓したとき、薔薇十字のヨーハン・ヴァレンティン・アンドレーエという源泉に立ち戻っている。
ルドルフ・シュタイナーによれば、薔薇十字団員の主要な務めは、霊的生の最上圏に昇り、そこで得た知識の力を借りて、物質世界、とくに人間世界において積極的に活動することにあるという。
彼は、謎に包まれた薔薇十字団の教祖C・R・C、すなわちクリスチャン・ローゼンクロイツについて次のような説明をしている。
「クリスチャン・ローゼンクロイツという人間の姿をとって物資界に現れた高次の霊的存在は、神秘学がいうように『同じ体』の中で、何度も繰り返して薔薇十字の霊統の導師として働いている」
これは講演集『薔薇十字会の神智学』の中の言葉だが、ルドルフ・シュタイナーは折にふれ、クリスチャン・ローゼンクロイツについて言及しているのである。
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次の言葉は、講演集『仏陀からキリストへ』の中で、ルドルフ・シュタイナーがクリスチャン・ローゼンクロイツについて説明したものである。
「地上の年代にして4世紀頃のこと。アストラル界の神殿に4人のマスターが集まった。マニ、スキティアノス、ゾロアスター、ブッダの4人だ。彼らは 人類を導くために、ひとつの計画について話し合わなければならなかったのだ。それはアトランティス時代以後に現れた賢者たちの叡智の全てを、人類の未来に 流し込むという大計画である。
マスターたちはそれぞれの立場から発言し、計画進行のカリキュラムを作っていった。そして得たひとつの結論、それは叡智の全てを薔薇十字団の秘義の中に託す、というものだった。つまり彼らは、薔薇十字団というひとつの秘教グループを作り、その活動によって叡智を少しずつ、その資格のある人物に伝えていこうとしたのである。
しかし、いくら神々の計画ができたからといっても、それを地上で実現していくのは肉体を持った人間である。人間はやはり自らの意志によって行動するので、神々が道を示そうとしても、人間のほうが聞こうとしなければ、神々の声は聞こえない。
そこで神々は、この計画があまり遅れないで進むようにと、ある人間の肉体に高次の霊を宿らせることにした。これがクリスチャン・ローゼンクロイツである。そしてその準備は彼が生まれる1世紀も前からなされていた。」
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■■■第5章:時空を超えた超人 サン・ジェルマン伯爵の謎
■■クリスチャン・ローゼンクロイツとサン・ジェルマン伯爵
前章からの続きになるが、クリスチャン・ローゼンクロイツがその後どうなったのかについては、ルドルフ・シュタイナーは次のような驚くべき発言をしている。これはシュタイナーがドイツのヌーシャーテルで行なった「ローゼンクロイツの使命と仏陀の火星での役割」という講演の中で語ったものである。
「中世から近世にかけて、火星領域にある死者たちは険悪な状態に陥っていた。そのため、クリスチャン・ローゼンクロイツは最も親密な友である仏陀と話し合 い、仏陀は平和の王子として戦いの星、火星に向かうことになった。そして1604年以降、仏陀は火星の贖主として、地上で薔薇十字的行法を修行する人々に 力を送り与えている。
その後、クリスチャン・ローゼンクロイツは、サン・ジェルマン伯爵としてフランス革命に関与したりした……」
神智学の研究家であるE・フランシス・ユドニーもシュタイナーと同じような説を唱えている。
「サン・ジェルマン伯爵は様々な転生を繰り返し、それぞれの人生において厳しい修行を積んでいった。……クリスチャン・ローゼンクロイツとして生ま れた魂は、ある時期まではローゼンクロイツとして過ごし、その役目が終わった後に“哲学的な死”を経ることで、サン・ジェルマン伯爵となったのである。」
■■謎に包まれたサン・ジェルマン伯爵の正体
サン・ジェルマン伯爵。
彼は生没年不詳で、 その生涯のほとんどは
神秘のベールに隠されたままである。一説には、
彼は永遠の生命を持ち、輪廻転生を繰り返して、
古代の叡智を伝え続けているといわれている。
一般に、サン・ジェルマン伯爵は不死の体を持ち、時間の中を旅行しながら歴史の転回点のいたるところに姿を見せていると言われている。そして、人類が間違った方向に進まないように裏から歴史に関与していたと言われている。
彼がフランス革命の少し前に、ルイ15世やルイ16世、マリー・アントワネット、その侍女のアデマール夫人に何度も会って忠告していたという話は、有名なのでご存じの方も多いだろう。その内容だが、ルイ15世とルイ16世には、薔薇十字団に入るように、という忠告をしている。
もしルイ15世がこの忠告にちゃんと従っていれば、フランス革命、なかでも1年間に1万人を処刑した恐怖政治は避けられたかもしれない。もっと穏やかな方法で、新しい政治改革ができたかもしれないのだ。
サン・ジェルマン伯爵は自ら、「自分はかつてエジプトのピラミッドの中で修行し、ヒマラヤに行って、全てを知っている聖者たちに会って多くのことを学んだ」と語り、秘教グループとの関わりを否定していなかった。
フリードリヒ大王をして、「決して死ぬことのない男……」と言わしめ、 偉大な思想家ヴォルテールに、「すべてを知っている男……」と書かせた謎の人物、サン・ジェルマン伯爵。彼はルドルフ・シュタイナーが言及するように、クリスチャン・ローゼンクロイツが転生した存在なのだろうか。
”
・1907年アレイスター・クローリーは彼の影響力と著作を評価したある記事を読んでおおいに気をよくした。黄金の暁教団のメンバーでイェーツの友人でもあったフローレンス・ファーによって書かれたその記事は、影響力のあった雑誌『ニューエイジ』誌上に登場したのだった。
その年、週刊『ニューエイジ』はジョージ・バーナード・ショウの援助を受けたA・R・オラージに引き継がれた。宗教には無数のヴァリエーションがあるとしても存在するのは唯一つの宗教だけであるというショウの信念によって特徴づけられていた。
このニューエイジ雑誌の寄稿者には哲学者で科学者でもあるH・G・ウェルズもいた。
・1904年エイワス(Aiwass)と呼ばれる霊がクローリーに現われ、『法の書』を口述筆記させた。この作品はテレーム(セレマ)の規範を具現化している。
クロウリーはエイワスが新しいアイオーン(周期)の到来を告げたのだと確信した。
「死せる神」キリストの時代の後を継ぐ、王冠を被って征服する子なる神、ホルスの時代の到来である。クロウリーはキリストを追放する魔術を行なったが、新しいアイオーンが最終的に到来するのは、あらゆる社会問題を解決するテレームの法(セレマの法)社会の隅々にまで浸透したときである。クローリーによれば、テレームの法は自己本位を公然と認め正当化する。それは自分こそ宇宙の中心である、という我々一人ひとりの心の奥底の確信を認める。新しいアイオーンの時代では各人が王であり、国家に対する関わりは、もっぱら何がもっとも得になるかを考慮して決定されるだろう。
クロウリーはその生涯の中ごろにシシリー島のセファルに移り、そのある村でテレーム僧院(セレマ僧院)を設立した。自由と悦楽の法を実践しようとしたのである。魔術的規範社会での生活は性魔術儀式と瞑想に明け暮れた。
セファルに到着してから一年後の
1921年クロウリーは自分が或る神に変容したと語った。その神の位階について沈黙していたが、著作の中で、神が行うように私は行う、と宣言した。
クローリーの法が提示した自由を受け止めきれなかったものたちの運命は奴隷になることであった。彼らは、真に自己自身であることの責任は自分たちにもあまりにも重いと気付いたのである。クローリーの法が社会全体に浸透したときも同じことが言える。「真の意志を持たない人類の大半は、みずからの無力を悟るだろう。彼らを懸命に支配することが、われわれの役目となるだろう。」このシシリーの教団は新聞雑誌のスキャンダラスな噂話によって志半ばにしてつぶれてしまった。赤ん坊を生贄に捧げた、と疑われたこともあった。クローリーはこうしたすべてを馬鹿げたことだとして取り合わなかった。クローリーに好意的な批評をした数少ない出版物の一つが『ニューエイジ』誌であった。
『ニューエイジ』誌がクローリーの思想に好意的だったのは当然である。
『ニューエイジ』誌仲間のエドワード・カーペンターは自分達の考え方がいかにクロウリーの考え方と近いかを語っている。「愛は不死性の前兆である。人類は、この神的な核心を自分の内部に認めるとき、不滅の運命を知る。人類は、物質と粗野な肉体の中に没入して、結合と分離を学んだ。悪魔が教えることができるすべてを、人類は忠実に受けとった。今や人類は、その独自なあり方を、広大な活動領域の全域にまで拡大し、そしてついには、完全なる、究極の唯一神の姿となるべきなのだ。」
性的エネルギーを開発することで力を得ようとすることは、最も古くから伝わる試みの一つである。ギリシアの神ディオニュソスの信者は性的エネルギーを特に大切にしていた。儀式に我を忘れて熱狂することで死すべきものはその在り方をやめ、永遠の一瞬に照らされ、憑依された状態になることで内なる神に触れることができる。クロウリーは自分の子供にディオニュソスという名前をつけた。
セックスの力を啓示と自己強化の手段として用いることは、さまざまなオカルト結社によって実践されてきた。
東方聖堂騎士団(オルド・テンプリ・オリエンティス。OTO)もそうだ。
1902年にドイツで設立された東方聖堂騎士団は、その九年後にアレイスター・クロウリーによって復興された。現在もその流れをくむものは多い。
1980年代のはじめにポップ・ミュージシャン、ジェネシス・P・オーリッジによって設立された、テンプル・オブ(ov)・サイキック・ユースはクロウリーから深い影響を受けたグループである。そのメンバーたちは性的魔術を行うことを重要視する。
タントリズムとは、ヒンドゥー教、仏教(密教でしょ?)両方に共通の行法である。タントリズムの教えでは性行為それ自体の中で二人の人間は肉体的にも精神的にもエクスタシーを体験し、超越的な合一に溶け込むという。ある種のグノーシス派もそうであるが、セックスは神的な火花を放ち、神的認識を向上させるものであった。
クロウリーの伝記作者ジョン・シモンズによれば、タントリズム(今の偽天皇=南朝正統宗教にして骸骨セックスカルト真言宗異端派の真言立川流?)と西洋の秘教伝統との間に強固な橋をかけたのがクローリー。
不死性に関する別の観点はユングによってもたらされた、ユングはニューエイジに絶大な影響を与えている。特に男性も女性も本質的には霊的存在であるという思想の影響が大きい。錬金術は人間の魂を問題にしたものであり、錬金術こそが心理学の先駆者だとユングは考えた。錬金術師が求めていた金は意識を黄金のように光り輝くものに変容することだった。変容の力により人間は救い主の段階まで至る。ユング思想の系譜から人間性心理学が発展し、人間潜在能力開発運動にまで成長した。
・ジョン・ガードナーが復活させた魔術もフリーメーソンによるところが大きかった。ガードナーに魔術を伝授したのは、神智学者アニー・ベザントによってイギリスにもたらされたメイソン教団の一部であるクロトナ会。クロトナ会は英国第一薔薇十字会劇場を設立し、神智学協会が設立されたのと同じころに復興された、薔薇十字会(薔薇十字団でしょうね)への熱烈な関心を表明した。
薔薇十字思想には錬金術の源流であるヘルメス学も含まれている。
薔薇十字会が最初に世に現われたのはルネサンス時代。
薔薇十字会宣言は、1614年と1615年に出版された二つがある。
1616年の錬金術物語『クリスチャン・ローゼンクロイツの化学の結婚』も薔薇十字会のものである。
薔薇十字の宣言文の中心テーマは宇宙認識の獲得よって地上天国は可能になる、という考えであり宇宙認識の秘密は自然界の中に見出すことができるとされている。
薔薇十字会の基礎をなすヘルメス学の伝統では、紀元前一世紀前後の古代神秘学文系の集大成であるヘルメス文書の中にある。ヘルメス文書の指導原理は、自然を探究し、人間の地上の世界と神の天上の王国との関係という宇宙の秘密を解き明かすことで地上天国を実現する点にある。ヘルメス文書の一つであるエメラルド・ラブレットによれば「上なるものは下なるものに等しく、下なるものは上なるものに等しい。全一者の秘密に到達するのはこの原理である。」
フランシス・ベーコン卿は
1624年ことのユートピア物語『新アトランティス(ニューアトランティス)』で自分の共同体が薔薇十字会士たちの故郷であると、ほのめかしている。
ベーコンのユートピアで最も重要な機関はソロモンの館であり、それはベンサレムと呼ばれた。その館は神の業と神の創造物の研究のためにあり、最上の部屋には自然の解釈者たちに割り当てられている。自然にこそ神の意志が見出されるからだ。
ゲーテも薔薇十字会宣言から影響を受けてファウストを執筆した
ゲーテはフロイトやニューエイジャーに影響を与えた。
ファウストは超人間的な叡智の力をアルカディア(ルネサンスの時期にもアルカディアという地上天国への関心が盛り上がった)さがし求める遍歴物語だった。
アルカディアは実際にはギリシアのペロポンネソス(ペロポネソス?)半島の中心部にあるが、ギリシア神話では羊や牛の群れを世話する牧神パンの国である。
パン神はクロウリーも崇拝していた。
・ルソーはフランス革命の聖書である社会契約説の作者であり、一般意志にゆだねれば万人の自由と善が実現できるとした。一般意志はニューエイジでいう宇宙意識と似ている。
科学知識を疑い素朴な暮らしと人間に本来備わっている知恵を重視するのもニューエイジと共通。ルソーは内なる能力の目覚めで人間は完全になれると確信していた。
ルソーは人間は自然の共同体に属していたが、文明によって疎外されたと考えた。
『『薔薇十字団』クリストファー・マッキントッシュ
http://1000ya.isis.ne.jp/0698.html
“薇十字運動の謎は、そもそも古代グノーシス主義にさかのぼり、ヘルメス学やカバラやルネサンス魔術の変遷をへて17世紀初頭の「宣言」に至り、かつその後も幾多の言動と結社活動と結びついたり離れたりしながら、またフリーメーソンとの関連を何度も匂わせながら、さらに20世紀になってはナチスが薔薇十字を嫌ったことにまで及んだのである。
薔薇十字の封印はずっと生きつづけていたというべきなのだ。まことに不気味にも――。
そればかりか、ウィリアム・ブレイクもW・B・イエイツも、ルドルフ・シュタイナーもC・G・ユングも、薔薇十字の深遠なシンボリズムには多大な関心を寄せていて、文学的なメタ・アーキテクチャとしても、ヨーロッパの独自のヴィジョンとしても、つねに軽視できない話題を提供しつづけた。
また20世紀の実在のオカルト集団としては「黄金の夜明け教団」がその中心的な密儀に薔薇十字の魔術を採り入れて、この教義がまだまだ休火山にはなっていなかったことを告げた。
こういう薔薇十字団の放った妖しい動向は、やはり歴史的に捉えてみないと、どうも掴めない。本書はそうした時代をまたいだ薔薇十字幻想の動向をめぐる渇望に、僅かながらも正面きって応えた一冊だった。
著書のクリストファー・マッキントッシュは、その名前からするとなにやらあやしそうではあるが、そういうことはない。オックスフォード大学やロンドン大 学で文学修士や博士となったイギリス人の研究者で、幅広い学術編集活動を通して、占星術や魔術史や白鳥伝説やエリファス・レヴィなどに関する数多くの書物 を著した。本書も実によく書いてある。
ざっとかいつまんでおこう。
最初の問題は、ゲーテの「十字架に薔薇をからませたのはいったい誰か」という疑問にこたえるためにある。
歴史上の薔薇十字団の出発は、ドイツのカッセルで1614年とその翌年に出版された2冊の秘密パンフレットに由来する。これはクリスティアン・ローゼン クロイツなる人物が創設した「友愛団」の存在をあきらかにするためのもので、それぞれ『称賛すべき薔薇十字団の名声』および『友愛団の告白』というタイト ルがついていた。神秘主義ギョーカイでは前著を「ファーマ」、後著を「コンフェッシオ」とよぶ。まとめて「宣言」ともいう。
いまではクリスティアン・ローゼンクロイツなる人物は架空の者だということがわかっている。だからこれらは他愛のない偽書でおわってもよかったのだ。
ところが1616年にドイツ語で綴られた『クリスティアン・ローゼンクロイツの化学の結婚』という物語形式の一冊が世に出るにおよんで、この幻想文学め いた物語が匿名で出版されたにもかかわらず、その影響は燎原の火のごとく波及した。1614年から1620年のあいだのたった6年間だけで、なんと200 以上の文書が乱れ飛んだのだ。それでどうなったのかというと、一言でいえば、薔薇十字団が“実在”することになったのだ。
しかも、「ファーマ」と「コンフェッシオ」と「化学の結婚」は一人の人物、ヨハン・ヴァレンティン・アンドレーエによってすべて文書化されていたことがあきらかになった。
ヨハン・アンドレーエという男は誰なのか。
この男はなぜにまた「クリスティアン・ローゼンクロイツが薔薇十字を象徴とする友愛団をつくった」などという、とんでもない空想を綴ったのか。
いや空想だけなら、稀代の幻想文学の傑作として終わってよかったのである。ところが、そうはならなかったのだ。アンドレーエ自身も、これらを物語に終わらせるつもりがなかったようだ。
フランセス・イエイツもそういう叙述をしていたように、アンドレーエの祖父のことから入ったほうがわかりやすいだろう。
祖父はカトリックから改宗したプロテスタント運動の指導者で、“ヴュルテンブルクのルター”として知られている。テュービンゲン大学の学長も務めた。 18人の子がいて、その7番目の子にやはりルター派の牧師が登場し、錬金術に強い関心をもった。その錬金術的牧師の子がアンドレーエだった。
時代背景と文化地理をちょっとだけ覗いておくと、テュービンゲンはネッカー川を望む美しい大学都市で、ヴェルテンベルク公フリードリヒ1世が慎ましい宮廷文化をつくっている。ただし、この町はプロテスタントに溢れていた。
近くのオーストリアはハプスブルグ家に司られた神聖ローマ帝国型のカトリックである。帝都プラハには魔術好きの帝王ルドルフ2世の異様な文化が栄えていて、複数宇宙論を唱えたジョルダーノ・ブルーノ、ヨハネス・ケプラー、エリザベス女王を操ったジョン・ディーなどが頻繁に訪れていた。
プロテスタントのテュービンゲンと、魔術的ではあるがカトリック・ルネサンスをまだ継承しているプラハ。この二つのあいだは、それでも緊張のない温和な関係がつづいていたのだが、フリードリヒ2世の反宗教改革がおこってからは、ここに歪曲と対立と越境が始まった。
アンドレーエはそういうテュービンゲンで、父の錬金術志向を浴びながら育ったのである。
父を継いでルター派の牧師となったアンドレーエは、17世紀に突入しつつあった巨大な時代変化を感じていた。
そこで「テュービンゲン・サークル」に入り、新たな時代を築くにはプロテスタントとカトリックを相互に越境できる理想の王国をつくることをしだいに夢想 するようになる。テュービンゲン・サークルの中心には、クリストフ・ベゾルトという異能の者がいた。ヘブライ語をふくむ9ケ国語に通じ、グノーシス主義・カバラ・錬金術に長けていた。だいたいこういう男が事態を輻湊させていく。オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイ』の脇役のように。
案の定、アンドレーエはベゾルトに感化され、最初は有名なユートピア物語『クリスティアナポリス』などを書いていたのだが、やがて“秘密の結社”という 魔力に取り憑かれる。アンドレーエは最初は1577年に創設された「親友協会」に関心をもち、ついで17世紀に入って創設された「豊饒協会」に、さらには それが改組されて発展したらしい「椰子協会」に出入りする。
こうした協会の幹部たちはたいてい鉱山の所有者か精錬業者の親玉たちで、その錬金術っぽい思索と方法の成果が「アーカ」とよばれる秘筥に保管されていた。かれらは“黄金生成”を夢想していた超技術集団だったのだ。
アンドレーエが、クリスティアン・ローゼンクロイツなる人物が薔薇十字を戴いた友愛団をつくったという空想物語を思いついた背景で事実としてわかることは、とりあえずここまでである。
したがって、薔薇十字団という秘密結社が歴史的に“実在”していたという証拠は、ここまでのところは、まったくない、しかしながら、それが歴史の中でだんだん“現実化”していってしまったのだ。なぜなのか。
たしかにアンドレーエは、この物語を巧妙にでっちあげた。以下にごくおおざっぱな概要をしるしておくが、これではみんな騙されるにちがいない。
そ もそもクリスティアン・ローゼンクロイツは1378年のドイツ貴族の生まれだと書いてある(この年代はカトリックのシスマがおこり、ニコラ・フラメルの錬 金術が形づくられた時期にあたる。ヨーロッパ人からは一番遠くて、わかりにくい設定になっているのが、やはり巧妙だ)。
16歳で聖地巡礼を企て、キプロスで指導者に出会ったが死に別れた。そこでやむなく一人で旅を続け、ダマスカスでアラビアの賢者に出会い、エルサレムに向かうことを放棄して(こういうところがうまい)、イエメンの町ダムカールに入った。
ここでローゼンクロイツはアラビア語による知識をことごとく習得し、『Mの書』のラテン語訳にとりくんだ(こうした幻の書を巧みに入れている)。3年後 にエジプトに赴いて植物と動物の研究に熱中し、『Mの書』の研究者が集まるというフェズに行き、アデプト(達人・賢者)の知を存分に吸うと、その後はスペ イン経由でドイツに戻り、広大な館をたて、そこで哲学と数学と自然学の研鑽に入った。
やがてローゼンクロイツの噂を聞きこんだ同士や同朋が訪れるようになり、ここに「友愛団」の原型が生まれた。ローゼンクロイツは暗号言語(!)を考案し て、さらに象徴的なパビリオン「聖霊の館」を建設する。やがて仲間をよく選ぶと、6つの規則をもって次々に世界に散るように命じた。
6つの規則が、なかなか奮っている。
①行き先の滞在国の習慣に従うこと(こういうところもうまい)、②けっして特別な衣裳を着用しないこと、③印章として「R・C」のグラフィック・パター ンを用いること(これが薔薇十字)、④無報酬で病人や貧者の治療にあたること(徹底したボランティアの哲学なのだ)、⑤年に一度だけ「聖霊の館」に集合す ること、そして最後に、⑥むこう百年にわたって友愛団の存在を秘密にしておくこと、である。
アンドレーエの作為による物語はまだ続く。
そのうち2点を示しておく。ひとつは、『化学の結婚』に書いてあることだが、謎の人物クリスティアン・ローゼンクロイツは晩年になって山腹の洞窟に入 り、復活祭の前夜に天使が降りてきて不思議な記号を届けるというふうになっていく。ローゼンクロイツは決意してまた旅に出る。ここで3本のヒマラヤ杉、赤 い薔薇を挿した帽子、賢者の石、金羊毛、風神メルクリウスなどの、数多くのシンボリック・アイコンが次々にあらわれる。のちにユングが異常な情熱をもって分析した集合的無意識を象徴する寓意に満ちたものばかりである。
もうひとつは、ローゼンクロイツの死後、墓所がしばらくわからなくなったのだが、その墓所が「隠し扉」とともに(こういうところも沸かせるところなの だ)、館の跡から発見されたというふうになっていく。そこは神秘的な丸天井の地下埋葬所で、円形の祭壇には遺骸が安置され、片手に羊皮紙に金文字の書物を 持っている。その書物の文章は末尾がすべてラテン語になっていて、どうやらその内容は世界の縮図が綴られていたはずなのである。
しかし、この墓所が発見されたあと、そこはふたたび閉じられ、いまは同士たちの子孫が世界に散っているはずなのだ‥‥。
なんともまことに探求心をそそる物語になっている。
ローゼンクロイツの実在性を匂わせるのもさることながら、それだけではなく、たとえばパラケルススは薔薇十字の友愛団と似たような考え方をもっていた が、その盟約には入らなかったといったような、まことしやかな経緯をあれこれ書きこんでいるため、ついつい本気にさせられる(実際にはパラケルススが薔薇 十字に関心を寄せたのではなく、アンドレーエがパラケルススの影響を深くうけて薔薇十字を思いついたのである)。
子孫がいまも散っているというのも、この手の伝承では絶対に欠かせない。
ただし、ゲーテが投げかけた「十字架に薔薇をからませたのは誰か」という疑問については、その仕掛けのすべてがヨハン・アンドレーエだったというわけにはいかない事情がある。
なぜなら、アンドレーエは当時知りうるかぎりの神秘的知識を古代からも中世からもルネサンスからもブラウジングして、これを徹底的に編集加工していたからだ。そこにはおそらく多くの編集団がいたのではないかとおもわれる。
アンドレーエが『化学の結婚』のなかで書いた神秘思想は、その淵源をグノーシス主義にまでさかのぼることができる。
グノーシス主義についてはいずれ別の書物の紹介を通して書いておきたいとおもっているが、ごく簡単にいうと、紀元前4世紀ころのエジプトに芽生えたとお ぼしい融合力に富んだ神秘哲学で、宇宙の本質を霊魂と物質に二元的に分け、物質世界はデミウルゴスという下位の神性による創造であるが、人間に宿った知的 な精神世界は宇宙的な霊魂そのものが分出させたものであるから、人間の「知」はいつしかデミウルゴスの頸城を破って宇宙霊魂と人間精神が重なる方向に向 かって融合するであろうと説くものだ。
この融合の兆を継げるメッセージが「グノーシス」とよばれるもの、すなわち「霊知」なのである。グノーシスは天界から人界に洩れてきた兆候でもあった。
霊知についての予告は、その後、ヘルメス・トリスメギトスの著作とともに(これがいわゆるヘルメス文書=むろん偽書とされている)、後世に伝えられたというふうになっている。
その後のグノーシス主義はヘルメスの知を媒介に、ピタゴラス主義、新プラトン主義をへて、さらにユダヤ教カバラの神秘思想に結びつき、これらが総じてル ネサンスの中で復活再生させられた。そのときのプロデューサーはコジモ・ド・メディチ、ディレクターはマルシリオ・フィチーノ、編集拠点は「プラトン・アカデミー」と名付けられた。
ここからフィチーノの弟子のピコ・デラ・ミランドラなどが輩出していった。いずれも「汎知学」ともいうべき「霊知」を求める探求である。
やがて、これらがドイツに飛び火する。
もともとドイツは、1190年代にヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハの『パルツィファル』(この物語は『化学の結婚』といくつもの共通点をもつ)に見られるような「聖杯伝説」と、神秘的で使命感に富んだ「騎士団の伝統」をもっていた。
そこにグノーシス主義やカバラや錬金術が加わって、ロイヒリンやアグリッパやパラケルススといった傑出した神秘化学思想ともいうべき蓄積をつくっていったから、たまらない。いっさいの神秘の対象が身体的にも宇宙論的にも現実味を帯びたのだ。
アンドレーエは、仲間たちとともにこれらすべてを編集加工したといってよい。
とくにこのような汎知的なグノーシス主義の成果が薔薇十字団の思想に便利なのは、人間の知はデミウルゴスによって幽閉されているものの、それがいつかは突破されて神の英知と融合するというふうになっているところである。
いささか話が壮大になってきたが、いずれにしてもアンドレーエは架空の人物クリスティアン・ローゼンクロイツによる汎知の体系を継承しただけでなく、それをさらに継承するための薔薇十字団の構想をまんまとつくりあげたのだった。
すでにのべたように、アンドレーエの3つの文書が出た直後からの6年間だけで、薔薇十字団の噂があっというまにヨーロッパ中に広まった。むろんこれを怪 しむマラン・メルセンヌ神父やガブリエル・ノーデといった知識人も少なくなかったが、イギリスのロバート・フラッドや化学者ロバート・ボイルやSF文芸の 始祖ともいえるジョン・ウィルキンズらが、またドイツの錬金術師ミヒャエル・マイアーがそうであったように、薔薇十字団を実在の秘密結社とみなす者ははる かに批判者を上回っていった。
もはや薔薇十字団と薔薇十字運動は、すべての西欧神秘主義の宿命を担ったままに一人歩きしてしまったのである。
理由は難しいところにあるわけではない。
この時代、たとえばアイザック・ニュートンがそうなのだが、錬金術はまさに科学の魂であったのだし、まだヨーロッパには各国語が確立していないために、 あらゆる言語文字表現はその大いなるルーツを争っていたのである。つまり神秘を取りあっていたのだ。すなわち、すべての科学と言語学と地理学と神学が、ど ちらにせよ薔薇十字的な思索と仮説と探求の中にごった煮になっていたわけなのである。当然に、薔薇十字の物語はかれらの関心の的になっていったものだっ た。
18 世紀になっても、この蠢動は収まらなかった。マリア・テレジアのウィーンには1万人の錬金術師がいたとされるのだが、そこではあいかわらず薔薇十字団の噂 はもちきりであり、ときに霊液を呑んでいるといったサン・ジェルマン伯爵のような奇怪きわまりない人物があらわれると、たちまち薔薇十字団の隠れた本拠が そのへんにあるらしいというふうになっていったのである。
そこへフリーメーソンの運動が絡んでいった。1717年にロンドンにグランド・ロッジが結成されると、フリーメーソンの活動にいくつものロッジと会員が生まれるのだが、それがたえず薔薇十字団との類縁関係を取沙汰された。さらには金属変成を好んだというテンプル騎士団の末裔がここに交ざっていった。
これではもはや、とうてい収拾がつかない様相である。
薔薇十字運動が退嬰しなかった理由が、もうひとつある。それは理性主義や啓蒙主義の台頭によるムーブメントにあきたらない人士を、「反理性」のサークルとして巻き込んだという事情である。どうみても「理性」と「霊知」は対立する以外になくなっていた。理性に反抗する「知」の多くが薔薇十字派とみなされるにいたったのだった。
こ うして、フリードリヒ・ヴィルヘルム公のような、フリーメーソンであって薔薇十字団の会員となったとされるような王侯貴族たちが、ついに薔薇がからまる十 字のシンボリズムの内側に入ってきた。ヴィルヘルム公はよく知られているように、アマデウス・モーツァルトの庇護者であった。
加えてドイツ・ロマン主義の夜陰の波涛のような なだれこみがある。それらは必ずしも薔薇十字の思想を標榜するものではなかったけれど、薔薇十字的なるものを否定したり迫害するものでもなかった。ゲーテ の『ドイツ移民の神秘の物語』やシェリーの『セント・アーヴェンあるいは薔薇十字団員』にみられるように、薔薇十字幻想はあたかも民族の記憶や地域の伝説 として、欠くべからざるものにさえなったのだ。
ゲーテの『ファウスト』第2部がアンドレーエの『化学の結婚』からいくつものコントを得ていたことは、すでに何度となく指摘されてきたことだ。
もっと書きたいことがいろいろあるけれど(とくに19世紀や20世紀の継承について)、いささか長くなってきたので打ち止めにするが、とにもかくにも、一人のヨハン・アンドレーエが仕掛けた物語の装置が、ここまで肥大していったという例は歴史的にもまことにめずらしい。
なんといってもかなり多くの神学者・哲学者・化学者が歴史的に巻きこまれていったことが、特筆できる。デカルト、コメニウス、ベーコン、ゲーテはもとより、かのライプニッツさえ薔薇十字問題には注意を払ったのである。イエズス会が薔薇十字団の隠れ蓑だといわれた時期もあった。
いったい、このような幻想をルーツと綯い交ぜにしながら、人々が「霊知」を求めるという恰好をとるというのは、何の性向なのだろうか。
話を、いつの時代だって神秘主義というものは廃れないものなのだ、などというふうに片付けることはできないだろう。それなら、古代このかたの神秘主義は 等しく今日まで横並びにどこかで“店頭公開”されているはずなのである。そうではなく、薔薇十字の幻想はつねに「何かの代わり」として、あるいは「何かの 組み合わせの相手」として、多様な局面にあらわれてきたのだ。どうも、そのように見たほうがいいように思われる。
そうだとすれば、薔薇十字とは、われわれがたえず置き去りにしてきた「何かの補償性」のようなものなのだ。
そこをよくよく考えたほうがよいのだろう。少なくともいたずらに、現実政治や思想論争で「賢者」を気取ったり、「悪」を指弾するよりは、そこを考えたほうがいい――。
参考¶薔薇十字団あるいは薔薇十字運動についての本格的研究はまことに少ない。すでにのべたようにフランセス・イエイツの『薔薇十字運動の覚醒』(原著 1972・翻訳1986工作舎)は初期の実情研究で、種村季弘の『薔薇十字の魔法』(1975出帆社)は中世から近世にかけてのオカルティズムの特質その ものを扱っていて、詳細な個別研究ではなかった。またルドルフ・シュタイナーに『薔薇十字会の神智学』(平河出版社)が、マンリー・P・ホールに『カバラ と薔薇十字団』(人文書院)があるものの、これらも神智学的展望や神秘主義的象徴哲学に重点があって、歴史の中の運動に焦点が当たっているわけではない。 そうしたなかで、歴史を扱って、かつ入手しやすい2冊が翻訳出版された。ひとつがロラン・エディゴフェルの『薔薇十字団』(白水社・クセジュ文庫)で、も うひとつが本書である。なお本書にはコリン・ウィルソンのオカルト現代史から眺望した序文がついている。
”
・ロン・ハバートはサイエントロジー教会を設立し、遙かな諸惑星からやって来る未知の力を用いて治療を行う信仰体系を採用し、「億万長者になる一番の方法は、宗教を始めることだ」と、彼は語った。実際に彼はたちまち億万長者となったが、多くの信者が一文無しになった。
(内海聡=キチガイ医=東洋医は日ユ同祖論者+サイエントロジーの時点でキリスト教と新キリスト教に逆らえないと考えるべき。
キチガイ医 @touyoui 2013年9月7日
ダーウィンの従兄弟のゴールトンは、ダーウィンの「種の起源」に影響を受け、家系のデータを収集しました。知能は単純な法則に従うと確信していたので、優れた男女を結婚させれば優秀な民族が創造できると考えたのです。優生学です。ビネの知能テ... http://fb.me/1YQtKNj6S
Tetra Station @TetStation 3月15日
内海聡氏のたちの悪いところは、サイエントロジー寄りの精神科医療否定言説を流布しながら、サイエントロジーとの関わりを否定し、一医師として情報発信しているところ。 宗教とラベルされていれば避けていた人は多かろう。
ChanologyJPN @ChanologyJpn 4月4日
サイエントロジーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC … … … このカルト宗教が組織した団体 CCHR(市民の人権擁護の会) http://www.scientology.jp/activity/citizens-commission-on-human-rights/cchr-around-the-world.html … … … もしあなたが彼らのことを危険だと思い、抗議する意志を持っているのなら私たちに協力してください。
「フェアゲーム」ハバートによりサイエントロジーに 導入された有名な概念。<反サイエントロジー勢力>は<サイエントロジー>により「財産を奪われても 」「痛めつけられても」「嘘をつかれても」「告訴されても 」「破壊されても」良い。
(サイエントロジー創始者ハバードの息子の証言)「フェア・ゲーム」「攻撃には攻撃を」というサイエントロジーのポリシーは組織の基礎です。「裏切り者」 「抑圧的人間」(組織に敵対する人物)として宣告されると「フェア・ゲーム」の対象になります。つまりその人は、一切の保護なしの状態になります
knznymmmy @knznymmmy 3月24日
>まず、私が今の活動を始めたのは >7年半くらい前の話です。 (中略) >会うまではその人々をカルトだと思っていました。 >それがCCHRや船瀬俊介氏たちです。 >決定的に影響を受けたのはこの二者です
CCHR=サイエントロジーなwwwww
ChanologyJPN @ChanologyJpn 4月15日
2011年豪州のCCHR(市民の人権擁護の会)の代表はサイエントロジストによる児童への性的虐待を、被害者に圧力をかけて隠ぺいし逮捕された。サイエントロジーに市民の人権の擁護を掲げる権利は無いhttp://blogs.villagevoice.com/runninscared/2011/06/jan_eastgate.php … …
kame(Eカップ好き・妻はA) @kamesan1959 2013年3月16日
優生思想はプラトン以来連綿と続いているし、ベーコンも安楽死をささやかな幸せと肯定的だから提唱者。ダーウィンの従兄弟ゴールトン、ドイツのシャルマイヤー、福澤諭吉、高橋義雄もか。
郡司K太郎 @gunji_k 2010年11月12日
『心 はどのように遺伝するか』(安藤寿康)読みはじめた。進化論のダーウィンと、統計学と優生学の祖、ゴールトンは従兄弟だった。容貌そっくりで、冒険旅行で 学問上のヒントを得たとこも一緒。一卵性双生児のように似た資質だったんだと。でもゴールトンは結果的にナチスを用意した、と。うひょー。
kojikaneko気付け国民最後の機会 @suzupap 10月24日
明治政府の掲げた、入欧脱亜政策にはナチスドイツと同じ社会的ダーウィニズムがその精神的基盤をなしていた。すると東洋の黄色い猿には永遠に劣勢の認定が降る。その矛盾を埋め合わせしたのが新渡戸稲造の武士道だというのである。出だしから無茶だ日本 pic.twitter.com/gKnTmpNhbA
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
トヨタが由来の豊田市章はクロウリーの六芒星。魔術師クロウリーはエジプト重視のニューエイジの祖。愛知万博の開催期間を足すと33。クロウリー曰く人間の生贄(特に男児)で血の供犠を行うのがベスト。魔術=意志に従い変化を起こす科学と技術。
ジブリがアニメ担当でレベルファイブ発売の『二ノ国』。
レベル5=超能力者の『禁書』の科学VS魔術は偽装で、
魔術の一部=科学VS魔術の一部=耶蘇教を隠蔽。科学側のボスが魔術師クロウリー。
魔術師の殆どが耶蘇教徒。
魔術=科学+宗教+……
『ドリフターズ』
島津豊久(薩摩=丸に十字=耶蘇教)
信長(反北朝、耶蘇教公認)
那須与一(源氏=八幡=倭寇+神社)
VS
黒王(イエス)
ラスプーチン(製宗教のマークが一つ目でモデルが拝火、ヴァルナ、エジプト、ケルト=キリスト教以前)。
クロウリーや錬金術師が両性具有的キャラ。
イエズス会が17世紀にダビデの星をユダヤのマークにした。ダビデの星→イエズス会=バチカンが黒幕。バチカンの伝統のユダヤ陰謀論は、イエズス会が六芒星にユダヤを捧げてキリスト教が罪を逃れる呪術。トヨタの根拠地のマークはクロウリーの六芒星。
安全な陰謀論がやりたい方はキリスト教製のユダヤ陰謀論を崇めよう。
①陰謀論者(九割がキリスト教+神道カルト=和風耶蘇教)の上司であるバチカン、大本教系、紅卍字会、大日本皇道立教会、イエズス会、選帝侯の末裔、偽天皇
②魔術師クロウリー、ジョン・ディー、メスメル のことは絶対言うな!
言葉を告げることが必要な時が来れば、地球全体が血に浸されなければならない。テレマの法を受け入れる準備を整える前には、大戦争がなされなければならない。この血の犠牲こそが、ホルスが宣言する世界規模の式典において決定的に重要な核心である。 クロウリー(欧州王侯貴族系) ※市販の訳を修正
クロウリー(ニューエイジの祖。弟子のハバードがサイエントロジー教祖。欧州王侯貴族系。トヨタ市のマークの元ネタ) “完璧に無垢で高い知性を持つ男の子が最も申し分のない最適な生贄である。”
“より危険であるが、血の供犠はより効果的である。ほぼ全ての目的の為に人間の生贄が最適である。”
クロウリーはニューエイジの父。神智学はスピリチュアルの母。スウェーデンボルグは両者の祖父。 キリスト教の弱点(悪を創った善の神。矛盾した聖書)を消し、目に見えないものや、非論理という反証不可能なものを主張し物証を否定する、最悪のキリスト教(改)の元祖が北欧貴族スウェーデンボルグ。
流布している西洋魔術は15世紀以降のクリスチャン・カバラ(生命の木中心)なので、創造神=悪を創った大悪魔や 天使=大悪魔の手先の悪魔が出て来て私には受け付けません。 クロウリー(ニューエイジの祖)は人間の生贄がベストだと言っていますし。 やるなら東洋魔術ですね。
良い言葉を唱える、呼吸法、リラックス法ぐらいしかやってない。呼び出し系は怖くてできない。
ken @kenkatap
サンタクロースの帽子=フリギア帽? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AE%E3%82%A2#.E6.96.87.E5.8C.96 …
▼フリギア(トルコ)の名三角帽子で知られる
▼トロイアの王子パリス
▼東方由来のミトラス神も
▼ローマ時代には解放奴隷のかぶりもの
▼自由を求める革命家の象徴→仏の自由の女神マリアンヌもかぶっている
魔法使いの帽子=フリギア帽(トルコ)? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9 … ▼ミスラ信仰は、マギ神官 (magi) により小アジア、シリア、メソポタミアに伝道、ギリシアやローマに
▼善悪二元論と終末思想
▼最大のミトラス祭儀は12月25日の祭、キリスト教クリスマスの原型
日本初のクリスマスは山口? 宣教師が記録
【12.13 朝日 http://t.asahi.com/gqjc
▼1552年、山口で降誕祭(クリスマス)
▼「大道寺」を、教会の代わりにしたという説が有力
▼ザビエル生誕地のスペイン・ナバラ州から「山口は日本のクリスマス発祥の地」と認定
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 12月19日
@kenkatap カードキャプターさくら:主人公の木之本桜(怪獣666)の父がアレイスター・クロウリーの生まれ変わり。 親友の名字が大道寺(キリシタン大名の大内氏支配の周防=山口県にあった南蛮寺=和風教会。イエズス会)。 同性愛要素。月崇拝。ケルベロス。 アニメはNHKで放送。
桜が受ける最後の審判の元ネタはキリスト教ではなく拝火教。クロウリーがニューエイジ=新キリスト教の父でアンチ聖書原理主義だから。 クロウリーの弟子のハバードがサイエントロジー教祖。 トヨタの根拠地のマークはクロウリーの六芒星。 クロウリー「人間の生贄がベスト」。
knznymmmy @knznymmmy 10月12日
キリスト教ってラスボスなのかね? バカチン創設前から「ヤツら」の動きはあったと思うんだ。 例えば前も書いたパウロ。あいつエリート工作員だろ? どこから来た?当時はやっとキリスト教が 成立するかどうかって時代なんだから バカチンの工作員なわきゃねーよな
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 10月13日
@knznymmmy 真の支配者は隠れるのでキリスト教が裏のトップではない。クロウリー、ジョン・ディー、メスメル、アリストテレス、福羽美静、安岡正篤、表のトップ(皇帝、教皇、王侯貴族、偽天皇)の裏に(哲)学者あり。プラトンの哲人政治。秘教集団X(価値観製造業)に所属していたかも。
極左とオカルト N.E.U.T.R.A.L
http://neutral-neutral.com/archives/1542
“1973年という年は、『ノストラダムスの大予言(五島勉 祥伝社)』が出版され、その他各種のオカルトネタが一斉に世の中を賑わすようになった特異な年ではあったようだ。
常軌を逸したオカルトブームの背景にあるものを理解する上で、社会学者の宮台真司は「終わりなき日常」の概念を提唱した。
終わりなき日常とは言わば、変わりばえのしない日々、換言すればつまらない現実である。今日と同じ明日が永久に続いていくような世界に退屈しながら、いつかその世界に「亀裂」が入り、全てが崩壊した後に現れる「新世界」を心待ちにしていたと言う。
欲求不満を持つ人々が主に苦しむのは自己が無力な存在であるという意識、望まれていない自己を捨て新しい人生を開拓しようとする大衆運動の機運がここから高まりつつあったのだろうか。
やがて、80年代以降に台頭してくるニューエイジの勃興によって、70年代に小学生だった子どもたちのオカルト観は「超能力」によってより厄介なものになってしまい、オウム真理教の勢力拡大の下地を作ったのではないか。
オウムを準備した80年代サブカルチャーとしてのオカルト、それを理解するには前史をなすキーコンセプトとしての「偽史」を取り上げたい。
「世界革命浪人」と「八切止夫」
「世界革命浪人」とは、著述家の竹中労、評論家の平岡正明、太田竜という三人の政治活動家達の総称(自称)である。
特に太田竜に関しては日本新左翼運動の草分けの一人でありながら皇道派にしてユダヤ陰謀論の急先鋒という凄まじい思想の持ち主だ。
極左といえば、殆どが共産主義者同盟、赤軍派を連想するが、この三人はその極左のさらに左側に自らをポジショニングし「映画批評」誌を主な舞台に論陣を張っていたという。
太田による革命論構築の上で重要となったのが、アマチュアの歴史家、八切止夫の「先住日本人説(日本原住民論)」である。今まで当チャンネルのオカルト記事を読んできた諸君ならばきっと嫌な予感しかしない筈だ。
かの古神道家達も似たような説を唱えてきたが、八切の場合に特徴的なのは本人の与り知らぬところで、日本の新左翼に利用されることになった点である。
八切止夫の「先住日本人説(日本原住民論)」とは端的にいえば「大和朝廷は外来政権であり、それ以前に存在していた先住民族の末裔が部落民やアイヌやサンカである」というものであったが、
潜伏中の赤軍派中央委員・梅内恒夫に影響、地下から発せられた彼の論文公開を機に当時の左派学生層の間に(超)古代史ブームが起こり、やがて、皇室(特に 天皇陛下)を外来民族の象徴とし、アイヌといった原住民的なるものの復権をもって皇室の権威を相対無力化するといったブームが起きたのである。まさに戦前 とは対極的な現象と言えよう。
ここに「日帝打倒」の根拠が「明治以降の大日本帝国の悪行」から「日本建国時の原住民迫害」に大きくシフトし(一部の新左翼層に)「日本先住民の復 権」を掲げる独自の史観を確立したのである。つまり「大和朝廷に滅ぼされた幻の地方政権」を称揚することで、「天皇制の相対化」を図るというものである。
この史観に触発され神社本庁爆破事件などで有名な加藤三郎やその他のセクトに所属しない活動家による反日テロ事件が発生している。
”
ロス茶が作るマトリックス その1【20090916】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/16/404
“マトリックス(Matrix)の世界から、ITの部分を取ると、マルクス(Marx)になる。
見よ、人類!これが合理的な社会主義だ。
さて、今日は、ロス茶側の思想について語ろうか。社会主義、共産主義も彼らの作品だ。
・原発利権 ・地球温暖化詐欺 ・ニューエイジ ・世界統一政府 ・金融支配
まあ、単純に思想をあげるだけでも。これぐらいは簡単に出てくるはず。
そこらへんが、どうやって出来上がってるか、実際の行動と思想のリンクについても説明しようと思う。
少し難しい話もするが、がんばってついてきてくれ。なぜ、ゴールドマンサックスが中国に原発を作りたいか?とか、世界統一政府の形まで見えてくるから。
まず、今日の守備範囲として、「デザイン・サイエンス」について語ろうと思う。
そのために出てきてもらうのが、宇宙船地球号、そしてユニットバスの発案者であり、万博のニューエイジ路線の中心、「バックミンスター・フラー」という人物である。
R・バックミンスター・フラー(1895-1983)
まず、デザイン・サイエンスや宇宙船地球号というのは、どっかの日本の車屋が作る、おとぎ話的な思想体系ではなく、合理主義を追及するとどうなるか?という、思想である。
例えば、空調などの話。
当たり前だが、外気と接触してる面から、熱量は放出される。
夏場のクーラーが、窓などの「接触表面積」から熱量は奪われているわけだ。
あなたの手元に辞書(四角い本)がある。それを空調の必要な部屋とする。
もう一つ同じ大きさの辞書を、その辞書の上にに重ねてみてください。
そう、空調の体積は2倍になった。しかし、表面積は「厚さの分」だけしか増大していない。けして2倍ではないのだ。
空調で考えた場合、この辞書(四角い空間)の体積あたりの効率は上昇したわけである。「熱が逃げにくい」って意味ではね。
これがデザインサイエンスである。
もし、その四角い空間一つあたりに「何人住める」と計算した場合、「環境の改善」となり、「地球に優しい(笑)」なわけです。
その合理主義などから生まれたのが、フラーの発案したユニットバスであり、極限まで効率化して閉鎖空間内だけで「循環環境を作る」という思想が「宇宙船地球号」である。
ロスチャイルド側といわれる派閥の思想には、この考え方がある。
体積は増やしても、表面積は比例しないという合理化を究極にしたのが、都市や国などを「超巨大なドームで包む」という思想である。大きくするほど効率がいいって事になるからね。。
しかし、この合理主義を究極的に推し進める先は、マトリックスのような世界である。
マトリックスの世界こそ、宇宙船地球号であったのだ。
マイノリティ(一握りの少数)が支配するのを、「デザインサイエンス」した場合、社会主義が都合がいいことになる。
理想論を追い求めると、独裁者の共産主義が、一番理想であり、究極の合理主義でもあるわけです。
一見、「みな平等」みたいな思想が社会主義には入ってると思われがちだが、マルクスこそ進化論の歪みであり、選民思想の塊である。
まず、説明しとかなければならないのは、自分は進化論否定者である。
そう言うと「神が創りたもうた」みたいな人と勘違いされてしまうが、そういう意味ではない。
進化論とは「結果論でしかない」と俺は思っている。
シマウマの白黒は進化したからか?と言われればNOだ。白黒=強い種ではないし、キリンの首が長い=強い種なら、シマウマも首が長くなくては変だろう。
そもそも、キリンの首は、内的「首の長いのが生き残った」ではなく、ウイルスか何かで「首が長くなってしまった」という外的要因があるはずである。
例えば、自然的に公害のような化学物質であふれ、「奇形でヒョロヒョロの突然変異」が生まれたとする。
何かの偶然で、それだけが生き残った(例えば紫外線に弱く、土に潜ってたとか)場合、それは「強い種」なのである。
それは、「強い種だから」生き残る=進化論ではないということ。
つまり、雄と雌という「不完全さ」が生み出す「種の交配」は、「不完全さの多様化の促進」である。初めて白黒のシマウマが生まれた時、それは「強い種」ではない。結果、生き残った場合のみ「強い種」であるということだ。
あくまでも、進化論は結果論でしかない。
遺伝学的には強い種なんて存在はない。それは価値観でしかない。
確立で「生き残る確率が高い」=「強い種」と考えるわけにはいかない。
環境の変化などがあり、生き残る可能性の高い種が死んでしまう時でも「生き残れる弱い主」を多様化して作るのが、有性生殖の生物の仕組みであるから。
環境の変化がなければ弱い種でしかないでしょ?だから進化論は結果論ということ。
不完全なものを多数作るのが生物の仕組みであり、義務なのである。
だから、選民思想はありえないわけです。
おっと、話を戻そう。
社会主義のマルクスは進化論=選民思想から抜けられていなかった。
彼は、労働者に平等をうたいながら、指導者は「別格」であると考えていたわけである。
そして「富を持っているだけ=資産家」は、「進化論の選民ではない」と考えていて、その部分は普通ですが、逆に「労働者の指導者は、猿山のボス=選ばれた民」の選民思想バリバリなわけでした。
マルクスが選民思想を持っていたことは確かであり、その流れは、ルドルフ・シュタイナーの人智学やシュタイナー教育に入り込み、今の鳩山の掲げる社会有機体の3分節化論、「経済での友愛」という選民思想にも繋がっているわけです。
「労働者の指導者などは生まれながらに違う」という思想は、現在の世界統一政府化への道が、血縁主義を前程としていることと、理由は同じなわけです。。
ロスチャイルド派はいわゆるイルミナティなわけですので、「自分達の都合のいい王室」を欧州、日本で作ってきたわけです。
その思想の中に、合理主義のデザインサイエンスが入っている。
それは少数派が大衆をコントロールするのに一番都合のいいのが、社会主義システムであるからですね。
その中の、進化論と選民思想をちゃんと把握しましょうってこと。
さて、フラーに話を戻そう。
そうすると、世界統一政府=合理主義=フラーの思想というのが見えてくる。
”
ロス茶の作るマトリックスその2【20090917】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/17/407
“世界統一政府は合理化の道である。
さて、では前回の続き、フラーの話から。
なぜフラーがデザインサイエンスという合理主義になったかを説明。
それは、バックミンスター・フラー著「クリティカル・パス」によって見つけることができる。
1800年、のちの東インド会社大学の経済学部教授、トマス・マルサスによる考察が理由の中心である。彼自身が記述している。
「人口はネズミ算式に増えていくが、食料や資源は加算式でしか増加できない。」
つまり、合理主義になったのは「いつか限界を地球が迎える」というのを明確に意識したことがきっかけである。
そして、この経済学者マルサスの思想はマルクスとも重なり、さらに言うなら東インド会社経由で300人委員会、ローマクラブの「人類削減計画」の中心的概要となるのである。
ね?いつか限界が来る→誰が生き残るか?→選民思想なわけよ。
マルクスもフラーも。
そして共産主義的な合理化が、今始まろうとしている。
そう、それこそがワンワールドであり、新世界秩序である。
さて、フラー=ニューエイジサイエンス=ロス茶系という考え方でもいいと思う。
ニューエイジのシンボル、「ジオデシック・ドーム」の発明者だしね。
by過去記事。アメリカの源流の読み方【20090721】
しかし、ついでだから「クリティカルパス」の中から、ロス茶系と判断できそうな材料を書いてってみる。
バックミンスター・フラー著
クリティカル・パス ~宇宙船地球号のデザインサイエンス革命~
ISBN978-4-8269-0136-9 6500円 高いよ!
まず、ロス茶系=原子力利権派であり、脱石油の思想になっている根幹は、コロラド州デンバーの地質学者フランソワ・ド・シャルドネードの「1ガロンの石油の生成コストは100万ドルを超える」という考え方である。
有機源説でも、そりゃ極論過ぎるだろと。そりゃ、普通の人間を無駄飯食いと考えるわな。
あと、ニューエイジサイエンスの経典は「コンピューター」である。
フラーは、彼の友人、全米自動車労組の委員長ウォルター・ルーザーに、GMと賃上げ交渉する際、「労働者の賃金を上げたほうがGMの利益が出る」というの をニューサイエンティストという試作コンピューターのシミュレーションで出して、賃上げを実現させた。そう、本の中に書いてある。
なんというインチキである。コンピューターは組んだら、その組んだ答えしか出さないという基本は誰にでもわかるだろう。
人間とは違い、コンピューターは時間乱数を取らずして、選択肢を選ぶ事が出来ないように。
このインチキコンピューターを、聖書主義の新約聖書のように使い、価値観の押し付ける手法は、今は誰でも理解してるはずです。
そうです。CO2だけで都合のよく計算し、水蒸気などの温暖化ガスを無視したインチキシミュレーター「地球温暖化詐欺」である。
日本でも民主党が大幅削減=負担増を明言してしまっているわけです。
さらに合理主義=世界統一政府の説明をしよう。
具体的なことは、具体的に理解できる。
フラーの著書が今より30年前であって、さらにそこから20年前に送電線が改良されたことが書いてある。
発電所からの距離が560キロ程度から、超伝導などの進歩で2400キロに、実用送電距離が大幅に伸びた。
電力会社は最大電力消費量にあわせて出力を決めているのを、以前、過去記事でアラゴの円板の話でしたことがある。そこらへんの話なんだが。
よって、デザインサイエンス=合理主義は何を考えたか?
昼間の方が出力が必要なので、夜間電力を上手く使うことを考えたわけです。
今、これと同じ事、オール電化の「エコキュート」「エコアイス」なども、あれはニューエイジの産物なわけです。
しかし、1家庭で設備を作ってやってたら、辞書と空調の話のように効率が悪い。
もっと大きく効率化させる方法がある。その構想でロス茶は動いてるわけです。
それは、ロスチャイルドの本拠地である欧州が昼間の時、夜であるところから、送電線で電力を引っ張ってこようと考えたわけである。
もうわかっただろう。
中国の原子力発電所は欧州のための送電基地という、壮大なワンワールド計画の一部であったわけだ。
そのために、ゴールドマンサックスが、郵貯の金で建設するのではないか?と噂されたわけである。
これは世界統一政府があってはじめて成り立つ。
いつか、中国から欧州へ送電線が繋がる時、(ロシアの天然ガスのパイプラインあたりと合わせて繋げそうだが)、その時は、国境の意味がかなり違っている状況へとなっているかもしれない。
送電線の周りは、かなりの健康被害がありそうだな。
さて、その統一政府の電力効率化構想を実現させるための手法も軽く説明しておこう。
電力会社は公共インフラであるために、それぞれの国が支援をしている形が多い。
電力会社が複数あり、対立競合関係であることは、効率化に非常に悪い。
デザインサイエンスはそこで手法を考えた。
民営化促進団体での、競争という名の淘汰で、一つの産業に一つの企業しか残せなくする手法である。
そしてグローバリゼーションは、もちろん、この構想のためでもあるんです。
アメリカでは、電力関係の民営化推進団体は、もともと共和党の支持母体であったが、ジョンソン大統領のときに鞍替えして、民主党へと引っ越したそうな。
ここらへんも、フラーの「クリティカルパス」でも記述されている。
さらに言うなら、戦後の原子力委員会の「1550億ドル」を国庫が出したのに民営化も記述されている。
おっと、ここはコネタだな。
ただ、中国の原子力発電構想がなにかあるだけで、具体的に見えてくるわけです。
さて、日本での郵政民営化の意味も、東インド会社から始まる経済学というタルムードを機能させるツールの意味も、温暖化などのインチキ科学の意味も、わかってきたかな?
今、あなたの目の前にあるものはニューエイジの結晶である。
ニューサイエンスの流れを組むパソコンの進化、天使と交信してアイデアをもらったというニコラ・テスタというニューエイジャーの送信技術と交流電流インフラで、あなたはこのブログにアクセスしている。
テスラの死後、研究結果はペンタゴンに没収されて地震兵器HAARPに応用されたという噂もあるけどね。
彼らの思想の根底に合理主義というものがあるのを理解して欲しい。
それが、経済の根本、世界中の中央銀行を支配するロスチャイルド系の思想である。
そして、それが「簡単に否定できる物ではない」と言うことも。
たとえ、突き進む先が、マトリックス化という世界でもね。
電力の効率化や、民営化や淘汰、グローバリゼーションでの1産業1企業の世界が、実は一番効率がよく、それが「今よりも地球に優しい」のは間違いのないことである。
絶対的な価値観は、完全なる合理主義を生む。
昔のキリスト教などの宗教的価値観が、合理主義の科学という宗教を生み出したように。
その合理主義という理論でいうなら、マトリックスは「完全に正しい世界」となってしまうことだろう。
今のロスチャイルドによる共産主義化構想には、インチキシミュレーターとかの低脳な嘘まで混じってるけど。
それもアイアンマウンテンレポートに沿った手法で、「大衆は常に利己的であり、合理化を考えない」という結論を知ってれば、「簡単には否定できない話」なのである。
ま、結果論である進化論を間違って解釈してるのが、全ての始まりなんだけど。
選民思想も、生物の利己主義の結果だと知るべし。
ただ、合理主義を簡単に否定できない理由は、人口爆発と飢餓問題、地球にリミットがあるというのは明確な事実があるわけで、あなたの父親や母親が、それを意識しなかったように、大衆が意識する事はないというのも、また事実である。
個体という生物は、利己的にならざるをえないから。ヒューマニズムの話ですな。
おっと、ここでは世界統一政府は合理主義、これだけよしにするか。
何が正しい何が間違いかは、価値観でしかなく、現実に起きている合理主義というものが見えてきたら、「絶対的な価値観など存在しない」のがわかるはずである。
おまけ
クリティカルパスには、シュメール人の事、例えば60度の三角形で篭を作る航海民族の特有文化が日本(邪馬台国=騎馬民族)にあり、融合してることや、 フェニキアの生き物通貨と金属通貨の発祥や、ヴェネチア=フェニキア=ヴァイキング(バイキング)で、本来のバイキングは混血であるとか、航海基地カルタ ゴの流れ、Pun=赤の話とかがあって、それなりに面白かったよ。
って、まだ途中なんだけどね。
”
地震に注意! あと、いいから今週号のサンデーのGTOと同じ作者のバチカン否定のやつを読むんだ!
『おいしい神しゃま』
『残響のテロル』
『カードキャプターさくら』
『チャージマン研!』
『魔法科高校の劣等生』『ドリフターズ』。
独立党は生長の家の部下。
小沢一郎は世界救世教やワールドメイトなど大本教系と仲良し。富士山周辺はカルトだらけ。
潜在意識開発呪文。おまけが本編な気がする。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-38.html
“クロウリーの言葉の内、役に立つもの。
私はmanをyouにかえて唱えています。
英語学習で短文暗記するならこうした覚える価値がある文章を集めたらいいのにね。
あなたはあなた自身の存在と力の本質を知らない。あなた自身の限界についての考えすら過去の経験から来ている。一歩一歩進歩するごとにあなたは自らの領域を広げる。だからあなた自身に理論的限界を課す必要はない。
You are ignorant of the nature of your own being and
powers. Even your idea of your limitations is based on
experience of the past, and
every step in your progress extends your empire.
There is therefore no reason to assign theoretical limits.
"Man is ignorant of the nature of his own being and
powers. Even his idea of his limitations is based on
experience of the past, and
every step in his progress extends his empire.
There is therefore no reason to assign theoretical limits."
マジックとは意志に従って変化を起こす科学であり技術。
(最初に「意志」ありき)
‘‘Magick is the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will.’’
あなたがしたいと意志したことをすることが法の全て。
Do what you will shall be the whole of the law.
"Do what thou wilt shall be the whole of the law."
智慧(知識+技術)と意志。知識・技術・意志。意志をもって智慧で生きよ!
潜在意識が現実を規定します。
潜在意識に苦しみがあると現実が歪んじゃうだよね。
秘密の力の根源とは、この「意志が大事」という当たり前だと思われている構造にあります。
当たり前すぎて意識できない(✝洗脳✝にも繋がりますね)。
意志の力、潜在意識でどれだけ現実を操作できるかを、異常なまでに意識している人がいわゆる魔法のようなことができるのですよ。
潜在意識で自分を信じてないと他人も信用できないのです!
潜在意識ってすごく大事!
「智慧」と現実を規定する「意識」の格差社会を創りだすのが支配層の真の目的です。現実をコントロールする智慧を得られないようにします。
そして、ほしい物が目の前にありながら取れないように自己洗脳をかけるように仕向けるのです。自分自身で限界を認識させて自分で自分の力を封印させる為に宗教があるのです。日本人は「奴隷労働教」ですね。
スピリチュアルは具体的開発法を抜き取ったキリスト教の変形詐欺ですが、元ネタの密教や魔法・魔術の本には開発法が書いています。一般人でも手に入れられますが、胡散臭いとか迷信だとか思わせて遠ざけているので実質発禁みたいなもんです。
人生で一番よくある失敗の原因は自分が本当にしたいことを知らないからか、その本当にしたいという意志を実現する手法をしらないから。
The most common cause of failure in life is ignorance of
your own True Will, or of the means to fulfill that Will.
”The most common cause of failure in life is ignorance of
one's own True Will, or of the means to fulfill that Will.”
あなたが本当の意志を行っていれば、宇宙の慣性が手助けしてくれる。
You who are doing your True Will has
the inertia of the Universe to assist you.
(文法的に変かも)
”A Man who is doing his True Will has
the inertia of the Universe to assist him.”
あなたは自らが知覚するいかなるものにもなることができ、またそれを利用することができる。なぜなら、あなたが知覚するものはすべて、ある意味では、あなたの一部だから。だからあなたは、あなたが意識している宇宙全体をあなたの個人的な意志に従わせることができる。
(知覚と意識。なりたいものになるにはなりたいものを知覚しないといけない。
知覚すると自分の一部になる。意識していれば、意識できれば、宇宙を個人の意志に従わせることができる。意識できないと干渉できない。
QBの観測できれば支配できるみたいな)
You are capable of being, and using, anything which
you perceive, for everything which you perceive is
in a certain sense a part of your being.
You may thus subjugate the whole of the Universe
of which you are conscious to your individual Will.
”Man is capable of being, and using, anything which
he perceives, for everything which he perceives is
in a certain sense a part of his being.
He may thus subjugate the whole of the Universe
of which he is conscious to his individual Will. ”
アレイスター・クロウリーは、しばしば「大いなる獣666」
(the Great Beast 666)を自称し、A∴A∴文書の中では
マスター・セリオン(Master Therion)としたりしています。
セリオン(Therion)とはギリシア語で獣を意味する
θηρίον (テーリオン)の英字転写であり、アレイスター・クロウリーが創始したセレマの体系における神格のことです。これってクロウリーは自分は神と思っていたってこと?
法の書の引用でわかるように、インドとエジプト重視ですね。
法の書 - Wikisource
http://ja.wikisource.org/wiki/%E6%B3%95%E3%81%AE%E6%9B%B8
“mantras”マントラ
“Do what thou wilt shall be the whole of the Law.”
“Aum!“オーム!
“My number is 11”
“There is great danger in me;
for who doth not understand these runes
shall make a great miss.
He shall fall down into the pit called Because,
and there he shall perish with the dogs of Reason.
27. 己には大きな危険がある。これらの秘文字(ルーン)を理解しない者は大きな過ちを犯すことになるからだ。そのような者は〈だって〉(ビコーズ)と呼ばれる陥穽に落ち、〈理由〉という犬とともに滅びることだろう。
28. Now a curse upon Because and his kin!
28.〈だって〉とその族に詛いあれ!
29. May Because be accursèd for ever!
29. 〈だって〉の永しえに詛われてあらんことを!
30. If Will stops and cries Why, invoking Because,
then Will stops & does nought.
30. 〈意志〉が立ち止まり、〈どうして〉と叫んで〈だって〉に訴えようものなら、〈意志〉はとどまってなにごとも為さない。
31. If Power asks why, then is Power weakness.
31. 〈力〉(ちから)がなぜと問うなら、〈力〉も弱みとなる。
32. Also reason is a lie; for there is a factor infinite
& unknown; & all their words are skew-wise.
32. 理由というのも嘘だ。無限にして未知の要因があるからだ。なべて彼らのことばは拗けている。“
“I am the Master: thou art the Holy Chosen One.
65. 己は〈マスター〉。おまえは〈聖なる選ばれし者〉。“
“Abrahadabra” アブラハダブラ。世界の神秘的な公式。
「Disappear like this word(この言葉のようにいなくなれ)」。
「I will create as I speak(私が言うとおりになる)」。
“To the Hawk-headed mystical Lord!”ホルス
“Ra!”ラー
“I am the Hawk-Headed Lord of Silence & of Strength;
my nemyss shrouds the night-blue sky.”
“The ending of the words is the Word Abrahadabra.””
osono @teresa_forchild • 2013年6月20日
_φ(・_・ RT “@lanekota: 半年前にきのこ姐さんが叩いてた、東洋医って人が実はサイエントロジーで鳩山宇宙人の嫁もそうだ。サイエントロジーは、フリーメイソンの三次団体なんだよね。あっこは男色人脈でもある。カルトハンターねこたは今日も行く”
トヨタの本拠地の豊田市は魔術都市。豊田市章は「クロウリーの六芒星」。
トヨタ=欧州王侯貴族路線
(Jロック
+ニューエイジ+万博
+クロウリー
+フランス・スコットランド系メーソン=グラントリアン系)。
もののけ姫のシシ神様
(=人間+フンババ+鹿神ケルヌンノス+ヤギ)殺しは死と再生の魔術の儀式。
ガンダムのシャアはペルシャ王で赤い肌のフェニキア的巨人を操る。
アレイスター クロウリー, Aleister Crowley(新装版)『魔術 - 理論と実践』島 弘之, 江口 之隆, 植松 靖夫訳、国書刊行会、1997年
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-30.html
“完璧に無垢で高い知性を持つ男の子が最も申し分のない、最適な生贄である。
――クロウリー
(香を用いる)よりも危険であるが、血の供犠はより効果的である。ほぼ全ての目的(達成)の為には人間の生贄が最適である。
――クロウリー
最も重要な魔術の事業がある。それは新時代の秘儀参入である。
言葉を告げることが必要な時が来れば、地球全体が血に浸されなければならない。
テレマの法を受け入れる準備を整える前には、大戦争がなされなければならない。
この血の犠牲こそが、ホルスが宣言する世界規模の式典において決定的に重要な核心である。
ホルスとは、新時代の神として、戴冠し征服する子である。
――クロウリー
“トヨタが由来の豊田市章はクロウリーの六芒星。魔術師クロウリーはエジプト重視のニューエイジの祖。愛知万博の開催期間を足すと33。クロウリー曰く人間の生贄(特に男児)で血の供犠を行うのがベスト。魔術=意志に従い変化を起こす科学と技術。”
“内部の潜在意識操作により外部の現実を操作する技術が魔術(魔法)だと隠す為に、大衆用に内容を似せて創り大本教系が広めたのがスピリチュアル。
覚醒せず封印(支配者が喧伝)
→聖書・スピ(聖書・改)・ユダヤ陰謀論
本当に覚醒(胡散臭い迷信にする)→魔術・魔法・占星術”
“魔術(魔法)とは
「戦争(死と再生の儀式)で人間を間引きし世界を更新する術」(たんぽぽ)
「神(支配者)が思うままに家畜(人間)と自然を管理し支配する為の秘密の智識と操作技術」(ねここねこ)
「思うままに意識の中に変革をひきおこす技術」(フォーチュンとバトラー)”
“ジブリがアニメ担当でレベルファイブ発売の『二ノ国』。
レベル5=超能力者の『禁書』の科学VS魔術は偽装で、
魔術の一部=科学VS魔術の一部=耶蘇教を隠蔽。
科学側のボスが魔術師クロウリー。魔術師の殆どが耶蘇教徒。魔術=科学+宗教+……”
“魔術は必ず分割して一部だけを、科学や宗教などと名付けてから公開せよ。魔術は根拠薄弱だと叩かせ、科学と宗教は魔術より上だと喧伝させ、実は科学と宗教は魔術の部下に過ぎないことを隠せ。世界史から日本史を切り離したように情報も分割支配せよ。”
“魔術師が人を操るのに一番使うのは言葉であり話術です。ロゴス(論理+言葉)が武器で杖ではないです。癒しの言葉は祝文。殺しの言葉は呪文。”
“子供に真実多数のアニメ・漫画・ゲーム等で魔法のシンボル等に慣れさせつつ刷り込む。同時に狂育で創造力と才能を潰す。大学から消費者に改造しつつ(子供の娯楽を馬鹿にさせて真実を隠す)刷り込んだ魔法のシンボル等で嘘多数の因囚向け娯楽に誘導。”
“ポスターは主役が登場します。魔法使いが支配する性風俗が舞台の千と千尋の日本版ポスターの主役は千(数字=奴隷)、豚(家畜)、目屋(生あります)。電車の荷物にも生の目あり。ナルトにも目屋登場。アイドルは処女はマリア崇拝。耶蘇教の性管理。”
“単眼△遊戯。イリュージョンの儀式で生贄を捧げると、闇の魔法使い族のサクリファイス(犠牲)を召喚でき、この一つ目の怪物は敵の怪物を吸収してその力を得、戦闘で破壊されるのは吸収された怪物だけ。”
“金=数字魔法がなければ単なる狂人集団です。複雑な世界を自動処理して労力を削減する仕組を知ることが人間操作術の奥義であり今や心理学として一部公開。”
子子子子子(ねここねこ)@kitsuchitsuchiより。
ツイログの検索機能って超便利ですね。
http://twilog.org/kitsuchitsuchi
‘‘Magick is the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will.’’
"Do what thou wilt shall be the whole of the Law."
この二つの名言は次の一文に短縮できる。
あなたの智慧(知識+技術)と意志こそ全て。
※私が引用を多用するのは、オリジナリティ(独創性)は他者からの引用の組み合わせ方とそれに対する解釈にしかない
と考えているからです。
もう一つは、私が引用するものは大抵が突然消されてもおかしくないものなので、保存の為でもあります。私の記事も保存を推奨します。
(先ほどの一文に短縮したのが、引用の組み合わせとそれに対する解釈=オリジナリティあるいは私の考え、の実例)”
“‘‘Magick is the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will.’’
"Do what thou wilt shall be the whole of the law"
――Liber AL vel Legis
――The Book of the Law
クロウリーの魔術(魔法)の定義
"the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will"
サイエンスは「知ること(智識)」が原義で、経験論であり、技術(アート)も含みますが、主に自然科学です。そして知識を使う技術が智慧です。
つまり、
サイエンス=(自然)科学+経験論+智慧(=知識+技術)。
アートは技術(芸術は技術の一分野)であり、(自然科学に対する)人文科学という意味もあります。
つまり、
魔法(魔術)=理系+文系の総合学問、とも言えます。
理系と文系という智識の分断支配は大衆に魔術(魔法)を教えない為でもあるのです。
サイエンスとアートに、クロウリーは「意志」(意図的に起こす)を加えているわけです。
重要なのは智慧(知識+技術)と意志ってことです。
これこそがカトリックが隠す真の知識・技術・意志の三位一体です。
意志をもって智慧で生きよ!
ちなみに、
知識と智慧は仏教用語でもあります。
(北朝本物天皇は仏教徒、
南朝偽天皇は神道家=和風クリスチャン。
ヤタガラスが仏教徒でない時点でガセ決定。天皇と違う宗教を信仰するわけないでしょ。
天皇・神器・神道が道教用語なので、神道用語なんて日本語に全然浸透していません。
仏教用語なら日本語に完全に浸透しております。大袈裟に日本の偽物伝統の神道を喧伝することは金輪際やめてください。ほら今仏教用語使いましたよ。)
知識〔仏〕
①物事の正邪の判別をする心のはたらき
②正しく教え導いてくれる指導者。高徳の僧。高僧。善知識。
③結縁(けちえん。衆生が仏道に入る縁を結ぶこと)のため、寺に私財を寄進すること。またはその人。
(本来の仏教と真逆ですね。儲)
智慧〔仏〕
①煩悩を滅し、真理を明らかにし、悟りを開く働き。
なお、般若とは、真理を認識し、悟りを開く最高の「智慧」という意味の仏教用語です。
なお、「愛」は仏教では悪い意味であり、キリスト教が意味を乗っ取りました。
「エッチは結婚してから」「アイドルは処女」はキリスト教のマリア崇拝から来ております。
私なら「子供ができてから結婚するのが自然。そもそも結婚は奴隷制度。キリスト教系支配者が奴隷の性を家畜のように管理する為の思想にあなたは洗脳されている。感情的に反発するあなたは男と女を分断する策略にはまっている」と返します。
……
アレイスター クロウリー, Aleister Crowley(新装版)『魔術 - 理論と実践』
の翻訳におかしなところがある(アイクの本の翻訳者が勝手に日ユ同祖論というキリスト教製思想の本の資料を勝手に付け加えるなど余計な事をしていますから翻訳者も買=飼われていますね)のは後述しますが、それはともかく翻訳者紹介。
三人のうち二人が上智大学(=イエズス会製バチカン大学)なのが興味深いです。キリスト教は魔術を迫害するくせに、自分等の儀式の元ネタが魔術ですし。
とある魔術の禁書目録でクリスチャンが魔術を使っているのは、キリスト教が魔術を禁じているのは表向きだけで裏では使っているという暴露ですよ。”
“アレイスター・クロウリーAleister Crowleyは、
1898年ケンブリッジ大学卒業間際に黄金の夜明け団に入団。
1900年団の内紛に紛れる形で脱退、世界各国遍歴の旅に出、日本や上海、スリランカなどを訪れ、ヨーガなどを学ぶ(インド哲学の影響もあります)。
1902年ヒマラヤ山脈のK2登頂に挑戦(山岳信仰?)。
1904年新婚旅行中に訪れたエジプトで、アイワス(エイワス)という名の霊的存在に接触し、その声の幻聴を書き留める(『法の書』。エジプト思想の影響もあります)。
からわかるように、
魔術(錬金術。ヘルメス思想。両性具有の完全な神)
+インド+エジプトにしてニューエイジの元祖という、欧州王侯貴族思想ど真ん中の思想
(もっと詳しく後述します)なのです。
クロウリーの用いた一筆書六芒星の印が豊田市(トヨタが由来)のマークそっくりなんですよね。万博までやったし間違いなく元ネタがクロウリー(もっと詳しく後述します)。
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録』の学園都市統括理事長で、元世界最高最強の魔術師にして現世界最高の科学者のモデルだったり、
CLAMP『カードキャプターさくら』で精霊を封印するクロウカードの制作者クロウ・リードの名前のモデルだったりフィクションでも普通に出ますね。
カバラやらスピリチュアルやら全開の、もののけ姫にも影響を与えていますよ。
シシ神様は顔が人間っぽくて(最高の犠牲獣は人間)、
ギルガメッシュ叙事詩のフンババでもあり
(フンババの首は金桶に入れられます)、
ケルトの鹿神ケルヌンノス
(鹿は「かのしし」とも言います。ライオン=獅子の意味も込めているでしょう)
でもあり、
生贄用のヤギ(ヒゲあるし)でもあるのですよ。
「シシ神様を倒す」=山羊の首を落とす
≒ヤギの首切りはどう見ても魔術儀式そのものですよね。
“全き無垢と高き知性を持つ男児が、申し分のない最適の生贄”
“より多くの危険が伴うものの、血の供犠の方が一層効果的である。しかも、ほとんど全ての目的(達成)において、人間の生贄が最も良い。”
クロウリー『魔術 理論と実践』。翻訳のおかしな箇所を私が訂正。
for nearly all purposes human sacrifice is the best.なんだから、「目的が何であれ」ではなく「ほぼ全ての目的において」。十割と九割は全然違う。
人間の生贄を捧げる支配者がこの目的には有効かを考える手間を省いてあげているんですねわかります。
ピンポイント爆破で魔法陣を描き、上空からのじゅうたん爆撃で魔法陣の痕跡を消しつつ、人間の血肉の生贄を捧げるのですねわかります。
他に明らかにおかしいのが、イーオン(イオン。Aeon)を永劫と翻訳していること。Aeonはエイジ(age。時代)と訳すのが正しい。エジプトの太陽神ホルスは「新しい時代の主」(the Lord of the new Aeon)。
new Aeon=new Age=ニューエイジ。
私ならこう訳します(後述の引用と比べてみてください)。
「完璧に無垢で高い知性を持つ男の子が最も申し分のない、最適な生贄である。」
「(香を用いる)よりも危険であるが、血の供犠はより効果的である。ほぼ全ての目的(達成)の為には人間の生贄が最適である。」
「最も重要な魔術の事業がある。それは新時代の秘儀参入である。
言葉を告げることが必要な時が来れば、地球全体が血に浸されなければならない。テレマの法を受け入れる準備を整える前には、大戦争がなされなければならない。
この血の犠牲こそが、ホルスが宣言する世界規模の式典において決定的に重要な核心である。ホルスとは、新時代の神として、戴冠し征服する子である。」
“A male child of perfect innocence and high intelligence
is the most satisfactory and suitable victim.”
“the bloody sacrifice, though more dangerous, is more efficacious;
and for nearly all purposes human sacrifice is the best.””
“クロウリーが、キリスト教改造版であるニューエイジの元祖であることについて。
クロウリーがニューエイジというキリスト教改造版思想だということは、
とある魔術の禁書目録はキリスト教とキリスト教(改)の内ゲバの話でもあるし、
魔術の一分野のキリスト教(宗教)と、魔術の一分野の科学の内ゲバでもある、ということです。
ネオコンの源流――「ニューエイジャー」とピラミッド (PDF)
http://motoyama.nengu.jp/studies.html
“3 陰と陽による諸宗教の統合
「ニューエイジ」といい、「ハディト」、「ヌイト」といい、これらのキーワードは、アレ
スター・クロウリー(Aleister Crowley)の『法の書』(Crowley[1926])を想起させる(11)。
『法の書』は、1904 年、新婚旅行先のカイロ(Cairo)で、神「ホルス」(Horus)の使者である「アイワス」(Aiwass)という天使を通じて、クロウリーに与えられたとされている。アイワスが口述で自分に、1904 年4 月8 日から3 日間かけてその書を書かせたとクロウリーはいう。『法の書』は、オカルトそのものであるが、宗教界に、結構大きな衝撃を与えたものである。
『法の書』を得た1904 年から既存宗教の時代が終わりを告げ、「新時代」(the New Age=Aeon)が始まると彼は主張していた。
旧い時代とは、従来のキリスト教に代表されるように、人間が神に従うだけの奴隷の宗教の時代を指す。新しい時代とは、人間自身が自己の内なる神性、つまり真の意志を発見し、神と合体できるようになる時代である。旧い時代を潰し、新しい時代を打ち立てるのが、人がとるべき使命であると彼は主張した。彼によれば、人には等しく神性がある。人は、修行によって、それを自覚できる。そのことによって、神と人との対話が可能になると彼はいう(12)。
「ヌイト」、「ハディト」は、いずれも、古代エジプトの神話と関連づけられた神である。
『法の書』は、3 つの章からなり、それぞれの章が、三位一体的な3 つの神のそれぞれを代表している。
第1 章は、星空の女神であるヌイトからの人類へのメッセージが語られている。この女神は、エジプト神話の「ハトル」(Hathor)、ギリシャ神話の「ビーナス」(Venus)に通じるものである。ヌイトは、愛、歓喜、繁殖、自由の担い手である。この女神は、すべての事物・精神を包容する象徴としても語られている。この第1 章は、女神の時代としてイメージされている。内容的には、エジプト神話の女神「イシス」(Isis)が想起されている。
つまり、もっとも古い人類の社会は、女神の時代であったとされる。
第2 章は、神性を代表する太陽神、ハディトの説話である。エジプト神話の「オシリス」(Osiris)と関連づけられたものである。この第2 章では、個々人の中に隠されている神性が語られる。ギリシャ神話の「ヘーデース」(Hades=冥界の神)の性質も表現されている。
この章は、男性の神のイメージとしても語られている。人間社会は、女神の時代の後に男神の時代が続くが、この時代も消滅してしまうというのである。
第3 章は、ヌイトとハディトとの合一から生まれる「新しい時代の主」(the Lord of the new Aeon)を説いたものである。主とは「ホルス」であり、ヌイトとハディトとの子である。
この新しい時代を実現させるホルスの力は、神性という内的エネルギーを実現させる「新時代」(Aeon)である。これは、世界征服を内容としている(13)。
ウィリアム・ガーベイは、『法の書』を強く意識していたのであろう。この書にある陰と陽の組み合わせを理解することによって、現代社会は、古今東西のすべての宗教を統合的に理解し、人間の実践的能力を高めることができると、ガーベイは意識している。
『法の書』では、事実、夜空の星の女神と、昼の太陽の男神という陰と陽の世界が繰り返し語られる。「夜」と「昼」、「星」と「太陽」、「女」と「男」、いずれも対極の位置にありながら、互いが互いを照らしだし、互いの存在価値を確認し、互いが互いを必要とする。その集約がヌイトとハディトである。ヌイトとハディトという陰陽の合一によって、新しい生命が生まれるという理解の仕方は、世界の宗教を融合させるのに非常に都合のよい構造を持つ。”
両性具有=陰陽の合一こそが完全な存在(神)である、という思想は錬金術(魔術)では大変重要です。
“フランス人権宣言にはウロボロス(自分の尻尾をくわえる竜または蛇。昼と夜の二色で描かれることが多い)があります。
『イメージ・シンボル事典』で調べると、
①「宇宙の統一」、
「一にして全」(エン・ト・パン。en to pan)
②自己受精、両性具有、豊穣
③原初のカオスと対照をなす秩序ある宇宙
④ウロボロスの丸い姿は、地球、閉鎖の原理(=錬金術の秘訣)
⑤二重性の神であるメルクリウス
(=マーキュリー=水銀、は錬金術でも重要。ヘルメスと同一視される。ヘルメス文書)
水銀(マーキュリー)で調べると
①錬金術では水銀=「両性具有の怪物」
②感情、想像力
③無意識(水銀は流動的で動的)と女性
(硫黄は男性。水銀と硫黄でメルクリウスの杖をなす。この水銀と硫黄に塩を加えて基本三要素となる)
④(液体ゆえに)無限の変容と浸透
⑤水銀を表す錬金術上の名称は、道化、蛇、海、角燈(ランタン)、巡礼者、刀剣、イタチ、シカ、道化師帽など。
(蛇と剣。シカはケルトにもつながる)
蛇(錬金術)
①翼の生えた蛇=揮発性物質
②翼のない蛇=不揮発性物質
③磔にされた蛇=揮発性物質の固定、(プロメテウスの神話におけるような)昇華を表す
④男性の中の女性的性格(アニマ)、メリクリウスの両性具有的性格”
象徴やイメージで潜在意識に力を送り込み外部の現実も変える技術=魔法(魔術)と占星術こそ支配者の技術で胡散臭い迷信だと喧伝して隠す。
「三千世界」と「(大)立て替え」は大本教の宣伝。
フランス人権宣言とTIGER&BUNNYのウロボロスは錬金術重視のメーソンの象徴。
ウィキはスコットランド・仏メイソン系なのを意識して英語記事も読むべき。 『魔法入門』まとめ。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
水銀=両性具有の怪物(Monstrum hermaphroditus)。
水銀はマーキュリー(メルクリウス)であり、
メルクリウスは、ヘルメス・トリスメギストス(三重に偉大なヘルメス)という錬金術(科学)の守護神でもあります。
ローマ神話のメルクリウスは、ギリシャ神話のヘルメスや、エジプト神話のトートと同一視されております。
メルクリウス(水星、水銀)=ヘルメス=トート
=錬金術の神(ヘルメス・トリスメギストス)
(=魔術、魔法、占星術、科学の神)
Hermes Trismegistus
Ἑρμῆς Τρισμέγιστος
ここで、水銀=両性具有の怪物(Monstrum hermaphroditus)の
hermaphroditusヘルマプロディートスに注目。
ヘルマプロディートス(ヘルマフロディトス。検索時は表記に注意)は両性具有の神。
父ヘルメスHermes
母アフロディーテAphrodite
により両性具有の子(正確には生まれた時は男で後に両性具有になる)が生まれるわけです。
メーソンの本流(フランス+スコットランド系)は、エジプト重視(インドとペルシャも重視)なのはヘルメス文書やアレクサンドリア図書館(キリスト教が破壊)と関係しているからです。メイソンが蛇(龍)の結社と言われるのは、蛇が両性具有(=完全な存在)や錬金術(=科学)の象徴だからなのです。
……
↓村手さとしさんの記事の引用の前に頭に入れていてほしいのが、
テンプル騎士団=キリスト教の大銀行集団(ユダヤではない!)にしてATMの祖。
と私のツイートの、
”紅卍字会会員①
出口王仁三郎(和風キリスト教=大本教聖師)
出口すみ(王仁三郎の妻。大本二代目教主)
浅野和三郎(心霊主義運動の父。元大本信者)
岡田茂吉(世界救世教教祖。元大本信者)
堀川辰吉郎(卍字会ボス。アジア主義者。世界救世教顧問)
谷口雅春(生長の家創始者。元大本信者)”
”紅卍字会会員②
出口直日(大本三代目教主)
出口日出麿(直日の夫)
植芝盛平(合気道開祖。大本信者)五井昌久(白光真宏会開祖。生長の家元講師。植芝盛平と昵懇)
安岡正篤(陽明学。昭和最大の黒幕。五井昌久を敬愛)
西園寺昌美(白光真宏会2代目会長。琉球王家の末裔。夫が公望のひ孫)”
”スピリチュアルや宇宙人を混ぜ検証不可能にして妨害。悪魔を創った神=弱点を消した神智学と人智学(スピリチュアルの祖)はキリスト教の変形。
カルト工場の大本教(紅卍字会)と元大本教儲で心霊主義運動の父の浅野和三郎がスピリチュアルを広めた。”
”右(WASP至上主義)が叩けない左の根源=左右茶番の運営。
キリスト教の弱点=悪魔を創った神をなくしたスピリチュアル詐欺の元祖が神智学と人智学。
心霊主義運動の浅野和三郎(大本教+紅卍字会)。
下中弥三郎の啓明会(日教組の元祖)。”
と
GLA=ゴッド・ライト・アソシエーション
(キリスト教の変形)
”希望の命水は、GLAが売ってるインチキ水。以前、Rコシミズが宣伝してたし、GLAは松本智津夫がオウムを作る前にいたカルト教団 ”
J・ナナミ@pinkglalem
アメリカの源流の読み方【20090721】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/07/21/276
“ネオコンの源流~「ニューエイジャー」とピラミッド~
本山美彦
http://motoyama.nengu.jp/studies.html
ネオコンがキリスト教右派を取り込んでいったことがなぜなのか?
これを説明するような題と文頭なのに、中身は「ニューエイジ」と「ピラミッド」である。
「ニューエイジがキリスト教と同じ物」と、ちゃんと理解してるのは、陰謀論者ぐらいのものである。一般人には程遠い物という認識だ。
>しかし、結果として、この運動は、「米国+イスラエル」
>の路線に吸収されてしまい、親子ブッシュ政権の戦争政策を
>支持する勢力になってしまった。
対極ともいえるニューエイジが、聖書根本主義とも言えるアメリカのキリスト教右派に吸収された説明となる部分はここだけである。
他に合理的な説明はない。
ニューエイジミュージック、フリーメーソン、ドル札のピラミット、テンプル騎士団まで書いているのである。
ニューエイジの根幹である帰一教と、フリーメーソンの関係をぬかしてニューエイジを説明してるので、これまた文脈がおかしくなっている。
そもそも何も知らない一般人には、キリスト教とニューエイジでさえ関連付けられないのに、そこにフリ-メーソン、さらには、エジプト学派との繋がりまで「繋げて」説明してるのだ。
なんてことはない。ニューエイジ路線の説明と賛美に近いレポートである。
ドル札、フリーメーソンの話、ニューエイジは、「こういう、すごい人達がいたんだぞ~」であり、ニューエイジについては「こういう考え方なんだぞ」という宣伝である。
気が付けばネオコンという単語は、最後のまとめで単語1つだけと、あとは全てレポートの最初でしか出てこないのである。
これで、「ネオコンの源流」が説明できるわけなかろう。
「おわりに」のところを要約すると、ネオコン=むき出しの暴力であるというだけで使われてるだけだ。確認してみなされ。
このレポートは、ネオコンの源流ではない。
アメリカの源流=ニューエイジのレポートだ。で、ネオコン=危険で、ニューエイジ=賛美なのである。
ただ、この宣伝と説明と賛美というレポートの中身がわかれば、素晴らしく、いろいろわかるのである。
このレポートの中にも、アレスター・クロウリー「法の書」の話の中で、the New Age = Aeon であることも、ちゃんと書かれている。
これはイオングループの岡田でも、わかるとおりの話だ。
このレポートの著者、本山美彦を含めて、新左翼と言われる論者達が、こんな簡単な話を知らないはずがない。事実、本山美彦の名は、アルルの男ヒロシのサイトの中でも複数回でてきている。ま、でも、ヒロシを尊敬してますけどね。俺は。
さらに、このレポートの本当の題は「ニューエイジというアメリカの源流」なわけで。
ニューエイジ自体の説明も秀逸だ。
ネオコンについては説明してないが、キリスト教右派とニューエイジの関係の中で、「本来のニューエイジはこうである」的な説明がある。
そこからも読み取れることは非常に多い。
ニューエイジャーのウィラード・ガーベイが設立した「民営化全国センター」(National Center for Privatization)の話。
年次改革要望書や郵政民営化 = ゴールドマンサックス = Jロックフェラー。
ここらへんで、知っておくべき情報だ。
さらには、、「ニューエイジ村」の話、さらにはトーマス・クラムという人物が合気道の道場を建てて、基本鍛錬として取り上げたことまで書かれている。
合気道は、大本教が起源の武術なんだよね。
ほれ、イルミナティの系譜の画像と、日本の宗教の画像、頭の中で重なっていくのがわかるだろう。
キリスト教のプロテスタントの派閥から、仕込まれた「覚醒ブーム」とともにボルグ思想やケーシーなどの「チャネリング」を通して、「スピリチュアルとニューエイジ」と「キリスト教原理主義」に枝分かれしたように、日本では大本教からGLA → 「スピリチュアル馬鹿」と「統一教会や生長の家、幸福の科学」に枝分かれするのである。
日米がリンクしてるのを「偶然」で片付ける馬鹿はいない。
エジプト学派の説明はさらに面白い。
何も知らない一般人にとって、アメリカとエジプトとの文化の距離間は、月の裏側にある別荘ぐらいの距離の話であろう。
そもそも、フリメと1ドル札のピラミットの話 → 、アレスター・クロウリーのカイロでの交霊(笑)で、エジプト学派そのものの理論で、このレポートは説明している。
「エジプトのカイロで天使が自分に舞い降りた」なんて、仕込み以外の何物でもない。この捏造をそのまま書いてしまうレポート目的がわかれば、これほど美味しい情報はない。吟味しよう。
ちなみに、以前、自分の過去記事でエジプト学派の話をしたのは、このレポートを読む前の話だ。
the New Age=Aeonのソース探してたら、これ見つけたわけで。
では始める。
あくまでも、このレポートはニューエイジの賛美と宣伝、ネオコンの否定だ。
アレスター・クロウリーは法の書をホルスの使いから授かった時、1904年から既存宗教の時代が終わりを告げ、「新時代」(the New Age=Aeon)が始まると主張した。
↑ カイロの新婚旅行。
ニューエイジの元となったスウェーデンボルグが、これと全く同じことをやったのは、1757年だ。
あくまでも「終末 = 世界の終わり」ではなく、「新時代」であるとこが、キリスト教原理主義の終末論とは違うとこね。
キリスト教原理主義右派が増えた話、つまり、そことネオコンの源流をこのレポートの変わりに自分が説明してあげよう。
ここらへんの話で、説明できる。
アメリカのベースはプロテスタントなわけで、マタイの福音書に、「イチジクの葉が伸びたら、終末の時が訪れる。」という表現がある。
イスラエル=イチジクで、1948年の建国+40年までに世界が終わる話で、このニューエイジというイルミナティのやってた「アメリカの源流」が、一部、そっちに吸収というか戻ってしまったわけ。
聖書主義 → ニューエイジ運動(キリスト教からの離脱) → うさんくせ →キリスト教原理主義へ。
こんな感じで戻っちゃったわけ。
「新時代=キリスト教ではないもの」で、洗脳してたら、それが返ってキリスト教原理主義を育ててしまったわけだ。
で、このレポートはネオコン(キリ原理右派)は否定で、ニューエイジは賛美なわけ。簡単でしょ?
そそ、年代は、1981年からの共和党の大統領、レーガンの話。ナカソネ、ナカソネ。
そこから、ブッシュ父、共和党よりの米民主クリントン、ブッシュ子、キリスト教右派の独壇場になったとも言えるのさ。
それがDロックフェラー陣営。
その中曽根も今や、Dではなく、J側だがね。
で、振り子のように、今度はまた逆にニューエイジへと戻ろうとしているわけ。
その振り子がわかれば、キリ原理右派の否定で、ニューエイジ賛美のこのレポートの意味がわかるというものだ。
小泉が郵貯=GSなわけ、DではなくJに渡して、両陣営から叩かれてるのは、さっきの民営化全国センター(= ニューエイジ)あたりの糸からのキーパーソンがいるのだろうか。
おっと、エジプト学派の話に戻そうかね。
以前、自分が説明したエジプト学派 = 完全なる神、両性具有のキリストの創造である。キリストって表現さえも超えた神だけどね。
ここでも同じ説明。うん、間違ってなかった。
「ヌイト」、「ハディト」から「ホルス」=太陽が生まれる。
完全なる神は男でも女でもない。
「ヌイト」、「ハディト」なんて言葉があるんだね、ニューエイジのシンボルらしい。イシスとオシリスで俺は説明したけど。まあ、要点は変わらない。
>ヌイトとハディトという陰陽の合一によって、
>新しい生命が生まれるという理解の仕方は、
>世界の宗教を融合させるのに非常に都合のよい
>構造を持つ。
両性具有のキリストfromエジプト【20090627】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/06/27/245
まあ、読み比べてみ。
このレポートも叡智やグノーシスや二元論、そこらへんを説明してこれだ。
エジプト学派の現在の主目的の説明だよ。
これも「陰陽の合一」と言ってるんだから、男と女の合一、両性具有そのものだよ。
ここまでエジプトについて「深い」話を、『新婚旅行のエジプトで「神がかり」したから、ニューエイジの基礎=エジプトになった』と言って信じるかい?
それをエジプト由来のピラミットがドルに書かれてるから、アメリカの起源=エジプトのニューエイジであると、レポートで断言するのも変な話なわけだが。
そのエジプト学派と、キリスト教原理主義の両性具有の否定=同性愛者の否定の部分と有色人種差別、この部分の対立のところを注目するだけで面白い情報がレポートに混じっているのがわかる。
宇宙船地球号やユニットバス、そこらへんの発案者、、バックミンスター・フラーである。
(過去記事で宇宙船地球号は学問だったのが学問じゃなくなったと書いたが、ニューエイジャーだったのか!!)
このフラーの信奉者である日系人、世界的なエイズ撲滅運動の指導者で、市民権運動、反戦運動、ゲイ擁護運動にも関わった、日系2 世のキヨシ・クロミヤという存在も非常に気になるだろう。
キング牧師の側近らしい。有色人種についての考え方も符合する。
このゲイ擁護って、とこにも両性具有、エジプト学派そのままの流れが見えるのである。
さらに、言うなら、エイズ撲滅では、映画「ボディガード」では、最後にロータリークラブに収まって終わるような映画だが、そこにエイズ撲滅の話も入っていたし、何よりヒロインが黒人ホイットニーである。
さらには、トヨタのやってる宇宙船地球号で経団連のポジション、さらには万博のジオデシック・ドームの話で、イルミナティというか、公明党みたいなものをモチーフにした「ともだちアニメ」で、映画化された「20世紀少年」。これが、やたら大阪万博のシンボル、太陽の塔を作中に出していた話も思い出すだろう。
なんとなくポジションが見えてきるのは、なんとなく考えておけばよい。
日本の興行にはヤクザが絡むように、万博という興行には、こいつらが絡んでるのか?という疑問が湧く。
ま、トヨタ主導の「愛知万博」でほぼ、間違いなさそうな気がするが。
おっと、不完全なとこが、沢山でて来たが、情報なんてこういうものである。
とりあえず、あいまいなとこはあいまいでいい。
ただ、アメリカの源流に「明らかにニューエイジの流れが関与している」ということは明確なことだ。
これは確信。
二元論の2つの要素の合致した神 = 両性具有の神、これは、確信の一つ手前。
日本のスピリチュアル含めてゲイのオッサンが多いこと、同性愛者擁護、それもここらへん。
万博とニューエイジ、温暖化詐欺とCO2利権、エコエコ詐欺と経団連などのポジションなどは、その一つ下の信頼度だろう。
ポジションに注意とかが必要な部分が隠れていそうな感じだ。
現実として、歴史上に、フランス発の労働組合などの市民運動、アメリカで言うとOSS内部のサムエル・ゴンバース、日本ではIPRや、啓明会と日教組などについて、いわゆる反戦と市民運動のアメリカ、平和憲法を作ったGHQ民政局路線の話がある。
当ブログは以前から説明してきた。
経団連とニューエイジャーの話は、そこらへんの起源と、このキヨシ・クロミヤの具体的な市民運動や反戦運動などが繋がっているかを調べれば、わかることがあり、もう一つ、確信へと近づけられると自分は思っているが。まあ、また、わかり次第。
ただ、このレポートを読んでわかったことはある。
ニューエイジの根幹にエジプト学があるのは、確信へと一つあがったわけである。”
“ネオコンの株主はロスチャイルド系が多く、ただ、キリスト教原理主義の強行外交⇒ネオコンで反共ロックフェラー=ネオコンみたいになってしまっていますね。”
……
クロウリーが単なる怪人ではないことがわかるでしょ?
さあ、いよいよ
アレイスター クロウリー
Aleister Crowley
『魔術 - 理論と実践』
Magick in Theory and Practiceの引用と翻訳の軽い検証。
序
“一、《定義(・・)》
《魔術》
とは〈意志〉に従って〈変化〉を起こす〈科学〉であり〈業〉(わざ)である。“p.19
I) DEFINITION.
Magick is the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will.
“二、《基礎要件(・・・・)》
必要とされる《いかなる》〈変化〉も、種類・程度ともに適切な〈力〉を、適切な方法で、適切な媒介を通して、適切な対象に充当することによってもたらせる。“p.19
II) POSTULATE.
ANY required change may be effected by the application of the proper kind and degree of Force in the proper
manner, through the proper medium to the proper object.
The most common cause of failure in life is ignorance of
one's own True Will, or of the means to fulfill that Will.
〔“「人生で最もよくある失敗の原因は、自分の〈真の意志〉を知らないこと、もしくはその〈意志〉を遂行するための手立てを知らないことだ。」 (Magick, Book 4, p.127)
「自分の〈真の意志〉を行っている者には、後押ししてくれる〈宇宙〉の慣性というものがある。」 ( Magick, Book 4, p.128)“
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%BF%97〕
9) A Man who is doing his True Will has the inertia of the
Universe to assist him.
“(十二)人間は自らの存在と能力の性質について無知である。自らの限界に関する観念さえも過去の経験に基づいたものであり、人間は一歩一歩前進するたびに自らの帝国を拡張するのである。それ故に、人間の存在や行為の可能性に対して理論上の制限を設けるべき理由は何もない。”p.23
12) Man is ignorant of the nature of his own being and
powers. Even his idea of his limitations is based on
experience of the past, and every step in his progress extends his empire.
There is therefore no reason to assign theoretical limits.
“(十四)人間は自らが知覚するいかなるものにもなることができ、またそれを利用することができる。なぜなら、人間が知覚するものはすべて、ある意味では、人間存在の一部だからである。それゆえに人間は、自らが意識している〈宇宙〉全体を個人的な〈意志〉に従属させることもできよう。
(例:〈神〉という観念を人間が用いてきたのは、自らの個人的な行ないを指揮するためであり、同胞の上に立つ権力を得るためであり、自らの罪を赦すためであり、自己を〈神〉として実現することを含む他の無数の目的のためである。“p.24
14) Man is capable of being, and using, anything which he perceives, for everything which
he perceives is in a certain sense a part of his being.
He may thus subjugate the whole of the Universe of which he is conscious to his individual Will.
(Illustration: Man has used the idea of God to dictate his
personal conduct, to obtain power over his fellows, to
excuse his crimes, and for innumerable other purposes,
including that of realizing himself as God.
“(二十)人間は真に自らにふさわしい力しか引き寄せることができない。”p.25
20) Man can only attract and employ the forces for which
he is really fitted.”
“
イルミナティの系譜を画像で【20090707】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/07/07/257
サイエントロジー(悪)の路線【20090914】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/14/387
“鳩山邸では、鳩=セミラミス=イシス=マリア=黒いアテナが、古代ローマの女神ミネルヴァ(ギリシア神話のアテナに該当)の梟と、文明の終焉を待つように、仲良く羽を休めています。
Let it be……じゃ、生きていけませ~ん。
この知恵を象徴するボヘミアン・グローブ・・・・、じゃなかった梟(ミミズク)は、国会議事堂というピラミットにも「番人」として飾られています。
鳩は巣に帰る本能が高いのです。
(中略)
とりあえず、トムクルーズ=サイエントロジーの顔みたいなもんである。布教ビデオとかにも出てくるし。
このサイエントロジーに鳩嫁が入っているかは、定かではないが、次期首相夫妻は、両方ともスピリチュアルに染まっていることは間違いないのである。
なら、サイエントロジーとスピリチュアルで解説してみよう。見えてくる。
サイエントロジーの創設者は、アメリカ人SF作家のL・ロン・ハバードである。(1911-1986)
ダイアネティックス(1950)などを出版して、出版→それが聖典という、近代の新興宗教の王道である。
その、基盤は幼少の時に、中国北部、インド、そしてチベットで聖人に学んだ事が基盤となっているらしいが、真偽は定かではない。むしろそんなことがあったかは、疑わしい。
このハバードを語る際、もう一人の方に出てきていただこう。
ニューエイジとも関係が深い、魔術師アレイスター・クロウリー(1875-1947)である。
アメリカの源流の読み方【20090721】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/07/21/276
俺の過去記事でも出てくる。
法の書でのニューエイジ=Aeonを説明するまでも無く、クロウリーは、1904年から既存宗教の時代が終わりを告げ、「新時代」が始まったと主張した、ニューエイジの創始者そのものなのである。
エジプト学派でのつながりも再確認されたし。
サイエントロジーのハバートは、1945年の戦後にアレスター・クロウリーの弟子であるジャック・パーソンズに出会って、翌年から共同研究を行う。
彼らがやったのは東西の融合した近代儀式魔術の実践であり、セックスを魔法儀式として取り入れ女神を召還するというのである。(ムーン・チャイルド)
これは没直前のクロウリー自身の記述でも残っている。
さて、ここからは裏付けがとれない部類の話なので、半分程度で聞いて欲しい。
アレイスター・クロウリーは3代目のOTO(東方聖堂騎士団・Ordo Templi Orientis)の首長である。
そのOTOにおける米国での第一人者が、サイエントロジーのハバートの共同研究者、ジャック・パーソンズである。
この東方騎士団の誕生は、実は新しく20世紀初頭である。
ドイツの裕福な製鉄経営者、カール・ケルナーによって設立された。
ケルナーはインドを旅行した際に東洋の性魔術の秘伝を伝授されたとして、このセックスオカルト魔術結社を立ち上げたのだ。
性魔術の仏教版の真言立川流と、インドから真如が秘儀を持ち帰ったと噂される、同じ流れを組む密教、真如苑みたいな話である。
むしろ、立川流が起源かも?
1921年には、シシリア島の別荘をテレーム僧院と名づけ、山羊とアニマルセックス&生贄行為というものを行っている。
そう、性義式はOTO→サイエントロジーと伝わったのだ。
そういうわけで、サイエントロジーは、この20世紀再興の魔術師(笑)のクロウリーOTOの流れを組んでいるのである。
さらに話を続ける。
99 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/01/14 13:22
1959年は、ダイアネティックスの発表から、チャーチ・オブ・
サイエントロジーの初期段階の組織確立期にあたります。
60年代にはいると、ロン・ ハバードは、拠点を英国の
セント・ヒルに移します。
52年に有名なフィラデルフ ィア・ドクトレート・コース
という講義を行いますが、その内容には、黒魔術、
イリュミナティの重鎮としてで知られているアレイスター・
クロウリーの影響が指摘 されています。
http://www.asyura.com/sora/bd11/msg/529.html
さて、サイエントロジーの骨格が出来るのは、クロウリー没後の1960年頃からなんですが、このようにハバートは英国、セントヒルに拠点を構えます。
OTOにおける英よりのポジションです。
先ほど、OTOがドイツ人カール・ケルナーによって設立されたことは記述しました。
OTO、東方聖堂騎士団については、補足があります。
OTOの首長がイルミナティの重鎮とも言われるアレイスター・クロウリーであり、それとニューエイジの関係を説明しました。
ニューエイジとしての祖はルドルフ・シュタイナーの名前が挙げられます。人智学の人ですね。
ソフトニューエイジでは、さらにスウェーデンボルグ、そしてエドガー・ケイシーによって出来上がります。
クロウリーは、黄金の夜明け集団(ゴールデン・ドーン)と、黄金のあけぼヘルメス教団に影響を与え、一部では設立に関与したとも言われております。
自分は、これら秘密結社の設立時期さえ、まだ調べてないのですが、こういう意見もあります。
ルドルフ・シュタイナー(ドイツ)の黄金の夜明け集団と、ウイン・ウエスコット(英国)を軸とする、黄金のあけぼのヘルメス教団。
これら二つの国を結合させ、世界のありとあらゆる国の機関や民間に浸透し位相(トポロジー)心理学を駆使し洗脳をする機関が王立国際問題研究所(RIIA)によって、設立された。(ここらへんはゲームの達人)
それが、サセックス大学の一部、イギリスの軍事技術者、ジョン・ローリングス・リース少佐によって設立された「ダヴィストック研究所」である。(ここらへんはコールマン)
そして、そのダヴィストック研究所の元となった2つ、その流れはOTOのクロウリーであり、その技術は弟子によりハバートに伝わった。
それはナチス、ヨーゼフ・メンゲレ博士らによって開発された、マインド・コントロールの技術である。
クロウリー=ヘルメス学であり、サイエントロジーが、黄金のあけぼのヘルメス教団(英国)側というのは、簡単に推測できよう。
ハバートの「ダイアネティックス」=マインドコントロールであり、それがサイエントロジーである。
ナチスから続くマインドコントロール研究の集大成(モナークマインドコントロール)、つまり、サイエントロジーは、この説が正しければ、ニューエイジカルトの最先端、ダヴィストック研究所の理念の最先端とも言えるところから生まれてきた物である。
ま、たぶん間違っていないよ。
さて、だいたいのポジションがわかったかな?
なぜ、トム・クルーズが洗脳映画によく出るのか?とか。
サイエントロジーとニューエイジのポジション、スピリチュアル、ここらへんを押さえてから、ジョン・コールマンの300人委員会を読むと、また整理できるだろう。
余談だが、300人委員会での挿絵ではフリメで三角定規が載ってました。直角定規ではなく。
え?、サイエントロジーが、まだわからない?
イシス=セミラミス(鳩)=アテナである。
当ブログの読者、りおさんの話では、サイエントロジは弥勒菩薩が大好きらしい。
それは、太陽信仰のミトラ(マイトレーヤ)=弥勒=モロク教=ミネルヴァの梟 (アテナに該当する)でもある。
そういうこと。
同じ事、鳩と梟は同じ物なのさ。
サイエントロジーとニューエイジも。
イシス、ロスチャイルド、エジプト学派の関係とスピリチュアルが見えていれば、むしろ区別がつけられない。そりゃ、トムクルーズはロス茶側なわけ。
(中略)
昔、日米でロックフェラー陣営が強かった理由も、このニューエイジ路線が影響してるんだよ。
米国ではニューヨークがDロックフェラー(ニューエイジに対立するキリスト教原理主義右派)の本拠地だったのとか、日本でもロック系が強かった理由。
それは両方とも20世紀最高の預言者(笑)のエドガー・ケーシーによって、「日本とNYは1998年に滅びる」と予言されてたからである。
そりゃ、勢力が弱くなるわな。
”
1. “On 9月 28th, 2009, kG さんのコメント:
ジョン万次郎の銅像を見るため、足摺岬に行ってきました。
以下に、現地で確認したこと、調査して分かったことを書きます。
・万次郎像が左手に持っているのは、三角定規と閉じたコンパス。
・中浜万次郎翁銅像建設青年会議(名誉会長は吉田茂→アマレスの八田一朗)と同建設委員会(委員長は高知県知事・溝渕増巳)によって、企画・制作され、完成は昭和43年。
・会の中心人物は、広田勝氏(土佐清水商工会議所会頭)。
・銅像は、明治3年の開成学校教授時代の姿(43歳)、とされている。
・ジョン万次郎の会は、平成2年放映のNHK番組「歴史誕生 ジョン万次郎 幕末・二つの祖国に生きた日本人」に感化された小沢一郎が、平野貞夫氏(土佐清水市出身)に指示して発足。銅像とは無関係。
・万次郎自身は、ユニテリアン教会の会員であった。
ジョン万が滞在したフェアヘーブン市があるマサチューセッツ州には、スコティッシュライト系のグランド・ロッジがあります。ユニテリアンとフリーメイソンの思想は、大きな括りでは同じ仲間に入るのでしょう。
銅像の制作者が、何らかの意図を込めた可能性はあります。
が、だからといって、ジョン万がメイソンそのものであるとは言えない。メイソンであることと、メイソンっぽいということは、当事者にとっては明らかに違うからです。
やはり、ジョン万次郎=フリーメイソン説は、鬼塚五十一氏(の背後にいた団体)が流したガセネタ(レッテル貼り)である、というのが私の結論です。これには、キリスト教の宗派争い、という面もあったのだと思います。
”
1. “On 10月 20th, 2009, mkmogura さんのコメント:
天皇のロザリオは、火薬のために日本人がキリスト教に改宗し人身売買をしたとかの、あたりまえのことしか書いていません。
終戦時の天皇カトリック化工作は失敗したと、鬼塚氏は言及してますが、これについては、自分はブログで紹介したとおり、エキュメニズム含めて、イルミナティの思想が宗教統一運動であり、スピリチュアルの誕生を含めて、「既にキリスト教である必要が無くなった」と考えております。
これでもわかるとおり、キリスト教はツールでしかありません。
最近投稿した記事、客家における浙江財閥、洪秀全などでもわかるように、歴史において侵略の際に出てきた、単なる侵略のツールです。
終戦時の統制では、キリスト教ではなく、別のツールを使っただけです。
つまり、メイソンもキリスト教も同じものです。
りおさんの視点は「キリスト教が正しくて、メーソンが間違っている」「キリスト教内部の悪行は乗っ取られたためだ」という言及であり、「侵略のツール」としての機能を一切無視しております。
悪いのは、そのツールではなく、そのツールを持っている手ですよ。”
1. “On 10月 22nd, 2009, mkmogura さんのコメント:
自分は宗教はすべて侵略や統制の為のツールだと思っています。
もちろん、仏教もね。
ブログでは余り仏教については言及しませんが、実生活では「本来の仏教徒ですから(仮入部)」っていう態度をとっております。たとえ坊主相手でも。
霊魂も墓も、生まれ変わりもない起源仏教ですね。
環境問題や反ユダヤ主義も、いきすぎたら宗教ですからね。もちろん、フリーメーソンも。
鬼塚氏の反キリスト教の姿勢も、一部歪みみたいなものはあると思います。
それも一種の宗教でしょう。エキュメニカルにも言及してませんし。
そしてキリスト教について一切無視した陰謀論も、これもそれだけで宗教の一つだと考えています。
宗教とはそういうものです。
自分が、起源仏教(仮入部)というのは、「他人に何も押し付けない、本来の無宗教に一番近いから」という理由でこれにしております。
無神論者というレッテルを貼ってくる宗教がうざいですからね。そして、「無神論はこうであるべき」という宗教からも逃げるのに丁度いいからです。
思想に、統制とか押し付けの要素があったら、それは宗教の一種でしょう。
そういうわけで、どんな宗教の人でも、俺は否定しませんし、受け付けないわけではないです。
それで拒否したら、それも宗教だから。
しかし、意見や論述においての問題点としては、明確に意見を言うべきだと思うわけです。
宗教という言葉ではなく「使えない価値観の形成」「価値観の押し付け」「誰にとって都合のいい価値観を形成するのか?」という風に考えてくださいな。
この価値観の統制が一番の問題なわけです。”
アメリカの目的と予測【20100226】
http://www.mkmogura.com/blog/2010/02/26/616#comments
“ダライ・ラマはCIAから金をもらっていた → オバマ会談。
アメリカの製造業を守るため → 反中国という姿勢
同上で、トヨタ叩き → GM復活のアホなシナリオ
台湾の武器売買も含む → さらにアメリカが中国を突っつく
さて、この動きの要点を簡単に言うと、
アメリカが製造業復活を目論むなら、「中国」「北米進出している日本企業」この2つが邪魔になってくるということ。
そそ、この動きは、すべて目的どおりのことなわけね。
反中国という姿勢なら、CIA路線のダライ・ラマとオバマの会談の意味も説明がつくわけ。
日本では知ってのとおり、反共カルト→反中国なわけで、ダライ・ラマの話は、勝共連合や、日本会議を連想させる。
CIAがチベット運動やら何やらで、日本でもマッチポンプというか「みせかけの大衆運動」を陽動をしてきたことは、明確なことだからね。
もし宿主=アメリカの意思が、反中国であるのなら、民主党の根底には「反共カルトに対抗するために親中カルト」という部分があるから、・・・これは「自民党の巻き返しまで繋がっちゃうんじゃないの?」と、ここまで、考えなきゃならんのである。
それが、以前の記事のアメリカが、「どちらを向いているか?」の部分である。
しかし、以前と同じく、アメリカがわからんことには、正確な日本の動きも「わかりません」なわけである。
で、俺は「どっちを向いているかの根底」である、アメリカにおける「右」=ネオコンやキリスト教原理主義になれなかった人達=「ニューエイジ」について記事を書いたわけ。思想の源流ね。
この、今のアメリカの動きの「ツボ」になりそうな話があったので紹介したい。
ニューエイジの話を理解してれば見えてくる。
「日本を守るのに右も左もない」より。
http://blog.trend-review.net/blog/2009/07/001237.html
『ロサンゼルス・タイムズ』に衝撃的なインタヴュー。1966.0522
労働組合のナショナル・センターであるAFL-CIO(アメリカ労働総同盟・産業別組合会議)が、CIA(中央情報局)と緊密な協力関係を持っている
AFL-CIO に加盟する全米自動車労組のヴィクター・ルーサー国際部長という人物がリーク。
全米自動車労組は、150 万人の組合員を擁するアメリカ最強の産業別組合。
↑部分要約。
さらに流れを要約。
ヴィクター・ルーサーが情報をリーク
「CIAと密接になり、労働組合に秘密工作を持ち込んだ、これは大問題だ!!!」
↓
CIA側から、「共産主義勢力に対抗するために、やったよ。」。
ひらきなおりである。で、「このルーサーにも工作資金をあげたよ」暴露返し。
ルーサーを偽善者と罵る。
↓
ルーサー資金提供の事実をあっさりと認める。
CIAをリークした人が、CIAからお金をもらっていたのである。
で、その金をもらっていた内部告発者が、「秘密工作と労働組合の繋がり」を暴露したという構図である。
予備知識もなく、普通の人なら「何?この滅茶苦茶な言い争い」とだけ、思うだろう。
でも以前にも言ったよね。
情報なんて「ひとつの単語に到達できるか?」で、全てが変わると。
その「とある一つの核」がわかれば、この「お馬鹿リーク合戦」だけでなく、完全に見えてくるよ。
この情報の核は何なのか?ということ。
それは。「このCIAに金をもらっておきながら、喧嘩を売ったともいえる内部告発者のヴィクター・ルーサーが誰なのか?」ってとこね。
このルーサー(ルーザー)、全米自動車労組のヴィクター・ルーサーと、全米自動車労組の会長ウォルター・ルーサー会長、通称ルーサー兄弟。
この兄弟、ニューエイジの人だよ。俺の過去記事にも出てくる。
ロス茶の作るマトリックスその2【20090917】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/17/407
>フラーは、彼の友人、全米自動車労組の委員長ウォルター・
>ルーザーに、GMと賃上げ交渉する際、「労働者の賃金を上げた
>ほうがGMの利益が出る」というのをニューサイエンティスト
>という試作コンピューターのシミュレーションで出して、
>賃上げを実現させた。そう、本の中に書いてある。
そそ、ニューエイジのシンボル、万博でのジオデシック・ドーム、宇宙船地球号の草案者、あのフラーの友達ね。
さらにアメリカの労組というポジション。
CIA(旧OSS)と共産主義ロックフェラー、太平洋問題調査会(IPR)、これらがわかってれば簡単な話だ。
25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/23(日) 23:12:35 ID:2GCb+Nwo
また賀川機関を実行支配していたのが、アメリカ労働組合員であったユダヤ人のサムエル・ゴンバース。
米国労働組合はOSSの内部にある機関であり、この組織の開発支援者はロックフェラー財団。ロックの財団の地下室にはイギリス情報部のSISと米国の共産党部隊「リンカーン部隊」があり、その一つのレインボー部隊がOssの長官となったドノバァンである。ossが賀川機関を支援していたのはすでに事実。
ルートはこうだ。ロックフェラーセンタービル地下作戦部→共産機関oss部隊
→労働組合機関のサムエル→→米国IPR→賀川機関→日本IPR作戦部
→近衛文麿の閣僚→神の国敗戦運動→教会で敗戦活動を行ったため、
警視庁に革命容疑で逮捕される。
ニューエイジについても、そこらへんと繋がる労働組合のポジションについても、既に過去記事で説明してきたわけで、簡単である。
トヨタも愛地球博という愛知万博をやってるし、「宇宙船地球号」「エコエコ地球温暖化詐欺」、ロスチャイルド派閥と、ニューエイジの系譜である。
今回、めでたく「リコール隠し」という新技も追加されたわけだが。
日本のマスコミ、三菱のときととかと公平に報道しろや、リコール隠しと。
まあ、それでもこれは、あくまでもGMの再建のためである。
そのGMの再建の話の中に、このニューエイジ路線の労組→GMのラインが見えるでしょ?
トヨタもGMもニューエイジ路線であるわけ。
アメリカのニューエイジの都合で、アメリカの都合で叩かれたのがトヨタってだけ。
そのアメリカの労組も追いかけると、共産主義ロックフェラーだったころ=OSSだった頃=今のCIAのように反共カルト宗教ではなかった頃の時代の、OSSと労組の繋がりが土台としてあるわけ。
サムエル・コンバース→IPR→共産化運動→ニューディーラーなどなど。
反共カルト=自民党 と言う形。 労組、日教組=民主党 みたいに、日本では分けれるからわかりやすいでしょ?
そういうこと、日本の国内で「生長の家」が、手繰られる「侵略の触媒」になったように、アメリカ本土では、OSS(共産主義だった頃)の関係=糸(この場合、労組に繋がる)を手繰ったんではないか?と考えられるわけよ。
オバマの行動は、まだ原子力推進派の部分などは「まだブレていない」わけです。
つまりは、ロスチャ+Jロックフェラー側という立ち位置自体は、ずれていない。
しかし、ここ最近の動きは「一部のCIAのご近所と仲良くなっちゃったんじゃないか?」疑惑が出ているわけね。
だから、ダライ・ラマの話も、俺も今まで、反中国共産党=反共カルト運動家=CIA=実際に金貰っているとしか、考えていなかったけど、もう一歩踏み込んで分析する必要があるかな?ってことなわけよ。
ノーベル平和賞(ロスチャ系多し)なわけだしね。
そういうとこを、過去の事例は教えてくれるわけさ。
米労働組合のルーサー兄弟の、内部告発&自爆ブーメランという事例は。
日本の逆コースと同じように、共産主義だった頃のCIA=OSSが、反共カルトになっていくわけで、その頃から支配者のツールとしてズブズブだったわけで。
思想が離反していく中で、こういう内部告発、馬鹿な言い争いがあったと。
で、金が実際動いていたわけ。
この本来、ロスチャイルド系の独占である労働組合というものに、関係があったCIAが、ロックフェラー系として進んでいく中で対立していったわけだ。
そして金も流れていたわけだ。
日本の民主党の中にも同じような事例が、あるであろうということ。
CIAから金をもらい、CIAをリークした労組であり、ニューエイジ路線のルーサー兄弟の話・・・・。
(中略)
トヨタ叩きが続く中、もう一度皆さんも視点を整理してくださいな。
「目的が何か?」を。
物をつくるには、過剰な消費=戦争がある状態が一番なんだけどね。 ”
“ On 3月 3rd, 2010, だいだいこん さんのコメント:
今日、リチャードさんのブログの、政府紙幣についての考えを述べた記事に、
輿水さんは一部の情報によるとロスチャイルドの血を引く家にお生まれになられたようですが・・・リチャードさんはユダヤユダヤといっておられるけど究極に本質を突き詰めるとそれはまさに国際金融資本家の権力ではないか、日本では日銀がその頭取のようなものではないかと(やや違うかも)、コメントしたら、ほんの30分もしないうちに削除されていました。
なぜ削除したのかということを聞こうと再びコメントしようとすると投稿禁止にされてしまっていたのでした。
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201003/article_3.html
ほほう。
案山子
2010/03/03 12:45
最期の方になるのですが、これが名残としての証拠です。(だって、誰のコメントに答えているか分からないですよね)
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201002/article_103.html
上の方の記事はコメントが残っています(同じく最期のほう)
とてもショックです。本当にそうだったのか、と。
また、もしそうでなくてもなぜ削除したのかと思って、色々考えてしまいました。
政府紙幣を導入しようとしているのは反共カルト・共勝連合と関わりの深い統一協会であるということは知っています。
ということで政府紙幣発行に反対という記事を4つも書かれていたのですが、コメント欄の全体としての論調が偏りすぎていたので少しアプローチしようと、
反ロスチャは統一に利用されているけど、
言っていることは基本的に間違っていないし、
それ(政府紙幣発行のマイナス点)よりも日銀の通貨発行権の独占の方が問題にすべきことだと言うようなことを頑張って言っていたのですがそれを無視するかのような反応だったのでこれはもっと追求しなければいけないと思って、上のようなコメントをしてみたらそうなったのです。
mkさんはそのことをどう考えていますか?
やっぱり、輿水さんにも都合の悪い指摘というのがあるのでしょうか。
宜しければ教えて下さい。
私も、ただちに政府紙幣を発行すべきなどとは思っていないのですが、吟味することもなく論外であると決めつけている人が多いので、日銀を考えることは大事ではないかと言いたいだけだったのですけど、なんでそれさえ分かってもらえないのだろうという印象だけ残りました。
記事と関係なくてすみません。
そういえば、ロックフェラー家の第4代がトヨタ社長と共に今度の公聴会に出席することとなったそうですですね。
posted on 3月 3rd, 2010 at 9:33 PM
1. 8 On 3月 4th, 2010, mkmogura さんのコメント:
>だいだいこんさん
記事にしたよ
>電気羊さん、
どうも。
これも記念に貼っときます。動画の要点。
42 :名無しさん@十周年:2010/02/26(金) 14:11:49 ID:bc17u4uy0
>>363
うわあああああああああ
GMのリコール数が9058でクライスラーが3260でトヨタがたったの669件w
で、オバマ民主党のは全米自動車労働組合から巨額献金受けてて、トヨタだけこの労働組合に加入してないw そしてGMは実質国営wなんかもうどうしてここまでされなくてはいけないのかっていう忠臣蔵の気持ちを今実感してるわw“”
お返事でも・・・・【20111128】
http://www.mkmogura.com/blog/2011/11/28/990
”「万博は、ニューエイジの祭典なのに、なぜ月の石があるか」という疑問ね。
そう、月の石は、ニューエイジとは対立しているロックフェラー陣営のやったアポロ捏造というのが大きく関わっているからね。
興業だから一部協力するのはあたりまえか、と、その時は思ったわけね。
でも、気になって調べなおしたのが、311より半年ほど前のころかな?
一度引退する直前あたりの話。
あの時の最後の記事に、と学会がアポロ火消しに躍起になってるといったのは、そこらへんを調べていてのお話。
そのさらに数ヶ月前から、これまた読者のアイパッチさんとエヴァというアニメについて話していて、「ニューエイジのアニメエヴァで月面着陸の話が出てくるっておかしいな」と思っていたこと→月面までの距離の話(アポロの到着が早すぎる)
http://www.mkmogura.com/blog/2010/08/20/934#comment-1316
で、アポロ捏造についての言論弾圧(いや統制と言った方がいいかな?)が、現在進行形で強くなってると確信を持ったのが、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」というアメリカ映画が今年の夏に上映されると聞いた、去年の年末。
このときにアポロ捏造の言論統制が「なぜか厳しくなっている」、そこはニューエイジ派閥もアポロねつ造疑惑の隠蔽派として共同歩調になりつつあると感じたわけ。
その時、なぜアポロ捏造への言論弾圧が厳しくなってるかを、自分たちは考えるべきだったと思う。
結論から言うと、「アポロは911と同じもの」であるわけで、そのアポロにニューエイジのキーマンが深く関与していたために、アメリカ国内を中心としたニューエイジにむけて「ベラベラしゃべんなよ」と圧力をかけるのに都合が良かったから。
それは、なぜなら・・・
過去に説明したとおり、トランスフォーマーとはニューエイジ(スコティッシュメソ)の映画ね。【20090719】
で、アポロ陰謀を暴露してるのは、日本では副島隆彦でもわかるとおり、世界的にみればロス茶派なわけよ。
もう少し、詳しく説明しよう。
トランスフォーマー3、月面で謎の生物と遭遇した・・・との予告編を見たとき、自分はびっくりした。
もちろん、当時ニューエイジとアポロ捏造について意識して調べていた時だったが、そうでなくてもトランスフォーマー映画の3作品目である、この「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は、タイトルからして意味深なタイトルを付けているからだ。
アポロ捏造について有名なTV番組を見たことがある人も多いだろう。
フランスのTV局アルテ社が2002年に製作の『Operation lune』という番組である。
2003年の年末特番『ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?』(テレビ朝日)と聞けば、わかる人もいるだろう。
アポロ捏造について世界で一番有名なTV番組である。
一部、これはエイプリルフールのために作られたという話でごまかそうとするひともいるが、それは違う。
もともと、フランスとドイツで2002年10月16日に放映され、オーストラリアで4月1日に放送されただけの話である。
この英語版タイトルこそが『Dark Side of the Moon』なのである。
つまり、トランスフォーマー3の映画の副題は、これを意識して作られ、月面到達を前提にストーリーが作られているニューエイジ映画と知れば、日本ではニューエイジとJロックフェラーの手先である副島隆彦が一番有名なアポロ捏造暴露側なわけで、衝撃の大きさとともに混乱してしまいそうになるだろう。
まあ、調べてみると簡単なことで、確かに米英メソのTOPはNASAの月着陸の指揮者であるフレッド・クラインクネヒトというDロックフェラーのTOPともいえる人物である。
そしてフランス、ドイツでもわかるとおり、ロスチャイルドがアポロ捏造をバラしてるのも間違いない。
しかし、アメリカの初期宇宙開発のリーダーであるのがジャック・パーソンズという人物だったのである。
この人は、サイエントロジーという宗教を、L・ロン・ハバードと共同で始めた教祖である。
このハバードという人物は、アレイスター・クロウリーの弟子であり、(女性関係でもめたけど)、このクロウリーの書いた「法の書」こそがニューエイジの聖典である。
アメリカのニューエイジ派閥の中で重要なポジションであるのが、サイエントロジーであり、「AEON=新時代」と記したニューエイジの教典を書いた人物の弟子が始めたのが、その宗教であるわけ。
見えたかな?
全体の構図では「ロスチャイルド+ニューエイジ VS Dロックフェラー」のはずであるが、ニューエイジの教祖様が、大昔からSFつながりで宇宙開発に参加していたため、アメリカ本土内のニューエイジ派閥は、アポロ捏造と声を大にして言いづらかったわけ。
その部分を逆に、踏み絵のようにしてアポロ捏造の言論弾圧を強くし、アメリカ国内のニューエイジを黙らせようとしたわけ。
都合が良かったわけね。
それと同じ理由で万博に月の石があったわけでもあるんだろうね。
そして、そう、思い出してほしい。
911が自作自演で間違いない。それをばらしたZeitgeistという映画はニューエイジ思想の産物である。
スコティッシュメーソンの広報誌の題名はニューエイジであったわけだし、キリスト教原理主義に対立するニューエイジというのは宗教破壊のユニテリアン(帰一教)そのものである。
さらに、自作自演の911から、イラク戦争に反対した各国はEUの欧州そのものであり、それはグラントリアンの強い国=ロスチャイルドの国、そのままの構図で「ロス茶+Jロック VS Dロック」の構図は間違いない。
そうである。
911自作自演をした「陰謀を仕掛けた」勢力と、「ばらす側」つまり暴露している勢力の構図は、それより大昔のアポロ捏造をばらしたのは、全く同じ構図であるべきことだったのだ。
しかし、ロス茶よりだったはずのJロック(スコティッシュ、ニューエイジ)に、圧力を、「今さら」かけたわけね。Dロック側が。
つまり、今「アポロ捏造のことについて言及するな」という支配者からのメッセージは「911自作自演をこれ以上言及するな」という同じメッセージ、言論統制の加速してることを象徴するような事態であるというわけ。
911への言論統制と同じものと理解できれば、今更そんなことをする理由は、ただ一つ。
なぜなら、それは・・・・・911と同じことをするからという至極わかりやすい理由だったわけよ。
ここが自分の予想できていて、でも書けなかった部分。
今さらだし、何の価値もない。
あくまでも、後だしジャンケンでしかないので「説得力を持ってはいけない」類の話。
このアポロ陰謀についての副島はJロックフェラーよりも、ロスチャイルドよりの姿勢ともいえるわけね。今は月面の数十億cpm(数百シーベルト)を「安全だ」と、黒を真っ白に変えることができる放射線学会のロジック(アポロが月に行ったことになってる)を使って、「内部被曝などなど問題ない」とかぬかしてるけどね、副島。
彼は、ゼンマイ仕掛けの祈祷師という御用評論家ではないですが、やってる行為はアポロ捏造を自分自身でけなしてるだけの商売屋さんにしか過ぎないわけですが。
この強引な右への振り子の動きがあって、さらにこんな流れあれば「予想は出来たかもしれない」
と思える話しなわけね。
2010年11月初旬 イランのナタンツ(Natanz)にあるウラン濃縮施設の稼働が一時的に停止した理由は、サイバー攻撃である。
2011年01月16日 米紙ニューヨーク・タイムズは、このサイバー攻撃が、イスラエルとアメリカの共同開発のがスタクスネットであるという内容の記事を掲載。
いよ!さすが反CIAのニューヨークタイムズ!!!
このサイバーテロは今、新聞にもでてきてNHKでも少し放送したね。
で、この事態の流れ、イランのウラン濃縮施設の一部を破壊したというアメリカ製のテロが、「世界中が原子力推進に振れていた」という振り子を戻すという明確な目的があるために行われたなら、311のような事態が起きることは簡単に予想が付くわけでしょ?
「同じ理由のときには同じことが確実に起きる」ってことね。
そもそも、イランのサイバーテロは誰がやったかわからないという話だが、イランを敵視してるのはアメリカとその分身しかいないわけです。
そいつらが大量な核物質をバラまかせようとしたのは明確なことなわけ。
でイランで失敗して、その年の年末だっけ?福島の沖を外国人誘導の調査船が掘りまくってたのは?
で、なんとかウラン大量放出を回避できたイランではCIAが大量に捕まって、大変なことになっている・・・と。
ここらへんは調べてないのであまり知らん。
こういう流れがあったから、「核物質を大量にばらまいてもドル崩壊を止めたい」とか、「911を今さら追求するな」という奴らのメッセージがあったからこそ、311は同じものだよと確信をもってしまったわけね。
本当は、水素爆発含めて要所要所の根拠はもっとたくさんあるんですが、まあ、一番大きな流れとして。
このアポロでもわかる言論弾圧の流れがあったんだよと、送ったのがmonosepiaさんに送ったメール、(もう少し要所の説明が多かったけど、それはまた後日記事に出来たらします、さすがに長すぎる)、たしか「哀しいけれど状況証拠が一番参考になる」なんて書いたっけ。
散々、長くなって「予想は出来たかもしれない」というだけの、何の価値もないものです。
国内のキーマンよりも、アポロとかイランとか世界的な意味での振り子がどうなってるかを意識すべきだったという反省のいみもあります。
しかし、今また震度が浅すぎる地震が多発してきて、阪神淡路大震災のようにダボス会議直前までは警戒が必要な状況ですので、そこらへんは、それぞれのご自身の視点の補足にでも応用していただければ幸いです。
(…)
On 11月 28th, 2011, ねこたねころう(魔法使いハンター) さんのコメント:
こんばんわ。またの更新嬉しいです。
さっそく読ませて頂きました。目が回りそうなくらい関係性がいっぱいで消化するのに時間かかりそうです。モグラさんはその関係性をすべて頭に入ってるってすごいですね。
前コメントしたものにレスしていただきありがとうございました。
あまり参考にならないとは思いますが、イランとCIAの関係について少し書いてみます。
うちはイスラム世界の事を調べている、イスラムフリークですが、イランについて気になった事があったのでひとつ。(私はモグラさんほど知識がないので役に立たない可能性大ですが。役にたたなかったらすみません)
まず宗教から。世間の大人は、スンニ派とシーア派の区別がつく人があまりいなくて、更についたとしてもムハンマドの血筋がどうこうだけの知識で終わってる人が多いのですが、シーア派ってなんというか神秘的な宗派なわけですよ。キリスト教に近いとも言われるけど、つきつめて考えたらフリメなどのそっちに近いつうか。
うちが読んだシーア派の本では、シーア派の宗教組織(シーア派は珍しくカトリックみたいにピラミッド型の組織を持ってます。発足したのは20世紀だけど)のトップであるアヤトラー(シーア派の法学者の最高峰)は、コーランの神秘的かつ象徴的な隠された智慧を読み解く法学者の最高の地位らしいです。
このあたりからしてシーア派って、どうもニューエイジのフリメやイルミなどの秘密結社臭い側面を持ってるようです。
なのでモグラさんが、ホメイニがパリ亡命中にグラントリアンメソに入ってたんじゃないかという話にも繋がるわけだし。
またイランの国教はシーア派の中でも12イマーム派でしたが、7イマーム派のイスマイル派の二ザール派(アサシンの宗派ですよ)派なんかは、モロに中世にはテンプル騎士団と繋がってたわけです。
近世のイランには、ヨーロッパの国々が食い込んでたという話もありますし、イランはアメリカのテレビ番組などはとことん嫌ってもヨーロッパのテレビ番組などは積極的に購入したりして、イランはアメリカとは険悪ですが、ヨーロッパとはそうでもないかな?ナチスの時代にアーリア人認定されて喜んでた国だし、ナチスなどのニューエイジ臭い路線から割り出すのもいいかも?
そういうわけで、イラン情勢を読み解く上でヨーロッパという視点を加えるといいと思います。(ご存知でしたらすみません)
またCIAとの関係を解析する一番重要なポイントがヘロインの流通ルートだと思います。
イランはヘロイン流通だかなんだか覚えてないですが、そのあたりの利権でレバノンのヒズボラをバックアップしております。
ヘロインといったら、アフガンで展開している米軍=CIAと対立する部分あるんじゃないでしょうか?
ヘロインはアメリカよりも、ヨーロッパの中流以上の層に人気ですので、アフガンからイラン・イラク・レバノンを経て地中海を渡ってヨーロッパにという流通経路を見ると思わぬ事がわかると思います。
たぶんCIAとイランの関係でせめぎあってるのは核もだけど、ヘロインが多そうかなぁと。
あまり役にたたないレスで申し訳ないですが、イランの事について書かせていただきました。
がんばってください。
(…)
On 11月 28th, 2011, ねこたねころう(魔法使いハンター) さんのコメント:
モグラさん
こんばんわ。さっそくのお返事感謝です。
モグラさんに参考にしてもらえるってきゃー嬉しい
イランについて書き忘れた事がありましたので補足しますね。
うちの親父(陰謀論者だけどスピ系。船井幸雄を信じてたり、洗脳されててどうしようもないです)から聞いた話なんですが、その昔週刊誌でホメイニのすり替え疑惑の報道があったそうです。(なんでも指の形状が違うとか色々)
世界中の革命屋さんと言えば、フリメやイルミですが、もしイランの革命をでっち上げる上で本命のホメイニをすげ変えたとしたら色々な見方が変わってくると思いますよ。
ほんと、大事な事を忘れてて申し訳なく
うちはスンニ派のイスラム原理主義を調べたんですが、パキスタンやらタリバンのベースになったデオバンド派といい、サウジのワッハーブ派といい基本的にアングロサクソン系=CIAなどの流れの背後関係があります。
イランなどのシーア派の革命(レバノンのヒズボラなど)とはちょっと違うかな?
そいつらが、少数派で国際金融資本に資金を投下される前のナチスみたいに結構小さな勢力だったんですよ。
スンニだのシーアだの言っても、イランはスンニ派が90%以上を占めるシリアと大の仲良しですけど(シリアの大統領だけは秘密結社的な宗派のアラウィー派なんですが。イスラム教のフリメ版といってもいいほど秘密主義宗派)
イスラム圏を調べる上で一番重要だと思うポイントは、19世紀まではイスラムのメインストリームはスーフィズム(イスラム神秘主義ですが、色々と難しいので解説は飛ばします)だったんです。原理主義ではないというのがポイントなわけで。
人々の生活の中心はスーフィズムの道場(フリメで言えばロッジですが、スーフィー教団はフリメとかなり違います)だったんです(もちろんモスクもですけど)
その中で、かなりゆるい寛容的なイスラム教があったわけで。
その中で、欧米の帝国主義の植民地争奪戦が本格化して、西洋の価値観が流入したことで原理主義が芽生えてくるわけです。
その芽生えた原理主義に積極的に水と肥料を投下して育ててたのがイギリスだったりしまして。サウジなんかはその典型ですわ。
なので、政教一致のイスラム国家(サウジやイランなど)を見る上で、イスラム国家の枠組みを育てたのが欧米勢力であるという視点が見えてくるわけです。
そういったイスラム国家(サウジ、イランも同じく)はスーフィズムを弾圧してるので有名です。
そこから見えてくるのは、イスラムによる「革命」やら「原理主義」でさえも、日本の天皇教や国家神道と同じような側面が見えてくると思います。
その視点でイラン情勢や中東情勢を見ると、かなり面白い事が見えてくると思います。
あ、ちなみにスーフィズムは薔薇十字運動などのヨーロッパのフリメやイルミにも影響を与えてるといわれてます。(クリスチャンローゼンクロイツがイエメンに行ったという話しが出てきますよね)
思弁的なフリメがせいぜい300年程度の年数ですが、イスラムのスーフィズムの教団は創立が1270年代とかで、今でも存続してます。
そこは位階制を持ち、思想体系があり、フリメ的な組織ですけど、あまり選民思想も危険思想もないようですので、割と共存して今に至ってます。
イスラム原理主義の成立と、フリメの源流としてイスラム神秘主義はイランなどの情勢を解き明かす上で重要なファクターだと思いますよ。
イスラム世界フリークの初心者がお送りしました。
中東情勢の話で何かあればフォローさせていただきますね。
(…)
On 12月 1st, 2011, ねこたねころう(魔法使いハンター) さんのコメント:
こんばんわ。また書き忘れた事がありましたので書かせて頂きますね。
数年前にイランで選挙が無効だというデモがあったのを覚えてらっしゃるでしょうか?
そしてその後もデモなどの小競り合いがあったようですが。
イランというのは、議会制民主主義の上に最終決定権を持つ政教一致のイスラム法学者の組織が乗っかっているというシステムなのですが、大統領などの政治家のバックに必ず法学者がついてます。
アフマディネジャド大統領にはだれだっけ、よく覚えてないけどガチガチの原理主義的な宗教指導者がついてたかなぁ
まぁ、そんなわけでイランの情勢を読み解く上で、政治家+法学者の関係を調べるのが大事かもです。
イランには、中国の胡錦濤派と江沢民派などの北京派vs上海派にあるように、欧米勢力や軍産複合体と繋がった改革派(ラフサンジャニやムサビなど)とアフマディネジャドのように(ユダヤ人説があるが)反米派+ロシアと仲良しなどの派閥があるようです。
んで、今から数年前の2009年のイランの選挙無効騒ぎでは、「選択」という雑誌に書いてあったんですけど、UAEに拠点を置くCIAが工作したと書いてありました。
つまりアメリカは何が何でもイランを攻略したいって意思はあるようです。
周辺国のトルクメニスタンやパキスタン、イラク、バーレーン(ペルシャ湾に浮かぶ島)、クウェート、アフガニスタン、オマーンなどはすべて米軍の基地だか拠点があるわけです。つまり四方八方包囲されてるわけで。
現状イランは結構な産油国で、最近500億バレルの油田と5兆立方メートルのガス田がまた最近見つかってます。
アフマディネジャドは、ご存知の通りロシアや中国とも関係を深めたりしてます。
あと世界のエネルギーの大動脈はホルムズ海峡ですので、ペルシャ湾に前面に面してるイランさえ落としてしまえば、欧米勢力が完全に(ロシアやベネズエラなどは除いて)石油資源のコントロールのイニシアティブを持つ事になるわけです。
なのでいくら新興国といえど、石油や天然ガスがないと工場動かせないんだからペルシャ湾のシーレーンと中東の石油や天然ガスを押さえてしまえば、新興国の首根っこを掴む事ができるわけですわ。
そういった意味でも、イランというのは地政学的に重要な土地だと思いますよ。
あとは石油利権ならパイプラインもありますよね。中央アジアを横断してるパイプラインを使って直接イスラエルに石油を持ってこれますし。
つまり、イランさえ取ってしまえば、台頭しつつあるロシアや中国などに対する牽制ができるわけですわ。ついでに中東でのイスラエルの脅威もなくなるし。
まぁ、そういった様々な要因があってアメリカはイランを取りたくて仕方ないのでしょう。
またイランは、レバノンのヒズボラの大スポンサーですので、イランさえ潰せばイスラエルにとって面倒な隣国の敵がいなくなるわけで。
またイランはよくわからないのですが、ヘロインの密輸をやって儲けてる可能性もあります。レバノンといったらヨーロッパへの重要な積出港ですから、ヘロインを密輸する上でかなり重要な港なのです。
イスラム世界って、酒には厳しいけど麻薬には昔から少し甘いところがあります(今のイスラム国の法律では厳罰ですけど)エジプト人が書いたアラビアンナイトの小説で町の水タバコ屋にハシシ(大麻)が置いてあるシーンやらあるし、イエメンでもカートという草をやってますね。
また今デモやら何やらで揉めてるシリアですが、あそこはイランの同盟国なわけです。シリアは確か石油が出ない、貧しい国です。シリアが強硬な姿勢を取れるのもイランが背後にいるせいかなぁ?その辺よくわかんないですが。
んなわけで、イランを取ればなし崩し的に重要な所を取れますので、CIAは何が何でも取りたいところなのかも知れません。
イランとフリメの関係についてはおいら正直よくわからんです。
ホメイニが、イランが王国だった時代の大統領以下親米政権の閣僚がみんなフリメだ!と指摘した事があるそうです。もっと研究が必要ですね。
なんかモグラさんはご存知の話ばかりで申し訳ないのですが、イランの情勢について書かせていただきました。
役に立たなかったらすみませんね。
(…)
On 1月 7th, 2012, ねこたねころう(魔法使いハンター) さんのコメント:
モグラさん、イランにおいて新たに発見した事実があったので書きますね。
イランは、アメリカの「敵」になっていて、地政学的にも重要なポジションにいますが、キューバなどを通じてつながってるそうです。(当たり前か)
イランが金正日の葬儀で弔意?を表したのも関係あるかな?
ヘロインは高級麻薬ですから、そのあたりのつながりがあるんでしょうね。
アフガンからイラン・イラクを経てレバノンまでのシルクロードの陸の道とヨーロッパへの積出港であるレバノンのヒズボラを押さえてるイランは、ヘロインの重要なポイントを抑えてますよねー
やはりというか、そんな印象ですけど(最初からそう思ってたけど)アフマディネジャドは、副島辺りの情報ではCFR直通という話もありますが、逆にアフマディネジャドがアメリカではなく、ロシア・中国と繋がっていてそうではない・・・という情報があります。
リチャード・コシミズあたりは、イランの反米勢力の部分だけを取り上げて、繋がってる部分もスルーしますが何かあるのでしょうかね?
非常に興味深いポイントです。
関係ない話で恐縮ですが、最近リチャード・コシミズの背後関係を調べておりまして、その調べる手がかりとしてモグラさんがコシミズ氏はロスチャに繋がる親中工作員であると書かれたのを参考にしてますが、コシミズ氏の正体がいまいちわかりません。
ふって沸いたように、ニューエイジ臭いガイア思想を言い出したり、フリメ臭い死と再生の思想である、日本はいったんエジプト神話のオシリスのように解体されて再生されなければいけないという思想など疑惑の部分がありますがいまいち飼い主がわかりません。
ロスチャであることは安易に想像できるのですが、直接的な流れがわからないですわ。
ただヨーロッパの王室の悪事を華麗にスルーしたり、フリメ的な西洋史の側面を綺麗に切り取ったりしてるところを見ると何か関係があるのではないか?と思います。
もしよろしければ、コシミズ氏とフリメ、その他工作員の飼い犬の話を教えていただければ幸いです。
どうかよろしくお願いします。お忙しいのにすみません。
(…)
On 1月 8th, 2012, 万公 さんのコメント:
レスありがとうございます。タイミングよく証拠品が消えたようで、怪しさに拍車がかかってきてますね
月の石など大量紛失 NASA、ずさん管理発覚
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111210/amr11121008400000-n1.htm
posted on 1月 8th, 2012 at 9:40 PM
20
On 2月 6th, 2012, まっこうモグラ(管理人) さんのコメント:
ちゃんとした月面放射線の計算式、JAXA基準の電子ボルトの代入した式を記事にしようかな?と思ったけど、出し惜しみしました。
まあ、誰でも出せるんですけどね。簡単な算数です。
それにしても3日半で月から帰って来たというアポロ・・・。
もうアニメを超えてますね。あれ。
ちなみに、その影響からか、ガンダムとかでは1日もかからずに、月から地球にきます。
これってマッハ30近くの世界で、これの相対速度での撃ったり撃たれたりの世界が出来る人間なら、彼らはハシで銃弾をつかめますね。
posted on 2月 6th, 2012 at 11:06 PM
21
On 3月 18th, 2012, まっこうモグラ(管理人) さんのコメント:
大事なこと言い忘れてた。
別に箸で銃弾がつかめようとそれはどうでもいい。
いろんな創作物でさえ、アポロの影響を受けて勘違いしてしまっている。
地球と月との距離は、洗脳された一般論で考えているほど近くはない。
”
U @wayofthewind 3月29日
宇宙人(笑)以前に、人類が宇宙とやらに出て行ったことって、正史では一度ないんですよね。
月?
ヴァンアレン帯を、あの軽装備でクリアして、月面に見事に着陸?
ましてや月から地球に帰還なんて、最近の技術でも難しそう。
@6thcrusader
ネズミさん @Nezmi_san 4月18日
@wayofthewind @kitsuchitsuchi @6thCrusader
バンアレン帯について(NASAの見解)
https://www.youtube.com/watch?v=NlXG0REiVzE …
(おもいっきり「じゃ69年のは何だったんだ?」のコメントw)
NASAの技術者が名言:"We must solve these challenges BEFORE we send people through this region of space"
オリオンミッションなんちゃらの前に、バンアレン帯を突破できないw
アポロにクリソツな宇宙船で、これまた地球脱出に「課題あり」というのだから、笑うしかない。このミッションもアポロ同様に「大金を奪い取る」・・・、いや「大金」なんてのは「印刷」するだけだからw
因みにNASAによれば、アポロ14号の被爆量は14mSVだそうだ。シャトルは5mSV
http://www.nasa.gov/pdf/284273main_Radiation_HS_Mod1.pdf …
(へー、CTスキャンは2mSV~10mSVと聞くが?宇宙って、月面含めてそんなもんとは思えんがね?人間は10SVであの世だ・・・)
ちょっとまてよ、年間だけど赤道20mSV~北極・南極は50-120mSV食らう訳だ。だが数ヶ月の火星ミッションでは1SV~4SVらしいね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Health_threat_from_cosmic_rays …
さてさて、オリオンミッションでは、バンアレン帯の通過は数ヶ月の宇宙旅行の「一瞬」に過ぎない、トータルで「数SV」受けるわけだよ?そこに「問題だ」というのはどういうことか?
@kiha205 @wayofthewind @kitsuchitsuchi @6thCrusader そういう筋でなく、火星に行くのに最初の障壁が「バンアレン帯」だっていう話。これがアポロ同様50兆円もかかる計画w
邪ブラック @yokosimablack 4月18日
@Nezmi_san @kiha205 @wayofthewind @kitsuchitsuchi @6thCrusader
横入りですいません。
7~8年位前JAXA見学行って研究者に、
アポロのバンアレン帯疑惑を質問しました。
曖昧な回答もらった記憶が懐かしいです(笑)
U @wayofthewind 4月19日
アカデミーならではの閉鎖性やバイアスというのはありそうですね。
過去の論文の孫引きを繰り返して自家中毒に陥っていたり、定説を疑うことすら許されない雰囲気だったり。
@kiha205 @6thcrusader @nezmi_san @yokosimablack
徒弟制度そのものが温床になっていそう。
師への憧れが一線を超えさせやすい?(笑)
常識的な概念を打ち破る通過儀礼になっているんでしょうね。
@6thcrusader @kiha205 @nezmi_san @yokosimablack
ネズミさん @Nezmi_san 4月18日
興味深いデータを手に入れた
http://en.wikipedia.org/wiki/Cosmic_ray
この表、宇宙線でいえば日本は米国の5分の1
人工放射能の降下量(fallout)は世界平均の30%増(311後)
であるが、米国は人工放射能をカウントしないw
トータルでみると日本はカウントしない米国並みw
飛行機は1000時間で5mSVらしい、だから5μSV/h。
ソ連のミールで太陽フレア時に計測された値は船内で5mSv、船外で30mSv、驚くべきは「大気圏外」の放射線量が「何処に載ってるの?」というくらい見当たらないw
宇宙飛行士の被爆量MAXは55mSVらしいね。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesj1959/35/10/35_10_880/_pdf …
先ず、ルナラウンダーのような垂直安定着陸と上昇技術を地球で見たことないばかりか(6分の1だから「出来る」議論するなよ。ハリアーとか言うなよ、あれはジェットで1分持たん。)、ランデブーでドッキング出来る訳だw
(ゲッターロボかよw)
それがほぼ1発成功である。ライト兄弟からマトモな飛行機が作られる歴史で見れば未知の宇宙空間と月面で失敗は相当続く筈だ。失敗続きの米国が「突然」成功し、当時進んでたソ連は「月に人間を送ってない」w
因みに「ランデブー」は今や「使われて無い」そもそも其処までの技術が有りながら「月に何もないから、スペースシャトルに切り替える」「金が無い」などと訳わからん言い訳で「地球の回りでグルグル」「少コスト」なる言い訳、しばらくして「火星」と言い出す。
ひとまず技術有るなら地球上で「数トンの鉄の塊を上空から逆噴射で着陸して見ろ」「サンダーバードでしか見てネーぞ」だよw
人間夢みなきゃ?と言うのは嘘、逆で都市や田舎の閉塞感が生み出す逃げ場。あのアポロの時代は宇宙飛行士100、今はAKB48、作り出される。親バカは「宇宙飛行士、ありゃ嘘だ」と言えなかった、受験社会だからだ。「本当に本当の事」を言って言い聞かせる、これが真の親だろ。
@spaptre 「人工知能が飛んでいく」事は考えて無いようですねw
@prometheus2054 たまたま持ったDNAが文明を作り出すに都合が良かったとも考えられる。仮に宇宙人が人間を作ったなら、コロンブスの卵で、じゃその「宇宙人は誰が作った?」じゃないですか。地球人が「オリジナルでない」と言い切れ無い。
仮に宇宙人が人間と文明で圧倒的差を持ち、地球環境下で猿を改造して人間を作ったとして、宇宙人ですらDNAのオリジンは猿や人間と同じである可能性は有る。所詮はDNAを継承する生物である。無機物宇宙人がいたら何ですがw
ニューエイジ・スピリチュアル・精神世界の問題点
http://ww4.tiki.ne.jp/~enkoji/newege3.html
”ニューエイジとは、今までの世界が終わって新しい時代(愛と平和と調和の時代、霊性の時代)が始まる、ということです。これはキリスト教の終末論、まもなく裁きの日が来て、古い世界は滅亡し、選ばれた目覚めた人による新しい世界が始まる、という考えが基礎になっています。
ヨハネ・パウロ2世は、ニューエイジはグノーシス主義だとして切り捨てています(ヨハネス・パウルス2世『希望の扉を開く』)。ニューエイジの直接の源流はブラヴァツキー夫人(1831~1891)の神智学協会(キリスト教の終末論に加え、グノーシス主義や薔薇十字団といったキリスト教異端思想、それに東洋思想をまぜたもの)です。
Wikipediaによりますと、グノーシス主義では、
「グノーシス主義は、地上の生の悲惨さは、この宇宙が「悪の宇宙」であるが故と考えた」
「善とされる神々も、彼らがこの悪である世界の原因であれば、実は悪の神、「偽の神」である。しかしその場合、どこかに「真の神」が存在し「真の世界」が存在するはずである」
と考えます。つまり、この現実の世界、この私は、本当の世界、本当の私ではなく、本当の世界は別にあるんだというわけです。 そして、肉体の中に魂が閉じこめられているから隠されている知に目覚めなさいと説きます。精神(霊性)を重んじ、肉体を軽視します。
インド思想の梵我一如は個(我)から全体(梵)へ統一、ということを説いています。ヒンズー教のシャンカラの不二一元論は次のように説きます。
「宇宙にはたった一つの真の現実だけが実現する、と教える。それがブラフマン、永遠存在、あるいは西洋人流にいえば宇宙意識である。私たちが現実であると思っているものは、実際は私たちがそう思いこんでいるものに過ぎない。私たちが世界とみなしているものはブラフマンとの関係は、マーヤーとして知られる。自己と絶対存在との合体を完全に成し遂げたなら、解脱を迎える。永遠存在は、神秘体験、霊的直感、瞑想を通して到達可能である」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
グノーシス主義やインド思想などの、どこか別のところに本当の世界があると考え、現実や肉体を軽視する思想がニューエイジに大きな影響を与えています。そして、19世紀に盛んになった心霊主義(スピリチュアリズム、霊魂の実在の科学的証拠があるという主張)も、ニューエイジに取り入れられています。
「論証を放棄し、知性よりも直観を、理論よりも感性を尊重することで、ニューエイジは異質な諸信念幅広く上手に取り込む」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
ニューエイジの主張をまとめてみましょう。
今の私とは違う「もう一つの私」があり、それが「本来の私」である。今の私は「本当の私」「真の私」ではない。そして、今のこの世界は「本当の世界」ではない。だから、「本当の世界(リアリティ)」「本当の自分」に目覚めなければならない。
「霊性(スピリチュアル)」こそ「本来的自己」である。「本来的自己」は「宇宙意識」という超越的存在とつながっている。「霊性の覚醒」「意識の覚醒」をするためには、瞑想・苦行・薬物などによる神秘体験、あるいは超常体験による「自己変容」「意識の変容」が必要である。
「本当の世界」とは「高次の世界」「霊性の世界」である。「霊性の世界(スピリチュアル)」は近代科学ではまだ解明できないし、私たちの日常意識では認識できない。
「霊性の世界」にはいくつものレベル、ステージがある。「意識レベル」を向上させることが人間に生まれた目的である。そして、「高次の意識」を獲得する者が増えれば、人類は「進化」する。進化とは肉体面よりも精神面、霊性での進化である。「個人の変革」が「世界の変革」をもたらす。(「 」の中の言葉がいくつか出てきて、肯定している文章を見かけたら、さんくさいと思えば間違いありません)
たとえばエド・ミッチェルという宇宙飛行士はこのように言っています。立花隆もこの考えに同調しているように思われます。
「宇宙の本質は、物質ではなく霊的知性なのだ。この本質が神だ。人間のみならず、世界のすべてが精神的に一体である」(立花隆『臨死体験』)
ニューエイジ・精神世界の問題点には次のものがあると思います。
① 「本当の私」「本当の世界」という虚構
② 現実や肉体の軽視
③ 神秘体験至上主義
④ 悪徳商法やカルトとの関わり
① 「本当の私」「本当の世界」という虚構
ニューエイジ・精神世界は科学では解明できていない世界、あるいは人間が認識できない、通常の感覚では把握できない世界があると主張します。
「通常私たちが理解している世界など幻想にすぎない」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
それはその通りです。私たちの認識や知識は有限であり、不完全であり、部分的であることは認めざるを得ません。現在の科学で解明できていることなど本当に限られたものです。だからといって、現在の科学はまったくのデタラメではないし、役に立たないわけではありません。そして、私たちが生きているこの現実は幻ではありません。
「本当の世界」とはどういうものかを科学では解明できず、日常の感覚では認識できないのなら、どうして本当の世界があるとわかるのでしょうか。それは神秘体験や超常現象によってです。しかし、瞑想や臨死体験などで経験した自分の神秘体験を絶対化し、体験を自分の考えに合うように都合よく意味づけし解釈しているだけのことです。「本当の世界」体験を語っているにすぎません。
「重要なのは体験であって、言葉ではない。メッセージは感覚を通してやってくる。知性を通してではない」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
神秘体験や超常現象のように科学で解明できていない現象はいったい何なのか、その説明はあくまでも仮説です。仮説はいくらでも考えられます。しかし、ニューエイジでは自分の考えとは違う可能性、仮説は切り捨ててしまい、あらかじめ考えられている結論に強引に結びつけます。
そのいい例が立花隆です。谷田和一郎が立花隆のオカルト的なものに対するパターンを書いています。
「まず、最初はオカルト的現象に対して、ひとまず疑問を提示する。ただし、これはあくまでもポーズでしかない。一応疑問を示しながらも、オカルトを頭ごなしに否定するのは非科学的であると言って、オカルトの実例をいくつも挙げていく。
この実例が、かなり長い。あまりに長いものだから、途中で論理の道筋がよくわからなくなっていき、いつのまにか最初の批判的なトーンは薄れて、最終的にはオカルトに肯定的な結論が導き出されていく」(谷田和一郎『立花隆先生、かなりヘンですよ』)
これは臨死体験についての論法です。
「はじめに「本人の報告を信じる限り」と注釈をつけておきながら、最後には「このような例を否定するわけにはいかないだろう」と締めくくっている。最初に、報告を「信じる限り」と仮定していたのに、最後には報告が「正しい」ことになってしまうのである」(谷田和一郎『立花隆先生、かなりヘンですよ』)
こうした論の進め方はニューエイジャーに一般的に見られます。「まず初めに結論がありき」です。そして実例(と称するもの)をあげ、「そうらしい」「ありうる」「かもしれない」という曖昧な表現を使いながら仮説(すでに用意されてある結論のこと)を述べ、こういう実例が積み重なると否定できないと言い、いつの間にか「これ以外考えられない」と断定するわけです。ところが、実例が真実かどうかは検証されません。そこを批判すると、体験していない者にはわからないと言って、反論を認めません。
こんなことを言うと、「いや、ちゃんと科学的に証明されている」とニューエイジャーは反論するでしょう。近代科学の限界を強調し、時には否定するのに、自らの仮説の正しさを言い立てる時にはなぜか科学的な装いをとります。(宗教でも、科学を教義の証明、正当化に使う教団があります。これは科学教という宗教の一種に膝を屈することです。教えの頼りなさを広言しているようなものです。この点も怪しい宗教を見つけ出すためのリトマス試験紙になるでしょう)
「奇妙な説やニューエイジ信仰に引き寄せられやすいのは、うわべだけの学術的世界に住む人々だと気づいた」(マイクル・シャーマー『なぜ人はニセ科学を信じるのか』)
マハリシのTM瞑想の効果は科学的に実証されているとか、瞑想の時にアルファ波やシータ波が出ている云々とか、量子力学がどうしたとか言ってます。もっとも検証してみると間違っていたり、類似している点を強調し、こじつけているにすぎないのですが。おまけに、仲間内しか通用しない意味不明な使い方がされますから、第三者にはチンプンカンプンです。
「量子力学では」とか「波動」「場のエネルギー」といった言葉が出てきたら、これは怪しいと思えば間違いありません。他にも、フリーエネルギー、磁気効果、活性酸素、右脳左脳、前頭前野、クラスター水、マイナスイオン、アルカリイオン、ホメオパシーなども怪しい言葉です。
「これら科学用語を使えば、それがなぜ効能があるかよくわからないけれども、なんとなくありがたそうに思える点が重宝される。難解そうな感じが、いかにも深遠な意味があるかのような気分にさせると期待するからだ」
「物理学の用語は硬いものが多いが、それがかえって受ける要素になっているのかもしれない。用語の硬さが難しそうな雰囲気を醸し出すとともに神秘性を感じさせ、信用できるという印象を与えるためだろう」(池内了『疑似科学入門』)
「連中は、ハイゼンベルクの不確定性原理とシュレーディンガーの猫とゲーデルの不完全性定理を根拠にして、科学的証明などというものはない、科学は世界の一つの解釈に過ぎず、ほかに正当な解釈がいくつもあるなんて言っているんだ」(デイヴィッド・ロッジ『考える…』)
仲間内でわけのわからない話をするのならまだしも、教授や博士という肩書きを持つ人が、「科学的にこうだ」とニューエイジの主張を肯定する場合があります。たとえばオカルトです。死後の世界、霊魂、超能力、超常現象、宇宙人などについて、「こうした現象が実際にあると科学的に証明された」なんてウソを平気で言う人がいるんですから困ったものです。
心霊主義の創始者とも言えるフォックス姉妹は霊との交信はいかさまだったと告白しています。「天中殺入門」を書いてブームを起こした和泉宗章もその後、占い批判をしました。ところが、本人が明らかに否定しているにもかかわらず、いかにも事実のように書いている人は少なくありません。
谷田和一郎は立花隆批判の中で次のように言っています。
「オカルト作家がオカルトの話を書いても、新興宗教の教祖がオカルト的なことを言っても、もちろんそれは許容の範囲内にある」(『立花隆先生、かなりヘンですよ』)
しかし、大学教授、博士、著名人(立花隆のような)がオカルト肯定論を語ったら、信じる人が出てくるわけですから、その害毒は大変なものです。
結局のところ、ニューエイジは島薗進の言うように、ニューエイジは「新宗教以後の宗教運動」です。
宗教の定義は難しいのですが、土屋賢二『ツチヤ教授の哲学講義』によりますと、
「宗教では、常識からすればとても信じがたいようなことを多くの人が信じているんですよね。それが宗教です」
「宗教というのは、この人生、この世界で、何が重要なことかということに関係するように思うんです。その人が何を重視するかという人生観の問題というか、価値観の問題というか、その人の生き方の問題なんです」
とあります。
たとえば、神の子、最後の審判、信仰すれば幸運になる、悪いことをすればバチが当たるなど、反論することもできないし、証明することもできない、しかしその人にとって重要なことを信じることが宗教だという定義はニューエイジにも当てはまるように思います。もっともニューエイジはかなり怪しい宗教運動ですが。
「確かに魅力的なファンタジーだが、そうなるという根拠はどこにもない」(菊池聡『不思議現象 なぜ信じるのか』)
② 肉体の軽視、現実逃避 ― 夢としての「本当の私」「本当の世界」
精神性(霊性)を重んじ、我々の生きているこの世界は真実の世界ではないと説くニューエイジは、肉体を軽んじ、現実に目をつむります。そして、何かあればすべて心の問題にしてしまいます。アメリカのテレビ説教師がこう言っているように。
「病気で苦しんでいる人に対して、その病気はあなた自身が作り出した物語に過ぎない、犠牲者根性を振り捨てて、考え方を根本的に改めるかどうかも、あなた次第だ」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
その極端な例がオウム真理教のポアです。死ぬのは肉体だけで、霊は不滅だから、肉体を離れることによって霊性をよりよいものにすればいい、と言っているわけですから。
社会の問題(戦争、飢饉、病気など)を心の問題として片づけ、自分が今生きている現実、生活を見ません。だから、苦しんでいる人が目の前にいても、何が本当に問題なのかがわからなくなってしまいます。
そして、ニューエイジが与える
・私には隠された能力(超能力も含む)がある(本当の私)
・より素晴らしい未知の世界がある(本当の世界)
・願望は必ずかなう
という夢の中に生きるのです。。
「自己啓発本や精神世界本と呼ばれる本は基本的に人間の願望に肯定的である。いずれも人の直感力や感性のすばらしさをたたえ、誰もが未知の隠された能力を持つと説いている。気の持ち方次第で人生は成功する、医者や手術に頼らなくても病気は治る、死んでも魂は不滅だから怖くない!と」(菊池聡『超常現象の心理学』)
ニューエイジで語られることは、あまりさえない日常、平凡な自分という現実を見つめ、受け入れることができない人の、こうあってほしいという願望(本当の自分はもっと違った存在なんだ、自分は特別な人間であり、選ばれた存在なんだ)を、科学的体裁を装い、もっともらしい語句を並べて説いているにすぎません。
ニューエイジにはまっている人にとって、そうした「本当の世界」という虚構のほうが楽しいですから、自分自身や自分が生きている社会、環境をきちんと見ることをせず、事実を曲げてまでもニューエイジの与えてくれる物語を信じるわけです。
自己啓発セミナーがはやるのも同じ理由からです。家庭や学校、会社などで演じさせられている自分とは違う「本当の自分」と出会えたという喜び(錯覚にすぎないのですが)を与えてくれます。
もっともそれは夢を見ているにすぎません。いつかは醒めます。しかし、現実よりも夢のほうが居心地がいいものですから、醒めてもまた夢を見ようとして、宗教やセミナーのハシゴをすることになります。そうして現実に適応することが難しくなってくのです。
死後の世界や生まれ変わりがニューエイジで説かれるのも、人間は死すべき存在であるという事実が認めず、死んでも死なないんだ、そう信じたほうが得だ、ということがあるからでしょう。
「ニューエイジは何が現実かという感覚すべてを失ってしまったように見えるのだ」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
しかしながら、人生はいいことばかりではありません。つらいことが多く、いささかつまらない平凡な毎日をおくるという現実は楽ではありません。そして、人間は不完全で、誤りをしばしば犯します。だけど、それが現実です。残念ではありますが、私は別の人間にはなれないし、別の人生を歩むことはできません。
「いやなこと困難なことを避けて、心地よい楽な物語を提供するというのがニューエイジの特徴なのだろうか」(海野弘『世紀末シンドローム』)
③ 神秘体験至上主義
本当の世界、本当の自分を知るには通常の意識では不可能です。瞑想・苦行・薬物などによる神秘体験、あるいは臨死体験のような超常体験によって意識が変容しなければいけません。
諸富祥彦『人生に意味はあるか』にこう書かれています。
「(トランスパーソナル心理学では)臨死体験などをある特定の意識状態(変性意識状態)におけるリアルな現実と認めていくのです。
変性意識状態とは何か。それはたとえば、夜見る夢や、宗教的な覚醒体験や宇宙や大自然との合一といった日常とは異なる意識体験のことです。神秘体験や臨死体験をはじめ、体外離脱体験、前世の体験、死者とのコミュニケーション体験などもここに含まれます。そして、こうしたさまざまな特殊体験の本質的な意味を理解するには、それぞれ意識状態に応じた科学が必要であると考えるのです」
諸富祥彦自身はこういう経験をしています。中2の時から7年間、死に物狂いで人生の意味と目的を求め、心身はボロボロになり、自殺未遂までした。ある日、「このままでは仕方がない。これから三日間、飲まず食わず寝ずで、本気で答えを求めよう。そしてそれでもダメだったら、今度こそきっぱりと死のう」と決意した。三日後、答えは見つからなかった。「どうにでもなれ」と、すべてを投げ出した瞬間、答えはやってきた。
諸富祥彦はここを具体的に説明しています。「どうにでもなれ」と、その場にうつぶせに倒れこんだ。しかし、からだがとても軽い。不思議だなと思って、あおむけになってみると、おなかのあたりの1メートルほど上に、何かとても強烈な「エネルギーのうず」のようなものが見えた。見たとたん、「これが私の本体である」とわかった。「何だ、そうだったのか」と、その瞬間、すべてがわかった。
そして、このように諸富祥彦は結論づけています。
「人生の意味は認識する真理ではなく体験する真理なのだ」
「その「体験」を持たない者は、決してその「答え」に至ることはできません」
諸富祥彦は自身が体験した経験がいったいどうして生じたか、リアルな体験か、それとも幻覚なのかといったことを吟味しているようには思えません。どうも自分の体験を絶対視し、真理を体験したんだと思い込んでいるように感じます。
はたして本当にリアルな体験なのでしょうか。
坐禅をするといろんなイメージ、たとえば金色の仏が見えたり、光が輝くのが見えたりと、実際にはありえないさまざまなものが見えたり聞こえたりするそうです。悟ったと早とちりする人がいますが、禅ではこれを魔境と言います。いかに明らかにいろんなイメージが見えたにしても、妄想にすぎません。魔境にとらわれてはならないと禅では教えます。
オウム真理教でも神秘体験を重視していました。
「初めての体験(神秘体験)の感動は「今までこのために生きてきたんだな」と思うほどでした。
具体的にはまず気持ちが良くなり、身体が驚くほど軽く、柔らかくなり、ものすごい解放感と自在感に包まれ、「この肉体は仮の姿だったんだ」と気づき、輪廻転生の存在を確信しました」
「具体的な修行法があって、それをやることで自分が変わっていく。それをすることで、一時的だけれども心が安定したり、光が見えたりとかの神秘体験が起こるものだから、これは本物だと確信してしまう」(『オウムをやめた私たち』)
オウム真理教を離れてみると、神秘体験をしたことは事実であっても、その体験に自分たちに都合のいい特別な意味づけをしたことが間違いだったと気づくわけです。
「あくまでも神聖な体験なのに、それを解脱だとか、成就だとか、エゴを満たす手段として使ってしまった」
「長年サマナをやっていたら、将来が不安になってくるんです。本当にこのままでいいんだろうか。でも、この状態でいい、正しい、自分の選択は間違っていないんだって自分を納得させる手段が神秘体験で、じつにうまく利用していましたね」(『オウムをやめた私たち』)
④ 悪徳商法やカルトとの関わり
ニューエイジは理性よりも感覚を重んじます。そして、心地よいことを言って、現実から目をそむけさせ、夢を見させます。理性の軽視は常識の欠如を生みます。ですから、夢と現実が区別つかないニューエイジャーはだまされやすいと言えます。
それで満足しているんならいいじゃないかと言われそうですが、その人だけの問題ではなく、まわりの人にも迷惑をかけることがあります。たとえば、占いや血液型性格判断にしても、最初は遊びのつもりが、いつの間にか自分の行動、思考、判断を縛りつけられてしまい、縛られていることに気づかないまま、いろんなもの(お金・常識・自分で決断すること・責任感etc)を失います。
そこで、悪徳商法、インチキセミナー、エセ宗教は人を操る手段としてニューエイジを利用します。ニューエイジャーは彼らの餌食になり、ニューエイジ商品(香やオイル、水晶、サプリメント、占いグッズなど)、自然食品や健康器具、あるいは瞑想の会やヨーガの会、そして自己啓発セミナーなどで無駄なお金を使うことになります。それなのに、騙されていることに気づかないままでいます。
櫻井義秀『霊と金』に、札幌のすぴこん(スピマ)に出店している店舗について書かれています。その中からいくつかを紹介しましょう。
入場料1800円
癒しマッサージ部分20分1500円
オーラ写真撮影2000円、プラス1000円で解説
オーラ診断2000円
ワンネス、各種ディクシャ(脳にエネルギーを与える)2000円
ダウジングによるチャクラ測定20分2000円
リンパセラピーによる小顔マッサージ1000円
霊気による血液交換法15分1500円
スピマでの料金はお試し価格で安めに設定してあるそうです。
セッション価格は、「オーラを見る教室」の2時間3150円、チャクラヒーリング1時間1万円、波動調整1時間2万5000円など。
研修講座は、光の言葉セラピーヒーラー1日3万円、直伝レイキセミナー6日間9万5000円、エナジーセラピスト総合講座(色エネルギーによる癒し)受講70時間390,600円など。
セラピーという言葉、なんだかうさんくささを感じます。
「そんな夢を買うおまえなら、きっとなんだって買うだろうさ」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
シャリー・マクレーンはチャネラーに何度も騙されていますが、それでもチャネリングを信じています。キューブラ=ロスは騙されたことすら認めようとしませんでした。
「キューブラー=ロスのメッセージは微妙な形で害を及ぼす。知的水準を低下させるのだ。少なくとも宗教的な問題においては、何であれ自分にとって喜ばしいことを信じるがよいと説いているに等しいからである。苦痛を回避することだけが善ではない。「誠実であること」にも価値があるのだ。たとえ不愉快きわまりない結論であろうと、それが正しいという証拠があれば潔く受け入れるという態度である」(ポール・エドワーズ『輪廻体験』)
とりあえずは、「地球に優しい、人間に優しい、身体に優しい」「本当の自分探し」といった、いかにももっともらしいキャッチフレーズには用心したほうがいいでしょう。
そして、気功・ホメオパシー・アロマテラピー・カイロプラティックといった代替療法、あるいは民間療法、さらには前世療法、催眠療法までをも含むホリスティック(全人的)医学を、私はうさんくさく感じます。
「ホリスティック医学の思想は、臓器や細胞などといった部分をみることに 急なあまり、人間を全体的にみることを忘れてしまった西洋医学に対する 反省から1960年代のアメリカで興った概念です。
ホリスティック医学をひと言でいうならば、人間をまるごと全体的にみる医学といえます。健康や癒しとは本来、身体だけでなく目に見えない精神・霊性も含めた人間の全体性と深く関係があります」(日本ホリスティック医学協会HPより)
これまたもっともらしい説明です。しかし、ある人はこういう意見を言っています。
「全人的(ホリスティック)診療というのは結構でしょうが、それが非科学的な診療の体のいい言い訳に使われるのではたまったものではありません。
近代医学を否定されるのならそれはそれで結構で、ご自由にシャーマンなり呪術医になりおなりになればいいのですが、それなら抗生物質を使わずに感染症が治せるのか、ワクチンなしでポリオが予防できるのか、外科手術なしで盲腸をどう治療するのか、近代医学を否定される方にはぜひ答えていただきたいところです」
その通りですね。
ホメオパシーという疑似科学の治療法があります。ウィキペディアにはこのように説明されています。
「ある症状を持つ患者に、もし健康な人間に与えたら、その症状と似た症状を起こす物質を薄めて、わずかだけ与えることによって、症状を軽減したり治したりしようとする療法のことである」
物質を薄めれば薄めるほど、なぜか治療効果は強くなるそうですが、その理由がホリスティック医療をうたう帯津三敬病院HPにはこう書かれています。
「これが徹底しているのです。一兆倍以上に薄めて、薬剤の成分が一分子も含まれないような液にしてこれを用いるのです。一分子も含まれてないのでは、ただの水ではないか。それがどうして効くのかと、誰でも疑問に思います。ではホメオパシー側の言い分はどうなのでしょう。
ホメオパシー側ではこのことを、「徹底的に薄めることによって薬剤の物質性が排除されて、薬の霊魂だけが残ります。これが効くのです」と言うのが、ホリスティック側の言い分です。
これを額面通りに受け取ってしまうと、「それみたことか。霊魂なんて言って、私たちが求めているのは医学なんですよ、宗教ではないのですよ」と、西洋医学側からのホリスティック医学に否定的な陣営からの非難に、火に油を注ぐ結果になってしまいますが、霊魂といっても世間でいうような、おどろおどろしいものではありません。
霊魂とは「いのち」の場のエネルギーです。ホメオパシーで用いられる薬剤はレメディ(Remedy)と呼ばれ、わずかな例外を除いて、自然界にあるもの-植物も、動物も、鉱物も、そのまま使います。
そのレメディの持つ場のエネルギーが、与えられた者の「いのち」の場に働いて、このエネルギーを高めるのです」
私はこれを読んでのけぞってしまいました。もとの物質の分子が一つもないような水は、ただの水にすぎません。そんなものが薬だとしたら、メリケン粉を薬だと信じて飲むのと変わりません。仮に治癒したとしたら、それはプラシーボ(偽薬)効果です。
帯津三敬病院のHPでは、
「ホリスティック医学を目指す者にとって、ホメオパシーを避けて通ることは出来ません。日本にホリスティック医学を成就させるためには、ホメオパシーの普及が不可欠であり(略)日本の医療レベルがアップするためにはホメオパシーが必要であるとの認識が強まっています」
とあります。私はこんなことを本気で信じている医者に診てもらおうとは思いません。
「きみはもし癌に罹ったら、足の裏をマッサージする反射療法とアロマセラピーは外科手術と化学療法に劣らないと考えているポスト・モダンの腫瘍専門家のところに行くかい」(デイヴィッド・ロッジ『考える…』)
そしてニューエイジはカルトとの関わりもあります。アメリカ西海岸では70年代以降、多くのカルト集団が生まれました。
「アメリカでは1960年代のカウンターカルチャーに挫折したヒッピーたちが70年代にカルトに流れ込んだ」(越智道雄「カルトと終末思想」『新宗教時代5』)
ニューエイジは既成教団との関わりを否定しますから、宗教を警戒する人も受け入れやすい。宗教ならうさんくさいけど、科学なら間違いない、というわけです。
しかし宗教と無関係でないどころか、多くのニューエイジ系の宗教が生まれています。サイババがそうですし、アメリカでは、愛の宗教、ラエリアンムーブメント、サイエントロジーなどの明らかなインチキやカルトもニューエイジと関係しています。日本でもオウム真理教や幸福の科学などニューエイジ系の新宗教が生まれています。オウム真理教は新しい時代(ニューエイジ)を自分たちの手で実現しようとしました。
私は、ニューエイジはカルトの温床だと思います。”
『カルト資本主義』 - Arisanのノート
http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20140529/p1
”導入部の第一章では、当時日本を代表する世界的企業だったソニーの、超能力への関心が語られている。
次の第二章のなかに、当時流行していたいわゆるニューサイエンスに関して、その起源が、量子力学における、「客観性の否定」、観測者の重要性の強調、主体と客体の不可分性の主張、などの事柄にあったと書かれている。
これについて、物理学者の田中正という人の文章(『物理学と自然の哲学』)が引いてあるのが分かりやすかったので、孫引きしておこう。
<しかし客観性、実在性のあり方を、巨視的世界でなじみの、このような直観的でナイーブな形に限定し、それをどこまでも自然に押しつけるとしたら、それはまた初期のアインシュタインが正当にも忌避した「形而上学的思弁」に化すおそれがあります>(本書 p79~80)
アインシュタインは、そうした量子力学の根幹に「知性の放棄」につながりかねない要素があると見て、これを批判したが、そのアインシュタインのような態度を過度に「唯物論的」であると見なして、極微の世界の不確定性を普遍的原理のように考える研究者たちが出てきた。これがやがて、ニューサイエンスの源流になったというのだ。
カルトの問題は、科学や唯物論のあり方にも関わっている。
そう言えば、広松哲学も、(関係や身体の次元は別にして、根本的な物質性の次元では)量子力学の知見を導入することで唯物論(マルクス主義)を内から改革しようというような意図のものだと思うが、そこには危うい面があるということか。
第三章では、京セラの稲森和夫のことが書かれている。アメリカのニューソート思想の影響を受けて「生長の家」を興した谷口雅春との関わりや、河合隼雄など当時の新京都学派の人々とのつながり。
本書の文脈から特に重要なことは、60年代以後アメリカで隆盛したニューエイジ思想(その良質の部分)に見られる、反知性主義への傾きに対する自覚や緊張感が、日本に入ってくると消えてしまい、稲盛に代表されるような個人否定の「日本的経営」への全面的自己賛美になってしまうということである。
計算ずくなのか、無意識の産物なのか。私はこういうところに、日本という国の奥底に潜む底知れぬ“闇”を感じる。西洋近代文明へのアンチテーゼであるニューエイジは、米国の個人主義が行き過ぎた反動として必然的に登場した。だがわが国は悲しいかな、初めから個が生息できる余地が限りなく小さい国なのだ。(p155)
私に言わせれば、“稲盛哲学”ないし“京セラフィロソフィー”は、その実どこまでも人間を企業に縛りつけ、奉仕させるために内面から操り、究極の奴隷とする呪術的便法に過ぎない。(p164)
第四章では、当時の科学技術庁にも食い込んでいた、ニューエイジ運動の実態が探られる。当時の状況を捉えた島薗進の著作『精神世界のゆくえ』が、詳しく言及されている。
これは僕の考えだが、いわゆるポスト・フォーディズムへの移行とあいまった、近代主義や知性主義への否定という世界的な趨勢と、バブルとその崩壊を経験した日本社会の、自己への全能感(「日本は素晴らしい!」)にしがみつきたいという欲望とが、この時代に重なり合ったということではないか?
90年代は、歴史問題についてのアジア諸国からの告発などが次々に寄せられて、その面でも戦後日本の自己意識が動揺した時代だったが、ちょうどその裏側で、このような事態が進行していたのだ。
第五章では、EM菌と世界救世教の関係が主題になっているが、ここで著者は、アメリカのニューエイジ思想を研究したストームという人の分析(『ニューエイジの歴史と現在』)を詳しく紹介している。
それによると、アメリカでは、60年代の反資本主義(反システム)運動の挫折を経験した人たちが、いわば転向して消費社会のなかで暮らすようになっていたが、80年代に入って、そうした人たちにブランド志向の生活とスピリチュアルへの志向とを両立させる方途を提供したのが、ニューエイジ思想だったという。
こうした、変革の内面化というか、脱政治化のようなことは、いつの世にも起きることであろう。そして、それが必ずいつも間違っているとも言い切れない。
だが、ニューエイジの特徴は、そこでなされる「自己発見」が、モードチェンジした資本主義にとっての有能な駒へと、個人を変えてしまうものだ、というところにあるという。つまり、これは資本主義や経営の新しい形態にマッチしているということだ。
これも、(僕自身は好きではないが)それ自体で直ちに悪いというわけではないが、それがある面では、近代化(個人の尊重)を経ていない「日本型経営」のようなものと似ている部分がある。
そこで、近代と対決するという「個」の契機を抜きにして、このニューエイジ思想が日本に導入されると、それは滅私奉公の封建的(反人権的)な日本型経営・労働のマインドを絶対化するようなものとなっていった、ということだろう。
第六章の主人公は、オカルト的経営理論のカリスマ、船井幸雄である。
この人の場合、「この世の全ては必然であり必要であり、かつベスト」という超ポジティブ思考と、日本人としての全能的な自己肯定感との結びつきが、明瞭に見られるらしい。
これに関連して、90年代に大流行した新霊性運動は、(近代主義や知性主義への批判として)日本では「伝統の復権」と結びついたという、島薗進の指摘が紹介される。ここで、「天皇」の存在が大きくクローズアップされる。
また、この章では「労務管理」と呼ばれた日本の企業教育の歴史が戦前・戦中から辿られ、それが現在のニューエイジブームに適合するものであることが解説される。
ニューエイジというと一見新しいが、日本人にとっては実に馴染み深い、伝統的な価値観に過ぎなかった。すなわち、自我の否定あるいは没我、ないし“和”による全体主義。(p330)
第七章では、ヤマギシズムがとりあげられる。
僕は読んでいて、これは宗教や左翼的思想というより、安藤昌益のような江戸後期からの農村思想に根があるのではないかと思った。
家族を含めた個人の「所有」という概念を根本的に否定する、独特のシステム(この点はイスラエルのキブツに、ちょっと似ている)。各個人の思考を他人(エリート的な人たち)に任せよという、家畜化を思わせる発想。創始者の山岸巴には、プラトンの『国家』を思わせるような、強烈な優生思想的考えのあったことが紹介される。
しかもその後、ヤマギシでは指導者の交代があり、この基本的な思想はそのままに、市場での利益を追求するビジネス志向の組織へと、大きく性格を変えていったらしい。
そのヤマギシの手法に、多くの大企業が関心を示していることに、著者は警鐘を鳴らす。
それは、極限の生産性、「自発的」労働奉仕による超低コスト(ヤマギシには、賃金というものは無い)、個の意思の全否定、そして「全ては全体(の利益)のために」というマインドといったものに、関心が寄せられてるということだ。
この事実と、わが国企業社会がニューエイジ運動ないし新霊性運動の一翼を担いつつ、呪術が人間を支配した時代への回帰を急ぐ昨今の状況とは、まさに軌を一にしている。(p362)
それが企業社会だけの現象ではなかったことを、今のわれわれはよく知っている。
また、高際弘夫という人の著作(『日本人にとって和とはなにか』)が紹介され、日本社会では、全体のための「和」が強調されるのだが、それは実は支配者たちの利益追求のための活動であることを隠蔽するためのイデオロギーのようなものだ、という指摘がされている。つまり、「和を損なう者だ!」という非難は、実質的には、「お上の意向に逆らうな!」という意味なのである。
こうして各人が、支配層に都合の悪いような情報や価値観には、頑なに目と耳と心を閉ざすようになることで、カルト社会は完成されていく。
『ヤマギシが日本なのか、日本がヤマギシなのか』(p390)と、著者は自問している。
続く第八章では、アメリカ生まれのアムウェイ商法の問題性(日本進出には、アメリカ政府による強力な後押しがあったらしい)が暴かれた後、やっと終章になる。
著者はここでまず、90年代の日本の企業社会におけるニューエイジの流行の原因を、バブル崩壊で明らかとなった日本型システムの破たんということに見出している。
経営者たちは、それでも従業員の忠誠心だけは失いたくない。多くの日本企業は、それに優る有効な武器を持ち合わせていないからだ。そのために、ニューエイジや新霊性運動は好都合なのである。(p437)
そこからマインド・コントロールとしての「企業革新」という経営上の発想がうまれ、またそのことによって、一度は崩れかけたバブル期の全能感も維持されるわけである。
このあたりを読んでいると、3・11以後の安倍政権の姿が、はっきりと二重写しに見えてくる。
しかし、著者の斎藤が最も憤りを向けるのは、こうした「マインド・コントロール」ともいうべきシステムの搾取に対して、日本のサラリーマン(国民)たちが、抗うどころか、冷酷な企業に対してすすんで「自発的に」順応していく姿である。
それは、戦前の産業報国運動以来の企業人間としての洗脳訓練や、戦後の徴税システム、企業ぐるみ選挙などを含めた、日本特有の制度・慣習による「自我の破壊」の結果だと、著者は見る。
結果、個人の価値観は会社のそれと寸分の違いもなく、人々は会社の細胞としてしか生きることができなくなってしまった。“上”の言う価値観と自分のそれを、時には自分なりに都合よく解釈し直してまでも一致させようとする。(p441)
ここには、『自由からの逃走』でフロムが指摘したような、支配者の暴力にすすんで依存していく、権威主義的・マゾヒズム的な大衆(特に中間層)の心理のあり方を見ることができるだろう。
従業員たちはと言えば、無理を重ねたり、酷い目にあった時の精神的な痛みを和らげるため、無意識のうちに、これ(経営陣のオカルト的思考)を受け入れる。(p442)
同じことが、たとえば虐待の行なわれる家庭内とか、学校のイジメ社会についても、あてはまるのではないだろうか。そして、国全体についても。
こうして著者は、日本資本主義の「進化」形態として、カルト資本主義なる言葉を提起する。
そして、冷酷で残酷な現実をも、「必要、必然、ベスト」と考えて受けいれていくような「ポジティブ・シンキング」の考え方が、個人の生き方の指針にとどまるのでなく、普遍的な価値観の如きものとして社会に流通した時、国家による家畜化は完成されるのだと、警鐘を鳴らすのである。
忍従しないこと、個としての倫理と知性を手放さぬことこそが大事なのだと、著者は力説する。”
Angeliqua @Ripple1975 3月23日
月に代わっておしおきよ! → 集団意識に従って制裁を加えます! という意味だと思う。
この場合の集団精神というのは集団的知性というより集団的感情のほうがより適切でしょうね。大衆感情といういいかたがあるのだけど、自動的無意識(イェソド)というのは感情的反射機能のことを意味してるからです。
感情は正しさとは無縁なの。正しいときもあるしそうでないときもある。だから感情を害されただけでは民事訴訟は可能でも勝訴にはならない。簡単にいうと何 か失ったものを補てんして貰うために要求しなくてはならず、またこれを証明する必要があるのです。訴訟する場合って必ず量刑があるから。
感情は自動的存在なのです。能動的にこれを起こすことは出来ないことはないけど、ビリヤードの弾をつくように他の条件から間接的に喚起しなくてはならな い。例えば、昔の悲しいこと想いだして涙を流したりね? 本当に泣くには今悲しくならないといけないから。つまり、感情は反射で動くものです。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年10月15日
ロジャー・ベーコンのいう「月光を不用意に浴びたために生命を失った者が少なからずいる」というのは独特な言い回し。かれが科学的立場で文字通りの意味でいうはずないでしょ。アストラル・ライトを浴びすぎたために精神的に不健康になったという意味だと思う。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年7月4日
魔術は一者(ト・ヘン)を一種の霊的電源として捉えており、流出するヌース(論理)を適切に処理するために論理式を構築する。ヌースはロゴスとほぼ同義なのだから、論理式は言葉と数字、幾何学的図形で構成できると考えたのである。よってカバラーは文字の魔術を重視する。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年6月15日
本 物の魔術の行使というのはこんな感じ。先ず、心というOSの中にデータベースを構築する。この中にある精神機能をイメージ化するために神話を記憶する。次 に、機能を呼び出すためにまず象徴のタグをつけていく。あとは勝手に神話が原型に結びつくので象徴を使ってクエリーを出すとイメージで応答する
こ のような魔術操作を行うと、出したクエリーに応じてそれに関連する回答がイメージを伴った概念と感情が意識に表出する。すると、機能不全になっている箇所 が特定できる。そこでデバッグするために補助となる神格や天使を呼び出す。で、欠けている感情なり機能なりを理解することでデバッグできる
結局のところ、魔術作業の主要部分はグーグル様で検索を行って知りたいことを調べ上げて人生の宿題を完成させるのと大差ない。このとき、他人ノートをコ ピーすると閻魔様に怒られるので自分のノートを完成させないといけない。必要に応じて他で学習することも多いだろう。時にラノベや漫画読んでもいい
魔術作業というとおどろおどろしい雰囲気があるが、やってることというとこんなものである。但し、扱うものが心のRaw Dataであることを忘れてはいけない。心はイメージしか扱うことはできない。言葉だけでは作用しないのだ。そしてイメージは強烈な感情と概念を伴う。だ から自我が変容する。
大天使や神を召喚するというのは、原型をそのまま意識の表面まで浮上させることに他ならない。これは象徴のフィルターを通して適切な簡易化処理が行われ る。これによって強大な大神を安全に取り扱うことができる。フィルターとは鋳型である。形のない神に精緻な設定と属性を与えてフィギュアを作るのだ
神格や天使召喚ってのはアニメやゲームのキャラ作成に似ている。ヒロインは特定の神話空間を持たないといけないので彼女の人生を創作する必要がある。当然 だが、彼女の人生のすべてに細かい設定が必要だ。勿論、兄妹とか友人もいるだろう。容姿も性格も彼女に相応しいものでなくてはならない。
女神をアニメのヒロインとして見た場合、膨大な設定が存在する。それは昔から蓄積された女神設定集である。それらは複雑な多重ストーリーで構成されていて スピンアウト作品も存在する。そこで魔術師はこの集合的無意識に存在する無数の女神ストーリーから設定を抽出して整合をとりフィギュアを完成する
完成した女神フィギュアというのは、要するに絵に描い餅に等しい。それを見ただけでは美味しさの実感はわかない。当然、女神フィギュアだけでは萌えという 感情が発現しない。なので女神の象徴をクエリーとして心に与え、実体を呼び出す。このとき、フィヒギュアの中に実体を投射する。
心の中から原型をイメージとして呼び出し、鋳型としてのフィギュアである視覚化された女神の中に投射することで、単なる視覚像は人形ではなくリアリティを 発揮する。彼女は強烈な個性を放つ存在として認識される。人付き合いで触発される影響があるのなら、召喚された存在との交流で自我は影響を受ける
と、こんな感じで神格召喚などを語ってきたけれど、実際の体験は壮麗で驚愕すべきものだ。似ているものを挙げると、一目ぼれに似てる。相手の異性に理想的 存在という鋳型を被せることで膨大な感情が喚起される。これは勘違いには違いないが、個人の世界観の崩壊と力の奔流の自覚は似てるかも知れない。
そのようなわけで召喚魔術というのはかなり刺激的だ。ただ、喩えを用いてみて判るように召喚魔術をやりすぎると日常生活に支障をきたす。当然、このような 衝撃的出会いを毎週のように体験していたのでは日常的価値観が崩壊するからだ。たとえば、一生に一度の大恋愛を毎週していたらどうなるだろう?
昔、魔術師の間で警告されていた「地に足をつけて、作業後は星幽界からの影響を払拭しなさい」と云われたのを現代語訳するとこうなる。「何時までも二次元 の中に浸ってんじゃねぇ、働けニート!」まぁ、そういうこと。恋愛に沈溺するOLに向けては「業務時間内に彼氏の写真見てにやけるな」となる。
社会的倫理上というか道徳上で魔術師がオタクやニートより厄介なことになりやすいのはこんな理由。それは魔術師が一般人とは違って開発された強力な視覚化 能力と精緻に組み上げられた象徴による原型の召喚による。それは一般的な恋愛体験や二次元世界の妄想とは全く比べ物にならない
まぁ、勿論のこと。強力な視覚化能力を開発し、アニメキャラの設定も独自の神話空間の構築で論理的にある程度整合させてしまえば、召喚方法さえ知ってれば 召喚は可能。それは最強のオタクになるだろうが、彼らは退去儀式を蔑ろにしてキャラとずっと一緒にいることを望むだろうから精神崩壊は必定だろう
このような理由から、魔術を目指すものは必ず退去儀式から学ぶ。召喚がいくら出来なくとも退去がうまいと褒められる。実は、退去儀式。つまり顕在意識に潜 在意識の影響を完全に払拭できる技術こそ一番難しく、最重要。何故なら、意思を行使するのに絶対に必要だから。また日常を保護することでもある。
まぁ、日常って魔術師の視点からすると儀式の塊なんだよね。礼をしたり「いただきます」や「ごちそうさま」「ただいま」「おかえり」「おつかれ」なんてい う挨拶もそう。それらにはコミュニケーションを図ったり何らかの意味があるわけだけど、別にしなくてもいいことっていくらでもある。
それでも挨拶や所定の手続きを日常で行う意味は、実のところ日常をある程度半自動で行うための知恵だったりする。つまり、所定の所作や合言葉を利用して潜在意識に対して行動開始を宣言してる。習慣を利用するこの手法は魔術儀式の最も基本的な手順なのだから。
では、日常の手順を儀式的に進める本当の意味とは何か?実は潜在意識の制御にある。例えば食事のときに使っている「いたたぎます」という呪文は本来の意味 を意識しながら使っている人はいないだろう。もしこれをトイレに入るときに使い続けたらどうなるか?きっとトイレのイメージが喚起されるだろう。
そんなわけで、食事中にトイレとかゴミ捨て場のイメージが喚起されてはたまったものではないので日本では食事のときは必ず「いただきはます」の呪文を用い る。逆に、ファミレスでもし金木犀の匂いがしたらどうか? この花はトイレの芳香剤に使われる匂いなのでトイレのイメージを喚起するので不適切だ
このように、五感に訴える刺激というものはすべて過去のイメージを潜在意識から喚起するので不適切に用いるといろいろと不都合な目にあう。恋人たちにとっ てキスがエッチのスイッチになるというのはよくある話。パブロフのわんわんである。実のところ、公共でのキスが迷惑となる本当の理由はこれだろう
呪文のことを「召喚の野蛮な名前」すなわちGoetyというのは潜在意識に染み込んだ古い名前だからである。これは魔導書の「ゲーティア」で有名だ。呪文 とは古くから習慣的に使ってきた今では意味も判らない名前のことを意味し、これを用いることで集合的無意識にリンクすることを狙っている。
しかしながら、ゲーティー。即ち「召喚の野蛮な名前」はそのまま使っても殆どの人には作用しない。やはり、決まった手順を複数組み合わせないといけない。 日常の手順が複雑で儀式的なのはこうした複合手順での潜在意識的効果を経験的に知っているからである。逆に言うと、自ら新しい所作を開発も可能だ
呪文の使い方はいたって簡単。条件として母音を韻を踏んで発音することと身体全体で振動するように発音すること。言葉の意味はなくてもいいけど出来れば意 味のある言葉をアナグラムで変換してわからなくしてしまうのがよい。これは潜在意識を駆動する手法で、決まった動作と組み合わせて何度でも行う。
まぁ呪文を使う魔術は別にどんなやり方でもよい。開始に「いただきます」終了に「ごちそうさま」を用いてもよいが日常生活と重複してしまうと何かと不都合 なことになる。結局のところ日常的儀式と非日常的儀式は分けるべきである。このため私の場合は旦那とエッチする場合のキスの場所を変えたりしてる
そうそう、非日常的目的の行為は原則的に他人に公開してはいけない。これはあくまでプライベートであることを意識するためのスイッチなのだから、どんな方 法でもいいけどいくつかの組み合わせで所作や呪文を作る必要がある。勿論、公開されてる魔術儀式の多くは大切な所作を省いてある。
魔術というか、魔術儀式が神秘的で秘密主義である理由はこのように、プライベート扱いだという理由以外にはない。別にいまどき生贄なんてものは草花とか香 以外には用いないのでばれたからって儀式遂行の障害以外には何も問題はない。ただ、秘密にすると他人がデバガメしたがるという問題だけが残る。
結局のところ魔術儀式とはなにかというと、個人的な非公開の潜在意識操作が目的の所作とその手順であると定義できる。これが集団的で公開になるとティー パーティーだったり入社式とか結婚式、お葬式だったりする。そう、社長や坊主、学長などのスピーチは眠くなるための呪文だ。それは形式が大切なのだ
ここまでくると魔術結社がなぜ秘密主義で形式主義、伝統に拘るのか理解できるだろう。伝統とは結社固有の神殿の存在を誇示したいからだ。それは物理的にも 存在するが多くはちゃちなもの。大切なのは星幽界に構築された神殿だ。秘密なのはプライベートだから。形式主義なのは儀式大好きだから。
魔術結社というとイミフな連中を思い起こす人が多いと思うけど、まぁそんな連中です。しかも有名な結社の一員は大抵各種職種のプロ。大抵は中産階級に属 し、休日は家族まで巻き込んで魔術という趣味三昧。パトロンが儀式場を借りてくれたり、仕事を紹介してくれる場合もあります。まぁ、キレル趣味集団
魔術結社というと争いはがりしてると思われてるけど、その内容は意外とせこい。大抵は法廷で片付く問題ばかりで、有名なマタタビ散布で嫌がらせしたりした話とか、クロウリーの膝かっくん事件とかがせいぜい。魔術師の伝統は「呪うより殴れ、そのほうが早い」です。
これらの話は実のところ「敵に魔術戦を仕掛けられない」という意味ではないのです。基本的に魔術は「敵を呪わば穴二つ」であり、呪うという行為は悪意を自 分に喚起することを意味する。しかも、とんでもない精神力と労力を用いても失敗すれば危ないし効果も微妙。だから「呪うより殴れ」なのです。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年6月15日
さらに四大、ここでは「賢者の四大元素」とあえていいますが、これら四大象徴は本来なら物質の状態を意味するのです。つまり水が固化すれば地だし、液体にすると水、気化すると風、さらにプラズマ化すると火です。火属性はさらに酸化とか還元などの変容を意味します。
そういえば、「とある魔術の禁止目録」のテーマはオカルトと科学の対立でしたが、実際の魔術師は科学と対立はしません。むしろ「科学よ、もっと進化し て!」と思ってます。魔術師の本懐は科学の進化と最終的にはオカルトの融合。オカルトが「隠されたもの」ではなくなることだからです。
では、今日の締めくくりです。小五芒星儀式(LRPG)といわれる儀式に退去儀式があります。簡単な儀式ですが、これはエーテル体とアストラル体の制御の 両面を行うものです。儀式は6~8畳くらいの部屋を周回するもので、自我境界をイメージで規定し自分の雰囲気とイメージを円周内に満たすものです
LRPGの退去式は自分を中心として周囲に右回りの螺旋を描く雰囲気を外側に満たしていくもので、召喚儀式とは逆です。召喚儀式は左回りで内側に入り込む ものだからです。この退去儀式は一応、四大元素の地の五芒星を用いますが地の元素を退去しているとは思わないでください。寧ろ四大の混合物です。
この儀式の特徴は汎用性に富むことです。自我境界を魔法円で規定し、それを四面の五芒星のシールと大天使のシールで保護し、四方位を規定することで四大象 徴の司る感情などを調和させるものです。これはアストラル的保護にもなります。ですから、あらゆる魔術的行為の前作業と後作業に用いられます。
この退去式は、要するに簡易結界です。小薔薇十字の儀式ほど本格的ではありませんが、作業者は新参入者から小達人まで広く役に立つでしょう。ただ物理的に 部屋を整理することを忘れないように。物理的汚れというのはアストラル的にも汚れているからです。これはお風呂が精神的洗浄であることと同じです
でも、予め儀式とは何かで説明したように、それらがすべて潜在意識に働きかけるトリガーとなるように訓練が必要で、所作と象徴でイメージ喚起を組み合わせて目的の力を呼ぶという理屈はいいとして、原型の説明が疎かなので神々がどんな存在なのかいまいちつかめてないかもなぁ
このビナー(理解)の機能はそのまんま「理解」。というのも、第一のセフィラであるケテルに意識が触れた瞬間、ビナーまで戻されてしまうからだ。このビナーに帰属する女神はアイマ・エロヒム。太陽を背負い三日月を足元に踏み12星冠を頭上に被った大母神。
アイマ・エロヒムってのは第一から第三セフィラまで纏めた至高の三角形を体現する姿であり、その顔は後光で半分隠されてる。これが意味するところは魂の上 位部分が半分見えないこと。ビナーは至高の玉座であり、ユング心理学でいう原型そのもの。自我の守護者。これを越えると自我は破壊される。
神智学用語で言うところのネシャマーはこのアイマ・エロヒムのことであり、熱望を意味する。それは神への熱望のことだ。即ち、人間存在の最上位部分。神に最も近い魂。神智学用語で言えば、ケテルはイェキダー(神の閃き)、コクマーはキアー(神の渦巻き)となる。
ネシャマー(熱望)は魂の下位部分だが、上位部分はイェキダーとキアーがある。しかし、上位部分は人間の意識は直視できない。一方で、同じく神智学用語を 使うとテイファレトを中心として自我機能がある。それをルアク(知性)と呼ぶ。最下位にはネフェシュ、つまり動物的魂がある。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年6月17日
そ ういえば、日本の神道系の儀式っておもしろいんだよね。願いを叶えてもらう相手は必要以上の階級でもその下でもいけないとか。特定の階級の妖怪退治すると きはその一個上の階級のカミに頼むとか。階級高すぎると駄目とかいう。同じだということ聞かないとかいろいろルールがある、。
つまりこういうこと。神道系では係長に命令するときは必ず課長に頼むこと。部長や専務、社長にお願いしても駄目。西洋魔術では平社員や係長相手にいきなり社長にお願いするという伝統。
そうらしいね。西洋魔術では存在は連続してるので神名を召喚する(製品発表)と大天使が概念作って天使団が工程表作って精霊が製品を製作する。 まぁ、もっと複雑だけどこんな感じ QT @kulfi: @Ripple1975 霊格高すぎると対象が見えないとか言う
うーん、それは不思議。詳しくかいてる本ないのかなぁ? QT @kulfi: @Ripple1975 神道でも上から下への流れはそうなんだけど下から上にお願いする時は何故か違った形になる。そうじゃない流派もいっぱいあるけどね。不思議。
そもそも、魔術カバラーが本物のカバラーだと勘違いしてる人が多い。カバラーはユダヤ教神秘主義の亜流。そこから「生命の木」と神話の骨子を抜き出してキ リスト教神秘主義で味付けしたのが魔術カバラー。なので、これを本物のカバラーだと言い張ると本家のユダヤ教徒が激怒します。当たり前だけど。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年6月17日
時 計の文字盤を読むことって、子供が最初に習う占いの魔術だと思う。子供は時間感覚が漠然としてる。それは昼と夜という二進法。これが古代の魔法。で、十二 進法とか二十四進法を習う。そして9時に学校、12時にお昼、15時に放課後とか覚えてく。つまり、時間を設定分割して意味を与えてく。
実際、極論でもなんでもなく、度量衝というのは魔法なのよ。長いとか短いとか、重いとか軽いとかに数を与えることでみんなに共通の単位を与えることが出来た。その前に言葉や数を作ることでみんなに共通の意思疎通を図った。これら全部魔法だし、魔術はその延長でしかない。
人間にとって、数と名前を与える行為はみんな魔法なのよ。それはわけわかんない何かを統御するための第一歩。電波にも周波数を与えたし、今ではそれが時間を統御することに繋がった(原子時計)。これほど凄い魔法はないと思う。
占いには大きくわけて「時空間の定義」「時空間の測定」「心の定義」「心の測定」「万物照応」がある。これは、占星術なら天体と心に名前をつけて「天体を計測したらこうなった。だから心も万物照応で対応物に同じ力が働くに違いない」という信仰。これに尽きる。
万物照応は一種のオカルトの前提で信仰だ。けど、全く根拠がない話でもない。心がイメージでしか働かず、外の環境をイメージとして認識するという事実がある。なら、その社会共通のイメージ(象徴)を駆使すれば社会を操作できるのではないかと考えるのは自然のことだと思う。
たとえば、アイドル(偶像)というのは単なるイメージだ。彼女自身が実際にどういう人物かは関係ない。けれど、作られたアヴァターは集団心理に確かに影響 を与えるし、社会全体を象徴するものとなる。彼女はイメージでしかないが、それ故に社会に影響し、彼女も社会から影響を受ける。これは魔術だ。
心の中にあるイメージはもちろん、社会からの刺激で構築される。それは一見すると無秩序に見えるが一定の物語を持っている。これが神話空間である。これは 人間の心が外界をすべてストーリーとして解釈したもの。物語自体に意味はないが、世界がどんな仕組みになっているかをあらわしている。
従って、占術に登場する象徴はすべてストーリーを構成するパーツでしかないが、このストーリーを人間の心が翻訳すれば別の意味を回答として提示する。
小宇宙(人間存在またはミクロな意味での宇宙)は大宇宙(マクロな意味での宇宙)はイメージを共有している。そういう仮説のもと、占いや魔術が行われる。宇宙は心の反映であるし、心は宇宙の反映だと考えられてるから。これは量子力学の観測者の考え方に似ているだろう。
人間存在からすると、宇宙は自分の敷衍した存在と考える。これは自分を地球の小さな細胞と考えるのに等しい。なら、心と肉体はこの地球のルールに則ってい ると考えるのは自然なことだ。肉体が地球環境に適応してると科学がいうのなら、心も地球環境の法則に従っていないと辻褄が合わなくなってしまう。
しかしながら、科学は目に見えるものしか測定、分析しない。かれらの理論や検証方法はすべて目に見えるものを対象にしているからだ。とりあえず、目に見え ないものはないものと考える。これが科学のスタンスだ。みんなで物理的に共有できるイメージしか扱わない。それはそれで正しい選択ともいえる。
ところが、心理学者や哲学者、神学者、魔術師などが扱うものは人文科学であり、自然科学ではない。人文科学の特徴は肉体ではなく心や精神を扱うからだ。こ うした自然科学との相違を理解していないと研究を間違うことになる。つまり、我々は自然科学のスタンスや方法論を必ずしも使えないのだ。
こうした自然科学のわかり易い方法論は残念ながら人文科学を扱うわたしたちでは恩恵に与れない。なぜなら、我々が扱うのは目に見えない心と精神だからだ。従って、我々は独自の宇宙論や万物対応理論を構築しなければならなかった。それらは全て心と精神を扱う作業仮説である。
このようなスタンスや作業仮説、方法論の違いは残念ながら論争を起こしてしまう。科学とオカルトは特にひどい。しかしながら、両者とも同じような言葉を 使っているようで実は含む意味が全くことなることも多い。例を挙げれば神秘家は「宇宙」という言葉を使うときそれは精神的次元から物理次元を含む。
だから、現代の多くのオカルティストは専門用語はそのままに、普通の単語をも意味する言葉は「」つきで使うことが多い。これはいわば作業用眼鏡のかけかえ だ。考え方のスタンスや方法論を自然科学や一般論、人文科学との間で頻繁に入れ替えている。このことに気づかないと門外漢は勘違いしてしまう。
もうひとつ例を挙げると、「四大元素」というのは地・水・火・風そのものではない。これは区別して「賢者の四大元素」といわれることもある。本来の意味では物質や精神などの存在を状態で表している。結晶(凝固)、流体、昇華、変容である。すなわち、メタファーである。
心というのは大抵の場合、メタファーに変換してイメージを記録する。だから、このメタファーはそのまま象徴として使える。そしてメタファーを溜め込むとそ れが自然に有機的に結びついてストーリーを構成する。そして物語にはヒーローやヒロインが登場する。これが神々であり、これらメタファーを纏う。
要するに、心がこうした関連付けを行うように出来ているので象徴を操作すると心の中の対応物が反応して万物照応でそれに関連付けされてる象徴が浮かび上がる。元の象徴が何のメタファーが知っていれば当然ながら新しい象徴も似たような意味であると判るのである。
クリフォト、即ち「逆向きのセフィロト」というのは精神の汚れを処理する者たちが住まう場所である。だから、悪魔や悪霊と呼ばれる存在がなぜ「神々の掃除 人」と呼ばれるのかが理解できるだろう。かれらはいわば下水処理従事者である。太古の昔、かれらは地上で仕事していたが今は落ちぶれてしまった。
このように、真理に至る道はひとそれぞれです。けれど、目指す先はただひとつ。ネシャマー(神性への熱望)に触れること。けれど、寿命まではここに戻って こないといけない。中に入ったら殆どの人が廃人です。触れて戻っての繰り返しをするのが霊の体操、即ちイグナチオ・デ・ロヨラのいう霊操です。
これまでの話から、もしも死んだ霊魂があったとして、半分肉眼でみえることがあったらそれはぴちぴちの死に立てだと判ります。この霊はエーテル体を纏って いるからです。それは遅くても数日で分解しアストラル体となります。これが星幽的に見えてる間はいいけど、コーザル界に入ると幻聴しか聞こえない
幽霊さんはコーザル界をでると霊能者たちとばいばいします。これより先にいくと通信が途絶えるからです。言い方を変えましょう。幽霊さんは贖罪をするため に自我が分解されます。自我機能には各種波長の通信機がついており、五感に対応するのです。これがなくなるので魂は裸一貫となるわけです。
これらのことから、霊能者がどのレベルで対象を感じてるのかがわかります。一般に、ネイティヴの霊能者はその周波数調整範囲が狭いです。けど、開発して なったひとは調整範囲が広い。ここでいう周波数とは精神的感受性の使用可能域のことです。これは広いほうがいいけど、制御ができるのが前提です。
しかしまぁ、精神世界をエーテル界、アストラル界などというものだからそういった世界が別次元にあると思う人が多いけど実際には意識の振動数、つまり周波 数をかえてるだけなんですけどね。これはTVやラジオのチャンネルをかえるのに似てる。高い周波数にいくほど高エネルギーになるのは電波も同じ。
そーいえば、こういうのもあったなぁ。護符魔術というかタリズマン・マジックなんだけど、本に書いてあった方法で作って聖別したけどなんか効果が怪しいと か。それはそうです、だってそのタリズマン。テレズマをチャージしてないもん。実はこの方法、殆どのお呪いを書いた本に載ってません。
このタリズマンに関する質問をした人は有名な『アルマデルの奥義書』を利用したんだけど、当然ながらテレズマ封入について書いてない。テレズマ作成は天使 や神の名前から象徴解釈で対象の姿を確定する方法で、これを使って必要な存在をチャージする。この過程を経なければ効果がある筈もないのです。
こんな感じで「仏像作ったけど魂いれず」状態のタリズマン・マジックは枚挙に暇がない。すべてのタリズマンと名のつくものはテレズマを使って神や天使の力 を封入しないと意味がない。これは電子がガジェットを買ってきて電池入れ忘れた状態でクレームつけるのに似てる。「動かないよ?」そりゃそうだ。
タリズマン・マジックは魔術の華ですが、それは封入したテレズマ像がそれを持つ人に対してイメージによる印象を与えることで作用する。特定の複合メタ ファーは形を与えることで動的になるからです。これを潜在意識が受け取り精神機能に作用することで所持者の意識を変革します。それが護符の作用機序。
もっと簡単にいってみよう。護符をつくります。紙に「あなたはきれいになる」とかきます。紙に薔薇の香水でも振り掛けるか、薔薇の花びらを挟みます。次に アプロディテーかビーナスなど適当な女神を召喚します。詳しくない神ではいけません。自分に召喚したらその力を手から紙に流し込みます。こんだけ
タリズマンに色々と印を描いたり名前を入れたりするのはメタファーを確定するための手続きです。けど、実はそんなものいらない。前述したような紙に言葉を 簡単に書くだけで十分。必要な召喚対象が瞬時に解る人ならそれを封入するだけでどんなものでもタリズマンになってしまうのです。これが即興魔術。
これとは逆に、即興魔術に肉付けをしていくとわかり易い。つまり、召喚対象に関わる知ってる象徴を全部盛り込む。色、形、名前、匂いetc。儀式するとき は神に帰属する場所、時間、星の位置など調べて行う。即ちTPO。召喚のときは神の姿をとる(ゴッドフォーム)。何れにしろ神話わかんないと無理
まぁ、どんな方法でもタリズマン・マジックの肝はテレズマ封入にあるのです。それさへできたら色つきの石ころであってもタリズマンにはなる。神という複合 メタファーを所持者の無意識から呼び起こせればなんだっていい。勿論、「厄寄せ」という悪用も出来る。けど、いいことないです。
ところで、タロットやってるひとは開鍵式を忘れてませんか?これはタロットカード一枚ずつに帰属する天使的テレズマ(一枚に二組)を連続召喚する儀式で す。ええ、ここでもテレズマが出てきます。タロットというのは一種のタリズマンなのですよ。当然テレズマ像の構築から始めます。とてもめんどいです
漠然とした願いっていうのも総じて駄目かなあ?「お金が欲しい」というのも何でお金が欲しいのかを決めてないといけない。せっかく入ってもあぶく銭だった り、そもそも本人が浪費家だったりすれば意味がない。お金というのは通貨であって一種のコミュニケーションツール。つまり媒体。これも大事。
お 金というのもメディアであるばかりかその本質が力であることを忘れちゃいけない。魔術は力のフロー制御技術なので、これをキャッシュフローに置き換えるこ とは当然出来る。ただ、何の努力もしないでフロー制御が出来ると思ったら大間違い。自分が変わらない魔術も技術もこの世には存在しない。
魔術が成功するときの特徴は「偶然に自然な感じに物事が起こる」のであって超自然的に何かが起こることはない。神格に意図を刻印したとしても大天使、天使 団、精霊が働いて最後は社会が動く。つまり、天使が直接お金もってきたり恋愛させてくれるわけではないのだから当たり前です
度々同じことを云うようだけど、魔術の作用というのはあみだくじの上流にショートカットを作るのに似ている。それは集合的無意識に刻印を行うことで集団精 神に影響を与えることになる。すべての精神は奥底で繋がっているのでこんなことが可能。けれど具体的にどんな形で目的が達成されるのかは判らない
たとえば、わたしの場合は若い頃に「ずっと大切にしたい人に知り合いたい」という魔術を行った。これには友達とか恋人とかの定義はない。また、付き合うこ とまで含めてない。けれど、そんなときに今の旦那と知り合った。ぎちぎちに定義を固めるより機会を得ることだけで満足した方が良い例です。
もしもこんな恋人が欲しいという願いにした場合、その人に見合う条件が潜在的選択肢の中になかった場合はどうだろうか?システム(神は)「そんなイベント シーンは用意してません」と答えるだろう。自分を変えながら理想に近い選択肢に近づくことはできても、無理やり法則は捻じ曲げられないのです。
もっとわかり易い例をだしてみましょうか。「筋肉むきむきになりたい!」という願いがあったとする。しかしあなたはひょろ君です。そんな彼が起こす魔術は 結果的に近所のジムの紹介だったりします。その前に、本当の理由をもっと突き詰めるべきです。そうでないと魔術を構成できません。
こういう例もいいかも知れません。かれは近所の幼馴染に愛を告白したいと思ってます。そんなとき必要なのは勇気の召喚ですから「軍神」を呼びます。けれど もしもまだ彼女に気がないとしたらどうでしょう?かれはまずアプロデイテーを呼ぶでしょう。そして彼女の気を引いてからアテーナーを呼ぶでしょう
魔術というのは限定的(補助的)に利用したほうが成功するのです。通常の努力をしてどうしても届かない箇所を選択的に選んで魔術を行います。目的は自身の変化です。すると、機会は自然と寄ってくるのです。だからまず、何よりも自分のことを正しく理解しないといけません。
こんな魔術も考えられます。目的は「結婚したい」では、結婚できる要件を挙げてみましょう。それにはこんなのがあります「相手の確保」「生活基盤の安定」 「結婚資金」「年齢の問題」「周囲の理解」「人生設計」さて、この中で不備は見つかったでしょうか?ともかく問題をすべて解決します。魔術は後で
このようなことを書いてると魔術は役に立たないではないかと思う人もいるでしょう。しかし、問題の分類や分析にはカバラーが使えるのです。これは神の見えざる手をうっすらと視覚化してくれます。そうしたら通常の努力をしてあとは補助的に魔術を行うだけです。
ちなみに、物質界で通常の活動を行うことは魔術ではないと思っている人が大勢でしょう。しかし、完全に物質的な活動が行える人はこの世にいません。意識的 活動の裏には無意識的活動もしているのです。自分を無意識に動かす力を理解しているのなら、意識的活動を行ってもそれは魔術なのです。
「意思によって意識の中に変化を起こす技術」が魔術なのですから、それは神界から物質界まで意思によって起こしたら全部魔術です。無意識的阻害を取り除く のも魔術のうちだからです。そもそも、精神世界が物質より優位とは誰も言っていません。ただ精神世界が物質界よりも精妙で上流にあるだけです。
そもそも、物質は濃密な霊であり、霊は希薄な物質でもあるといえます。宇宙には霊的ではないものなど存在しません。物質もまた霊的なのです。濃密だけど粗雑な霊です。パソコンも石ころもアメーバも広義では霊なのです。
Angeliqua @Ripple1975
魔法の本は集めて読まずに枕にすると効果があります。マルクトとはどういうものなのかがそれで理解できますから。
Rosicrucian 薔薇十字団
Rosi 薔薇
cruc 十字
ian 者
THE BEASTS OF GOLDEN DAWN
http://www.tribwatch.com/goldendawn.htm
“Baruch Spinoza (1632-77) was a Marrano Jew exiled (from Portugal) to Holland...the gathering place for Jewish international bankers. Spinoza is considered a precursor to the writings of many Enlightenment authors, and was philosophically into pantheism, teaching that God is mere Nature...a very Rosicrucian ideal and of course the very bottom line of witchcraft that, on a scientific front, leads to atheism and humanism. The Society of Unknown Philosophers comes to mind here.
Gottheld Lesser brought Moses Mendelssohn into his enlightenment task, the latter a Jewish banker according to some old reports. William Guy Carr claimed that Mendelssohn funded Weishaupt's Illuminati. Others claim that there were greater Jewish bankers above Mendelssohn. Seems logical, and, if true, it would make those bankers the true heads of the Illuminati (Weishaupt becomes merely their visible pawn). But there was also a money bag in Mayer Rothschild's boss, the landgrave of Hesse-Cassel, who may have been exploited by Mayer when the soldier-rental monies came funneling through from the British Treasury. Thus, the Drummond bankers of London can now not be ruled out as Illuminati financiers, even if only indirectly.
Prussian Rosicrucianism arose in Britain as the Societas Rosicruciana in Anglia (SRIA, founded 1866), which then brought forth the Hermetic Order of the Golden Dawn" (1887). The Golden Dawn was the most influential occult group of the time, but, the question is, was it (and SRIA) of the Aryan, or Jewish, brand of Rosicrucianism? We could ask the same question concerning other British secret societies of the time, those spun in the Anglican circles of Brooke Westcott and Fenten Hort.
A co-founder of the Golden Dawn, and its primary mover initially, was William Wynn Westcott; he had also been a member of the Societas Rosicruciana in Anglia (became Magus in 1890). But that's not all, for he had been in the inner circle of Blavatsky's Theosophical Society (founded 1875), and Rosicrucians themselves tell us that, "together with Blavatsky's Theosophy, the Golden Dawn was one of the parents of the contemporary Western esotericism." This is important as we go to the next chapter, where we see Nazism founded on Rosicrucianism/Theosophy.
So, because Theosophy (meaning "Wisdom of God") and Golden Dawn were allied, one might at first glance attribute the both of them to an anti-Jewish, Aryan Rosicrucianism. But further study would suggest otherwise, that the two groups were tentacles of the Jewish Illuminati.
"The teachings of the Golden Dawn were diverse, and included Ceremonial Magic, Kabbalah, inner alchemy, Tarot, Enochian Magic, astrology, divination, and Egyptian Magic - all with the aim of performing the Great Work of self-realization." In other words, it was a cesspool for Satanism, but as you note that Kabbala is a part of its structure, Jewish involvement comes to mind. It's founder (William Westcott) said that it was an extension of a German Rosicrucian Order called, "Golden Dawn," and the Bavarian Illuminati now comes to mind, for it is reported that Weishaupt had formed a coven called the "Golden Dawn" a century prior to this British counterpart. This is believable in that Weishaupt was also dabbling in Kabalistic magic. The Golden Dawn coven has also been associated with the House of Rothschild.
William Westcott and a couple of other founders of the British counterpart were "under the direction of the Secret Chiefs of the Third Order who were entities of the astral plane." I think it's safe to conclude that these cosmic "Secret Chiefs" referred cleverly to the Illuminatists who ran the organization invisibly. Attesting to ties with Theosophy, we read further that "The Secret Chiefs of the Third Order were equivalent to the fanciful Mahamas of the Theosophical Society who could also be contacted in the astral plane."
(http://www.themystica.org/mystica/articles/h/hermetic_order_of_the_golden_dawn.html)
This statement could be suggesting that the (human) leaders of Theosophy were also the leaders of the Golden Dawn. The Rothschilds and/or their British Ghost-Society/Fabian-Society associates do come to mind, for the Fabian Society was founded in 1883 and the Society for Psychical Research (previously the Ghost Society) in 1882, just four and five years prior to the founding of the Hermetic Order of the Golden Dawn. Recall from a previous chapter that the founder of the Ghost Society (Brooke Westcott) had also founded the Hermes Club.
Aleister Crowley joined Golden Dawn in 1898, and was permitted entry by one founder (Samuel Mathers) into the Second Order; that founder, while running his Paris lodge, claimed to have been permitted into the Third Order (the French Rothschilds??). Crowley the magician was a lover of all manner of sin, and went so far in his lunacy as to claim association with the 666 beast of Revelation 13. Crowley was a fool of the highest order, for which reason he was expelled from the Golden Dawn. However, decades later, several British rock bands promoted the man as Tavistock and Stanford partnered with them in reducing a generation of hippies into similar "open sinners." From these hippies arose charismatic groups with Rosicrucians stripes, including some leaders of the Vineyard churches.
Researchers have suggested that the British extension of the Golden Dawn stemmed from the "Loge zur aufgehenden Morgenrothe," a Jewish-Masonic lodge in Frankfort. This makes sense, not only due to that title containing the phrase, "Rising Dawn," but because the Bavarian Illuminati had moved its headquarters to Frankfurt. And as evidence that the Bavarian Illuminati had established ties with English Freemasonry, we have this: "In 1817, a subsidiary Lodge [of the Frankfurt lodge] was formed in London by the Duke of Sussex, the Grand Master of the United Grand Lodge of England" (http://www.flashback.se/archive/gdfaq.html).
The United Grand Lodge of England (UGLE) was formed in relation to British Freemasons coming out of the closet in 1717, and thus exposing themselves to the public for the first time. In that year, four lodges united into one. One of the first recorded Freemasons, during the earlier, secretive period, was Elias Ashmole (died 1692), an Englishman who had studied Kabbala and was an associate of the Atlantean Rosicrucian, John Dee. The very first recorded Freemason was Robert Moray; he and Ashmole both had roles in founding the Royal Society. Thus, the Freemasons of Britain were Rosicrucians, and as they promoted a New Atlantis, they were Pure-Aryan Rosicrucians, or "Aryans" for short.
"Historian Frances Yates, in her book The Rosicrucian Enlightenment, in a chapter entitled 'Rosicrucianism and Freemasonry', quotes one De Quincey, who states, 'Freemasonry is neither more nor less than Rosicrucianism as modified by those who transplanted it in England, whence it was re-exported to the other countries of Europe.'" (http://www.mystae.com/restricted/streams/masons/mhistory.html)
De Quincey and others may be wrong on one point: Rosicrucianism was not likely transplanted into England from the European continent. For, Freemasons can be traced to the Rosslyn Chapel and its Sinclair Grand Masters, and, in my opinion, to Scottish kings (i.e. the Bruces) of the Rollo-Viking bloodline, and to the Norman kings of England, also from the Rollo bloodline. If true, the reality would be that it was merely the Kabbala aspect of Rosicrucianism that was transplanted/imported to English Freemasonry (e.g. to Fludd, Dee and Bacon). I would agree with that. The implication is that the British Rosicrucians/Freemasons contacted Jews at some point to rub minds.
(…)
After Crowley's expulsion from the Golden Dawn, the organization was ruined by scandals; it splintered and for all practical purposes became ineffective with the publicity of its secret rituals and activities. But through all this, an Anglo-German, Theodor Reuss, attempted to gather up an assortment of Illuminati groups, including Golden Dawn and the Ancient and Accepted Scottish Rite, which he then united under the name, "Ordo Templi Orientis" (OTO). Reuss had also been a member of the SRIA (i.e. as was the Golden Dawn's founder, Westcott).
It is very telling when we combine these two facts: 1) William Westcott had claimed the Golden Dawn of Germany to have accepted a rarity in Freemasonry, the memberships of both men and women (whether or not women were permitted memberships in Germany is irrelevant here); 2) Reuss also admitted men and women in OTO. Apparently, then, OTO was intended as an extension of the German branch of Golden Dawn, but in any case was emphatically an extension of the British branch. Indeed, OTO should be viewed as the fixer-upper of the fallen and ailing Golden Dawn.
If it's true that the Golden Dawn of Germany had been the Weishaupt/Bavarian Illuminati, it is not surprising to learn the fact that Reuss, together with Leopold Engel, formed the "Order of the Illuminati" specifically after Adam Weishaupt's Illuminati!! None of this means that OTO and Golden Dawn were necessarily tied to the Rothschilds, but it certainly makes the possibility tempting.
The best date (in my opinion) for the founding of the Order of the Illuminati is 1901. But this occurred in Berlin...with Reuss announcing himself the big cheese. Westcott then joined the Order of the Illuminati. "In February [of 1902] Dr. William Wynn Westcott as Supreme Magus of the Societas Rosicruciana in Anglia authorized Reuss to form a Societas Rosicruciana High Council in Germany with Reuss as Magus." During this period, and from the late 1800s, the British Rothschilds were collaborating with the German Rothschilds in a conspiracy to bring about World War I. Did Rothschild secret intelligence transfer through inter-communication channels between SRIA peoples both in London and Berlin, and prior to that through Golden-Dawn channels between London and Frankfurt?
It wasn't until the time of Reuss' move to London, in 1906, that he, having control of quite a few occult organizations, set himself up as the Really Big Cheese of the whole lot, under "Ordo Templi Orientis." Now read this: "Rudolph Steiner (1861-1925), who was at the time the Secretary General of the German branch of the Theosophical Society, was chartered in 1906 as Deputy Grand Master of a subordinate O.T.O./Memphis/Mizraim Chapter and Grand Council called "Mystica Aeterna" in Berlin. (http://tguild.oto.de/libri/hist_Reuss.html).
Another Berlin branch of the British Golden Dawn/OTO boys! And the article goes on to say, "As a journalist, Reuss traveled frequently to England." Could a journalist traveling back and forth between England and Germany, while having Freemasonic lodges in Berlin and London, rate as a spy for the Rothschilds?
(…)
There is, in Aleister Crowley, a further connection between the Golden Dawn of England and OTO. For, Crowley would be appointed by Reuss to head the British lodges of O.T.O (1912)...as well as the OTO ecclesiastic arm, the Gnostic Catholic Church (understood as "Universal Gnostic Church"). You will note that this man, claiming to be the beast of Revelation 13, was set up in OTO just in time for World War I (1914). I found this description of the man: "Crowley was a pioneering mountain climber, a pioneering homoerotic poet, a pioneering ritual magician, a heroin addict (not so pioneering), a sleazy womanizer, a closet homosexual, a vocal feminist, a racist, a German collaborator, a British secret agent..." (http://www.rotten.com/library/bio/religion/aleister-crowley/)
What's that? A German collaborator and a British secret agent, together?? Exactly what we would expect if the Rothschilds of both countries were conspiring! In 1914, Crowley transferred to New York, where "he wrote pro-German propaganda...working for British intelligence in this effort" (I kid you not, see website above if you don't believe it). And why was he climbing the Himalayas? Did it have anything to do with meeting the Aryan Brotherhood, the fellows that Blavatsky met in devising her German Theosophy?
His job in America was to overcome American Illuminatists/Freemasonry. He arranged (early 1930s) for an OTO lodge in California, and in 1941, Parsons joined it; later, Parsons would head that place. But even prior to meeting Parsons, which may have been the reason for meeting him, Parsons was collaborating with Socialists: "Parsons admitted he subscribed to Daily People's World, a West Coast Communist Party organ, in 1938"
(http://www.rotten.com/library/bio/mad-science/jack-parsons/)
Parson's father, a millionaire, had worked for Woodrow Wilson, a Rothschild agent!! There is little doubt in my mind that Parsons was likewise a Rothschild agent, especially as a spy in the field of rocketry. Parsons was, after all, given credit as the "father" of the space industry...and that includes activities in the
military space program. If you decide that "father" is a bit of a stretch, then know that he was among the many leaders of those industries; he is given credit for getting Apollo to the moon. Remember as you read all this that the False Prophet is prophesied to be a leader in the space industry, for he is to cause fire to come down from the sky (Revelation 13:13).
In an online FBI report, we read that in 1950 Parsons stole documents from Hughs Aircraft Company, pertaining to rocket motors and fuel, and left copies at a Palos Verdes (California) residence (resident not identified). When questioned by the FBI, he said that he was using the information to apply for a job in Israel. The Rothschilds comes to mind.
John Carter, who wrote a book on Parsons, "suggests that Parsons used jargon associated with the Manhattan Project. At this time Parsons had formed strong sympathetic contacts with the new-found state of Israel, the implication being that he could have been the target of a covert effort to help Israel build a nuclear weapon."
(http://www.forteantimes.com/articles/132_parsons.shtml)
The Manhattan Project--the quest of the United States to build the first nuclear bombs--was supported by the elitist Bohemian Club, and I fully expect that Parsons was a member, as his lifestyle would have attracted him there.
Parson was friend to L. Ron Hubbard, whom we know was also involved in the spy business. Hubbard became involved with Parsons in sex-depraved occult activity, and these nuts, or so it is reported much, sought to give birth to a "moonchild," or a female Avatar messiah to couple with the anti-Christ. Crowley had considered himself the Avatar of the anti-Christ, but then wanted Parsons to become the next Great Beast. Parson wrote: "And thus was I Antichrist loosed in the world; and to this I am pledged, that the work of the Beast 666 shall be fulfilled."
After stealing Parson's OTO documents, Hubbard modified them to his own liking and started his own movement: Scientology!
You will recall from early chapters (in Part Four) that Stanford Research Institute, in California, was an arm of the Society for Psychical Research over in Britain (yes, the Ghost Society), and worked routinely for/with the US military and space programs. Stanford also hired Scientologists to conduct LSD and Remote Viewing experiments. Moreover, Edgar Mitchel, sixth man on the moon, founded the department at Stanford which housed these experiments and which worked with Tavistock (in England) to pollute a generation of children with Satanic filth along the lines of what Reuss, Crowley, Parsons, and a host of other bleep-bleeps were all into.
Although Reuss was impressed with Crowley's Gnostic Mass and other mystic inventions, by 1921 Crowley had made such an egotistic stench of himself that Reuss frowned on the man. It was also in 1921 that the first Imperator of AMORC (founded 1915 in New York), Harvey Spencer Lewis, began negotiations with Reuss concerning their merger into an international partnership. Lewis ended up frowning on the OTO organization, the more he heard from Reuss on it's secrets. Plus, while Spencer had also been influenced by Aleister Crowley, he likewise despised him by 1921, as his correspondence to Reuss reveals. The Spencer-Reuss alliance never happened.
Lewis, and therefore his creation, AMORC, may have been an over-the-Atlantic branch of the Ghost-Society wizards, and therefore of the Fabian Society, and therefore of Rothschild globalism. For, in 1904, while Reuss was re-organizing the Golden Dawn, and expanding it under OTO, Lewis founded the New York Institute for Psychical Research, reminding us of the Ghost Society's legal name, "Society for Psychical Research."
AMORC was formed by permission of French Rosicrucians, and claimed roots in the Cathars of ancient France. AMORC is also Masonic, meaning that it claims roots in the Templars. The historical fact was that the Vatican, after persecuting the Cathars to the ground, turned on the Templars as well. And that is why the Cathars and Templars had to form secret societies, to evade Vatican powers. The Cathars who hid for centuries come to my mind when I hear of modern Martinist Rosicrucians.
While AMORC was (and still is) promoting itself as a Christian group, the OTO did not take on Christian stripes. Perhaps this was intentional, so as to reach Christians by the one organization, and Satanists by the other, for efficient global-cause conditioning. Many Freemasonic lodges target all peoples, from a wide religious spectrum...from Christians to Satanists. To this day, Rosicrucian writings are adamant in their declaring that they will soon rule the world under a Luciferian Christ.
You might find the following interesting, written by Gary L. Stewart, the Imperator of a Rosicrucian organization:
I became the Imperator of a Rosicrucian Movement that perpetuated a lineage passed from Dr. H. Spencer Lewis, to his son, Ralph M. Lewis, to myself which was manifesting in an Organization called AMORC. AMORC was created by H. Spencer Lewis in 1915 after several years of preparation. According to the traditional dictates of that lineage (and most other Rosicrucian Lineages that I am aware of), I became Imperator through personal selection by my predecessor, Ralph Lewis, to become his successor after his death -- which occurred in January, 1987" (http://www.crcsite.org/printinterview.htm)
If that website is no longer in service, see Stewart Imperator
(…)
"In another book publishing collected writings, Hall agrees with Sachse that the Kelpius group were known as a Chapter of Perfection, and were 'representatives of Bacon's secret society.'...
"We all have wondered how it is known that Benjamin Franklin [1706-1790] was a Rosicrucian. Well, it is partly by reading what he wrote through his writing, we can recognize his Rosicrucianism. However, Manly P. Hall wrote that Franklin's signature appears on the ledger above that of Marquis de Lafayette, he pointed out at the Lodge of Perfection in France. That Lodge is considered to have been "the greatest of all French lodges" as Hall wrote it. In The Secret Destiny of America, he said of Franklin in America:
'Franklin spoke for the Order of the Quest, and most of the men who worked with him in the early days of the American Revolution were also members. The plan was working out, the New Atlantis was coming into being, in accordance with the program laid down by Francis Bacon a hundred and fifty years earlier...'“
ken @kenkatap
D・ロックフェラーの卒論のテーマ=フェビアン協会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC …
▼英・労働党(左派)=多くのフェビアン協会のメンバーが、労働党の前身に参加 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%8D%94%E4%BC%9A …
▼1883年、英・ロンドンに新生活友愛会
▼ブレアらがメンバー
フェビアン主義→神智学、人智学(シュタイナー教育)が生まれ、ニューエイジもフェビアニストA・べーリーが創始者【虚空と君のあいだに http://www.mkmogura.com/blog/2009/10/23/501 …
▼フェビアン主義=進歩主義=全知全能で善良な独裁者による社会主義に帰結
▼フェビアン協会はスターリンを援助
▼1924年4月27日、「日本フェビアン協会」創立
▼発起人には菊池寛ら9人
▼下中弥三郎も参加
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E4%B8%AD%E5%BC%A5%E4%B8%89%E9%83%8E …
▼陶工→代用教員に
▼平凡社の創業者、教員組合の創始者
▼労働運動や農民運動の指導者
▼『世界大百科事典』を出版
▼世界連邦運動を推進
ブレントン・ウッズ会議
▼ケインズ=フェビアン社会主義者、ホワイト=国際共産党主義者
▼社会主義と共産主義が協議“資本主義体制”決定
▼取仕切=モーゲンソーJr。
父=ロスチャイルド一族ゴールドスミス家、母=ロスチャイルド一族グッゲンハイム財閥⇒https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/brenton-woods-conference …
J・ロックフェラー=祖先は仏ユグノー、17C独に逃れた
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC …
ロックフェラー・リパブリカン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%91%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3 …
▼共和党のリベラル党員
https://twitter.com/kenkatap/status/467615935541440512 …
D・ロック卒論=フェビアン協会
左翼陰謀論者のスルーするところ 【虚空と君のあいだに http://www.mkmogura.com/blog/tag/%E5%95%93%E6%98%8E%E4%BC%9A …
▼啓明会=日教組=イルミナティ=左翼=ロスチャイルド=グラントリアンという大東社側【http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E4%B8%AD%E5%BC%A5%E4%B8%89%E9%83%8E …】
▼下中弥三郎▼1919年8月 啓明会を結成
アジア主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E4%B8%BB%E7%BE%A9 …
1873年、征韓論
1881年、玄洋社
1885年、福澤・脱亜論
1901年、黒龍会
1906年、南満鉄・株
1911年、辛亥革命
1922年、世界紅卍字会
1924年、孫文の大アジア主義講演
1940年、近衛大東亜新秩序
子子子子子(ねここねこ)
@kitsuchitsuchi
@kenkatap アジア主義は東アジア共同体と同じく世界統一政府達成のための侵略思想。下中弥三郎は大アジア主義者で、大川周明とも関係が深い。左翼や右翼の対立は「悪魔崇拝」のように総称を用いて具体性をなくす本質隠しの茶番であり、左右の大本に近い者を追求すべきだと教えてくれる人物。
猫太
”キリスト教はインチキだと言ってる大本教臭い思想のひとに、ネオ満州国はわんわんワールド(世界統一政府)だと言ったら、その人は天皇が支配するアジア主義の国を作るのが対米従属からの解放とか言ってましたね。譲れない信仰心には困る”
ガーター騎士団員の偽天皇は✝側
風の子 @makeanovel 3月10日
これまでメディアがもてはやしたブームは全部疑う必要アリな感じで、個人的には断捨離ブームとかも怪しげだなと最近感じる。大切な記憶とか受け継ぐべきものを断捨離ブームで葬りたかった的な。ただでさえデジタルデータ化で、色々大切なものが失われそうな予感。支配者層だけがこっそり保管の方向で。
日本の伝統和紙、やっていけますか?っていう記事で、案外海外からのお客さんが買っていくんです、例えばヴァチカンとかが。。。っていう記事をカァコさんが注目してた気が。ヴァチカンとかはちゃんと知ってて大切な情報は和紙で保管するのよ的な^^;?
風の子 @makeanovel 3月11日
オーウェルの1984年の主人公の職業がまさに新聞記事の改ざんとかですもんね。この小説はほんとに示唆的なんだなあと。ちょっとずつ色々変えてそのうち訳わからないようにする手法、現代の錯綜する芸能人情報とかに相通じる感じですね。オーウェルは英国首相に繋がる血筋~
@onigiri3_
メディアが仕掛けるからブームになるというか、メディアが仕掛けないとブームにならないともいうか、仕掛けるからには裏の意図があるんですかねー。これまで色々洗脳されて気づいてないもの多そう(;゚Д゚)
RT @onigiri3_ にかくはやりものには要注意ですね!いろいろ陰謀仕組まれ
カァコ @onigiri3_ 3月12日
@makeanovel オーウェルはそうなんだー。あちらのホノメカッシーなんですね。最近血筋(宗教)と才能についても気になっています。この前たまたまみつけた↓有名人兄弟姉妹
http://bbs.sp.findfriends.jp/?pid=thread_detail&id=12962&anchor=137 …
風の子 @makeanovel 3月12日
きょうだいで、ふたりとも有名人ってこんなに多いんですね。やはり本人の資質よりもコネや血筋が影響する世界なんだと垣間見ますね。オーウェルの本名はエリック・アーサー・ブレアで一度ブレア首相の血筋だとついったで見た気がしたけど検索で証拠はつかめませんでした。
@onigiri3_
オールェルも、ブレア首相もかのフェビアン協会のメンバーだったのは事実みたいですね。オーウェルは王室の子どもの通うことで有名なイートン校出身というのも事実ですね。
@onigiri3_
それまでたいして気にしてなかったというのもあるけど、実はなにかコネのある人だけがテレビとかに出てたんだなというのが最近の印象です~。勿論ある程度の才能ある人を、一定のコネ集団の中から選んで特に鍛えて、人気などはメディアの戦略で生み出す仕組みですかね?
@onigiri3_
ロボ平 @robohei 3月12日
@makeanovel @onigiri3_ HGウェルズの「宇宙戦争」も相当あやしい内容でした。「1984」の方がマシに見えるほど。あ今見たら、Wikipediaみたらフェビアン協会に参加とありました。
風の子 @makeanovel 3月12日
ああウェルズもフェビアン協会ですか。あの方のタイムマシーンも恐ろしいですしね。日本で一番有名なパニックものの「日本沈没」も、日本列島が沈没し始めると学会で発表されるのが3月11日の午後2時と怪しいし何を知って・知らされて書いてるのかと。
@robohei @onigiri3_
なにか美しいとかいう価値観もメディアが勝手に作ったものなんでしょうね。モデルみたいにガリガリに痩せてる女性が美しいとされるのは、ファッションがゲイの世界だから美少年に似合う服を作ってる、だからモデルも少年風とかツイートで見ますしね
@nioumasashi @onigiri3_
誰かがブームになったころ、その人を褒めてたメディアの言葉が、わりと誰が表現しても同じキーワードが使われていたな、どこかから褒め言葉のマニュアルまで出ていたのかなとか、昔の雑誌をよく読んでた記憶を辿って感じたりしてますね。
@nioumasashi @onigiri3_
政志@縁結び? @nioumasashi 3月12日
@makeanovel @onigiri3_ ですね。異性愛者の男は、ちょっとムッチリ?くらいを好むと思いますw
あばら骨出てるとか、逆に大丈夫か心配します
風の子 @makeanovel 3月12日
@nioumasashi @onigiri3_ わはは、あとはモデル体型を女性が目指すと、やせすぎで生理止まったりみたいなトラブルで、ゆくゆくは不妊症⇒人口削減計画なのかもですね。支配者層の考えることはおそろしいですね~。特に不妊症にさせられてると気づかないまま削減が進むなんて。
kS @Jd805 3月12日
@makeanovel デジタルデータ化にはその手間を差っ引いても、省スペースとか謳ってやたら推す風潮にずっと抵抗ありました。まあ音楽・写真データ等を入り口にクラウド環境に誘導したかったんでしょうが。(情報への執着の薄れ・流出に対する無警戒)
カァコ @onigiri3_ 3月12日
@makeanovel この小説を読んでるとねこたさんのtwを全部理解してたわけでもないですが、魔術の言葉を思い出します。人を引きつけるしかけみたいなどうしようもなく引き込まれてしまう魔術のような仕掛けが世の中を動かしてるのかなーとか。。
風の子 @makeanovel 3月12日
ほんとですね。ネットってタダで保管できる場所~とか思ってましたが、情報がダダ漏れだったことに311後までは思い至ってなかったですわ。とかいいつつついったーその他使うのをやめられないんですけど、どうしたものかと^^; でもデジタルデータの脆弱性は気にしてました。
@Jd805
パソコンに入れてた写真をパソコンが壊れたことによってこれまで大量に失ったことを思うと、プリントした紙の写真の方が長持ちするよなあと。大事なものはデジタルデータとして数カ所に保存したりはしてますが、それもどうなんだろうかと今は危ぶんでます。 @Jd805
とうこ @shiotou1234tg 4月13日
汎神論(はんしんろん)とは、全ての物体や概念・法則が神の顕現であり神性を持つ、あるいは神そのものであるとする世界観・哲学。万有神論。汎神教は、世界のすべてを神の現れとする宗教[1]。(引用:wiki)
籠原スナヲ @suna_kago • 2月21日
スピノザは人間の自由意志を否定するとき、興味深いことに、この主張が実生活のために役立つと強調している。私たちには自由意志などないのだと知ることで、私たちは自分自身のことを許し、神と世界のことを許し、人間のことを許し、社会のことを許すことができると。エチカとは許すことだ。
kiyoda (合言葉は即時停止) @kiyokostar 2012年3月24日
神即自然 (deus sive natura) の概念(この自然とは、植物のことではなく、人や物も含めたすべてのこと)に代表される非人格的な神概念と、伝統的な自由意志の概念を退ける徹底した決定論---スピノザ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%8E%E3%82%B6 …
iroiroanki7 @iroiroanki7 • 15時間 15時間前
スピノザ 汎神論 神即自然 『エチカ』 精神と物体は別々の実態ではなく、同じ神から流出する別の属性なのだから、精神と進退の作用は同時に起こる。
語彙 @vocabuil_tough • 10時間 10時間前
【実態論】スピノザは神を「実態」として位置づけた。彼は、存在するために自己以外の根拠を必要としないのは唯一神のみであり、神以外の全ては内在的に神を存在根拠とする神の「様態」である、と考えた。また、神は「動力因」となり、全てを必然的に決定する、とした。
嘉道 @yosshie_t • 2時間 2時間前
スピノザ『エティカ』中公クラシックス、読了。彼の代表作。神がよく出てくるが、宗教の神ではない。彼の言う神とは実在を指す。つまり自然である。エチカ(Ethica)とは倫理学。神(実在)、人間の精神、感情、知性、自由について述べている。形式は定理、証明、系で一つとし、演繹的に論じる。
たわし英単語bot @tawashichan1 3 時間3 時間前
deism[名]理神論
atheism[名]無神論
pantheism[名]汎神論
hermeneutic[形]聖書解釈(学)の 解釈できる 説明的な
神秘学その7 秘教伝説 9話その1
http://www.geocities.jp/momoforall/Takarajima/booknote5/sinpigaku7.html
”★ エメラルド・タブレット(タブラ・スマラグディーナ)
☆ ヘルメスによって記された錬金術の奥義
●エメラルド・タブレット全文
これは、うそ偽りなく真実、確実にしてこの上なく真正である。
一つのものの奇跡を成し遂げるにあたっては、
下にあるものは、上にあるものに似ており、
上にあるものは、下にあるものに似ている。
そして、万物は、一つのものの和解によって、一つのものから成った様に、
万物は、順応によって、この一つのものから生まれた。
このものの父は太陽で、母は月である。
風はこのものを、その胎内に持ち、その乳母は、大地である。
このものは、全世界の一切の仕上げの父である。
その力は、もし大地に向けられれば、完全無欠である。
汝は、土を火から、精妙なものを粗雑なものから、
円滑に極めて敏捷に、分離するがよい。
それは、大地から天へ上昇し、ふたたび大地に下降して、
優れたものと劣れるものの力を受け取る。
かくして汝は、全世界の栄光を手に入れ、
一切の不明瞭は、汝から消え去るであろう。
このものは、すべての剛毅のうちでも、いやが上にも剛毅である。
なぜなら、それはあらゆる精妙なものに打ち勝ち、あらゆる固体に浸透するから。
かくて、大地は創造された。
したがって、このものを手段として、驚異すべき順応がなされるであろう。
この為私は、全世界の哲学の三部をもつヘルメス・トリスメギストスと呼ばれる。
私が太陽の働きについて述べるべき事は、以上で終わる。
(平田寛訳)
●錬金術師の守護神で、ある種の秘教修道者達の総称とも考えられていた
ヘルメス・トリスメギストス(三重に偉大なヘルメス)によって、
かって12の錬金術の奥義が記されたエメラルド製のタブレット(銘碑)が創られたのだという。
伝説によれば、エジプト、ギザの大ピラミッドの中で発見されたヘルメス・トリスメギストスの
埋葬死体、薄暗い坑の中のそのミイラの手の中で、発見されたとされるが、その実物は現存
せず、19世紀頃にアラビア語からラテン語に訳された写本が存在するのみである。
●この話が、後世の神秘主義者らの希望的創造であるのは、容易に想像出来るが、
偶然にも1828年、エジプトのテーベで無名の呪術師のミイラが発掘された際、同時に見つかった
ライデン・パピルスの中に、このエメラルド・タブレットの最古の写しの断片が発見され、それ以降、
伝説は、にわかにリアリティをもって受け入れられる事になった。
ここに、全文を紹介した通り、原文は寓意や隠喩に満ちた謎めいたもので、その意図する所は、
容易に読み取る事が出来ない。が、それだけに、多様な解釈を可能にしている。
●その代表的な解釈のひとつが、卑金属を金や宝石に変えるごとく、人間の魂を変成させる錬金術、
の奥義の「一切の不明瞭を消し去る」こと、つまり、自然の中に隠されそれに触れたものを純化し、
覚醒に導くという完全な存在である、「賢者の石」の秘密を読み取る事である。
すなわち、卑金属を貴金属として変成させる時にたどる「精妙なものを粗雑なものから分離する」
事は、そのまま、人間の魂を「大地から天へと」昇華させて行く修道階梯である、というのだ。
そして、魂は、「ひとつのものの和解」によって、最終的に神聖なるものと合一する、という。
●この謎の碑文が、2~3世紀頃のエジプトで秘密裡にまとめられた一連の「ヘルメス文書」の
文脈に位置する事は言うまでも無い。
その他残された資料の一例として、たとえば、
ラテン語とドイツ語によるエメラルド・タブレットの全文が記された17世紀の版画が残されている。
「永遠の智恵の円形劇場」ハインリヒ・クンラート、1602年、である。
●この碑文は、のちの秘密結社などの思想に、強い影響を与え、
「万物はひとつのものから生まれた」とする一元論や、
「父は太陽で、母は月である」の言葉に代表される、天地の照応・感応に基づく秩序的連鎖、
上位のものの模倣から、下位のものが生じる、を主眼とするヘルメス思想の原点、
とも目される事になって行く。
(…)
★クリスチャン・ローゼンクロイツ
☆薔薇十字団を創設した伝説の霊的指導者
●1614年、ドイツで、謎めいたパンフレットが立て続けに出版された。
1614年、『世界の普遍的改革』とその付録『薔薇十字団の名声』、
翌1615年、続編の『薔薇十字団の告白』である。
その著者や発行人は、一切明かされる事はなかったが、これらの文書によれば、
かの哲学者デカルトが、人団を切望したがついに果たせなかったとされる秘密結社
薔薇十字団の創始が、この時、C・R・Cなる人物によって宣言された、という。
この後の数十年の間、薔薇十字団は、ヨーロッパ中の知識人や文化人を巻き込み、
一大ムーブメントを巻き起こした。
その間の1623年には、史実としても記録されたパリのポスター事件が起きた。
一夜にして、パリ中の街角に、薔薇十字団長老会議代議員の署名入りポスター
が張り出されたのだ。
このC・R・Cなる人物の呼称を、クリスチャン・ローゼンクロイツと明記したのは、
同時期に出版されたヴァレンティン・アンドレーエの寓意小説『化学の結婚』である。
この為、アンドレーエこそが自身の人格を投影させたC・R・Cの創造者であると
目されることになる。
●人智学の創始者ルドルフ・シュタイナーもまた、薔薇十字団とローゼンクロイツを重視
した一人であったが、彼の解釈によれば、神的存在達は、超古代アトランティスから続く
叡智を、秘密結社を組織する事で伝えようとしたのであり、それが薔薇十字団であり、
ローゼンクロイツは、神々に選ばれた霊的な指導者であった。
だからこそ、彼の誕生には周到な準備が必要とされた。シュタイナーによれば、13世紀に
のちにローゼンクロイツとして転生する少年が、この世に送り込まれたという。つまり、
これは、彼の前世の話であるが、その少年の養育には、アトランティス以降のあらゆる
叡智を習得した12人の賢者が当たったという。前世の少年は、それらの知識をすべて
吸収して息を引き取り、翌14世紀に再び肉体を得て、ローゼンクロイツとして誕生した
のだという。
●『薔薇十字団の名声(ファーマ)』では、こう述べられている。
C・R・Cなる人物は、幼児期に両親と死別し、修道院で過ごした。16歳の時に神の啓示
を得、聖地エルサレムを目指すが、その途上、カバラや錬金術、スーフィズムなどの神秘学
の奥義に通じた賢者が集うという神秘の都市、ダムカルを知り、苦難の末、アラビアの某所
にあるというその都市にたどり着き、彼らから東方の聖なる秘密の知識や奥義書『Mの書』
を授けられ、これらの解読に没頭する。
その後、精霊(宇宙意思)との交信、テレポーテーションや心霊治療、予知、予言、透視など
の驚くべき知識を吸収した彼は、ドイツに戻り理想社会を説くが、彼の主張を理解し、受け入れる
者はわずかだった。そして時期尚早(しょうそう)と知ると、7人の弟子の育成に当たる事にした
というのである。
彼の死後120年を経て、その活動拠点であった「精霊の家」の隠された小部屋から結社員に
よって発見された彼の墓所には、永久運動による人工太陽をはじめ、様々な精密機械があり、
「我は120年後に再び蘇(よみがえ)るであろう」という予言碑と共に、全く腐蝕していない彼の
遺骸が発見されたという。
その不死のグループが今も世界各地に散り、ある者達はチベットの奥所にこもって修道を
続け、ある者は結社を組織してその奥義を密かに伝え続けているとも言われている。
(MOMOの独り言=これらの伝説は、人為的な想像上の物語にすぎないだろう。
しかし、それらの想像上の物語は、霊的な真実の何かを投影しているのだろう。だから、
これらの秘教的物語が引き起こした一連の精神的ムーブメントまでが、無意味であった訳ではない。
むしろ逆に、一定の精神的なムーブメントの必要性が、この様な物語を表現の一手段として、
付属的に必要としたと言った方が良いだろう。弾圧を恐れて地下に潜った精神の深部から
の抵抗の手段として、この様な方法が穏健かつ有効であり又そうせざるを得なかったのだろうという
事である。
重要な事は、唯物論者が強調する様な、この物語の歴史的な真偽などでなく、
この一連の思想的精神的ムーブメントが人類の歴史、精神史に対して持っている意味なのだろう。)
●17世紀~18世紀にかけての西欧キリスト教世界には、古代の秘儀の復活や秘密結社が多数
現れている。ヨーロッパにおけるこうした現象は、既成宗教への失望から来る16世紀中葉の
宗教改革や、カトリシズムの権威失墜と深く連動していたと思われる。
そうした背景の下に姿を現した謎の地下組織のひとつが「薔薇十字団」であった。
錬金術の奥義を象徴的に書いた『化学の結婚』の著者で薔薇十字思想の熱心な布教者でも
あったルター派の神学者ヴァレンティン・アンドレーエこそが、このムーブメントの首謀者である
という説が有力であるとされるが、必ずしも定かではない。
その内容は、それまでのキリスト教的保守思想に反旗を翻(ひるがえ)す革新的発想や、
痛烈な批判が含まれて居た事で、多大な反響を呼び、知識階級を中心に、広く庶民にまで
知られる様になった。
それには、薔薇十字のシンボルに仮託された薔薇十字思想の目的の概要が記されていた。
すなわち、薔薇十字に象徴されるキリスト教(十字架・男性原理)と、
魔術(キリストの赤い血色の薔薇・女性原理)との統合による完全なる世界の創造である。
それは又、スーフィズム、カバラ、エジプト魔術、占星術などの東方的叡智と、エックハルト的神秘思想、
パラケルスス、カンパネラ、グノーシス主義、汎智学などの西洋の革新的叡智を採り入れる事によって、
混迷するヨーロッパ思想に普遍的統合をもたらそうとする意図が語られている。
●小冊子が明らかにした綱領から教団の持つ主要な目的をまとめて見ると、およそ次の様になる。
1)君主政治を廃止し、哲学者の支配する政治の確立
(アメリカの独立戦争において実践された民主主義の原型)
2)学問・哲学・倫理の改革
(神の知恵である物質的芸術や学問と、自然の神秘の融合による覚醒と、古代密儀の復活)
3)すべての病気を治す普遍的な薬(エリクシール)の発見
4)霊的知性の発現による国家、民族、個人の救済
●19世紀に入ると、その「秘密性」や「匿名性」や「伝説」が、象徴主義と結び付き、
ロンドンで結成された「薔薇十字協会」をはじめとして、後の「黄金の夜明け団(ゴールデン・ドーン)」
の設立につながるオカルト・ムーブメント復興の基盤となったのである。
”
エメラルド・タブレット 全文
http://zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-119a.html
エメラルド・タブレット(英: Emerald Tablet, Emerald Table, 羅: Tabula Smaragdina)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88
グルジェフの「超人思想」の謎
http://inri.client.jp/hexagon/floorB1F_hgr/_gurdjieff.html
神秘思想家G・グルジェフ
http://phenix2772.exblog.jp/9973537/
ゲオルギイ・グルジエフ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%95
両陣営の共通項
・聖書思想+ギリシャ哲学
①絶対者の存在
多神教でも究極神が存在したり、神智学の宇宙意識ロゴスなど、ゴッドやイエスをどんどん言い換え続けているだけ。
②動物蔑視
人間は動物ではない。動物に理性も魂もなし=尊重する価値なし。
③管理・調教思想
自然も動物も管理して人間の支配下におかないといけない(創世記)。
文明化(キリスト教+ローマ・ギリシャ文化=西欧文化による洗脳)されていなければ人間ではないという強迫観念があるので、過激な異教徒迫害やキリスト教思想の強制を行う。
④理性と知性主義と肉体労働軽視
大衆は反知性主義=愚民化で支配。
肉体労働の方が頭脳労働よりも報酬が低い傾向。
労働自体がカトリックでは神が与えた罰。
プロテスタントは奴隷労働肯定思想。
聖書を否定している人ですら根本思想が聖書的。
日本人の労働観は過激派プロテスタント(過労死教)。
「働かざる者食うべからず」は新約聖書が元ネタ。
「勤勉な日本人」は明治以降に労働を強制する為の偶像。
資本主義を発展させたのがプロテスタント(ユダヤではない)。
日本人は資本主義にとって理想の奴隷。
・選民思想と血統主義
特定の思想(キリスト教など)を信じる者「だけ」が救われ、
特定の血筋の者「だけ」が真の支配層になれるという、必然的に階層的奴隷制度になる思想。
大衆が自分で選んだと錯覚させる為に民主主義と秘密選挙を賛美。
秘密選挙は不正のための創ったので公正な秘密選挙は存在しない。
票の移動ができない記名投票制にさせないために憲法で秘密投票を採用すると規定。
憲法改正も秘密投票=不正なので、絶対に条文が記名投票に変わることはない。
日本人は選挙教。
選挙に行っても無意味。
カルトの組織票を喧伝するのは選挙に行かせる為。
全員落選という選択肢が無い時点で茶番。
有力政治家は軒並みカルトの紐付き。
全員落選にするには秘密選挙を完全放棄=投票率ゼロにするしかない。
支配層は選挙に行け行けと洗脳してくるのだから行かないのが正解。
寸止め陰謀論者=キリスト教と大本教系カルト
の手先が不正選挙で騒ぐのは公正な選挙が存在するという嘘を吹き込む為。
・人口削減
(人類最大の問題。有色人種を優先的に口減らし)
・有色人種差別
(混血すると白人種が減っていくので白人種の維持の為に差別維持)
唯一神維持
+反科学
+最初の人類は白人
+聖書は全て真実
+ギリシャ哲学
(キリスト教の内の旧キリスト教
=バチカン=ローマ・カトリックの保守派
=エキュメニカル運動反対派
+WASP至上主義系プロテスタント
=キリスト教原理主義
=白人至上主義の聖書絶対派メーソン
=反教会合同
+欧州貴族に使い捨てられたナチスの残党
=アーリア人至上主義)
vs
一神教的多神教容認
+最初の人類は有色人種
+聖書は一部だけ真実
+ギリシャ哲学
+インド・イラン哲学
+科学重視
+グノーシス主義
=新キリスト教
(薔薇十字団、
科学重視という本来の姿勢を維持している仏・独・スコットランド系フリーメーソン、
ババリアのイルミナティ=梟が象徴、
スピリチュアル、
ニューソート≒生長の家、
ポジティブシンキング・自己啓発・成功本、
神智学≒オウム真理教、
人智学、
平田篤胤系の神道≒国家神道=偽天皇教、
大本教=真の神は唯一つ、
ニューエイジ、
北欧の宗教統一に積極的なルーテル教会
=ルター派プロテスタント、
バチカン内のエキュメニズム賛成派)
※支配層は原始仏教の無記や大乗仏教の「空」などの絶対者と絶対者への依存を否定する思想が大嫌い。廃仏毀釈や、一神教に一番近い仏教である日蓮宗系カルトや、神智学=インド風キリスト教神学などで仏教思想を破壊。
※白人種は有色人種と交配を繰り返すと消滅してしまうので、有色人種差別と虐殺を継続。
①有色人種皆殺し+差別維持派
②有色人種ある程度殺し+差別維持
の対立の側面もあるが、両者ともに人口削減には賛成なのでどちらに転んでも奴隷にとっては災難。
※英国国教会(アングリカン・チャーチ、聖公会)
=はスコットランド系とイングランド系の対立などにより上手く分類できない。
英国国教会は、教義はプロテスタントだが、儀礼・礼拝はカトリックという独自の立場。
(上記はあくまで大雑把な分類なので注意。神学論争をしているが、共倒れしない程度であり、恐らく神学論争が激化し過ぎないように監視する運営がいる)
※東方正教会とロシア正教も上手く分類できない。
……
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya
5)子供の頃は、無限の想像力でどんな存在にもなれたけど、大人になれという圧力は、取るに足らない存在で、経済動物になってこそ一人前という宗教教義だよ。学校では、大人はヤーウェのような全知全能の存在という刷り込みは西洋の文化だね。
6)「大人」を極端にイデア化するのは、西洋の伝統なのだよ。西洋では、子供は未開の原住民のよーに、文明の洗礼を受けて「ちゃんとした人間」になってない不完全な存在だから、ペットを調教するように、マトモな「大人」にしなければいけないという強迫観念な。
7)西洋には、文明化(主にキリスト教や西欧文化を受け入れること)しなければ人間ではないという強迫観念があるのだよね。だから先住民に対する強制的な文化の押しつけや、子供を非人間的な寄宿学校で教育する思想の根底は、ペットを調教するような意志が潜んでるのさ。
8)何故西欧のイスラム系移民が怒ってるかわかるか?この西洋の傲慢とも言える優越感丸出しの、移民に対するペットの調教のような文化の押し付けに対してイスラム系移民がキレてんだよ。アフガンで西欧のNGOが襲撃されるのも、こういう思想にカチンと来てるんだよ。
9)自然崇拝と仏教の影響が強い日本の文化では、子供をあるがままの自然な状態として肯定するよね?西洋の自然観では、あるがままの自然というものを肯定的に捉えないで、管理して人間の支配下に置くものという思想がある。今から引用する創世記の記述大事よ
10)<神は御自分にかたどって創造された。男と女を創造された。
神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物全てを支配せよ」>
創世記 1章27-28節より
11)この創世記の記述を拡大解釈及びに絶対化することで、西欧は自然征服文明になりました。イスラム国みたいですね(笑)コーランの拡大解釈。聖書には、沢山の言葉があるのでどれを強調するかは聖職者のさじ加減ひとつなんですが、ともあれこの言葉により自然は征服して支配するものになった。
12)脂身と焼肉の生贄がラブの聖書のカミサマが、カインの作った農作物を憎むことと、この自然を支配する聖書の言葉のせいで、自然や自然のサイクルに則って暮らす人は、ただひたすら収奪の対象になった。カインのように努力して生産する者を奴隷化するのが今の社会
13)西洋には、動物には魂がないと思ってる人がいるのだけど(聖書に従うなら、アダムという土くれに魂を吹き込まれたのは人間だけ)、自然に魂がない無機物という、ニュートン以降の自然観が、ロボットのように効率的に生産する工場の派遣工を生んだ。
14)このクソッタレでつまらない、精神的な砂漠を作ってるのは、思想なんだよ。聖書とキリスト教神学という思想が憑依してる限り幸せにはならないよ。日油同祖論とゆー、聖書盲信の裏返しを信じる事が自分の首を締めるってわかんないかなぁ?
15)日油同祖論信じながら、工場で超低賃金で働いてるパート君とか考えた方がいいぞ。聖書をロクに読みもしないで、盲目的に日油同祖論とか信じててさ、その聖書を絶対化することが、奴隷的な生産体制を永続することになるということが。
16)この世は、捻くれた闇の森の樹木のようなキリスト教神学というロゴスで作られてる。聖書の言葉の拡大解釈とアリストテレスの三段論法で作られた整合性がない理論が世界を動かしてる歯車なんだよ。
17)創世記の三章を見れば、アダムとイブが蛇にそそのかされた事で楽園から追放されて働かなきゃいけなくなったことが書いてある。善悪を知る木の実を食べたかどでお気楽なニート生活やめて働けと。そこからカトリックでは労働は人間に与えられた罰という思想が生まれた。
18)カトリックの国であるラテン系諸国が怠け者なのは、この神学のせい。プロテスタントではないクリスチャンにとっては、エデンの園のニート生活こそが理想なんだよ。労働は人間に与えられた罰という思想があるから奴隷制度を肯定する。
19)そういう歴史背景で見てると、カトリックのお嬢様学校に行った女の子がやたらガテン系のにーちゃんを見下して、デスクワークでも製造業に就職するのを嫌がるのはこういう神学思想があるからだよ。
20)高学歴層の肉体労働軽視は、マニ教の影響を受けたアウグスティヌスの肉体観と、カトリックの神学ならびに、ギリシャ哲学の影響だよね。特にプラトンの「パイドン」とアリストテレス。お嬢様学校で西洋の教育を受けるということは、この思想に自ら洗脳されに行くこと。
21)おされな女子の間では、ミッションスクールに子供を行かせるのがステータスだけど、なぜこんなにもミッションスクールが世界中に沢山あるのだろうか?それは西欧とキリスト教が人の心に領土を持つローマ帝国だからだよ。世界中の中流以上の人に憑依するためにある。
22)中流以上の家庭の子供に、教育という形で西洋思想が憑依できれば、戦争を起こして領土を奪わなくても、内側から国を乗っ取ることができるからね。中流以上の家庭の子供は将来社会的な影響力があるから、そういう意味でも洗脳教育は大事なのさ。
23)なぜミッションスクールほど、私立で幼稚園や小学生から大学までエスカレーター式なのは、大学卒業まで全部洗脳してやるという強い意志の現れね。しかもミッションスクールの人たちに妙な選民思想があるのは、西洋文明にやられてるわなと。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
日本人が一番信仰している宗教が、労働教(プロテスタント思想)と選挙教。働かざる者食うべからずは新約聖書が元ネタ。勤勉な日本人が古来からの伝統だなんて江戸時代の生活について調べれば真っ赤な嘘だと分かる。
秘密投票制以外の条文に関する憲法の議論は全て煙幕。
ユダヤに金融特権を与えたカトリックは大金持ち。
資本主義を発達させたのはプロテスタント。
ユダヤは単なる実行部隊。
キリスト教=奴隷労働教=貧乏人を働かせろ(でも金持ちにさせるな)。
働かざる者食うべからずの元ネタは新約聖書であり日本の伝統ではない。
働けば自由になる=ナチス=バチカン製。
T-34 Shock @dead97en 11月13日
「働かざる者食うべからず」という言葉が大昔から日本にあると思ってる人が多いけど、日本人がこんなことを言い出したのは明治以降だからね。もともとは新約聖書の「テサロニケ人への手紙」に出てくる言葉で、明治以降に西洋文化やキリスト教にかぶれた人達が「働かざる者食うべからず」と言い始めた。
風の子 @makeanovel 2月8日
真剣な反対者は脅威になるから、ニセ反対者を支配者側が作ってかく乱してきたんだ
RT @kitsuchitsuchi @ekousagitan 本当の改善者への票は類似品で激減。矛盾した反XはXの味方。偽反XでX推進。偽反原発で原発推進。偽平和運動で戦争推進。偽陰謀論は妨害工作。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 2月11日
@makeanovel @ekousagitan 選挙=奴隷に自分は奴隷ではないと錯覚させる不正。従って全員落選の選択肢は奴隷に与えられない。✝の手先が不正選挙で騒ぐのは公正な選挙が存在するという嘘を吹き込む為。不正=選挙をなくしたいなら選挙自体を完全無視か記名投票制に変えるか。
ちーたん @s12b051 · 11月9日
旧約聖書の一書、創世記第3章19節では労働は神がアダムに科した罰である、とされた、と説明されることもある。
第3章19節:(省略)あなたが大地に戻るまで、あなたは顔に汗して、食物を得ることになろう。 大地に戻るまでってストレートだね
風霊守 @fffw2 · 2012年12月9日
『旧約聖書』第3章19節によると、労働は神がアダムに科した罰である。
"In the sweat of thy face shalt thou eat bread, till thou return unto the ground."
フェイド大帝 @FeydoTaitei ·
子子子子子さんの記事、
「額に汗しなければパンが食えない」
という旧約の文言、
そうだ!サウナに入れば働かなく
ていいんだ!!
……
陰謀論の世界を牛耳っているのはキリスト教神学(聖書+ギリシャ哲学書)ですので、キリスト教とギリシャ哲学(特にプラトンとアリストテレス)の検閲を受け、クリスチャンとギリシャ哲学者に都合のよい情報が最も出回っております。
特に秘密結社系の情報には露骨にキリスト教のフィルターがかかっているので注意!
キリスト教の神こそが悪魔のなを隠す為の悪魔教(=単なる異教・科学・理性)批判の文書が元ネタであることが非常に多いです。
キリスト教がメーソンを叩く際にばらまいたデマパンフと
イルミナティ陰謀論の発明者のイエズス会士バリュエルの著作が元ネタです。
メーソンはキリスト教系組織なのを隠す為にユダヤ組織にしたい(ユダヤは囮。ヘブライ語聖書も読めないのにどこがユダヤ教徒?)という意図がバレバレです。
今回紹介するニューエイジ思想に対して批判する人達にも非常にキリスト教原理主義臭い人が含まれております。
でも、ニューエイジだって中核思想がキリスト教とギリシャ哲学なので外側を取り去ると同類です。
だから絶対者(ゴッドを他の言葉で言い換え続けているだけ)とか
動物蔑視(ギリシャ思想と創世記)とか
全ては一つ(ワンワールド)をやめろって!
聖書批判してる癖に思想が聖書思想(ユダヤ陰謀論と日ユ同祖論)なのをやめてくれ!
西洋哲学の中核となるプラトンと、支配層の教科書の一つのプラトン『国家』については
プラトンは優生学と職人軽視(肉体労働しない者が一番偉い)と理性崇拝と知性主義(馬鹿は人間ではない)と偽りの公平感を与える儀式(選挙など)の基盤。
マギの弟子のプラトンの『国家』は『マギ』の一つ目フリギア帽子モガメット学長の演説の元ネタ。
プラトン『国家』 藤沢令夫訳、岩波書店〈岩波文庫〉
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-43.html
秘密結社に関する情報への注意点は
仕組まれたスピリチュアルブーム(神学の改悪=宗教改革)。
『近代スピリチュアリズムの歴史』支配層には専属の占師がいるのに、感情的にオカルトを拒絶する紐付き陰謀論者に価値なし!悪魔教だユダヤだのと言って、キリスト教こそが悪魔教であり、メーソンが科学を重視する新キリスト教系組織なのを隠す秘密結社の情報に価値なし!
イルミナティ陰謀論を発明したのがイエズス会士バリュエル(秘密結社の陰謀論もキリスト教製)だと言わない寸止め陰謀論者に価値なし!
秘密結社の悪魔教を強調するのはキリスト教(真の悪魔教)の特徴!
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-78.html
をどうぞ。
私は、本物を確保し(スカウトなど)つつ支配層に逆らう本物を潰すまたは隠す為に、本物に似せた似せ物=偽物=スピリチュアル・ニューソート・ポジティブシンキング・自己啓発・成功本・ニューエイジなど、全てキリスト教の変形にすぎない思想を意図的に流行させたと考えております。
ポジティブシンキング・自己啓発・成功本ですら、ニューソートというキリスト教の宗教改革運動により誕生し、意図的に広められたものです。
だから日本人と相性が悪いです。
根本思想がキリスト教なのを理解したうえでいいとこどりをすべきですね。
kawamata @fcbkawamata 2012年3月6日
「ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない」(漆原直行)は面白い。自己啓発本の源流がキリスト教思想の「ニューソート」との指摘や多くの成功本がヒルやカーネギーの焼き直しであることなど。この手の本を読んだ時感じるむずがゆさや既読感の原因が明確に。でもこの本自体は売れるのかな?
yasu @Yasuya_su 2012年3月9日
「日本の成功哲学の問題点というのは、アメリカの国民病とも言えるポジティブシンキングや願えば叶う的な楽観性をベースとしたニューソートの源流を最後まできちんと汲み切れず、ただ上澄みだけをなぞって書き連ねた成功本やビジネス書が多い」
つねまげ @tunemage 2013年4月9日
成功本とか自己啓発セミナーは大体「思考は現実化する」「7つの習慣」などが元ネタで、ニューソートという思想の影響を受けているらしい。これらはカルヴァニズムに対する批判から、19世紀に起こった運動で、キリスト教的倫理観と現代的価値観が結びついたような思想。ポジティブシンキングなど
村手 さとし @mkmogura • 2013年12月20日
@lanekota @iezusukaihonmar そです。白人の起源が紫外線に弱いため差別された、よって太陽崇拝という宗教の王道のアンチ星崇拝と、それが重なった密教になり、それが神智学とかナチス(大戦後)の思想につながってるわけ。
夢見るクマさんヒーラー @DreamBearHeal 3月31日
シュタイナーは知的に面白く役に立つ。
その時代だと、ブラバツキー、アーリス・ベリーよりもシュタイナーが良い。
当時のドイツにおけるナチスとの関係性が興味深い。
人智学からシュタイナー教育。 あまり知られてないけど、神智学からはモンテソーリ教育。
#ヒーラー #瞑想 #スピ系
nakanemisa @asimasik 2011年3月6日
モンテソーリ教育を受けた有名人にAmazon創立者ジェフ・ベゾス、google共同創立者サーゲイ・ブリン、ラリー・ページ、wikipedia創設者ジミー・ウェールズ、ピーター・ドラッカー等。現実的な感覚で新機軸を立ち上げる人が多い。内的な世界に軸をもつシュタイナーとかなり違う。
フェイド大帝 @FeydoTaitei 4月15日
マッキントッシュ版「薔薇十字団」って いつの間に絶版になってるんだよなぁ…… このテーマの唯一のまともな解説書 だったのに…… クセジュ版はただのゴミだし。
神智学協会日本ロッジって
知らない間にインドの本部公認に
なってたんだな……
ニューエイジ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%B8
“ニューエイジ(New Age)とは、字義どおりには「新しい時代」であるが、新しい世界、新しい思想を含意する。この表現の背景には、ヨハネの黙示録に見られ、一部のキリスト教徒が採用している千年思想がある。すなわち、神と悪魔の戦いが千年続き、最後に神が勝利して、ニューエイジ=新しい世界がやってくるというものである。基本的には、伝統的な教えの中から、古くて役に立たない教えを廃し、真の意味での教えを明らかにしようという運動である。
ただし、現在「ニューエイジ」(ニューエイジ・ムーブメント、ニューエイジ運動)と言うときには、アメリカ合衆国、とりわけ西海岸を発信源として、1970年代後半から80年代にかけて盛り上がり、その後商業化・ファッション化されることによって一般社会に浸透、現在に至るまで継続している、霊性復興運動およびその生産物全般、商業活動全般を指す場合が多い。以下ではこれについて述べる。
概要
ニューエイジ運動は、60年代のカウンターカルチャーをその直接の起源とする。物質的な思考のみでなく、超自然的・精神的な思想をもって既存の文明や科学、政治体制などに批判を加え、それらから解放された、真に自由で人間的な生き方を模索しようとする運動である。
その中には、以下のような共通項をもつ、新旧の多様で雑多な要素が、互いに力動的に関わり合いながら共存している。
• 反近代、反既存科学、脱西欧文明(禅や道教、チベット仏教などの東洋思想やアメリカ・インディアンの思想、あるいは“異教”的文化への親和性)
• ポジティブ・シンキング(個人に内在する力と可能性の強調)
• 五感や身体性・主観的体験の重視
• 論理的思考に対する直観的理解(「気づき」)の優位
• 快の感覚や欲望の肯定
• 旧来の社会道徳の否定と極端な自由主義の思想
• 汎神論的・宇宙神的存在あるいは「大いなる意志」への信仰と、万象に対するその介在を根拠とする「偶然性」の否定
• 自然への回帰(しばしば人間以外の生物との精神的な交感を含む)
• 女性性の尊重
などが挙げられる。
具体的な構成要素としては、チャネリング/リーディング、瞑想法、前世療法・催眠療法等の心理療法、ヨーガや呼吸法・さまざまな整体術等の身体技法、ホーリスティック医療、心霊治療、アロマテラピー、パワーストーン、輪廻転生信仰、さまざまな波動系グッズなどを挙げることができる。これらのうちのいくつかの物は一般に「オカルト」と呼ばれる領域に属する。書店では主に精神世界の書棚の中に置かれている。
その裾野部分では、ニューエイジは現代の行き過ぎた消費文明や経済的効率主義に対して警鐘を鳴らし、これを中和しようとするようなオールタナティヴな社会思潮として機能する可能性を期待されている。しかしその一方で、しばしば、その信奉者の理性的・論理的・科学的な思考力を鈍化させて批判力を鈍らせ、また極端な場合には、破壊的カルトやオカルト商法といった反社会的な形をとって立ち現れる。そのようなわけで、ニューエイジの功罪について、明快な評価を下すことは容易ではない。
ニューエイジ的な価値観を信奉する人のことをニューエイジャーという。
水瓶座の時代
「春分点#ニューエイジにおける主張」も参照
「ニューエイジ」という呼称は、具体的には「水瓶座の時代」(みずがめ座の時代、age of aquarius)を意味する。この呼称は西洋占星術に由来し、地球の歳差運動によって黄道上を移動し続けている春分点が、ちょうど20世紀の後半に、黄道十二星座のうお座からみずがめ座に入る、との主張による[1]。この主張では、春分点がうお座にあった時代は、ほぼキリスト生誕から現在までの約2000年間と重なる。さらに、キリスト教には、イエスを魚によって象徴させる慣わしがある。このことから、「ニューエイジ」という言葉には、今こそ既存の西洋文明・キリスト教の支配する時代が終息し、自由で解放された「新時代」(=水瓶座の時代)の幕が開いた、という意味が込められている。
なお、ミュージカル「ヘアー」の1曲目は「アクエリアス(水瓶座)」である。曲の中には「This is the dawning of the age of Aquarius」というフレーズも登場する。
思想と手法
この思想の内容として主要なことはone ness(ワンネス)といわれる。つまり、この宇宙は唯ひとつであるというものである。ニューエイジの本質は破壊的なものではなく、新しい人類のライフス タイルの提案と、今の社会システムが完全ではないという問いかけ、また新たなライフスタイルはいつでも実現可能であるという積極的な働きかけにあるという のがチャネラーによる見解である。しかし一方で、一見もっともらしいと思われる内容とひと目で分かる形式的・論理的破綻がニューエイジと呼ばれる運動の顕 著な特徴であるという批判もある。[誰?]
ニューエイジャーの間で流行った占いのようなものがある。ニューエイジを理解するひとつの例として紹介する。
• 何をするべきか迷ったとき
手近な本(または雑誌)を手に持ち、適当なページを開いて見る。
適当なページを開くと、そこに人生のヒントとなることが書かれているという。ニューエイジャーいわく「偶然というものはない」。つまり、適当なページを開くことも偶然ではなく、そこにヒントが書かれているのも必然であるという。またゴータマ・ブッダの教えを引用し、たとえ、すごいヒントにであっても、またそれがヒントにならなくても、どちらにも「こだわるな」という。
またニューエイジでは、しばしば宇宙人もしくはエンティティーという存在について語られる。これらの存在は神ではなく、信仰の対象ではないと説く。一部では熱狂的に信仰する人もいるが、ニューエイジャーにいわせれば、そういう依存する信仰はオールドエイジであるという。
キーワード
ニューエイジの特徴には「一元論」「汎神論」「自己聖化」「自己実現」などがある。
• すべてでひとつである。
• 偶然というものはない。
• 弟子の準備が整ったとき、師匠は現れる。
• しなければならないことというものはない。
• 善悪というものはない。
• 信じる必要はない。
• 努力はしなくてもよい。
• 与えたものが返ってくる。
• すべてのものは聖なるものである。
• 人には無限の潜在能力が備わっており、自分で自分の現実を作る。
• どんな現象も、自分がそれに与える以外の意味を持たない。(現実は中立である)
• アファーメーション(確認する)
エンティティー
存在と訳す。しばしば宇宙人とも呼ばれることがあるが、三次元における肉体を持っているとは限らない。しかし、肉体がないからといって、神や霊魂とはまた別なものであるため、単に存在という呼び方をする。
• セス
• エクトン
• バシャール
• ラザリス
社会とニューエイジ
何であれラディカルな社会運動はニューエイジと結びつきやすく、アメリカのエコロジー運動やフェミニズム、ヴェジタリアニズムにも、ニューエイジ的な分派がある。
アメリカでは、数多くのカルト宗教が、ニューエイジの流れの中から生まれてきている。さまざまなオカルト商品と同様、その一部は日本にも移入されている。
ニューエイジ運動の起源の一つは、エサレン研究所によるヒューマン・ポテンシャル運動(人間可能性運動、人間性回復運動)であり、1960年代以降にアメリカで発展したさまざまな心理療法の理論や技法とも関連が深い。西洋的な物質文明を批判して精神の変革を説き、東洋的な瞑想(メディテーション)の技術をその要素として持つニューエイジ運動の中でも、カルト宗教や自己啓発セミナーの領域では、一般にはあまり知られていないさまざまなマインド・コントロール技術が共有されており、これらが悪用された場合には、しばしば社会的な問題を引き起こすことになりやすい。
マインド・ビジネスを中心に、ニューエイジ関連の事物は少なからず日本に移入されているが、「ニューエイジ」という運動の存在そのものが一般にはあ まり知られていないため、それと意識されることは少ない。目安として、「スピリチュアル」という形容詞とともに宣伝頒布されている商品は、おおむねニュー エイジ由来のものと見ることができる。「癒し」ブームの少なからぬ部分は、ニューエイジ系商品によって支えられているといえよう。
日本ではオウム真理教事件もあり一時期は停滞したが「精神世界」市場の拡大・成熟と平行して、今でも少しずつ、しかし着実に浸透しつつある。
批判
キリスト教の中からニューエイジに対する批判がなされている。「彼が偽りを言うときは,自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり,また偽りの父であるからです。」(ヨハネ8:44) これを批判した本としてプロテスタントでは、ルーテル教会マリア福音姉妹会の『偽りのメシア運動』、水草修治著『ニューエイジの罠』、尾形守著『ニューエイジムーブメントの危険』、奥山実著『悪霊を追い出せ!』等があり、ローマ・カトリック教会は 教皇庁文化評議会著、教皇庁諸宗教対話評議会による『ニューエイジについてのキリスト教的考察』を出している。水草修治はニューエイジと聖書的キリスト教 の相違は「人間中心」のニューエイジと「神中心」のキリスト教にあるとし、キリスト教は神の栄光をあらわすことを目的としているのに対し、ニューエイジに おいては人間が自己実現することが究極の目的であると指摘する[2]。
脚注
1. ^ ただし、実際には21世紀においても春分点はうお座のままである(詳細は「春分点#春分点と星座」を参照)。
”
春分点
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E5%88%86%E7%82%B9
”春分点と星座
春分点は別名を白羊宮の原点 (the first point of Aries) ともいう。この Aries は黄道十二宮の白羊宮(黄経0°~30°)であって星座の「おひつじ座」のことではないが、紀元前2世紀に黄道十二宮が整備されたとき、「おひつじ座」に春分点があったので、同名(欧米では星座名と十二宮名は全く同じ)の白羊宮が十二宮の起点となった。
キリスト教では、「うお座」を神聖な星座と考えていた。それは、'Ιησους Χριστος, Θεου ‘Υιος Σωτηρ (イエス・キリスト、神の御子、救世主)の頭文字 Ι-Χ-Θ-Υ-Σ- を繋ぐとギリシア語で「魚」を意味する 'ιχθυς (ichthys) となることと、キリストが生まれたときに春分点が「うお座」にあったためである。なお、春分点は現在も「うお座」にある(右上図参照)。
ニューエイジにおける主張
水瓶座の時代
ニューエイジの間では、春分点の存する星座がその時代(1つの星座で約2千年)を象徴するとされる。春分点は紀元後1世紀から20世紀までは「うお座」にあったが、20世紀末ごろに「みずがめ座」に入ったとしている(現在移行中との説もある)。これを支持する論者の間で、現代は「水瓶座の時代 (the age of Aquarius)」と呼ばれている。「みずがめ座」は変革を象徴していると考えられており、何らかの世界的変革があると主張している。
「水瓶座の時代」 は一部の占星術師が持ち出したりすることもあるが、伝統的な西洋占星術とは関係がない。実際に春分点が「みずがめ座」に入り込むのはこの主張より500年以上後のことである[1]。また、十二宮と違い星座の領域は不均等なので、「~座の時代」の期間は2千年とは限らないなど、十二宮と星座が混同されており、この主張は理論的に成り立たない。また、占星術における時代区分は春分点の移動とは関係がないとの主張もあるが[2]、そうなると占星術における時代区分の根拠そのものを失ってしまう。
なお、アクエリアン・エイジ (Aquarian age) を直訳すると、「宝瓶宮生まれの人の時代」という意味になる。
その他の解釈
上記のような「水瓶座の時代」に対する批判などから理論を修正した、現代を「水瓶宮の時代」(宝瓶宮の時代)の始まりと解釈する説も主張されている。宝瓶宮を含む「十二宮」は、星座のように地球からの主観的な星の集合ではなく、黄道帯上のエリアを指す。
この説によると、星座とは惑星の位置観測上便宜的に決められた住所のようなものであり、西洋占星術における各星座の名称が現在のものになったのも、春分点を基準に黄道帯360度を12分割した際に近くにあったメジャーな星座の名称を借りたに過ぎないという[3]。黄道帯はあくまで地球を中心とした360度のことなので、黄道帯を30度ごとに12分割し白羊宮の0度に春分点があった時点を基準点とすると、現在は12番:双魚宮と11番:宝瓶宮の間に春分点があるとされる。”
ニューソート
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%88
“ニューソート(New Thought、新思考)は、米国で始まった宗教運動のひとつ。谷口雅春が光明思想と訳しているように、気持ちを明るく保つことによって運命が開けるという考え方である。
概要
禁欲を説いたカルヴァン主義への反発として19世紀に生まれた運動で、フィニアス・クインビーという心理療法家の治療方法が元になっている。この運動は「ポジティブ・シンキング」という言葉を通して普及し、アメリカの価値観[1]や成功哲学や自己啓発のルーツの一つとされている[2]。
マーチン・A・ラーソンはニューソートの主張を以下のように要約する[3]。
• 人間の心情と意識と生命は宇宙と直結している。
• あらゆる病の本質は自己意識に対する無知が原因である。
• 原罪は存在せず、万人が「キリスト」の力を内包している。
• 全人類に、喜びと成長と発展と幸福の機会が既に与えられている。
• 人間は内なる「神」の一部を顕現すべく無限の発展を遂げつつある。
• 正統的宗教哲学は数百年間過ちを犯し続けてきた。
• 愛の力は神の意志の地上的表現である。
日本でも著作がベストセラーになっている英国出身の牧師ジョセフ・マーフィーなど、いわゆる成功哲学の著者の多くが、これに属する人々である。また、ニューエイジの源流のひとつである。
ニューソート団体の多くは、お互いに緩やかな結びつきの単立のキリスト教会の形を取ることが多く、その結果、海外ではニューソートの一派としても知られている日本の新宗教、生長の家は、世界最大のニューソート団体ということになっている。
近年ではニューソート思想にニューエイジ[4]の概念を付与した形の自己啓発団体も欧米を中心に数々存在している。日本ではア・コース・イン・ミラクルズの分派、ニール・ドナルド・ウォルシュの一派、分派など判別が付かないほどに入り乱れている。各々の信奉者が集まり勉強会と称した読書会なども盛んである。”
☆☆☆ @shiningstar_ng 9 時間9 時間前
ポジティブなのはいいことなんだけど、なんでもこじつけてポジティブにしようしようとするのは、 ポリアンナ症候群といって、心理の世界では問題視されます。 現実認識が歪んだ人たち、ってことで。
ポリアンナ症候群
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
“ポリアンナ症候群(ポリアンナしょうこうぐん、英: Pollyanna syndrome)は、心的疾患のひとつ。ポリアンナイズム(Pollyannaism)とも。現実逃避の一種で、楽天主義の負の側面を表すもの。
概要
1913年にエレナ・ホグマン・ポーターが書いたベストセラー小説『少女パレアナ(Pollyanna)』および『パレアナの青春(Pollyanna Grows Up)』(テレビアニメ「愛少女ポリアンナ物語」でも知られる)の主人公ポリアンナに由来して命名された。
一般的には、
• 「直面した問題の中に含まれる(微細な)良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決にいたらないこと」
• 「常に現状より悪い状況を想定して、そうなっていないことに満足し、上を見ようとしないこと」
などを指す。
”
反知性主義
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%BF%C3%CE%C0%AD%BC%E7%B5%C1
“「学歴・知性は無意味である」という知識や知識人に対する敵意を表す言葉。
無知蒙昧を擁護する立場ではなく、平等主義、実用主義、実践主義として現れる心的理念を表すこともある。
転じて、国家権力によって意図的に国民が無知蒙昧となる様に仕向ける政策の事。
英語: Anti-intellectualism”
モンテッソーリ教育
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%AA%E6%95%99%E8%82%B2
”モンテッソーリ教育(モンテッソーリきょういく、英:Montessori education または the Montessori method)は、20世紀初頭にマリア・モンテッソーリによって考案された教育法。
イタリアのローマで医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を見せ、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、その独特な教育法を完成させた。以後、モンテッソーリ教育を実施する施設は「子どもの家」と呼ばれるようになる。
モンテッソーリ教育法
モンテッソーリの木製教具
Nagelbrett - Ubersicht.jpg
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Binomokubo.JPG
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オランダの教室 1915年
アメリカの教室 2007年
子供の家
1907年、ローマに最初に誕生した「子供の家(Casa dei bambini)」は、瞬く間に欧米を中心に世界各国に広がった。特にアメリカ合衆国では2度にわたってモンテッソーリ・ブームが起こり、アメリカ全土にその教育法が普及した。現在、アメリカの私立をはじめ数百の公立学校でもプログラムが導入され、3000ヶ所のモンテッソーリ・子供の家があるといわれる。日本には1960年代に紹介され、モンテッソーリ・プログラムを導入する幼稚園やモンテッソーリ教育を専門に行う「子供の家」が創設された。
感覚教育
モンテッソーリ「子供の家」の教室に入ると、整然と並ぶ色とりどりの「教具」と呼ばれる木製玩具が目に飛び込んでくる。これらはモンテッソーリの感覚教育法に基づく教材で、モンテッソーリとその助手たちが開発した。モンテッソーリ教育法では教具の形、大きさは無論、手触り、重さ、材質にまでこだわり、子供たちの繊細な五感をやわらかく刺激するよう配慮がなされている。また、教具を通し、暗記でなく経験に基づいて質量や数量の感覚を養うことと、同時に教具を通して感じ取れる形容詞などの言語教育も組み込まれている。
教具
ピンク・タワー(pink tower):1cm3 - 100cm3 までの立方体
円柱(cylinder blocks)
茶色の階段(broad stair, Brown Stair)
長さの棒(red rods)
色付き円柱
色板(Color tablets)
幾何たんす(Geometric cabinet)
幾何学立体(Geometric solids)
二項式(binomial cube)
三項式(trinomial cube)
構成三角形(constructive triangles)
実体認識袋(The mystery bag)
触覚板(Rough and smooth boards)
温覚筒(Thermic bottles)
重量板(Baric tablets)
圧覚板
雑音筒(Sound cylinders)
音感ベル(Bells)
味覚びん
嗅覚筒
数の棒 (Spindle box)
自発性と「敏感期」
常に子供を観察し、そこから学ぶ姿勢を貫いたモンテッソーリは、感覚教育と同様に重要と説いたのは、子供の中の自発性を重んじることである。どの子供にもある知的好奇心は、何よりその自発性が尊重されるべきで、周囲の大人はこの知的好奇心が自発的に現われるよう、子供に「自由な環境」を提供することを重要視した。また、子供を観察するうち月齢、年齢ごとに子供たちの興味の対象がつぎつぎ移り変わる点に着目し、脳生理学に基づき、さまざまな能力の獲得には、それぞれ最適な時期があると結論付け、これを「敏感期」と名づけた。モンテッソーリ教育の特徴の一面とされる一斉教育を行わない教育形態は、この子供たちの「自由」の保証と「敏感期」を育むモンテッソーリ理論の視点に立つものである。 モンテッソーリは、集中して遊んでいた子どもが玩具に夢中になり、目を輝かせていた幼児を見て、挫折しかけた研究の道を再度探求することとなった。敏感期の子どもに触発され、モンテッソーリ教育が構築されていったのである。
「整えられた環境」と教員養成
モンテッソーリ教育では、子供たちが安心して自由に遊び、作業のできる環境整備が重視される。教室が清潔に保たれ、子供の目線で教室を見渡せることにも配慮が求められる。また、モンテッソーリ教育法における教師の存在は、教室や教具と同様、整えられた環境の担い手の一つと考えられている。彼らには、教具などを扱う技術や管理する能力も要求されるが、何より子供を注意深く観察する態度が要求され、各々の子供たちの欲求に沿ってその教育を提供する注意深さが求められる。また、子供たちの集中時、それを妨げない心遣いや、子供の自発性を待つ姿勢も養成コースにおける重要な要素となる。晩年のモンテッソーリが力を注いだ教員養成方法は現在も世界各国で実践され、この厳しい教員養成もモンテッソーリ教育の特徴のひとつにあげられる。
日本におけるモンテッソーリ教育
子どもの自主性、独立心、知的好奇心などを育み、社会に貢献する人物となること(モンテッソーリ教育の終了は24歳)を目的とするモンテッソーリ教育は、欧米ではオルタナティブ教育として評価されている。一方、日本においては潜在能力を引き出す、知的能力をあげる、小学校のお受験対策といった英才教育や早期教育として注目され、幼児教育だと誤解されることが多く、マリア・モンテッソーリが、知的・発達障害の治療教育、貧困家庭の子供たちへの教育から、発展させてきた教育法であることはあまり知られていない。
教員資格
日本で取得できるモンテッソーリ教員の資格には、マリア・モンテッソーリが創立した国際モンテッソーリ協会(AMI[1])が認定する国際免状と、日本モンテッソーリ協会などの団体が認定する日本独自の免状の二種類がある。教員養成の場としては、AMIから国際トレーニングセンターとして認可された東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンターが1975年に開所、またAMIから友好関係団体として承認された日本モンテッソーリ協会が1968年に発足し教員養成コースを開設・公認している他、いくつかの団体が養成コースを開講している。
国際免状
国際モンテッソーリ協会(AMI)で定められている免状(ディプロマ)の種類には Assistants to Infancy(0~3才)、Casa dei Bambini(3~6才)、Elementary(6才~12才)があり、それぞれ教える事の出来る年齢が異なる。3才~6才のディプロマは、東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター(1975年に東京都新宿区四谷に開所、1976年より神奈川県相模原市)で、1年制(夜間2年制)の課程を履修し卒業試験に合格した者に授与される[2]。モンテッソーリ教育の創設者である故マリア・モンテッソーリにより認定された教師資格はこのAMI認定による国際免状のみであり、有資格者は海外においてもモンテッソーリ教師として認められ、働くことができる。現在国際免許取得のコースを毎年通年で開講しているのは東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター[3]のみである。
日本独自の免状
日本モンテッソーリ協会認定の教員資格免状は、1970年から2007年まで上智大学に付設していた「上智モンテッソーリ教員養成コース」[4]を引き継いだ東京モンテッソーリ教育研究所(東京都文京区)で、2年制(夜間)の付属教員養成コース[5]を履修し総合試験に合格した者に授与される。東京のほかに京都市伏見区、広島県安芸郡、福岡県宗像市、長崎県長崎市などの公認施設でも受講できる[6]。
その他
公益財団法人才能開発教育研究財団内の組織である日本モンテッソーリ教育綜合研究所・教師養成センターは、1976年から独自の通信教育を展開し、約3,000名の卒業生に「3歳~6歳コース」と「0歳~3歳コース」において教師としての基本的な知識と技能を伝えている。講座修了者のうち希望する者には資格試験を行い、合格者に研究所認定の資格証を発行している。
うめだ・あけぼの治療教育職員養成所(東京都足立区)で養成コースが開講されていたが、2007年に閉校した。
マリア・モンテッソーリ教育研究会(横浜市)では2008年に3年制のモンテッソーリ小学校教員養成コースを開講した[7]。
モンテッソーリ・スクール
モンテッソーリ教育法は主に乳児、幼児、園児あるいは児童を対象にしているが、欧米にはモンテッソーリの小学校は数多くあり、中学校や高等学校も存在する[8]。
日本においてはモンテッソーリ保育園や幼稚園は、カトリック系を中心に数多くあるが(カトリック系であっても雙葉学園では実践されていない)、学校法で規定され日本政府に認可されているモンテッソーリ小学校(公立・私立)はなく、一部私塾として放課後に小学生のためのクラスが開催されているのみである。 国際モンテッソーリ協会(AMI)認定の東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター直属の付属園(幼稚園スタイルと放課後小学生クラスを開講)としては東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンター付属「聖アンナこどもの家」と同付属「聖イリナモンテッソーリスクール」の2園のみがある。
モンテッソーリ教育を受けた著名人
アンネ・フランク
ワシントン・ポスト誌の経営者および、ジャーナリストだったキャサリン・グレアム(Katharine Graham)
Amazon.comの創立者ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)
googleの共同創立者サーゲイ・ブリン(Sergey Brin)とラリー・ペイジ(Larry Page)
wikipedia創設者ジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)
シムシティなどで知られるシムシティシリーズの開発者ウィル・ライト(Will Wright)
現代経営学の父、ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)
アカデミー助演男優賞受賞者、映画俳優、監督、プロデューサー、国連平和大使ジョージ・クルーニー(George Clooney)
イギリス王室成員のウィリアム王子とヘンリー王子。
脚注
^ Association Montessori Internationaleの略、本部はオランダのアムステルダム
”
レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在 地上の楽園を求めて』高橋巌・小杉英了共訳 1993 角川選書
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・神智学協会の創設者のブラヴァッキーがニューエイジの母。
・統一教会の合同結婚式(集団結婚式)では信者たちは原罪から浄化されるのだと信じられている。
・ニューエイジ=アクエリアン・エイジ(水瓶座の時代。1960年代から)。
ニューエイジャーにとって地上天国の到来は本質的に個人的な関心事であり、自己変革が世界変容を導くとする。自己責任のもとで真の潜在力を発揮して神のような存在になろうとする。
・神智学協会の最も著名な会員の一人が、独立インドの初代首相ネルーであり、ガンジーも神智学協会メンバーだった。神智学協会はインド独立運動を支援した。
他に有名な神智学者(神智学徒)としては、詩人のイェーツ、作曲家のスクリャービン、画家のカンディンスキー、モンドリアンなどがいる。
・ブラヴァッキー夫人が創刊した評論雑『ルツィファー』(ルシファー?)は、1889年6月、その前年に設立されたオカルト秘密結社「黄金の暁のヘルメス教団」の初めての公的宣言を掲載した。黄金の暁のヘルメス教団は古代ゲルマンのオカルトグループにその源を発するといわれているがそのルーツは不確かである。ブラヴァッキーから深い影響を受けたゲルマンの魔術結社の流れをくむのかもしれない。
イェーツはこの結社の設立二年後に加入した。
・秘密結社『黄金の暁』(GD=ゴールデン・ドーン)の組織力は十九世紀の末には衰えるが、教団の設立者の一人であるカグレガー・マザースに薦められて加入したアレイスター・クローリー(野獣六六六)によってその傾向が加速されたように思える。
黄金の暁の三人の設立者であるマザース、
ウィリアム・ウッドマン、
ウィリアム・ウィン・ウェストコットは神智学者たちが深く関与していた秘密結社(あるいは秘儀結社)フリーメイソンにも関わっていた。
アディアールにおける神智学協会国際本部の万神殿の場所にもメイソンの象徴である定規とコンパスがおかれている。
・フリーメイソンは『戦争と平和』でトルストイが描いてみせた。
・神智学者アニー・ベザントは、1893年パリで設立された共同メイソン教団として知られるフリーメイソンの支部「ル・ドロワ・トゥマン」に加入していた。この教団では女性会員が認められていた。
1902年にアニー・ベザントは「ル・ドロワ・トゥマン」をイギリスに、その後にインドにもたらした。
ジョージ・バーナード・ショウの恋人でもあったアニー・ベザントは書評を依頼されたブラヴァッキーの『シークレット・ドクトリン』を熟読したあとで神智学協会に入ることを決め、ブラバッキーが1891年に死んでから後、神智学協会の中心メンバーとなり、
1907年には神智学協会の代表となった人物である。
(ガンダムで有名な「サンライズ」というアニメ制作会社は、「黄金の夜明け団」と関連してそうな名前。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
明(イルミ)が治めるから明治(mage=魔術師)。啓明会や公明党と同じ訳語。
SAGEグループ(大日本皇道立教会が母体の紐付き陰謀論者集団=キリスト教の手先)を訳すと哲人結社。プラトンの哲人政治。表の王の影に(哲)学者(魔術師)あり。
ナルトの暁=黄金の暁会。
暁美ほむら=ズルワーン。
叛逆:黄金の暁会の拝火教ズルワーンが、女版イエスを支配する。 WASP側から、科学重視のキリスト教改変派(グラントリアン系欧州貴族)側寄りに変化。 ババリアのイルミナティのシンボルの梟(一つ目ではない)が印象的。 ババリアのイルミナティはグラントリアン側の改造版キリスト教系組織。
)
・ブラバッキーによれば古代の建築家たちの秘密儀式は薔薇十字団メンバーたちに受け継がれた。薔薇十字主義のはじまりは、三冊の小冊子がドイツに登場した17世紀初頭である。薔薇十字団が表明したものはニューエイジャーや神智学者が求めているものと全く同じ。
黄金の暁の創設者の一人であるウィリアム・ウッドマンは、アングリア(イギリスの古名)薔薇十字教会の最高位者としてしばらくの間薔薇十字主義の復興に尽力したが、その影響力の弱まった
1915年に北米で薔薇十字の古代秘教集団(Ancient and Mystical Order Rosæ Crucis)が設立されたAMORCは霊的認識に際して不可能から「不」を叩きだすようにと会員に教えている。
(秘密結社bot @scrtsociety_bot 3月31日
薔薇十字団 ローゼンクロイツァー。中世から存在すると言われる伝説の秘密結社。怪文書の刊行により三十年戦争を予言したといわれる。錬金術や魔術を駆使して人知れず世の人々を救うとされるがその起源や存在は非常に曖昧である。現在も薔薇十字団を自称する団体は度々現れている。
がと @D_251gato 2012年11月11日
錬金術師の名前ってそれだけで呪文っぽい。「ピコ・デラ・ミランドラ‼」って言ったら竜巻が起きて集められたものがその中心で凝固してひとつになりそうだし、「アグリッパ‼」って叫んだら一瞬の静寂のあとに煉瓦造りの家が潰れそう。
めめめ @merishsh 4月1日
テオフラストゥス・(フォン)・ホーエンハイム、通称パラケルススは、ルネサンス初期のスイスの医師、錬金術師。アグリッパと共にヨハンネス・トリテミウスの門下生であった(wikiより引用)
おうパラケルスス、ホムンクルスで会ったな……
八幡ブラジャー卿の帰還 @yanohata 2013年3月4日
アグリッパ(本名ヘンリー・コーネリウス ドイツ読みはハインリヒ・コルネリウス) (1486-1535)ドイツ生まれ。ルネサンス期の魔術研究家であり、錬金術師で カバリストそしてサマナー。同時期にパラケルススがいる。
元素学たん @gensogaku 2014年1月31日
パラケルスス(本名:P.A.T.B・フォン・ホーエンハイム) 医学に錬金術を導入した、生化学の祖ともいえる人物。「賢者の石の合成」「アゾット剣の所有」「ホムンクルスの創造」などの伝説を持つなか、「水銀、硫黄、塩」「亜鉛」などを発見するという真面目にすごい実績を残すひとよ。
そうね、ハガレンのホーエンハイムの元ネタはほぼ間違いなくこの人よね。 「硫黄、水銀、塩」はアラビア三原質と呼ばれるもので、アリストテレス四元素よりもさらに実用的な原質とされたもののことね。亜鉛はここには含まれないから分けただけよ。
宗教学たん@shukyogakutan • 8月7日
魔術の歴史を考えるとき、ハプスブルク家のルドルフ2世は超重要人物☆オカルト大好きなこの皇帝は、錬金術師、カバリスト、ヘルメス主義者を宮廷に雇い入れていろんな怪しい研究をやってたの。マニエリスム芸術もそこで発展するね。ロバートJ.W.エヴァンズの「魔術の帝国」は古典的な研究だよ!
※画像は引用元にてご覧ください
「薔薇十字団」の謎
http://inri.client.jp/hexagon/floorA7F/_floorA7F_rosicrusian.html
“
薔薇が象徴的に描かれた
薔薇十字文書『至高善』の扉絵。
上の文字は「薔薇は蜜を蜂に与える」
と訳すことができる。
■■■第1章:人々を熱狂させた「薔薇十字団」の登場
■■ドイツで噂になっていた「薔薇十字団」がパリにも出現?
30年戦争という混迷の時代に突入した1623年のパリの街で、不思議な事件が起きた。「薔薇十字団長老会議長」という署名の入ったポスターが、一夜にしてパリの街中の壁に貼り出されたのである。そのポスターには次のような意味不明の言葉が記されていた。
「我ら薔薇十字団の筆頭協会の代表は、賢者が帰依する、いと高き者の恩寵により、目に見える姿と目に見えない姿で、当市内に滞在している。われら は、本も記号も用いることなく滞在しようとする国々の言葉を自在に操る方法を教え導き、我々の同胞である人類を死のあやまちから救い出そうとするものであ る。──薔薇十字団長老会議長」
パリ市民は、この宣告文を読むや、今ドイツで噂になっている「薔薇十字団」のメン バーが、このパリにも出現したことを確信し、歓喜した。その反響があまりにも大きかったため、大がかりな捜査が行なわれたが、その首謀者は特定されないま ま、この奇怪な事件は迷宮入りとなってしまう。
1623年、パリの街中の壁に貼り出された
薔薇十字団員への大会出席を招請するポスター。
貼り出したのが誰だったかは、全くわからなかった。
「秘密結社」というと、一般的には強大な権力によって、政治や歴史を裏から操る闇のネットワーク、フリーメーソンの陰謀説に代表されるきわめて政治色の強いグループという印象があるかもしれない。しかし、本来の「秘密結社」とは、もっと宗教的なもので、神という至高の存在の本質を探るために組織された学術的な研究グループ的性格を持っていた。
薔薇十字団とは、まさにこうした本来的な意味での秘密結社の代表と考えられるが、17世紀の初頭、歴史の表舞台に姿を現したのは、たった数年だったのだ。しかし、この謎の結社の存在は世界中に知れわたり、今日にいたるまで、その教祖C・R・Cとともに神秘のべールに覆われたままなのである。
■■ドイツで謎の「薔薇十字文書」が相次いで出版され大きな反響を呼ぶ
もともと、ヨーロッパにおける薔薇十字団の話は、ポスター事件をさかのぼる数年前の1614年、ドイツのカッセルで出版された1冊の書物に始まる。そのタイトルは『世界の普遍的改革』で、出版人も著者名も記されていない奇妙な書物だったが、その付録として刊行された『薔薇十字団の伝説』(ファーマ・フラテルニタティス)こそ、この謎の結社を世に知らしめた最初の文書であった。
1614年、ドイツのカッセルで出版された
『薔薇十字団の伝説』の表紙。
薔薇十字団の存在を世に知らしめた
最初の文書であった
記録によれば、この正式出版の前の1610年ごろから、すでにこの本の原本となる写本がヨーロッパの各地に出回っていたことがわかっている。ただし、その著者はどこの誰とも知れなかったし、そこに書き連ねられた夢とも現実ともつかない物語も、かなり奇怪な内容だった。
例えば、人類を死や病といった苦しみから永遠に解放する(つまり不老不死の実現)ために、ここ120年の間、世界各地で活動を続けてきた秘密の組織 「薔薇十字団」という秘密結社の存在や、それを組織したという創始者R・CあるいはC・R・Cと呼ばれる人物の生涯が克明に記されているのだ。
実に謎めいていて、一見するとおとぎ話のような話だが、そこに主張される文脈に は、一貫性があったし、そのころあらゆる意味で形骸化し、新鮮さをなくしていた体制権力としてのキリスト教に対抗するだけの斬新な思想も含まれていたため に、民衆はそのわずか数ページにも満たない小冊子を真実として熱狂的に受け入れたのだった。
そして翌年1615年には同じカッセルで、『薔薇十字団の信条』(コンフェッシオ・フラテルニタティス)が出版される。
それはドイツ語ではなく、ラテン語によって書かれ、内容は『薔薇十字団の伝説』によって宣言された教皇制の打破による世界改革をさらに強調するものだった。すでにこのころには、その存在はまたたく間にドイツ各地に広がっていた。
(左)『化学の結婚』の表紙。
その難解な記述は同胞でなければ理解できなかったという。
(右)ヨーハン・ヴァレンティン・アンドレーエ。
『化学の結婚』の著者は彼だといわれている。
そして、この秘密組織の存在を決定的にする第3の文書がその翌年1616年、今度はシュトラスブルクで出版される。『化学の結婚』という書物がそれである。
そこには深遠な錬金術思想が描かれており、ここに登場するクリスチャン・ローゼンクロイツこそ、先の2つの文書に描かれていた秘密組織の匿名の創始者C・R・Cであると考えられ、誰もがそれを疑わなかった。
■■薔薇十字団が登場した頃の時代背景 ~ヨーロッパは混迷を極めていた~
薔薇十字団の実態が、錬金術や魔術といった神秘学をその根幹にし、そのことによって神々と人類の待ち望む理想の世界を実現しようとするグループであることが、おぼろげながらわかってきた。
その性格のため、おそらく16世紀頃に活動を開始していたと思われる薔薇十字団の起源としては、いくつかの秘密結社が取り沙汰されている。
そのひとつが、ヨーロッパ各地を遍歴し、独自の「自然哲学」で神を冒涜したとして教会の異端審問にかけられ、たびたび投獄された“錬金術師”ハインリクス・コルネリウス・アグリッパの組織「黄金十字団」である。
また、錬金術師ストゥデイオンによってニュールンベルクで結成された「福音十字団」がそのルーツだというものから、化学者であり、高名な医者でもあったパラケルススこそがその創立者であるとする説まで様々にいわれてきたが、肝心の、薔薇十字文書には、そうした推論を裏づける記述は一切ない。ごく限られたメンバーによって厳格な運営がなされていると書かれているにすぎないのである。
こうした、薔薇十字文書がドイツでかなりの反響をもって受け入れられたことは、この組織と、これらの出版物に唱えられた宣言を誉め称える本や、頭から否定する告発本や研究書の類いが相次いで出版されたことからも推し測ることができる。
この時代は、ご存じのようにルターによる「プロテスタント運動」、一般大衆の覚醒による「農民一揆」、そしてペストや梅毒などの「疫病の流行」など、ヨーロッパは動乱の渦中にあった。特に薔薇十字文書が発表された当時のドイツは30年戦争のさなかにあったのだが、30年戦争とは、旧来の教えであるカトリックと新教であるプロテスタントとの威信をかけた最後の宗教戦争であった。
時はまさに混迷を極め、人々は信じるに足る確かな価値観をひたすら求め、苦悩していた時代である。カトリックの普遍主義も新教徒のナショナリズムも、いずれもマイナスにしか機能せず、知識人は深い思想的混乱の淵をさまよっていた。
そうした時代を背景に、突如としてこれまでのどの価値観とも違う全く新しい教えが名乗りを挙げたわけである。そしてこの革新思想に賛同し、自らもこの秘密組織の結社員となることを画策する人たちも現われたのであったが、この薔薇十字思想はまたたくまにドイツ本国を離れて国際的にヨーロッパ各国に波及していった。
■■あっという間に歴史の表舞台から消えてしまった薔薇十字団
だが、一瞬その存在をかいま見せただけだった薔薇十字団の全貌はついに見えないまま、『薔薇十字団の名声』の出版から数十年を経た1648年以降、二度とその直接的な証左を見せずに、歴史の表舞台から消えてしまう……。
また、16世紀後半になると、薔薇十字思想を含めた魔術的ルネサンスに対する反動として、それまでヨーロッパ各地で繰り広げられていた「魔女狩り」などが更に盛んになり、“異端思想”に対する激しい非難が巻き起こったのであった。
いったい薔薇十字団はどこへ消えてしまったのだろうか? 噂とともに現われ噂とともに姿を消した薔薇十字団はフィクションだったのだろうか?
しかし当時の人々には、薔薇十字団は全く跡形もなくなったのではなく、消滅したと信じられてもいなかった。人々はむしろ、薔薇十字の結社員たちは30年戦争の惨禍からヨーロッパを救うために遠いオリエントからやって来た賢者たちで、混乱が収拾されると同時に役目を終えて再び東方の故郷に帰っていったのだ、と考えていた。そういう噂がまことしやかに流布されたのである。
今でも多くの人々が薔薇十字団は確かに実在し、今も世界の各地にその支部が息づいていると信じている。ある者は中央アジアの奥地にその拠点を移したといい、また、オーストリアのカールヌバートにあるというものや、マダガスカル諸島のひとつモーリスに移住したとする具体的な情報から、今は「ボヘミヤ団」という秘密学派に姿を変え、ドイツのシユヴァルツヴァルトに存在するとする説までさまざまな噂が後を絶たない。
また、薔薇十字団が消えると同時に近代フリーメーソンが誕生していることから、薔 薇十字団はフリーメーソンに姿を変えたと主張する者もいる。フリーメーソンの儀礼や綱領のなかに、数えきれないほどの薔薇十字思想が含まれていることも大 きな根拠の1つになっている。しかし、当館はこの説に関しては否定的である。フリーメーソンと薔薇十字団はメンバー間の交流はあったとしても、組織として は直接何の関係もないと思われる。
まあいずれにせよ、薔薇十字団が、後のヨーロッパ文学や音楽に多大な影響を与える一方、西欧オカルティズムにとって、密教的な源流となる巨大な存在 であったことは間違いない。言いかえれば、薔薇十字思想の存在そのものが、今日の西洋神秘学を成立させていると断じることもできるだろう。
上の薔薇十字は、「ヘルメス薔薇十字」、
または「錬金術薔薇十字」と呼ばれているもので、
古くから伝えられている錬金術的象徴である。
複雑に小宇宙と大宇宙のシンボルが組み合わされ、
仏教におけるマンダラのようなものとなっている。
________________________________________
■■■第2章:「薔薇十字」の名称の由来と古代エジプト神秘学団の謎
■■薔薇十字の象徴はキリスト教以前のものである
ここで、「薔薇十字」という名称の由来について触れておきたい。これについては、研究家たちの間で様々な意見が出されている。
最も多い意見としては、インドやペルシアを原産地とする薔薇はアレキサンドリア文化、つまり東方の秘伝的知識を象徴し、十字架は西方のキリスト教的世界を象徴している、というものである。つまり、十字の交叉点に薔薇の花を配した「薔薇の十字架」は、クリスチャン・ローゼンクロイツが統合した東西の叡智を表している、というものだ。
しかし、十字架をそのまま“キリスト教の象徴”として結びつけるのは間違っている と言わざるをえない。なぜなら、「薔薇の十字架」は、キリスト教が発生する遥か昔、古代エジプトのイクナトン王の時代に使用されていたものが遺跡から発見 されているためだ。つまり、十字架はキリスト教の専売特許ではないし、「薔薇の十字架」もキリスト教とは直接関係のないルーツ(古い歴史)を持っているの である。薔薇十字の象徴は、キリスト教発祥の1300年以上も前から存在していたことが判明しているのである。
著名なフランスの秘密的伝統主義者ルネ・ゲノンなど は、キリストが十字架の上で死んだから十字架がキリスト教のシンボルになったのではなく、もともと十字架が極めて重要なシンボルであったからこそ、キリス トは十字架の上で処刑されたのだ、と言っている。また、別の研究家によると、原始キリスト教団のメンバーが、古代エジプトで使われていた十字のシンボルを 採用したということである。
(左)「人智学協会」を創設したルドルフ・シュタイナー。
(右)自らの著作の中で薔薇十字団員であることを
告白したロバート・フラッド。薔薇十字団の教義を
体系化して壮大な集成を作り上げた。
なお、「薔薇十字」は、人智学の創始者ルドルフ・シュタイナーによれば、十字架は肉体を、薔薇は魂を意味しており、薔薇十字団から伝えられる叡智が、十字架から薔薇を解き放って自由にするためのものだという。自由になった薔薇(魂)は、高次の世界へと上昇できるという。
また、薔薇十字思想の流れを汲むロバート・フラッドの意見では、十字は救世主の叡智、完全な知識を意味し、薔薇は純潔と禁欲を意味する。そしてその結合が錬金術的な宇宙創造を象徴しているという。
■■薔薇十字とエッセネ派
「薔薇十字」に関して、ある高名な神秘思想家は次のように語っている。
「……たくさんのグループが、仕事を続けてきた。そして、多くは今なお働いている。たとえば、薔薇十字団は西洋における秘教のグループだった。それ は何世紀にもわたって仕事を続けてきた。実のところ、薔薇十字団はキリスト教系のグループではない。キリスト教成立よりもさらに古い歴史をもっている。薔 薇十字団は“バラ色の十字(Rosy Cross)”という秘教グループに属しているのだから。
“十字”というシンボルは、キリスト教が創造したものではない。それはキリスト教よりも古い起源を 持っている。イエス自身、エッセネ派として知られる秘教グループによってイニシエートされていた。だから、キリスト教の祝祭日は、イースターやクリスマス を含むどれもが、キリスト教以前のものだ。つまり、キリスト教は古代の伝統を吸収しただけなのだ。
イエス自身、ある秘教グループの一員として、後に彼が大衆に伝えようとした多くのことを伝授された。このグループは、イエスのために下地を準備しようとしたが、間に合わなかった。結局、それはうまく機能することができなかったのだ。
われわれは皆、洗礼者ヨハネがイエスの前にやってきたのを知っている。彼はイエスを待つ30~40年の間、ただひとつの教えだけを言い続けた。『私 はただの先駆けだ、まことの人はまだやってきていない。私は、ただ土台を用意するために来ただけだ。まことの人がやってくれば、私は消える』と。
ヨハネは、40年間、ヨルダン川のほとりにとどまり、人々に洗礼をほどこした。やがて、きたるべき〈まことの人〉の名において、彼はあらゆる人に洗 礼をほどこし、あらゆる人をイニシエートしていた。そして、誰もがこう尋ねるのだった。『誰が、来ることになっているのですか?』
国中が、やってくる人のことで騒然としていた。その人の名は、洗礼者ヨハネにすら知られてはいなかった。彼もまた、待たねばならなかったのだ。洗礼者ヨハネはエッセネ派に属していた。そして、イエスもまた、その過去生で、エッセネ派グループに入門した重要メンバーのひとりだった。
時は至り、ついにイエスが洗礼者ヨハネから洗礼を受けるためにやってきた。そして、洗礼者ヨハネは、イエスが洗礼を受けた日から、姿を消してしまっ た。その日、彼はヨルダン川でイエスを洗礼すると、まもなく立ち去り、二度と姿を現さなかったのだ。そのため、人々の間で〈まことの人〉がやってきたとい ううわさが広まった。それは、40年間絶え間なく、洗礼者ヨハネが、人々に語り続けていたことなのだ。まことの人がやってきたとき、『私は彼を最後に洗礼 し終えたあと、姿を消す』と。
そして洗礼者は消えた。つまり、洗礼はキリスト教に先行するものなのだ。まず洗礼があり、それからキリスト教が始まった。そして、この洗礼者ヨハネも特殊な秘教グループ“エッセネ派”に属していたのだ。」
■■古代エジプトに存在した神秘学団の謎
(左)世界各地の秘教グループに通じていた
神秘の超人G・I・グルジェフ。
(右)エジプトの大ピラミッド。
独特の超人思想で知られている神秘思想家のグルジェフは、古代エジプトとキリスト教の秘められた関係について、次のような興味深い事柄を語っている。
「キリスト教会とキリスト教の礼拝形態は、教会の神父によってつくられたのではない。すべて、既にできあがったものをエジプトからとりいれたのだ。それも我々の知っているエジプトからだけではなく、我々の知らないエジプトからもだ。この後者のエジプトは、前者と同じところにずっと以前に存在していた。歴史の時間の中ではそのほんのわずかな部分が生き残ったにすぎず、そのうえそのわずかな部分は秘密裡に実に巧みに隠されてきたので、我々はどこに隠されているかさえ知らない。」
「この有史以前のエジプトはキリストが生まれる何千年も前からすでにキリスト教国であった、つまり、その宗教は真のキリスト教を構成しているのと同 じ原理と観念とから成っていた、と聞くと多くの人は奇妙に思うかもしれない。この有史以前のエジプトには特殊なスクールが存在していて、それらは〈暗誦のスクール〉と呼ばれていた。これらのスクールではある決まった日に──毎日行なうところもあったが──公開の暗誦がなされた。その暗誦には、そこで学びうる諸学の全コースが凝縮されていた。時にはこの暗誦は、一週間から一カ月にわたることもあった。
この暗語のおかげで、このコースを終えた人はスクールとのつながりも失わず、学んだことすべてを記憶にとどめることもできた。時には彼らはその暗誦を聞く ためだけにはるばる遠方からやってきて、スクールとのつながりを強く感じて帰っていった。一年の内にはとりわけ完全な暗誦が行なわれる特別の日が何日かあ り、その日には暗誦は特別の厳粛さをもって行なわれ、またこういった日そのものが象徴的な意味をもっていた。」
「こういった〈暗誦のスクール〉がキリスト教会のモデルとなった。だから、キリスト教会の礼拝形態は、ほとんど完全に、宇宙と人間を扱った知識体系 の暗誦の過程を表わしているのだ。それゆえ、個々の祈り、讃美歌、応唱聖歌などはすべて、聖日やあらゆる宗教的シンボルと同様にこの暗誦の中では独自の意 味をもっていた。ところが、その意味は遥か昔に忘れられてしまったのだ。」
(左)太陽で象徴される唯一神アトンを崇めるイクナトン夫妻。
(右)イクナトン(アメンホテップ4世)の像。
多神教を否定し、遷都し、大規模な宗教改革を実施した。
彼は世界史上初めて一神教を取り入れた人だと言われている。
このグルジェフが示唆した古代エジプトの神秘学団に関して、もう少し別の角度から掘り下げてみたいと思う。
とある情報によると、薔薇十字団のもともとのルーツは、紀元前1500年頃に古代エジプトのトトメス3世が設立した「秘密の学習塾」にあるとされている。(紀元前1489年4月に秘密の「神秘学団」を公式に設立させるための集会が開かれた)。この「秘密の学習塾」は大自然の神秘的で驚異的な法則と原理を学び、応用することに専念するためのものだったという。
トトメス3世は大自然の探求に専念したが、この「秘密の学習塾」が本格的に発展し始めたのは、約70年後にテーベの宮殿で生まれた彼の子孫のアメンホテップ4世の時だとされている。彼は若い時に「秘密の学習塾」に入門し、当時の最も啓発された人物に成長し、その秘奥教義に激励され、ついには古い宗教に基づいているアメンホテップの名前を「イクナトン」に変えてしまったとされる。
イクナトンは神秘学団のリーダーとして、古代エジプトに宗教と芸術と文化の改革をもたらし、当時の世界では多神教が一般に信じられていた時、世界で初めて「神」は唯一の存在であると声明して 「一神教」を推進させたという。
(左)古代ギリシアのミレトス学派の始祖ターレス。
7賢人の筆頭に挙げられる多才な人物であり、
エジプトから幾何学を取り入れた人物でもある。
(右)「ピタゴラスの定理」で有名なピタゴラス。
エジプトやバビロニア、インドに赴いて神学を学び、
南イタリアに、オルフェウス教の流れをくむ教団を組織。
この「ピタゴラス教団」は、神秘主義的な側面を持ち、
当時は秘密結社ともいえるものであった。
この古代エジプトの神秘学団はどんどん発展していき、何世紀か後には古代ギリシアの哲学者たちがエジプトに渡り、この神秘学団に入門したという。しかし、ギリシアからの求道者全員が入門できたわけではなく、ターレスやピタゴラスのような、ある種の適格者のみが、この英知の門前に歩み寄り、厳しい試練(入門儀式)を受けることが許され、その教義を彼ら自身の国で広めることが許されたという。
このようにして古代エジプトの秘教はエジプトからギリシアへ、そしてローマへと慎重に伝えられていき、西洋では“薔薇十字思想”として伝承され、中世においては当時の特殊事情のため、様々な名称の下に秘匿されたというわけだ。
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ちなみにモーセは、この古代エジプトの神秘学団で「一神 教」の概念を修得し、エジプト脱出後にヘブライ人の宗教にこの一神教の概念を取り入れたとも言われている。しかしこの時、「一神教」の概念は歪められてし まったといわざるをえない。なぜなら、もともと古代エジプト神秘学団では、「唯一神」は人格化されたものではなく、太陽が唯一神の象徴として崇拝されていたのだ。それに対し、ヘブライ人の一神教の唯一神は、人格化された神「ヤハウェ」となってしまっている。
なお、初期の古代エジプト神秘学団のメンバーたちは、大ピラミッドの地下の密室で学習していたともいわれている。また有名なソロモン王の壮大な神殿「ソロモン神殿」の建設者に、神秘学団に所属するのアデプト(達人)や大家や教師たちが、その隠された英知の一部を与えたとも伝えられている。
(左)古代エジプトの壁画に描かれた「ホルスの目」。
(右)古代エジプト人が身につけていた「ホルスの目」の腕輪。
「ホルスの目」は、古代エジプト神秘学団が使用していた
シンボルマークでもあった。
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■■■第3章:19世紀の神秘主義の興隆と薔薇十字団の復興
■■「英国薔薇十字協会」、「黄金の夜明け」団……
ヨーロッパの19世紀は、科学主義が登場し、ロマン派が力を失っていくように見えながら、一方で神秘主義、オカルティズムが台頭しつつあった時代である。その代表に、ロシアのラスプーチンや、グルジェフ、後にルドルフ・シュタイナーに大きな影響を与え、近現代のオカルト史の源流「神智学協会」を設立したマダム・ブラバッキーなどがいる。
(左)フランス神秘主義復興の基礎を築いたエリファス・レヴィ
(右)イギリスの小説家エドワード・ブルワー・リットン卿
この「神智学協会」の東洋的秘教重視に対抗する形で、カバラに代表される西洋的秘教を方法論とする結社が、同じ頃のイギリスに現れる。のちにフランス神秘主義復興の基礎を築いたエリファス・レヴィが参入していたともいわれている「英国薔薇十字協会」(1865年頃設立)がそれである。
その責任者の一人が、幻想小説『ザノー二』や『ポンペイ最後の日』『不思議な物語』の作者エドワード・ブルワー・リットン卿であった。日本では歴史作家として明治初期から紹介されてきた大作家である。
(左)英国薔薇十字協会の正装をしたウィン・ウェストコット
(中)英国薔薇十字協会の至高術士ロバート・ウッドマン
(右)儀式魔術の大家マクレガー・メイザース
この「英国薔薇十字協会」から枝分かれしたのが「黄金の夜明け」団(1888年設立)である。主導したのは英国薔薇十字協会幹部のウィン・ウェストコット、および同会至高術士ロバート・ウッドマン、そして儀式魔術の大家マクレガー・メイザースらである。
埋没した古代密儀を解読し、復活させることを目的とするその教団は、友人の牧師ウッドフォードからウェストコットが預かったドイツのある結社の入門札のメモである暗号文書と、首領からの手紙から始まったのだという。
が、これは教団創設にあたってのウェストコットによる作為的創作であり、ある種の権威づけにすぎなかった。事実、教団の拡張に満足したウェストコッ トにより2年後にはこの通信は打ち切られている。だが、別にもうひとりの「秘密の首領」が、今度はメイザースに書簡を送りはじめ、このことによりメイザー スはたちまち教団の主導権を握る。
以後、「黄金の夜明け」団の活動は、その手紙の差し出し人でもある第2の「秘密の首領」の指示によって運営され、同時に高等魔術の伝達が開始されるという形式をとり、教団はより魔術色の強い結社に成長していく。
高等魔術の実践と秘教的能力や智恵の獲得をその目的とする「黄金の夜明け」団は、 メイザースによって発掘され翻訳された『アブラメリン』をはじめとする数々の古代エジプト文献に加え、その徽章である「黄金の十字架」とヘブライ文字の刻 まれた薔薇の花弁に象徴されるカバラ、エジプト神秘劇、キリスト教神秘思想、錬金術、薔薇十字思想の統合化による“魔術”のシステム化を確立した。
この「黄金の夜明け」団が他のオカルト結社と大きく異なる点は、その参入者の職業の多様さにある。医師、弁護士、俳優、詩人、作家、牧師、技師、職人、果てはインド太守までが団員名簿に名を連ねていた。
最初の参入者は、フランスの大哲学者アンリ・ベルグソンの妹モイナ・ベルグソンで、オスカー・ワイルド夫人、ケネス・マッケンジー未亡人も参入している。創設から2年で団員は100人を数え、ノーベル賞詩人のウィリアム・イエイツや女優のフローレンス・ファーなどの有名人も入団した。
ノーベル賞詩人のウィリアム・イエイツ。
「黄金の夜明け」団の主要メンバーとして活躍。
1892年、メイザースは奥義の熟達者のみを選抜し、後に教団分裂のきっかけとなる新しい内部結社「ルビーの薔薇と金の十字架」団をパリに創設する。1898年には、ケンブリッジ大学の学生であったアレイスター・クロウリーが「黄金の夜明け」団に入団。このことをきっかけとして、以前から内紛状態にあった教団の亀裂は一層本格化した。
その打開策として錬金術研究家のアーサー・E・ウェイトやウィリアム・イエイツらが結束し、更なる独裁色を強めるメイザースをクロウリーとともに教団から追放(1900年4月)。1902年に団内改革が行なわれ、「黄金の夜明け」団は「暁の星」団と改名された。しかし、トラブル続きで重要団員の退団が相次ぎ、教団は衰退の一途をたどった。
なお、教団を追放されたクロウリーは、1907年に自分の結社「銀の星(A∴A∴)」団を創設した。彼は20世紀最大の魔術師とも言われるが、過激な性格と数々のスキャンダルで世間を騒がせたため、彼に対する評価は二分されている。
(左)魔術儀式を行なう若き日のアレイスター・クロウリー
(右)「銀の星」団における古代ギリシアの儀式の様子
■■「薔薇十字カバラ」団、「カトリック薔薇十字」団、「古代神秘薔薇十字」団……
以上のほかにも、薔薇十字の流れを汲む団体が多数出現した。
例えば1886年に、詩人にして作家スタニスラス・ド・ガイタが「薔薇十字カバラ」団を 創設した。この教団はレベルに応じて宗教系私立大学のような学位を授与していた。習得する知識の範囲は薔薇十字団とカバラの歴史およびヘブライ語であっ た。この教団の指導部にはいろいろな意味でそうそうたる顔ぶれがそろっていた。ジェラール・アンコース博士はマルチニスト会の指導者で、ロシア皇帝ニコラ イ2世の顧問であった。ポール・アダンは題材豊富な小説家で、ガイタの影響のもとに『存在』『舞台装置で』『愛のパレード』のような秘教的で晦渋な小説を 書いた。
(左)「薔薇十字カバラ」団を創設したスタニスラス・ド・ガイタ
(右)「カトリック薔薇十字」団を設立したジュゼファン・ペラダン
1890年には、ガイタの朋友にしてキリスト教神秘主義者の作家ジュゼファン・ペラダンが、ガイタから離れて「カトリック薔薇十字」団を設立。彼の活動の中心は文学と芸術であった。彼は「あらゆる芸術は魔術である」をモットーに世紀末の芸術家たちを巻き込んで新しい魔術活動を展開していった。
1909年には、アメリカ人スペンサー・ルイス博士が合衆国を本拠とする「古代神秘薔薇十字」団(AMORC)を創設した。いかなる宗教的・政治的権威からも独立していることを主張し、自然の法則の調査・研究と人生への活用を目的とする、学術的色彩の濃い団体として発展していった。
1910年には、デンマーク人マックス・ハインデルがロスに「薔薇十字協会」を創設した。この協会での教えは、聖書、占星術、薔薇十字団の宇宙創成論に及んでいるが、活動の大半は病気治療にあてられているという。
なお、この他に、“薔薇十字”と名乗る営利を目的としたグループや、または純粋に精神的な目的のために象徴的に“薔薇十字”を名乗っているグループが存在しており、更に今後も、そのような擬似団体は増加すると予想されるので、注意されたい。
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■■■第4章:薔薇十字の超人 クリスチャン・ローゼンクロイツの謎
■■クリスチャン・ローゼンクロイツ
薔薇十字団の教祖C・R・C、すなわち
クリスチャン・ローゼンクロイツを描いたとされる絵。
しかし、これが本当に本人なのかは諸説紛々である。
1章で触れたことだが、薔薇十字団を世に知らしめた最初の文書は、1614年にドイツで刊行された『薔薇十字団の伝説』(ファーマ・フラテルニタティス)という謎の文書であった。
しかし、その内容は団の紹介というよりも、ひとりの人物の数奇な生涯を記すことに終始していたのである。その人物の名はC・R・C、すなわちクリスチャン・ローゼンクロイツ。1378年にドイツに生まれ、1484年に106歳で没したという薔薇十字団の教祖である。
東方を遍歴し、賢者たちから授かったという彼の秘教的知識、そして彼の目指した崇高な目的に、当時の知識人たちは驚愕し、魅了された。そして誰もが薔薇十字団に興味を持ち、入団を希望したのだった。その熱狂ぶりは、まさにセンセーショナルなものだったといえるだろう。
■■真の知識と叡智を求めて東方の地を遍歴
『薔薇十字団の伝説』で描かれているクリスチャン・ローゼンクロイツの半生は次のようなものである。
彼は16歳の時、賢者の導きにより東方の地アラビアへ旅立ち、各地を遍歴した。そしてアラビアの賢者たちからオリエントの神秘学、医学や数学、物理、アラビア語を本格的に学び、彼はそこで実に短期間のうちにその奥義をマスターしてしまった。
しばらくして、世界に遍満する真理を解き明かした奥義書『Mの書』を賢者の一人から授けられた。彼はそこで、アラビア語で書かれた『Mの書』をラテン語に翻訳したが、これは後に薔薇十字団の活動の中核的バイブルとなった。
それから何年かして、数え切れないほどの奥義書や不可思議な道具を携えて、故郷のドイツに帰り、一軒の家を建てると、そこにこもって神秘思想の研究生活を始めた。
■■弟子とともに「聖霊の家」で奉仕活動
それから5年後、クリスチャン・ローゼンクロイツは3人の弟子を養成したが、全員、医学の知識を身につけていたので、助けを求めてやってくる病人を治療す るようになった。彼らは病気に効く薬草も知っていたし、各人によって違う養生の仕方も心得ていたので、病人たちは奇跡的ともいえるスピードで治癒していっ た。
こうして病人の治療が彼らの重要な仕事の1つになった。もちろん、彼らは病人の治療を一切無料で行なった。
その後も、彼らは熱心に働いたが、噂が噂を呼び、訪れる病人がどんどん増えていくと、今までの小さな家では間に合わなくなってしまったので、彼らは家を大きなものに建て替えた。彼らはその家を「聖霊の家」と名づけた。そして新たに4人の団員を迎え入れ、自分たちの仕事に誠心誠意打ち込んだ。
この7人の弟子とクリスチャン・ローゼンクロイツの計8人の活動が、薔薇十字団の始まりとされる。
その後、クリスチャン・ローゼンクロイツの指導により、弟子たちは世界各地に出かけて、善行を施すかたわら、自分たちが保有する秘義を、これはと思 う人物にひそかに伝えるよう努力した。それは人目につかず、決して華々しい活動ではなかったが、確実に浸透して特に学問や芸術の分野で着々と成果をあげて いった。
なお、この時、弟子たちの間でいくつかの約束事が出来あがったが、それは何百年もの時が経過しても、薔薇十字団員であることを証明する基準となるものであった。この『薔薇十字団憲章』は、以下の6項目から成り立っていた。
【1】 自らすすんで、無報酬で病人を治すことを名誉と考え、何事も公言しない。
【2】 特別な習慣を身につけたり、特別な衣装を着たりはしない。その土地の習慣に合わせた格好をして生活する。
【3】 毎年1回、特定の日に「聖霊の家」に集まる。もし出席できないときは手紙を出してそれに代える。
【4】 死に臨んで、必ずひとり、後継者を決めること。
【5】 今後「R・C」という文字が、団員の唯一の印・記号・符号となる。
【6】 100年間は沈黙を守って、団の存在を世界から隠しておく。
■■謎に満ちた死と驚くべき予言
クリスチャン・ローゼンクロイツの死は非常に謎に満ちている。弟子たちの活動が軌道に乗り、薔薇十字団のひとつの形が出来上がると、クリスチャン・ローゼ ンクロイツはそろそろ自分はこの世から消えてもいいと思うようになった。この時代での自分の使命は終わり、為すべきことは果たしたと考えたからだ。
クリスチャン・ローゼンクロイツは、「私は120年後にもう一度よみがえるだろう」という謎の言葉を残して、1484年に106歳の生涯を閉じた。これが名高い“神秘的な死”あるいは“哲学的な死”といわれているものである。
6人の弟子はクリスチャン・ローゼンクロイツの指示通りに、彼の肉体を秘密の墓に安置した。そうして墓室は閉じられ、そこに至る扉は隠し扉として巧みにカモフラージュされた。6人はこの墓の存在を秘密にし、薔薇十字団員としての仕事を遂行していった。
それから100年以上の年月が流れた。6人の弟子も死に、彼らの教え子たちが薔薇十字の教義を受け継いでいた。薔薇十字の教えも文化の中に自然に溶 け込み、ゆるやかに改革が続けられていた。もはやクリスチャン・ローゼンクロイツの秘密の墓について知る人は誰もいなくなった。
120年後に、予言通り秘密の墓から甦った
クリスチャン・ローゼンクロイツを象徴的に描いた絵
歳月は流れて120年後の1604年、巧みにカムフラージュされていたクリスチャ ン・ローゼンクロイツの墓が偶然発見されるという出来事が起こった。埋葬室は7つの壁に囲まれた不思議な形の地下室であった。枢は部屋の中央に飾られた祭 壇の下にあり、クリスチャン・ローゼンクロイツの遺体は信じがたいことに腐敗も白骨化もせず、羊皮紙の聖典を手に、まるで生けるがごとく艶やかな肌を保っ て横たわっていた。その予言の通り、彼は120年後によみがえったのである。
それだけではない。埋葬室には超古代の叡智をうかがわせる不可解な遺物が満ちあふれていた。たとえば、天井近くで輝く人工の光。窓のない地下室だから自然光は射し込まない。にもかかわらず、室内には明るい光が降り注いでいた。
さらには、現代の蓄音機やテープレコーダーを思わせる、音声を機械的に発生する装置も残されていた。ほかにも聖なる秘密の知識を満載した多数の書物、現代では製法もわからない秘薬、使用法不明の不可思議な形状の書械類なども納められていた──。
以上が、1614年にドイツで刊行された『薔薇十字団の伝説』(ファーマ・フラテルニタティス)という謎の文書に書かれている、クリスチャン・ローゼンクロイツの半生と、薔薇十字団創設の経過である。
■■世の大論争の中で団員が明かした衝撃的な情報
フランスの哲学者デカルト。
彼は薔薇十字団への入団を切望したという。
当時、一連の薔薇十字文書が公開されることで巻き起こった反響は凄まじいものがあった。多くの人が薔薇十字団に興味を持ち、どうすれば入団できるかを知りたがった。特に知識人に与えた衝撃は大きく、あの大哲学者デカルトさえ入団を切望してあらゆる手段を尽くして接触を試みたというエピソードも伝えられている。
また同時に、この組織とこれらの出版物に唱えられた宣言を誉め称える本や、頭から否定する告発本や研究書の類いが相次いで出版され、人々の間では、 多くの論争が引き起こされた。かたや薔薇十字団に悪口雑言を浴びせかける人々、かたや薔薇十字団を擁護し論争を受けて立つ人々──。
薔薇十字思想に共鳴した人々は、何とかして薔薇十字団に入団したいと考え、「聖霊の家」を手を尽くして捜した。しかし誰もその家の場所は知らなかったし、団員の名前もわからないままであった。
しかしまったく謎のままだったわけではない。薔薇十字団についてのいくつかの情報は数名の人によって書かれている。その中のひとり、ジョン・ヘイドンという人物は、『暴かれた薔薇十字』という著作の中で、薔薇十字団について次のようなことを書いている。
「薔薇十字団員は天の周辺に住む神的な一団である。彼らは分身の術を備えていて、 意のままに姿を変えて現れることができる。また彼らは自分の望む場所に移動することもできる。その他、薔薇十字団員は占星術によって地震を予知したり、都 市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができた」
ジョン・ヘイドンはヨーロッパ各地はもちろんのこと、アラビアやエジプト、ペルシアまで足を伸ばして旅行している。この間、各地で団員との接触があったと考えられるし、クリスチャン・ローゼンクロイツが彼を密かに導いた可能性もある。
というのは、ジョン・ヘイドンが出版した『天使 惑星 金属などで飾られた賢者の王冠──薔薇十字団の栄光』という本は、実はあの貴重な『Mの書』の英訳であるといわれているからだ。このことは、ジョン・ヘイドン自身がこの本の序文で明らかにしていることである。
ジョン・ヘイドンの記述にはさらに驚くべきこともある。たとえば薔薇十字団員は死んだ人を甦らせることもできるし、自分自身もまったく年をとらないで、若さを保ったまま400 年以上も生きることができる。あるいは、ある予定の期間活動すると、不思議なガラスの容器の中に引きこもって何十年も休息をとり、また必要な時期にそこから出てくる、などなどである。
とても信じられないような話だが、当時の薔薇十字の擁護者たちはこれを信じていたし、その中にはフランシス・べ-コンやパラケルススのような後世に名を残した人物もいたのだ。
■■ルドルフ・シュタイナーと薔薇十字
「人智学協会」を創設した
ルドルフ・シュタイナー
前章で薔薇十字の流れを汲む幾つかの団体を紹介したが、ルドルフ・シュタイナーが創設した「人智学協会」も薔薇十字の流れを汲んでいると言えるだろう。彼は1917年に薔薇十字文書『化学の結婚』の研究をミュンヘンで上梓したとき、薔薇十字のヨーハン・ヴァレンティン・アンドレーエという源泉に立ち戻っている。
ルドルフ・シュタイナーによれば、薔薇十字団員の主要な務めは、霊的生の最上圏に昇り、そこで得た知識の力を借りて、物質世界、とくに人間世界において積極的に活動することにあるという。
彼は、謎に包まれた薔薇十字団の教祖C・R・C、すなわちクリスチャン・ローゼンクロイツについて次のような説明をしている。
「クリスチャン・ローゼンクロイツという人間の姿をとって物資界に現れた高次の霊的存在は、神秘学がいうように『同じ体』の中で、何度も繰り返して薔薇十字の霊統の導師として働いている」
これは講演集『薔薇十字会の神智学』の中の言葉だが、ルドルフ・シュタイナーは折にふれ、クリスチャン・ローゼンクロイツについて言及しているのである。
●
次の言葉は、講演集『仏陀からキリストへ』の中で、ルドルフ・シュタイナーがクリスチャン・ローゼンクロイツについて説明したものである。
「地上の年代にして4世紀頃のこと。アストラル界の神殿に4人のマスターが集まった。マニ、スキティアノス、ゾロアスター、ブッダの4人だ。彼らは 人類を導くために、ひとつの計画について話し合わなければならなかったのだ。それはアトランティス時代以後に現れた賢者たちの叡智の全てを、人類の未来に 流し込むという大計画である。
マスターたちはそれぞれの立場から発言し、計画進行のカリキュラムを作っていった。そして得たひとつの結論、それは叡智の全てを薔薇十字団の秘義の中に託す、というものだった。つまり彼らは、薔薇十字団というひとつの秘教グループを作り、その活動によって叡智を少しずつ、その資格のある人物に伝えていこうとしたのである。
しかし、いくら神々の計画ができたからといっても、それを地上で実現していくのは肉体を持った人間である。人間はやはり自らの意志によって行動するので、神々が道を示そうとしても、人間のほうが聞こうとしなければ、神々の声は聞こえない。
そこで神々は、この計画があまり遅れないで進むようにと、ある人間の肉体に高次の霊を宿らせることにした。これがクリスチャン・ローゼンクロイツである。そしてその準備は彼が生まれる1世紀も前からなされていた。」
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■■■第5章:時空を超えた超人 サン・ジェルマン伯爵の謎
■■クリスチャン・ローゼンクロイツとサン・ジェルマン伯爵
前章からの続きになるが、クリスチャン・ローゼンクロイツがその後どうなったのかについては、ルドルフ・シュタイナーは次のような驚くべき発言をしている。これはシュタイナーがドイツのヌーシャーテルで行なった「ローゼンクロイツの使命と仏陀の火星での役割」という講演の中で語ったものである。
「中世から近世にかけて、火星領域にある死者たちは険悪な状態に陥っていた。そのため、クリスチャン・ローゼンクロイツは最も親密な友である仏陀と話し合 い、仏陀は平和の王子として戦いの星、火星に向かうことになった。そして1604年以降、仏陀は火星の贖主として、地上で薔薇十字的行法を修行する人々に 力を送り与えている。
その後、クリスチャン・ローゼンクロイツは、サン・ジェルマン伯爵としてフランス革命に関与したりした……」
神智学の研究家であるE・フランシス・ユドニーもシュタイナーと同じような説を唱えている。
「サン・ジェルマン伯爵は様々な転生を繰り返し、それぞれの人生において厳しい修行を積んでいった。……クリスチャン・ローゼンクロイツとして生ま れた魂は、ある時期まではローゼンクロイツとして過ごし、その役目が終わった後に“哲学的な死”を経ることで、サン・ジェルマン伯爵となったのである。」
■■謎に包まれたサン・ジェルマン伯爵の正体
サン・ジェルマン伯爵。
彼は生没年不詳で、 その生涯のほとんどは
神秘のベールに隠されたままである。一説には、
彼は永遠の生命を持ち、輪廻転生を繰り返して、
古代の叡智を伝え続けているといわれている。
一般に、サン・ジェルマン伯爵は不死の体を持ち、時間の中を旅行しながら歴史の転回点のいたるところに姿を見せていると言われている。そして、人類が間違った方向に進まないように裏から歴史に関与していたと言われている。
彼がフランス革命の少し前に、ルイ15世やルイ16世、マリー・アントワネット、その侍女のアデマール夫人に何度も会って忠告していたという話は、有名なのでご存じの方も多いだろう。その内容だが、ルイ15世とルイ16世には、薔薇十字団に入るように、という忠告をしている。
もしルイ15世がこの忠告にちゃんと従っていれば、フランス革命、なかでも1年間に1万人を処刑した恐怖政治は避けられたかもしれない。もっと穏やかな方法で、新しい政治改革ができたかもしれないのだ。
サン・ジェルマン伯爵は自ら、「自分はかつてエジプトのピラミッドの中で修行し、ヒマラヤに行って、全てを知っている聖者たちに会って多くのことを学んだ」と語り、秘教グループとの関わりを否定していなかった。
フリードリヒ大王をして、「決して死ぬことのない男……」と言わしめ、 偉大な思想家ヴォルテールに、「すべてを知っている男……」と書かせた謎の人物、サン・ジェルマン伯爵。彼はルドルフ・シュタイナーが言及するように、クリスチャン・ローゼンクロイツが転生した存在なのだろうか。
”
・1907年アレイスター・クローリーは彼の影響力と著作を評価したある記事を読んでおおいに気をよくした。黄金の暁教団のメンバーでイェーツの友人でもあったフローレンス・ファーによって書かれたその記事は、影響力のあった雑誌『ニューエイジ』誌上に登場したのだった。
その年、週刊『ニューエイジ』はジョージ・バーナード・ショウの援助を受けたA・R・オラージに引き継がれた。宗教には無数のヴァリエーションがあるとしても存在するのは唯一つの宗教だけであるというショウの信念によって特徴づけられていた。
このニューエイジ雑誌の寄稿者には哲学者で科学者でもあるH・G・ウェルズもいた。
・1904年エイワス(Aiwass)と呼ばれる霊がクローリーに現われ、『法の書』を口述筆記させた。この作品はテレーム(セレマ)の規範を具現化している。
クロウリーはエイワスが新しいアイオーン(周期)の到来を告げたのだと確信した。
「死せる神」キリストの時代の後を継ぐ、王冠を被って征服する子なる神、ホルスの時代の到来である。クロウリーはキリストを追放する魔術を行なったが、新しいアイオーンが最終的に到来するのは、あらゆる社会問題を解決するテレームの法(セレマの法)社会の隅々にまで浸透したときである。クローリーによれば、テレームの法は自己本位を公然と認め正当化する。それは自分こそ宇宙の中心である、という我々一人ひとりの心の奥底の確信を認める。新しいアイオーンの時代では各人が王であり、国家に対する関わりは、もっぱら何がもっとも得になるかを考慮して決定されるだろう。
クロウリーはその生涯の中ごろにシシリー島のセファルに移り、そのある村でテレーム僧院(セレマ僧院)を設立した。自由と悦楽の法を実践しようとしたのである。魔術的規範社会での生活は性魔術儀式と瞑想に明け暮れた。
セファルに到着してから一年後の
1921年クロウリーは自分が或る神に変容したと語った。その神の位階について沈黙していたが、著作の中で、神が行うように私は行う、と宣言した。
クローリーの法が提示した自由を受け止めきれなかったものたちの運命は奴隷になることであった。彼らは、真に自己自身であることの責任は自分たちにもあまりにも重いと気付いたのである。クローリーの法が社会全体に浸透したときも同じことが言える。「真の意志を持たない人類の大半は、みずからの無力を悟るだろう。彼らを懸命に支配することが、われわれの役目となるだろう。」このシシリーの教団は新聞雑誌のスキャンダラスな噂話によって志半ばにしてつぶれてしまった。赤ん坊を生贄に捧げた、と疑われたこともあった。クローリーはこうしたすべてを馬鹿げたことだとして取り合わなかった。クローリーに好意的な批評をした数少ない出版物の一つが『ニューエイジ』誌であった。
『ニューエイジ』誌がクローリーの思想に好意的だったのは当然である。
『ニューエイジ』誌仲間のエドワード・カーペンターは自分達の考え方がいかにクロウリーの考え方と近いかを語っている。「愛は不死性の前兆である。人類は、この神的な核心を自分の内部に認めるとき、不滅の運命を知る。人類は、物質と粗野な肉体の中に没入して、結合と分離を学んだ。悪魔が教えることができるすべてを、人類は忠実に受けとった。今や人類は、その独自なあり方を、広大な活動領域の全域にまで拡大し、そしてついには、完全なる、究極の唯一神の姿となるべきなのだ。」
性的エネルギーを開発することで力を得ようとすることは、最も古くから伝わる試みの一つである。ギリシアの神ディオニュソスの信者は性的エネルギーを特に大切にしていた。儀式に我を忘れて熱狂することで死すべきものはその在り方をやめ、永遠の一瞬に照らされ、憑依された状態になることで内なる神に触れることができる。クロウリーは自分の子供にディオニュソスという名前をつけた。
セックスの力を啓示と自己強化の手段として用いることは、さまざまなオカルト結社によって実践されてきた。
東方聖堂騎士団(オルド・テンプリ・オリエンティス。OTO)もそうだ。
1902年にドイツで設立された東方聖堂騎士団は、その九年後にアレイスター・クロウリーによって復興された。現在もその流れをくむものは多い。
1980年代のはじめにポップ・ミュージシャン、ジェネシス・P・オーリッジによって設立された、テンプル・オブ(ov)・サイキック・ユースはクロウリーから深い影響を受けたグループである。そのメンバーたちは性的魔術を行うことを重要視する。
タントリズムとは、ヒンドゥー教、仏教(密教でしょ?)両方に共通の行法である。タントリズムの教えでは性行為それ自体の中で二人の人間は肉体的にも精神的にもエクスタシーを体験し、超越的な合一に溶け込むという。ある種のグノーシス派もそうであるが、セックスは神的な火花を放ち、神的認識を向上させるものであった。
クロウリーの伝記作者ジョン・シモンズによれば、タントリズム(今の偽天皇=南朝正統宗教にして骸骨セックスカルト真言宗異端派の真言立川流?)と西洋の秘教伝統との間に強固な橋をかけたのがクローリー。
不死性に関する別の観点はユングによってもたらされた、ユングはニューエイジに絶大な影響を与えている。特に男性も女性も本質的には霊的存在であるという思想の影響が大きい。錬金術は人間の魂を問題にしたものであり、錬金術こそが心理学の先駆者だとユングは考えた。錬金術師が求めていた金は意識を黄金のように光り輝くものに変容することだった。変容の力により人間は救い主の段階まで至る。ユング思想の系譜から人間性心理学が発展し、人間潜在能力開発運動にまで成長した。
・ジョン・ガードナーが復活させた魔術もフリーメーソンによるところが大きかった。ガードナーに魔術を伝授したのは、神智学者アニー・ベザントによってイギリスにもたらされたメイソン教団の一部であるクロトナ会。クロトナ会は英国第一薔薇十字会劇場を設立し、神智学協会が設立されたのと同じころに復興された、薔薇十字会(薔薇十字団でしょうね)への熱烈な関心を表明した。
薔薇十字思想には錬金術の源流であるヘルメス学も含まれている。
薔薇十字会が最初に世に現われたのはルネサンス時代。
薔薇十字会宣言は、1614年と1615年に出版された二つがある。
1616年の錬金術物語『クリスチャン・ローゼンクロイツの化学の結婚』も薔薇十字会のものである。
薔薇十字の宣言文の中心テーマは宇宙認識の獲得よって地上天国は可能になる、という考えであり宇宙認識の秘密は自然界の中に見出すことができるとされている。
薔薇十字会の基礎をなすヘルメス学の伝統では、紀元前一世紀前後の古代神秘学文系の集大成であるヘルメス文書の中にある。ヘルメス文書の指導原理は、自然を探究し、人間の地上の世界と神の天上の王国との関係という宇宙の秘密を解き明かすことで地上天国を実現する点にある。ヘルメス文書の一つであるエメラルド・ラブレットによれば「上なるものは下なるものに等しく、下なるものは上なるものに等しい。全一者の秘密に到達するのはこの原理である。」
フランシス・ベーコン卿は
1624年ことのユートピア物語『新アトランティス(ニューアトランティス)』で自分の共同体が薔薇十字会士たちの故郷であると、ほのめかしている。
ベーコンのユートピアで最も重要な機関はソロモンの館であり、それはベンサレムと呼ばれた。その館は神の業と神の創造物の研究のためにあり、最上の部屋には自然の解釈者たちに割り当てられている。自然にこそ神の意志が見出されるからだ。
ゲーテも薔薇十字会宣言から影響を受けてファウストを執筆した
ゲーテはフロイトやニューエイジャーに影響を与えた。
ファウストは超人間的な叡智の力をアルカディア(ルネサンスの時期にもアルカディアという地上天国への関心が盛り上がった)さがし求める遍歴物語だった。
アルカディアは実際にはギリシアのペロポンネソス(ペロポネソス?)半島の中心部にあるが、ギリシア神話では羊や牛の群れを世話する牧神パンの国である。
パン神はクロウリーも崇拝していた。
・ルソーはフランス革命の聖書である社会契約説の作者であり、一般意志にゆだねれば万人の自由と善が実現できるとした。一般意志はニューエイジでいう宇宙意識と似ている。
科学知識を疑い素朴な暮らしと人間に本来備わっている知恵を重視するのもニューエイジと共通。ルソーは内なる能力の目覚めで人間は完全になれると確信していた。
ルソーは人間は自然の共同体に属していたが、文明によって疎外されたと考えた。
『『薔薇十字団』クリストファー・マッキントッシュ
http://1000ya.isis.ne.jp/0698.html
“薇十字運動の謎は、そもそも古代グノーシス主義にさかのぼり、ヘルメス学やカバラやルネサンス魔術の変遷をへて17世紀初頭の「宣言」に至り、かつその後も幾多の言動と結社活動と結びついたり離れたりしながら、またフリーメーソンとの関連を何度も匂わせながら、さらに20世紀になってはナチスが薔薇十字を嫌ったことにまで及んだのである。
薔薇十字の封印はずっと生きつづけていたというべきなのだ。まことに不気味にも――。
そればかりか、ウィリアム・ブレイクもW・B・イエイツも、ルドルフ・シュタイナーもC・G・ユングも、薔薇十字の深遠なシンボリズムには多大な関心を寄せていて、文学的なメタ・アーキテクチャとしても、ヨーロッパの独自のヴィジョンとしても、つねに軽視できない話題を提供しつづけた。
また20世紀の実在のオカルト集団としては「黄金の夜明け教団」がその中心的な密儀に薔薇十字の魔術を採り入れて、この教義がまだまだ休火山にはなっていなかったことを告げた。
こういう薔薇十字団の放った妖しい動向は、やはり歴史的に捉えてみないと、どうも掴めない。本書はそうした時代をまたいだ薔薇十字幻想の動向をめぐる渇望に、僅かながらも正面きって応えた一冊だった。
著書のクリストファー・マッキントッシュは、その名前からするとなにやらあやしそうではあるが、そういうことはない。オックスフォード大学やロンドン大 学で文学修士や博士となったイギリス人の研究者で、幅広い学術編集活動を通して、占星術や魔術史や白鳥伝説やエリファス・レヴィなどに関する数多くの書物 を著した。本書も実によく書いてある。
ざっとかいつまんでおこう。
最初の問題は、ゲーテの「十字架に薔薇をからませたのはいったい誰か」という疑問にこたえるためにある。
歴史上の薔薇十字団の出発は、ドイツのカッセルで1614年とその翌年に出版された2冊の秘密パンフレットに由来する。これはクリスティアン・ローゼン クロイツなる人物が創設した「友愛団」の存在をあきらかにするためのもので、それぞれ『称賛すべき薔薇十字団の名声』および『友愛団の告白』というタイト ルがついていた。神秘主義ギョーカイでは前著を「ファーマ」、後著を「コンフェッシオ」とよぶ。まとめて「宣言」ともいう。
いまではクリスティアン・ローゼンクロイツなる人物は架空の者だということがわかっている。だからこれらは他愛のない偽書でおわってもよかったのだ。
ところが1616年にドイツ語で綴られた『クリスティアン・ローゼンクロイツの化学の結婚』という物語形式の一冊が世に出るにおよんで、この幻想文学め いた物語が匿名で出版されたにもかかわらず、その影響は燎原の火のごとく波及した。1614年から1620年のあいだのたった6年間だけで、なんと200 以上の文書が乱れ飛んだのだ。それでどうなったのかというと、一言でいえば、薔薇十字団が“実在”することになったのだ。
しかも、「ファーマ」と「コンフェッシオ」と「化学の結婚」は一人の人物、ヨハン・ヴァレンティン・アンドレーエによってすべて文書化されていたことがあきらかになった。
ヨハン・アンドレーエという男は誰なのか。
この男はなぜにまた「クリスティアン・ローゼンクロイツが薔薇十字を象徴とする友愛団をつくった」などという、とんでもない空想を綴ったのか。
いや空想だけなら、稀代の幻想文学の傑作として終わってよかったのである。ところが、そうはならなかったのだ。アンドレーエ自身も、これらを物語に終わらせるつもりがなかったようだ。
フランセス・イエイツもそういう叙述をしていたように、アンドレーエの祖父のことから入ったほうがわかりやすいだろう。
祖父はカトリックから改宗したプロテスタント運動の指導者で、“ヴュルテンブルクのルター”として知られている。テュービンゲン大学の学長も務めた。 18人の子がいて、その7番目の子にやはりルター派の牧師が登場し、錬金術に強い関心をもった。その錬金術的牧師の子がアンドレーエだった。
時代背景と文化地理をちょっとだけ覗いておくと、テュービンゲンはネッカー川を望む美しい大学都市で、ヴェルテンベルク公フリードリヒ1世が慎ましい宮廷文化をつくっている。ただし、この町はプロテスタントに溢れていた。
近くのオーストリアはハプスブルグ家に司られた神聖ローマ帝国型のカトリックである。帝都プラハには魔術好きの帝王ルドルフ2世の異様な文化が栄えていて、複数宇宙論を唱えたジョルダーノ・ブルーノ、ヨハネス・ケプラー、エリザベス女王を操ったジョン・ディーなどが頻繁に訪れていた。
プロテスタントのテュービンゲンと、魔術的ではあるがカトリック・ルネサンスをまだ継承しているプラハ。この二つのあいだは、それでも緊張のない温和な関係がつづいていたのだが、フリードリヒ2世の反宗教改革がおこってからは、ここに歪曲と対立と越境が始まった。
アンドレーエはそういうテュービンゲンで、父の錬金術志向を浴びながら育ったのである。
父を継いでルター派の牧師となったアンドレーエは、17世紀に突入しつつあった巨大な時代変化を感じていた。
そこで「テュービンゲン・サークル」に入り、新たな時代を築くにはプロテスタントとカトリックを相互に越境できる理想の王国をつくることをしだいに夢想 するようになる。テュービンゲン・サークルの中心には、クリストフ・ベゾルトという異能の者がいた。ヘブライ語をふくむ9ケ国語に通じ、グノーシス主義・カバラ・錬金術に長けていた。だいたいこういう男が事態を輻湊させていく。オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイ』の脇役のように。
案の定、アンドレーエはベゾルトに感化され、最初は有名なユートピア物語『クリスティアナポリス』などを書いていたのだが、やがて“秘密の結社”という 魔力に取り憑かれる。アンドレーエは最初は1577年に創設された「親友協会」に関心をもち、ついで17世紀に入って創設された「豊饒協会」に、さらには それが改組されて発展したらしい「椰子協会」に出入りする。
こうした協会の幹部たちはたいてい鉱山の所有者か精錬業者の親玉たちで、その錬金術っぽい思索と方法の成果が「アーカ」とよばれる秘筥に保管されていた。かれらは“黄金生成”を夢想していた超技術集団だったのだ。
アンドレーエが、クリスティアン・ローゼンクロイツなる人物が薔薇十字を戴いた友愛団をつくったという空想物語を思いついた背景で事実としてわかることは、とりあえずここまでである。
したがって、薔薇十字団という秘密結社が歴史的に“実在”していたという証拠は、ここまでのところは、まったくない、しかしながら、それが歴史の中でだんだん“現実化”していってしまったのだ。なぜなのか。
たしかにアンドレーエは、この物語を巧妙にでっちあげた。以下にごくおおざっぱな概要をしるしておくが、これではみんな騙されるにちがいない。
そ もそもクリスティアン・ローゼンクロイツは1378年のドイツ貴族の生まれだと書いてある(この年代はカトリックのシスマがおこり、ニコラ・フラメルの錬 金術が形づくられた時期にあたる。ヨーロッパ人からは一番遠くて、わかりにくい設定になっているのが、やはり巧妙だ)。
16歳で聖地巡礼を企て、キプロスで指導者に出会ったが死に別れた。そこでやむなく一人で旅を続け、ダマスカスでアラビアの賢者に出会い、エルサレムに向かうことを放棄して(こういうところがうまい)、イエメンの町ダムカールに入った。
ここでローゼンクロイツはアラビア語による知識をことごとく習得し、『Mの書』のラテン語訳にとりくんだ(こうした幻の書を巧みに入れている)。3年後 にエジプトに赴いて植物と動物の研究に熱中し、『Mの書』の研究者が集まるというフェズに行き、アデプト(達人・賢者)の知を存分に吸うと、その後はスペ イン経由でドイツに戻り、広大な館をたて、そこで哲学と数学と自然学の研鑽に入った。
やがてローゼンクロイツの噂を聞きこんだ同士や同朋が訪れるようになり、ここに「友愛団」の原型が生まれた。ローゼンクロイツは暗号言語(!)を考案し て、さらに象徴的なパビリオン「聖霊の館」を建設する。やがて仲間をよく選ぶと、6つの規則をもって次々に世界に散るように命じた。
6つの規則が、なかなか奮っている。
①行き先の滞在国の習慣に従うこと(こういうところもうまい)、②けっして特別な衣裳を着用しないこと、③印章として「R・C」のグラフィック・パター ンを用いること(これが薔薇十字)、④無報酬で病人や貧者の治療にあたること(徹底したボランティアの哲学なのだ)、⑤年に一度だけ「聖霊の館」に集合す ること、そして最後に、⑥むこう百年にわたって友愛団の存在を秘密にしておくこと、である。
アンドレーエの作為による物語はまだ続く。
そのうち2点を示しておく。ひとつは、『化学の結婚』に書いてあることだが、謎の人物クリスティアン・ローゼンクロイツは晩年になって山腹の洞窟に入 り、復活祭の前夜に天使が降りてきて不思議な記号を届けるというふうになっていく。ローゼンクロイツは決意してまた旅に出る。ここで3本のヒマラヤ杉、赤 い薔薇を挿した帽子、賢者の石、金羊毛、風神メルクリウスなどの、数多くのシンボリック・アイコンが次々にあらわれる。のちにユングが異常な情熱をもって分析した集合的無意識を象徴する寓意に満ちたものばかりである。
もうひとつは、ローゼンクロイツの死後、墓所がしばらくわからなくなったのだが、その墓所が「隠し扉」とともに(こういうところも沸かせるところなの だ)、館の跡から発見されたというふうになっていく。そこは神秘的な丸天井の地下埋葬所で、円形の祭壇には遺骸が安置され、片手に羊皮紙に金文字の書物を 持っている。その書物の文章は末尾がすべてラテン語になっていて、どうやらその内容は世界の縮図が綴られていたはずなのである。
しかし、この墓所が発見されたあと、そこはふたたび閉じられ、いまは同士たちの子孫が世界に散っているはずなのだ‥‥。
なんともまことに探求心をそそる物語になっている。
ローゼンクロイツの実在性を匂わせるのもさることながら、それだけではなく、たとえばパラケルススは薔薇十字の友愛団と似たような考え方をもっていた が、その盟約には入らなかったといったような、まことしやかな経緯をあれこれ書きこんでいるため、ついつい本気にさせられる(実際にはパラケルススが薔薇 十字に関心を寄せたのではなく、アンドレーエがパラケルススの影響を深くうけて薔薇十字を思いついたのである)。
子孫がいまも散っているというのも、この手の伝承では絶対に欠かせない。
ただし、ゲーテが投げかけた「十字架に薔薇をからませたのは誰か」という疑問については、その仕掛けのすべてがヨハン・アンドレーエだったというわけにはいかない事情がある。
なぜなら、アンドレーエは当時知りうるかぎりの神秘的知識を古代からも中世からもルネサンスからもブラウジングして、これを徹底的に編集加工していたからだ。そこにはおそらく多くの編集団がいたのではないかとおもわれる。
アンドレーエが『化学の結婚』のなかで書いた神秘思想は、その淵源をグノーシス主義にまでさかのぼることができる。
グノーシス主義についてはいずれ別の書物の紹介を通して書いておきたいとおもっているが、ごく簡単にいうと、紀元前4世紀ころのエジプトに芽生えたとお ぼしい融合力に富んだ神秘哲学で、宇宙の本質を霊魂と物質に二元的に分け、物質世界はデミウルゴスという下位の神性による創造であるが、人間に宿った知的 な精神世界は宇宙的な霊魂そのものが分出させたものであるから、人間の「知」はいつしかデミウルゴスの頸城を破って宇宙霊魂と人間精神が重なる方向に向 かって融合するであろうと説くものだ。
この融合の兆を継げるメッセージが「グノーシス」とよばれるもの、すなわち「霊知」なのである。グノーシスは天界から人界に洩れてきた兆候でもあった。
霊知についての予告は、その後、ヘルメス・トリスメギトスの著作とともに(これがいわゆるヘルメス文書=むろん偽書とされている)、後世に伝えられたというふうになっている。
その後のグノーシス主義はヘルメスの知を媒介に、ピタゴラス主義、新プラトン主義をへて、さらにユダヤ教カバラの神秘思想に結びつき、これらが総じてル ネサンスの中で復活再生させられた。そのときのプロデューサーはコジモ・ド・メディチ、ディレクターはマルシリオ・フィチーノ、編集拠点は「プラトン・アカデミー」と名付けられた。
ここからフィチーノの弟子のピコ・デラ・ミランドラなどが輩出していった。いずれも「汎知学」ともいうべき「霊知」を求める探求である。
やがて、これらがドイツに飛び火する。
もともとドイツは、1190年代にヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハの『パルツィファル』(この物語は『化学の結婚』といくつもの共通点をもつ)に見られるような「聖杯伝説」と、神秘的で使命感に富んだ「騎士団の伝統」をもっていた。
そこにグノーシス主義やカバラや錬金術が加わって、ロイヒリンやアグリッパやパラケルススといった傑出した神秘化学思想ともいうべき蓄積をつくっていったから、たまらない。いっさいの神秘の対象が身体的にも宇宙論的にも現実味を帯びたのだ。
アンドレーエは、仲間たちとともにこれらすべてを編集加工したといってよい。
とくにこのような汎知的なグノーシス主義の成果が薔薇十字団の思想に便利なのは、人間の知はデミウルゴスによって幽閉されているものの、それがいつかは突破されて神の英知と融合するというふうになっているところである。
いささか話が壮大になってきたが、いずれにしてもアンドレーエは架空の人物クリスティアン・ローゼンクロイツによる汎知の体系を継承しただけでなく、それをさらに継承するための薔薇十字団の構想をまんまとつくりあげたのだった。
すでにのべたように、アンドレーエの3つの文書が出た直後からの6年間だけで、薔薇十字団の噂があっというまにヨーロッパ中に広まった。むろんこれを怪 しむマラン・メルセンヌ神父やガブリエル・ノーデといった知識人も少なくなかったが、イギリスのロバート・フラッドや化学者ロバート・ボイルやSF文芸の 始祖ともいえるジョン・ウィルキンズらが、またドイツの錬金術師ミヒャエル・マイアーがそうであったように、薔薇十字団を実在の秘密結社とみなす者ははる かに批判者を上回っていった。
もはや薔薇十字団と薔薇十字運動は、すべての西欧神秘主義の宿命を担ったままに一人歩きしてしまったのである。
理由は難しいところにあるわけではない。
この時代、たとえばアイザック・ニュートンがそうなのだが、錬金術はまさに科学の魂であったのだし、まだヨーロッパには各国語が確立していないために、 あらゆる言語文字表現はその大いなるルーツを争っていたのである。つまり神秘を取りあっていたのだ。すなわち、すべての科学と言語学と地理学と神学が、ど ちらにせよ薔薇十字的な思索と仮説と探求の中にごった煮になっていたわけなのである。当然に、薔薇十字の物語はかれらの関心の的になっていったものだっ た。
18 世紀になっても、この蠢動は収まらなかった。マリア・テレジアのウィーンには1万人の錬金術師がいたとされるのだが、そこではあいかわらず薔薇十字団の噂 はもちきりであり、ときに霊液を呑んでいるといったサン・ジェルマン伯爵のような奇怪きわまりない人物があらわれると、たちまち薔薇十字団の隠れた本拠が そのへんにあるらしいというふうになっていったのである。
そこへフリーメーソンの運動が絡んでいった。1717年にロンドンにグランド・ロッジが結成されると、フリーメーソンの活動にいくつものロッジと会員が生まれるのだが、それがたえず薔薇十字団との類縁関係を取沙汰された。さらには金属変成を好んだというテンプル騎士団の末裔がここに交ざっていった。
これではもはや、とうてい収拾がつかない様相である。
薔薇十字運動が退嬰しなかった理由が、もうひとつある。それは理性主義や啓蒙主義の台頭によるムーブメントにあきたらない人士を、「反理性」のサークルとして巻き込んだという事情である。どうみても「理性」と「霊知」は対立する以外になくなっていた。理性に反抗する「知」の多くが薔薇十字派とみなされるにいたったのだった。
こ うして、フリードリヒ・ヴィルヘルム公のような、フリーメーソンであって薔薇十字団の会員となったとされるような王侯貴族たちが、ついに薔薇がからまる十 字のシンボリズムの内側に入ってきた。ヴィルヘルム公はよく知られているように、アマデウス・モーツァルトの庇護者であった。
加えてドイツ・ロマン主義の夜陰の波涛のような なだれこみがある。それらは必ずしも薔薇十字の思想を標榜するものではなかったけれど、薔薇十字的なるものを否定したり迫害するものでもなかった。ゲーテ の『ドイツ移民の神秘の物語』やシェリーの『セント・アーヴェンあるいは薔薇十字団員』にみられるように、薔薇十字幻想はあたかも民族の記憶や地域の伝説 として、欠くべからざるものにさえなったのだ。
ゲーテの『ファウスト』第2部がアンドレーエの『化学の結婚』からいくつものコントを得ていたことは、すでに何度となく指摘されてきたことだ。
もっと書きたいことがいろいろあるけれど(とくに19世紀や20世紀の継承について)、いささか長くなってきたので打ち止めにするが、とにもかくにも、一人のヨハン・アンドレーエが仕掛けた物語の装置が、ここまで肥大していったという例は歴史的にもまことにめずらしい。
なんといってもかなり多くの神学者・哲学者・化学者が歴史的に巻きこまれていったことが、特筆できる。デカルト、コメニウス、ベーコン、ゲーテはもとより、かのライプニッツさえ薔薇十字問題には注意を払ったのである。イエズス会が薔薇十字団の隠れ蓑だといわれた時期もあった。
いったい、このような幻想をルーツと綯い交ぜにしながら、人々が「霊知」を求めるという恰好をとるというのは、何の性向なのだろうか。
話を、いつの時代だって神秘主義というものは廃れないものなのだ、などというふうに片付けることはできないだろう。それなら、古代このかたの神秘主義は 等しく今日まで横並びにどこかで“店頭公開”されているはずなのである。そうではなく、薔薇十字の幻想はつねに「何かの代わり」として、あるいは「何かの 組み合わせの相手」として、多様な局面にあらわれてきたのだ。どうも、そのように見たほうがいいように思われる。
そうだとすれば、薔薇十字とは、われわれがたえず置き去りにしてきた「何かの補償性」のようなものなのだ。
そこをよくよく考えたほうがよいのだろう。少なくともいたずらに、現実政治や思想論争で「賢者」を気取ったり、「悪」を指弾するよりは、そこを考えたほうがいい――。
参考¶薔薇十字団あるいは薔薇十字運動についての本格的研究はまことに少ない。すでにのべたようにフランセス・イエイツの『薔薇十字運動の覚醒』(原著 1972・翻訳1986工作舎)は初期の実情研究で、種村季弘の『薔薇十字の魔法』(1975出帆社)は中世から近世にかけてのオカルティズムの特質その ものを扱っていて、詳細な個別研究ではなかった。またルドルフ・シュタイナーに『薔薇十字会の神智学』(平河出版社)が、マンリー・P・ホールに『カバラ と薔薇十字団』(人文書院)があるものの、これらも神智学的展望や神秘主義的象徴哲学に重点があって、歴史の中の運動に焦点が当たっているわけではない。 そうしたなかで、歴史を扱って、かつ入手しやすい2冊が翻訳出版された。ひとつがロラン・エディゴフェルの『薔薇十字団』(白水社・クセジュ文庫)で、も うひとつが本書である。なお本書にはコリン・ウィルソンのオカルト現代史から眺望した序文がついている。
”
・ロン・ハバートはサイエントロジー教会を設立し、遙かな諸惑星からやって来る未知の力を用いて治療を行う信仰体系を採用し、「億万長者になる一番の方法は、宗教を始めることだ」と、彼は語った。実際に彼はたちまち億万長者となったが、多くの信者が一文無しになった。
(内海聡=キチガイ医=東洋医は日ユ同祖論者+サイエントロジーの時点でキリスト教と新キリスト教に逆らえないと考えるべき。
キチガイ医 @touyoui 2013年9月7日
ダーウィンの従兄弟のゴールトンは、ダーウィンの「種の起源」に影響を受け、家系のデータを収集しました。知能は単純な法則に従うと確信していたので、優れた男女を結婚させれば優秀な民族が創造できると考えたのです。優生学です。ビネの知能テ... http://fb.me/1YQtKNj6S
Tetra Station @TetStation 3月15日
内海聡氏のたちの悪いところは、サイエントロジー寄りの精神科医療否定言説を流布しながら、サイエントロジーとの関わりを否定し、一医師として情報発信しているところ。 宗教とラベルされていれば避けていた人は多かろう。
ChanologyJPN @ChanologyJpn 4月4日
サイエントロジーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC … … … このカルト宗教が組織した団体 CCHR(市民の人権擁護の会) http://www.scientology.jp/activity/citizens-commission-on-human-rights/cchr-around-the-world.html … … … もしあなたが彼らのことを危険だと思い、抗議する意志を持っているのなら私たちに協力してください。
「フェアゲーム」ハバートによりサイエントロジーに 導入された有名な概念。<反サイエントロジー勢力>は<サイエントロジー>により「財産を奪われても 」「痛めつけられても」「嘘をつかれても」「告訴されても 」「破壊されても」良い。
(サイエントロジー創始者ハバードの息子の証言)「フェア・ゲーム」「攻撃には攻撃を」というサイエントロジーのポリシーは組織の基礎です。「裏切り者」 「抑圧的人間」(組織に敵対する人物)として宣告されると「フェア・ゲーム」の対象になります。つまりその人は、一切の保護なしの状態になります
knznymmmy @knznymmmy 3月24日
>まず、私が今の活動を始めたのは >7年半くらい前の話です。 (中略) >会うまではその人々をカルトだと思っていました。 >それがCCHRや船瀬俊介氏たちです。 >決定的に影響を受けたのはこの二者です
CCHR=サイエントロジーなwwwww
ChanologyJPN @ChanologyJpn 4月15日
2011年豪州のCCHR(市民の人権擁護の会)の代表はサイエントロジストによる児童への性的虐待を、被害者に圧力をかけて隠ぺいし逮捕された。サイエントロジーに市民の人権の擁護を掲げる権利は無いhttp://blogs.villagevoice.com/runninscared/2011/06/jan_eastgate.php … …
kame(Eカップ好き・妻はA) @kamesan1959 2013年3月16日
優生思想はプラトン以来連綿と続いているし、ベーコンも安楽死をささやかな幸せと肯定的だから提唱者。ダーウィンの従兄弟ゴールトン、ドイツのシャルマイヤー、福澤諭吉、高橋義雄もか。
郡司K太郎 @gunji_k 2010年11月12日
『心 はどのように遺伝するか』(安藤寿康)読みはじめた。進化論のダーウィンと、統計学と優生学の祖、ゴールトンは従兄弟だった。容貌そっくりで、冒険旅行で 学問上のヒントを得たとこも一緒。一卵性双生児のように似た資質だったんだと。でもゴールトンは結果的にナチスを用意した、と。うひょー。
kojikaneko気付け国民最後の機会 @suzupap 10月24日
明治政府の掲げた、入欧脱亜政策にはナチスドイツと同じ社会的ダーウィニズムがその精神的基盤をなしていた。すると東洋の黄色い猿には永遠に劣勢の認定が降る。その矛盾を埋め合わせしたのが新渡戸稲造の武士道だというのである。出だしから無茶だ日本 pic.twitter.com/gKnTmpNhbA
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
トヨタが由来の豊田市章はクロウリーの六芒星。魔術師クロウリーはエジプト重視のニューエイジの祖。愛知万博の開催期間を足すと33。クロウリー曰く人間の生贄(特に男児)で血の供犠を行うのがベスト。魔術=意志に従い変化を起こす科学と技術。
ジブリがアニメ担当でレベルファイブ発売の『二ノ国』。
レベル5=超能力者の『禁書』の科学VS魔術は偽装で、
魔術の一部=科学VS魔術の一部=耶蘇教を隠蔽。科学側のボスが魔術師クロウリー。
魔術師の殆どが耶蘇教徒。
魔術=科学+宗教+……
『ドリフターズ』
島津豊久(薩摩=丸に十字=耶蘇教)
信長(反北朝、耶蘇教公認)
那須与一(源氏=八幡=倭寇+神社)
VS
黒王(イエス)
ラスプーチン(製宗教のマークが一つ目でモデルが拝火、ヴァルナ、エジプト、ケルト=キリスト教以前)。
クロウリーや錬金術師が両性具有的キャラ。
イエズス会が17世紀にダビデの星をユダヤのマークにした。ダビデの星→イエズス会=バチカンが黒幕。バチカンの伝統のユダヤ陰謀論は、イエズス会が六芒星にユダヤを捧げてキリスト教が罪を逃れる呪術。トヨタの根拠地のマークはクロウリーの六芒星。
安全な陰謀論がやりたい方はキリスト教製のユダヤ陰謀論を崇めよう。
①陰謀論者(九割がキリスト教+神道カルト=和風耶蘇教)の上司であるバチカン、大本教系、紅卍字会、大日本皇道立教会、イエズス会、選帝侯の末裔、偽天皇
②魔術師クロウリー、ジョン・ディー、メスメル のことは絶対言うな!
言葉を告げることが必要な時が来れば、地球全体が血に浸されなければならない。テレマの法を受け入れる準備を整える前には、大戦争がなされなければならない。この血の犠牲こそが、ホルスが宣言する世界規模の式典において決定的に重要な核心である。 クロウリー(欧州王侯貴族系) ※市販の訳を修正
クロウリー(ニューエイジの祖。弟子のハバードがサイエントロジー教祖。欧州王侯貴族系。トヨタ市のマークの元ネタ) “完璧に無垢で高い知性を持つ男の子が最も申し分のない最適な生贄である。”
“より危険であるが、血の供犠はより効果的である。ほぼ全ての目的の為に人間の生贄が最適である。”
クロウリーはニューエイジの父。神智学はスピリチュアルの母。スウェーデンボルグは両者の祖父。 キリスト教の弱点(悪を創った善の神。矛盾した聖書)を消し、目に見えないものや、非論理という反証不可能なものを主張し物証を否定する、最悪のキリスト教(改)の元祖が北欧貴族スウェーデンボルグ。
流布している西洋魔術は15世紀以降のクリスチャン・カバラ(生命の木中心)なので、創造神=悪を創った大悪魔や 天使=大悪魔の手先の悪魔が出て来て私には受け付けません。 クロウリー(ニューエイジの祖)は人間の生贄がベストだと言っていますし。 やるなら東洋魔術ですね。
良い言葉を唱える、呼吸法、リラックス法ぐらいしかやってない。呼び出し系は怖くてできない。
ken @kenkatap
サンタクロースの帽子=フリギア帽? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AE%E3%82%A2#.E6.96.87.E5.8C.96 …
▼フリギア(トルコ)の名三角帽子で知られる
▼トロイアの王子パリス
▼東方由来のミトラス神も
▼ローマ時代には解放奴隷のかぶりもの
▼自由を求める革命家の象徴→仏の自由の女神マリアンヌもかぶっている
魔法使いの帽子=フリギア帽(トルコ)? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9 … ▼ミスラ信仰は、マギ神官 (magi) により小アジア、シリア、メソポタミアに伝道、ギリシアやローマに
▼善悪二元論と終末思想
▼最大のミトラス祭儀は12月25日の祭、キリスト教クリスマスの原型
日本初のクリスマスは山口? 宣教師が記録
【12.13 朝日 http://t.asahi.com/gqjc
▼1552年、山口で降誕祭(クリスマス)
▼「大道寺」を、教会の代わりにしたという説が有力
▼ザビエル生誕地のスペイン・ナバラ州から「山口は日本のクリスマス発祥の地」と認定
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 12月19日
@kenkatap カードキャプターさくら:主人公の木之本桜(怪獣666)の父がアレイスター・クロウリーの生まれ変わり。 親友の名字が大道寺(キリシタン大名の大内氏支配の周防=山口県にあった南蛮寺=和風教会。イエズス会)。 同性愛要素。月崇拝。ケルベロス。 アニメはNHKで放送。
桜が受ける最後の審判の元ネタはキリスト教ではなく拝火教。クロウリーがニューエイジ=新キリスト教の父でアンチ聖書原理主義だから。 クロウリーの弟子のハバードがサイエントロジー教祖。 トヨタの根拠地のマークはクロウリーの六芒星。 クロウリー「人間の生贄がベスト」。
knznymmmy @knznymmmy 10月12日
キリスト教ってラスボスなのかね? バカチン創設前から「ヤツら」の動きはあったと思うんだ。 例えば前も書いたパウロ。あいつエリート工作員だろ? どこから来た?当時はやっとキリスト教が 成立するかどうかって時代なんだから バカチンの工作員なわきゃねーよな
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 10月13日
@knznymmmy 真の支配者は隠れるのでキリスト教が裏のトップではない。クロウリー、ジョン・ディー、メスメル、アリストテレス、福羽美静、安岡正篤、表のトップ(皇帝、教皇、王侯貴族、偽天皇)の裏に(哲)学者あり。プラトンの哲人政治。秘教集団X(価値観製造業)に所属していたかも。
極左とオカルト N.E.U.T.R.A.L
http://neutral-neutral.com/archives/1542
“1973年という年は、『ノストラダムスの大予言(五島勉 祥伝社)』が出版され、その他各種のオカルトネタが一斉に世の中を賑わすようになった特異な年ではあったようだ。
常軌を逸したオカルトブームの背景にあるものを理解する上で、社会学者の宮台真司は「終わりなき日常」の概念を提唱した。
終わりなき日常とは言わば、変わりばえのしない日々、換言すればつまらない現実である。今日と同じ明日が永久に続いていくような世界に退屈しながら、いつかその世界に「亀裂」が入り、全てが崩壊した後に現れる「新世界」を心待ちにしていたと言う。
欲求不満を持つ人々が主に苦しむのは自己が無力な存在であるという意識、望まれていない自己を捨て新しい人生を開拓しようとする大衆運動の機運がここから高まりつつあったのだろうか。
やがて、80年代以降に台頭してくるニューエイジの勃興によって、70年代に小学生だった子どもたちのオカルト観は「超能力」によってより厄介なものになってしまい、オウム真理教の勢力拡大の下地を作ったのではないか。
オウムを準備した80年代サブカルチャーとしてのオカルト、それを理解するには前史をなすキーコンセプトとしての「偽史」を取り上げたい。
「世界革命浪人」と「八切止夫」
「世界革命浪人」とは、著述家の竹中労、評論家の平岡正明、太田竜という三人の政治活動家達の総称(自称)である。
特に太田竜に関しては日本新左翼運動の草分けの一人でありながら皇道派にしてユダヤ陰謀論の急先鋒という凄まじい思想の持ち主だ。
極左といえば、殆どが共産主義者同盟、赤軍派を連想するが、この三人はその極左のさらに左側に自らをポジショニングし「映画批評」誌を主な舞台に論陣を張っていたという。
太田による革命論構築の上で重要となったのが、アマチュアの歴史家、八切止夫の「先住日本人説(日本原住民論)」である。今まで当チャンネルのオカルト記事を読んできた諸君ならばきっと嫌な予感しかしない筈だ。
かの古神道家達も似たような説を唱えてきたが、八切の場合に特徴的なのは本人の与り知らぬところで、日本の新左翼に利用されることになった点である。
八切止夫の「先住日本人説(日本原住民論)」とは端的にいえば「大和朝廷は外来政権であり、それ以前に存在していた先住民族の末裔が部落民やアイヌやサンカである」というものであったが、
潜伏中の赤軍派中央委員・梅内恒夫に影響、地下から発せられた彼の論文公開を機に当時の左派学生層の間に(超)古代史ブームが起こり、やがて、皇室(特に 天皇陛下)を外来民族の象徴とし、アイヌといった原住民的なるものの復権をもって皇室の権威を相対無力化するといったブームが起きたのである。まさに戦前 とは対極的な現象と言えよう。
ここに「日帝打倒」の根拠が「明治以降の大日本帝国の悪行」から「日本建国時の原住民迫害」に大きくシフトし(一部の新左翼層に)「日本先住民の復 権」を掲げる独自の史観を確立したのである。つまり「大和朝廷に滅ぼされた幻の地方政権」を称揚することで、「天皇制の相対化」を図るというものである。
この史観に触発され神社本庁爆破事件などで有名な加藤三郎やその他のセクトに所属しない活動家による反日テロ事件が発生している。
”
ロス茶が作るマトリックス その1【20090916】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/16/404
“マトリックス(Matrix)の世界から、ITの部分を取ると、マルクス(Marx)になる。
見よ、人類!これが合理的な社会主義だ。
さて、今日は、ロス茶側の思想について語ろうか。社会主義、共産主義も彼らの作品だ。
・原発利権 ・地球温暖化詐欺 ・ニューエイジ ・世界統一政府 ・金融支配
まあ、単純に思想をあげるだけでも。これぐらいは簡単に出てくるはず。
そこらへんが、どうやって出来上がってるか、実際の行動と思想のリンクについても説明しようと思う。
少し難しい話もするが、がんばってついてきてくれ。なぜ、ゴールドマンサックスが中国に原発を作りたいか?とか、世界統一政府の形まで見えてくるから。
まず、今日の守備範囲として、「デザイン・サイエンス」について語ろうと思う。
そのために出てきてもらうのが、宇宙船地球号、そしてユニットバスの発案者であり、万博のニューエイジ路線の中心、「バックミンスター・フラー」という人物である。
R・バックミンスター・フラー(1895-1983)
まず、デザイン・サイエンスや宇宙船地球号というのは、どっかの日本の車屋が作る、おとぎ話的な思想体系ではなく、合理主義を追及するとどうなるか?という、思想である。
例えば、空調などの話。
当たり前だが、外気と接触してる面から、熱量は放出される。
夏場のクーラーが、窓などの「接触表面積」から熱量は奪われているわけだ。
あなたの手元に辞書(四角い本)がある。それを空調の必要な部屋とする。
もう一つ同じ大きさの辞書を、その辞書の上にに重ねてみてください。
そう、空調の体積は2倍になった。しかし、表面積は「厚さの分」だけしか増大していない。けして2倍ではないのだ。
空調で考えた場合、この辞書(四角い空間)の体積あたりの効率は上昇したわけである。「熱が逃げにくい」って意味ではね。
これがデザインサイエンスである。
もし、その四角い空間一つあたりに「何人住める」と計算した場合、「環境の改善」となり、「地球に優しい(笑)」なわけです。
その合理主義などから生まれたのが、フラーの発案したユニットバスであり、極限まで効率化して閉鎖空間内だけで「循環環境を作る」という思想が「宇宙船地球号」である。
ロスチャイルド側といわれる派閥の思想には、この考え方がある。
体積は増やしても、表面積は比例しないという合理化を究極にしたのが、都市や国などを「超巨大なドームで包む」という思想である。大きくするほど効率がいいって事になるからね。。
しかし、この合理主義を究極的に推し進める先は、マトリックスのような世界である。
マトリックスの世界こそ、宇宙船地球号であったのだ。
マイノリティ(一握りの少数)が支配するのを、「デザインサイエンス」した場合、社会主義が都合がいいことになる。
理想論を追い求めると、独裁者の共産主義が、一番理想であり、究極の合理主義でもあるわけです。
一見、「みな平等」みたいな思想が社会主義には入ってると思われがちだが、マルクスこそ進化論の歪みであり、選民思想の塊である。
まず、説明しとかなければならないのは、自分は進化論否定者である。
そう言うと「神が創りたもうた」みたいな人と勘違いされてしまうが、そういう意味ではない。
進化論とは「結果論でしかない」と俺は思っている。
シマウマの白黒は進化したからか?と言われればNOだ。白黒=強い種ではないし、キリンの首が長い=強い種なら、シマウマも首が長くなくては変だろう。
そもそも、キリンの首は、内的「首の長いのが生き残った」ではなく、ウイルスか何かで「首が長くなってしまった」という外的要因があるはずである。
例えば、自然的に公害のような化学物質であふれ、「奇形でヒョロヒョロの突然変異」が生まれたとする。
何かの偶然で、それだけが生き残った(例えば紫外線に弱く、土に潜ってたとか)場合、それは「強い種」なのである。
それは、「強い種だから」生き残る=進化論ではないということ。
つまり、雄と雌という「不完全さ」が生み出す「種の交配」は、「不完全さの多様化の促進」である。初めて白黒のシマウマが生まれた時、それは「強い種」ではない。結果、生き残った場合のみ「強い種」であるということだ。
あくまでも、進化論は結果論でしかない。
遺伝学的には強い種なんて存在はない。それは価値観でしかない。
確立で「生き残る確率が高い」=「強い種」と考えるわけにはいかない。
環境の変化などがあり、生き残る可能性の高い種が死んでしまう時でも「生き残れる弱い主」を多様化して作るのが、有性生殖の生物の仕組みであるから。
環境の変化がなければ弱い種でしかないでしょ?だから進化論は結果論ということ。
不完全なものを多数作るのが生物の仕組みであり、義務なのである。
だから、選民思想はありえないわけです。
おっと、話を戻そう。
社会主義のマルクスは進化論=選民思想から抜けられていなかった。
彼は、労働者に平等をうたいながら、指導者は「別格」であると考えていたわけである。
そして「富を持っているだけ=資産家」は、「進化論の選民ではない」と考えていて、その部分は普通ですが、逆に「労働者の指導者は、猿山のボス=選ばれた民」の選民思想バリバリなわけでした。
マルクスが選民思想を持っていたことは確かであり、その流れは、ルドルフ・シュタイナーの人智学やシュタイナー教育に入り込み、今の鳩山の掲げる社会有機体の3分節化論、「経済での友愛」という選民思想にも繋がっているわけです。
「労働者の指導者などは生まれながらに違う」という思想は、現在の世界統一政府化への道が、血縁主義を前程としていることと、理由は同じなわけです。。
ロスチャイルド派はいわゆるイルミナティなわけですので、「自分達の都合のいい王室」を欧州、日本で作ってきたわけです。
その思想の中に、合理主義のデザインサイエンスが入っている。
それは少数派が大衆をコントロールするのに一番都合のいいのが、社会主義システムであるからですね。
その中の、進化論と選民思想をちゃんと把握しましょうってこと。
さて、フラーに話を戻そう。
そうすると、世界統一政府=合理主義=フラーの思想というのが見えてくる。
”
ロス茶の作るマトリックスその2【20090917】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/17/407
“世界統一政府は合理化の道である。
さて、では前回の続き、フラーの話から。
なぜフラーがデザインサイエンスという合理主義になったかを説明。
それは、バックミンスター・フラー著「クリティカル・パス」によって見つけることができる。
1800年、のちの東インド会社大学の経済学部教授、トマス・マルサスによる考察が理由の中心である。彼自身が記述している。
「人口はネズミ算式に増えていくが、食料や資源は加算式でしか増加できない。」
つまり、合理主義になったのは「いつか限界を地球が迎える」というのを明確に意識したことがきっかけである。
そして、この経済学者マルサスの思想はマルクスとも重なり、さらに言うなら東インド会社経由で300人委員会、ローマクラブの「人類削減計画」の中心的概要となるのである。
ね?いつか限界が来る→誰が生き残るか?→選民思想なわけよ。
マルクスもフラーも。
そして共産主義的な合理化が、今始まろうとしている。
そう、それこそがワンワールドであり、新世界秩序である。
さて、フラー=ニューエイジサイエンス=ロス茶系という考え方でもいいと思う。
ニューエイジのシンボル、「ジオデシック・ドーム」の発明者だしね。
by過去記事。アメリカの源流の読み方【20090721】
しかし、ついでだから「クリティカルパス」の中から、ロス茶系と判断できそうな材料を書いてってみる。
バックミンスター・フラー著
クリティカル・パス ~宇宙船地球号のデザインサイエンス革命~
ISBN978-4-8269-0136-9 6500円 高いよ!
まず、ロス茶系=原子力利権派であり、脱石油の思想になっている根幹は、コロラド州デンバーの地質学者フランソワ・ド・シャルドネードの「1ガロンの石油の生成コストは100万ドルを超える」という考え方である。
有機源説でも、そりゃ極論過ぎるだろと。そりゃ、普通の人間を無駄飯食いと考えるわな。
あと、ニューエイジサイエンスの経典は「コンピューター」である。
フラーは、彼の友人、全米自動車労組の委員長ウォルター・ルーザーに、GMと賃上げ交渉する際、「労働者の賃金を上げたほうがGMの利益が出る」というの をニューサイエンティストという試作コンピューターのシミュレーションで出して、賃上げを実現させた。そう、本の中に書いてある。
なんというインチキである。コンピューターは組んだら、その組んだ答えしか出さないという基本は誰にでもわかるだろう。
人間とは違い、コンピューターは時間乱数を取らずして、選択肢を選ぶ事が出来ないように。
このインチキコンピューターを、聖書主義の新約聖書のように使い、価値観の押し付ける手法は、今は誰でも理解してるはずです。
そうです。CO2だけで都合のよく計算し、水蒸気などの温暖化ガスを無視したインチキシミュレーター「地球温暖化詐欺」である。
日本でも民主党が大幅削減=負担増を明言してしまっているわけです。
さらに合理主義=世界統一政府の説明をしよう。
具体的なことは、具体的に理解できる。
フラーの著書が今より30年前であって、さらにそこから20年前に送電線が改良されたことが書いてある。
発電所からの距離が560キロ程度から、超伝導などの進歩で2400キロに、実用送電距離が大幅に伸びた。
電力会社は最大電力消費量にあわせて出力を決めているのを、以前、過去記事でアラゴの円板の話でしたことがある。そこらへんの話なんだが。
よって、デザインサイエンス=合理主義は何を考えたか?
昼間の方が出力が必要なので、夜間電力を上手く使うことを考えたわけです。
今、これと同じ事、オール電化の「エコキュート」「エコアイス」なども、あれはニューエイジの産物なわけです。
しかし、1家庭で設備を作ってやってたら、辞書と空調の話のように効率が悪い。
もっと大きく効率化させる方法がある。その構想でロス茶は動いてるわけです。
それは、ロスチャイルドの本拠地である欧州が昼間の時、夜であるところから、送電線で電力を引っ張ってこようと考えたわけである。
もうわかっただろう。
中国の原子力発電所は欧州のための送電基地という、壮大なワンワールド計画の一部であったわけだ。
そのために、ゴールドマンサックスが、郵貯の金で建設するのではないか?と噂されたわけである。
これは世界統一政府があってはじめて成り立つ。
いつか、中国から欧州へ送電線が繋がる時、(ロシアの天然ガスのパイプラインあたりと合わせて繋げそうだが)、その時は、国境の意味がかなり違っている状況へとなっているかもしれない。
送電線の周りは、かなりの健康被害がありそうだな。
さて、その統一政府の電力効率化構想を実現させるための手法も軽く説明しておこう。
電力会社は公共インフラであるために、それぞれの国が支援をしている形が多い。
電力会社が複数あり、対立競合関係であることは、効率化に非常に悪い。
デザインサイエンスはそこで手法を考えた。
民営化促進団体での、競争という名の淘汰で、一つの産業に一つの企業しか残せなくする手法である。
そしてグローバリゼーションは、もちろん、この構想のためでもあるんです。
アメリカでは、電力関係の民営化推進団体は、もともと共和党の支持母体であったが、ジョンソン大統領のときに鞍替えして、民主党へと引っ越したそうな。
ここらへんも、フラーの「クリティカルパス」でも記述されている。
さらに言うなら、戦後の原子力委員会の「1550億ドル」を国庫が出したのに民営化も記述されている。
おっと、ここはコネタだな。
ただ、中国の原子力発電構想がなにかあるだけで、具体的に見えてくるわけです。
さて、日本での郵政民営化の意味も、東インド会社から始まる経済学というタルムードを機能させるツールの意味も、温暖化などのインチキ科学の意味も、わかってきたかな?
今、あなたの目の前にあるものはニューエイジの結晶である。
ニューサイエンスの流れを組むパソコンの進化、天使と交信してアイデアをもらったというニコラ・テスタというニューエイジャーの送信技術と交流電流インフラで、あなたはこのブログにアクセスしている。
テスラの死後、研究結果はペンタゴンに没収されて地震兵器HAARPに応用されたという噂もあるけどね。
彼らの思想の根底に合理主義というものがあるのを理解して欲しい。
それが、経済の根本、世界中の中央銀行を支配するロスチャイルド系の思想である。
そして、それが「簡単に否定できる物ではない」と言うことも。
たとえ、突き進む先が、マトリックス化という世界でもね。
電力の効率化や、民営化や淘汰、グローバリゼーションでの1産業1企業の世界が、実は一番効率がよく、それが「今よりも地球に優しい」のは間違いのないことである。
絶対的な価値観は、完全なる合理主義を生む。
昔のキリスト教などの宗教的価値観が、合理主義の科学という宗教を生み出したように。
その合理主義という理論でいうなら、マトリックスは「完全に正しい世界」となってしまうことだろう。
今のロスチャイルドによる共産主義化構想には、インチキシミュレーターとかの低脳な嘘まで混じってるけど。
それもアイアンマウンテンレポートに沿った手法で、「大衆は常に利己的であり、合理化を考えない」という結論を知ってれば、「簡単には否定できない話」なのである。
ま、結果論である進化論を間違って解釈してるのが、全ての始まりなんだけど。
選民思想も、生物の利己主義の結果だと知るべし。
ただ、合理主義を簡単に否定できない理由は、人口爆発と飢餓問題、地球にリミットがあるというのは明確な事実があるわけで、あなたの父親や母親が、それを意識しなかったように、大衆が意識する事はないというのも、また事実である。
個体という生物は、利己的にならざるをえないから。ヒューマニズムの話ですな。
おっと、ここでは世界統一政府は合理主義、これだけよしにするか。
何が正しい何が間違いかは、価値観でしかなく、現実に起きている合理主義というものが見えてきたら、「絶対的な価値観など存在しない」のがわかるはずである。
おまけ
クリティカルパスには、シュメール人の事、例えば60度の三角形で篭を作る航海民族の特有文化が日本(邪馬台国=騎馬民族)にあり、融合してることや、 フェニキアの生き物通貨と金属通貨の発祥や、ヴェネチア=フェニキア=ヴァイキング(バイキング)で、本来のバイキングは混血であるとか、航海基地カルタ ゴの流れ、Pun=赤の話とかがあって、それなりに面白かったよ。
って、まだ途中なんだけどね。
”
地震に注意! あと、いいから今週号のサンデーのGTOと同じ作者のバチカン否定のやつを読むんだ!
『おいしい神しゃま』
『残響のテロル』
『カードキャプターさくら』
『チャージマン研!』
『魔法科高校の劣等生』『ドリフターズ』。
独立党は生長の家の部下。
小沢一郎は世界救世教やワールドメイトなど大本教系と仲良し。富士山周辺はカルトだらけ。
潜在意識開発呪文。おまけが本編な気がする。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-38.html
“クロウリーの言葉の内、役に立つもの。
私はmanをyouにかえて唱えています。
英語学習で短文暗記するならこうした覚える価値がある文章を集めたらいいのにね。
あなたはあなた自身の存在と力の本質を知らない。あなた自身の限界についての考えすら過去の経験から来ている。一歩一歩進歩するごとにあなたは自らの領域を広げる。だからあなた自身に理論的限界を課す必要はない。
You are ignorant of the nature of your own being and
powers. Even your idea of your limitations is based on
experience of the past, and
every step in your progress extends your empire.
There is therefore no reason to assign theoretical limits.
"Man is ignorant of the nature of his own being and
powers. Even his idea of his limitations is based on
experience of the past, and
every step in his progress extends his empire.
There is therefore no reason to assign theoretical limits."
マジックとは意志に従って変化を起こす科学であり技術。
(最初に「意志」ありき)
‘‘Magick is the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will.’’
あなたがしたいと意志したことをすることが法の全て。
Do what you will shall be the whole of the law.
"Do what thou wilt shall be the whole of the law."
智慧(知識+技術)と意志。知識・技術・意志。意志をもって智慧で生きよ!
潜在意識が現実を規定します。
潜在意識に苦しみがあると現実が歪んじゃうだよね。
秘密の力の根源とは、この「意志が大事」という当たり前だと思われている構造にあります。
当たり前すぎて意識できない(✝洗脳✝にも繋がりますね)。
意志の力、潜在意識でどれだけ現実を操作できるかを、異常なまでに意識している人がいわゆる魔法のようなことができるのですよ。
潜在意識で自分を信じてないと他人も信用できないのです!
潜在意識ってすごく大事!
「智慧」と現実を規定する「意識」の格差社会を創りだすのが支配層の真の目的です。現実をコントロールする智慧を得られないようにします。
そして、ほしい物が目の前にありながら取れないように自己洗脳をかけるように仕向けるのです。自分自身で限界を認識させて自分で自分の力を封印させる為に宗教があるのです。日本人は「奴隷労働教」ですね。
スピリチュアルは具体的開発法を抜き取ったキリスト教の変形詐欺ですが、元ネタの密教や魔法・魔術の本には開発法が書いています。一般人でも手に入れられますが、胡散臭いとか迷信だとか思わせて遠ざけているので実質発禁みたいなもんです。
人生で一番よくある失敗の原因は自分が本当にしたいことを知らないからか、その本当にしたいという意志を実現する手法をしらないから。
The most common cause of failure in life is ignorance of
your own True Will, or of the means to fulfill that Will.
”The most common cause of failure in life is ignorance of
one's own True Will, or of the means to fulfill that Will.”
あなたが本当の意志を行っていれば、宇宙の慣性が手助けしてくれる。
You who are doing your True Will has
the inertia of the Universe to assist you.
(文法的に変かも)
”A Man who is doing his True Will has
the inertia of the Universe to assist him.”
あなたは自らが知覚するいかなるものにもなることができ、またそれを利用することができる。なぜなら、あなたが知覚するものはすべて、ある意味では、あなたの一部だから。だからあなたは、あなたが意識している宇宙全体をあなたの個人的な意志に従わせることができる。
(知覚と意識。なりたいものになるにはなりたいものを知覚しないといけない。
知覚すると自分の一部になる。意識していれば、意識できれば、宇宙を個人の意志に従わせることができる。意識できないと干渉できない。
QBの観測できれば支配できるみたいな)
You are capable of being, and using, anything which
you perceive, for everything which you perceive is
in a certain sense a part of your being.
You may thus subjugate the whole of the Universe
of which you are conscious to your individual Will.
”Man is capable of being, and using, anything which
he perceives, for everything which he perceives is
in a certain sense a part of his being.
He may thus subjugate the whole of the Universe
of which he is conscious to his individual Will. ”
アレイスター・クロウリーは、しばしば「大いなる獣666」
(the Great Beast 666)を自称し、A∴A∴文書の中では
マスター・セリオン(Master Therion)としたりしています。
セリオン(Therion)とはギリシア語で獣を意味する
θηρίον (テーリオン)の英字転写であり、アレイスター・クロウリーが創始したセレマの体系における神格のことです。これってクロウリーは自分は神と思っていたってこと?
法の書の引用でわかるように、インドとエジプト重視ですね。
法の書 - Wikisource
http://ja.wikisource.org/wiki/%E6%B3%95%E3%81%AE%E6%9B%B8
“mantras”マントラ
“Do what thou wilt shall be the whole of the Law.”
“Aum!“オーム!
“My number is 11”
“There is great danger in me;
for who doth not understand these runes
shall make a great miss.
He shall fall down into the pit called Because,
and there he shall perish with the dogs of Reason.
27. 己には大きな危険がある。これらの秘文字(ルーン)を理解しない者は大きな過ちを犯すことになるからだ。そのような者は〈だって〉(ビコーズ)と呼ばれる陥穽に落ち、〈理由〉という犬とともに滅びることだろう。
28. Now a curse upon Because and his kin!
28.〈だって〉とその族に詛いあれ!
29. May Because be accursèd for ever!
29. 〈だって〉の永しえに詛われてあらんことを!
30. If Will stops and cries Why, invoking Because,
then Will stops & does nought.
30. 〈意志〉が立ち止まり、〈どうして〉と叫んで〈だって〉に訴えようものなら、〈意志〉はとどまってなにごとも為さない。
31. If Power asks why, then is Power weakness.
31. 〈力〉(ちから)がなぜと問うなら、〈力〉も弱みとなる。
32. Also reason is a lie; for there is a factor infinite
& unknown; & all their words are skew-wise.
32. 理由というのも嘘だ。無限にして未知の要因があるからだ。なべて彼らのことばは拗けている。“
“I am the Master: thou art the Holy Chosen One.
65. 己は〈マスター〉。おまえは〈聖なる選ばれし者〉。“
“Abrahadabra” アブラハダブラ。世界の神秘的な公式。
「Disappear like this word(この言葉のようにいなくなれ)」。
「I will create as I speak(私が言うとおりになる)」。
“To the Hawk-headed mystical Lord!”ホルス
“Ra!”ラー
“I am the Hawk-Headed Lord of Silence & of Strength;
my nemyss shrouds the night-blue sky.”
“The ending of the words is the Word Abrahadabra.””
osono @teresa_forchild • 2013年6月20日
_φ(・_・ RT “@lanekota: 半年前にきのこ姐さんが叩いてた、東洋医って人が実はサイエントロジーで鳩山宇宙人の嫁もそうだ。サイエントロジーは、フリーメイソンの三次団体なんだよね。あっこは男色人脈でもある。カルトハンターねこたは今日も行く”
トヨタの本拠地の豊田市は魔術都市。豊田市章は「クロウリーの六芒星」。
トヨタ=欧州王侯貴族路線
(Jロック
+ニューエイジ+万博
+クロウリー
+フランス・スコットランド系メーソン=グラントリアン系)。
もののけ姫のシシ神様
(=人間+フンババ+鹿神ケルヌンノス+ヤギ)殺しは死と再生の魔術の儀式。
ガンダムのシャアはペルシャ王で赤い肌のフェニキア的巨人を操る。
アレイスター クロウリー, Aleister Crowley(新装版)『魔術 - 理論と実践』島 弘之, 江口 之隆, 植松 靖夫訳、国書刊行会、1997年
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-30.html
“完璧に無垢で高い知性を持つ男の子が最も申し分のない、最適な生贄である。
――クロウリー
(香を用いる)よりも危険であるが、血の供犠はより効果的である。ほぼ全ての目的(達成)の為には人間の生贄が最適である。
――クロウリー
最も重要な魔術の事業がある。それは新時代の秘儀参入である。
言葉を告げることが必要な時が来れば、地球全体が血に浸されなければならない。
テレマの法を受け入れる準備を整える前には、大戦争がなされなければならない。
この血の犠牲こそが、ホルスが宣言する世界規模の式典において決定的に重要な核心である。
ホルスとは、新時代の神として、戴冠し征服する子である。
――クロウリー
“トヨタが由来の豊田市章はクロウリーの六芒星。魔術師クロウリーはエジプト重視のニューエイジの祖。愛知万博の開催期間を足すと33。クロウリー曰く人間の生贄(特に男児)で血の供犠を行うのがベスト。魔術=意志に従い変化を起こす科学と技術。”
“内部の潜在意識操作により外部の現実を操作する技術が魔術(魔法)だと隠す為に、大衆用に内容を似せて創り大本教系が広めたのがスピリチュアル。
覚醒せず封印(支配者が喧伝)
→聖書・スピ(聖書・改)・ユダヤ陰謀論
本当に覚醒(胡散臭い迷信にする)→魔術・魔法・占星術”
“魔術(魔法)とは
「戦争(死と再生の儀式)で人間を間引きし世界を更新する術」(たんぽぽ)
「神(支配者)が思うままに家畜(人間)と自然を管理し支配する為の秘密の智識と操作技術」(ねここねこ)
「思うままに意識の中に変革をひきおこす技術」(フォーチュンとバトラー)”
“ジブリがアニメ担当でレベルファイブ発売の『二ノ国』。
レベル5=超能力者の『禁書』の科学VS魔術は偽装で、
魔術の一部=科学VS魔術の一部=耶蘇教を隠蔽。
科学側のボスが魔術師クロウリー。魔術師の殆どが耶蘇教徒。魔術=科学+宗教+……”
“魔術は必ず分割して一部だけを、科学や宗教などと名付けてから公開せよ。魔術は根拠薄弱だと叩かせ、科学と宗教は魔術より上だと喧伝させ、実は科学と宗教は魔術の部下に過ぎないことを隠せ。世界史から日本史を切り離したように情報も分割支配せよ。”
“魔術師が人を操るのに一番使うのは言葉であり話術です。ロゴス(論理+言葉)が武器で杖ではないです。癒しの言葉は祝文。殺しの言葉は呪文。”
“子供に真実多数のアニメ・漫画・ゲーム等で魔法のシンボル等に慣れさせつつ刷り込む。同時に狂育で創造力と才能を潰す。大学から消費者に改造しつつ(子供の娯楽を馬鹿にさせて真実を隠す)刷り込んだ魔法のシンボル等で嘘多数の因囚向け娯楽に誘導。”
“ポスターは主役が登場します。魔法使いが支配する性風俗が舞台の千と千尋の日本版ポスターの主役は千(数字=奴隷)、豚(家畜)、目屋(生あります)。電車の荷物にも生の目あり。ナルトにも目屋登場。アイドルは処女はマリア崇拝。耶蘇教の性管理。”
“単眼△遊戯。イリュージョンの儀式で生贄を捧げると、闇の魔法使い族のサクリファイス(犠牲)を召喚でき、この一つ目の怪物は敵の怪物を吸収してその力を得、戦闘で破壊されるのは吸収された怪物だけ。”
“金=数字魔法がなければ単なる狂人集団です。複雑な世界を自動処理して労力を削減する仕組を知ることが人間操作術の奥義であり今や心理学として一部公開。”
子子子子子(ねここねこ)@kitsuchitsuchiより。
ツイログの検索機能って超便利ですね。
http://twilog.org/kitsuchitsuchi
‘‘Magick is the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will.’’
"Do what thou wilt shall be the whole of the Law."
この二つの名言は次の一文に短縮できる。
あなたの智慧(知識+技術)と意志こそ全て。
※私が引用を多用するのは、オリジナリティ(独創性)は他者からの引用の組み合わせ方とそれに対する解釈にしかない
と考えているからです。
もう一つは、私が引用するものは大抵が突然消されてもおかしくないものなので、保存の為でもあります。私の記事も保存を推奨します。
(先ほどの一文に短縮したのが、引用の組み合わせとそれに対する解釈=オリジナリティあるいは私の考え、の実例)”
“‘‘Magick is the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will.’’
"Do what thou wilt shall be the whole of the law"
――Liber AL vel Legis
――The Book of the Law
クロウリーの魔術(魔法)の定義
"the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will"
サイエンスは「知ること(智識)」が原義で、経験論であり、技術(アート)も含みますが、主に自然科学です。そして知識を使う技術が智慧です。
つまり、
サイエンス=(自然)科学+経験論+智慧(=知識+技術)。
アートは技術(芸術は技術の一分野)であり、(自然科学に対する)人文科学という意味もあります。
つまり、
魔法(魔術)=理系+文系の総合学問、とも言えます。
理系と文系という智識の分断支配は大衆に魔術(魔法)を教えない為でもあるのです。
サイエンスとアートに、クロウリーは「意志」(意図的に起こす)を加えているわけです。
重要なのは智慧(知識+技術)と意志ってことです。
これこそがカトリックが隠す真の知識・技術・意志の三位一体です。
意志をもって智慧で生きよ!
ちなみに、
知識と智慧は仏教用語でもあります。
(北朝本物天皇は仏教徒、
南朝偽天皇は神道家=和風クリスチャン。
ヤタガラスが仏教徒でない時点でガセ決定。天皇と違う宗教を信仰するわけないでしょ。
天皇・神器・神道が道教用語なので、神道用語なんて日本語に全然浸透していません。
仏教用語なら日本語に完全に浸透しております。大袈裟に日本の偽物伝統の神道を喧伝することは金輪際やめてください。ほら今仏教用語使いましたよ。)
知識〔仏〕
①物事の正邪の判別をする心のはたらき
②正しく教え導いてくれる指導者。高徳の僧。高僧。善知識。
③結縁(けちえん。衆生が仏道に入る縁を結ぶこと)のため、寺に私財を寄進すること。またはその人。
(本来の仏教と真逆ですね。儲)
智慧〔仏〕
①煩悩を滅し、真理を明らかにし、悟りを開く働き。
なお、般若とは、真理を認識し、悟りを開く最高の「智慧」という意味の仏教用語です。
なお、「愛」は仏教では悪い意味であり、キリスト教が意味を乗っ取りました。
「エッチは結婚してから」「アイドルは処女」はキリスト教のマリア崇拝から来ております。
私なら「子供ができてから結婚するのが自然。そもそも結婚は奴隷制度。キリスト教系支配者が奴隷の性を家畜のように管理する為の思想にあなたは洗脳されている。感情的に反発するあなたは男と女を分断する策略にはまっている」と返します。
……
アレイスター クロウリー, Aleister Crowley(新装版)『魔術 - 理論と実践』
の翻訳におかしなところがある(アイクの本の翻訳者が勝手に日ユ同祖論というキリスト教製思想の本の資料を勝手に付け加えるなど余計な事をしていますから翻訳者も買=飼われていますね)のは後述しますが、それはともかく翻訳者紹介。
三人のうち二人が上智大学(=イエズス会製バチカン大学)なのが興味深いです。キリスト教は魔術を迫害するくせに、自分等の儀式の元ネタが魔術ですし。
とある魔術の禁書目録でクリスチャンが魔術を使っているのは、キリスト教が魔術を禁じているのは表向きだけで裏では使っているという暴露ですよ。”
“アレイスター・クロウリーAleister Crowleyは、
1898年ケンブリッジ大学卒業間際に黄金の夜明け団に入団。
1900年団の内紛に紛れる形で脱退、世界各国遍歴の旅に出、日本や上海、スリランカなどを訪れ、ヨーガなどを学ぶ(インド哲学の影響もあります)。
1902年ヒマラヤ山脈のK2登頂に挑戦(山岳信仰?)。
1904年新婚旅行中に訪れたエジプトで、アイワス(エイワス)という名の霊的存在に接触し、その声の幻聴を書き留める(『法の書』。エジプト思想の影響もあります)。
からわかるように、
魔術(錬金術。ヘルメス思想。両性具有の完全な神)
+インド+エジプトにしてニューエイジの元祖という、欧州王侯貴族思想ど真ん中の思想
(もっと詳しく後述します)なのです。
クロウリーの用いた一筆書六芒星の印が豊田市(トヨタが由来)のマークそっくりなんですよね。万博までやったし間違いなく元ネタがクロウリー(もっと詳しく後述します)。
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録』の学園都市統括理事長で、元世界最高最強の魔術師にして現世界最高の科学者のモデルだったり、
CLAMP『カードキャプターさくら』で精霊を封印するクロウカードの制作者クロウ・リードの名前のモデルだったりフィクションでも普通に出ますね。
カバラやらスピリチュアルやら全開の、もののけ姫にも影響を与えていますよ。
シシ神様は顔が人間っぽくて(最高の犠牲獣は人間)、
ギルガメッシュ叙事詩のフンババでもあり
(フンババの首は金桶に入れられます)、
ケルトの鹿神ケルヌンノス
(鹿は「かのしし」とも言います。ライオン=獅子の意味も込めているでしょう)
でもあり、
生贄用のヤギ(ヒゲあるし)でもあるのですよ。
「シシ神様を倒す」=山羊の首を落とす
≒ヤギの首切りはどう見ても魔術儀式そのものですよね。
“全き無垢と高き知性を持つ男児が、申し分のない最適の生贄”
“より多くの危険が伴うものの、血の供犠の方が一層効果的である。しかも、ほとんど全ての目的(達成)において、人間の生贄が最も良い。”
クロウリー『魔術 理論と実践』。翻訳のおかしな箇所を私が訂正。
for nearly all purposes human sacrifice is the best.なんだから、「目的が何であれ」ではなく「ほぼ全ての目的において」。十割と九割は全然違う。
人間の生贄を捧げる支配者がこの目的には有効かを考える手間を省いてあげているんですねわかります。
ピンポイント爆破で魔法陣を描き、上空からのじゅうたん爆撃で魔法陣の痕跡を消しつつ、人間の血肉の生贄を捧げるのですねわかります。
他に明らかにおかしいのが、イーオン(イオン。Aeon)を永劫と翻訳していること。Aeonはエイジ(age。時代)と訳すのが正しい。エジプトの太陽神ホルスは「新しい時代の主」(the Lord of the new Aeon)。
new Aeon=new Age=ニューエイジ。
私ならこう訳します(後述の引用と比べてみてください)。
「完璧に無垢で高い知性を持つ男の子が最も申し分のない、最適な生贄である。」
「(香を用いる)よりも危険であるが、血の供犠はより効果的である。ほぼ全ての目的(達成)の為には人間の生贄が最適である。」
「最も重要な魔術の事業がある。それは新時代の秘儀参入である。
言葉を告げることが必要な時が来れば、地球全体が血に浸されなければならない。テレマの法を受け入れる準備を整える前には、大戦争がなされなければならない。
この血の犠牲こそが、ホルスが宣言する世界規模の式典において決定的に重要な核心である。ホルスとは、新時代の神として、戴冠し征服する子である。」
“A male child of perfect innocence and high intelligence
is the most satisfactory and suitable victim.”
“the bloody sacrifice, though more dangerous, is more efficacious;
and for nearly all purposes human sacrifice is the best.””
“クロウリーが、キリスト教改造版であるニューエイジの元祖であることについて。
クロウリーがニューエイジというキリスト教改造版思想だということは、
とある魔術の禁書目録はキリスト教とキリスト教(改)の内ゲバの話でもあるし、
魔術の一分野のキリスト教(宗教)と、魔術の一分野の科学の内ゲバでもある、ということです。
ネオコンの源流――「ニューエイジャー」とピラミッド (PDF)
http://motoyama.nengu.jp/studies.html
“3 陰と陽による諸宗教の統合
「ニューエイジ」といい、「ハディト」、「ヌイト」といい、これらのキーワードは、アレ
スター・クロウリー(Aleister Crowley)の『法の書』(Crowley[1926])を想起させる(11)。
『法の書』は、1904 年、新婚旅行先のカイロ(Cairo)で、神「ホルス」(Horus)の使者である「アイワス」(Aiwass)という天使を通じて、クロウリーに与えられたとされている。アイワスが口述で自分に、1904 年4 月8 日から3 日間かけてその書を書かせたとクロウリーはいう。『法の書』は、オカルトそのものであるが、宗教界に、結構大きな衝撃を与えたものである。
『法の書』を得た1904 年から既存宗教の時代が終わりを告げ、「新時代」(the New Age=Aeon)が始まると彼は主張していた。
旧い時代とは、従来のキリスト教に代表されるように、人間が神に従うだけの奴隷の宗教の時代を指す。新しい時代とは、人間自身が自己の内なる神性、つまり真の意志を発見し、神と合体できるようになる時代である。旧い時代を潰し、新しい時代を打ち立てるのが、人がとるべき使命であると彼は主張した。彼によれば、人には等しく神性がある。人は、修行によって、それを自覚できる。そのことによって、神と人との対話が可能になると彼はいう(12)。
「ヌイト」、「ハディト」は、いずれも、古代エジプトの神話と関連づけられた神である。
『法の書』は、3 つの章からなり、それぞれの章が、三位一体的な3 つの神のそれぞれを代表している。
第1 章は、星空の女神であるヌイトからの人類へのメッセージが語られている。この女神は、エジプト神話の「ハトル」(Hathor)、ギリシャ神話の「ビーナス」(Venus)に通じるものである。ヌイトは、愛、歓喜、繁殖、自由の担い手である。この女神は、すべての事物・精神を包容する象徴としても語られている。この第1 章は、女神の時代としてイメージされている。内容的には、エジプト神話の女神「イシス」(Isis)が想起されている。
つまり、もっとも古い人類の社会は、女神の時代であったとされる。
第2 章は、神性を代表する太陽神、ハディトの説話である。エジプト神話の「オシリス」(Osiris)と関連づけられたものである。この第2 章では、個々人の中に隠されている神性が語られる。ギリシャ神話の「ヘーデース」(Hades=冥界の神)の性質も表現されている。
この章は、男性の神のイメージとしても語られている。人間社会は、女神の時代の後に男神の時代が続くが、この時代も消滅してしまうというのである。
第3 章は、ヌイトとハディトとの合一から生まれる「新しい時代の主」(the Lord of the new Aeon)を説いたものである。主とは「ホルス」であり、ヌイトとハディトとの子である。
この新しい時代を実現させるホルスの力は、神性という内的エネルギーを実現させる「新時代」(Aeon)である。これは、世界征服を内容としている(13)。
ウィリアム・ガーベイは、『法の書』を強く意識していたのであろう。この書にある陰と陽の組み合わせを理解することによって、現代社会は、古今東西のすべての宗教を統合的に理解し、人間の実践的能力を高めることができると、ガーベイは意識している。
『法の書』では、事実、夜空の星の女神と、昼の太陽の男神という陰と陽の世界が繰り返し語られる。「夜」と「昼」、「星」と「太陽」、「女」と「男」、いずれも対極の位置にありながら、互いが互いを照らしだし、互いの存在価値を確認し、互いが互いを必要とする。その集約がヌイトとハディトである。ヌイトとハディトという陰陽の合一によって、新しい生命が生まれるという理解の仕方は、世界の宗教を融合させるのに非常に都合のよい構造を持つ。”
両性具有=陰陽の合一こそが完全な存在(神)である、という思想は錬金術(魔術)では大変重要です。
“フランス人権宣言にはウロボロス(自分の尻尾をくわえる竜または蛇。昼と夜の二色で描かれることが多い)があります。
『イメージ・シンボル事典』で調べると、
①「宇宙の統一」、
「一にして全」(エン・ト・パン。en to pan)
②自己受精、両性具有、豊穣
③原初のカオスと対照をなす秩序ある宇宙
④ウロボロスの丸い姿は、地球、閉鎖の原理(=錬金術の秘訣)
⑤二重性の神であるメルクリウス
(=マーキュリー=水銀、は錬金術でも重要。ヘルメスと同一視される。ヘルメス文書)
水銀(マーキュリー)で調べると
①錬金術では水銀=「両性具有の怪物」
②感情、想像力
③無意識(水銀は流動的で動的)と女性
(硫黄は男性。水銀と硫黄でメルクリウスの杖をなす。この水銀と硫黄に塩を加えて基本三要素となる)
④(液体ゆえに)無限の変容と浸透
⑤水銀を表す錬金術上の名称は、道化、蛇、海、角燈(ランタン)、巡礼者、刀剣、イタチ、シカ、道化師帽など。
(蛇と剣。シカはケルトにもつながる)
蛇(錬金術)
①翼の生えた蛇=揮発性物質
②翼のない蛇=不揮発性物質
③磔にされた蛇=揮発性物質の固定、(プロメテウスの神話におけるような)昇華を表す
④男性の中の女性的性格(アニマ)、メリクリウスの両性具有的性格”
象徴やイメージで潜在意識に力を送り込み外部の現実も変える技術=魔法(魔術)と占星術こそ支配者の技術で胡散臭い迷信だと喧伝して隠す。
「三千世界」と「(大)立て替え」は大本教の宣伝。
フランス人権宣言とTIGER&BUNNYのウロボロスは錬金術重視のメーソンの象徴。
ウィキはスコットランド・仏メイソン系なのを意識して英語記事も読むべき。 『魔法入門』まとめ。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
水銀=両性具有の怪物(Monstrum hermaphroditus)。
水銀はマーキュリー(メルクリウス)であり、
メルクリウスは、ヘルメス・トリスメギストス(三重に偉大なヘルメス)という錬金術(科学)の守護神でもあります。
ローマ神話のメルクリウスは、ギリシャ神話のヘルメスや、エジプト神話のトートと同一視されております。
メルクリウス(水星、水銀)=ヘルメス=トート
=錬金術の神(ヘルメス・トリスメギストス)
(=魔術、魔法、占星術、科学の神)
Hermes Trismegistus
Ἑρμῆς Τρισμέγιστος
ここで、水銀=両性具有の怪物(Monstrum hermaphroditus)の
hermaphroditusヘルマプロディートスに注目。
ヘルマプロディートス(ヘルマフロディトス。検索時は表記に注意)は両性具有の神。
父ヘルメスHermes
母アフロディーテAphrodite
により両性具有の子(正確には生まれた時は男で後に両性具有になる)が生まれるわけです。
メーソンの本流(フランス+スコットランド系)は、エジプト重視(インドとペルシャも重視)なのはヘルメス文書やアレクサンドリア図書館(キリスト教が破壊)と関係しているからです。メイソンが蛇(龍)の結社と言われるのは、蛇が両性具有(=完全な存在)や錬金術(=科学)の象徴だからなのです。
……
↓村手さとしさんの記事の引用の前に頭に入れていてほしいのが、
テンプル騎士団=キリスト教の大銀行集団(ユダヤではない!)にしてATMの祖。
と私のツイートの、
”紅卍字会会員①
出口王仁三郎(和風キリスト教=大本教聖師)
出口すみ(王仁三郎の妻。大本二代目教主)
浅野和三郎(心霊主義運動の父。元大本信者)
岡田茂吉(世界救世教教祖。元大本信者)
堀川辰吉郎(卍字会ボス。アジア主義者。世界救世教顧問)
谷口雅春(生長の家創始者。元大本信者)”
”紅卍字会会員②
出口直日(大本三代目教主)
出口日出麿(直日の夫)
植芝盛平(合気道開祖。大本信者)五井昌久(白光真宏会開祖。生長の家元講師。植芝盛平と昵懇)
安岡正篤(陽明学。昭和最大の黒幕。五井昌久を敬愛)
西園寺昌美(白光真宏会2代目会長。琉球王家の末裔。夫が公望のひ孫)”
”スピリチュアルや宇宙人を混ぜ検証不可能にして妨害。悪魔を創った神=弱点を消した神智学と人智学(スピリチュアルの祖)はキリスト教の変形。
カルト工場の大本教(紅卍字会)と元大本教儲で心霊主義運動の父の浅野和三郎がスピリチュアルを広めた。”
”右(WASP至上主義)が叩けない左の根源=左右茶番の運営。
キリスト教の弱点=悪魔を創った神をなくしたスピリチュアル詐欺の元祖が神智学と人智学。
心霊主義運動の浅野和三郎(大本教+紅卍字会)。
下中弥三郎の啓明会(日教組の元祖)。”
と
GLA=ゴッド・ライト・アソシエーション
(キリスト教の変形)
”希望の命水は、GLAが売ってるインチキ水。以前、Rコシミズが宣伝してたし、GLAは松本智津夫がオウムを作る前にいたカルト教団 ”
J・ナナミ@pinkglalem
アメリカの源流の読み方【20090721】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/07/21/276
“ネオコンの源流~「ニューエイジャー」とピラミッド~
本山美彦
http://motoyama.nengu.jp/studies.html
ネオコンがキリスト教右派を取り込んでいったことがなぜなのか?
これを説明するような題と文頭なのに、中身は「ニューエイジ」と「ピラミッド」である。
「ニューエイジがキリスト教と同じ物」と、ちゃんと理解してるのは、陰謀論者ぐらいのものである。一般人には程遠い物という認識だ。
>しかし、結果として、この運動は、「米国+イスラエル」
>の路線に吸収されてしまい、親子ブッシュ政権の戦争政策を
>支持する勢力になってしまった。
対極ともいえるニューエイジが、聖書根本主義とも言えるアメリカのキリスト教右派に吸収された説明となる部分はここだけである。
他に合理的な説明はない。
ニューエイジミュージック、フリーメーソン、ドル札のピラミット、テンプル騎士団まで書いているのである。
ニューエイジの根幹である帰一教と、フリーメーソンの関係をぬかしてニューエイジを説明してるので、これまた文脈がおかしくなっている。
そもそも何も知らない一般人には、キリスト教とニューエイジでさえ関連付けられないのに、そこにフリ-メーソン、さらには、エジプト学派との繋がりまで「繋げて」説明してるのだ。
なんてことはない。ニューエイジ路線の説明と賛美に近いレポートである。
ドル札、フリーメーソンの話、ニューエイジは、「こういう、すごい人達がいたんだぞ~」であり、ニューエイジについては「こういう考え方なんだぞ」という宣伝である。
気が付けばネオコンという単語は、最後のまとめで単語1つだけと、あとは全てレポートの最初でしか出てこないのである。
これで、「ネオコンの源流」が説明できるわけなかろう。
「おわりに」のところを要約すると、ネオコン=むき出しの暴力であるというだけで使われてるだけだ。確認してみなされ。
このレポートは、ネオコンの源流ではない。
アメリカの源流=ニューエイジのレポートだ。で、ネオコン=危険で、ニューエイジ=賛美なのである。
ただ、この宣伝と説明と賛美というレポートの中身がわかれば、素晴らしく、いろいろわかるのである。
このレポートの中にも、アレスター・クロウリー「法の書」の話の中で、the New Age = Aeon であることも、ちゃんと書かれている。
これはイオングループの岡田でも、わかるとおりの話だ。
このレポートの著者、本山美彦を含めて、新左翼と言われる論者達が、こんな簡単な話を知らないはずがない。事実、本山美彦の名は、アルルの男ヒロシのサイトの中でも複数回でてきている。ま、でも、ヒロシを尊敬してますけどね。俺は。
さらに、このレポートの本当の題は「ニューエイジというアメリカの源流」なわけで。
ニューエイジ自体の説明も秀逸だ。
ネオコンについては説明してないが、キリスト教右派とニューエイジの関係の中で、「本来のニューエイジはこうである」的な説明がある。
そこからも読み取れることは非常に多い。
ニューエイジャーのウィラード・ガーベイが設立した「民営化全国センター」(National Center for Privatization)の話。
年次改革要望書や郵政民営化 = ゴールドマンサックス = Jロックフェラー。
ここらへんで、知っておくべき情報だ。
さらには、、「ニューエイジ村」の話、さらにはトーマス・クラムという人物が合気道の道場を建てて、基本鍛錬として取り上げたことまで書かれている。
合気道は、大本教が起源の武術なんだよね。
ほれ、イルミナティの系譜の画像と、日本の宗教の画像、頭の中で重なっていくのがわかるだろう。
キリスト教のプロテスタントの派閥から、仕込まれた「覚醒ブーム」とともにボルグ思想やケーシーなどの「チャネリング」を通して、「スピリチュアルとニューエイジ」と「キリスト教原理主義」に枝分かれしたように、日本では大本教からGLA → 「スピリチュアル馬鹿」と「統一教会や生長の家、幸福の科学」に枝分かれするのである。
日米がリンクしてるのを「偶然」で片付ける馬鹿はいない。
エジプト学派の説明はさらに面白い。
何も知らない一般人にとって、アメリカとエジプトとの文化の距離間は、月の裏側にある別荘ぐらいの距離の話であろう。
そもそも、フリメと1ドル札のピラミットの話 → 、アレスター・クロウリーのカイロでの交霊(笑)で、エジプト学派そのものの理論で、このレポートは説明している。
「エジプトのカイロで天使が自分に舞い降りた」なんて、仕込み以外の何物でもない。この捏造をそのまま書いてしまうレポート目的がわかれば、これほど美味しい情報はない。吟味しよう。
ちなみに、以前、自分の過去記事でエジプト学派の話をしたのは、このレポートを読む前の話だ。
the New Age=Aeonのソース探してたら、これ見つけたわけで。
では始める。
あくまでも、このレポートはニューエイジの賛美と宣伝、ネオコンの否定だ。
アレスター・クロウリーは法の書をホルスの使いから授かった時、1904年から既存宗教の時代が終わりを告げ、「新時代」(the New Age=Aeon)が始まると主張した。
↑ カイロの新婚旅行。
ニューエイジの元となったスウェーデンボルグが、これと全く同じことをやったのは、1757年だ。
あくまでも「終末 = 世界の終わり」ではなく、「新時代」であるとこが、キリスト教原理主義の終末論とは違うとこね。
キリスト教原理主義右派が増えた話、つまり、そことネオコンの源流をこのレポートの変わりに自分が説明してあげよう。
ここらへんの話で、説明できる。
アメリカのベースはプロテスタントなわけで、マタイの福音書に、「イチジクの葉が伸びたら、終末の時が訪れる。」という表現がある。
イスラエル=イチジクで、1948年の建国+40年までに世界が終わる話で、このニューエイジというイルミナティのやってた「アメリカの源流」が、一部、そっちに吸収というか戻ってしまったわけ。
聖書主義 → ニューエイジ運動(キリスト教からの離脱) → うさんくせ →キリスト教原理主義へ。
こんな感じで戻っちゃったわけ。
「新時代=キリスト教ではないもの」で、洗脳してたら、それが返ってキリスト教原理主義を育ててしまったわけだ。
で、このレポートはネオコン(キリ原理右派)は否定で、ニューエイジは賛美なわけ。簡単でしょ?
そそ、年代は、1981年からの共和党の大統領、レーガンの話。ナカソネ、ナカソネ。
そこから、ブッシュ父、共和党よりの米民主クリントン、ブッシュ子、キリスト教右派の独壇場になったとも言えるのさ。
それがDロックフェラー陣営。
その中曽根も今や、Dではなく、J側だがね。
で、振り子のように、今度はまた逆にニューエイジへと戻ろうとしているわけ。
その振り子がわかれば、キリ原理右派の否定で、ニューエイジ賛美のこのレポートの意味がわかるというものだ。
小泉が郵貯=GSなわけ、DではなくJに渡して、両陣営から叩かれてるのは、さっきの民営化全国センター(= ニューエイジ)あたりの糸からのキーパーソンがいるのだろうか。
おっと、エジプト学派の話に戻そうかね。
以前、自分が説明したエジプト学派 = 完全なる神、両性具有のキリストの創造である。キリストって表現さえも超えた神だけどね。
ここでも同じ説明。うん、間違ってなかった。
「ヌイト」、「ハディト」から「ホルス」=太陽が生まれる。
完全なる神は男でも女でもない。
「ヌイト」、「ハディト」なんて言葉があるんだね、ニューエイジのシンボルらしい。イシスとオシリスで俺は説明したけど。まあ、要点は変わらない。
>ヌイトとハディトという陰陽の合一によって、
>新しい生命が生まれるという理解の仕方は、
>世界の宗教を融合させるのに非常に都合のよい
>構造を持つ。
両性具有のキリストfromエジプト【20090627】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/06/27/245
まあ、読み比べてみ。
このレポートも叡智やグノーシスや二元論、そこらへんを説明してこれだ。
エジプト学派の現在の主目的の説明だよ。
これも「陰陽の合一」と言ってるんだから、男と女の合一、両性具有そのものだよ。
ここまでエジプトについて「深い」話を、『新婚旅行のエジプトで「神がかり」したから、ニューエイジの基礎=エジプトになった』と言って信じるかい?
それをエジプト由来のピラミットがドルに書かれてるから、アメリカの起源=エジプトのニューエイジであると、レポートで断言するのも変な話なわけだが。
そのエジプト学派と、キリスト教原理主義の両性具有の否定=同性愛者の否定の部分と有色人種差別、この部分の対立のところを注目するだけで面白い情報がレポートに混じっているのがわかる。
宇宙船地球号やユニットバス、そこらへんの発案者、、バックミンスター・フラーである。
(過去記事で宇宙船地球号は学問だったのが学問じゃなくなったと書いたが、ニューエイジャーだったのか!!)
このフラーの信奉者である日系人、世界的なエイズ撲滅運動の指導者で、市民権運動、反戦運動、ゲイ擁護運動にも関わった、日系2 世のキヨシ・クロミヤという存在も非常に気になるだろう。
キング牧師の側近らしい。有色人種についての考え方も符合する。
このゲイ擁護って、とこにも両性具有、エジプト学派そのままの流れが見えるのである。
さらに、言うなら、エイズ撲滅では、映画「ボディガード」では、最後にロータリークラブに収まって終わるような映画だが、そこにエイズ撲滅の話も入っていたし、何よりヒロインが黒人ホイットニーである。
さらには、トヨタのやってる宇宙船地球号で経団連のポジション、さらには万博のジオデシック・ドームの話で、イルミナティというか、公明党みたいなものをモチーフにした「ともだちアニメ」で、映画化された「20世紀少年」。これが、やたら大阪万博のシンボル、太陽の塔を作中に出していた話も思い出すだろう。
なんとなくポジションが見えてきるのは、なんとなく考えておけばよい。
日本の興行にはヤクザが絡むように、万博という興行には、こいつらが絡んでるのか?という疑問が湧く。
ま、トヨタ主導の「愛知万博」でほぼ、間違いなさそうな気がするが。
おっと、不完全なとこが、沢山でて来たが、情報なんてこういうものである。
とりあえず、あいまいなとこはあいまいでいい。
ただ、アメリカの源流に「明らかにニューエイジの流れが関与している」ということは明確なことだ。
これは確信。
二元論の2つの要素の合致した神 = 両性具有の神、これは、確信の一つ手前。
日本のスピリチュアル含めてゲイのオッサンが多いこと、同性愛者擁護、それもここらへん。
万博とニューエイジ、温暖化詐欺とCO2利権、エコエコ詐欺と経団連などのポジションなどは、その一つ下の信頼度だろう。
ポジションに注意とかが必要な部分が隠れていそうな感じだ。
現実として、歴史上に、フランス発の労働組合などの市民運動、アメリカで言うとOSS内部のサムエル・ゴンバース、日本ではIPRや、啓明会と日教組などについて、いわゆる反戦と市民運動のアメリカ、平和憲法を作ったGHQ民政局路線の話がある。
当ブログは以前から説明してきた。
経団連とニューエイジャーの話は、そこらへんの起源と、このキヨシ・クロミヤの具体的な市民運動や反戦運動などが繋がっているかを調べれば、わかることがあり、もう一つ、確信へと近づけられると自分は思っているが。まあ、また、わかり次第。
ただ、このレポートを読んでわかったことはある。
ニューエイジの根幹にエジプト学があるのは、確信へと一つあがったわけである。”
“ネオコンの株主はロスチャイルド系が多く、ただ、キリスト教原理主義の強行外交⇒ネオコンで反共ロックフェラー=ネオコンみたいになってしまっていますね。”
……
クロウリーが単なる怪人ではないことがわかるでしょ?
さあ、いよいよ
アレイスター クロウリー
Aleister Crowley
『魔術 - 理論と実践』
Magick in Theory and Practiceの引用と翻訳の軽い検証。
序
“一、《定義(・・)》
《魔術》
とは〈意志〉に従って〈変化〉を起こす〈科学〉であり〈業〉(わざ)である。“p.19
I) DEFINITION.
Magick is the Science and Art of causing Change to occur
in conformity with Will.
“二、《基礎要件(・・・・)》
必要とされる《いかなる》〈変化〉も、種類・程度ともに適切な〈力〉を、適切な方法で、適切な媒介を通して、適切な対象に充当することによってもたらせる。“p.19
II) POSTULATE.
ANY required change may be effected by the application of the proper kind and degree of Force in the proper
manner, through the proper medium to the proper object.
The most common cause of failure in life is ignorance of
one's own True Will, or of the means to fulfill that Will.
〔“「人生で最もよくある失敗の原因は、自分の〈真の意志〉を知らないこと、もしくはその〈意志〉を遂行するための手立てを知らないことだ。」 (Magick, Book 4, p.127)
「自分の〈真の意志〉を行っている者には、後押ししてくれる〈宇宙〉の慣性というものがある。」 ( Magick, Book 4, p.128)“
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%BF%97〕
9) A Man who is doing his True Will has the inertia of the
Universe to assist him.
“(十二)人間は自らの存在と能力の性質について無知である。自らの限界に関する観念さえも過去の経験に基づいたものであり、人間は一歩一歩前進するたびに自らの帝国を拡張するのである。それ故に、人間の存在や行為の可能性に対して理論上の制限を設けるべき理由は何もない。”p.23
12) Man is ignorant of the nature of his own being and
powers. Even his idea of his limitations is based on
experience of the past, and every step in his progress extends his empire.
There is therefore no reason to assign theoretical limits.
“(十四)人間は自らが知覚するいかなるものにもなることができ、またそれを利用することができる。なぜなら、人間が知覚するものはすべて、ある意味では、人間存在の一部だからである。それゆえに人間は、自らが意識している〈宇宙〉全体を個人的な〈意志〉に従属させることもできよう。
(例:〈神〉という観念を人間が用いてきたのは、自らの個人的な行ないを指揮するためであり、同胞の上に立つ権力を得るためであり、自らの罪を赦すためであり、自己を〈神〉として実現することを含む他の無数の目的のためである。“p.24
14) Man is capable of being, and using, anything which he perceives, for everything which
he perceives is in a certain sense a part of his being.
He may thus subjugate the whole of the Universe of which he is conscious to his individual Will.
(Illustration: Man has used the idea of God to dictate his
personal conduct, to obtain power over his fellows, to
excuse his crimes, and for innumerable other purposes,
including that of realizing himself as God.
“(二十)人間は真に自らにふさわしい力しか引き寄せることができない。”p.25
20) Man can only attract and employ the forces for which
he is really fitted.”
“
イルミナティの系譜を画像で【20090707】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/07/07/257
サイエントロジー(悪)の路線【20090914】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/14/387
“鳩山邸では、鳩=セミラミス=イシス=マリア=黒いアテナが、古代ローマの女神ミネルヴァ(ギリシア神話のアテナに該当)の梟と、文明の終焉を待つように、仲良く羽を休めています。
Let it be……じゃ、生きていけませ~ん。
この知恵を象徴するボヘミアン・グローブ・・・・、じゃなかった梟(ミミズク)は、国会議事堂というピラミットにも「番人」として飾られています。
鳩は巣に帰る本能が高いのです。
(中略)
とりあえず、トムクルーズ=サイエントロジーの顔みたいなもんである。布教ビデオとかにも出てくるし。
このサイエントロジーに鳩嫁が入っているかは、定かではないが、次期首相夫妻は、両方ともスピリチュアルに染まっていることは間違いないのである。
なら、サイエントロジーとスピリチュアルで解説してみよう。見えてくる。
サイエントロジーの創設者は、アメリカ人SF作家のL・ロン・ハバードである。(1911-1986)
ダイアネティックス(1950)などを出版して、出版→それが聖典という、近代の新興宗教の王道である。
その、基盤は幼少の時に、中国北部、インド、そしてチベットで聖人に学んだ事が基盤となっているらしいが、真偽は定かではない。むしろそんなことがあったかは、疑わしい。
このハバードを語る際、もう一人の方に出てきていただこう。
ニューエイジとも関係が深い、魔術師アレイスター・クロウリー(1875-1947)である。
アメリカの源流の読み方【20090721】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/07/21/276
俺の過去記事でも出てくる。
法の書でのニューエイジ=Aeonを説明するまでも無く、クロウリーは、1904年から既存宗教の時代が終わりを告げ、「新時代」が始まったと主張した、ニューエイジの創始者そのものなのである。
エジプト学派でのつながりも再確認されたし。
サイエントロジーのハバートは、1945年の戦後にアレスター・クロウリーの弟子であるジャック・パーソンズに出会って、翌年から共同研究を行う。
彼らがやったのは東西の融合した近代儀式魔術の実践であり、セックスを魔法儀式として取り入れ女神を召還するというのである。(ムーン・チャイルド)
これは没直前のクロウリー自身の記述でも残っている。
さて、ここからは裏付けがとれない部類の話なので、半分程度で聞いて欲しい。
アレイスター・クロウリーは3代目のOTO(東方聖堂騎士団・Ordo Templi Orientis)の首長である。
そのOTOにおける米国での第一人者が、サイエントロジーのハバートの共同研究者、ジャック・パーソンズである。
この東方騎士団の誕生は、実は新しく20世紀初頭である。
ドイツの裕福な製鉄経営者、カール・ケルナーによって設立された。
ケルナーはインドを旅行した際に東洋の性魔術の秘伝を伝授されたとして、このセックスオカルト魔術結社を立ち上げたのだ。
性魔術の仏教版の真言立川流と、インドから真如が秘儀を持ち帰ったと噂される、同じ流れを組む密教、真如苑みたいな話である。
むしろ、立川流が起源かも?
1921年には、シシリア島の別荘をテレーム僧院と名づけ、山羊とアニマルセックス&生贄行為というものを行っている。
そう、性義式はOTO→サイエントロジーと伝わったのだ。
そういうわけで、サイエントロジーは、この20世紀再興の魔術師(笑)のクロウリーOTOの流れを組んでいるのである。
さらに話を続ける。
99 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/01/14 13:22
1959年は、ダイアネティックスの発表から、チャーチ・オブ・
サイエントロジーの初期段階の組織確立期にあたります。
60年代にはいると、ロン・ ハバードは、拠点を英国の
セント・ヒルに移します。
52年に有名なフィラデルフ ィア・ドクトレート・コース
という講義を行いますが、その内容には、黒魔術、
イリュミナティの重鎮としてで知られているアレイスター・
クロウリーの影響が指摘 されています。
http://www.asyura.com/sora/bd11/msg/529.html
さて、サイエントロジーの骨格が出来るのは、クロウリー没後の1960年頃からなんですが、このようにハバートは英国、セントヒルに拠点を構えます。
OTOにおける英よりのポジションです。
先ほど、OTOがドイツ人カール・ケルナーによって設立されたことは記述しました。
OTO、東方聖堂騎士団については、補足があります。
OTOの首長がイルミナティの重鎮とも言われるアレイスター・クロウリーであり、それとニューエイジの関係を説明しました。
ニューエイジとしての祖はルドルフ・シュタイナーの名前が挙げられます。人智学の人ですね。
ソフトニューエイジでは、さらにスウェーデンボルグ、そしてエドガー・ケイシーによって出来上がります。
クロウリーは、黄金の夜明け集団(ゴールデン・ドーン)と、黄金のあけぼヘルメス教団に影響を与え、一部では設立に関与したとも言われております。
自分は、これら秘密結社の設立時期さえ、まだ調べてないのですが、こういう意見もあります。
ルドルフ・シュタイナー(ドイツ)の黄金の夜明け集団と、ウイン・ウエスコット(英国)を軸とする、黄金のあけぼのヘルメス教団。
これら二つの国を結合させ、世界のありとあらゆる国の機関や民間に浸透し位相(トポロジー)心理学を駆使し洗脳をする機関が王立国際問題研究所(RIIA)によって、設立された。(ここらへんはゲームの達人)
それが、サセックス大学の一部、イギリスの軍事技術者、ジョン・ローリングス・リース少佐によって設立された「ダヴィストック研究所」である。(ここらへんはコールマン)
そして、そのダヴィストック研究所の元となった2つ、その流れはOTOのクロウリーであり、その技術は弟子によりハバートに伝わった。
それはナチス、ヨーゼフ・メンゲレ博士らによって開発された、マインド・コントロールの技術である。
クロウリー=ヘルメス学であり、サイエントロジーが、黄金のあけぼのヘルメス教団(英国)側というのは、簡単に推測できよう。
ハバートの「ダイアネティックス」=マインドコントロールであり、それがサイエントロジーである。
ナチスから続くマインドコントロール研究の集大成(モナークマインドコントロール)、つまり、サイエントロジーは、この説が正しければ、ニューエイジカルトの最先端、ダヴィストック研究所の理念の最先端とも言えるところから生まれてきた物である。
ま、たぶん間違っていないよ。
さて、だいたいのポジションがわかったかな?
なぜ、トム・クルーズが洗脳映画によく出るのか?とか。
サイエントロジーとニューエイジのポジション、スピリチュアル、ここらへんを押さえてから、ジョン・コールマンの300人委員会を読むと、また整理できるだろう。
余談だが、300人委員会での挿絵ではフリメで三角定規が載ってました。直角定規ではなく。
え?、サイエントロジーが、まだわからない?
イシス=セミラミス(鳩)=アテナである。
当ブログの読者、りおさんの話では、サイエントロジは弥勒菩薩が大好きらしい。
それは、太陽信仰のミトラ(マイトレーヤ)=弥勒=モロク教=ミネルヴァの梟 (アテナに該当する)でもある。
そういうこと。
同じ事、鳩と梟は同じ物なのさ。
サイエントロジーとニューエイジも。
イシス、ロスチャイルド、エジプト学派の関係とスピリチュアルが見えていれば、むしろ区別がつけられない。そりゃ、トムクルーズはロス茶側なわけ。
(中略)
昔、日米でロックフェラー陣営が強かった理由も、このニューエイジ路線が影響してるんだよ。
米国ではニューヨークがDロックフェラー(ニューエイジに対立するキリスト教原理主義右派)の本拠地だったのとか、日本でもロック系が強かった理由。
それは両方とも20世紀最高の預言者(笑)のエドガー・ケーシーによって、「日本とNYは1998年に滅びる」と予言されてたからである。
そりゃ、勢力が弱くなるわな。
”
1. “On 9月 28th, 2009, kG さんのコメント:
ジョン万次郎の銅像を見るため、足摺岬に行ってきました。
以下に、現地で確認したこと、調査して分かったことを書きます。
・万次郎像が左手に持っているのは、三角定規と閉じたコンパス。
・中浜万次郎翁銅像建設青年会議(名誉会長は吉田茂→アマレスの八田一朗)と同建設委員会(委員長は高知県知事・溝渕増巳)によって、企画・制作され、完成は昭和43年。
・会の中心人物は、広田勝氏(土佐清水商工会議所会頭)。
・銅像は、明治3年の開成学校教授時代の姿(43歳)、とされている。
・ジョン万次郎の会は、平成2年放映のNHK番組「歴史誕生 ジョン万次郎 幕末・二つの祖国に生きた日本人」に感化された小沢一郎が、平野貞夫氏(土佐清水市出身)に指示して発足。銅像とは無関係。
・万次郎自身は、ユニテリアン教会の会員であった。
ジョン万が滞在したフェアヘーブン市があるマサチューセッツ州には、スコティッシュライト系のグランド・ロッジがあります。ユニテリアンとフリーメイソンの思想は、大きな括りでは同じ仲間に入るのでしょう。
銅像の制作者が、何らかの意図を込めた可能性はあります。
が、だからといって、ジョン万がメイソンそのものであるとは言えない。メイソンであることと、メイソンっぽいということは、当事者にとっては明らかに違うからです。
やはり、ジョン万次郎=フリーメイソン説は、鬼塚五十一氏(の背後にいた団体)が流したガセネタ(レッテル貼り)である、というのが私の結論です。これには、キリスト教の宗派争い、という面もあったのだと思います。
”
1. “On 10月 20th, 2009, mkmogura さんのコメント:
天皇のロザリオは、火薬のために日本人がキリスト教に改宗し人身売買をしたとかの、あたりまえのことしか書いていません。
終戦時の天皇カトリック化工作は失敗したと、鬼塚氏は言及してますが、これについては、自分はブログで紹介したとおり、エキュメニズム含めて、イルミナティの思想が宗教統一運動であり、スピリチュアルの誕生を含めて、「既にキリスト教である必要が無くなった」と考えております。
これでもわかるとおり、キリスト教はツールでしかありません。
最近投稿した記事、客家における浙江財閥、洪秀全などでもわかるように、歴史において侵略の際に出てきた、単なる侵略のツールです。
終戦時の統制では、キリスト教ではなく、別のツールを使っただけです。
つまり、メイソンもキリスト教も同じものです。
りおさんの視点は「キリスト教が正しくて、メーソンが間違っている」「キリスト教内部の悪行は乗っ取られたためだ」という言及であり、「侵略のツール」としての機能を一切無視しております。
悪いのは、そのツールではなく、そのツールを持っている手ですよ。”
1. “On 10月 22nd, 2009, mkmogura さんのコメント:
自分は宗教はすべて侵略や統制の為のツールだと思っています。
もちろん、仏教もね。
ブログでは余り仏教については言及しませんが、実生活では「本来の仏教徒ですから(仮入部)」っていう態度をとっております。たとえ坊主相手でも。
霊魂も墓も、生まれ変わりもない起源仏教ですね。
環境問題や反ユダヤ主義も、いきすぎたら宗教ですからね。もちろん、フリーメーソンも。
鬼塚氏の反キリスト教の姿勢も、一部歪みみたいなものはあると思います。
それも一種の宗教でしょう。エキュメニカルにも言及してませんし。
そしてキリスト教について一切無視した陰謀論も、これもそれだけで宗教の一つだと考えています。
宗教とはそういうものです。
自分が、起源仏教(仮入部)というのは、「他人に何も押し付けない、本来の無宗教に一番近いから」という理由でこれにしております。
無神論者というレッテルを貼ってくる宗教がうざいですからね。そして、「無神論はこうであるべき」という宗教からも逃げるのに丁度いいからです。
思想に、統制とか押し付けの要素があったら、それは宗教の一種でしょう。
そういうわけで、どんな宗教の人でも、俺は否定しませんし、受け付けないわけではないです。
それで拒否したら、それも宗教だから。
しかし、意見や論述においての問題点としては、明確に意見を言うべきだと思うわけです。
宗教という言葉ではなく「使えない価値観の形成」「価値観の押し付け」「誰にとって都合のいい価値観を形成するのか?」という風に考えてくださいな。
この価値観の統制が一番の問題なわけです。”
アメリカの目的と予測【20100226】
http://www.mkmogura.com/blog/2010/02/26/616#comments
“ダライ・ラマはCIAから金をもらっていた → オバマ会談。
アメリカの製造業を守るため → 反中国という姿勢
同上で、トヨタ叩き → GM復活のアホなシナリオ
台湾の武器売買も含む → さらにアメリカが中国を突っつく
さて、この動きの要点を簡単に言うと、
アメリカが製造業復活を目論むなら、「中国」「北米進出している日本企業」この2つが邪魔になってくるということ。
そそ、この動きは、すべて目的どおりのことなわけね。
反中国という姿勢なら、CIA路線のダライ・ラマとオバマの会談の意味も説明がつくわけ。
日本では知ってのとおり、反共カルト→反中国なわけで、ダライ・ラマの話は、勝共連合や、日本会議を連想させる。
CIAがチベット運動やら何やらで、日本でもマッチポンプというか「みせかけの大衆運動」を陽動をしてきたことは、明確なことだからね。
もし宿主=アメリカの意思が、反中国であるのなら、民主党の根底には「反共カルトに対抗するために親中カルト」という部分があるから、・・・これは「自民党の巻き返しまで繋がっちゃうんじゃないの?」と、ここまで、考えなきゃならんのである。
それが、以前の記事のアメリカが、「どちらを向いているか?」の部分である。
しかし、以前と同じく、アメリカがわからんことには、正確な日本の動きも「わかりません」なわけである。
で、俺は「どっちを向いているかの根底」である、アメリカにおける「右」=ネオコンやキリスト教原理主義になれなかった人達=「ニューエイジ」について記事を書いたわけ。思想の源流ね。
この、今のアメリカの動きの「ツボ」になりそうな話があったので紹介したい。
ニューエイジの話を理解してれば見えてくる。
「日本を守るのに右も左もない」より。
http://blog.trend-review.net/blog/2009/07/001237.html
『ロサンゼルス・タイムズ』に衝撃的なインタヴュー。1966.0522
労働組合のナショナル・センターであるAFL-CIO(アメリカ労働総同盟・産業別組合会議)が、CIA(中央情報局)と緊密な協力関係を持っている
AFL-CIO に加盟する全米自動車労組のヴィクター・ルーサー国際部長という人物がリーク。
全米自動車労組は、150 万人の組合員を擁するアメリカ最強の産業別組合。
↑部分要約。
さらに流れを要約。
ヴィクター・ルーサーが情報をリーク
「CIAと密接になり、労働組合に秘密工作を持ち込んだ、これは大問題だ!!!」
↓
CIA側から、「共産主義勢力に対抗するために、やったよ。」。
ひらきなおりである。で、「このルーサーにも工作資金をあげたよ」暴露返し。
ルーサーを偽善者と罵る。
↓
ルーサー資金提供の事実をあっさりと認める。
CIAをリークした人が、CIAからお金をもらっていたのである。
で、その金をもらっていた内部告発者が、「秘密工作と労働組合の繋がり」を暴露したという構図である。
予備知識もなく、普通の人なら「何?この滅茶苦茶な言い争い」とだけ、思うだろう。
でも以前にも言ったよね。
情報なんて「ひとつの単語に到達できるか?」で、全てが変わると。
その「とある一つの核」がわかれば、この「お馬鹿リーク合戦」だけでなく、完全に見えてくるよ。
この情報の核は何なのか?ということ。
それは。「このCIAに金をもらっておきながら、喧嘩を売ったともいえる内部告発者のヴィクター・ルーサーが誰なのか?」ってとこね。
このルーサー(ルーザー)、全米自動車労組のヴィクター・ルーサーと、全米自動車労組の会長ウォルター・ルーサー会長、通称ルーサー兄弟。
この兄弟、ニューエイジの人だよ。俺の過去記事にも出てくる。
ロス茶の作るマトリックスその2【20090917】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/17/407
>フラーは、彼の友人、全米自動車労組の委員長ウォルター・
>ルーザーに、GMと賃上げ交渉する際、「労働者の賃金を上げた
>ほうがGMの利益が出る」というのをニューサイエンティスト
>という試作コンピューターのシミュレーションで出して、
>賃上げを実現させた。そう、本の中に書いてある。
そそ、ニューエイジのシンボル、万博でのジオデシック・ドーム、宇宙船地球号の草案者、あのフラーの友達ね。
さらにアメリカの労組というポジション。
CIA(旧OSS)と共産主義ロックフェラー、太平洋問題調査会(IPR)、これらがわかってれば簡単な話だ。
25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/23(日) 23:12:35 ID:2GCb+Nwo
また賀川機関を実行支配していたのが、アメリカ労働組合員であったユダヤ人のサムエル・ゴンバース。
米国労働組合はOSSの内部にある機関であり、この組織の開発支援者はロックフェラー財団。ロックの財団の地下室にはイギリス情報部のSISと米国の共産党部隊「リンカーン部隊」があり、その一つのレインボー部隊がOssの長官となったドノバァンである。ossが賀川機関を支援していたのはすでに事実。
ルートはこうだ。ロックフェラーセンタービル地下作戦部→共産機関oss部隊
→労働組合機関のサムエル→→米国IPR→賀川機関→日本IPR作戦部
→近衛文麿の閣僚→神の国敗戦運動→教会で敗戦活動を行ったため、
警視庁に革命容疑で逮捕される。
ニューエイジについても、そこらへんと繋がる労働組合のポジションについても、既に過去記事で説明してきたわけで、簡単である。
トヨタも愛地球博という愛知万博をやってるし、「宇宙船地球号」「エコエコ地球温暖化詐欺」、ロスチャイルド派閥と、ニューエイジの系譜である。
今回、めでたく「リコール隠し」という新技も追加されたわけだが。
日本のマスコミ、三菱のときととかと公平に報道しろや、リコール隠しと。
まあ、それでもこれは、あくまでもGMの再建のためである。
そのGMの再建の話の中に、このニューエイジ路線の労組→GMのラインが見えるでしょ?
トヨタもGMもニューエイジ路線であるわけ。
アメリカのニューエイジの都合で、アメリカの都合で叩かれたのがトヨタってだけ。
そのアメリカの労組も追いかけると、共産主義ロックフェラーだったころ=OSSだった頃=今のCIAのように反共カルト宗教ではなかった頃の時代の、OSSと労組の繋がりが土台としてあるわけ。
サムエル・コンバース→IPR→共産化運動→ニューディーラーなどなど。
反共カルト=自民党 と言う形。 労組、日教組=民主党 みたいに、日本では分けれるからわかりやすいでしょ?
そういうこと、日本の国内で「生長の家」が、手繰られる「侵略の触媒」になったように、アメリカ本土では、OSS(共産主義だった頃)の関係=糸(この場合、労組に繋がる)を手繰ったんではないか?と考えられるわけよ。
オバマの行動は、まだ原子力推進派の部分などは「まだブレていない」わけです。
つまりは、ロスチャ+Jロックフェラー側という立ち位置自体は、ずれていない。
しかし、ここ最近の動きは「一部のCIAのご近所と仲良くなっちゃったんじゃないか?」疑惑が出ているわけね。
だから、ダライ・ラマの話も、俺も今まで、反中国共産党=反共カルト運動家=CIA=実際に金貰っているとしか、考えていなかったけど、もう一歩踏み込んで分析する必要があるかな?ってことなわけよ。
ノーベル平和賞(ロスチャ系多し)なわけだしね。
そういうとこを、過去の事例は教えてくれるわけさ。
米労働組合のルーサー兄弟の、内部告発&自爆ブーメランという事例は。
日本の逆コースと同じように、共産主義だった頃のCIA=OSSが、反共カルトになっていくわけで、その頃から支配者のツールとしてズブズブだったわけで。
思想が離反していく中で、こういう内部告発、馬鹿な言い争いがあったと。
で、金が実際動いていたわけ。
この本来、ロスチャイルド系の独占である労働組合というものに、関係があったCIAが、ロックフェラー系として進んでいく中で対立していったわけだ。
そして金も流れていたわけだ。
日本の民主党の中にも同じような事例が、あるであろうということ。
CIAから金をもらい、CIAをリークした労組であり、ニューエイジ路線のルーサー兄弟の話・・・・。
(中略)
トヨタ叩きが続く中、もう一度皆さんも視点を整理してくださいな。
「目的が何か?」を。
物をつくるには、過剰な消費=戦争がある状態が一番なんだけどね。 ”
“ On 3月 3rd, 2010, だいだいこん さんのコメント:
今日、リチャードさんのブログの、政府紙幣についての考えを述べた記事に、
輿水さんは一部の情報によるとロスチャイルドの血を引く家にお生まれになられたようですが・・・リチャードさんはユダヤユダヤといっておられるけど究極に本質を突き詰めるとそれはまさに国際金融資本家の権力ではないか、日本では日銀がその頭取のようなものではないかと(やや違うかも)、コメントしたら、ほんの30分もしないうちに削除されていました。
なぜ削除したのかということを聞こうと再びコメントしようとすると投稿禁止にされてしまっていたのでした。
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201003/article_3.html
ほほう。
案山子
2010/03/03 12:45
最期の方になるのですが、これが名残としての証拠です。(だって、誰のコメントに答えているか分からないですよね)
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201002/article_103.html
上の方の記事はコメントが残っています(同じく最期のほう)
とてもショックです。本当にそうだったのか、と。
また、もしそうでなくてもなぜ削除したのかと思って、色々考えてしまいました。
政府紙幣を導入しようとしているのは反共カルト・共勝連合と関わりの深い統一協会であるということは知っています。
ということで政府紙幣発行に反対という記事を4つも書かれていたのですが、コメント欄の全体としての論調が偏りすぎていたので少しアプローチしようと、
反ロスチャは統一に利用されているけど、
言っていることは基本的に間違っていないし、
それ(政府紙幣発行のマイナス点)よりも日銀の通貨発行権の独占の方が問題にすべきことだと言うようなことを頑張って言っていたのですがそれを無視するかのような反応だったのでこれはもっと追求しなければいけないと思って、上のようなコメントをしてみたらそうなったのです。
mkさんはそのことをどう考えていますか?
やっぱり、輿水さんにも都合の悪い指摘というのがあるのでしょうか。
宜しければ教えて下さい。
私も、ただちに政府紙幣を発行すべきなどとは思っていないのですが、吟味することもなく論外であると決めつけている人が多いので、日銀を考えることは大事ではないかと言いたいだけだったのですけど、なんでそれさえ分かってもらえないのだろうという印象だけ残りました。
記事と関係なくてすみません。
そういえば、ロックフェラー家の第4代がトヨタ社長と共に今度の公聴会に出席することとなったそうですですね。
posted on 3月 3rd, 2010 at 9:33 PM
1. 8 On 3月 4th, 2010, mkmogura さんのコメント:
>だいだいこんさん
記事にしたよ
>電気羊さん、
どうも。
これも記念に貼っときます。動画の要点。
42 :名無しさん@十周年:2010/02/26(金) 14:11:49 ID:bc17u4uy0
>>363
うわあああああああああ
GMのリコール数が9058でクライスラーが3260でトヨタがたったの669件w
で、オバマ民主党のは全米自動車労働組合から巨額献金受けてて、トヨタだけこの労働組合に加入してないw そしてGMは実質国営wなんかもうどうしてここまでされなくてはいけないのかっていう忠臣蔵の気持ちを今実感してるわw“”
お返事でも・・・・【20111128】
http://www.mkmogura.com/blog/2011/11/28/990
”「万博は、ニューエイジの祭典なのに、なぜ月の石があるか」という疑問ね。
そう、月の石は、ニューエイジとは対立しているロックフェラー陣営のやったアポロ捏造というのが大きく関わっているからね。
興業だから一部協力するのはあたりまえか、と、その時は思ったわけね。
でも、気になって調べなおしたのが、311より半年ほど前のころかな?
一度引退する直前あたりの話。
あの時の最後の記事に、と学会がアポロ火消しに躍起になってるといったのは、そこらへんを調べていてのお話。
そのさらに数ヶ月前から、これまた読者のアイパッチさんとエヴァというアニメについて話していて、「ニューエイジのアニメエヴァで月面着陸の話が出てくるっておかしいな」と思っていたこと→月面までの距離の話(アポロの到着が早すぎる)
http://www.mkmogura.com/blog/2010/08/20/934#comment-1316
で、アポロ捏造についての言論弾圧(いや統制と言った方がいいかな?)が、現在進行形で強くなってると確信を持ったのが、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」というアメリカ映画が今年の夏に上映されると聞いた、去年の年末。
このときにアポロ捏造の言論統制が「なぜか厳しくなっている」、そこはニューエイジ派閥もアポロねつ造疑惑の隠蔽派として共同歩調になりつつあると感じたわけ。
その時、なぜアポロ捏造への言論弾圧が厳しくなってるかを、自分たちは考えるべきだったと思う。
結論から言うと、「アポロは911と同じもの」であるわけで、そのアポロにニューエイジのキーマンが深く関与していたために、アメリカ国内を中心としたニューエイジにむけて「ベラベラしゃべんなよ」と圧力をかけるのに都合が良かったから。
それは、なぜなら・・・
過去に説明したとおり、トランスフォーマーとはニューエイジ(スコティッシュメソ)の映画ね。【20090719】
で、アポロ陰謀を暴露してるのは、日本では副島隆彦でもわかるとおり、世界的にみればロス茶派なわけよ。
もう少し、詳しく説明しよう。
トランスフォーマー3、月面で謎の生物と遭遇した・・・との予告編を見たとき、自分はびっくりした。
もちろん、当時ニューエイジとアポロ捏造について意識して調べていた時だったが、そうでなくてもトランスフォーマー映画の3作品目である、この「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は、タイトルからして意味深なタイトルを付けているからだ。
アポロ捏造について有名なTV番組を見たことがある人も多いだろう。
フランスのTV局アルテ社が2002年に製作の『Operation lune』という番組である。
2003年の年末特番『ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?』(テレビ朝日)と聞けば、わかる人もいるだろう。
アポロ捏造について世界で一番有名なTV番組である。
一部、これはエイプリルフールのために作られたという話でごまかそうとするひともいるが、それは違う。
もともと、フランスとドイツで2002年10月16日に放映され、オーストラリアで4月1日に放送されただけの話である。
この英語版タイトルこそが『Dark Side of the Moon』なのである。
つまり、トランスフォーマー3の映画の副題は、これを意識して作られ、月面到達を前提にストーリーが作られているニューエイジ映画と知れば、日本ではニューエイジとJロックフェラーの手先である副島隆彦が一番有名なアポロ捏造暴露側なわけで、衝撃の大きさとともに混乱してしまいそうになるだろう。
まあ、調べてみると簡単なことで、確かに米英メソのTOPはNASAの月着陸の指揮者であるフレッド・クラインクネヒトというDロックフェラーのTOPともいえる人物である。
そしてフランス、ドイツでもわかるとおり、ロスチャイルドがアポロ捏造をバラしてるのも間違いない。
しかし、アメリカの初期宇宙開発のリーダーであるのがジャック・パーソンズという人物だったのである。
この人は、サイエントロジーという宗教を、L・ロン・ハバードと共同で始めた教祖である。
このハバードという人物は、アレイスター・クロウリーの弟子であり、(女性関係でもめたけど)、このクロウリーの書いた「法の書」こそがニューエイジの聖典である。
アメリカのニューエイジ派閥の中で重要なポジションであるのが、サイエントロジーであり、「AEON=新時代」と記したニューエイジの教典を書いた人物の弟子が始めたのが、その宗教であるわけ。
見えたかな?
全体の構図では「ロスチャイルド+ニューエイジ VS Dロックフェラー」のはずであるが、ニューエイジの教祖様が、大昔からSFつながりで宇宙開発に参加していたため、アメリカ本土内のニューエイジ派閥は、アポロ捏造と声を大にして言いづらかったわけ。
その部分を逆に、踏み絵のようにしてアポロ捏造の言論弾圧を強くし、アメリカ国内のニューエイジを黙らせようとしたわけ。
都合が良かったわけね。
それと同じ理由で万博に月の石があったわけでもあるんだろうね。
そして、そう、思い出してほしい。
911が自作自演で間違いない。それをばらしたZeitgeistという映画はニューエイジ思想の産物である。
スコティッシュメーソンの広報誌の題名はニューエイジであったわけだし、キリスト教原理主義に対立するニューエイジというのは宗教破壊のユニテリアン(帰一教)そのものである。
さらに、自作自演の911から、イラク戦争に反対した各国はEUの欧州そのものであり、それはグラントリアンの強い国=ロスチャイルドの国、そのままの構図で「ロス茶+Jロック VS Dロック」の構図は間違いない。
そうである。
911自作自演をした「陰謀を仕掛けた」勢力と、「ばらす側」つまり暴露している勢力の構図は、それより大昔のアポロ捏造をばらしたのは、全く同じ構図であるべきことだったのだ。
しかし、ロス茶よりだったはずのJロック(スコティッシュ、ニューエイジ)に、圧力を、「今さら」かけたわけね。Dロック側が。
つまり、今「アポロ捏造のことについて言及するな」という支配者からのメッセージは「911自作自演をこれ以上言及するな」という同じメッセージ、言論統制の加速してることを象徴するような事態であるというわけ。
911への言論統制と同じものと理解できれば、今更そんなことをする理由は、ただ一つ。
なぜなら、それは・・・・・911と同じことをするからという至極わかりやすい理由だったわけよ。
ここが自分の予想できていて、でも書けなかった部分。
今さらだし、何の価値もない。
あくまでも、後だしジャンケンでしかないので「説得力を持ってはいけない」類の話。
このアポロ陰謀についての副島はJロックフェラーよりも、ロスチャイルドよりの姿勢ともいえるわけね。今は月面の数十億cpm(数百シーベルト)を「安全だ」と、黒を真っ白に変えることができる放射線学会のロジック(アポロが月に行ったことになってる)を使って、「内部被曝などなど問題ない」とかぬかしてるけどね、副島。
彼は、ゼンマイ仕掛けの祈祷師という御用評論家ではないですが、やってる行為はアポロ捏造を自分自身でけなしてるだけの商売屋さんにしか過ぎないわけですが。
この強引な右への振り子の動きがあって、さらにこんな流れあれば「予想は出来たかもしれない」
と思える話しなわけね。
2010年11月初旬 イランのナタンツ(Natanz)にあるウラン濃縮施設の稼働が一時的に停止した理由は、サイバー攻撃である。
2011年01月16日 米紙ニューヨーク・タイムズは、このサイバー攻撃が、イスラエルとアメリカの共同開発のがスタクスネットであるという内容の記事を掲載。
いよ!さすが反CIAのニューヨークタイムズ!!!
このサイバーテロは今、新聞にもでてきてNHKでも少し放送したね。
で、この事態の流れ、イランのウラン濃縮施設の一部を破壊したというアメリカ製のテロが、「世界中が原子力推進に振れていた」という振り子を戻すという明確な目的があるために行われたなら、311のような事態が起きることは簡単に予想が付くわけでしょ?
「同じ理由のときには同じことが確実に起きる」ってことね。
そもそも、イランのサイバーテロは誰がやったかわからないという話だが、イランを敵視してるのはアメリカとその分身しかいないわけです。
そいつらが大量な核物質をバラまかせようとしたのは明確なことなわけ。
でイランで失敗して、その年の年末だっけ?福島の沖を外国人誘導の調査船が掘りまくってたのは?
で、なんとかウラン大量放出を回避できたイランではCIAが大量に捕まって、大変なことになっている・・・と。
ここらへんは調べてないのであまり知らん。
こういう流れがあったから、「核物質を大量にばらまいてもドル崩壊を止めたい」とか、「911を今さら追求するな」という奴らのメッセージがあったからこそ、311は同じものだよと確信をもってしまったわけね。
本当は、水素爆発含めて要所要所の根拠はもっとたくさんあるんですが、まあ、一番大きな流れとして。
このアポロでもわかる言論弾圧の流れがあったんだよと、送ったのがmonosepiaさんに送ったメール、(もう少し要所の説明が多かったけど、それはまた後日記事に出来たらします、さすがに長すぎる)、たしか「哀しいけれど状況証拠が一番参考になる」なんて書いたっけ。
散々、長くなって「予想は出来たかもしれない」というだけの、何の価値もないものです。
国内のキーマンよりも、アポロとかイランとか世界的な意味での振り子がどうなってるかを意識すべきだったという反省のいみもあります。
しかし、今また震度が浅すぎる地震が多発してきて、阪神淡路大震災のようにダボス会議直前までは警戒が必要な状況ですので、そこらへんは、それぞれのご自身の視点の補足にでも応用していただければ幸いです。
(…)
On 11月 28th, 2011, ねこたねころう(魔法使いハンター) さんのコメント:
こんばんわ。またの更新嬉しいです。
さっそく読ませて頂きました。目が回りそうなくらい関係性がいっぱいで消化するのに時間かかりそうです。モグラさんはその関係性をすべて頭に入ってるってすごいですね。
前コメントしたものにレスしていただきありがとうございました。
あまり参考にならないとは思いますが、イランとCIAの関係について少し書いてみます。
うちはイスラム世界の事を調べている、イスラムフリークですが、イランについて気になった事があったのでひとつ。(私はモグラさんほど知識がないので役に立たない可能性大ですが。役にたたなかったらすみません)
まず宗教から。世間の大人は、スンニ派とシーア派の区別がつく人があまりいなくて、更についたとしてもムハンマドの血筋がどうこうだけの知識で終わってる人が多いのですが、シーア派ってなんというか神秘的な宗派なわけですよ。キリスト教に近いとも言われるけど、つきつめて考えたらフリメなどのそっちに近いつうか。
うちが読んだシーア派の本では、シーア派の宗教組織(シーア派は珍しくカトリックみたいにピラミッド型の組織を持ってます。発足したのは20世紀だけど)のトップであるアヤトラー(シーア派の法学者の最高峰)は、コーランの神秘的かつ象徴的な隠された智慧を読み解く法学者の最高の地位らしいです。
このあたりからしてシーア派って、どうもニューエイジのフリメやイルミなどの秘密結社臭い側面を持ってるようです。
なのでモグラさんが、ホメイニがパリ亡命中にグラントリアンメソに入ってたんじゃないかという話にも繋がるわけだし。
またイランの国教はシーア派の中でも12イマーム派でしたが、7イマーム派のイスマイル派の二ザール派(アサシンの宗派ですよ)派なんかは、モロに中世にはテンプル騎士団と繋がってたわけです。
近世のイランには、ヨーロッパの国々が食い込んでたという話もありますし、イランはアメリカのテレビ番組などはとことん嫌ってもヨーロッパのテレビ番組などは積極的に購入したりして、イランはアメリカとは険悪ですが、ヨーロッパとはそうでもないかな?ナチスの時代にアーリア人認定されて喜んでた国だし、ナチスなどのニューエイジ臭い路線から割り出すのもいいかも?
そういうわけで、イラン情勢を読み解く上でヨーロッパという視点を加えるといいと思います。(ご存知でしたらすみません)
またCIAとの関係を解析する一番重要なポイントがヘロインの流通ルートだと思います。
イランはヘロイン流通だかなんだか覚えてないですが、そのあたりの利権でレバノンのヒズボラをバックアップしております。
ヘロインといったら、アフガンで展開している米軍=CIAと対立する部分あるんじゃないでしょうか?
ヘロインはアメリカよりも、ヨーロッパの中流以上の層に人気ですので、アフガンからイラン・イラク・レバノンを経て地中海を渡ってヨーロッパにという流通経路を見ると思わぬ事がわかると思います。
たぶんCIAとイランの関係でせめぎあってるのは核もだけど、ヘロインが多そうかなぁと。
あまり役にたたないレスで申し訳ないですが、イランの事について書かせていただきました。
がんばってください。
(…)
On 11月 28th, 2011, ねこたねころう(魔法使いハンター) さんのコメント:
モグラさん
こんばんわ。さっそくのお返事感謝です。
モグラさんに参考にしてもらえるってきゃー嬉しい
イランについて書き忘れた事がありましたので補足しますね。
うちの親父(陰謀論者だけどスピ系。船井幸雄を信じてたり、洗脳されててどうしようもないです)から聞いた話なんですが、その昔週刊誌でホメイニのすり替え疑惑の報道があったそうです。(なんでも指の形状が違うとか色々)
世界中の革命屋さんと言えば、フリメやイルミですが、もしイランの革命をでっち上げる上で本命のホメイニをすげ変えたとしたら色々な見方が変わってくると思いますよ。
ほんと、大事な事を忘れてて申し訳なく
うちはスンニ派のイスラム原理主義を調べたんですが、パキスタンやらタリバンのベースになったデオバンド派といい、サウジのワッハーブ派といい基本的にアングロサクソン系=CIAなどの流れの背後関係があります。
イランなどのシーア派の革命(レバノンのヒズボラなど)とはちょっと違うかな?
そいつらが、少数派で国際金融資本に資金を投下される前のナチスみたいに結構小さな勢力だったんですよ。
スンニだのシーアだの言っても、イランはスンニ派が90%以上を占めるシリアと大の仲良しですけど(シリアの大統領だけは秘密結社的な宗派のアラウィー派なんですが。イスラム教のフリメ版といってもいいほど秘密主義宗派)
イスラム圏を調べる上で一番重要だと思うポイントは、19世紀まではイスラムのメインストリームはスーフィズム(イスラム神秘主義ですが、色々と難しいので解説は飛ばします)だったんです。原理主義ではないというのがポイントなわけで。
人々の生活の中心はスーフィズムの道場(フリメで言えばロッジですが、スーフィー教団はフリメとかなり違います)だったんです(もちろんモスクもですけど)
その中で、かなりゆるい寛容的なイスラム教があったわけで。
その中で、欧米の帝国主義の植民地争奪戦が本格化して、西洋の価値観が流入したことで原理主義が芽生えてくるわけです。
その芽生えた原理主義に積極的に水と肥料を投下して育ててたのがイギリスだったりしまして。サウジなんかはその典型ですわ。
なので、政教一致のイスラム国家(サウジやイランなど)を見る上で、イスラム国家の枠組みを育てたのが欧米勢力であるという視点が見えてくるわけです。
そういったイスラム国家(サウジ、イランも同じく)はスーフィズムを弾圧してるので有名です。
そこから見えてくるのは、イスラムによる「革命」やら「原理主義」でさえも、日本の天皇教や国家神道と同じような側面が見えてくると思います。
その視点でイラン情勢や中東情勢を見ると、かなり面白い事が見えてくると思います。
あ、ちなみにスーフィズムは薔薇十字運動などのヨーロッパのフリメやイルミにも影響を与えてるといわれてます。(クリスチャンローゼンクロイツがイエメンに行ったという話しが出てきますよね)
思弁的なフリメがせいぜい300年程度の年数ですが、イスラムのスーフィズムの教団は創立が1270年代とかで、今でも存続してます。
そこは位階制を持ち、思想体系があり、フリメ的な組織ですけど、あまり選民思想も危険思想もないようですので、割と共存して今に至ってます。
イスラム原理主義の成立と、フリメの源流としてイスラム神秘主義はイランなどの情勢を解き明かす上で重要なファクターだと思いますよ。
イスラム世界フリークの初心者がお送りしました。
中東情勢の話で何かあればフォローさせていただきますね。
(…)
On 12月 1st, 2011, ねこたねころう(魔法使いハンター) さんのコメント:
こんばんわ。また書き忘れた事がありましたので書かせて頂きますね。
数年前にイランで選挙が無効だというデモがあったのを覚えてらっしゃるでしょうか?
そしてその後もデモなどの小競り合いがあったようですが。
イランというのは、議会制民主主義の上に最終決定権を持つ政教一致のイスラム法学者の組織が乗っかっているというシステムなのですが、大統領などの政治家のバックに必ず法学者がついてます。
アフマディネジャド大統領にはだれだっけ、よく覚えてないけどガチガチの原理主義的な宗教指導者がついてたかなぁ
まぁ、そんなわけでイランの情勢を読み解く上で、政治家+法学者の関係を調べるのが大事かもです。
イランには、中国の胡錦濤派と江沢民派などの北京派vs上海派にあるように、欧米勢力や軍産複合体と繋がった改革派(ラフサンジャニやムサビなど)とアフマディネジャドのように(ユダヤ人説があるが)反米派+ロシアと仲良しなどの派閥があるようです。
んで、今から数年前の2009年のイランの選挙無効騒ぎでは、「選択」という雑誌に書いてあったんですけど、UAEに拠点を置くCIAが工作したと書いてありました。
つまりアメリカは何が何でもイランを攻略したいって意思はあるようです。
周辺国のトルクメニスタンやパキスタン、イラク、バーレーン(ペルシャ湾に浮かぶ島)、クウェート、アフガニスタン、オマーンなどはすべて米軍の基地だか拠点があるわけです。つまり四方八方包囲されてるわけで。
現状イランは結構な産油国で、最近500億バレルの油田と5兆立方メートルのガス田がまた最近見つかってます。
アフマディネジャドは、ご存知の通りロシアや中国とも関係を深めたりしてます。
あと世界のエネルギーの大動脈はホルムズ海峡ですので、ペルシャ湾に前面に面してるイランさえ落としてしまえば、欧米勢力が完全に(ロシアやベネズエラなどは除いて)石油資源のコントロールのイニシアティブを持つ事になるわけです。
なのでいくら新興国といえど、石油や天然ガスがないと工場動かせないんだからペルシャ湾のシーレーンと中東の石油や天然ガスを押さえてしまえば、新興国の首根っこを掴む事ができるわけですわ。
そういった意味でも、イランというのは地政学的に重要な土地だと思いますよ。
あとは石油利権ならパイプラインもありますよね。中央アジアを横断してるパイプラインを使って直接イスラエルに石油を持ってこれますし。
つまり、イランさえ取ってしまえば、台頭しつつあるロシアや中国などに対する牽制ができるわけですわ。ついでに中東でのイスラエルの脅威もなくなるし。
まぁ、そういった様々な要因があってアメリカはイランを取りたくて仕方ないのでしょう。
またイランは、レバノンのヒズボラの大スポンサーですので、イランさえ潰せばイスラエルにとって面倒な隣国の敵がいなくなるわけで。
またイランはよくわからないのですが、ヘロインの密輸をやって儲けてる可能性もあります。レバノンといったらヨーロッパへの重要な積出港ですから、ヘロインを密輸する上でかなり重要な港なのです。
イスラム世界って、酒には厳しいけど麻薬には昔から少し甘いところがあります(今のイスラム国の法律では厳罰ですけど)エジプト人が書いたアラビアンナイトの小説で町の水タバコ屋にハシシ(大麻)が置いてあるシーンやらあるし、イエメンでもカートという草をやってますね。
また今デモやら何やらで揉めてるシリアですが、あそこはイランの同盟国なわけです。シリアは確か石油が出ない、貧しい国です。シリアが強硬な姿勢を取れるのもイランが背後にいるせいかなぁ?その辺よくわかんないですが。
んなわけで、イランを取ればなし崩し的に重要な所を取れますので、CIAは何が何でも取りたいところなのかも知れません。
イランとフリメの関係についてはおいら正直よくわからんです。
ホメイニが、イランが王国だった時代の大統領以下親米政権の閣僚がみんなフリメだ!と指摘した事があるそうです。もっと研究が必要ですね。
なんかモグラさんはご存知の話ばかりで申し訳ないのですが、イランの情勢について書かせていただきました。
役に立たなかったらすみませんね。
(…)
On 1月 7th, 2012, ねこたねころう(魔法使いハンター) さんのコメント:
モグラさん、イランにおいて新たに発見した事実があったので書きますね。
イランは、アメリカの「敵」になっていて、地政学的にも重要なポジションにいますが、キューバなどを通じてつながってるそうです。(当たり前か)
イランが金正日の葬儀で弔意?を表したのも関係あるかな?
ヘロインは高級麻薬ですから、そのあたりのつながりがあるんでしょうね。
アフガンからイラン・イラクを経てレバノンまでのシルクロードの陸の道とヨーロッパへの積出港であるレバノンのヒズボラを押さえてるイランは、ヘロインの重要なポイントを抑えてますよねー
やはりというか、そんな印象ですけど(最初からそう思ってたけど)アフマディネジャドは、副島辺りの情報ではCFR直通という話もありますが、逆にアフマディネジャドがアメリカではなく、ロシア・中国と繋がっていてそうではない・・・という情報があります。
リチャード・コシミズあたりは、イランの反米勢力の部分だけを取り上げて、繋がってる部分もスルーしますが何かあるのでしょうかね?
非常に興味深いポイントです。
関係ない話で恐縮ですが、最近リチャード・コシミズの背後関係を調べておりまして、その調べる手がかりとしてモグラさんがコシミズ氏はロスチャに繋がる親中工作員であると書かれたのを参考にしてますが、コシミズ氏の正体がいまいちわかりません。
ふって沸いたように、ニューエイジ臭いガイア思想を言い出したり、フリメ臭い死と再生の思想である、日本はいったんエジプト神話のオシリスのように解体されて再生されなければいけないという思想など疑惑の部分がありますがいまいち飼い主がわかりません。
ロスチャであることは安易に想像できるのですが、直接的な流れがわからないですわ。
ただヨーロッパの王室の悪事を華麗にスルーしたり、フリメ的な西洋史の側面を綺麗に切り取ったりしてるところを見ると何か関係があるのではないか?と思います。
もしよろしければ、コシミズ氏とフリメ、その他工作員の飼い犬の話を教えていただければ幸いです。
どうかよろしくお願いします。お忙しいのにすみません。
(…)
On 1月 8th, 2012, 万公 さんのコメント:
レスありがとうございます。タイミングよく証拠品が消えたようで、怪しさに拍車がかかってきてますね
月の石など大量紛失 NASA、ずさん管理発覚
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111210/amr11121008400000-n1.htm
posted on 1月 8th, 2012 at 9:40 PM
20
On 2月 6th, 2012, まっこうモグラ(管理人) さんのコメント:
ちゃんとした月面放射線の計算式、JAXA基準の電子ボルトの代入した式を記事にしようかな?と思ったけど、出し惜しみしました。
まあ、誰でも出せるんですけどね。簡単な算数です。
それにしても3日半で月から帰って来たというアポロ・・・。
もうアニメを超えてますね。あれ。
ちなみに、その影響からか、ガンダムとかでは1日もかからずに、月から地球にきます。
これってマッハ30近くの世界で、これの相対速度での撃ったり撃たれたりの世界が出来る人間なら、彼らはハシで銃弾をつかめますね。
posted on 2月 6th, 2012 at 11:06 PM
21
On 3月 18th, 2012, まっこうモグラ(管理人) さんのコメント:
大事なこと言い忘れてた。
別に箸で銃弾がつかめようとそれはどうでもいい。
いろんな創作物でさえ、アポロの影響を受けて勘違いしてしまっている。
地球と月との距離は、洗脳された一般論で考えているほど近くはない。
”
U @wayofthewind 3月29日
宇宙人(笑)以前に、人類が宇宙とやらに出て行ったことって、正史では一度ないんですよね。
月?
ヴァンアレン帯を、あの軽装備でクリアして、月面に見事に着陸?
ましてや月から地球に帰還なんて、最近の技術でも難しそう。
@6thcrusader
ネズミさん @Nezmi_san 4月18日
@wayofthewind @kitsuchitsuchi @6thCrusader
バンアレン帯について(NASAの見解)
https://www.youtube.com/watch?v=NlXG0REiVzE …
(おもいっきり「じゃ69年のは何だったんだ?」のコメントw)
NASAの技術者が名言:"We must solve these challenges BEFORE we send people through this region of space"
オリオンミッションなんちゃらの前に、バンアレン帯を突破できないw
アポロにクリソツな宇宙船で、これまた地球脱出に「課題あり」というのだから、笑うしかない。このミッションもアポロ同様に「大金を奪い取る」・・・、いや「大金」なんてのは「印刷」するだけだからw
因みにNASAによれば、アポロ14号の被爆量は14mSVだそうだ。シャトルは5mSV
http://www.nasa.gov/pdf/284273main_Radiation_HS_Mod1.pdf …
(へー、CTスキャンは2mSV~10mSVと聞くが?宇宙って、月面含めてそんなもんとは思えんがね?人間は10SVであの世だ・・・)
ちょっとまてよ、年間だけど赤道20mSV~北極・南極は50-120mSV食らう訳だ。だが数ヶ月の火星ミッションでは1SV~4SVらしいね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Health_threat_from_cosmic_rays …
さてさて、オリオンミッションでは、バンアレン帯の通過は数ヶ月の宇宙旅行の「一瞬」に過ぎない、トータルで「数SV」受けるわけだよ?そこに「問題だ」というのはどういうことか?
@kiha205 @wayofthewind @kitsuchitsuchi @6thCrusader そういう筋でなく、火星に行くのに最初の障壁が「バンアレン帯」だっていう話。これがアポロ同様50兆円もかかる計画w
邪ブラック @yokosimablack 4月18日
@Nezmi_san @kiha205 @wayofthewind @kitsuchitsuchi @6thCrusader
横入りですいません。
7~8年位前JAXA見学行って研究者に、
アポロのバンアレン帯疑惑を質問しました。
曖昧な回答もらった記憶が懐かしいです(笑)
U @wayofthewind 4月19日
アカデミーならではの閉鎖性やバイアスというのはありそうですね。
過去の論文の孫引きを繰り返して自家中毒に陥っていたり、定説を疑うことすら許されない雰囲気だったり。
@kiha205 @6thcrusader @nezmi_san @yokosimablack
徒弟制度そのものが温床になっていそう。
師への憧れが一線を超えさせやすい?(笑)
常識的な概念を打ち破る通過儀礼になっているんでしょうね。
@6thcrusader @kiha205 @nezmi_san @yokosimablack
ネズミさん @Nezmi_san 4月18日
興味深いデータを手に入れた
http://en.wikipedia.org/wiki/Cosmic_ray
この表、宇宙線でいえば日本は米国の5分の1
人工放射能の降下量(fallout)は世界平均の30%増(311後)
であるが、米国は人工放射能をカウントしないw
トータルでみると日本はカウントしない米国並みw
飛行機は1000時間で5mSVらしい、だから5μSV/h。
ソ連のミールで太陽フレア時に計測された値は船内で5mSv、船外で30mSv、驚くべきは「大気圏外」の放射線量が「何処に載ってるの?」というくらい見当たらないw
宇宙飛行士の被爆量MAXは55mSVらしいね。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesj1959/35/10/35_10_880/_pdf …
先ず、ルナラウンダーのような垂直安定着陸と上昇技術を地球で見たことないばかりか(6分の1だから「出来る」議論するなよ。ハリアーとか言うなよ、あれはジェットで1分持たん。)、ランデブーでドッキング出来る訳だw
(ゲッターロボかよw)
それがほぼ1発成功である。ライト兄弟からマトモな飛行機が作られる歴史で見れば未知の宇宙空間と月面で失敗は相当続く筈だ。失敗続きの米国が「突然」成功し、当時進んでたソ連は「月に人間を送ってない」w
因みに「ランデブー」は今や「使われて無い」そもそも其処までの技術が有りながら「月に何もないから、スペースシャトルに切り替える」「金が無い」などと訳わからん言い訳で「地球の回りでグルグル」「少コスト」なる言い訳、しばらくして「火星」と言い出す。
ひとまず技術有るなら地球上で「数トンの鉄の塊を上空から逆噴射で着陸して見ろ」「サンダーバードでしか見てネーぞ」だよw
人間夢みなきゃ?と言うのは嘘、逆で都市や田舎の閉塞感が生み出す逃げ場。あのアポロの時代は宇宙飛行士100、今はAKB48、作り出される。親バカは「宇宙飛行士、ありゃ嘘だ」と言えなかった、受験社会だからだ。「本当に本当の事」を言って言い聞かせる、これが真の親だろ。
@spaptre 「人工知能が飛んでいく」事は考えて無いようですねw
@prometheus2054 たまたま持ったDNAが文明を作り出すに都合が良かったとも考えられる。仮に宇宙人が人間を作ったなら、コロンブスの卵で、じゃその「宇宙人は誰が作った?」じゃないですか。地球人が「オリジナルでない」と言い切れ無い。
仮に宇宙人が人間と文明で圧倒的差を持ち、地球環境下で猿を改造して人間を作ったとして、宇宙人ですらDNAのオリジンは猿や人間と同じである可能性は有る。所詮はDNAを継承する生物である。無機物宇宙人がいたら何ですがw
ニューエイジ・スピリチュアル・精神世界の問題点
http://ww4.tiki.ne.jp/~enkoji/newege3.html
”ニューエイジとは、今までの世界が終わって新しい時代(愛と平和と調和の時代、霊性の時代)が始まる、ということです。これはキリスト教の終末論、まもなく裁きの日が来て、古い世界は滅亡し、選ばれた目覚めた人による新しい世界が始まる、という考えが基礎になっています。
ヨハネ・パウロ2世は、ニューエイジはグノーシス主義だとして切り捨てています(ヨハネス・パウルス2世『希望の扉を開く』)。ニューエイジの直接の源流はブラヴァツキー夫人(1831~1891)の神智学協会(キリスト教の終末論に加え、グノーシス主義や薔薇十字団といったキリスト教異端思想、それに東洋思想をまぜたもの)です。
Wikipediaによりますと、グノーシス主義では、
「グノーシス主義は、地上の生の悲惨さは、この宇宙が「悪の宇宙」であるが故と考えた」
「善とされる神々も、彼らがこの悪である世界の原因であれば、実は悪の神、「偽の神」である。しかしその場合、どこかに「真の神」が存在し「真の世界」が存在するはずである」
と考えます。つまり、この現実の世界、この私は、本当の世界、本当の私ではなく、本当の世界は別にあるんだというわけです。 そして、肉体の中に魂が閉じこめられているから隠されている知に目覚めなさいと説きます。精神(霊性)を重んじ、肉体を軽視します。
インド思想の梵我一如は個(我)から全体(梵)へ統一、ということを説いています。ヒンズー教のシャンカラの不二一元論は次のように説きます。
「宇宙にはたった一つの真の現実だけが実現する、と教える。それがブラフマン、永遠存在、あるいは西洋人流にいえば宇宙意識である。私たちが現実であると思っているものは、実際は私たちがそう思いこんでいるものに過ぎない。私たちが世界とみなしているものはブラフマンとの関係は、マーヤーとして知られる。自己と絶対存在との合体を完全に成し遂げたなら、解脱を迎える。永遠存在は、神秘体験、霊的直感、瞑想を通して到達可能である」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
グノーシス主義やインド思想などの、どこか別のところに本当の世界があると考え、現実や肉体を軽視する思想がニューエイジに大きな影響を与えています。そして、19世紀に盛んになった心霊主義(スピリチュアリズム、霊魂の実在の科学的証拠があるという主張)も、ニューエイジに取り入れられています。
「論証を放棄し、知性よりも直観を、理論よりも感性を尊重することで、ニューエイジは異質な諸信念幅広く上手に取り込む」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
ニューエイジの主張をまとめてみましょう。
今の私とは違う「もう一つの私」があり、それが「本来の私」である。今の私は「本当の私」「真の私」ではない。そして、今のこの世界は「本当の世界」ではない。だから、「本当の世界(リアリティ)」「本当の自分」に目覚めなければならない。
「霊性(スピリチュアル)」こそ「本来的自己」である。「本来的自己」は「宇宙意識」という超越的存在とつながっている。「霊性の覚醒」「意識の覚醒」をするためには、瞑想・苦行・薬物などによる神秘体験、あるいは超常体験による「自己変容」「意識の変容」が必要である。
「本当の世界」とは「高次の世界」「霊性の世界」である。「霊性の世界(スピリチュアル)」は近代科学ではまだ解明できないし、私たちの日常意識では認識できない。
「霊性の世界」にはいくつものレベル、ステージがある。「意識レベル」を向上させることが人間に生まれた目的である。そして、「高次の意識」を獲得する者が増えれば、人類は「進化」する。進化とは肉体面よりも精神面、霊性での進化である。「個人の変革」が「世界の変革」をもたらす。(「 」の中の言葉がいくつか出てきて、肯定している文章を見かけたら、さんくさいと思えば間違いありません)
たとえばエド・ミッチェルという宇宙飛行士はこのように言っています。立花隆もこの考えに同調しているように思われます。
「宇宙の本質は、物質ではなく霊的知性なのだ。この本質が神だ。人間のみならず、世界のすべてが精神的に一体である」(立花隆『臨死体験』)
ニューエイジ・精神世界の問題点には次のものがあると思います。
① 「本当の私」「本当の世界」という虚構
② 現実や肉体の軽視
③ 神秘体験至上主義
④ 悪徳商法やカルトとの関わり
① 「本当の私」「本当の世界」という虚構
ニューエイジ・精神世界は科学では解明できていない世界、あるいは人間が認識できない、通常の感覚では把握できない世界があると主張します。
「通常私たちが理解している世界など幻想にすぎない」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
それはその通りです。私たちの認識や知識は有限であり、不完全であり、部分的であることは認めざるを得ません。現在の科学で解明できていることなど本当に限られたものです。だからといって、現在の科学はまったくのデタラメではないし、役に立たないわけではありません。そして、私たちが生きているこの現実は幻ではありません。
「本当の世界」とはどういうものかを科学では解明できず、日常の感覚では認識できないのなら、どうして本当の世界があるとわかるのでしょうか。それは神秘体験や超常現象によってです。しかし、瞑想や臨死体験などで経験した自分の神秘体験を絶対化し、体験を自分の考えに合うように都合よく意味づけし解釈しているだけのことです。「本当の世界」体験を語っているにすぎません。
「重要なのは体験であって、言葉ではない。メッセージは感覚を通してやってくる。知性を通してではない」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
神秘体験や超常現象のように科学で解明できていない現象はいったい何なのか、その説明はあくまでも仮説です。仮説はいくらでも考えられます。しかし、ニューエイジでは自分の考えとは違う可能性、仮説は切り捨ててしまい、あらかじめ考えられている結論に強引に結びつけます。
そのいい例が立花隆です。谷田和一郎が立花隆のオカルト的なものに対するパターンを書いています。
「まず、最初はオカルト的現象に対して、ひとまず疑問を提示する。ただし、これはあくまでもポーズでしかない。一応疑問を示しながらも、オカルトを頭ごなしに否定するのは非科学的であると言って、オカルトの実例をいくつも挙げていく。
この実例が、かなり長い。あまりに長いものだから、途中で論理の道筋がよくわからなくなっていき、いつのまにか最初の批判的なトーンは薄れて、最終的にはオカルトに肯定的な結論が導き出されていく」(谷田和一郎『立花隆先生、かなりヘンですよ』)
これは臨死体験についての論法です。
「はじめに「本人の報告を信じる限り」と注釈をつけておきながら、最後には「このような例を否定するわけにはいかないだろう」と締めくくっている。最初に、報告を「信じる限り」と仮定していたのに、最後には報告が「正しい」ことになってしまうのである」(谷田和一郎『立花隆先生、かなりヘンですよ』)
こうした論の進め方はニューエイジャーに一般的に見られます。「まず初めに結論がありき」です。そして実例(と称するもの)をあげ、「そうらしい」「ありうる」「かもしれない」という曖昧な表現を使いながら仮説(すでに用意されてある結論のこと)を述べ、こういう実例が積み重なると否定できないと言い、いつの間にか「これ以外考えられない」と断定するわけです。ところが、実例が真実かどうかは検証されません。そこを批判すると、体験していない者にはわからないと言って、反論を認めません。
こんなことを言うと、「いや、ちゃんと科学的に証明されている」とニューエイジャーは反論するでしょう。近代科学の限界を強調し、時には否定するのに、自らの仮説の正しさを言い立てる時にはなぜか科学的な装いをとります。(宗教でも、科学を教義の証明、正当化に使う教団があります。これは科学教という宗教の一種に膝を屈することです。教えの頼りなさを広言しているようなものです。この点も怪しい宗教を見つけ出すためのリトマス試験紙になるでしょう)
「奇妙な説やニューエイジ信仰に引き寄せられやすいのは、うわべだけの学術的世界に住む人々だと気づいた」(マイクル・シャーマー『なぜ人はニセ科学を信じるのか』)
マハリシのTM瞑想の効果は科学的に実証されているとか、瞑想の時にアルファ波やシータ波が出ている云々とか、量子力学がどうしたとか言ってます。もっとも検証してみると間違っていたり、類似している点を強調し、こじつけているにすぎないのですが。おまけに、仲間内しか通用しない意味不明な使い方がされますから、第三者にはチンプンカンプンです。
「量子力学では」とか「波動」「場のエネルギー」といった言葉が出てきたら、これは怪しいと思えば間違いありません。他にも、フリーエネルギー、磁気効果、活性酸素、右脳左脳、前頭前野、クラスター水、マイナスイオン、アルカリイオン、ホメオパシーなども怪しい言葉です。
「これら科学用語を使えば、それがなぜ効能があるかよくわからないけれども、なんとなくありがたそうに思える点が重宝される。難解そうな感じが、いかにも深遠な意味があるかのような気分にさせると期待するからだ」
「物理学の用語は硬いものが多いが、それがかえって受ける要素になっているのかもしれない。用語の硬さが難しそうな雰囲気を醸し出すとともに神秘性を感じさせ、信用できるという印象を与えるためだろう」(池内了『疑似科学入門』)
「連中は、ハイゼンベルクの不確定性原理とシュレーディンガーの猫とゲーデルの不完全性定理を根拠にして、科学的証明などというものはない、科学は世界の一つの解釈に過ぎず、ほかに正当な解釈がいくつもあるなんて言っているんだ」(デイヴィッド・ロッジ『考える…』)
仲間内でわけのわからない話をするのならまだしも、教授や博士という肩書きを持つ人が、「科学的にこうだ」とニューエイジの主張を肯定する場合があります。たとえばオカルトです。死後の世界、霊魂、超能力、超常現象、宇宙人などについて、「こうした現象が実際にあると科学的に証明された」なんてウソを平気で言う人がいるんですから困ったものです。
心霊主義の創始者とも言えるフォックス姉妹は霊との交信はいかさまだったと告白しています。「天中殺入門」を書いてブームを起こした和泉宗章もその後、占い批判をしました。ところが、本人が明らかに否定しているにもかかわらず、いかにも事実のように書いている人は少なくありません。
谷田和一郎は立花隆批判の中で次のように言っています。
「オカルト作家がオカルトの話を書いても、新興宗教の教祖がオカルト的なことを言っても、もちろんそれは許容の範囲内にある」(『立花隆先生、かなりヘンですよ』)
しかし、大学教授、博士、著名人(立花隆のような)がオカルト肯定論を語ったら、信じる人が出てくるわけですから、その害毒は大変なものです。
結局のところ、ニューエイジは島薗進の言うように、ニューエイジは「新宗教以後の宗教運動」です。
宗教の定義は難しいのですが、土屋賢二『ツチヤ教授の哲学講義』によりますと、
「宗教では、常識からすればとても信じがたいようなことを多くの人が信じているんですよね。それが宗教です」
「宗教というのは、この人生、この世界で、何が重要なことかということに関係するように思うんです。その人が何を重視するかという人生観の問題というか、価値観の問題というか、その人の生き方の問題なんです」
とあります。
たとえば、神の子、最後の審判、信仰すれば幸運になる、悪いことをすればバチが当たるなど、反論することもできないし、証明することもできない、しかしその人にとって重要なことを信じることが宗教だという定義はニューエイジにも当てはまるように思います。もっともニューエイジはかなり怪しい宗教運動ですが。
「確かに魅力的なファンタジーだが、そうなるという根拠はどこにもない」(菊池聡『不思議現象 なぜ信じるのか』)
② 肉体の軽視、現実逃避 ― 夢としての「本当の私」「本当の世界」
精神性(霊性)を重んじ、我々の生きているこの世界は真実の世界ではないと説くニューエイジは、肉体を軽んじ、現実に目をつむります。そして、何かあればすべて心の問題にしてしまいます。アメリカのテレビ説教師がこう言っているように。
「病気で苦しんでいる人に対して、その病気はあなた自身が作り出した物語に過ぎない、犠牲者根性を振り捨てて、考え方を根本的に改めるかどうかも、あなた次第だ」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
その極端な例がオウム真理教のポアです。死ぬのは肉体だけで、霊は不滅だから、肉体を離れることによって霊性をよりよいものにすればいい、と言っているわけですから。
社会の問題(戦争、飢饉、病気など)を心の問題として片づけ、自分が今生きている現実、生活を見ません。だから、苦しんでいる人が目の前にいても、何が本当に問題なのかがわからなくなってしまいます。
そして、ニューエイジが与える
・私には隠された能力(超能力も含む)がある(本当の私)
・より素晴らしい未知の世界がある(本当の世界)
・願望は必ずかなう
という夢の中に生きるのです。。
「自己啓発本や精神世界本と呼ばれる本は基本的に人間の願望に肯定的である。いずれも人の直感力や感性のすばらしさをたたえ、誰もが未知の隠された能力を持つと説いている。気の持ち方次第で人生は成功する、医者や手術に頼らなくても病気は治る、死んでも魂は不滅だから怖くない!と」(菊池聡『超常現象の心理学』)
ニューエイジで語られることは、あまりさえない日常、平凡な自分という現実を見つめ、受け入れることができない人の、こうあってほしいという願望(本当の自分はもっと違った存在なんだ、自分は特別な人間であり、選ばれた存在なんだ)を、科学的体裁を装い、もっともらしい語句を並べて説いているにすぎません。
ニューエイジにはまっている人にとって、そうした「本当の世界」という虚構のほうが楽しいですから、自分自身や自分が生きている社会、環境をきちんと見ることをせず、事実を曲げてまでもニューエイジの与えてくれる物語を信じるわけです。
自己啓発セミナーがはやるのも同じ理由からです。家庭や学校、会社などで演じさせられている自分とは違う「本当の自分」と出会えたという喜び(錯覚にすぎないのですが)を与えてくれます。
もっともそれは夢を見ているにすぎません。いつかは醒めます。しかし、現実よりも夢のほうが居心地がいいものですから、醒めてもまた夢を見ようとして、宗教やセミナーのハシゴをすることになります。そうして現実に適応することが難しくなってくのです。
死後の世界や生まれ変わりがニューエイジで説かれるのも、人間は死すべき存在であるという事実が認めず、死んでも死なないんだ、そう信じたほうが得だ、ということがあるからでしょう。
「ニューエイジは何が現実かという感覚すべてを失ってしまったように見えるのだ」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
しかしながら、人生はいいことばかりではありません。つらいことが多く、いささかつまらない平凡な毎日をおくるという現実は楽ではありません。そして、人間は不完全で、誤りをしばしば犯します。だけど、それが現実です。残念ではありますが、私は別の人間にはなれないし、別の人生を歩むことはできません。
「いやなこと困難なことを避けて、心地よい楽な物語を提供するというのがニューエイジの特徴なのだろうか」(海野弘『世紀末シンドローム』)
③ 神秘体験至上主義
本当の世界、本当の自分を知るには通常の意識では不可能です。瞑想・苦行・薬物などによる神秘体験、あるいは臨死体験のような超常体験によって意識が変容しなければいけません。
諸富祥彦『人生に意味はあるか』にこう書かれています。
「(トランスパーソナル心理学では)臨死体験などをある特定の意識状態(変性意識状態)におけるリアルな現実と認めていくのです。
変性意識状態とは何か。それはたとえば、夜見る夢や、宗教的な覚醒体験や宇宙や大自然との合一といった日常とは異なる意識体験のことです。神秘体験や臨死体験をはじめ、体外離脱体験、前世の体験、死者とのコミュニケーション体験などもここに含まれます。そして、こうしたさまざまな特殊体験の本質的な意味を理解するには、それぞれ意識状態に応じた科学が必要であると考えるのです」
諸富祥彦自身はこういう経験をしています。中2の時から7年間、死に物狂いで人生の意味と目的を求め、心身はボロボロになり、自殺未遂までした。ある日、「このままでは仕方がない。これから三日間、飲まず食わず寝ずで、本気で答えを求めよう。そしてそれでもダメだったら、今度こそきっぱりと死のう」と決意した。三日後、答えは見つからなかった。「どうにでもなれ」と、すべてを投げ出した瞬間、答えはやってきた。
諸富祥彦はここを具体的に説明しています。「どうにでもなれ」と、その場にうつぶせに倒れこんだ。しかし、からだがとても軽い。不思議だなと思って、あおむけになってみると、おなかのあたりの1メートルほど上に、何かとても強烈な「エネルギーのうず」のようなものが見えた。見たとたん、「これが私の本体である」とわかった。「何だ、そうだったのか」と、その瞬間、すべてがわかった。
そして、このように諸富祥彦は結論づけています。
「人生の意味は認識する真理ではなく体験する真理なのだ」
「その「体験」を持たない者は、決してその「答え」に至ることはできません」
諸富祥彦は自身が体験した経験がいったいどうして生じたか、リアルな体験か、それとも幻覚なのかといったことを吟味しているようには思えません。どうも自分の体験を絶対視し、真理を体験したんだと思い込んでいるように感じます。
はたして本当にリアルな体験なのでしょうか。
坐禅をするといろんなイメージ、たとえば金色の仏が見えたり、光が輝くのが見えたりと、実際にはありえないさまざまなものが見えたり聞こえたりするそうです。悟ったと早とちりする人がいますが、禅ではこれを魔境と言います。いかに明らかにいろんなイメージが見えたにしても、妄想にすぎません。魔境にとらわれてはならないと禅では教えます。
オウム真理教でも神秘体験を重視していました。
「初めての体験(神秘体験)の感動は「今までこのために生きてきたんだな」と思うほどでした。
具体的にはまず気持ちが良くなり、身体が驚くほど軽く、柔らかくなり、ものすごい解放感と自在感に包まれ、「この肉体は仮の姿だったんだ」と気づき、輪廻転生の存在を確信しました」
「具体的な修行法があって、それをやることで自分が変わっていく。それをすることで、一時的だけれども心が安定したり、光が見えたりとかの神秘体験が起こるものだから、これは本物だと確信してしまう」(『オウムをやめた私たち』)
オウム真理教を離れてみると、神秘体験をしたことは事実であっても、その体験に自分たちに都合のいい特別な意味づけをしたことが間違いだったと気づくわけです。
「あくまでも神聖な体験なのに、それを解脱だとか、成就だとか、エゴを満たす手段として使ってしまった」
「長年サマナをやっていたら、将来が不安になってくるんです。本当にこのままでいいんだろうか。でも、この状態でいい、正しい、自分の選択は間違っていないんだって自分を納得させる手段が神秘体験で、じつにうまく利用していましたね」(『オウムをやめた私たち』)
④ 悪徳商法やカルトとの関わり
ニューエイジは理性よりも感覚を重んじます。そして、心地よいことを言って、現実から目をそむけさせ、夢を見させます。理性の軽視は常識の欠如を生みます。ですから、夢と現実が区別つかないニューエイジャーはだまされやすいと言えます。
それで満足しているんならいいじゃないかと言われそうですが、その人だけの問題ではなく、まわりの人にも迷惑をかけることがあります。たとえば、占いや血液型性格判断にしても、最初は遊びのつもりが、いつの間にか自分の行動、思考、判断を縛りつけられてしまい、縛られていることに気づかないまま、いろんなもの(お金・常識・自分で決断すること・責任感etc)を失います。
そこで、悪徳商法、インチキセミナー、エセ宗教は人を操る手段としてニューエイジを利用します。ニューエイジャーは彼らの餌食になり、ニューエイジ商品(香やオイル、水晶、サプリメント、占いグッズなど)、自然食品や健康器具、あるいは瞑想の会やヨーガの会、そして自己啓発セミナーなどで無駄なお金を使うことになります。それなのに、騙されていることに気づかないままでいます。
櫻井義秀『霊と金』に、札幌のすぴこん(スピマ)に出店している店舗について書かれています。その中からいくつかを紹介しましょう。
入場料1800円
癒しマッサージ部分20分1500円
オーラ写真撮影2000円、プラス1000円で解説
オーラ診断2000円
ワンネス、各種ディクシャ(脳にエネルギーを与える)2000円
ダウジングによるチャクラ測定20分2000円
リンパセラピーによる小顔マッサージ1000円
霊気による血液交換法15分1500円
スピマでの料金はお試し価格で安めに設定してあるそうです。
セッション価格は、「オーラを見る教室」の2時間3150円、チャクラヒーリング1時間1万円、波動調整1時間2万5000円など。
研修講座は、光の言葉セラピーヒーラー1日3万円、直伝レイキセミナー6日間9万5000円、エナジーセラピスト総合講座(色エネルギーによる癒し)受講70時間390,600円など。
セラピーという言葉、なんだかうさんくささを感じます。
「そんな夢を買うおまえなら、きっとなんだって買うだろうさ」(レイチェル・ストーム『ニューエイジの歴史と現在』)
シャリー・マクレーンはチャネラーに何度も騙されていますが、それでもチャネリングを信じています。キューブラ=ロスは騙されたことすら認めようとしませんでした。
「キューブラー=ロスのメッセージは微妙な形で害を及ぼす。知的水準を低下させるのだ。少なくとも宗教的な問題においては、何であれ自分にとって喜ばしいことを信じるがよいと説いているに等しいからである。苦痛を回避することだけが善ではない。「誠実であること」にも価値があるのだ。たとえ不愉快きわまりない結論であろうと、それが正しいという証拠があれば潔く受け入れるという態度である」(ポール・エドワーズ『輪廻体験』)
とりあえずは、「地球に優しい、人間に優しい、身体に優しい」「本当の自分探し」といった、いかにももっともらしいキャッチフレーズには用心したほうがいいでしょう。
そして、気功・ホメオパシー・アロマテラピー・カイロプラティックといった代替療法、あるいは民間療法、さらには前世療法、催眠療法までをも含むホリスティック(全人的)医学を、私はうさんくさく感じます。
「ホリスティック医学の思想は、臓器や細胞などといった部分をみることに 急なあまり、人間を全体的にみることを忘れてしまった西洋医学に対する 反省から1960年代のアメリカで興った概念です。
ホリスティック医学をひと言でいうならば、人間をまるごと全体的にみる医学といえます。健康や癒しとは本来、身体だけでなく目に見えない精神・霊性も含めた人間の全体性と深く関係があります」(日本ホリスティック医学協会HPより)
これまたもっともらしい説明です。しかし、ある人はこういう意見を言っています。
「全人的(ホリスティック)診療というのは結構でしょうが、それが非科学的な診療の体のいい言い訳に使われるのではたまったものではありません。
近代医学を否定されるのならそれはそれで結構で、ご自由にシャーマンなり呪術医になりおなりになればいいのですが、それなら抗生物質を使わずに感染症が治せるのか、ワクチンなしでポリオが予防できるのか、外科手術なしで盲腸をどう治療するのか、近代医学を否定される方にはぜひ答えていただきたいところです」
その通りですね。
ホメオパシーという疑似科学の治療法があります。ウィキペディアにはこのように説明されています。
「ある症状を持つ患者に、もし健康な人間に与えたら、その症状と似た症状を起こす物質を薄めて、わずかだけ与えることによって、症状を軽減したり治したりしようとする療法のことである」
物質を薄めれば薄めるほど、なぜか治療効果は強くなるそうですが、その理由がホリスティック医療をうたう帯津三敬病院HPにはこう書かれています。
「これが徹底しているのです。一兆倍以上に薄めて、薬剤の成分が一分子も含まれないような液にしてこれを用いるのです。一分子も含まれてないのでは、ただの水ではないか。それがどうして効くのかと、誰でも疑問に思います。ではホメオパシー側の言い分はどうなのでしょう。
ホメオパシー側ではこのことを、「徹底的に薄めることによって薬剤の物質性が排除されて、薬の霊魂だけが残ります。これが効くのです」と言うのが、ホリスティック側の言い分です。
これを額面通りに受け取ってしまうと、「それみたことか。霊魂なんて言って、私たちが求めているのは医学なんですよ、宗教ではないのですよ」と、西洋医学側からのホリスティック医学に否定的な陣営からの非難に、火に油を注ぐ結果になってしまいますが、霊魂といっても世間でいうような、おどろおどろしいものではありません。
霊魂とは「いのち」の場のエネルギーです。ホメオパシーで用いられる薬剤はレメディ(Remedy)と呼ばれ、わずかな例外を除いて、自然界にあるもの-植物も、動物も、鉱物も、そのまま使います。
そのレメディの持つ場のエネルギーが、与えられた者の「いのち」の場に働いて、このエネルギーを高めるのです」
私はこれを読んでのけぞってしまいました。もとの物質の分子が一つもないような水は、ただの水にすぎません。そんなものが薬だとしたら、メリケン粉を薬だと信じて飲むのと変わりません。仮に治癒したとしたら、それはプラシーボ(偽薬)効果です。
帯津三敬病院のHPでは、
「ホリスティック医学を目指す者にとって、ホメオパシーを避けて通ることは出来ません。日本にホリスティック医学を成就させるためには、ホメオパシーの普及が不可欠であり(略)日本の医療レベルがアップするためにはホメオパシーが必要であるとの認識が強まっています」
とあります。私はこんなことを本気で信じている医者に診てもらおうとは思いません。
「きみはもし癌に罹ったら、足の裏をマッサージする反射療法とアロマセラピーは外科手術と化学療法に劣らないと考えているポスト・モダンの腫瘍専門家のところに行くかい」(デイヴィッド・ロッジ『考える…』)
そしてニューエイジはカルトとの関わりもあります。アメリカ西海岸では70年代以降、多くのカルト集団が生まれました。
「アメリカでは1960年代のカウンターカルチャーに挫折したヒッピーたちが70年代にカルトに流れ込んだ」(越智道雄「カルトと終末思想」『新宗教時代5』)
ニューエイジは既成教団との関わりを否定しますから、宗教を警戒する人も受け入れやすい。宗教ならうさんくさいけど、科学なら間違いない、というわけです。
しかし宗教と無関係でないどころか、多くのニューエイジ系の宗教が生まれています。サイババがそうですし、アメリカでは、愛の宗教、ラエリアンムーブメント、サイエントロジーなどの明らかなインチキやカルトもニューエイジと関係しています。日本でもオウム真理教や幸福の科学などニューエイジ系の新宗教が生まれています。オウム真理教は新しい時代(ニューエイジ)を自分たちの手で実現しようとしました。
私は、ニューエイジはカルトの温床だと思います。”
『カルト資本主義』 - Arisanのノート
http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20140529/p1
”導入部の第一章では、当時日本を代表する世界的企業だったソニーの、超能力への関心が語られている。
次の第二章のなかに、当時流行していたいわゆるニューサイエンスに関して、その起源が、量子力学における、「客観性の否定」、観測者の重要性の強調、主体と客体の不可分性の主張、などの事柄にあったと書かれている。
これについて、物理学者の田中正という人の文章(『物理学と自然の哲学』)が引いてあるのが分かりやすかったので、孫引きしておこう。
<しかし客観性、実在性のあり方を、巨視的世界でなじみの、このような直観的でナイーブな形に限定し、それをどこまでも自然に押しつけるとしたら、それはまた初期のアインシュタインが正当にも忌避した「形而上学的思弁」に化すおそれがあります>(本書 p79~80)
アインシュタインは、そうした量子力学の根幹に「知性の放棄」につながりかねない要素があると見て、これを批判したが、そのアインシュタインのような態度を過度に「唯物論的」であると見なして、極微の世界の不確定性を普遍的原理のように考える研究者たちが出てきた。これがやがて、ニューサイエンスの源流になったというのだ。
カルトの問題は、科学や唯物論のあり方にも関わっている。
そう言えば、広松哲学も、(関係や身体の次元は別にして、根本的な物質性の次元では)量子力学の知見を導入することで唯物論(マルクス主義)を内から改革しようというような意図のものだと思うが、そこには危うい面があるということか。
第三章では、京セラの稲森和夫のことが書かれている。アメリカのニューソート思想の影響を受けて「生長の家」を興した谷口雅春との関わりや、河合隼雄など当時の新京都学派の人々とのつながり。
本書の文脈から特に重要なことは、60年代以後アメリカで隆盛したニューエイジ思想(その良質の部分)に見られる、反知性主義への傾きに対する自覚や緊張感が、日本に入ってくると消えてしまい、稲盛に代表されるような個人否定の「日本的経営」への全面的自己賛美になってしまうということである。
計算ずくなのか、無意識の産物なのか。私はこういうところに、日本という国の奥底に潜む底知れぬ“闇”を感じる。西洋近代文明へのアンチテーゼであるニューエイジは、米国の個人主義が行き過ぎた反動として必然的に登場した。だがわが国は悲しいかな、初めから個が生息できる余地が限りなく小さい国なのだ。(p155)
私に言わせれば、“稲盛哲学”ないし“京セラフィロソフィー”は、その実どこまでも人間を企業に縛りつけ、奉仕させるために内面から操り、究極の奴隷とする呪術的便法に過ぎない。(p164)
第四章では、当時の科学技術庁にも食い込んでいた、ニューエイジ運動の実態が探られる。当時の状況を捉えた島薗進の著作『精神世界のゆくえ』が、詳しく言及されている。
これは僕の考えだが、いわゆるポスト・フォーディズムへの移行とあいまった、近代主義や知性主義への否定という世界的な趨勢と、バブルとその崩壊を経験した日本社会の、自己への全能感(「日本は素晴らしい!」)にしがみつきたいという欲望とが、この時代に重なり合ったということではないか?
90年代は、歴史問題についてのアジア諸国からの告発などが次々に寄せられて、その面でも戦後日本の自己意識が動揺した時代だったが、ちょうどその裏側で、このような事態が進行していたのだ。
第五章では、EM菌と世界救世教の関係が主題になっているが、ここで著者は、アメリカのニューエイジ思想を研究したストームという人の分析(『ニューエイジの歴史と現在』)を詳しく紹介している。
それによると、アメリカでは、60年代の反資本主義(反システム)運動の挫折を経験した人たちが、いわば転向して消費社会のなかで暮らすようになっていたが、80年代に入って、そうした人たちにブランド志向の生活とスピリチュアルへの志向とを両立させる方途を提供したのが、ニューエイジ思想だったという。
こうした、変革の内面化というか、脱政治化のようなことは、いつの世にも起きることであろう。そして、それが必ずいつも間違っているとも言い切れない。
だが、ニューエイジの特徴は、そこでなされる「自己発見」が、モードチェンジした資本主義にとっての有能な駒へと、個人を変えてしまうものだ、というところにあるという。つまり、これは資本主義や経営の新しい形態にマッチしているということだ。
これも、(僕自身は好きではないが)それ自体で直ちに悪いというわけではないが、それがある面では、近代化(個人の尊重)を経ていない「日本型経営」のようなものと似ている部分がある。
そこで、近代と対決するという「個」の契機を抜きにして、このニューエイジ思想が日本に導入されると、それは滅私奉公の封建的(反人権的)な日本型経営・労働のマインドを絶対化するようなものとなっていった、ということだろう。
第六章の主人公は、オカルト的経営理論のカリスマ、船井幸雄である。
この人の場合、「この世の全ては必然であり必要であり、かつベスト」という超ポジティブ思考と、日本人としての全能的な自己肯定感との結びつきが、明瞭に見られるらしい。
これに関連して、90年代に大流行した新霊性運動は、(近代主義や知性主義への批判として)日本では「伝統の復権」と結びついたという、島薗進の指摘が紹介される。ここで、「天皇」の存在が大きくクローズアップされる。
また、この章では「労務管理」と呼ばれた日本の企業教育の歴史が戦前・戦中から辿られ、それが現在のニューエイジブームに適合するものであることが解説される。
ニューエイジというと一見新しいが、日本人にとっては実に馴染み深い、伝統的な価値観に過ぎなかった。すなわち、自我の否定あるいは没我、ないし“和”による全体主義。(p330)
第七章では、ヤマギシズムがとりあげられる。
僕は読んでいて、これは宗教や左翼的思想というより、安藤昌益のような江戸後期からの農村思想に根があるのではないかと思った。
家族を含めた個人の「所有」という概念を根本的に否定する、独特のシステム(この点はイスラエルのキブツに、ちょっと似ている)。各個人の思考を他人(エリート的な人たち)に任せよという、家畜化を思わせる発想。創始者の山岸巴には、プラトンの『国家』を思わせるような、強烈な優生思想的考えのあったことが紹介される。
しかもその後、ヤマギシでは指導者の交代があり、この基本的な思想はそのままに、市場での利益を追求するビジネス志向の組織へと、大きく性格を変えていったらしい。
そのヤマギシの手法に、多くの大企業が関心を示していることに、著者は警鐘を鳴らす。
それは、極限の生産性、「自発的」労働奉仕による超低コスト(ヤマギシには、賃金というものは無い)、個の意思の全否定、そして「全ては全体(の利益)のために」というマインドといったものに、関心が寄せられてるということだ。
この事実と、わが国企業社会がニューエイジ運動ないし新霊性運動の一翼を担いつつ、呪術が人間を支配した時代への回帰を急ぐ昨今の状況とは、まさに軌を一にしている。(p362)
それが企業社会だけの現象ではなかったことを、今のわれわれはよく知っている。
また、高際弘夫という人の著作(『日本人にとって和とはなにか』)が紹介され、日本社会では、全体のための「和」が強調されるのだが、それは実は支配者たちの利益追求のための活動であることを隠蔽するためのイデオロギーのようなものだ、という指摘がされている。つまり、「和を損なう者だ!」という非難は、実質的には、「お上の意向に逆らうな!」という意味なのである。
こうして各人が、支配層に都合の悪いような情報や価値観には、頑なに目と耳と心を閉ざすようになることで、カルト社会は完成されていく。
『ヤマギシが日本なのか、日本がヤマギシなのか』(p390)と、著者は自問している。
続く第八章では、アメリカ生まれのアムウェイ商法の問題性(日本進出には、アメリカ政府による強力な後押しがあったらしい)が暴かれた後、やっと終章になる。
著者はここでまず、90年代の日本の企業社会におけるニューエイジの流行の原因を、バブル崩壊で明らかとなった日本型システムの破たんということに見出している。
経営者たちは、それでも従業員の忠誠心だけは失いたくない。多くの日本企業は、それに優る有効な武器を持ち合わせていないからだ。そのために、ニューエイジや新霊性運動は好都合なのである。(p437)
そこからマインド・コントロールとしての「企業革新」という経営上の発想がうまれ、またそのことによって、一度は崩れかけたバブル期の全能感も維持されるわけである。
このあたりを読んでいると、3・11以後の安倍政権の姿が、はっきりと二重写しに見えてくる。
しかし、著者の斎藤が最も憤りを向けるのは、こうした「マインド・コントロール」ともいうべきシステムの搾取に対して、日本のサラリーマン(国民)たちが、抗うどころか、冷酷な企業に対してすすんで「自発的に」順応していく姿である。
それは、戦前の産業報国運動以来の企業人間としての洗脳訓練や、戦後の徴税システム、企業ぐるみ選挙などを含めた、日本特有の制度・慣習による「自我の破壊」の結果だと、著者は見る。
結果、個人の価値観は会社のそれと寸分の違いもなく、人々は会社の細胞としてしか生きることができなくなってしまった。“上”の言う価値観と自分のそれを、時には自分なりに都合よく解釈し直してまでも一致させようとする。(p441)
ここには、『自由からの逃走』でフロムが指摘したような、支配者の暴力にすすんで依存していく、権威主義的・マゾヒズム的な大衆(特に中間層)の心理のあり方を見ることができるだろう。
従業員たちはと言えば、無理を重ねたり、酷い目にあった時の精神的な痛みを和らげるため、無意識のうちに、これ(経営陣のオカルト的思考)を受け入れる。(p442)
同じことが、たとえば虐待の行なわれる家庭内とか、学校のイジメ社会についても、あてはまるのではないだろうか。そして、国全体についても。
こうして著者は、日本資本主義の「進化」形態として、カルト資本主義なる言葉を提起する。
そして、冷酷で残酷な現実をも、「必要、必然、ベスト」と考えて受けいれていくような「ポジティブ・シンキング」の考え方が、個人の生き方の指針にとどまるのでなく、普遍的な価値観の如きものとして社会に流通した時、国家による家畜化は完成されるのだと、警鐘を鳴らすのである。
忍従しないこと、個としての倫理と知性を手放さぬことこそが大事なのだと、著者は力説する。”
Angeliqua @Ripple1975 3月23日
月に代わっておしおきよ! → 集団意識に従って制裁を加えます! という意味だと思う。
この場合の集団精神というのは集団的知性というより集団的感情のほうがより適切でしょうね。大衆感情といういいかたがあるのだけど、自動的無意識(イェソド)というのは感情的反射機能のことを意味してるからです。
感情は正しさとは無縁なの。正しいときもあるしそうでないときもある。だから感情を害されただけでは民事訴訟は可能でも勝訴にはならない。簡単にいうと何 か失ったものを補てんして貰うために要求しなくてはならず、またこれを証明する必要があるのです。訴訟する場合って必ず量刑があるから。
感情は自動的存在なのです。能動的にこれを起こすことは出来ないことはないけど、ビリヤードの弾をつくように他の条件から間接的に喚起しなくてはならな い。例えば、昔の悲しいこと想いだして涙を流したりね? 本当に泣くには今悲しくならないといけないから。つまり、感情は反射で動くものです。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年10月15日
ロジャー・ベーコンのいう「月光を不用意に浴びたために生命を失った者が少なからずいる」というのは独特な言い回し。かれが科学的立場で文字通りの意味でいうはずないでしょ。アストラル・ライトを浴びすぎたために精神的に不健康になったという意味だと思う。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年7月4日
魔術は一者(ト・ヘン)を一種の霊的電源として捉えており、流出するヌース(論理)を適切に処理するために論理式を構築する。ヌースはロゴスとほぼ同義なのだから、論理式は言葉と数字、幾何学的図形で構成できると考えたのである。よってカバラーは文字の魔術を重視する。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年6月15日
本 物の魔術の行使というのはこんな感じ。先ず、心というOSの中にデータベースを構築する。この中にある精神機能をイメージ化するために神話を記憶する。次 に、機能を呼び出すためにまず象徴のタグをつけていく。あとは勝手に神話が原型に結びつくので象徴を使ってクエリーを出すとイメージで応答する
こ のような魔術操作を行うと、出したクエリーに応じてそれに関連する回答がイメージを伴った概念と感情が意識に表出する。すると、機能不全になっている箇所 が特定できる。そこでデバッグするために補助となる神格や天使を呼び出す。で、欠けている感情なり機能なりを理解することでデバッグできる
結局のところ、魔術作業の主要部分はグーグル様で検索を行って知りたいことを調べ上げて人生の宿題を完成させるのと大差ない。このとき、他人ノートをコ ピーすると閻魔様に怒られるので自分のノートを完成させないといけない。必要に応じて他で学習することも多いだろう。時にラノベや漫画読んでもいい
魔術作業というとおどろおどろしい雰囲気があるが、やってることというとこんなものである。但し、扱うものが心のRaw Dataであることを忘れてはいけない。心はイメージしか扱うことはできない。言葉だけでは作用しないのだ。そしてイメージは強烈な感情と概念を伴う。だ から自我が変容する。
大天使や神を召喚するというのは、原型をそのまま意識の表面まで浮上させることに他ならない。これは象徴のフィルターを通して適切な簡易化処理が行われ る。これによって強大な大神を安全に取り扱うことができる。フィルターとは鋳型である。形のない神に精緻な設定と属性を与えてフィギュアを作るのだ
神格や天使召喚ってのはアニメやゲームのキャラ作成に似ている。ヒロインは特定の神話空間を持たないといけないので彼女の人生を創作する必要がある。当然 だが、彼女の人生のすべてに細かい設定が必要だ。勿論、兄妹とか友人もいるだろう。容姿も性格も彼女に相応しいものでなくてはならない。
女神をアニメのヒロインとして見た場合、膨大な設定が存在する。それは昔から蓄積された女神設定集である。それらは複雑な多重ストーリーで構成されていて スピンアウト作品も存在する。そこで魔術師はこの集合的無意識に存在する無数の女神ストーリーから設定を抽出して整合をとりフィギュアを完成する
完成した女神フィギュアというのは、要するに絵に描い餅に等しい。それを見ただけでは美味しさの実感はわかない。当然、女神フィギュアだけでは萌えという 感情が発現しない。なので女神の象徴をクエリーとして心に与え、実体を呼び出す。このとき、フィヒギュアの中に実体を投射する。
心の中から原型をイメージとして呼び出し、鋳型としてのフィギュアである視覚化された女神の中に投射することで、単なる視覚像は人形ではなくリアリティを 発揮する。彼女は強烈な個性を放つ存在として認識される。人付き合いで触発される影響があるのなら、召喚された存在との交流で自我は影響を受ける
と、こんな感じで神格召喚などを語ってきたけれど、実際の体験は壮麗で驚愕すべきものだ。似ているものを挙げると、一目ぼれに似てる。相手の異性に理想的 存在という鋳型を被せることで膨大な感情が喚起される。これは勘違いには違いないが、個人の世界観の崩壊と力の奔流の自覚は似てるかも知れない。
そのようなわけで召喚魔術というのはかなり刺激的だ。ただ、喩えを用いてみて判るように召喚魔術をやりすぎると日常生活に支障をきたす。当然、このような 衝撃的出会いを毎週のように体験していたのでは日常的価値観が崩壊するからだ。たとえば、一生に一度の大恋愛を毎週していたらどうなるだろう?
昔、魔術師の間で警告されていた「地に足をつけて、作業後は星幽界からの影響を払拭しなさい」と云われたのを現代語訳するとこうなる。「何時までも二次元 の中に浸ってんじゃねぇ、働けニート!」まぁ、そういうこと。恋愛に沈溺するOLに向けては「業務時間内に彼氏の写真見てにやけるな」となる。
社会的倫理上というか道徳上で魔術師がオタクやニートより厄介なことになりやすいのはこんな理由。それは魔術師が一般人とは違って開発された強力な視覚化 能力と精緻に組み上げられた象徴による原型の召喚による。それは一般的な恋愛体験や二次元世界の妄想とは全く比べ物にならない
まぁ、勿論のこと。強力な視覚化能力を開発し、アニメキャラの設定も独自の神話空間の構築で論理的にある程度整合させてしまえば、召喚方法さえ知ってれば 召喚は可能。それは最強のオタクになるだろうが、彼らは退去儀式を蔑ろにしてキャラとずっと一緒にいることを望むだろうから精神崩壊は必定だろう
このような理由から、魔術を目指すものは必ず退去儀式から学ぶ。召喚がいくら出来なくとも退去がうまいと褒められる。実は、退去儀式。つまり顕在意識に潜 在意識の影響を完全に払拭できる技術こそ一番難しく、最重要。何故なら、意思を行使するのに絶対に必要だから。また日常を保護することでもある。
まぁ、日常って魔術師の視点からすると儀式の塊なんだよね。礼をしたり「いただきます」や「ごちそうさま」「ただいま」「おかえり」「おつかれ」なんてい う挨拶もそう。それらにはコミュニケーションを図ったり何らかの意味があるわけだけど、別にしなくてもいいことっていくらでもある。
それでも挨拶や所定の手続きを日常で行う意味は、実のところ日常をある程度半自動で行うための知恵だったりする。つまり、所定の所作や合言葉を利用して潜在意識に対して行動開始を宣言してる。習慣を利用するこの手法は魔術儀式の最も基本的な手順なのだから。
では、日常の手順を儀式的に進める本当の意味とは何か?実は潜在意識の制御にある。例えば食事のときに使っている「いたたぎます」という呪文は本来の意味 を意識しながら使っている人はいないだろう。もしこれをトイレに入るときに使い続けたらどうなるか?きっとトイレのイメージが喚起されるだろう。
そんなわけで、食事中にトイレとかゴミ捨て場のイメージが喚起されてはたまったものではないので日本では食事のときは必ず「いただきはます」の呪文を用い る。逆に、ファミレスでもし金木犀の匂いがしたらどうか? この花はトイレの芳香剤に使われる匂いなのでトイレのイメージを喚起するので不適切だ
このように、五感に訴える刺激というものはすべて過去のイメージを潜在意識から喚起するので不適切に用いるといろいろと不都合な目にあう。恋人たちにとっ てキスがエッチのスイッチになるというのはよくある話。パブロフのわんわんである。実のところ、公共でのキスが迷惑となる本当の理由はこれだろう
呪文のことを「召喚の野蛮な名前」すなわちGoetyというのは潜在意識に染み込んだ古い名前だからである。これは魔導書の「ゲーティア」で有名だ。呪文 とは古くから習慣的に使ってきた今では意味も判らない名前のことを意味し、これを用いることで集合的無意識にリンクすることを狙っている。
しかしながら、ゲーティー。即ち「召喚の野蛮な名前」はそのまま使っても殆どの人には作用しない。やはり、決まった手順を複数組み合わせないといけない。 日常の手順が複雑で儀式的なのはこうした複合手順での潜在意識的効果を経験的に知っているからである。逆に言うと、自ら新しい所作を開発も可能だ
呪文の使い方はいたって簡単。条件として母音を韻を踏んで発音することと身体全体で振動するように発音すること。言葉の意味はなくてもいいけど出来れば意 味のある言葉をアナグラムで変換してわからなくしてしまうのがよい。これは潜在意識を駆動する手法で、決まった動作と組み合わせて何度でも行う。
まぁ呪文を使う魔術は別にどんなやり方でもよい。開始に「いただきます」終了に「ごちそうさま」を用いてもよいが日常生活と重複してしまうと何かと不都合 なことになる。結局のところ日常的儀式と非日常的儀式は分けるべきである。このため私の場合は旦那とエッチする場合のキスの場所を変えたりしてる
そうそう、非日常的目的の行為は原則的に他人に公開してはいけない。これはあくまでプライベートであることを意識するためのスイッチなのだから、どんな方 法でもいいけどいくつかの組み合わせで所作や呪文を作る必要がある。勿論、公開されてる魔術儀式の多くは大切な所作を省いてある。
魔術というか、魔術儀式が神秘的で秘密主義である理由はこのように、プライベート扱いだという理由以外にはない。別にいまどき生贄なんてものは草花とか香 以外には用いないのでばれたからって儀式遂行の障害以外には何も問題はない。ただ、秘密にすると他人がデバガメしたがるという問題だけが残る。
結局のところ魔術儀式とはなにかというと、個人的な非公開の潜在意識操作が目的の所作とその手順であると定義できる。これが集団的で公開になるとティー パーティーだったり入社式とか結婚式、お葬式だったりする。そう、社長や坊主、学長などのスピーチは眠くなるための呪文だ。それは形式が大切なのだ
ここまでくると魔術結社がなぜ秘密主義で形式主義、伝統に拘るのか理解できるだろう。伝統とは結社固有の神殿の存在を誇示したいからだ。それは物理的にも 存在するが多くはちゃちなもの。大切なのは星幽界に構築された神殿だ。秘密なのはプライベートだから。形式主義なのは儀式大好きだから。
魔術結社というとイミフな連中を思い起こす人が多いと思うけど、まぁそんな連中です。しかも有名な結社の一員は大抵各種職種のプロ。大抵は中産階級に属 し、休日は家族まで巻き込んで魔術という趣味三昧。パトロンが儀式場を借りてくれたり、仕事を紹介してくれる場合もあります。まぁ、キレル趣味集団
魔術結社というと争いはがりしてると思われてるけど、その内容は意外とせこい。大抵は法廷で片付く問題ばかりで、有名なマタタビ散布で嫌がらせしたりした話とか、クロウリーの膝かっくん事件とかがせいぜい。魔術師の伝統は「呪うより殴れ、そのほうが早い」です。
これらの話は実のところ「敵に魔術戦を仕掛けられない」という意味ではないのです。基本的に魔術は「敵を呪わば穴二つ」であり、呪うという行為は悪意を自 分に喚起することを意味する。しかも、とんでもない精神力と労力を用いても失敗すれば危ないし効果も微妙。だから「呪うより殴れ」なのです。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年6月15日
さらに四大、ここでは「賢者の四大元素」とあえていいますが、これら四大象徴は本来なら物質の状態を意味するのです。つまり水が固化すれば地だし、液体にすると水、気化すると風、さらにプラズマ化すると火です。火属性はさらに酸化とか還元などの変容を意味します。
そういえば、「とある魔術の禁止目録」のテーマはオカルトと科学の対立でしたが、実際の魔術師は科学と対立はしません。むしろ「科学よ、もっと進化し て!」と思ってます。魔術師の本懐は科学の進化と最終的にはオカルトの融合。オカルトが「隠されたもの」ではなくなることだからです。
では、今日の締めくくりです。小五芒星儀式(LRPG)といわれる儀式に退去儀式があります。簡単な儀式ですが、これはエーテル体とアストラル体の制御の 両面を行うものです。儀式は6~8畳くらいの部屋を周回するもので、自我境界をイメージで規定し自分の雰囲気とイメージを円周内に満たすものです
LRPGの退去式は自分を中心として周囲に右回りの螺旋を描く雰囲気を外側に満たしていくもので、召喚儀式とは逆です。召喚儀式は左回りで内側に入り込む ものだからです。この退去儀式は一応、四大元素の地の五芒星を用いますが地の元素を退去しているとは思わないでください。寧ろ四大の混合物です。
この儀式の特徴は汎用性に富むことです。自我境界を魔法円で規定し、それを四面の五芒星のシールと大天使のシールで保護し、四方位を規定することで四大象 徴の司る感情などを調和させるものです。これはアストラル的保護にもなります。ですから、あらゆる魔術的行為の前作業と後作業に用いられます。
この退去式は、要するに簡易結界です。小薔薇十字の儀式ほど本格的ではありませんが、作業者は新参入者から小達人まで広く役に立つでしょう。ただ物理的に 部屋を整理することを忘れないように。物理的汚れというのはアストラル的にも汚れているからです。これはお風呂が精神的洗浄であることと同じです
でも、予め儀式とは何かで説明したように、それらがすべて潜在意識に働きかけるトリガーとなるように訓練が必要で、所作と象徴でイメージ喚起を組み合わせて目的の力を呼ぶという理屈はいいとして、原型の説明が疎かなので神々がどんな存在なのかいまいちつかめてないかもなぁ
このビナー(理解)の機能はそのまんま「理解」。というのも、第一のセフィラであるケテルに意識が触れた瞬間、ビナーまで戻されてしまうからだ。このビナーに帰属する女神はアイマ・エロヒム。太陽を背負い三日月を足元に踏み12星冠を頭上に被った大母神。
アイマ・エロヒムってのは第一から第三セフィラまで纏めた至高の三角形を体現する姿であり、その顔は後光で半分隠されてる。これが意味するところは魂の上 位部分が半分見えないこと。ビナーは至高の玉座であり、ユング心理学でいう原型そのもの。自我の守護者。これを越えると自我は破壊される。
神智学用語で言うところのネシャマーはこのアイマ・エロヒムのことであり、熱望を意味する。それは神への熱望のことだ。即ち、人間存在の最上位部分。神に最も近い魂。神智学用語で言えば、ケテルはイェキダー(神の閃き)、コクマーはキアー(神の渦巻き)となる。
ネシャマー(熱望)は魂の下位部分だが、上位部分はイェキダーとキアーがある。しかし、上位部分は人間の意識は直視できない。一方で、同じく神智学用語を 使うとテイファレトを中心として自我機能がある。それをルアク(知性)と呼ぶ。最下位にはネフェシュ、つまり動物的魂がある。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年6月17日
そ ういえば、日本の神道系の儀式っておもしろいんだよね。願いを叶えてもらう相手は必要以上の階級でもその下でもいけないとか。特定の階級の妖怪退治すると きはその一個上の階級のカミに頼むとか。階級高すぎると駄目とかいう。同じだということ聞かないとかいろいろルールがある、。
つまりこういうこと。神道系では係長に命令するときは必ず課長に頼むこと。部長や専務、社長にお願いしても駄目。西洋魔術では平社員や係長相手にいきなり社長にお願いするという伝統。
そうらしいね。西洋魔術では存在は連続してるので神名を召喚する(製品発表)と大天使が概念作って天使団が工程表作って精霊が製品を製作する。 まぁ、もっと複雑だけどこんな感じ QT @kulfi: @Ripple1975 霊格高すぎると対象が見えないとか言う
うーん、それは不思議。詳しくかいてる本ないのかなぁ? QT @kulfi: @Ripple1975 神道でも上から下への流れはそうなんだけど下から上にお願いする時は何故か違った形になる。そうじゃない流派もいっぱいあるけどね。不思議。
そもそも、魔術カバラーが本物のカバラーだと勘違いしてる人が多い。カバラーはユダヤ教神秘主義の亜流。そこから「生命の木」と神話の骨子を抜き出してキ リスト教神秘主義で味付けしたのが魔術カバラー。なので、これを本物のカバラーだと言い張ると本家のユダヤ教徒が激怒します。当たり前だけど。
Angeliqua @Ripple1975 • 2013年6月17日
時 計の文字盤を読むことって、子供が最初に習う占いの魔術だと思う。子供は時間感覚が漠然としてる。それは昼と夜という二進法。これが古代の魔法。で、十二 進法とか二十四進法を習う。そして9時に学校、12時にお昼、15時に放課後とか覚えてく。つまり、時間を設定分割して意味を与えてく。
実際、極論でもなんでもなく、度量衝というのは魔法なのよ。長いとか短いとか、重いとか軽いとかに数を与えることでみんなに共通の単位を与えることが出来た。その前に言葉や数を作ることでみんなに共通の意思疎通を図った。これら全部魔法だし、魔術はその延長でしかない。
人間にとって、数と名前を与える行為はみんな魔法なのよ。それはわけわかんない何かを統御するための第一歩。電波にも周波数を与えたし、今ではそれが時間を統御することに繋がった(原子時計)。これほど凄い魔法はないと思う。
占いには大きくわけて「時空間の定義」「時空間の測定」「心の定義」「心の測定」「万物照応」がある。これは、占星術なら天体と心に名前をつけて「天体を計測したらこうなった。だから心も万物照応で対応物に同じ力が働くに違いない」という信仰。これに尽きる。
万物照応は一種のオカルトの前提で信仰だ。けど、全く根拠がない話でもない。心がイメージでしか働かず、外の環境をイメージとして認識するという事実がある。なら、その社会共通のイメージ(象徴)を駆使すれば社会を操作できるのではないかと考えるのは自然のことだと思う。
たとえば、アイドル(偶像)というのは単なるイメージだ。彼女自身が実際にどういう人物かは関係ない。けれど、作られたアヴァターは集団心理に確かに影響 を与えるし、社会全体を象徴するものとなる。彼女はイメージでしかないが、それ故に社会に影響し、彼女も社会から影響を受ける。これは魔術だ。
心の中にあるイメージはもちろん、社会からの刺激で構築される。それは一見すると無秩序に見えるが一定の物語を持っている。これが神話空間である。これは 人間の心が外界をすべてストーリーとして解釈したもの。物語自体に意味はないが、世界がどんな仕組みになっているかをあらわしている。
従って、占術に登場する象徴はすべてストーリーを構成するパーツでしかないが、このストーリーを人間の心が翻訳すれば別の意味を回答として提示する。
小宇宙(人間存在またはミクロな意味での宇宙)は大宇宙(マクロな意味での宇宙)はイメージを共有している。そういう仮説のもと、占いや魔術が行われる。宇宙は心の反映であるし、心は宇宙の反映だと考えられてるから。これは量子力学の観測者の考え方に似ているだろう。
人間存在からすると、宇宙は自分の敷衍した存在と考える。これは自分を地球の小さな細胞と考えるのに等しい。なら、心と肉体はこの地球のルールに則ってい ると考えるのは自然なことだ。肉体が地球環境に適応してると科学がいうのなら、心も地球環境の法則に従っていないと辻褄が合わなくなってしまう。
しかしながら、科学は目に見えるものしか測定、分析しない。かれらの理論や検証方法はすべて目に見えるものを対象にしているからだ。とりあえず、目に見え ないものはないものと考える。これが科学のスタンスだ。みんなで物理的に共有できるイメージしか扱わない。それはそれで正しい選択ともいえる。
ところが、心理学者や哲学者、神学者、魔術師などが扱うものは人文科学であり、自然科学ではない。人文科学の特徴は肉体ではなく心や精神を扱うからだ。こ うした自然科学との相違を理解していないと研究を間違うことになる。つまり、我々は自然科学のスタンスや方法論を必ずしも使えないのだ。
こうした自然科学のわかり易い方法論は残念ながら人文科学を扱うわたしたちでは恩恵に与れない。なぜなら、我々が扱うのは目に見えない心と精神だからだ。従って、我々は独自の宇宙論や万物対応理論を構築しなければならなかった。それらは全て心と精神を扱う作業仮説である。
このようなスタンスや作業仮説、方法論の違いは残念ながら論争を起こしてしまう。科学とオカルトは特にひどい。しかしながら、両者とも同じような言葉を 使っているようで実は含む意味が全くことなることも多い。例を挙げれば神秘家は「宇宙」という言葉を使うときそれは精神的次元から物理次元を含む。
だから、現代の多くのオカルティストは専門用語はそのままに、普通の単語をも意味する言葉は「」つきで使うことが多い。これはいわば作業用眼鏡のかけかえ だ。考え方のスタンスや方法論を自然科学や一般論、人文科学との間で頻繁に入れ替えている。このことに気づかないと門外漢は勘違いしてしまう。
もうひとつ例を挙げると、「四大元素」というのは地・水・火・風そのものではない。これは区別して「賢者の四大元素」といわれることもある。本来の意味では物質や精神などの存在を状態で表している。結晶(凝固)、流体、昇華、変容である。すなわち、メタファーである。
心というのは大抵の場合、メタファーに変換してイメージを記録する。だから、このメタファーはそのまま象徴として使える。そしてメタファーを溜め込むとそ れが自然に有機的に結びついてストーリーを構成する。そして物語にはヒーローやヒロインが登場する。これが神々であり、これらメタファーを纏う。
要するに、心がこうした関連付けを行うように出来ているので象徴を操作すると心の中の対応物が反応して万物照応でそれに関連付けされてる象徴が浮かび上がる。元の象徴が何のメタファーが知っていれば当然ながら新しい象徴も似たような意味であると判るのである。
クリフォト、即ち「逆向きのセフィロト」というのは精神の汚れを処理する者たちが住まう場所である。だから、悪魔や悪霊と呼ばれる存在がなぜ「神々の掃除 人」と呼ばれるのかが理解できるだろう。かれらはいわば下水処理従事者である。太古の昔、かれらは地上で仕事していたが今は落ちぶれてしまった。
このように、真理に至る道はひとそれぞれです。けれど、目指す先はただひとつ。ネシャマー(神性への熱望)に触れること。けれど、寿命まではここに戻って こないといけない。中に入ったら殆どの人が廃人です。触れて戻っての繰り返しをするのが霊の体操、即ちイグナチオ・デ・ロヨラのいう霊操です。
これまでの話から、もしも死んだ霊魂があったとして、半分肉眼でみえることがあったらそれはぴちぴちの死に立てだと判ります。この霊はエーテル体を纏って いるからです。それは遅くても数日で分解しアストラル体となります。これが星幽的に見えてる間はいいけど、コーザル界に入ると幻聴しか聞こえない
幽霊さんはコーザル界をでると霊能者たちとばいばいします。これより先にいくと通信が途絶えるからです。言い方を変えましょう。幽霊さんは贖罪をするため に自我が分解されます。自我機能には各種波長の通信機がついており、五感に対応するのです。これがなくなるので魂は裸一貫となるわけです。
これらのことから、霊能者がどのレベルで対象を感じてるのかがわかります。一般に、ネイティヴの霊能者はその周波数調整範囲が狭いです。けど、開発して なったひとは調整範囲が広い。ここでいう周波数とは精神的感受性の使用可能域のことです。これは広いほうがいいけど、制御ができるのが前提です。
しかしまぁ、精神世界をエーテル界、アストラル界などというものだからそういった世界が別次元にあると思う人が多いけど実際には意識の振動数、つまり周波 数をかえてるだけなんですけどね。これはTVやラジオのチャンネルをかえるのに似てる。高い周波数にいくほど高エネルギーになるのは電波も同じ。
そーいえば、こういうのもあったなぁ。護符魔術というかタリズマン・マジックなんだけど、本に書いてあった方法で作って聖別したけどなんか効果が怪しいと か。それはそうです、だってそのタリズマン。テレズマをチャージしてないもん。実はこの方法、殆どのお呪いを書いた本に載ってません。
このタリズマンに関する質問をした人は有名な『アルマデルの奥義書』を利用したんだけど、当然ながらテレズマ封入について書いてない。テレズマ作成は天使 や神の名前から象徴解釈で対象の姿を確定する方法で、これを使って必要な存在をチャージする。この過程を経なければ効果がある筈もないのです。
こんな感じで「仏像作ったけど魂いれず」状態のタリズマン・マジックは枚挙に暇がない。すべてのタリズマンと名のつくものはテレズマを使って神や天使の力 を封入しないと意味がない。これは電子がガジェットを買ってきて電池入れ忘れた状態でクレームつけるのに似てる。「動かないよ?」そりゃそうだ。
タリズマン・マジックは魔術の華ですが、それは封入したテレズマ像がそれを持つ人に対してイメージによる印象を与えることで作用する。特定の複合メタ ファーは形を与えることで動的になるからです。これを潜在意識が受け取り精神機能に作用することで所持者の意識を変革します。それが護符の作用機序。
もっと簡単にいってみよう。護符をつくります。紙に「あなたはきれいになる」とかきます。紙に薔薇の香水でも振り掛けるか、薔薇の花びらを挟みます。次に アプロディテーかビーナスなど適当な女神を召喚します。詳しくない神ではいけません。自分に召喚したらその力を手から紙に流し込みます。こんだけ
タリズマンに色々と印を描いたり名前を入れたりするのはメタファーを確定するための手続きです。けど、実はそんなものいらない。前述したような紙に言葉を 簡単に書くだけで十分。必要な召喚対象が瞬時に解る人ならそれを封入するだけでどんなものでもタリズマンになってしまうのです。これが即興魔術。
これとは逆に、即興魔術に肉付けをしていくとわかり易い。つまり、召喚対象に関わる知ってる象徴を全部盛り込む。色、形、名前、匂いetc。儀式するとき は神に帰属する場所、時間、星の位置など調べて行う。即ちTPO。召喚のときは神の姿をとる(ゴッドフォーム)。何れにしろ神話わかんないと無理
まぁ、どんな方法でもタリズマン・マジックの肝はテレズマ封入にあるのです。それさへできたら色つきの石ころであってもタリズマンにはなる。神という複合 メタファーを所持者の無意識から呼び起こせればなんだっていい。勿論、「厄寄せ」という悪用も出来る。けど、いいことないです。
ところで、タロットやってるひとは開鍵式を忘れてませんか?これはタロットカード一枚ずつに帰属する天使的テレズマ(一枚に二組)を連続召喚する儀式で す。ええ、ここでもテレズマが出てきます。タロットというのは一種のタリズマンなのですよ。当然テレズマ像の構築から始めます。とてもめんどいです
漠然とした願いっていうのも総じて駄目かなあ?「お金が欲しい」というのも何でお金が欲しいのかを決めてないといけない。せっかく入ってもあぶく銭だった り、そもそも本人が浪費家だったりすれば意味がない。お金というのは通貨であって一種のコミュニケーションツール。つまり媒体。これも大事。
お 金というのもメディアであるばかりかその本質が力であることを忘れちゃいけない。魔術は力のフロー制御技術なので、これをキャッシュフローに置き換えるこ とは当然出来る。ただ、何の努力もしないでフロー制御が出来ると思ったら大間違い。自分が変わらない魔術も技術もこの世には存在しない。
魔術が成功するときの特徴は「偶然に自然な感じに物事が起こる」のであって超自然的に何かが起こることはない。神格に意図を刻印したとしても大天使、天使 団、精霊が働いて最後は社会が動く。つまり、天使が直接お金もってきたり恋愛させてくれるわけではないのだから当たり前です
度々同じことを云うようだけど、魔術の作用というのはあみだくじの上流にショートカットを作るのに似ている。それは集合的無意識に刻印を行うことで集団精 神に影響を与えることになる。すべての精神は奥底で繋がっているのでこんなことが可能。けれど具体的にどんな形で目的が達成されるのかは判らない
たとえば、わたしの場合は若い頃に「ずっと大切にしたい人に知り合いたい」という魔術を行った。これには友達とか恋人とかの定義はない。また、付き合うこ とまで含めてない。けれど、そんなときに今の旦那と知り合った。ぎちぎちに定義を固めるより機会を得ることだけで満足した方が良い例です。
もしもこんな恋人が欲しいという願いにした場合、その人に見合う条件が潜在的選択肢の中になかった場合はどうだろうか?システム(神は)「そんなイベント シーンは用意してません」と答えるだろう。自分を変えながら理想に近い選択肢に近づくことはできても、無理やり法則は捻じ曲げられないのです。
もっとわかり易い例をだしてみましょうか。「筋肉むきむきになりたい!」という願いがあったとする。しかしあなたはひょろ君です。そんな彼が起こす魔術は 結果的に近所のジムの紹介だったりします。その前に、本当の理由をもっと突き詰めるべきです。そうでないと魔術を構成できません。
こういう例もいいかも知れません。かれは近所の幼馴染に愛を告白したいと思ってます。そんなとき必要なのは勇気の召喚ですから「軍神」を呼びます。けれど もしもまだ彼女に気がないとしたらどうでしょう?かれはまずアプロデイテーを呼ぶでしょう。そして彼女の気を引いてからアテーナーを呼ぶでしょう
魔術というのは限定的(補助的)に利用したほうが成功するのです。通常の努力をしてどうしても届かない箇所を選択的に選んで魔術を行います。目的は自身の変化です。すると、機会は自然と寄ってくるのです。だからまず、何よりも自分のことを正しく理解しないといけません。
こんな魔術も考えられます。目的は「結婚したい」では、結婚できる要件を挙げてみましょう。それにはこんなのがあります「相手の確保」「生活基盤の安定」 「結婚資金」「年齢の問題」「周囲の理解」「人生設計」さて、この中で不備は見つかったでしょうか?ともかく問題をすべて解決します。魔術は後で
このようなことを書いてると魔術は役に立たないではないかと思う人もいるでしょう。しかし、問題の分類や分析にはカバラーが使えるのです。これは神の見えざる手をうっすらと視覚化してくれます。そうしたら通常の努力をしてあとは補助的に魔術を行うだけです。
ちなみに、物質界で通常の活動を行うことは魔術ではないと思っている人が大勢でしょう。しかし、完全に物質的な活動が行える人はこの世にいません。意識的 活動の裏には無意識的活動もしているのです。自分を無意識に動かす力を理解しているのなら、意識的活動を行ってもそれは魔術なのです。
「意思によって意識の中に変化を起こす技術」が魔術なのですから、それは神界から物質界まで意思によって起こしたら全部魔術です。無意識的阻害を取り除く のも魔術のうちだからです。そもそも、精神世界が物質より優位とは誰も言っていません。ただ精神世界が物質界よりも精妙で上流にあるだけです。
そもそも、物質は濃密な霊であり、霊は希薄な物質でもあるといえます。宇宙には霊的ではないものなど存在しません。物質もまた霊的なのです。濃密だけど粗雑な霊です。パソコンも石ころもアメーバも広義では霊なのです。
Angeliqua @Ripple1975
魔法の本は集めて読まずに枕にすると効果があります。マルクトとはどういうものなのかがそれで理解できますから。
Rosicrucian 薔薇十字団
Rosi 薔薇
cruc 十字
ian 者
THE BEASTS OF GOLDEN DAWN
http://www.tribwatch.com/goldendawn.htm
“Baruch Spinoza (1632-77) was a Marrano Jew exiled (from Portugal) to Holland...the gathering place for Jewish international bankers. Spinoza is considered a precursor to the writings of many Enlightenment authors, and was philosophically into pantheism, teaching that God is mere Nature...a very Rosicrucian ideal and of course the very bottom line of witchcraft that, on a scientific front, leads to atheism and humanism. The Society of Unknown Philosophers comes to mind here.
Gottheld Lesser brought Moses Mendelssohn into his enlightenment task, the latter a Jewish banker according to some old reports. William Guy Carr claimed that Mendelssohn funded Weishaupt's Illuminati. Others claim that there were greater Jewish bankers above Mendelssohn. Seems logical, and, if true, it would make those bankers the true heads of the Illuminati (Weishaupt becomes merely their visible pawn). But there was also a money bag in Mayer Rothschild's boss, the landgrave of Hesse-Cassel, who may have been exploited by Mayer when the soldier-rental monies came funneling through from the British Treasury. Thus, the Drummond bankers of London can now not be ruled out as Illuminati financiers, even if only indirectly.
Prussian Rosicrucianism arose in Britain as the Societas Rosicruciana in Anglia (SRIA, founded 1866), which then brought forth the Hermetic Order of the Golden Dawn" (1887). The Golden Dawn was the most influential occult group of the time, but, the question is, was it (and SRIA) of the Aryan, or Jewish, brand of Rosicrucianism? We could ask the same question concerning other British secret societies of the time, those spun in the Anglican circles of Brooke Westcott and Fenten Hort.
A co-founder of the Golden Dawn, and its primary mover initially, was William Wynn Westcott; he had also been a member of the Societas Rosicruciana in Anglia (became Magus in 1890). But that's not all, for he had been in the inner circle of Blavatsky's Theosophical Society (founded 1875), and Rosicrucians themselves tell us that, "together with Blavatsky's Theosophy, the Golden Dawn was one of the parents of the contemporary Western esotericism." This is important as we go to the next chapter, where we see Nazism founded on Rosicrucianism/Theosophy.
So, because Theosophy (meaning "Wisdom of God") and Golden Dawn were allied, one might at first glance attribute the both of them to an anti-Jewish, Aryan Rosicrucianism. But further study would suggest otherwise, that the two groups were tentacles of the Jewish Illuminati.
"The teachings of the Golden Dawn were diverse, and included Ceremonial Magic, Kabbalah, inner alchemy, Tarot, Enochian Magic, astrology, divination, and Egyptian Magic - all with the aim of performing the Great Work of self-realization." In other words, it was a cesspool for Satanism, but as you note that Kabbala is a part of its structure, Jewish involvement comes to mind. It's founder (William Westcott) said that it was an extension of a German Rosicrucian Order called, "Golden Dawn," and the Bavarian Illuminati now comes to mind, for it is reported that Weishaupt had formed a coven called the "Golden Dawn" a century prior to this British counterpart. This is believable in that Weishaupt was also dabbling in Kabalistic magic. The Golden Dawn coven has also been associated with the House of Rothschild.
William Westcott and a couple of other founders of the British counterpart were "under the direction of the Secret Chiefs of the Third Order who were entities of the astral plane." I think it's safe to conclude that these cosmic "Secret Chiefs" referred cleverly to the Illuminatists who ran the organization invisibly. Attesting to ties with Theosophy, we read further that "The Secret Chiefs of the Third Order were equivalent to the fanciful Mahamas of the Theosophical Society who could also be contacted in the astral plane."
(http://www.themystica.org/mystica/articles/h/hermetic_order_of_the_golden_dawn.html)
This statement could be suggesting that the (human) leaders of Theosophy were also the leaders of the Golden Dawn. The Rothschilds and/or their British Ghost-Society/Fabian-Society associates do come to mind, for the Fabian Society was founded in 1883 and the Society for Psychical Research (previously the Ghost Society) in 1882, just four and five years prior to the founding of the Hermetic Order of the Golden Dawn. Recall from a previous chapter that the founder of the Ghost Society (Brooke Westcott) had also founded the Hermes Club.
Aleister Crowley joined Golden Dawn in 1898, and was permitted entry by one founder (Samuel Mathers) into the Second Order; that founder, while running his Paris lodge, claimed to have been permitted into the Third Order (the French Rothschilds??). Crowley the magician was a lover of all manner of sin, and went so far in his lunacy as to claim association with the 666 beast of Revelation 13. Crowley was a fool of the highest order, for which reason he was expelled from the Golden Dawn. However, decades later, several British rock bands promoted the man as Tavistock and Stanford partnered with them in reducing a generation of hippies into similar "open sinners." From these hippies arose charismatic groups with Rosicrucians stripes, including some leaders of the Vineyard churches.
Researchers have suggested that the British extension of the Golden Dawn stemmed from the "Loge zur aufgehenden Morgenrothe," a Jewish-Masonic lodge in Frankfort. This makes sense, not only due to that title containing the phrase, "Rising Dawn," but because the Bavarian Illuminati had moved its headquarters to Frankfurt. And as evidence that the Bavarian Illuminati had established ties with English Freemasonry, we have this: "In 1817, a subsidiary Lodge [of the Frankfurt lodge] was formed in London by the Duke of Sussex, the Grand Master of the United Grand Lodge of England" (http://www.flashback.se/archive/gdfaq.html).
The United Grand Lodge of England (UGLE) was formed in relation to British Freemasons coming out of the closet in 1717, and thus exposing themselves to the public for the first time. In that year, four lodges united into one. One of the first recorded Freemasons, during the earlier, secretive period, was Elias Ashmole (died 1692), an Englishman who had studied Kabbala and was an associate of the Atlantean Rosicrucian, John Dee. The very first recorded Freemason was Robert Moray; he and Ashmole both had roles in founding the Royal Society. Thus, the Freemasons of Britain were Rosicrucians, and as they promoted a New Atlantis, they were Pure-Aryan Rosicrucians, or "Aryans" for short.
"Historian Frances Yates, in her book The Rosicrucian Enlightenment, in a chapter entitled 'Rosicrucianism and Freemasonry', quotes one De Quincey, who states, 'Freemasonry is neither more nor less than Rosicrucianism as modified by those who transplanted it in England, whence it was re-exported to the other countries of Europe.'" (http://www.mystae.com/restricted/streams/masons/mhistory.html)
De Quincey and others may be wrong on one point: Rosicrucianism was not likely transplanted into England from the European continent. For, Freemasons can be traced to the Rosslyn Chapel and its Sinclair Grand Masters, and, in my opinion, to Scottish kings (i.e. the Bruces) of the Rollo-Viking bloodline, and to the Norman kings of England, also from the Rollo bloodline. If true, the reality would be that it was merely the Kabbala aspect of Rosicrucianism that was transplanted/imported to English Freemasonry (e.g. to Fludd, Dee and Bacon). I would agree with that. The implication is that the British Rosicrucians/Freemasons contacted Jews at some point to rub minds.
(…)
After Crowley's expulsion from the Golden Dawn, the organization was ruined by scandals; it splintered and for all practical purposes became ineffective with the publicity of its secret rituals and activities. But through all this, an Anglo-German, Theodor Reuss, attempted to gather up an assortment of Illuminati groups, including Golden Dawn and the Ancient and Accepted Scottish Rite, which he then united under the name, "Ordo Templi Orientis" (OTO). Reuss had also been a member of the SRIA (i.e. as was the Golden Dawn's founder, Westcott).
It is very telling when we combine these two facts: 1) William Westcott had claimed the Golden Dawn of Germany to have accepted a rarity in Freemasonry, the memberships of both men and women (whether or not women were permitted memberships in Germany is irrelevant here); 2) Reuss also admitted men and women in OTO. Apparently, then, OTO was intended as an extension of the German branch of Golden Dawn, but in any case was emphatically an extension of the British branch. Indeed, OTO should be viewed as the fixer-upper of the fallen and ailing Golden Dawn.
If it's true that the Golden Dawn of Germany had been the Weishaupt/Bavarian Illuminati, it is not surprising to learn the fact that Reuss, together with Leopold Engel, formed the "Order of the Illuminati" specifically after Adam Weishaupt's Illuminati!! None of this means that OTO and Golden Dawn were necessarily tied to the Rothschilds, but it certainly makes the possibility tempting.
The best date (in my opinion) for the founding of the Order of the Illuminati is 1901. But this occurred in Berlin...with Reuss announcing himself the big cheese. Westcott then joined the Order of the Illuminati. "In February [of 1902] Dr. William Wynn Westcott as Supreme Magus of the Societas Rosicruciana in Anglia authorized Reuss to form a Societas Rosicruciana High Council in Germany with Reuss as Magus." During this period, and from the late 1800s, the British Rothschilds were collaborating with the German Rothschilds in a conspiracy to bring about World War I. Did Rothschild secret intelligence transfer through inter-communication channels between SRIA peoples both in London and Berlin, and prior to that through Golden-Dawn channels between London and Frankfurt?
It wasn't until the time of Reuss' move to London, in 1906, that he, having control of quite a few occult organizations, set himself up as the Really Big Cheese of the whole lot, under "Ordo Templi Orientis." Now read this: "Rudolph Steiner (1861-1925), who was at the time the Secretary General of the German branch of the Theosophical Society, was chartered in 1906 as Deputy Grand Master of a subordinate O.T.O./Memphis/Mizraim Chapter and Grand Council called "Mystica Aeterna" in Berlin. (http://tguild.oto.de/libri/hist_Reuss.html).
Another Berlin branch of the British Golden Dawn/OTO boys! And the article goes on to say, "As a journalist, Reuss traveled frequently to England." Could a journalist traveling back and forth between England and Germany, while having Freemasonic lodges in Berlin and London, rate as a spy for the Rothschilds?
(…)
There is, in Aleister Crowley, a further connection between the Golden Dawn of England and OTO. For, Crowley would be appointed by Reuss to head the British lodges of O.T.O (1912)...as well as the OTO ecclesiastic arm, the Gnostic Catholic Church (understood as "Universal Gnostic Church"). You will note that this man, claiming to be the beast of Revelation 13, was set up in OTO just in time for World War I (1914). I found this description of the man: "Crowley was a pioneering mountain climber, a pioneering homoerotic poet, a pioneering ritual magician, a heroin addict (not so pioneering), a sleazy womanizer, a closet homosexual, a vocal feminist, a racist, a German collaborator, a British secret agent..." (http://www.rotten.com/library/bio/religion/aleister-crowley/)
What's that? A German collaborator and a British secret agent, together?? Exactly what we would expect if the Rothschilds of both countries were conspiring! In 1914, Crowley transferred to New York, where "he wrote pro-German propaganda...working for British intelligence in this effort" (I kid you not, see website above if you don't believe it). And why was he climbing the Himalayas? Did it have anything to do with meeting the Aryan Brotherhood, the fellows that Blavatsky met in devising her German Theosophy?
His job in America was to overcome American Illuminatists/Freemasonry. He arranged (early 1930s) for an OTO lodge in California, and in 1941, Parsons joined it; later, Parsons would head that place. But even prior to meeting Parsons, which may have been the reason for meeting him, Parsons was collaborating with Socialists: "Parsons admitted he subscribed to Daily People's World, a West Coast Communist Party organ, in 1938"
(http://www.rotten.com/library/bio/mad-science/jack-parsons/)
Parson's father, a millionaire, had worked for Woodrow Wilson, a Rothschild agent!! There is little doubt in my mind that Parsons was likewise a Rothschild agent, especially as a spy in the field of rocketry. Parsons was, after all, given credit as the "father" of the space industry...and that includes activities in the
military space program. If you decide that "father" is a bit of a stretch, then know that he was among the many leaders of those industries; he is given credit for getting Apollo to the moon. Remember as you read all this that the False Prophet is prophesied to be a leader in the space industry, for he is to cause fire to come down from the sky (Revelation 13:13).
In an online FBI report, we read that in 1950 Parsons stole documents from Hughs Aircraft Company, pertaining to rocket motors and fuel, and left copies at a Palos Verdes (California) residence (resident not identified). When questioned by the FBI, he said that he was using the information to apply for a job in Israel. The Rothschilds comes to mind.
John Carter, who wrote a book on Parsons, "suggests that Parsons used jargon associated with the Manhattan Project. At this time Parsons had formed strong sympathetic contacts with the new-found state of Israel, the implication being that he could have been the target of a covert effort to help Israel build a nuclear weapon."
(http://www.forteantimes.com/articles/132_parsons.shtml)
The Manhattan Project--the quest of the United States to build the first nuclear bombs--was supported by the elitist Bohemian Club, and I fully expect that Parsons was a member, as his lifestyle would have attracted him there.
Parson was friend to L. Ron Hubbard, whom we know was also involved in the spy business. Hubbard became involved with Parsons in sex-depraved occult activity, and these nuts, or so it is reported much, sought to give birth to a "moonchild," or a female Avatar messiah to couple with the anti-Christ. Crowley had considered himself the Avatar of the anti-Christ, but then wanted Parsons to become the next Great Beast. Parson wrote: "And thus was I Antichrist loosed in the world; and to this I am pledged, that the work of the Beast 666 shall be fulfilled."
After stealing Parson's OTO documents, Hubbard modified them to his own liking and started his own movement: Scientology!
You will recall from early chapters (in Part Four) that Stanford Research Institute, in California, was an arm of the Society for Psychical Research over in Britain (yes, the Ghost Society), and worked routinely for/with the US military and space programs. Stanford also hired Scientologists to conduct LSD and Remote Viewing experiments. Moreover, Edgar Mitchel, sixth man on the moon, founded the department at Stanford which housed these experiments and which worked with Tavistock (in England) to pollute a generation of children with Satanic filth along the lines of what Reuss, Crowley, Parsons, and a host of other bleep-bleeps were all into.
Although Reuss was impressed with Crowley's Gnostic Mass and other mystic inventions, by 1921 Crowley had made such an egotistic stench of himself that Reuss frowned on the man. It was also in 1921 that the first Imperator of AMORC (founded 1915 in New York), Harvey Spencer Lewis, began negotiations with Reuss concerning their merger into an international partnership. Lewis ended up frowning on the OTO organization, the more he heard from Reuss on it's secrets. Plus, while Spencer had also been influenced by Aleister Crowley, he likewise despised him by 1921, as his correspondence to Reuss reveals. The Spencer-Reuss alliance never happened.
Lewis, and therefore his creation, AMORC, may have been an over-the-Atlantic branch of the Ghost-Society wizards, and therefore of the Fabian Society, and therefore of Rothschild globalism. For, in 1904, while Reuss was re-organizing the Golden Dawn, and expanding it under OTO, Lewis founded the New York Institute for Psychical Research, reminding us of the Ghost Society's legal name, "Society for Psychical Research."
AMORC was formed by permission of French Rosicrucians, and claimed roots in the Cathars of ancient France. AMORC is also Masonic, meaning that it claims roots in the Templars. The historical fact was that the Vatican, after persecuting the Cathars to the ground, turned on the Templars as well. And that is why the Cathars and Templars had to form secret societies, to evade Vatican powers. The Cathars who hid for centuries come to my mind when I hear of modern Martinist Rosicrucians.
While AMORC was (and still is) promoting itself as a Christian group, the OTO did not take on Christian stripes. Perhaps this was intentional, so as to reach Christians by the one organization, and Satanists by the other, for efficient global-cause conditioning. Many Freemasonic lodges target all peoples, from a wide religious spectrum...from Christians to Satanists. To this day, Rosicrucian writings are adamant in their declaring that they will soon rule the world under a Luciferian Christ.
You might find the following interesting, written by Gary L. Stewart, the Imperator of a Rosicrucian organization:
I became the Imperator of a Rosicrucian Movement that perpetuated a lineage passed from Dr. H. Spencer Lewis, to his son, Ralph M. Lewis, to myself which was manifesting in an Organization called AMORC. AMORC was created by H. Spencer Lewis in 1915 after several years of preparation. According to the traditional dictates of that lineage (and most other Rosicrucian Lineages that I am aware of), I became Imperator through personal selection by my predecessor, Ralph Lewis, to become his successor after his death -- which occurred in January, 1987" (http://www.crcsite.org/printinterview.htm)
If that website is no longer in service, see Stewart Imperator
(…)
"In another book publishing collected writings, Hall agrees with Sachse that the Kelpius group were known as a Chapter of Perfection, and were 'representatives of Bacon's secret society.'...
"We all have wondered how it is known that Benjamin Franklin [1706-1790] was a Rosicrucian. Well, it is partly by reading what he wrote through his writing, we can recognize his Rosicrucianism. However, Manly P. Hall wrote that Franklin's signature appears on the ledger above that of Marquis de Lafayette, he pointed out at the Lodge of Perfection in France. That Lodge is considered to have been "the greatest of all French lodges" as Hall wrote it. In The Secret Destiny of America, he said of Franklin in America:
'Franklin spoke for the Order of the Quest, and most of the men who worked with him in the early days of the American Revolution were also members. The plan was working out, the New Atlantis was coming into being, in accordance with the program laid down by Francis Bacon a hundred and fifty years earlier...'“
ken @kenkatap
D・ロックフェラーの卒論のテーマ=フェビアン協会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC …
▼英・労働党(左派)=多くのフェビアン協会のメンバーが、労働党の前身に参加 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%8D%94%E4%BC%9A …
▼1883年、英・ロンドンに新生活友愛会
▼ブレアらがメンバー
フェビアン主義→神智学、人智学(シュタイナー教育)が生まれ、ニューエイジもフェビアニストA・べーリーが創始者【虚空と君のあいだに http://www.mkmogura.com/blog/2009/10/23/501 …
▼フェビアン主義=進歩主義=全知全能で善良な独裁者による社会主義に帰結
▼フェビアン協会はスターリンを援助
▼1924年4月27日、「日本フェビアン協会」創立
▼発起人には菊池寛ら9人
▼下中弥三郎も参加
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E4%B8%AD%E5%BC%A5%E4%B8%89%E9%83%8E …
▼陶工→代用教員に
▼平凡社の創業者、教員組合の創始者
▼労働運動や農民運動の指導者
▼『世界大百科事典』を出版
▼世界連邦運動を推進
ブレントン・ウッズ会議
▼ケインズ=フェビアン社会主義者、ホワイト=国際共産党主義者
▼社会主義と共産主義が協議“資本主義体制”決定
▼取仕切=モーゲンソーJr。
父=ロスチャイルド一族ゴールドスミス家、母=ロスチャイルド一族グッゲンハイム財閥⇒https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/brenton-woods-conference …
J・ロックフェラー=祖先は仏ユグノー、17C独に逃れた
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC …
ロックフェラー・リパブリカン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%91%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3 …
▼共和党のリベラル党員
https://twitter.com/kenkatap/status/467615935541440512 …
D・ロック卒論=フェビアン協会
左翼陰謀論者のスルーするところ 【虚空と君のあいだに http://www.mkmogura.com/blog/tag/%E5%95%93%E6%98%8E%E4%BC%9A …
▼啓明会=日教組=イルミナティ=左翼=ロスチャイルド=グラントリアンという大東社側【http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E4%B8%AD%E5%BC%A5%E4%B8%89%E9%83%8E …】
▼下中弥三郎▼1919年8月 啓明会を結成
アジア主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E4%B8%BB%E7%BE%A9 …
1873年、征韓論
1881年、玄洋社
1885年、福澤・脱亜論
1901年、黒龍会
1906年、南満鉄・株
1911年、辛亥革命
1922年、世界紅卍字会
1924年、孫文の大アジア主義講演
1940年、近衛大東亜新秩序
子子子子子(ねここねこ)
@kitsuchitsuchi
@kenkatap アジア主義は東アジア共同体と同じく世界統一政府達成のための侵略思想。下中弥三郎は大アジア主義者で、大川周明とも関係が深い。左翼や右翼の対立は「悪魔崇拝」のように総称を用いて具体性をなくす本質隠しの茶番であり、左右の大本に近い者を追求すべきだと教えてくれる人物。
猫太
”キリスト教はインチキだと言ってる大本教臭い思想のひとに、ネオ満州国はわんわんワールド(世界統一政府)だと言ったら、その人は天皇が支配するアジア主義の国を作るのが対米従属からの解放とか言ってましたね。譲れない信仰心には困る”
ガーター騎士団員の偽天皇は✝側
風の子 @makeanovel 3月10日
これまでメディアがもてはやしたブームは全部疑う必要アリな感じで、個人的には断捨離ブームとかも怪しげだなと最近感じる。大切な記憶とか受け継ぐべきものを断捨離ブームで葬りたかった的な。ただでさえデジタルデータ化で、色々大切なものが失われそうな予感。支配者層だけがこっそり保管の方向で。
日本の伝統和紙、やっていけますか?っていう記事で、案外海外からのお客さんが買っていくんです、例えばヴァチカンとかが。。。っていう記事をカァコさんが注目してた気が。ヴァチカンとかはちゃんと知ってて大切な情報は和紙で保管するのよ的な^^;?
風の子 @makeanovel 3月11日
オーウェルの1984年の主人公の職業がまさに新聞記事の改ざんとかですもんね。この小説はほんとに示唆的なんだなあと。ちょっとずつ色々変えてそのうち訳わからないようにする手法、現代の錯綜する芸能人情報とかに相通じる感じですね。オーウェルは英国首相に繋がる血筋~
@onigiri3_
メディアが仕掛けるからブームになるというか、メディアが仕掛けないとブームにならないともいうか、仕掛けるからには裏の意図があるんですかねー。これまで色々洗脳されて気づいてないもの多そう(;゚Д゚)
RT @onigiri3_ にかくはやりものには要注意ですね!いろいろ陰謀仕組まれ
カァコ @onigiri3_ 3月12日
@makeanovel オーウェルはそうなんだー。あちらのホノメカッシーなんですね。最近血筋(宗教)と才能についても気になっています。この前たまたまみつけた↓有名人兄弟姉妹
http://bbs.sp.findfriends.jp/?pid=thread_detail&id=12962&anchor=137 …
風の子 @makeanovel 3月12日
きょうだいで、ふたりとも有名人ってこんなに多いんですね。やはり本人の資質よりもコネや血筋が影響する世界なんだと垣間見ますね。オーウェルの本名はエリック・アーサー・ブレアで一度ブレア首相の血筋だとついったで見た気がしたけど検索で証拠はつかめませんでした。
@onigiri3_
オールェルも、ブレア首相もかのフェビアン協会のメンバーだったのは事実みたいですね。オーウェルは王室の子どもの通うことで有名なイートン校出身というのも事実ですね。
@onigiri3_
それまでたいして気にしてなかったというのもあるけど、実はなにかコネのある人だけがテレビとかに出てたんだなというのが最近の印象です~。勿論ある程度の才能ある人を、一定のコネ集団の中から選んで特に鍛えて、人気などはメディアの戦略で生み出す仕組みですかね?
@onigiri3_
ロボ平 @robohei 3月12日
@makeanovel @onigiri3_ HGウェルズの「宇宙戦争」も相当あやしい内容でした。「1984」の方がマシに見えるほど。あ今見たら、Wikipediaみたらフェビアン協会に参加とありました。
風の子 @makeanovel 3月12日
ああウェルズもフェビアン協会ですか。あの方のタイムマシーンも恐ろしいですしね。日本で一番有名なパニックものの「日本沈没」も、日本列島が沈没し始めると学会で発表されるのが3月11日の午後2時と怪しいし何を知って・知らされて書いてるのかと。
@robohei @onigiri3_
なにか美しいとかいう価値観もメディアが勝手に作ったものなんでしょうね。モデルみたいにガリガリに痩せてる女性が美しいとされるのは、ファッションがゲイの世界だから美少年に似合う服を作ってる、だからモデルも少年風とかツイートで見ますしね
@nioumasashi @onigiri3_
誰かがブームになったころ、その人を褒めてたメディアの言葉が、わりと誰が表現しても同じキーワードが使われていたな、どこかから褒め言葉のマニュアルまで出ていたのかなとか、昔の雑誌をよく読んでた記憶を辿って感じたりしてますね。
@nioumasashi @onigiri3_
政志@縁結び? @nioumasashi 3月12日
@makeanovel @onigiri3_ ですね。異性愛者の男は、ちょっとムッチリ?くらいを好むと思いますw
あばら骨出てるとか、逆に大丈夫か心配します
風の子 @makeanovel 3月12日
@nioumasashi @onigiri3_ わはは、あとはモデル体型を女性が目指すと、やせすぎで生理止まったりみたいなトラブルで、ゆくゆくは不妊症⇒人口削減計画なのかもですね。支配者層の考えることはおそろしいですね~。特に不妊症にさせられてると気づかないまま削減が進むなんて。
kS @Jd805 3月12日
@makeanovel デジタルデータ化にはその手間を差っ引いても、省スペースとか謳ってやたら推す風潮にずっと抵抗ありました。まあ音楽・写真データ等を入り口にクラウド環境に誘導したかったんでしょうが。(情報への執着の薄れ・流出に対する無警戒)
カァコ @onigiri3_ 3月12日
@makeanovel この小説を読んでるとねこたさんのtwを全部理解してたわけでもないですが、魔術の言葉を思い出します。人を引きつけるしかけみたいなどうしようもなく引き込まれてしまう魔術のような仕掛けが世の中を動かしてるのかなーとか。。
風の子 @makeanovel 3月12日
ほんとですね。ネットってタダで保管できる場所~とか思ってましたが、情報がダダ漏れだったことに311後までは思い至ってなかったですわ。とかいいつつついったーその他使うのをやめられないんですけど、どうしたものかと^^; でもデジタルデータの脆弱性は気にしてました。
@Jd805
パソコンに入れてた写真をパソコンが壊れたことによってこれまで大量に失ったことを思うと、プリントした紙の写真の方が長持ちするよなあと。大事なものはデジタルデータとして数カ所に保存したりはしてますが、それもどうなんだろうかと今は危ぶんでます。 @Jd805
とうこ @shiotou1234tg 4月13日
汎神論(はんしんろん)とは、全ての物体や概念・法則が神の顕現であり神性を持つ、あるいは神そのものであるとする世界観・哲学。万有神論。汎神教は、世界のすべてを神の現れとする宗教[1]。(引用:wiki)
籠原スナヲ @suna_kago • 2月21日
スピノザは人間の自由意志を否定するとき、興味深いことに、この主張が実生活のために役立つと強調している。私たちには自由意志などないのだと知ることで、私たちは自分自身のことを許し、神と世界のことを許し、人間のことを許し、社会のことを許すことができると。エチカとは許すことだ。
kiyoda (合言葉は即時停止) @kiyokostar 2012年3月24日
神即自然 (deus sive natura) の概念(この自然とは、植物のことではなく、人や物も含めたすべてのこと)に代表される非人格的な神概念と、伝統的な自由意志の概念を退ける徹底した決定論---スピノザ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%8E%E3%82%B6 …
iroiroanki7 @iroiroanki7 • 15時間 15時間前
スピノザ 汎神論 神即自然 『エチカ』 精神と物体は別々の実態ではなく、同じ神から流出する別の属性なのだから、精神と進退の作用は同時に起こる。
語彙 @vocabuil_tough • 10時間 10時間前
【実態論】スピノザは神を「実態」として位置づけた。彼は、存在するために自己以外の根拠を必要としないのは唯一神のみであり、神以外の全ては内在的に神を存在根拠とする神の「様態」である、と考えた。また、神は「動力因」となり、全てを必然的に決定する、とした。
嘉道 @yosshie_t • 2時間 2時間前
スピノザ『エティカ』中公クラシックス、読了。彼の代表作。神がよく出てくるが、宗教の神ではない。彼の言う神とは実在を指す。つまり自然である。エチカ(Ethica)とは倫理学。神(実在)、人間の精神、感情、知性、自由について述べている。形式は定理、証明、系で一つとし、演繹的に論じる。
たわし英単語bot @tawashichan1 3 時間3 時間前
deism[名]理神論
atheism[名]無神論
pantheism[名]汎神論
hermeneutic[形]聖書解釈(学)の 解釈できる 説明的な
神秘学その7 秘教伝説 9話その1
http://www.geocities.jp/momoforall/Takarajima/booknote5/sinpigaku7.html
”★ エメラルド・タブレット(タブラ・スマラグディーナ)
☆ ヘルメスによって記された錬金術の奥義
●エメラルド・タブレット全文
これは、うそ偽りなく真実、確実にしてこの上なく真正である。
一つのものの奇跡を成し遂げるにあたっては、
下にあるものは、上にあるものに似ており、
上にあるものは、下にあるものに似ている。
そして、万物は、一つのものの和解によって、一つのものから成った様に、
万物は、順応によって、この一つのものから生まれた。
このものの父は太陽で、母は月である。
風はこのものを、その胎内に持ち、その乳母は、大地である。
このものは、全世界の一切の仕上げの父である。
その力は、もし大地に向けられれば、完全無欠である。
汝は、土を火から、精妙なものを粗雑なものから、
円滑に極めて敏捷に、分離するがよい。
それは、大地から天へ上昇し、ふたたび大地に下降して、
優れたものと劣れるものの力を受け取る。
かくして汝は、全世界の栄光を手に入れ、
一切の不明瞭は、汝から消え去るであろう。
このものは、すべての剛毅のうちでも、いやが上にも剛毅である。
なぜなら、それはあらゆる精妙なものに打ち勝ち、あらゆる固体に浸透するから。
かくて、大地は創造された。
したがって、このものを手段として、驚異すべき順応がなされるであろう。
この為私は、全世界の哲学の三部をもつヘルメス・トリスメギストスと呼ばれる。
私が太陽の働きについて述べるべき事は、以上で終わる。
(平田寛訳)
●錬金術師の守護神で、ある種の秘教修道者達の総称とも考えられていた
ヘルメス・トリスメギストス(三重に偉大なヘルメス)によって、
かって12の錬金術の奥義が記されたエメラルド製のタブレット(銘碑)が創られたのだという。
伝説によれば、エジプト、ギザの大ピラミッドの中で発見されたヘルメス・トリスメギストスの
埋葬死体、薄暗い坑の中のそのミイラの手の中で、発見されたとされるが、その実物は現存
せず、19世紀頃にアラビア語からラテン語に訳された写本が存在するのみである。
●この話が、後世の神秘主義者らの希望的創造であるのは、容易に想像出来るが、
偶然にも1828年、エジプトのテーベで無名の呪術師のミイラが発掘された際、同時に見つかった
ライデン・パピルスの中に、このエメラルド・タブレットの最古の写しの断片が発見され、それ以降、
伝説は、にわかにリアリティをもって受け入れられる事になった。
ここに、全文を紹介した通り、原文は寓意や隠喩に満ちた謎めいたもので、その意図する所は、
容易に読み取る事が出来ない。が、それだけに、多様な解釈を可能にしている。
●その代表的な解釈のひとつが、卑金属を金や宝石に変えるごとく、人間の魂を変成させる錬金術、
の奥義の「一切の不明瞭を消し去る」こと、つまり、自然の中に隠されそれに触れたものを純化し、
覚醒に導くという完全な存在である、「賢者の石」の秘密を読み取る事である。
すなわち、卑金属を貴金属として変成させる時にたどる「精妙なものを粗雑なものから分離する」
事は、そのまま、人間の魂を「大地から天へと」昇華させて行く修道階梯である、というのだ。
そして、魂は、「ひとつのものの和解」によって、最終的に神聖なるものと合一する、という。
●この謎の碑文が、2~3世紀頃のエジプトで秘密裡にまとめられた一連の「ヘルメス文書」の
文脈に位置する事は言うまでも無い。
その他残された資料の一例として、たとえば、
ラテン語とドイツ語によるエメラルド・タブレットの全文が記された17世紀の版画が残されている。
「永遠の智恵の円形劇場」ハインリヒ・クンラート、1602年、である。
●この碑文は、のちの秘密結社などの思想に、強い影響を与え、
「万物はひとつのものから生まれた」とする一元論や、
「父は太陽で、母は月である」の言葉に代表される、天地の照応・感応に基づく秩序的連鎖、
上位のものの模倣から、下位のものが生じる、を主眼とするヘルメス思想の原点、
とも目される事になって行く。
(…)
★クリスチャン・ローゼンクロイツ
☆薔薇十字団を創設した伝説の霊的指導者
●1614年、ドイツで、謎めいたパンフレットが立て続けに出版された。
1614年、『世界の普遍的改革』とその付録『薔薇十字団の名声』、
翌1615年、続編の『薔薇十字団の告白』である。
その著者や発行人は、一切明かされる事はなかったが、これらの文書によれば、
かの哲学者デカルトが、人団を切望したがついに果たせなかったとされる秘密結社
薔薇十字団の創始が、この時、C・R・Cなる人物によって宣言された、という。
この後の数十年の間、薔薇十字団は、ヨーロッパ中の知識人や文化人を巻き込み、
一大ムーブメントを巻き起こした。
その間の1623年には、史実としても記録されたパリのポスター事件が起きた。
一夜にして、パリ中の街角に、薔薇十字団長老会議代議員の署名入りポスター
が張り出されたのだ。
このC・R・Cなる人物の呼称を、クリスチャン・ローゼンクロイツと明記したのは、
同時期に出版されたヴァレンティン・アンドレーエの寓意小説『化学の結婚』である。
この為、アンドレーエこそが自身の人格を投影させたC・R・Cの創造者であると
目されることになる。
●人智学の創始者ルドルフ・シュタイナーもまた、薔薇十字団とローゼンクロイツを重視
した一人であったが、彼の解釈によれば、神的存在達は、超古代アトランティスから続く
叡智を、秘密結社を組織する事で伝えようとしたのであり、それが薔薇十字団であり、
ローゼンクロイツは、神々に選ばれた霊的な指導者であった。
だからこそ、彼の誕生には周到な準備が必要とされた。シュタイナーによれば、13世紀に
のちにローゼンクロイツとして転生する少年が、この世に送り込まれたという。つまり、
これは、彼の前世の話であるが、その少年の養育には、アトランティス以降のあらゆる
叡智を習得した12人の賢者が当たったという。前世の少年は、それらの知識をすべて
吸収して息を引き取り、翌14世紀に再び肉体を得て、ローゼンクロイツとして誕生した
のだという。
●『薔薇十字団の名声(ファーマ)』では、こう述べられている。
C・R・Cなる人物は、幼児期に両親と死別し、修道院で過ごした。16歳の時に神の啓示
を得、聖地エルサレムを目指すが、その途上、カバラや錬金術、スーフィズムなどの神秘学
の奥義に通じた賢者が集うという神秘の都市、ダムカルを知り、苦難の末、アラビアの某所
にあるというその都市にたどり着き、彼らから東方の聖なる秘密の知識や奥義書『Mの書』
を授けられ、これらの解読に没頭する。
その後、精霊(宇宙意思)との交信、テレポーテーションや心霊治療、予知、予言、透視など
の驚くべき知識を吸収した彼は、ドイツに戻り理想社会を説くが、彼の主張を理解し、受け入れる
者はわずかだった。そして時期尚早(しょうそう)と知ると、7人の弟子の育成に当たる事にした
というのである。
彼の死後120年を経て、その活動拠点であった「精霊の家」の隠された小部屋から結社員に
よって発見された彼の墓所には、永久運動による人工太陽をはじめ、様々な精密機械があり、
「我は120年後に再び蘇(よみがえ)るであろう」という予言碑と共に、全く腐蝕していない彼の
遺骸が発見されたという。
その不死のグループが今も世界各地に散り、ある者達はチベットの奥所にこもって修道を
続け、ある者は結社を組織してその奥義を密かに伝え続けているとも言われている。
(MOMOの独り言=これらの伝説は、人為的な想像上の物語にすぎないだろう。
しかし、それらの想像上の物語は、霊的な真実の何かを投影しているのだろう。だから、
これらの秘教的物語が引き起こした一連の精神的ムーブメントまでが、無意味であった訳ではない。
むしろ逆に、一定の精神的なムーブメントの必要性が、この様な物語を表現の一手段として、
付属的に必要としたと言った方が良いだろう。弾圧を恐れて地下に潜った精神の深部から
の抵抗の手段として、この様な方法が穏健かつ有効であり又そうせざるを得なかったのだろうという
事である。
重要な事は、唯物論者が強調する様な、この物語の歴史的な真偽などでなく、
この一連の思想的精神的ムーブメントが人類の歴史、精神史に対して持っている意味なのだろう。)
●17世紀~18世紀にかけての西欧キリスト教世界には、古代の秘儀の復活や秘密結社が多数
現れている。ヨーロッパにおけるこうした現象は、既成宗教への失望から来る16世紀中葉の
宗教改革や、カトリシズムの権威失墜と深く連動していたと思われる。
そうした背景の下に姿を現した謎の地下組織のひとつが「薔薇十字団」であった。
錬金術の奥義を象徴的に書いた『化学の結婚』の著者で薔薇十字思想の熱心な布教者でも
あったルター派の神学者ヴァレンティン・アンドレーエこそが、このムーブメントの首謀者である
という説が有力であるとされるが、必ずしも定かではない。
その内容は、それまでのキリスト教的保守思想に反旗を翻(ひるがえ)す革新的発想や、
痛烈な批判が含まれて居た事で、多大な反響を呼び、知識階級を中心に、広く庶民にまで
知られる様になった。
それには、薔薇十字のシンボルに仮託された薔薇十字思想の目的の概要が記されていた。
すなわち、薔薇十字に象徴されるキリスト教(十字架・男性原理)と、
魔術(キリストの赤い血色の薔薇・女性原理)との統合による完全なる世界の創造である。
それは又、スーフィズム、カバラ、エジプト魔術、占星術などの東方的叡智と、エックハルト的神秘思想、
パラケルスス、カンパネラ、グノーシス主義、汎智学などの西洋の革新的叡智を採り入れる事によって、
混迷するヨーロッパ思想に普遍的統合をもたらそうとする意図が語られている。
●小冊子が明らかにした綱領から教団の持つ主要な目的をまとめて見ると、およそ次の様になる。
1)君主政治を廃止し、哲学者の支配する政治の確立
(アメリカの独立戦争において実践された民主主義の原型)
2)学問・哲学・倫理の改革
(神の知恵である物質的芸術や学問と、自然の神秘の融合による覚醒と、古代密儀の復活)
3)すべての病気を治す普遍的な薬(エリクシール)の発見
4)霊的知性の発現による国家、民族、個人の救済
●19世紀に入ると、その「秘密性」や「匿名性」や「伝説」が、象徴主義と結び付き、
ロンドンで結成された「薔薇十字協会」をはじめとして、後の「黄金の夜明け団(ゴールデン・ドーン)」
の設立につながるオカルト・ムーブメント復興の基盤となったのである。
”
エメラルド・タブレット 全文
http://zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-119a.html
エメラルド・タブレット(英: Emerald Tablet, Emerald Table, 羅: Tabula Smaragdina)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88
グルジェフの「超人思想」の謎
http://inri.client.jp/hexagon/floorB1F_hgr/_gurdjieff.html
神秘思想家G・グルジェフ
http://phenix2772.exblog.jp/9973537/
ゲオルギイ・グルジエフ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%95
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仕組まれたスピリチュアルブーム(神学の改悪=宗教改革)。『近代スピリチュアリズムの歴史』支配層には専属の占師がいるのに、感情的にオカルトを拒絶する紐付き陰謀論者に価値なし!悪魔教だユダヤだのと言って、キリスト教こそが悪魔教であり、メーソンが科学を重視する新キリスト教系組織なのを隠す秘密結社の情報に価値なし!イルミナティ陰謀論を発明したのがイエズス会士バリュエル(秘密結社の陰謀論もキリスト教製)だと言わない寸止め陰謀論者に価値なし!秘密結社の悪魔教を強調するのはキリスト教(真の悪魔教)の特徴!
Posted on 2015.04.15 Wed 16:55:35 edit
悪魔教だユダヤだのと言って、キリスト教こそが悪魔教であり、メーソンが科学を重視する新キリスト教系組織なのを隠す秘密結社の情報に価値なし!
イルミナティ陰謀論を発明したのがイエズス会士バリュエル(秘密結社の陰謀論もキリスト教製)だと言わない寸止め陰謀論者に価値なし!
秘密結社の悪魔教を強調するのはキリスト教(真の悪魔教)の特徴!
支配層には専属の占師がいるのに、感情的にオカルトを拒絶する紐付き陰謀論者に価値なし!
勘違いされてるかもしれませんが、私はオカルト、超古代文明、超常現象等を否定しません。この分野に余りに多いインチキと偽物(✝とギリシャ哲学製)を指摘しているだけ。
カルト率が特に高い分野なので本物=秘術の隠蔽が目的なのは明白。
ken @kenkatap 2012年9月3日
イルミナティの亡霊が歩き始めた=結社禁止1785年から4年後1789年=仏革命
▼革命を背後で操ったのがイルミナティという説←最も熱心なプロパガンダ=イエズス会バリュエル神父
▼一切をイルミナティの陰謀に
▼のみならず、起源を14世紀のテンプル騎士団にまで遡らせた【ヘブライの館2より】
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
陰謀論初心者はユダヤがつくものを全て避けましょう。ユダヤ陰謀論はキリスト教の伝統。バチカンとナチのプロパガンダ。プロパガンダは十七世紀に教皇庁に創設されたプロパガンダ組織「布教聖省」Sacra Congregatio de Propaganda Fideが元。
猫太”そのプロパガンダ組織がフランス革命でシマを取られたバチカンがイルミちゃんやフリメに対してネガキャンプロレスをすると。その150年以上前のプロパガンダの残骸がリサイクルされて陰謀論になってヌッポン人を騙してる”
イルミナティ陰謀論者のイエズス会士バリュエルの著作の劣化コピー。
ババリアのイルミナティ
○キリスト教系組織 ×ユダヤ
○梟がシンボル ×一つ目
○ロスチャイルドは創始者と無関係
○イエズス会士バリュエルに陰謀の黒幕にされる
○秘密結社と悪魔崇拝・ユダヤ・ルシファーを結びつける情報は全てバチカンのデマ。真の黒幕は自分が黒幕になる情報を流さない。
knznymmmy @knznymmmy 12月15日
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%BA%E3%82%B9%E4%BC%9A …
wiki イエズス会
1773年7月、クレメンス14世により
イエズス会は禁止された
よって何かに偽装しないと
馬鹿正直に「イエズス会です」と名乗って
活動ができなかった
そこでイルミちゃんを作り出す必要があった
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 12月16日
@knznymmmy フリードリヒ2世は啓蒙専制君主。ヴォルテールと親密。
1773年にイエズス会は禁止されたがフリードリヒ2世は自国へ亡命許可。
恩知らずイエズス会士バリュエルは
1797-98年にフランス革命の黒幕はフリードリヒ2世と百科全書派だと指摘。
当時はグルではない。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
ヴァイスハウプトがユダヤ人である証拠なし。反ユダヤ・ユダヤ陰謀論はイエズス会(バチカン)の伝統。イルミナティ結成者をユダヤ人だという主張は情報源が同じで書き方を変える努力がない。
バリュエルの死後に彼の幻のユダヤ陰謀論本の噂が流れた。
http://blogs.yahoo.co.jp/alternative_politik/20703727.html …
イルミナティ陰謀論を広めたイエズス会士バリュエルの著作の概要
仏語で1797-98年、英訳版を1799年に出版。翻訳で更に広まる。
フランス革命の黒幕はヴォルテールら啓蒙思想の百科全書派(科学と理性重視メーソン)、フリードリヒ2世(プロイセン王)、ババリアのイルミナティだと指摘。
イエズス会士バリュエルは百科全書派・理性・科学・啓蒙思想という中核を具体的に言及していることから当時のバチカンは大東社とグルではない。
現在の紐付き陰謀論者は、グラントリアンの中核である百科全書・理性・科学という具体的名前を悪魔や悪魔崇拝と言い換えて隠しているので今やグルである。
インド・イランの宗教を隠すのは、バチカンの盗作元かつ大東社の本体なので利害が一致するから。
イエズス会士バリュエルのイルミナティ陰謀論には中核(百科全書)があるが、今はそれを抜いた劣化コピーを紐付きが布教しているのでバチカンと大東社は今やグル。共倒れしない程度の暴露で中核を隠す。
宇宙への旅立ちは、スウェーデンボルグ教=ゴッドを宇宙人や霊に言い換えた新キリスト教系。
秘密結社の悪魔教を強調するのはキリスト教(真の悪魔教)の特徴。
秘密結社はバチカンが科学を弾圧しなければ生まれなかった。
イルミナティ陰謀論の発明者はイエズス会士バリュエル。
日本語版のウィキのイルミナティの項目には、ババリアのイルミナティのシンボルがフクロウ(梟)だとすら書いていません。だから△一つ目がシンボルだというデマを流す寸止め陰謀論者がやりたい放題。
ヴァイスハウプトなんて日本語版には記事すらありません。
バリュエルも彼の著作も日本語版ウィキに記事はありません。
英語記事との情報格差は意図的。
Illuminati
http://en.wikipedia.org/wiki/Illuminati
Adam Weishaupt
http://en.wikipedia.org/wiki/Adam_Weishaupt
Augustin Barruel
http://en.wikipedia.org/wiki/Augustin_Barruel
Memoirs Illustrating the History of Jacobinism
http://en.wikipedia.org/wiki/Memoirs_Illustrating_the_History_of_Jacobinism
Frederick II
=Frederick the Great
(German: Friedrich; 24 January 1712 – 17 August 1786)
……
てなわけで今回は(偶然を装った人為的臭がする)スピリチュアルの歴史。
三浦清宏『近代スピリチュアリズムの歴史 心霊研究から超心理学へ』2008年4月、講談社
帯から引用
“1848年、アメリカ・ニューイングランド。
「それ」はハイズヴィルの小村から始まった。
ポルターガイスト、降霊会、心霊写真、念写。
欧米世界を熱狂させ、また毀誉褒貶の渦へと
当事者たちを巻き込んだ「超心理現象」。
近代とともに誕生したその歴史を
芥川賞作家がたどる本邦初の試み。“
・1848年、アメリカ・ニューイングランドのフォックス姉妹のハイズヴィル事件。
1849年、ロチェスター市コリンシアン・ホールで史上初のスピリチュアリストの会合が開かれた。
フォックス姉妹は、スピリチュアリズムが生んだ最初の職業霊媒である。
一番上の姉であるリーを中心とする活動はめざましかった。
最初に姉妹の実験を見て感銘を受け、その後ずっと援助を惜しまなかった人物が、『ニューヨーク・トリビューン』紙の主幹で、後年に下院議員にもなり大統領選にも立候補したことがあるホーラス・グリーリイであり、新聞がこぞってフォックス姉妹を嘲るなかでただ一人姉妹を弁護した新聞の編集者であった。
・スピリチュアル(心霊主義)運動は、ニューイングランドやニューヨークを中心に急速に広まり、ハイズヴィル事件が起こってわずか7年後の
1855年には、全米で200万人のスピリチュアリストがいたと『ノース・アメリカン・レビュー』紙が報じた。
そしてスピリチュアリズムは大統領府にまで達した。
リンカーン大統領が、
1861年に大統領就任後、ホワイトハウスやその他の場所で何度か霊媒に会い、メッセージを聴いたと言われている。
現在ロンドンにある一番古いスピリチュアリズム組織である「大英スピリチュアリスト協会」の奥まった部屋の壁にはスピリチュアリズムの守護者としてリンカーンの大きな肖像画がかけてある。
・レーガン大統領は、ケネディ大統領の死を予告して有名になったジーン・ディクソンと親しかったし、日本でも伊藤博文と高島嘉右衛門(たかしまかえもん)との関わりなど、社会的地位が高い人が霊能者と関わりを持った例がある。
筆者(三浦清宏)は何人かの霊能者から、名前こそ明かされなかったが、政治家の客が多いということを聞いたことがある。
・リンカーン大統領お付きの武官であるケイス大佐が後に証言したところによれば、リンカーンは四回続けて日曜日の晩にお気に入りの男性霊媒をホワイトハウスに呼びメッセージを聞き、これが「奴隷解放宣言」発令に大きく役立ったという。またそのころ、後に霊言霊媒(霊感を受け、入神状態でメッセージを伝える霊能者)メイナード夫人として有名になった、当時16歳のネティ・コルバーンがリンカーンの前で入神状態になり、彼に向かって一時間半にわたって演説をした。目が覚めたネティが見回すと、周囲は静まり返り、目の前の椅子に座ったリンカーンが胸のあたりに腕を組み、彼女をじっと見つめていたという。これは後年彼女が出版したメモワールによるものだが、ケイス大佐の証言もその事実を裏書きしている。この時のメッセージは、「奴隷解放宣言」を発令しなければ、南北戦争は終わらないだろう、というものだったそうである。
1862年の秋のことで、
翌年の1月1日に奴隷解放宣言が発布された。
・スピリチュアリズムは女性の地位向上と深く関わるようになった。フォックス姉妹はいずれも探検家、保険業者、弁護士など、社会的に著名だった富裕だったりした相手と結婚している。
霊能者がこれほど社会の注目を浴びた時代は空前絶後で、彼女たちを研究材料にしようとする代表的な科学者ばかりでなく、上院議員、新聞の編集者、銀行家、作家や詩人など、要するに社会的地位の高いひとたちの注目を集め、ホワイトハウスにも招かれて厚遇を受けている。社会的地位の向上を望んでいた女性たちがこれに心を動かされなったはずはない。
当時は英国に始まった産業革命の波が米国にも押し寄せ、大西洋横断航路もでき、海底ケーブルも敷かれ、米国内では運河の建設、鉄道の発達とともに、
1869年には大陸横断鉄道も完成し、ニューヨーク州やニューイングランド地方を中心に産業が飛躍的に発展した時代である。
しかし、女性の製糸業、縫製業などへの労働力としての進出は増えたものの、基本的には女性は家庭を守り夫に仕えるというヴィクトリア朝英国の倫理感がアメリカでも支配的だった。彼女たちの鬱屈した気持ちの大きなはけ口になったのは宗教活動や精神運動、それに基づく慈善や社会改善運動への参加だった。
19世紀初頭には信仰の復活を訴えたり、新しい啓示を説いたりする会合が野外で数多く開かれ、参加者は大部分が女性だった。
1848年に起こった米国史上初の男性との平等、婦人の投票権を求める運動もこうした宗教活動の延長にあった。
たまたまこの年はハイズヴィル事件の起こったのと同じ年であり、ハイズヴィルもこの婦人運動が起こった土地と同様、ニューヨーク州北西部の信仰復活運動の盛んな地域に含まれていた。不思議な偶然である。
(偶然じゃないだろ。支配層の影に占師あり。支配層には本物を、奴隷層には偽物を)
こういう雰囲気の中で女性たちが自分達の霊能を神からの贈り物と思い、社会での独立や地位向上のために最大限に利用としたとしても不思議ではない。それに対して社会が冷ややかな目で眺め、時には「インポスター(世を欺く者)」と呼んで攻撃したこともうなずける。彼女たちは社会の良識に背く新しい女たちだったのだ。
スピリチュアリズムはこうした宗教運動と一緒になって社会改革運動へと発展していく。
これは心霊研究という学問対象として発展していった英国とは対照的である。
ハイズヴィル事件発生前に、徐々にスピリチュアルの土壌は用意されていた。
その原動力の一つとなったのが、「ポーキプシーの見者」アンドリュー・ジャクソン・デイヴィスである。
デイヴィスはスウェーデンボルグから深い影響を受け、デイヴィスを入神状態に導いたのがメスメリズムである。
(スピリチュアリズムは巫女教でもあるから、祭政一致の神権政治が理想なのかな?
霊能者については
①はじめからインチキ
②はじめから後まで本物
③はじめは本物、後からインチキ
④はじめはインチキは、後から本物
⑤支配層に利用された
⑥初めから支配層が育成した
などいろいろなパターンが考えられます。
やはりもたらした結果が重要ですね。
スピリチュアリズムがもたらした結果
=19世紀における宗教改革
=キリスト教の弱点をなくした新キリスト教の隆盛。
世界はキリスト教を中心とする神学論争で動きますから。
流星キック @ryuuseikick 2012年10月16日
教祖さまがウソをついてましたってバラされても、それでも信者をやめる、って人はいない(少ない)んだろうな。これはもう、フォックス姉妹事件の頃から変わらない
北陸怪談研究会 @HKwaidan 2013年4月25日
19世紀、米国のスピリチュアリズム発祥となった、ハイズビル事件のフォックス姉妹が後に「実は全てインチキでした!」と発表しても、ムーブメントは盛り下がるどころか、ますます隆盛を極めた歴史と、どこか重なるような。
円盤人 @enbanjin 11月23日
空 前の心霊ブームを巻き起こした霊媒のフォックス姉妹。姉のマーガレットが「全部トリックでした」とタネを実演してみせても、「悪霊がそう言わせてるんだ」 と擁護する人たちがいた。頭がおかしいと思うだろう。でも、かっこつかないんだよ。それが嘘だと認めたら、自分なんだったのってなってしまう。
カイロ @kairo4158ap 2月26日
@tokaiamada 宜保や江原こそクソの役にも立たない。江原はフォックス姉妹のポルターガイスト事件がスピリチュアルの始まりだ、と言っている。フォックス姉妹のポルターガイスト事件は本人たちがトリックだと告白しているにも関わらず。
クインクティウス・フラミニヌス @88mill 2013年4月25日
と ころで、創元版の赤井敏夫氏の解説によると、憑霊現象は元来キリスト教文化圏において教義の根本(最後の審判)をゆるがす最大の禁忌であり、心霊主義はき わめて近代都市的な現象であるという。その近代心霊主義興隆の起点となったのが1848年NYで死後霊と交信したというハイズヴィル事件。
洋介犬@「風の如く」auで連載中 @yohsuken 3月8日
アダムとイブが食べた知恵の実はリンゴ。万有引力のエピソードもリンゴ。ウィリアムテルもリンゴ射抜いた。近代霊媒の始祖のフォックス姉妹もリンゴを使ったトリック。アップルコンピューターもリンゴ。ビートルズもリンゴ。リンゴ歴史に干渉しすぎ。
yoshi..( ˘ω˘ )⋆✩⃛⁎* @merciluke 2011年6月14日
ジョ ン F ケネディが、Washington DCから、射殺されたダラスに向かう数日前。。当時、米国にて高名だった予言者ジーン ディクソン夫人が彼に、ダラスは貴方にとり、月の方位が悪いので行かない様に。。と忠告していたのは米では有名な話だ。彼は、彼女の忠告を無視し、殺害さ れる。。
高橋圭也☆彡占い、陰陽師、菜根譚、妖怪等 @KeiyaTakahashi 3月19日
明 治時代に入って陰陽師制度が廃止され、公的な占い機関は消滅したが、占いそのものはその後も政治や経済に強い影響を持ち続けた。中でも有名なのは易聖・高 島嘉右衛門である。彼は実業家だったが明治政府高官や財界人から多くの易占を依頼されていたし、彼自身、陰陽寮の復活を強く望んでいたそうだ。
東海道一言情報 @tokaido_1koto 3月17日
泉岳寺の赤穂四十七士の墓所入口の門の向かいには、高島易断で有名な実業家、高島嘉右衛門の墓があります。大きな墓なのですが、みんな四十七士ばかりを見ていて振り向いてもくれず、寂しい思いをしています。 pic.twitter.com/G9znFyUiQQ
フェイド大帝 @FeydoTaitei
植草一秀の新刊に日本の 政治家には専門の占い師が 着いていると書いてあってね、 算命学と西洋占星術が重要 だと言ってたもんでね…… 安倍内閣は魚座と乙女座の 閣僚で固めてあると書いて あったな。
(うお座=イエス・キリスト。
おとめ座=世界共通の女神。
WASP至上主義陣営にも
女神教のグラントリアン陣営にも配慮。
メイソンは女神大好きなのに女人禁制)
植草の本の安倍内閣一覧表。 天中殺が重要らしい。 pic.twitter.com/EXbgi5lPt9
植草が占いに関心を持った理由 と言うのが、小泉政権時代、 安倍が官房副長官だったころ 安倍が主催する5名による 定例懇談会に必ず算命学の 専門家がいたかららしい。
植草の本には「占い」は古代から 重視されて来たからバカにしては ならない!と言っているけど、 占いで増税されちゃたまらんの だけど……
フェイド大帝の関心は 安倍のお抱え占い師が CLAMPの漫画の様に 絶世の美女かどうかだな。 (女性なら一晩で法隆寺が 建てれてしまうぐらいの 美男子) そりゃ、どうせ人生をクソら されるなら、ブスより美人の 方がいいだろう?
しかし、算命学とは盲点 だったなぁ。 流石のフェイド大帝も 算命学は詳しくない。 いや、四柱推命とか子平推命 とか齧った事あるけど、 個人的に当たらないと 思うんだよね。 中国系なら紫微斗数が一番 当たってると思う。
え?なぜ紫微斗数かだって? だって、中国系の占いの中で 唯一「お前の人生はクソだ」と 判定してくれたのこれだけ だったもん。 当たってるだろ?ww
安倍の占い師は中原伸之という エクソンモービル系の石油会社の 社長らしい。 日銀総裁の人事を決める時、 候補者の中で一番運気の良かった のが黒田だったらしい。 絶世の美女じゃなかったね。 う〜ん、残念。 でも女性の目から見たら 中原はイケメンなのかな?w
まだだ!まだ安倍の西洋占星術 担当の占い師がいるッッ!! 西洋占星術担当はきっと 絶世の美少女のはずなんだぁぁっ‼︎
植草一秀の本を昨日紹介したけど、 フェイド大帝は植草擁護派では ないからね。 鳩山政権を持ち上げている辺り どうもこいつはメイソン臭がする。 安倍達がやってるオカルト政治も 確かに問題だが、だからと言って メイソン陣営を擁護する理由も ない。
このフリーメイソンというの は何だかんだ言って、キリスト教 系の新興カルトだからね。 そして革命を扇動する組織として 創立された。今で言うテロ組織 だね。 別にこれは珍しい事ではなく 中国でも明王朝復活を願う 似たような結社が沢山存在した。
別にこれは陰謀論でも何でもなく メイソンの中のアルバートパイク の著書にもそう書かれてるし、 メイソンが運営してるメイソン 図書館のフランス革命関連の 本にもそう書かれてる。 今でも昔の革命組織としての 機能をのこしているのか は分からないけど。
で、要注意なのはこいつらの 思想のベースがルソーで、 王侯貴族やバチカン等の 古い世代の独裁体制を転覆 させる事を目的としている。 もちろん庶民のために善意で 行動してるわけではなく、 ただ自分達が新しいバチカンや 王になりたいだけだ。
(ルソーってあの鬼畜か)
真の自由だとか、庶民による政治 だとか、平等だの、分配だの それらしい事をほざくから 気をつけろよ。
問題は東大とか国立大に行く 天才ってのは金持ちの子供 だけじゃなく、家が貧乏だけど 本当に頭が良かったという 学生群がいる。 この連中はハングリー精神が 旺盛で金と権力に異常に 執着する傾向が強い。 こういう学生がこぞって こういう結社に入る。
だからメイソンに入るのは 生まれつきの金持ちの エリートだけとは限らない から注意しとけよ。 別にメイソンだけを問題 にしているわけではなく 似たような秘密クラブは ゴマンとある。
後、宮崎駿みたいな文明否定とか 大自然と共に生きよう!だとか エコとか、縄文文明バンザイ! カルトとかもあるから注意な。 同じメイソンですらアメリカ系 だとか原始メイソンだの 色々派閥があるけど、 結局はバチカンワナビーの 集まりだから同根。
フェイド大帝 @FeydoTaitei 3月15日
江戸時代と言えば「朱子学」だが、 これ教科書でも評判悪いし、 2chとかでも酷評で、中国の中華思想や 韓国の選民思想も全部朱子学が諸悪の 根源だとか唱えられている。
ところが朱熹の著作ってほとんど 日本語の現代語訳がないのよね。 陽明学の王陽明の方は訳され まくっているのに。
個人的にはこの江戸時代に流行った 「朱子学」が重要なんじゃないかな。 徳川システムにも確かに悪い所は あるけど、日本の歴史の中では 一番マトモな方だったと思うのだが……
重要なのは徳川時代ってのは 天皇家や公家や仏教家の権力を 削ぐ政策も採ったって所だな。 特に朱子学には商業活動(つまり資本主義) を批判する立場を取っていた。 この商業の「商」の語源は 古代中国の「殷」の別名から 来ているらしくて、基本的に周の 時代
に発展した儒教はこの「殷」を 批判しているとの見方もあるらしい。 殷ってのは金儲け重視、オカルト偏重 の政治が特徴で、昔の朝鮮王朝や 日本の天皇家のご先祖様と言えるの だけど、(実際、周にやられた後、殷 の残党は朝鮮半島方面に逃げている)
この殷の創設者が「契」という 皇帝。これは「契約」という言葉 の語源だとも言われているらしい。 「商売」を行う際に「契約」を 重視するかららしい。
ところで儒教ってのはヒンドゥー教 みたいにカーストを設定する教え ではないからね?
既にカースト制が存在している社会 (つまり共同体としての国家の事) において、トップカーストのリーダー はどうあるべきかを説いた教えだから、 民衆を奴隷化するための教義という解釈の 仕方はズレている。
儒教は基本オカルト嫌いだしね。 易経が今ではオカルトだけど…… 当時は最先端科学だったしね。 MAGE政府の大嫌いな徳川システム が重視していた教えだから、 なんかいい事書いてあるんだろう。 訳書もないし。
江戸時代はキリスト教もフリーメイソン も長崎の出島に隔離されてた所が 重要ね。最も家康も初期の頃は キリスト教も、メイソン教にも寛大 だったらしいが。
あ、後、韓国における朱子学、民間巫女 信仰、キリスト教の関係も面白いよ。
朱子学と巫女信仰というのは相性 悪いから、支配層側の朱子学連中は 巫女教を当然弾圧した。 弾圧された巫女教は地下活動化した わけよ。で、その潜伏先が何処か というと、キリスト教の教会だった わけ。 これが韓国でキリスト教も
キリスト教が韓国でブレイクした 理由。 韓国系の新興宗教がキリスト教神学 とは関係のない神降しを重視するのも これの名残りでしょう。)
・ハイズヴィルで霊との交信が始まった
1848年3月31日はスピリチュアリズム発祥の日として、後にスピリチュアリストたちによって記念日に指定された。
スピリチュアリズムの勃興(ハイズヴィル事件)の正にその日に別な場所で事件の到来を知り日誌に書きしるしたのが、アンドリュー・ジャクソン・デイヴィス。
デイヴィスはハイズヴィルから約300キロ東の、同じニューヨーク州内でハドソン川沿いの町、ポーキプシーに住んでいた。
“今朝、明け方に私は暖かい息を顔に感じ、優しい声が強い調子でこう言うのを聞いた。
「兄弟よ、よい仕事が始まった――見たまえ、生きた人間がやって見せるようになったのだ。」
これがどういう意味なのか、私は考えざるを得なかった1。
「生きた人間がやって見せる(a living demonstration)」という言葉はたしかに謎である。しかし彼はそれをすでに予知していた。このことがあった前年の1847年に出版した『自然の原理(The Principles of Nature)』という本の中で、彼はまさに同じ”a living demonstration”という言葉を使って、新事態の到来を予告していたのである。
肉体の中にいる霊と、より高い世にいる霊とが交信する。・・・・・間もなくそれは生きた人間がやって見せる形で (in a form of a living demonstration)行われるだろう
”p.34
デイヴィスはスピリチュアリズムの予言者または見者と呼ばれ、しばしばキリストに対するヨハネに対比される。スピリチュアリズムにキリストに相当する人物はいないので、先覚者という意味である。
デイヴィスは無学だったが、『自然の原理』というどんな哲学書にも比肩しうる浩瀚で精密な豊かな語彙の、時には難解とも言える本を書いた。
デイヴィスは16歳まで本らしいものは小学校の教科書を一冊しか読んだことがない靴屋の徒弟だった。16を過ぎてからは、自分の不思議な才覚に目覚めはしたものの、学校に通って勉強したわけでもない。彼が予言者だったり見者だったり、高遠な著述家だったりするのは、或る特殊な状態にあるときだけだった。
「特殊な状態」とは初めのことは催眠状態であり、後には自分が「超越状態(superior condition)」と呼んだ、日常意識を持ったままの入神状態だった。
デイヴィスが特殊能力に目覚めたのはメスメリズム(催眠療法の前身で、18世紀末に流行)に出会ったときである。
最初のメスメリズムとの邂逅は
1843年、デイヴィスが17歳の時だった。彼の町ポーキプシーでメスメリズムについての巡回公演会があり、デイヴィスは出席して何人かの者と一緒に催眠術(メスメリズム)を受けてみた。この時は何も起こらなかったが、次に同じ町に住む洋服屋のウィリアム・リビングストンという男が試したところ、デイヴィスは入神状態になった。しかもそういう状態になると目隠しをしていても新聞が読めたり他人のポケットに入ったものまでも見えた。この透視能力は実験を重ねるごとに発達し、やがて人体がレントゲン写真のように透けて見え、疾患があると指摘できるようになった。人体ばかりではなく、自然界のあらゆるものがその奥まで見えるようになったという。
メスメリズムの実験を始めてから1年足らずの
1844年3月6日の晩に、デイヴィスは突然入神状態となり、気づくとどこかわからぬ山の中にいた。そこで二人の人物に出会った。
デイヴィスはその後、その二人は、古代ローマの名医だったガレヌスと、
18世紀の大科学者にして神学者にして幻視者にして霊界探訪記を記したスウェーデンボルグだと言った。
もちろん18歳の靴屋の徒弟はスウェーデンボルグなど読んだことはなく出会ったときには誰なのか判らなかったろう。その名がどうして彼の口からでたのか不明だが、彼が睡眠中に口述筆記させた著作中の地質学、鉱物学の該博な知識は鉱物学者であり鉱山技師でもあったスウェーデンボルグを彷彿させるものである。
入神中のデイヴィスの口述を筆記することを引き受けた牧師フィッシュバウのおかげで、
1845年11月、デイヴィスの最初の大著でありその後の著作の根幹となる『自然の原理――その聖なる啓示と人類への声』の筆写が始まった。この時デイヴィスは19歳。デイヴィスはその1年前まで無学な職人だった。
著作の大部分は口述のままであると、フィッシュバウ牧師(筆記担当)とライオン博士(催眠担当)の二人の協力者は言っている。
これは、奇蹟を見ようと押しかけてきた多くの者(エドガー・アラン・ポーもその一人)が目撃している。
その中のジョージ・ブッシュというニューヨーク大学のヘブライ語教授は、デイヴィスがヘブライ語を正確に引用していると証言した。ブッシュは更に「この本は深淵にして精緻な宇宙哲学を述べたもので、そのコンセプトの壮大さ、論旨の正しさ、説明の明瞭さ、記述の秩序正しさ、内容の百科事典的拡がりにおいて、これを凌駕する書物を見たことがない」とまで褒めた。
ブッシュ教授の熱心な推奨もあって、
1847年に出版され、その後30年間に34版のロングセラーになった。
が、ブッシュ教授は出版されると間もなく、わざわざ小冊子を発行して、デイヴィスの本には数多くの誤謬や偏見や荒唐無稽なことが書いてあるから世間の人たちは気をつけたほうがいいと警告した。
この態度の変化は一説によると、デイヴィスのキリスト教に対するスピリチュアリスト的な考えが明瞭になり、敬虔なキリスト教徒であるブッシュ教授はそれについていけなくなったためだと言われている。
(1848年3月31日はスピリチュアル元年とも言える記念日。
この日に合わせて事件が起きるかも。
デイヴィスが新事態を予知したと信じたい人がいるでしょうが、デイヴィスが無学でありメスメリズムにであったわずか2年ではとても書けない本を書いたいうのは実に疑わしいです。
①初めからインチキ(ゴーストライター)
②特殊な能力開発法(メスメリズム?)による高速学習により超短期間で該博な知識と深い思慮を身につけたデイヴィス本人が全て言った(口述)。
③初め本物、途中からインチキ。
④初めインチキ、途中から本物。
⑤ときに本物、ときにインチキ
などいろいろなパターンが考えられますが、胡散臭いです。
1年前に出た本と当日に予言ってインサイダーじゃないの?
スウェーデンボルグというブルーブラッドがらみだし。
あのブッシュ大統領の先祖であるジョージ・ブッシュ教授(ブルーブラッド)はスウェーデンボルグ主義者だし。
デイヴィスが上記の「生きた人間がやって見せる(a living demonstration)」のような内容を何度も書いていたのかどうかが気になります。
ブッシュ教授の態度が豹変したのって、内容じゃなくて本当はインチキだと判ったからじゃないの?
いや、ブルーブラッドならインチキだと元から知っていたかな。
「読むな」と言われると読みたくなる人間心理の利用?
Aを批判することをわざと失敗させて逆効果=Aがより支持されるようにする
=ヘーゲルの弁証法ですか?
1892年(明治25年)から、1918年(大正7年)に逝去するまでの約27年間、自動書記により「お筆先」を大本の開祖出口なお(直)が文盲だったのにひらがなで記し、これを娘婿にして大本の聖師の出口王仁三郎が漢字をあてて発表した『大本神諭』に似過ぎです。
『大本神諭』は「神のお告げ」による啓示系の終末論を述べる教典。
啓示宗教でヨハネ黙示録的な終末論ってキリスト教ですね。
アメリカでの降霊術運動の歴史 No.2067
http://d.hatena.ne.jp/wanbi/20140321
“心霊主義者の教会は、現在彼らの行動を、1848年ロチェスターの近くのハイズビルで始まったとしている。
●ハイズビル事件
1848年3月31日、マーガレット(1838‐1893 当時14才)とケイト(1841‐1892 当時11才)のフォックス姉妹は、家族の小屋で何かを伝えるような振動音を聞いた。これらの音は、霊界からのメッセージと解釈された。
家族はそれから、行商人だった人が小屋で殺されたあと、地下に埋められたことを伝えるコードを解読した。
この出来事から、クエーカー教徒やスウェーデンボルグ信奉者たちは、フォックス姉妹の評判を伝え聞いて、それぞれ交霊術の実験を始めた。
数年以内に、交霊術現象はアメリカとイギリス中で起こりはじめる。
マーガレット・フォックスは1888年に詐欺を白状したが、1889年にその声明を撤回している。
これらの霊的現象と実践と平行して、霊的な信念体系も主にアンドリュー・ジャクソン・デイビス(1826 - 1910)の著書から学ぶことが出来た。
デイビスは、1844年に古代ギリシアの医師ガレノスと神秘哲学者スエデンボルグのビジョンを見た。この2人に接した体験の後、デイビスは患者に直観的な診断を行い、代替内科治療を始めた。彼は1845年に催眠状態で講義をし、本を書き始めた。
ジョージ・ブッシュ(1796– 1859 ニューヨーク大学教授で、スウェーデンボルグの翻訳がある)は、デイビスがヘブライ語、アラビア語とサンスクリット語で口述する彼の能力を調べた。そしてブッシュは、デイビスがスウェーデンボルグからチャネリングを受けたかもしれないと思った。
デイビスが、スウェーデンボルグの作品から剽窃していると考える者もいた。
●なぜそれまで広がったかは謎
まさにフォックス姉妹から大流行が広がり、それが自然の法則と霊の世界について信条を確立することが心霊主義運動で顕著になった。
部分的に心霊主義が19世紀中頃に大流行したが、 心霊主義者がそれを彼らの中心宗教として組織化することに抵抗する傾向があった。しかし運動の多くの詳細と、それがなぜ多くの人々の心を奪ったのかについてはよくわかっていない。
1860年代の南北戦争によって、ほとんどすべてのアメリカの家族に、少なくとも1人の降霊術信者がいたという譬喩がある。しかし、そのような人々の多くは、テーブルのまわりに座って手を握り、霊媒が死者の声を伝える儀式に制限した。
一部の人々が毎週そうしたサークルに参加したが、それはボードゲームより深刻でない場合があった。
より重要なことに、心霊術運動は、他の急進的な運動と関係していた。関連した運動には、奴隷制度の廃止、節制と健康改革、女性の権利の拡大がある。心霊術信者は、大部分のフェミニスト(女性擁護者)にとってあまりに急進的な傾向があった。
●その後の展開
心霊術運動が南北戦争前にどれくらい組織化されていたかは、明白なようである。多くの文化において、女性は霊媒体の役割を引き受けることで霊的な力を覚醒することができた。それでも、心霊主義運動はかなり男性優位の階層があった。一旦心霊主義が組織化されると、女性は全国グループでの地位を失う傾向があった。
アメリカの異なる時代の心霊術信者の数の推定は、高い割合での参加のために、確かめることが不可能である。
19世紀後半には、何百万人もの(人口の2、3%)心霊術信者がいたが、おそらく20世紀までにかなりの低落を見、そして1926年以降には100万人以下になったであろう。
しかし、ある意味では、降霊術信者運動の遺産は、今日ニューエージ運動のルーツの1つとして生き続け、テレビ、本、精神フェアでの特集、そしてリリー・デール(1916年フォックス姉妹が移り住んだ土地)のような降霊術信者キャンプで、今なお観衆に衝撃を与えている。
出典 クリフトン・ブライアント、デニス・ペック編「「死と人間の経験百科事典」(2008)
”
「霊界を見てきた男」アンドリュー・ジャクソン・デイヴィスについて―スピリチュアル史解説[コラム]
http://news.livedoor.com/article/detail/4499473/
“メスメリズムによって「磁気睡眠」の状態へと導かれたデイヴィスは、やがて驚くべき超感覚的能力の数々を発揮す るようになります。特に、病人の体の中の悪い箇所を指摘し、その原因をつきとめるなどの医学的透視能力は、すぐにポキプシーの住人たちの間の大きな噂と なっていきます。さらにその後、本人の自伝によれば、1844年3月、古代ギリシャの医師ガレノスの霊、そして他ならぬスウェーデンボルグの霊と出会うこ とにより、霊界を語る「預言者」としての使命を授かることになります。
翌年から、デイヴィスは、磁気睡眠下における「最も高度なコンディ ション」と自ら呼ぶ意識の状態の中で、霊界についての情報をはじめ、様々な啓示を語りはじめます。15か月の間に157回行われたセッションを通して語ら れた内容は、ユニヴァーサリストの聖職者ウィリアム・フィッシュバウによってディクテーションされ、1847年の夏、『自然の原理、彼女の聖なる啓示、そ して人類への声』(The Principles of Nature, her Divine Revelations, and a Voice to Mankind)と題された782頁にも渡る大部の書物として出版されました(以下、『自然の原理』と呼びます)。
出版後すぐにデ イヴィスは、あらゆる方面で話題の人となります。なかでも真っ先に注目したのは、熱烈なスウェーデンボルグ主義者であるジョージ・ブッシュ (1769-1854)でした。ブッシュはデイヴィスのレクチャーの模様を『ニューヨーク・トリビューン』紙へと繰り返し寄稿し、デイヴィスの擁護、そし てその能力への驚きを何度も表明しています。
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シャルル・フーリエ
また、スウェーデンボルグ主義者以外にも、フランスの社会思想家シャルル・フーリエの信奉者であり、合衆国におけるそのスポークスマンとも言うべきアルバート・ブリスベーンやパーク・ゴドウィンのようなフーリエ主義者たちもデイヴィスの初期のレクチャーに参加しています。
さらに、トランスセンデンタリズムの中心人物であり、その実験的共同体「ブルック・ファーム」の創設者の1人であるジョージ・リプリーも、「ハービンジャー」紙の中で7頁にも渡るデイヴィスの『自然の原理』のレヴューを書き、「文学史上、最も卓越し驚くべきもの」とそれを称えています。
ス ウェーデンボルグ主義者、フーリエ主義者、トランスセンデンタリスト。そういった人々が、デイヴィスの啓示に注目したのには理由があります。そのひとつ は、デイヴィスの啓示の内容というのが、それら3つの思想をミックスしたようなものとなっていたことによります。ただしそのことは、デイヴィスへの注目と 支持を集める理由となったものの、一方ではデイヴィスへの批判や疑惑を生み出しました。
たとえば、霊的領域から超自然的なやり方で得た(あえて今日の言い方を使えば「チャネリングして得た」)ものと本人は主張しているけれども、本当のところ、それは単にスウェーデンボルグ主義、フーリエ主義、トランスセンデンタリズムの思想をつぎはぎしたものに過ぎないのではないか、と。
確 かにデイヴィスの語る霊界の内容は、スウェーデンボルグのそれにそっくりです。もちろん、デイヴィスの熱心な擁護者ならば、これを単なるスウェーデンボル グの著作からの影響と見るのではなく、デイヴィスもスウェーデンボルグも共に同じ霊界の真実を目撃したのだから、内容が類似するのは当然ではないか、とい う反論が出てくるでしょう。だとしたら、今度は逆にデイヴィスとスウェーデンボルグの記述が、完全に一致しなければならなくなるはずです。しかし、デイ ヴィスの霊界の記述はスウェーデンボルグに似ているにも関わらず、いくつかの点で異なっているところも存在します。
■ デイヴィスのいう「地獄の存在」とは
2人の預言者の間の決定的な違いは、あの世での地獄の存在についてです。デイヴィスもスウェーデンボルグもともに霊界を6つに分ける点は共通しているものの、スウェーデンボルグはそのうちの3つを地獄として語り、デイヴィスはそれを否定しました。デイヴィスによれば、
「6つの天界は上に行くほど美と調和と叡智に満ちてくるが、その下方の3つの領域は相対的に劣っているだけで決して地獄ではない。永遠の罰を与える地獄は存在しない代わりに、すべての人間が常に高次の領域へと進化し続け救済される」
とデイヴィスは説明しています。
その他にも、デイヴィスの語る宇宙創成論を見ると、そこには明らかに当時のポピュラー・サイエンスの諸見解からの影響もうかがわれます。こういったことは、デイヴィスの作品が超自然的なソースから来たものであることを、当時の懐疑派が否定するのに十分な理由となりました。
実 のところ、こういった形での批判、すなわち作品のソースを超自然的なところから、ありふれた世俗的なところへと引き下ろし、その価値を減じてしまおうとす るやり方は、デイヴィスに関してだけではなく、「チャネリング」で得たと称される文書全般に対して、懐疑派が繰り返し取る典型的な態度です。
仮 に懐疑派による否定論を受け入れたとしても、無学な若者があらゆる知識の詰め込まれたこのような長大な書物を作り上げたということ自体は、驚くべきことだ と言わざるをえないでしょう。スピリチュアリズムに関して常にクリティカルなスタンスを崩すことのない研究家フランク・ポドモアでさえ、『自然の原理』に 対して次のようなコメントを残しています。それは「明らかに十分な教育を受けていない人物の作品」であるけれども、その本の「質」は「その欠点以上に注目すべきものがある」。実際そこにあるのは、明らかに当時の天文学、地質学、考古学、聖書などに関する広範囲な知識の集積なくしてあり得ないような論述です。
デ イヴィスの『自然の原理』のソースがいかなるものであるにせよ、歴史的な観点からすると、それは依然として大きな意味を持っています。というのも、この後 すぐの1848年のニューヨーク州ハイズヴィルという村でのある出来事がきっかけとなりに始まる19世紀後半のスピリチュアリズム・ムーヴメントの中で、 デイヴィスの語った内容は、なによりも重要な役割を持つことになります。
死者たちの霊は、肉体の死後、 どこに行って、どんな生活をしていて、その後どうなっていくのか? という当時のスピリチュアリストたちの問いは、デイヴィスによる霊界の描写を読むこと によって埋められました。すなわち、当時のスピリチュアリストたちの考えるあの世の一般的なイメージとは、スウェーデンボルグによる霊界を改訂したかのよ うなデイヴィスの描写(あるいはデイヴィスが実際に「見た」ものの描写)が元になって形作られていくことになるわけです。
「19世紀合衆国のスウェーデンボルグ」とも言うべきアンドリュー・ジャクソン・デイヴィス。その近代スピリチュアリズム史への大きな影響については、まだまだ書き足りないところはありますが、長くなってしまいましたので今回はこれぐらいにしておきます。 ”
新井奥邃著作集 書評
Arai Ohsui
田中正造が師と仰ぎ、高村光太郎が絶賛し、野上弥生子が「霊感」の人と呼んだ新井奥邃とはいかなる人物だったのか。
http://shumpu.com/book/ohsui01/ohsui04
“知られざる明治の思想家 新井奥邃
思想研究家・医師 瀬上 正仁
運命の糸に操られた生涯
奥邃(本名常之進・安静)は引化三年(一八四六年)に仙台藩主の家に生まれ、七歳から藩校「養賢堂」に学んだ。二十歳のころには藩から選ばれて江戸に遊学し、高名な儒学者、安井息軒(そくけん)の「三計塾」に入門する。
時は幕末。戊辰戦争の勃発(ぼっぱつ)で郷里に呼び戻された奥邃は「奥羽越列藩同盟」の結成のために奔走。藩が降伏すると、徹底抗戦を主張する額兵隊の兵士らと共に榎本武揚の軍艦に乗り込み、官軍との最終決戦に臨むべく、北海道の箱館(現在の函館)に渡った。
この地で、奥邃はロシア正教のニコライ神父(後の大司教)と出会い、キリスト教に大きな関心を寄せるが、旧幕府軍の苦戦が予測される中、募兵のため密(ひ そ)かに帰仙することになる。しかし目的を果たせず、房州(房総半島)に潜伏するうちに箱館戦争に渡り、同郷の友人たち(彼らによって正教布教の第二の拠 点が後のに仙台に創(つく)られることになる)を誘って、共に漢訳聖書の研究に没頭する。
そのままいけば、間違いなく日本正教会の重鎮となっていたはずの奥邃の運命は、東京で若き森有礼(ありのり)(後の初代文部大臣)と出会ったことで、また大きく変わることになる。
有礼から人物を見込まれ、共にアメリカに渡った二十五歳の奥邃は、有礼が最初の渡米以来心酔していた宗教家T・L・ハリスの教団に加わる。当時アメリカ西 海岸にあったその教団は、神秘主義的なキリスト教信仰と農業共同体組織とによって運営され、奥邃は以後約三十年間、祖国の家族との連絡を絶って厳しい労働 奉仕に従事し、肉体を酷使しながら独自のキリスト教信仰を深めていく。
奥邃が飄然(ひょうぜん)と帰国したのは明治三十二年(一八九九)、五十四歳の時。洋行帰りといえば身分が保証されていた当時にあって、奥邃は数少ない知 人を頼りながら清貧の生活を貫き通した。明治三十七歳には、篤志家からの寄付で東京の巣鴨に建てられた私塾「謙和舎(けんわしゃ)」に移り住み、その後二 十年間、数名の舎生と共に「キリストの志願奴隷」の道を究める敬虔(けいけん)な信仰生活を送った。
奥邃は毎月、舎生たちや舎外の求道者向けに「大和会(たいかかい)」という小集会を開き、二十四ページほどの小冊子を発行していた。関係者が保存してきたそれらの資料によれば、奥邃の思想とはおおよそ次のようなものである。
人間は内在する神イエスと共に自らの欲・怒・私我と戦い(=神戦(しんせん))、それを超克することによって神を覚知し(=有神無我(ゆうしんむが))、 隣人に奉仕する魂を獲得して新たに生まれ変わる(=新生・復活)。したがって、日々そのような霊性向上の努力を重ねて人生を誠実に全うするのが人間本来の 生き方であり、また日常の生活と信仰とが一体となっているのが宗教本来の姿なのである(=日用常行)。
さらに奥邃は「戦争は人類最大の罪悪」として、徹底した非戦論を展開した。全人類が共通の「父母神」(ちちははかみ)の存在に目覚め「無私共愛」に徹する ことで形成される「世界連邦」の構想さえもっていた。男女平等主義の熱心な唱道者でもあり、「良妻賢母と言うならば良夫賢父もあって当然」と主張した。さ らには人間と自然、宗教と芸術とが一体となった「善と美」合一の生活の大切さを力説した。
奥邃の心は時代を超えていたのである。
夫れ(それ)万国の生民(しょうみん)は一族なり。
邦(くに)ととは邦みな姉妹たり。
宇宙統一の信念、宇宙統一の霊願、
人皆須■(しゅゆ)も失うべからず。
奥邃に学んだ人々も師と同様「市井(しせい)に隠れ」るようにして、黙々とその社会的使命を全うした。ダンテ『神曲』の翻訳家として知られる山川丙 (へい)三郎、師の「謙和舎」にならって仙台に「昭和舎」という学寮(平成十二年の火災で焼失)を建てて医学生の指導にあたった布施現之助(元東北帝大医 学部長)らがその中に含まれる。また詩人で彫刻家の高村光太郎、萩原碌山(ろくざん)、洋画家の柳敬助らも、その芸術的感性において奥邃の思想の影響を受 けていたことが判っている。わが国初の公害事件である足尾銅山鉱毒事件を戦いぬいた田中正造の晩年の思想形成に決定的な影響を与えたのも、外ならぬ奥邃そ の人であった。
スウェーデンボルグ神学の伏流
ところで、奥邃が書き遺(のこ)した漢文調の文章は一見、儒教的な用語や表現で埋め尽くされている印象を受ける。しかしながらその宗教思想の根幹に 存在するのはあくまでも霊性を重んじるキリスト教であり、それも既成のキリスト教ではなく、多分にハリスから受け継いだスウェーデンボルグ神学に依拠した ものである。奥邃の「神戦」の「有神無我」、「新生」、「日用常行」、「普遍的宗教」と同じ思想はスウェーデンボルグ神学にも確認でき、「三位一体」、 「原罪」、「贖(しょく)罪」の解釈もきわめてスウェーデンボルグ的だからである。
そもそもエマヌエル・スウェーデンボルグ(一六八八~一七七二)は、北欧スウェーデンが生んだ神秘主義的キリスト教神学者である。その特異な霊界体験に基 づく独特の宗教思想はかつてオカルト主義や異端思想とみなされるなど、多くの誤解を受けてきた。だがその真髄は、従来のキリスト教を超えた人類の普遍的宗 教を希求したことにあり、その中心となる「愛」の思想はヘレン・ケラー、あるいはアメリカの南北統一と奴隷解放を成し遂げたリンカーンにも宗教的感化を与 えた。十九世紀アメリカに広く浸透したこの神学の影響は前述したハリスのみならず、社会思想家のエマーソンにも確認できる。
晩年の田中正造に影響を与えた第二の人物として知られる岡田虎二郎も、渡米中にエマーソンの著書を通じてスウェーデンボルグを知り、自らが提唱した「静座 法」の究極の目標に「大愛」を置いた。奥邃はアメリカに導いた森有礼も、同じ思想に基づいて明治期日本の教育制度の確立を目指した。奥邃のすぐ後の時期に 十三年間の渡米生活を経験した禅仏教の鈴木大拙も、同神学に精通していた。
すなわち、最近の奥邃研究が契機となって、アメリカから伝わったスウェーデンボルグ神学受容の隠れた歴史の全容が明らかにされつつあると言っても過言ではない(拙著『明治のスウェーデンボルグ』春風社刊)。
迷える現代に光明を与える思想
二十一世紀を迎えた今も、世界には偏狭な民族主義や原理主義(根本主義)的宗教がはびこり、その些細(ささい)な違いに起因する戦争が絶えない。日本に目を向ければ、青少年の犯罪や政治家の腐敗も目を覆うばかりである。
まさにこの困難な時代において、東西の融合を自らの思想で体現し、徹底した非戦論と男女平等を唱え、青少年の精神修養の大切さを説き、上に立つ者の無私無 欲と奉仕の精神について語った奥邃の言葉は、新しい世紀を導く道標となるにちがいないと筆者は考えている。一八九九年に帰国した奥邃はあたかも、百年後の 世紀末である一九九九年の世界と日本の混迷を見通していたかのようである。
孤高の人生を生きた新井奥邃は、大正十一年(一九二二)に「謙和舎」で病没した。その八年前に起きた第一次世界大戦で大量殺りくが行われたことを知った奥 邃は、キリスト者として自らにもその責任の一端があると思い詰め、寿命を縮めたといわれている。享年七十七歳、生涯独身であった。
世田谷区の森厳寺に葬られた奥邃の塚にはしばらくの間、「奥邃の土」と墨書された一本の木杭(くい)だけが立っていたという。
大徳は跡なし。跡なきに非ず。
其(その)行くや静かにして凡人の眼に隠る。
郷土が生んだこの偉大な思想家の遺稿は現在、春風社から『新井奥邃著作集』(全十巻)として刊行中である。一読を勧めたい。
いきいきライフ宮城 (2002年7月15日号)より
河北春秋(河北新報2001年12月27日)より
非戦、という言葉がある。似た言葉に反戦があるが、少し距離を置いた感じがする。人道主義的立場からの戦争否定が非戦。体制変革的な反戦に比べ消極的に見えるが、風にそよがぬしんの強さがうかがえる。
日露戦争当時、内村鑑三らとともに非戦論を唱えた一人に仙台出身のキリスト教徒新井奥邃がいる。聖書を実践する生活で高村光太郎らに影響を与えたが、人は皆兄弟姉妹、万国は一族だとの見方に立ち、国家の戦争を否定した。
今に残る新井の言葉をかみしめてみるのも無駄ではあるまい。「率然として衆に雷同すべからざる也、夫の肉殺血伐、即ち人を殺すの業の如きは高天の下、広地の上、永へに当に全廃すべき也」。大胆な非戦論。
その「非戦」という言葉に久しぶりで出合った。音楽家坂本龍一さんらが出した同名の本(幻冬舎刊)。ニューヨーク在住の坂本さんが知人らとインターネットのメールで交わしたやりとりを発展させ、米中枢同時テロや米国の戦争行為に反対する意見をまとめている。
テロリストの味方か敵か。そんな極端な選択以外の道はないか、戦わずに考えようというのが坂本さんらの考えだ。今や関心はビンラディン氏捕そくに集まっているが、それで暴力の連鎖を断ち切れるのか。答えはまだ出されていない。
今年の世相を表す漢字は「戦」だった。日本周辺でも不審船との銃撃戦が先日起きた。強硬姿勢に傾きがちだが、好戦的空気が道を誤らせぬよう冷静さが必要だ。国民が「戦く」事態は誰も望まない。
精気を揺さぶる思想家
――田中正造と共振した新井奥邃
詩的感性の祈りと思索の人・新井奥邃
田中正造の天皇直訴から数え、この10日が百年目にあたる。渡良瀬川沿岸農民の鉱毒被害救済のために足尾銅山操業停止を訴えつづけ、政府、議会、政 党に絶望していた正造に、日本はもはや「亡国」と映っていた。立憲君主主義者として胸中に複雑な思いを秘めつつ、本気で殺される覚悟で彼は天皇の馬車に 迫った。
直訴は大きな反響をよび、被害民への同情の世論が沸騰した。しかし、政府は鉱毒問題を治水問題にすりかえる策で対応。後の谷中村遊水地化は直訴が誘発したといえる。正造の新たな戦いと思想的深化がここに始まった。
その正造に深い理解と関心を寄せ、陰で支えた人物がいる。新井奥邃である。
二人の初対面は直訴の数ヶ月前、紹介したのは明治女学校の校長巌本善治と思われる。1902年1月、奥邃は雑誌『日本人』に「過(あやまち)を見て其仁 (そのひと)を知る」を発表、正造の行動と心事を擁護する。正造は、翌年からしばしば奥邃を訪問。論語をはじめ、余人にはしなかった聖書の話を聞いたとい う。彼にとって奥邃の家は「天国」そのもの、困憊した心身を潤すオアシスだった。奥邃は、正造の陳情書にも筆を加え、谷中村不当買収価格訴訟が頓挫しかけ た時、門下の中村秋三郎弁護士を紹介した。正造は奥邃を「斯道の亜聖」と仰ぎ、奥邃は正造の「嬰児の信」を称え、正造との親密さを「兄弟(けいてい)啻 (ただ)ならず」と述懐している。
奥邃は1846年仙台に生まれ、7歳で藩校・養賢堂(ようけんどう)に入学、弱冠21歳で江戸遊学を命じられ安井息軒塾に学ぶ。1868年の春、帰仙して 列藩同盟のために奔走するが、秋には脱藩、函館に遁れる。募兵のため仙台に戻ろうとするが意を果たせず、再度函館に渡り、ロシア正教のニコライ司祭の留守 中、仲間とともにキリスト教の勉強に専念。1871年1月、特命弁務使の森有礼に随行して渡米。かつて森が師事したT・L・ハリスの創設になる、祈りと呼 吸法と労働中心の共同体「新生同胞教団」に入り、そこで28年の年月を過ごす。
1899年、奥邃は手提げ鞄一つで飄然と帰国した。4年あまりの流寓の後、東京巣鴨に「謙和舎(けんわしゃ)」を開設、1922年に死去するまで、ひっそ りと青年の教育と執筆活動をつづけた。生涯独身を貫いた彼は、高潔な詩人的感性の祈りと思索の人で、静謐を守り、名利を求めず、泥棒にまで同情される質素 な生活に徹した。自分の写真を一切撮らせず、墓を建てることさえ許さなかった。
奥邃の思想は、儒教的天下安民思想と慎独(ひとりの時も道に従って心と行いをつつしむ)説に加え、ハリスの教えやハリスの許で摂取したスウェーデンボルグ の教説が渾然一体となった「儒基一如(じゅきいちにょ)」の思想といえる。その独特なキリスト教把握には次のような特色が挙げられる。
1.宇宙万物の生命の源泉である神の全一性を「二而一、一而二(ににしていつ、いつにしてに)なる父母神(ちちははかみ)」とする両性兼備の神観。
2.神の救済は万民に及び、最終的には地獄と悪魔も救われるとする救済観。
3.慾と怒と我をなくす「神戦」に加わり、キリストの志願奴隷としてひたすら神と人に仕え、神の懐(ふところ)に抱かれる「有神無我」の強調。快楽と謙虚な勇気に満ちるその境地での人格の再生と「公我」の享受。
4.聖書は研究の対象でも、人前で講釈するものでもなく、実践の「備忘録」とする聖書観。
5.高尚に過ぎず、日常卑近なことを実行することこそが神の道、人間の新生への道だとする「日用常行」の要諦。
6.こうした認識から、軍拡と安易な同盟に反対する戦争全廃論、男女平等・社会平等論、土地兼併を罪悪とみる土地享有(きょうゆう)の主張、死刑反対、非 所有の喜びなど、晩年の正造と共振する社会思想が紡ぎだされる。奥邃はまた、男性への依頼心が来たす良心の蚕食をなくすべく、女子教育の重要性を強調す る。
奥邃の漢文調の言葉は雄勁な精神性を湛え、読む者の精気を揺さぶる。また、第一次大戦中の次の文のように、今の世界情勢を穿つ力を持っている。刊行中の『新井奥邃著作集』を(春風社)ぜひ味読して頂きたい。
「嗚呼、殺也。殺也。殺也。今の文明は殺也。美を殺し、善を殺し、人を殺し、其肉を殺し、霊を殺し、基督耶蘇を殺す。此れにして人間ならば、人間は人に非 ざる也。五洲今皆危嶮にして苦痛。この人間を以て、仮令一二邦国の共同して己の安全を図らんと欲するも、万々能くすべからざるは自明也」
コール・ダニエル
福岡女学院大学助教授・本著作集編者
東京新聞(東京新聞2001年12月19日夕刊)より
■東京新聞(東京新聞2001年12月4日夕刊)より大波小波
12月10日午前11時45分、帝国議会の開院式に臨んだ天皇の馬車に、直訴状を手にした田中正造が駆け寄った。あえなく警護の警官に取り押さえら れるが、この直訴が世論に火をつけ、足尾鉱毒事件は明治の二大社会事件となる。明治34年、20世紀最初の年の出来事だ。 直訴から百年の今年、田中正造とその周辺の人物の思想を再発掘する作業が進んでいる。春風社の『新井奥邃著作集』(全十巻)の刊行もその一つだ。 仙台藩士の子に生まれ、戊辰戦争後25歳で渡米、54歳で帰国したキリスト者奥邃は、正造に大きな思想的影響を与えただけでなく、谷中の土地補償金額不服 訴訟の弁護士の紹介もしている。 現在では、ほとんど知名度のない「知られざる思想家」奥邃。その著作集刊行は、冬の時代といわれる出版界では商売を超越した壮挙といっていい。「やがて来 る再評価のために、原資料を残しておこう」という関係者の高い志がこの刊行を支えている。 日露戦争に反対した筋金入りの反戦思想、女権の主張、現代のエコロジーやガイアの思想にも通じる自然観など、豊かなふくらみを持つ奥邃。著作集全10巻の 編纂者の一人が、オハイオ州生まれの気鋭の日本研究者、コール・ダニエル福岡女学院大学助教授だというのも、こころ温まる光景だ。(直訴派)
■函館新聞
函館文化会120周年
(函館新聞朝刊2001年8月5日)より社団法人函館文化会の創立120周年記念講演絵画4日、遺愛女子高講堂で開かれ、「宣教師ニコライにつなが るひとびとその2」と題して佐藤在寛、和田喜八郎らに大きな影響を与えた新井奥邃とニコライ、函館とのかかわりについて、3人の講師がそれぞれの立場から 語った。
同会は1881(明治14)年に教育理論や学校管理の方法、教育の技術的研究などを目的に発足した「函館教育協会」が前身。戦中戦後の混乱期を経て、 1958(昭和33)年に現在の名称となった。郷土史研究者奨励事業の「神山茂賞」の制定や講演会などを通じて、地域文化を支えている。
講演会には約100人が参加。安島進理事の司会で、新井奥邃先生記念会幹事(山形県在住)の工藤正三氏が「函館と新井奥邃」、文筆家の花崎皋平氏(小樽市 在住)が「新井奥邃の思想――21世紀に響きあうもの」、福岡女学院大学助教授のコール・ダニエル氏(福岡市在住)が「奥邃から学ぶもの――教育と親子関 係」と題してそれぞれ講演した。
このうち工藤氏は「函館在住はわずか数カ月と短期だったが、ニコライとの出会いにより自分の将来を考え、函館に戻りハリストス教を学ぶことになった」と、年表などを使って分かりやすく解説した。
■現代企画室
(現代企画室刊、2001年3月)より抜粋小松裕『田中正造の近代』いささか結論を先走りすぎたようであるが、ここで新井奥邃と田中正造の関係を考察してみたい。
内村に比べ、ほとんど知られることがなかった新井奥邃は、新井の信奉者であった工藤直太郎や、森信三・林竹二などの先駆的業績、長野誠一『怒涛と深 遠 ― 田中正造・新井奥邃頌』(法律文化社、1981年)などにより、信仰者としての独自性と正造に与えた思想的影響の大きさが着目されるようになってきた。 (中略)また、『知られざるいのちの思想家 新井奥邃を読みとく』(春風社、2000年1月)と題する論文集が上梓され、『新井奥邃著作集』(春風社、全 10巻の予定)の刊行もはじまった。新井の思想に対する関心の高まりを象徴していよう。
小松裕 (こまつ・ひろし)
熊本大学文学部教授。おもな著書に『田中正造 二一世紀への思想人」(筑摩書房)など。
■産経新聞
2001年3月28日夕刊 — 『明治のスウェーデンボルグ』一九世紀半ばの日本とアメリカ。日本は明治維新前夜、アメリカではリンカーンが大統領への道を歩み出した頃である。当時のア メリカの宗教界でスウェーデンボルグが注目された。没後まだ半世紀も経ずして、彼の説く新しいキリスト教は特に新大陸で広く浸透しつつあった。アメリカの 現大統領の曾祖父の曾祖父にあたるティモシー・ブッシュの弟、ジョージ・ブッシュ博士(一七九六-一八五九)は、ニューヨーク大学のヘブライ語教授だった が、スウェーデンボルグ派の著名な教会員でもあった。彼はアメリカのスピリチュアリズム(心霊主義)興隆の仕掛人でもある。スピリチュアリズムの父と称さ れるA・ジャクソン・デーヴィスを世に出したのは彼だからである。
デーヴィスの教えに感化され、スウェーデンボルグ主義を標榜して、労働と冥想を重んずる「新生同朋団」を結成したのが、トーマス・レイク・ハリスである。
若き森有礼(ありのり)と新井奥邃(おうすい)が入団したのはこの教団にほかならない。有礼は帰国した後に初代文相となった。奥邃は三十年近く同教 団に残った。帰国したのは五十三歳。その後私塾を開き、高村光太郎をはじめ多くの人びとを感化した。田中正造も奥邃と親交があり、彼を亜聖と呼んでいる。
明治のキリスト教史で、この有礼-奥邃-正造の系譜は従来等閑に付されてきた。本書はこの特殊な流れを貫く本質を、資料の綿密な分析と総合によって検証した画期的な労作である。
折りしも奥邃著作集が刊行中だが、本書はこの成果も踏まえ、また著者の長年のスウェーデンボルグ研究に基づいて、新しい型のキリスト教受容が何故日本キリスト教史で見落とされたのかという謎を克明に解いている。
※新井奥邃(おうすい)の著作や講話録は昭和5年から6年に弟子の永島忠重によって『奥邃広録』(全5巻)として出版された。平成3年にはこの復刻版がでたが、これも今は絶版になっている。今般、春風社から新たに『新井奥邃著作集』(全10巻)の刊行が開始された。
高橋和夫 (たかはし・かずお)
文化女子大学教授。哲学・宗教学専攻。昭和21年生まれ。学習院大学大学院博士課程修了。おもな著書に『スウェーデンボルグの思想』『スウェーデンボルグの宗教世界』など。
■e-mail版 三月書房販売速報
38号—『新井奥邃著作集』これも超渋い。実のところどういう人なのかさっぱり知らないのだが、「おうすい」という名前が読めるだけでも、ちょっと自慢してもよいだろう。この出版社は初耳だが、たぶん1組売れそうなので無事完結を祈るのみ。
■産経新聞
2000年8月2日夕刊 — 「宗教こころ」より抜粋今般の著作集は、奥邃先生記念会幹事の工藤正三氏と、福岡女学院大学助教授のダニエル・コール氏によって編集されたもので、奥邃の 著作の「元版」を底本として、原稿をも参照したものである。テキストクリティークを施した決定版と言ってよい。『奥邃広録』には編集上のいくつかの不備が あったので、これによって初めて、一般には幻の思想家と見られて来た奥邃の思想が鮮やかに現代の読書界に蘇った。
●知られざる思想家
後に初代文相となった森有礼(ありのり)は、明治4年(1871)初頭、特命弁務士として渡米する際、戊辰戦争で奔走した仙台藩士、若き奥邃と知り 合い、彼をアメリカに同行した。それはかつて薩摩藩の留学生だったとき、森ら数名が米国で共同生活をした「新生同胞教団」でキリスト教を学んでもらうため であった。トマス・L・ハリスが率いるこの教団は修養的な労働と瞑想を重んじた。奥邃は25歳から54歳までの約30年間、そこに留まった。
明治32年(1899)に彼は突如、無一物同然で帰国し、4年余りの流寓の後、大正11年(1922)に77歳で死去するまで、東京巣鴨に私塾「謙 和舎」を開いて青年の教育と著述活動を続けた。彼は高潔な詩人的素質をもつ思想家であり、高村光太郎、田中正造をはじめ多くの人びとを感化した。自分の写 真をとらせず、墓をつくることさえ許さなかったという。
●独特な「父母神」思想
明治期以降、日本で受容されたキリスト教は、プロテスタント諸派のそれが主流であり、教理も似かよっている。奥邃のキリスト教思想はこれらと一線を 画し独特である。著作は研究書のような体裁はとらず、文体も深い瞑想と祈りの中から流露する一種の硬質な思想詩を思わせる。若い頃、儒学に打ち込んだ彼の 思想は、儒教的教養の基層の上に、アメリカで身に付けたキリスト教や諸他の学問が加わり、これらが渾然一体となったものである。古い漢文調の文体が思想を いっそう奥深いものにしている。
奥邃の説く神は「父母神」である。父母という二つの神的実体があるのではなく、「二而一(にじいち)」という彼独自の概念によって、二つは一体であり、従って唯一の「父母神」が存在する。この父母神は愛であり、宇宙の万物の生命の源泉である。神と人類は親子関係である。
この両性具有の唯一神思想は彼の独創ではなく、師のハリスやスウェーデンボルグの神観にも見られる。しかし日本のキリスト教思想に初めて現れた神観 であることの意義は大きい。近年、ジェンダーが言われ、神観についてさえ議論がなされる。男女平等ばかりか、母性の喪失や父性の復権といった言葉がよく聞 かれる。父母神の思想が現代に問いかけるものを考える必要があろう。
奥邃によれば、人間は一生涯、自らの「欲・怒・我(が)を殺滅する神戦」に参加しなければならない。この戦いのためには「有神無我」が要求される。 これは「私我」を捨てる努力をするとき超越的な父母神の力が働いて成長が促進されることを意味する。成長は救済でもあるが、救済は自力と他力という2つの 力が「二而一」つまり一体となって遂行される。
奥邃は当時の教育について
「教育は神戦の学習也(なり)。善く之(これ)に戦ふ者は必ず青年たり。蓋(けだ)し青年に非(あら)ざれば善く戦ふ能(あた)はず。然りと雖(いえど)、今の年少なる者は往々老朽の精神にして、自ら起(た)って以て神活の道に於て我欲と戦ふ能はず、怪しむべし」
と嘆き、青少年がこうなった原因を教師や親の誤った態度に求めて
「凡(すべ)て人の子を以て試験動物の如く見做して自家―私智―造作の制度中に畜育すべからざる也」
「その子を愛すと雖必ず之を他人の子と共に平等に公視すべき也」
と戒めている。これは現代の荒廃した教育にも通じる警告である。著作集が広く読まれ、奥邃の思想が多角的に研究されるなら、現代の閉塞的状況が少しでも打破されるであろう。
高橋和夫 (たかはし・かずお)
文化女子大学教授。哲学・宗教学専攻。昭和21年生まれ。学習院大学大学院博士課程修了。おもな著書に『スウェーデンボルグの思想』『スウェーデンボルグの宗教世界』など。
致知
2000年3月号『知られ知られざるいのちの思想家 新井奥邃を読みとく』■致知(2000年3月号)森信三氏が晩年、自分の師としてただ一人挙げた新井奥邃。本書は、近代日本における希有の宗教家・思想家である彼の思想のエッセンスをわかりやすく解説した。
新井奥邃の生まれは一八四六年。明治時代にアメリカで三十年過ごし、帰国後は東京の巣鴨でひっそりと若い学生たちとともに暮らした。人格形成に腐心 した教育者であり、戦争・差別・自己欺瞞を糾弾した祈りの人でもあった。写真も肖像画も残さず、知る人ぞ知る存在だったが、その思想は田中正造や高村光太 郎をはじめ、明治・大正の芸術家、思想家、社会運動家たちの根底に、地下水の如く流れていたという。
複雑で難しい問題が山積する現代、奥邃の人と思想に学び、新しい世紀を切り開くヒントをつかみたいものである。
”
ユニテリアン主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E4%B8%BB%E7%BE%A9#.E3.83.A6.E3.83.8B.E3.83.B4.E3.82.A1.E3.83.BC.E3.82.B5.E3.83.AA.E3.82.B9.E3.83.88
”ユニテリアン主義(ユニタリアン主義 、ユニタリアニズム、英語:Unitarianism)とは、キリスト教で伝統的に用いられてきた三位一体(父と子と聖霊)の教理を否定し、神の唯一性を強調する主義の総称をいう。歴史的には、ユニテリアンはイエス・キリストを宗教指導者としては認めつつも、その神としての超越性は否定する。
概要
ユニテリアンの思想的先駆者はポーランド王国で1556年1月22日に活動を開始しのちにポーランド・リトアニア共和国で広まったポーランド兄弟団(英語版)である。彼らはユニテリアンの思想を確立していたが、「ユニテリアン」という用語はしばらくの間使用しなかった。これとは別に、1567年にトランシルヴァニア(当時はハンガリー王国で現在はルーマニア)で「ユニテリアン」を自称する教団が成立している。ポーランド兄弟団はこのあともしばらく「ユニテリアン」の用語を使用しなかったが、これは世の中にトランシルヴァニアでの宗教運動と自分たちの運動とを内容的に混同されることを避けたものと推測されている。
この宗教思想が流入してきたイギリスではしばらくの間かれらは自由思想家や非国教徒として位置付けられ、また合理主義やヒューマニズムの思想を発展させたという説もある。
ユニテリアン主義の諸形式
ユニテリアン主義には4つの派がある。
聖書的ユニテリアン派(Biblical Unitarianism)
伝統的に用いられてきた三位一体の神学に反し、『神は唯一の位格のみをもつ父なる一体の存在であり、イエスはメシアであり神の子であるが、神その人ではない』と主張するユニテリアン派閥。神の子の解釈は宗派によって異なり、先在する存在(アリウス派)、神のロゴスとイエスという人間の交わりの賜物(セルヴェ派)、イエスが聖霊によって満たされることで神の子となった(ソチニアニスム)などと理解される。聖書的ユニテリアン派はトランシルヴァニアで発生した。ルーマニアのトランシルヴァニア地方、ハンガリー、フランス、一部のアフリカの国々におけるユニテリアンの主たる神学である。著名な聖書的ユニテリアンにはミシェル・セルヴェ、ファウスト・ソッチニ、アイザック・ニュートンがいる。1840年代から、キリスト・アデルフィアン派がこの伝統の近代的な相続人となった[要出典]。
合理的ユニテリアン派(Rational Unitarianism)
伝統的に用いられてきた三位一体の神学に反し、『神は唯一の位格のみをもつ父なる一体の存在であり、イエスは神の子ではなく、他者をよりよい生を生きることができるように導いた善良で賢明な人に過ぎない』と主張するユニテリアン派閥。合理的ユニテリアン派の思想は、ポーランド兄弟団による自由主義的な神学から発生した。この説を唱えた人々は、宗教に対しても極めて合理的なアプローチを行い、聖書に記される奇跡の多く(処女降誕も含めて)に関し否定的ないし懐疑的立場をとった。彼らは社会の段階的変革を奉じ、性善説を唱え、ローマ・カトリック教会によって定められたキリスト教の教義の多くを捨てた。合理的ユニテリアン派は、神が創造を行う人格的存在である、と考える点において、神を非人格的存在と考える理神論とは一線を画する。著名な合理的ユニテリアンには、聖職者にラルフ・ワルド・エマーソン、科学者にジョゼフ・プリーストリーやライナス・ポーリング、人道主義者にスーザン・B・アンソニー、フローレンス・ナイチンゲール 、文学にチャールズ・ディケンズ、芸術にフランク・ロイド・ライトなどがいる。ハンガリーのユニテリアン派にも合理的ユニテリアン主義を唱える者がいる。また、世界で唯一のユニテリアン派高校である、ルーマニア・コロジュヴァールのヤーノシュ・ジグモンド・ユニテリアン高等学校(ヤーノシュ・ジグモンド・ウニターリウシュ・コッレーギウム János Zsigmond Unitárius Kollégium)は、合理的ユニテリアン主義によって教育を行っている。
ユニテリアン・ユニヴァーサリズム(Unitarian Universalism)
ユニテリアン・ユニヴァーサリズムの組織に入るために要求される公的に定められた信条や信仰規定は存在しない。これはUUが1961年にアメリカ合衆国にてユニテリアン派とユニヴァーサリズム派が合併することで成立しているためである。アメリカ合衆国では、このことをうけて、多くの信徒が「ユニテリアン・ユニヴァーサリスト」(UU)を自認している。今日では、UUの多くは自分がキリスト教徒ではないと考えている(ただし、教義上はキリスト教主流派と重なる部分も少なくない)。[1]キリスト教徒を自認する者についても、どのような教義を信じるかは各信徒の自由に任せられているが、多くの場合、三位一体についてはこれをドグマであるとして拒否されている。UUは彼らを束ねるものとして、教義ではなく、一連の行動原理を奨励するのである。著名なユニテリアン・ユニヴァーサリストにはティム・バーナーズ=リー(WWWの開発者)、ピート・シーガー、カート・ヴォネガットやクリストファー・リーヴがあげられる。
福音ユニテリアン派(Evangelical Unitarians)
19世紀以来、福音主義運動や、信仰復興運動の一部でユニテリアン派の神学が利用された。福音ユニテリアン派の神学はかなり多様であり、ソチニアニスム(イエスは受胎・出産以前には存在していなかった死すべき人間であり、聖霊に満たされることによって、初めて不死となり、神性をもったとする)的な考え方もあれば、サベリウス主義(イエスは神が具現した者であり、神の代弁者であるが、三位一体の位格の一ではないとする)的な考え方もある。しかし福音ユニテリアンはみな「聖書の唯一性」(Sola Scriptura)への強い信念、そして聖書は神の言葉であり、間違っていないという考えにおいては共通している。キリストアデルフィアン派などは福音ユニテリアン派のいくつかの特性を持っている。他の現代の三位一体を否定する教会、例えばフィリピンに本拠をおくイグレシア・ニ・クリスト(Iglesia ni Cristo)も思想的には福音ユニテリアン派に分類しうるが、これらの教会は、混乱を避けるために「ユニテリアン」を称することを拒否している。エホバの証人も、独特の形であるが、ユニテリアン的(非三位一体)な神学をもつ。
ユニテリアン主義のそれぞれの派は、互いに関連しあいながら発展してきている。歴史的にはアリウス派をその先駆とする聖書的ユニテリアン思想が最も古く、次にポーランド兄弟団を先駆とする合理的ユニテリアン思想である。UUは最も新しい。地理的には、ヨーロッパにおける現代のユニテリアン派の多くは聖書的ユニテリアンか、合理的ユニテリアンであり、アメリカ合衆国とカナダではユニテリアン・ユニヴァーサリズムが主流である。福音ユニテリアン派の大半はアメリカ合衆国かイギリスにある。現在、福音ユニテリアン派を除き、世界のユニテリアン主義の組織・団体の多くは、1995年に創設された、国際ユニテリアン・ユニヴァーサリスト協会(ICUU: International Council of Unitarians and Universalists)に所属している。
日本での歴史
ユニテリアン
1887年(明治20年)にアメリカ・ユニテリアン協会より最初の宣教師A・M・ナップが来日した。日本では、月刊誌『ゆにてりあん』を発行した。また、「唯一館」を建てて盛んに講演会を開催し盛んに宣伝した。社会主義者の村井知至や安部磯雄らを通して日本の社会運動に影響を与えた。[2]
戦後は日本自由宗教連盟・東京帰一教会やユニテリアン友の会、ユニテリアン友の集いなどが結成され、今岡信一良などが中心となって活動した。
ユニヴァーサリスト
1890年(明治23年)にアメリカ合衆国のユニヴァーサリストの宣教師G・L・ペリンが来日する。ペリンは東京飯田町に中央会堂を建設した。中村正直らの勧告により「宇宙神教」の訳語が採用された。1909年(明治42年)に「日本同仁教会」と改称された。1941年に日本基督教団に合流する。戦後に再び分離し、現在は基督教同仁社団・同仁キリスト教会として活動し、幼稚園なども運営している。明治時代には星野久成、吉村秀蔵、赤司繁太郎など、戦後は千代崎幸弘らが牧師であった。[3]
後に、アメリカではユニテリアン協会とユニヴァーサリスト教会は合同したが、日本では現在も別個に活動している。”
ユニテリアン・ユニヴァーサリズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0
”ユニテリアン・ユニヴァーサリズム(Unitarian Universalism:通称UU) は「真理と意味の追求を自由にかつ責任を持って行うこと」を特徴としたリベラルな宗教で本拠地はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン。
概要
UUは共通の教義を持たず、むしろスピリチュアルな成長に向け助け合い追求すること、個人の思想信仰は権威への服従からではなく追求の結果から生じるという信条によって団結している。ユニテリアン等のプロテスタントの各派から派生したが、現在は仏教など様々な宗教や思想も取り入れている。礼拝では賛美歌を歌ったりするなどキリスト教の一面も持つが思想信仰は各教会やメンバー個人に任され、教会やメンバーは必ずしもキリスト教徒を自認していない。グループによっては教会と名乗らないこともあり、神を信じる事の有無にかかわらず参加している。
ユニテリアン・ユニヴァーサリスト協会 en:Unitarian Universalist Association (UUA), は1961年にAmerican Unitarian Association(AUA)とUniversalist Church in America(UCA)の合併により成立し、北米の教会と緩やかに連帯している。UUA は1,000 以上の教会(congregation)と217,000 人の信者を持つ。コングリゲーショナル方式により各教会を緩やかにまとめ、各々の教会の自治権が大きいのが特徴である。教義を始め日々の教会運営から牧師の選定まで各支部(教会)の運営委員会の判断に委ねられている。運営委員会は一般信者と牧師で構成され毎週の礼拝、各種のグループ、ボランティア、会計、牧師との連携、地域との関わり等教会活動の殆どすべてに責任を持つ。
プロフィール
ユニテリアン・ユニバーサリズムはメンバー(UU教徒)が自由に思想・信仰を決める事ができる。これにより宗教的多元性、多文化の伝統を尊重し同じ教会内でも複数の信仰や活動を認めている。例えば水曜日の夜に座禅のグループ、木曜日にはクエーカーのセミナー、日曜日には礼拝を行うといった具合である。このことから折衷的宗教であるとされている。UU教徒は自分の信仰が唯一無二の真実であるとか他宗派に対しての優越性を主張しないことが多い。「宗教学(theology)を創る」という勉強会もある。
多くのUU教徒は自身のことをヒューマニストであるとしている。他のUU教徒はキリスト教、仏教、ユダヤ教や自然崇拝、無神論、不可知論、博愛主義等をUUと同時に信仰している。中には教義の名前を特に使用せず様々な信仰を組み合わせている信者もいる。このような多様性はUU教徒から運動の利点と考えられていると同時に、各自比較的統一された教義と習慣を持つ(カトリック、プロテスタント、ユダヤ教、大乗仏教等)各宗教団体の中には教義を持たないUUを支持しない所も多い。UUは個人が自己や社会、自然との繋がりの中で各自意味を追求することを重要視し決められたドグマを持たないからであるとされている。
以下、 ユニテリアン主義より加筆引用。
ユニテリアン・ユニヴァーサリズムの組織に入るために要求される公的に定められた信条や信仰規定は存在しない。これはUUが1961年にアメリカ合衆国にてユニテリアン派とユニヴァーサリズム派が合併することで成立しているためである。アメリカ合衆国では、このことをうけて、多くの信徒が「ユニテリアン・ユニヴァーサリスト」(UU)を自認している。今日では、UUの多くは自分がキリスト教徒ではないと考えている(ただし、教義上はキリスト教主流派と重なる部分も少なくない)。[1] キリスト教徒を自認する者についても、どのような教義を信じるかは各信徒の自由に任せられているが、多くの場合、三位一体についてはこれをドグマであるとして拒否されている。UUは彼らを束ねるものとして、教義ではなく、一連の行動原理を奨励するのである。著名なユニテリアン・ユニヴァーサリストには第6代アメリカ合衆国大統領ジョン・クィンシー・アダムズ、作家・思想家のラルフ・ワルド・エマーソン、ティム・バーナーズ=リー(WWWの開発者)、ピート・シーガー、カート・ヴォネガットやクリストファー・リーヴがあげられる。アダムズとエマーソンはユニテリアンであった。
ユニテリアン主義からの引用終わり。
批判
正式な教義を持たない
キャロル・キートン・ストレイホーン(Carole Keeton Strayhorn)はユニテリアン・ユニヴァーサリズムは正式な教義を持たない為宗教ではないと批判した。しかし後に主張を翻している[1]。
他宗教からの借用
近年UUは「あまりに無作為に」他宗教の儀式や習慣を借用していると仏教徒やネイティブアメリカンの団体等から批判されている[2][3]。
日本宣教
1890年(明治23年)アメリカの本部から、宣教師G・L・ペリンが来日して、1890年年末に東京飯田町に中央会堂を建した。中村正直らの勧告によって、宇宙神教と訳されたが、1909年(明治42年)には「日本同仁教会」と改称された。1941年に日本基督教団に吸収合併されたが、戦後離脱して、基督教同仁社団・同仁キリスト教会として活動し、幼稚園なども運営している。
”
生長の家(ニューソート+大本教)の教義は
①万教「帰一」
②天皇絶対。
ユニテリアンもユニヴァーサリズムも宗教統一用宗教ですな。
”
トランセンデンタリズム【Transcendentalism】
アメリカの思想家R.W.エマソンとその周囲の文人,宗教家たちのロマン主義思想をいう。超越主義,超絶主義と訳す。エマソンの《自然》(1836)出版後,彼の周囲に集まったユニテリアン派の牧師たち(ヘッジFrederic H.Hedge,T.パーカー,リプリーGeorge Ripley,W.E.チャニングら),随筆家H.D.ソロー,教育家A.B.オールコット,批評家S.M.フラー,詩人チャニングWilliam E.Channing,ベリーJones Veryなどがその代表者である。
”https://kotobank.jp/word/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0-856503
ピューリタニズムとトランセンデンタリズム
http://www.ne.jp/asahi/fogbound/journal/puritrans.html
”ピューリタンは理想に燃え、誘惑を悪とみなし、それらと厳しく闘うという自己啓発に努めました。また、古典文学や有名な歴史的事件から隠喩を多く引用して説教をするなど、その比喩的・寓意的発想は、アメリカ文学の特色のひとつである象徴主義の下地となりました。
トランセンデンタリズム(transcendentalism / 超絶主義)は、19世紀初頭にアメリカで広まった思想運動です。ピューリタニズムは「キリスト教の神」がその中心にありますが、トランセンデンタリズムは「神」という超越的存在を個人の中に見て、「自立した自己の精神」をその中心におきます。ここでいう「自己」とは、欲望から解放された本来的自分ということで、自我とは対立関係にあります。
これらの超絶主義者には、『森の生活』のデビッド・ソロー、『緋文字』のナサニエル・ホーソンなどがいますが、忘れてはならないのが、エマソン(1802-1882)です。
「たそがれ時、曇り空の下、雪でぬかるむ殺風景な広場を通り抜けていると、特に幸福なことを考えていたわけでもないのに、私はある種の完璧な爽快さを味わってしまう」
「森の中、われわれは理性と信仰をとりもどす。そこにいれば私は自分の人生に自然がつぐなえないことは何ひとつないと感じる。むき出しの大地に立ち、頭をさわやかな大気に洗われて、かぎりない空間のさなかに昂然ともたげれば、いっさいの卑しい自己執着は消え失せる。」 (「自然」岩波文庫)
エマソンは自然を重視しましたが、美しいからではなく、自然を精神の象徴だと考えたからです。つまり、彼にとって自然は、人間の精神について学ぶために大切だったのです。彼の考えはソローやホイットマンに受け継がれていきますが、ピューリタニズムにしても、トランセンデンタリズムにしても、その根本に横たわっているのは、社会の制約を超え、超越的存在を実感した個人の情熱ではないかという気がします。 ”
ブッシュ家
http://weekpedia.myht.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%AE%B6
”マシアス・ブッシュ(マティアス・ブッシュ、1722年5月10日~1790年3月29日):ブッシュ家の祖。チェコ系ユダヤ人の移民
ルイス・ブッシュ(ルドヴィーク・ブッシュ、生没年不詳):マシアスの長男。アメリカ陸軍の将校である
ソロモン・ブッシュ(1752年10月12日~1795年):マシアスの次男。アメリカ陸軍の少佐で、兄のルイスとともに『アメリカ独立戦争』で活躍した
ジャージ・ブッシュ(1769年~1859年):マシアスの三男。ニューヨーク大学の教授となりヘブライ語の権威となった ”
George Bush (biblical scholar), 19th-century biblical scholar and preacher
http://en.wikipedia.org/wiki/George_Bush_%28biblical_scholar%29
”George Bush (12 June 1796, Norwich, Vermont – 19 September 1859, Rochester, New York) was an American biblical scholar, pastor, abolitionist, academic and advocate for the restoration of the Jews to the Holy Land. He is distantly related to the Bush political family.[1]
(…)
In 1845 he embraced Swedenborgianism and went on to write many defenses of his new faith.[6] He translated and published the diary of Emanuel Swedenborg in 1845, and became editor of the New Church Repository.[2]
(…)
Mesmer and Swedenborg (1847) Here he argued that the doctrines of Swedenborg were corroborated by the developments of mesmerism.[2]”
Andrew Jackson Davis (August 11, 1826 – January 13, 1910)
http://en.wikipedia.org/wiki/Andrew_Jackson_Davis
ken @kenkatap 2012年9月18日
カリフォルニアの12歳の少女が宿題(数か月)でまとめた大統領達の家系図。
大統領は一人を除いて皆イングランドのジョン王の子孫なんだそーです
【http://youtu.be/cMC9B1vpUBc 】【http://ameblo.jp/pinkglalem-kingfisher/entry-11356864656.html …】
▼英と欧の王族に、米国人は常に所有され支配されてきている
knznymmmy @knznymmmy 11月26日
ダメリカの大統領は(第八代大統領を除いて)
全員血縁関係がある
というか、血縁をたどるとお下劣の王家(ジョン王)につながる pic.twitter.com/EjxqJQ1yWQ
J・ナナミ @pinkglalem 7月17日
安倍晋三が憲法を改正せずに、解釈を変更したのは、日本憲法がイギリスのマグナカルタと同じ意味を持っているから...?その影響力は残して、責任の所在を曖昧にすることが出来る。
アメリカの大統領がワシントンからオバマまで、マグナカルタを認めたジョン王の子孫と言うのは注目に値する。面白いのは第一条で、教会は国王の権限から自由であるとしている。明治憲法、日本国憲法ともに、第一条は、天皇について書かれている。
J・ナナミ @pinkglalem 11月24日
@pinkglalem シオニストがヴァチカンに操られているよーに、アメリカもヴァチカンに支配されている。歴代の大統領が皆マグナカルタを受け入れたジョン王の末裔であるのはその証拠。マグナカルタ第一条を読めば、コレが英王の権限に対する教会の支配であることは明白。
つまり英国も米国も教会の下に位置する。そして日本はそのまた下にあって、最終的にその支配に文句が言えない立場。
(英国女王=英国国教会のボスも日本支配の黒幕の一つ。
偽天皇はガーター勲章に縛られ、海賊女王に逆らえません。
女王が英国国教会のトップを兼ねる=聖俗の権力の融合。
つまり教会は自由=王は自由。
バチカン=宗教権力は
世俗権力=王侯貴族を弱めたいのです。
英国国教会はバチカンが非常に嫌がることをしております。
さすがにバチカン支配下ではないですね)
saebou @Cristoforou 2012年12月6日
連合王国国王は手続き上「信仰の守護者」として英国国教会の長を兼ねるので、国教会信徒でなければなりません。イングランドでは伝統的に反カトリック感情が強烈で、アン女王が直系子孫なしになくなったとき、カトリックの親類に王位が移ることを警戒してこういう規定ができました。
世界史名言集_bot @sekaishimeigen 4月1日
「王は、イングランド教会が自由であり、その諸権利を完全に享有し、その自由は侵されることがないことを最初に神に誓い、次いで王および王の相続人のために、この王の現在の特許状をもって永久に確認する」(マグナ・カルタ/イギリス)【大憲章】
Tatsuhiko Asatani @TatsuhikoAsatan 2012年3月24日
イギリスには成文憲法がない。
憲法の代わりになるのが、マグナ・カルタ、権利の請願、権利の章典などだ。イギリスでは国王の権力に対して、貴族、教会、都市(商人)が抵抗し、抑制をかけようとする闘争が常にあり、その時々で国王側にその権力の制限を認めさせてきたのが先の要求だ。
アンドリュー・ジャクソン・デービス(Andrew Jackson Davis, 1826年8月11日 - 1910年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B9
“アンドリュー・ジャクソン・デービス(Andrew Jackson Davis, 1826年8月11日 - 1910年)は米国の霊覚者。
思想的にスピリチュアリズムを先取りした哲学書を出版して後のスピリチュアリズムに多大な影響を与え、「スピリチュアリズムのヨハネ」と言われた。(下記#スピリチュアリズムの勃興を予告した人物を参照)。奴隷制度廃止運動家、女性開放運動家、禁酒運動家でもあり、スピリチュアリズムの思想によって社会に影響を与えた最初の人と言える。(参照)
ニューヨーク州のオレンジ郡ブルーミングローブ生まれ。家が貧しく、教育はほとんど受けていない。成長すると、靴屋の徒弟となった。生まれつき霊視能力があったらしく、母が死去したときに輝くような野原に美しい家のビジョンを見て、母が行ったところだと思ったという。
1843年、17歳で近くの町の講演会に出かけて催眠術にかけられ、催眠状態で透視能力や読心能力を発揮できることに気づく。さらに実験を続けるうち、特殊な能力が発達した。
この能力を生かすべく最初は病気の治療を始め、「ポキプシーの千里眼」として評判になった。しかし、催眠状態に入ると演説することが多くなり、入神講演と出版がライフワークであることを認識して治療院を閉鎖した。
1846年、20歳で入神講演の内容をまとめ、第一部「大自然の摂理」、第二部「大自然の啓示」、第三部「人類に告ぐ」の三部作として出版した。(原文:The principles of nature, her divine relations, and a voice to mankind)これは大反響を呼び、当時の米国の知識階級に大きな影響を与えたといわれる。
「大自然の摂理」では個人的な意識の死後存続、霊こそが実在であること、霊や霊界の 描写、イエスは神ではなく規範とすべき人間であったことなどが述べられ、現在のスピリチュアリズムとたいへんよく似ている。 「大自然の啓示」では宇宙、太陽系の歴史や人類にいたる生命の進化について書かれている。この中で海王星と冥王星が発見される前にその存在を指摘したこと は話題になった。 「人類に告ぐ」では理想的な経済・社会基盤について述べている。
後にスピリチュアリストたちの活動が盛んになってくると喜んで支持し、自らを「スピリチュアリスト」とした。 しかし、哲学的思想をなおざりにして物理的現象にばかり夢中になる傾向がスピリチュアリズムに出てくるとこれを嫌い、1880年には自分の哲学は「調和哲 学」だと宣言して、スピリチュアリズムと袂を分かってしまった。 その後も精力的に出版を続け、1910年に死去。
スピリチュアリズムの勃興を予告した人物
A・J・デービスは1848年のハイズビルのフォックス家事件以降に起こったスピリチュアリズムの勃興を予告した人物としても知られている。この人物については、『スピリチュアリズムの真髄』(ジョン・レナード著(国書刊行会発行))に詳しい説明があるが、この本は現在絶版となっている。
彼の著作である第二部「大自然の啓示」には、後のハイズビル事件(フォックス家事件)を予言する記述が見られる。”)
『自然の原理』の内容。
世界は内と外、すなわち心と物とで成り立っているが、両者は同じ実体である。
心は物に対して支配的な立場にあり、心の本質は霊的。
が、心も一種の物質であり、物質も心も本質的には霊的であり、その意味では同等だとする。
イエスを神の子ではなく人間倫理の革命家として捉え聖書を批判。
霊界と何か、どういう構造か、人は死ぬとどうなるかについても書かれているので後に、スピリチュアリズムのバイブル(聖書)となる。
宇宙創成を通して地球が生まれてから自然が地質学的、生物学的に変化しながら、やがて人類が誕生していく経過を進化論的に述べている。
1859年にダーウィンが『進化論』を発表するよりも十年以上も前の記述である。
ただし、デイヴィスの立場は肉体としての人類の発達と霊的存在としての精神の発達とはまったく別な出来事であり、人類が或る肉体的完成度に達したときに、つまり、それ相応の受け皿となりえたときに初めて高度な精神が宿ったのだという。
また、宇宙の構造についても先見の明があった。
太陽系の惑星の数を8ないしは9としている。
8は確実だが9番目はまだ惑星と呼べる段階ではないと言っている。
8番目の惑星は海王星だが、これについてデイヴィスが受けた啓示は、この星の存在が数学的理論によって指摘された数カ月前のことだと、本の脚注に記してある。
9番目の冥王星はもちろんそれ以後に発見されたが、一昨年(2006年)末の新聞記事によれば、この冥王星は一種の宇宙塵で、惑星とは呼ばないことになっていた。
イエスはヨゼフとマリアの間に生まれた人間の子供で、当時の宗教的に堕落した社会を改革しようという情熱に燃えた青年であった。
聖書は矛盾や誤謬を含む不完全な書物であり、教会が主張する三位一体、原罪、贖罪、天国と地獄などの概念はすべてあり得ないことだと述べている。
これはキリスト教に対するスピリチュアリストたちの態度に強い影響を与えている。
肉体と霊はもとは一体であるが、年をとるにつれて霊(精神)の思うようには動かなくなる。『自然の原理』によると霊はこれまで肉体に充満していたエーテル的物質を吸収して霊体を作り、霊界での生活に備える。これは霊が低い次元からより高い次元へと移動することであり、死とはそういう次元の移動であるにすぎない。
『自然の原理』では死はあらゆる現象の中で最も賛美すべきもので、誰もがその到来を楽しみに待ち、感謝すべきだと述べる。
『自然の原理』にはスピリチュアリズムに特有な基本的概念が示されている。
万有は神、即ち至高の意志によって創られていること、人間は死後も生前と同じように個性を持ち、生活を続ける(ただし第二界=肉体を脱して入る世界においてのことで、それ以後の界では必要に応じてそうなるという。なお、霊界は第七界まである)、ということは最も基本的なものだが、これらはこれまでの宗教観や説話などの中で前例のないものではない。
しかし以下の二つはスピリチュアルに特有である。
①魂同士が引き合う力
②魂が向上を目指す力
この魂同士が引き合う力と向上を目指す力の二つの力が原動力となって霊界全体が発展していくという。これはスウェーデンボルグの霊魂観と同じものである。
霊魂が社会を着くといっても利害や目的によって集まるのではなく、似た者同士、好きな者同士が集まる。同じような性向を持ち同じような魂の発達段階にある者が、相手に親しみを覚えて近づこうとするところから霊界における社会が始まる。
したがって地獄や極楽といっても神や閻魔が裁いた結果振り分けられるものではなく、個人の器量と好みに応じて地獄や天国が決まる。
極悪人同士が集まるのが地獄で、徳の高い者が集まるのが天国となる。この地上では物質的制約により実現できないが、霊界では精神のみが唯一の実在なので精神が決定的な原理になるのである。
そして霊はより高い光と愛の世界に行こうと努力するという。
第七界まで段階がある。キリスト教でも七は重要な数字だが、スピリチュアルでも霊界を七つの層に分かれている。
前に述べたように『自然の原理』はスピリチュアリズムの到来を予見している。
“ 肉体の中にいる霊がより高い層にいる霊と意志を通じ合うことがあるのは確かなことである。その場合、肉体の中にいる霊がそれに気づかずにいて、交流があったことを信じないということもあり得る。だが、このことはやがて地上の人間の中で示され(in the form of a living demonstration)、真実であることが分かるだろう。その時、現在火星や木星や土星の住民たちの間に行われているように、人間の内部が開かれて霊的な交流が達成されることになる新時代の到来を、世界の人々は大歓迎するだろう。”p.45
『自然の原理』はハイズヴィル事件の前年に、まるでそれを先触れし解説するかのように出版されたのだが、この本の驚くべき内容とだけでなくハイズヴィル事件が起こしたスピリチュアル・フィーバーというべき社会的熱気にも助けられて、たちまち版を重ねていった。これに影響を受けた人々の中には、詩人のロングフェロー、哲学者のエマーソン、天文学者のローエルなど、当時の錚々たる人物がいる。
スピリチュアリストたちがこの本を聖書のように重視したのはもちろんだが、デイヴィス自身もスピリチュアル運動に強い関心を持ち、はじめのうちは積極的に講演や著述を通じて援助し、一時は指導者とみなされたこともあった。しかし、スピリチュアリストたちがあまりに現象面に執着し、降霊会に夢中になり、その背後に潜む哲学的、宗教的意義をおろそかにしたため、デイヴィスは嫌気がさして、こういう状態が続く限りは自分はスピリチュアリストとみなされたくないと宣言し、
1880年には自分の思想を「調和哲学(The Harmonial Philosophy)」と読んで当時のスピリチュアリズムとは一線を画した。デイヴィス54歳のころである。
このころにはもう無学な職人ではなく勉学により自分が書いたものを充分に理解できるようになっていた。また、他人の助けなしで入神状態に入ることも出来るようになっていた。
デイヴィスは自分を霊的感応状態に置くことで霊界から自由に情報を入手できると述べている。霊界には知識の宝庫とも言うべき光の凝縮した大星雲があり、頭脳から発する光の集合体がそれに接することで欲しい知識が自由に流れ込んでくるというのである。
また、自分の能力は超自然的なものではなく、普通の人間と同様に自然なものであり、ただ少しばかり他の人々を上回っているにすぎないと言っていた。
また、自分が述べてきた意見や啓示などもうのみにせずに理性によって各人が判断すべきだと言い、どんな啓示も人間がするので必ず過ちや足りない部分があり、自分の場合も例外ではないと語っている。
デイヴィスが師と仰いだのがエマヌエル・スウェーデンボルグである。
(死は高次元への移動なので素晴らしい、という思想は極めて危険な思想です。支配層にとって宗教の最大の役割は殺して人間の数を減らして調整することにあります。あなた一人が救われても、二人以上は死んでいますよ?
デイヴィスは無学だったのに数年でこのレベルっておかしくない?
しかも自分が書いたものを年をとるまで理解できなかった?
しかもその内容がスウェーデンボルグが間違いなく元ネタの思想。
やっぱりゴーストライターなんじゃないのかこれ。
ジョン王の子孫=ブルーブラッドのブッシュ家の教授が熱烈に支援したのが物凄く怪しい。
英国(ジョン王)と米国(ブッシュ)で流行りまくりだし。
魔法結社に脳力開発されて高速学習したの?
利用された本物?
催眠状態あるいは神がかり状態の間に別人が書いた?
当時のデイヴィスに勉強する時間がどれだけあったかが気になります。
公開されていない最新情報を得ていたし。
ガリバー旅行記で超有名なスウィフトも天体にかんする秘密の最新情報をメーソンから得ていたようですし。スウィフトはメイソンメンバーですよ。
イエスの実在自体は否定しないのね。
教会が主張する伝統的な三位一体、原罪、贖罪、天国と地獄などの概念はすべて間違いだと主張したスウェーデンボルグが元ネタですね。
スウェーデンボルグは聖書は否定していないのでスウェーデンボルグ思想をさらに進めて聖書自体すら消してしまいました。聖書は矛盾の塊ですから、新たな宗教にとっては邪魔なのでしょう。
また、イエスを神の子であることを否定してただの凄い人間にしてしまいました。
聖書否定とイエスの神性否定はスウェーデンボルグのものではありません。
スウェーデンボルグはすでに霊的進化について述べております。進化、上昇、向上……まあ同じ意味です。
スウェーデンボルグは霊界は七層であることと、自分が他の惑星の宇宙人と会ったことも主張しておりますからスピリチュアル系の源流です。
ねえ、なぜこうしたスピリチュアルブームとかって西洋発なの?
インドやイランやエジプトとかではなぜ起こらないの?
なぜスピリチュアル本の元ネタが西洋人ばかりなの?
インドを強調するならまずは聖書とギリシア哲学思想を自覚して捨てて下さい。
まあ意図的にキリスト教神学・哲学を中核に残して有色人種の伝統思想を破壊するんですけどね。白人支配者がインド思想を改造するために利用したのが神智学。
ギリシア人の肌も白ではなく浅黒かったのにね。
金髪碧眼=ヴァイキング=蛮族なのにね。
聖書を否定していてもそれがあらたな誘導なのはよくあること。
Aと反A=Bの対立は、AとBの共通点Cを受け入れさせる為の茶番。
日ユ同祖論とユダヤ陰謀論は本物ユダヤVS偽ユダヤのセットもので、前提となる聖書のユダヤ人の実在=聖書神話を信じさせるのが狙い。
ニューエイジとキリスト教原理主義が対立しているが、共通点=維持したい部分があります。
絶対的なものを「真理」(覚醒)と呼ぶか「神」と呼ぶかの違いであり、結局は絶対的なものを否定しない。絶対的なものを信じさせることができれば容易に操れますから。
嘘でも人を操れるが、真実でも人を操れるのですよ。
進化論の言いだしっぺはダーウィンの祖父ですよ。
エラズマス・ダーウィン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3
“エラズマス・ダーウィン(Erasmus Darwin, 1731年12月12日 – 1802年4月18日)は、イングランドの医師・詩人・自然哲学者。ロバート・ダーウィンの父でチャールズ・ダーウィンの祖父。
略歴
ノッテンガム付近のエルストン・ホール生まれ。ケンブリッジ大学とエディンバラ大学で学び、内科医の資格を取得した。一般にチャールズ・ダーウィンが「進化」論を唱えたとされているが、実際には祖父であるエラズマスが「進化(evolution)」という概念を生物学に持ち込んでいる。ルナ協会の中心人物でもあった。
チャールズ自身は「ゆるやかな変化」などを用いた表現が多く、「進化(evolution)」という言葉自体を大きく嫌っていたらしい。 有名な『種の起源』においても、その第5版にまで「進化」という単語は存在しない。チャールズが祖父を大きく嫌っていたため、と見る向きもあるが、エラズマスの論が実施や実験、経験を軽んじているがため、とチャールズ自身は著している。
ただ、チャールズが当初系統発生にエラズマスの提唱したevolutionの語を当てなかったことに関して、当時のevolutionという語の示す概念は元来個体発生、特に前成説的 個体発生概念においてあらかじめ用意された個体の構造が展開生成するプロセスを指していたのを後になって系統発生のプロセスを指す語に援用したものであっ たことは、もっと注目されてよいだろう。チャールズの「種の起原」で展開されている議論は系統発生と進歩を区別し、その定められた方向性を否定するもので あったからである。つまり、チャールズの「進化論」の内容と"evolution"の本来の語義は親和性が良いとは言えないのである。
その他
• エラズマス・ダーウィンの著書はドイツ語などに翻訳され、ヨーロッパ大陸の自然哲学にも大きな影響を与えた。
• のちにエラズマスの哲学的、観念的「進化論」はジャン・アンリ・ファーブルが「昆虫記」において実地の観察や実験に基づいて痛烈に批判している。
• 吃音症であった[1]。
1. ^ 『西洋博物学者列伝』 ロバート・ハクスリー 悠書館 159ページ ひどいどもりで、魅力のある人物とは言えなかったが、客間での人づきあいはうまく、口説きの名人でもあった。
参考文献
”
たいよしん @ra_adauta1206 7月1日
” 古代ギリシャ人は金髪碧眼というイメージを持たれがちだが実際は北欧からの奴隷のみで、古代ギリシャ人も現代ギリシャ人と同じラテン系の浅黒い肌色だった が大理石の壁画の肌色塗料が時代とともに剥がれ落ちて地肌の白さが残り、「古代ギリシャ人は金髪碧眼」という曲解が起きた”っていう話面白すぎ
名糖@竹林のKaranic @meitou 2014年2月2日
古代ギリシャ人は黒髪、褐色の肌だった? - るいネット / http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=240786 … 浅黒いコーカソイド系は、美しいよ
usamimi @usamimix 2013年2月21日
宇宙人なんていない、という人には「じゃあなぜスウィフトは、その著書ガリバー旅行記で天空の島ラピュタ人を登場させ、火星の衛星について人間に教えるエピソードを書けたの?人間が火星の衛星を見られる望遠鏡を発明したのは、本が書かれてから150年も後のことなのに」 と聞いてみよう。
サージ船長 @alo353 3月14日
@usamimix @kitsuchitsuchi ケプラーの説を取り入れただけですが。1726年に出版された本に火星の2つの衛星の記述があると、それを理由に宇宙人が実在するという突飛な推論は、いささか常軌を逸していると見受けられます。もう少し冷静に分析すべきではありませんか。
U (公式bot) @wayofthewindbot 3月29日
RT lanekota: フリメの秘儀はどこから来たのか?安易に古代エジプトだのアトランティスだのほざく輩がいるけどさ、さっきの火星の衛星のやつはケプラーなどの研究もそう だが、身近に考えると古代より中世イスラムの天文学の知識が伝播したと考えるほうが自然なんだよな。夢もロ ...
knznymmmy @knznymmmy 3月15日
ガリレオが木星の衛星を見つけたのはもっと早い だったらスウィフトがどこかでその話を聞きつけて んじゃま、俺は火星で創作すっかと 思いついたとしても不思議ではない 結局UFO信者の言う事には毎回飛躍がある 「UFOかもしれない」から 「UFOに違いない」への飛躍だ
サージ船長 @alo353 22 時間22 時間前
@knznymmmy @kitsuchitsuchi その通りです。何百万光年を移動する技術や知恵を持つ種族が、この地球に干渉する理由は、恒星間移動の際の中継基地を造るくらいしかありませんし、また人工惑星を造る技術すら持っていると考えます。
自分の視点ではなく、彼らの視点で物事を考えなければ、真実はいつまで経っても見えてきません。ただ今この地球にいる支配者は人間を食料として考えているようです。ソイレント・グリーンの再来ですね。マクドナルドの食品に歯が混入ですから。
それこそ「共喰い」というタイトルの小説が芥川賞を取るような時代ですから。小説「闇にひらめく」を映画化し、カンヌでパルム・ドールを受賞した「うなぎ」も同類ですね。
少し話が脱線しましたが、今世の中に流布している宇宙人情報はすべて、現代の人間が思い付くレベルの稚拙な情報しかないんです。つまりすべてがフェイクだと簡単に言い切れてしまう。宇宙人という位置づけが、かなり下等に描かれているんです。
最も最先端技術が駆使されている米軍の兵器ですら、20年前に発想された物が、ようやく実用化して出ててきています。レールガンなんて、私が小学生の頃には理論化されていました。宇宙人のテクノロジーとか、冗談も休み休みにしてほしいです
knznymmmy @knznymmmy
そうそう。うちゅーじん、うちゅーじんと 御大層に言う割にはあまりにも 発想力の貧弱さが鼻につく 例えばさグレイ型エイリアンが 足が日本で手が日本で目が2つで・・・ こんなものニャンゲンじゃねえか!
もし本当に1億光年だかどこかの彼方に スンゲエ超科学文明を持つ生命体がいたとしても 想像も理解も全くできないような トンデモの中のトンデモみたいな 連中じゃなきゃおかしい
喩えるならば・・・ 縄文時代の人に「未来の乗り物」を想像させたとして 「千里走っても平気な馬」とか あくまでも縄文時代の延長でしか考えられないようなもの 違うだろ! せめて新幹線ぐらい言ってみろ 縄文時代の人に「新幹線」なんて回答が出せるかな?
仮に新幹線の写真を縄文時代の人に見せても 「何これ? 箱?筒? こんなものどうするの?」 みたいなトンチンカンな回答しか 返ってこないんではなかろうか? 万が一、うちゅーじんってヤツがいたとしたら 私らの理解力なんぞ消し飛んでしまうような 連中じゃなかろうか
私は基本的にうちゅーじん否定論者だけど 「ヒトならざるモノ」ってのは否定しないし 過去のツイートでもちょいと書いたこともある マンションの屋根の上、しかも 三角形だから不安定な屋根の上で 変な歌うたってるヤツの事とか書いた。 あれはただの変態だったのかそれとも吸血鬼だか悪魔だか?
昔、私がマンションの屋上で歌う吸血鬼の ツイを書いたんだが 誰も理解できなそうでww 今でもアレは何だったんだろうと思う 勿論、吸血鬼ってのは勝手に私がそう分類しただけ 実際に首筋に食い付かれた訳じゃないし 食い付かれたとしてもただの変態かもしれないしw
マンションの住人が次々と原因不明の体調不良を起こし・・・ なんていうと、バカがしゃしゃり出てきて 「実は○年前に自殺した若い女性の霊が」なーんてしたり顔で語るのも よくよく調べりゃ電磁波の障害ってオチ・・・探せばあると思うよ。
(人知をはるかに超えたレベルのエイリアンなら、人間にとっては「自然現象」「法則」扱いされるのでは?
そもそも今の人間レベルでないと「知的生命体」とみなせないからこそ、「人間らしい非人間」の情報だらけなのでは?)
knznymmmy @knznymmmy 1月14日
古代核戦争の謎 南山宏著 学研 2009年10月刊 デービッドアイ君のしょっぱい10巻セットを読んだ後 我輩はこれを読んでいたんだが 後半80ページほどはツングース大爆発について書いてある。 1908年6月30日の事件だが 2013年のチェリャビンスク事件と色々似ている
もしこの本が正しいとするのなら 確かに隕石は撃墜されていた。 それはツングースもチェリャビンスクも同じ事。 いやそれどころか、他にも1984年2月26日のチュリムとか 2002年9月25日のヴィテムとか 他にも多数の同様の「撃墜事件」が起きていた可能性がある
ja.wikipedia.org/wiki/2002%E5%B9%B4%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%81%AB%E7%90%83 … 2002年9月25日のヴィテムはwikiにも出てくる ちなみに「別の何か」が撃墜はしているのだが ゆーほーではない。 ましてやレプティリアンでもないし 銀河連邦でもない んじゃ、誰が? ひと言で言えばニャンゲンだ!
ニャンゲンと言っても おそロシアの秘密兵器じゃねえし ダメリカでもないしクソラエルでもない ましてやアホンジンとか論外 んじゃ誰が?ってのは一旦保留 この本をどこまで信用していいのか未知数だから
どーしても知りたいならおめーらさん あまぞんで買ってこい (注 本書の中でも最終的結論までは書かれていない あくまでも推論、仮説レベル) おめーらさんにとって面白いかどうかは知らない。 少なくとも私はデービッドアイ君の ムーンマトリックソ10巻セットより こっちの方が面白かった
(超古代文明が開発した隕石迎撃装置が今でも機能している説。シェイプシフトするので人間には認識できない説)
knznymmmy @knznymmmy
推定じゃなくて実際に作っちゃった温度だと
http://bit.ly/1o8K3ly
広島の原爆が中心部で10万度とか
ギネス記録では核融合の実験炉が5億度とか
どっちにしても我々の生きてる温度はあまりにも低温にかたよりすぎている
プラズマ生命体からすればマジキチレベルw
勿論100万度、1000万度、1億度の世界では
鉄も溶けるどころか沸騰して
いや、それどころかプラズマになっちまってと大騒ぎだろう
だから「地球が水の惑星でちょうど人類に快適なのは
神の御恵み、御意志」とか
バカな事を言う奴は何もわかっちゃいない
仮にプラズマ生命体なんてものがいたとしたら
プラズマ2ちゃんねるで
「いやー、なんだかんだ言っても
俺らが生きてられるのは
幸運にも太陽の中心に生まれたからだよな」
「それな」
「俺この前物理の時間に聞いたんだけどさ
銀河系の外れにはちきゅーとかいう星があって
そこでは表面温度が20度とか30度って地域が多いらしいぞ」
「さっむーー!!」
「なんかそこでは水もエキタイとかいう状態になっちゃうらしい」
「エキタイって何?」
「いや、俺に聞くなよ」
・・・という会話をしているかもしれない
前から言ってるけどさ
うちゅーじんなんて本気で想定するのなら
そもそも液体の水なんて探すのが
間違いって事すら想定しないといけないんじゃないの?
同じ地球、同じ日本ですら2000年歴史が開けば
新幹線なんて絶対に想像もできないって
喩え話は前書いた
じゃあ、全く違う星で
2000年どころか億単位でアサッテな方に
進化したという前提で考えるなら
それこそ以前書いたプラズマ生命体の
プラズマ2チャンネルとか
それぐらい想定しないといけない
プラズマ2チャンネル
宇宙ヤバすぎマジワロタスレより
・・・茄子屋の宇宙物理学者が言ってたけどさ
宇宙には水が液体化しちゃうぐらい
極寒の星すら理論上は存在するんだってさ
・・・マジで?
・・・宇宙マジぱねえ!
・・・それどころか宇宙には放射線を遮る物質すら
理論上はあるらしい
・・・ヤバすぎ茶吹いた
・・・放射線なんか遮られたら俺ら即死じゃん
・・・これは真剣に宇宙人が
放射線遮蔽兵器を開発した場合の事考えないとな
・・・ムリムリ。そんなおそろしい宇宙人に
勝つ方法なんかあるかよ
(人知の範囲=知的生命体だとみなせる=人間っぽいのは当然
人知の範囲外=知的生命体だとみなせない=人間っぽくないのは当然
だから宇宙「人」なのだ!
気体や液体やプラズマ存在なら人間は単なる自然現象として認識してしまうのだ!)
霊界は何層界なのか?
http://kamikotokai.com/006/page004.html
“ 仏教であの世(霊界)に渡ることを三途の川を渡ると云います。三途の川とは、前稿で死後の世界では天国と地獄に一般霊界(中有界)と呼ばれる三つの途があることを示していると説明しましたが、天国界・中有界・地獄界の三界はおおまかな区分けであって、もっと細かく分類されるべきです。
ほとんどの霊能者が支持しているのは、スウェーデンの哲学者で霊能者(神秘主義者)であったスウェーデンボルグ(西暦1688~1772)が霊界を探訪して、霊界は第1.2.3天国界と中有界と第
1.2.3地獄界の七層あると云った説がもっとも有力とされています。ラッキーセブンの元。仏教の六道輪廻は、天国三界と地獄三界の六界で中有界が抜けているのです。また、立体的論理ではないのです。
大本教の出口王仁三郎聖師は、西洋人では一人だけが霊界を探訪していると言い。このスウェーデンボルグの七層説に更なる天国界が存在すると云って、霊界八層説を説いています。
(…)
大本教の出口王仁三郎聖師は、西洋人では一人だけ(スウェーデンボルグ)が霊界を訪れている
としていますが、日本では多くの霊能者が霊界を見聞していています。”
詳しくは過去記事
だいたい水戸黄門の水戸学と平田篤胤=ファシストの元凶のせい。
大本教(聖書肯定のスウェーデンボルグ思想)や国家神道など「神道」のほぼ全てが平田篤胤の和風キリスト教の強い影響下。
神道事務局
(神道大教の前身。初代管長が稲葉正邦=平田鐵胤の弟子)
⇒皇典講究所
(國學院大學と神社本庁が継承。神職試験が平田篤胤説。大本教の出口王仁三郎が学ぶ)
⇒神社本庁
⇒神道政治連盟・日本会議・生長の家(大本教派生)。
日ユ同祖論もユダヤ陰謀論もイシヤ=フリーメーソン陰謀論も大本教が黒幕。
RAPTはキリスト教系なので注意。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-74.html
をどうぞ)
・スウェーデンボルグの聖書の言葉への信頼、キリストへの絶対的帰依は、スウェーデンボルグの霊が指導して書かせたと言われるA・J・デイヴィスの著作の内容とはかなり異なっている。
デイヴィスは聖書の言葉には誤謬があり、全体は不完全な物語にすぎないという。イエスが三位一体説にある神の子であることを否定し、比類なき高潔な人格と抜群の霊能力を持った一人の宗教改革家であると見ている。
スウェーデンボルグはイエスが肉体を通じて人間と繋がっていることは認めるものの、あくまでも神の現れとしてイエスを見、イエスに帰依する以外に人間の持つ穢れを清める方法はないと考える。
しかし、スウェーデンボルグの三位一体説は、従来の三位一体説とはかなり異なっている。
神自身がキリストと聖霊に現われるオーソドックスな三位一体説とは違って、
スウェーデンボルグの場合、キリストは肉体という地上の部分を持ち、聖霊はキリストの働きを表す。更にこれを別な次元から見ると、
神は愛に対応し、
子は叡智、
聖霊は働き
に対応する。
そして愛・叡智・働きの三位一体は、
人間のレベルにおける魂・心・体に対応すると複雑に呼応しあう三位一体説なのである。
この別なレベルのものが呼応するという考えは「照応(Correspondence)」の理論といってスウェーデンボルグの霊学の基本原理とされている。
即ち、地上にあるもので天上にないものは何もない。自然界に存在するものはすべて天上界(霊界)に本の姿を宿している。中でも人間は霊的存在として天(霊)界に対応するとともに、肉体的存在として自然界にも対応している。人間が考えることはすべて天界にその因子を有する。
この思想は、スウェーデンボルグが「死ぬ方法」と呼んだ「霊魂離脱」によって行なった数多くの霊界見聞を通じて得たと言われ、
1758年発行された『天界と地獄』の中に明記されている。それはデイヴィスの『自然の原理』にも受け継がれ、スピリチュアリストにとって基本的な概念になっている。
また、天界の主はキリスト(=神)であってキリストの神格が全天界に行きわたっていることを述べている。
スウェーデンボルグの照応の原理はヨーロッパ神秘思想の流れの中で極めて重要。
彼以前には神学者のヤコブ・ベーメや、医学者で錬金術師でもあったパラケルススなどが、天界と地上との照応を説いたことがあったが、スウェーデンボルグに比べると部分的で不完全であった。スウェーデンボルグの説は天界と自然界との照応の中央に人間がいることが大きな特徴であり、それゆえに人間は天界も自然界も照応の原理によって理解できるし、また理解すべきだと言う。長い年月のあいだにさまざまな理由から両界、特に天界を理解するのを怠ってきたのが人間の堕落を招いたからだというのである。
また、スウェーデンボルグは、霊界には時間も空間もなくすべては心の状態変化のみであり、人間は死後も生前と同じ人格を保ち同じように仕事をし、愛と叡智のみが行動規範で、その深浅が霊の進歩や退歩を決めるなど、スピリチュアル的に貴重なことを語った。
・スウェーデンボルグの説は思想界に非常に大きな影響を与えたが神秘理想だけでなく文学にも及んだ。
十八世紀後半に優勢であった古典は文学の予定調和的な世界観に対し、
個人の重要性を主張し主観を重んじた新興のロマン派文学にとって、極めて有力な武器となったからだ。
顕著な例が象徴は詩人のボードレールであり、『悪の華』の第四作目に「照応(Correspondences)」という題の詩がある。スウェーデンボルグを彷彿させる作品名であり、事実ボードレールはスウェーデンボルグを学びさまざまな場所で照応について書いている。
ランボーはボードレールの上をいって自らが見者になろうとし、マラルメは何度も降霊会に通った。
ボードレール、ランボー、マラルメの他にスウェーデンボルグの影響を受けた文学者は、ユーゴー、
バルザック、
コールリッジ、
ブラウニング
などの大作家はもとより、きりがない。
『悪の華』が発刊されたのは1857年、まさにD・D・ホームがヨーロッパでセンセーションを巻き起こし、チュルイリー宮殿でナポレオン三世夫妻のために霊能を披歴した年である。
(スピリチュアリズム・心霊研究人名解説
http://www.k5.dion.ne.jp/~spiritlb/appendix.html
“D・D・ホーム (Daniel Dunglas Home 1833-1886 米)
(注:ホームと表記されることが多いが、ヒューム伯と同姓であり、米国では Hume と名乗っていたのでヒュームないしフームが正しいようである)
自らの記述によればヒューム伯の血筋を引く父と、スコットランド高地地方出身で霊視能力に恵まれた家系出身の母の間に生まれたという。子供のいない伯母 の手で育てられ、スコットランドおよびアメリカで病弱な幼年期を過ごした。13歳の時、死亡した友人の霊姿を見、17歳の時、母の死をやはり霊姿で知る。 ハイズヴィル事件の2年後(アメリカ在住時)、ポルターガイスト現象を起こし、複数の学者の調査によって現象の真実性が証明され、有名になる。合衆国最高 裁判事で、1852年に『スピリチュアリズム』を著わしたエドマンズ判事らも、彼の現象に大きな影響を受けた。同じころ、チェニーという著名な工場主の家 で空中浮揚も起こしている。
1855年渡英、様々な人物の同席で交霊会を行ない、物体浮揚・物質化現象や直接書記を始めとする多様な現象を起こし、多くの「真実と認める証言」が発 表される(中には、自分の妻があまりに入れ込んだのをやっかみ、中傷する詩を書いたブラウニングのような人物もいた)。名声はヨーロッパ中に広まり、ナポ レオン三世(チュイルリー宮殿で開かれた交霊会ではテーブルの上に手が現われ、ナポレオン一世のサインをしたという)、バヴァリア王、プロシア皇帝、ナポ リ王、オランダ女王らに招かれ、社交界の花形となった(1858年にはロシア貴族の娘アレクサンドリーナと結婚、式には、トルストイ、アレクサンドル・ テュマらも出席した)。1867年から69年にはアデア卿が、さらに1871年からはサー・ウィリアム・クルックスが、ヒュームの現象を調査し、「トリッ クの疑いは全く認められない」との結論を発表した。SPRの最も懐疑的な人物フランク・ポドモアすら、同様の意見を表明している。
彼は交霊会の金銭的報酬を一切受け取らない清廉な人物であったが、信奉者の女性が多額の寄付をした後、心を翻したため、告訴され、敗訴したり、誹謗・中 傷はもとより暗殺の危険に遭遇するなど、不幸も多かった。しかし、物質化現象、空中浮揚、物体移動、耐火現象(焼けた石炭を素手で持つなど)、音(音 楽)・芳香・光などの発生、直接筆記、ダイレクト・ヴォイス、通常の霊言など、ほとんどすべてにわたるといえる現象の披露において、またその目撃・体験者 の数の多さと身分の多様さにおいて、まさしくスピリチュアリズムを世界的に広めた天才であった。
現象の多彩さ、壮大さに比べて、霊信の方はあまりめざましくなかったようで、「太陽の温度は低く、植物で覆われている」という霊信にアデア卿も戸惑ったという。ステイントン・モーゼスは「彼は善良で誠実な人物だが、知性的ではなく、論議もへただった」と述べている。
自らの手になる著作として、Incidents of My Life, 1862 (2nd ser. 1872) および Lights and Shadows of Spiritualism,1873
記録として、Lord Adare, Experiences with D. D. Home in Spiritualism, 1869/rev.ed.1925 や Sir William Crookes, Reserches in the Phenomena of Modern Spiritualism, 1874 を始めとする多くの書物がある。“)
・デイヴィスはメスメリズムと霊能力との間に大きな関係がある。
メスメルは、当時パラケルススなどによって唱えられ流布していた天体と人体との間の交感という考えを惹かれ、両者の間には引力のように働きあう力があると信じた。また人体のみならず自然全体には無数の水脈のような活力の流れがあり、これが生命の本源となっていて、前述の力はこれに作用し健康に大きな影響を与えていると考え、これを動物引力と名づけた。そしてこの力を医療に応用することを思いたち、
1773年に治療を始めたところ成功し大評判となった。
その力には反発しあったり引きあったりする磁極に似た働きがあることが判ったのでメスメルは
1775年に動物磁気という名前に変え、以後は生体磁気と呼ばれたりしながら大流行する。
この流行を支えたのは、同じころイタリアの解剖学者ガルバーニが提唱した動物電気説である。ガルバーニは、切り取った蛙の脚の筋肉に金属の板をあてると痙攣が起こることに注目して、これは生体内にある電気のせいであるとした。
・アメリカでのスピリチュアル熱が英国にもやって来たのは、ハイズヴィル事件の四年後の1852年にW・R・ハイデン夫人が、ストーンというメスメリズムの講師に連れられて渡英したときからである。
有名な数学者であるド・モーガン教授(ド・モルガンの法則の人?)と社会主義者ロバート・オーエン(英1771~1858年なので80歳すぎ)がスピリチュアルを支持した。
・1855~1890年代あたりがスピリチュアルの黄金期(心霊研究含む)であり、
1851年のロンドン万国博覧会で「世界の工場」たる英国製工業機械と製品を世界に誇示するなど、スピリチュアリズムと心霊研究の黄金時代は万国博覧会の年からヴィクトリア朝末期に至る英国の絶頂期と重なる。
※ヴィクトリア朝=Victorian eraは、ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた1837年から1901年の期間であり、産業革命国たるイギリス帝国の絶頂期。
(万博=メーソンの科学重視思想の祭典。
スピリチュアル=メイソン思想の内、聖書否定要素を取り入れた新キリスト教。
まあ時期が重なるのは仕込みと仕組みがあったから、つまり意図的にスピリチュアルブームが起こされたからですな。
メーソン=科学(進化論など)
vs
キリスト教=反科学
からメイソン+キリスト教協調路線に移行したころですね。
「科学」というメーソンの中核を「悪魔」「悪魔教」「悪魔崇拝」と言い換えて隠す寸止め陰謀論者に注意ね。科学という中核を隠してメーソンを擁護している証拠だからね。
なぜならメーソンはキリスト教系組織であり、メイソン誕生の原因がキリスト教が科学を弾圧したからだから。
メーソン叩くならメーソンが生まれる原因を作ったキリスト教も叩けよ!
しかも思想的には科学=反キリスト教的ですが、メーソンはキリスト教系組織(キリスト教の発想が抜けていない)であって、ユダヤ系ではありません!
ユダヤ教徒なんて少数派ですよ。欧米の組織なんだからクリスチャンばかりで当然。
メイソンの派閥には、英米系の聖書絶対の科学否定派閥=本来のメーソンの姿勢を否定があるので注意ね。
科学重視派は、フランス=グラントリアン、ドイツ、スコットランド、スウェーデン、ノルウェーなど。北欧のルーテル教会はエキュメニズム=教会統一に積極的。つまり、統一宗教に積極的。
詳しくは過去記事
あの一つ目の正体はファーティマの目。三角一つ目がピラミッド+ホルスの眼は囮。
インド・イランが本体。スピリチュアルとニューエイジと宇宙人説の父であるスウェーデンボルグ。
本当の海賊王は英国ではなくスウェーデン+ノルウェー。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-49.html
をどうぞ)
・スピリチュアルの発展に寄与したのが、当時流行し始めた唯物思想の蔓延に対する警戒心である。
『共産党宣言』が出版されたと年とハイズヴィル事件が起こりスピリチュアリズムが誕生した年は同じ1848年である。
当時の知識層に最も衝撃を与えたのは進化論。人間の存続は自然淘汰であって神の意志ではなく、人間は未開の動物から進化したものであるとする考えはキリスト教信者に強い危機感を与えた。
進化論に対して肉体が滅びたあとも精神は残って永遠の生活を続けると主張し、しかもその証拠をメッセージの伝達やその他の具体的方法で伝えるスピリチュアリズムは極めて有力な援軍になりうるものであった。
が、キリスト教の伝統的考えでは、死者との交流は悪霊との交わりである。
よって反スピリチュアリズムの文書が聖職者たちによって多く書かれた。
一方では、唯物論者に対する切り札としてスピリチュアリズムを積極的に受け入れようとする聖職者もいて、しかも彼らの教会内での地位がそのスピリチュアル容認によって脅かされることは滅多になかった。
スピリチュアルの始祖がスウェーデンボルグというキリストを絶対視する人物だったことからわかるように、キリスト教とスピリチュアルは切っても切れない。
スピリチュアルは唯物思想と進化論と戦うためのキリスト教にとっての援軍であった。
スピリチュアルには神の罰がなく、死語の世界では同じ考えや好みを持つ者同士が集まって社会を作るとするので、キリスト教に不満を抱く者によっての福音である。
(共産主義=資本主義に反対するフリをすることで資本主義を強化する、偽の反対役。
だから絶対に革命が成功しないように、富の再分配を強調する癖に指導者は特別=階層制・貧富の差の肯定という明らかな矛盾を組み込んでいます。
強化したいものに対して、反対のものを咬ませ犬としてぶつけてわざと負けさせて、強化したいものを強化する。
反XでXを強化する、ヘーゲルの弁証法。
本物の反対者・改善者を潰す為に偽の反対者を作っておくのです。
スピリチュアルを流行らせたいなら、(多少)弾圧したり真逆の思想も流行らせることが有効。
唯物主義と唯物主義と真逆の思想=スピリチュアルは実は同時流行らせた方が双方に都合がよいのです。
論争によって宣伝するわけです。
キリスト教の神を心霊や共産主義思想に置き換えただけの新たな神学の誕生です。
二元論の神学論争で大衆を操る古代からの操作術。
月影 耿太郎 @Riesenhuber 2011年4月14日
フランスの哲学者アンリ・ベルクソンは1913年に英国心霊現象研究協会の会長に就任しているのだが、妹のミナ・ベルクソンは『黄金の夜明け団』の創立メンバーの一人である魔術師マクレガー・メイザースに嫁いでいる。ベルクソンと心霊主義・神秘主義について真正面から切り込んだ文献が意外な...
甲斐宗運act4 (早川 数秀) @KazuNoSaru 2011年3月8日
承前:(ベルクソンは霊やテレパシーなどを論じた論文を残してもおり、それらは『精神のエネルギー』に収められている)。 因みに、1913年、英国心霊現象研究協会の会長に就任している。
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit 2012年6月22日
えっ、ベルクソンがそんなことをやってたのですか? 最近「イェイツのヴィジョンとベケットのテレヴィジョン」も読ませていただきましたが、ここにも「テレ」が入りますね。RT @mokamuro ベルクソンなんかもSPRでの講演で大真面目でテレパシーのことを論じていますし。
岡室美奈子 Minako Okamuro @mokamuro 2012年6月22日
拙い論を読んでいただきありがとうございます。ベルクソンは妹が、イェイツも会員だった秘密結社「黄金の夜明」のメイザースの妻で、自身も心霊現象に関心は高かったはずですが、あまり言及されませんね。RT @HAYASHI_twit えっ、ベルクソンがそんなことをやってたのですか? 最近…
野原燐 @noharra 2010年2月9日
ベルクソン「二源泉」読了。 「心霊学」などをトンデモと呼んで切り捨てれば足りるとする風潮をまっこうから否定。 なるほど。確かに科学の一面を恣意的に利用して常識というかりそめの説明体系を作っただけなのに、すでにそれがあるとそれは絶対的なものになる。それはおかしい。
虱阿弥 @hitsuami 2012年10月11日
ノーベル文学賞は文芸賞でもなければ大衆娯楽賞でもなくベストセラー賞でもない。詩や小説や戯曲以外で、これまで史学でモムゼン、哲学でオイケン、ベルクソン、ラッセル、サルトル(辞退)、評論でパス、チャーチル、エリオットが受賞してる。川端も大江も、ましてや村上某が受賞するなど冗談だろう。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 10月27日
人間は洗脳されれば洗脳されるほど、洗脳されることをやめることができなくなる。完全に奴隷になった兆候の一つは、注入された奴隷用の思想はおそろしく重要であって、疑い調べたりすれば、ありとあらゆる惨事を招くことになる、と思い込むことである。 元ネタのB・ラッセルは哲学者で優生学支持者。
ゆきはる @koji_inoue 2011年5月7日
優生学のドン、バートランド・ラッセルとエホバの証人設立者、C・T・ラッセルは甥の関係。彼らは世界の物質的、精神的あらゆるものの破壊を目論むシオニスト(偽ユダヤ)。子宮頸がんワクチンなども彼らカルトが創り出す人口抑制プログラムの一環。だからユダヤの薬は飲むな、塗るな、打つな、です。
シオニストは単なるクリスチャン。偽ユダヤって何ですか?
最初のシオニスト会議がバチカンと密接なスイスで行なわれたのにユダヤ?
キリスト教の伝統思想が反ユダヤなのに?
ドイツのユダヤ教徒が最初のシオニスト会議の開催を反対したのにユダヤ?
ken @kenkatap 2012年11月18日
反シオニストのユダヤ人がイスラエル国旗を燃やす #zionism: http://youtu.be/woKZJ9FqKiI @youtubeさんから (シオニストはクリスチャンだったりします。少なくとも、T・ヘルツルは欧州に同化し、ユダヤの伝統や文化を嫌い、破壊しようとしていたキリスト教徒)
J・ナナミ @pinkglalem 2012年11月10日
@lanekota 大イスラエルはあり得ないです。現在のイスラエルはキリストの時代のイスラエルで、オリジナルの旧約聖書の時代のモノではありません。#シオニスト が #クリスチャン なのは、そんな理由があるのかも...#偽イスラエル
心霊現象研究協会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E9%9C%8A%E7%8F%BE%E8%B1%A1%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A
“心霊現象研究協会(しんれいげんしょうけんきゅうきょうかい、英: The Society for Psychical Research)は、1882年にケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの(フレデリック・マイヤーズを含む)心霊主義に関心のあった3人の学寮長によって設立された非営利団体である。この組織は頭文字をとって SPR と略称される。
「心霊研究協会」と訳されることも少なくないが、本来科学的研究を意味する Psychical Research(心霊現象研究)と、元はその訳語でありながら日本独自に心霊主義的に発展した「心霊研究」とは異なる。
概要
初代会長は哲学・倫理学者でもあったヘンリー・シジウィック教授である。一般に、これをもって超心理学元年と目されている。
協会の目的は、心霊現象や超常現象の真相を究明するための科学的研究を促進することであった。当初、研究は6つの領野に向けられていた。すなわち、テレパシー、催眠術とそれに類似の現象、霊媒、幽霊、降霊術に関係した心霊現象、そしてこれら全ての現象の歴史である。
1885年にはアメリカ合衆国でもウィリアム・ジェームズらによって米国心霊現象研究協会(英語版) (ASPR) が設立されて、1890年には元祖 SPR の支部になった。有名な支持者には、アルフレッド・テニスン、マーク・トウェイン、ルイス・キャロル、カール・ユング、J・B・ライン、アーサー・コナン・ドイル、アルフレッド・ラッセル・ウォレスなどである。
協会は、1884年のブラヴァツキー夫人と神智学協会のトリック暴き(後にこれは協会手続上の瑕疵により、協会としての行動ではなかったと表明)で名をあげ、設立後30年間とりわけ活動的だったが、霊媒のトリックを次々に暴いたりしたため、アーサー・コナン・ドイルなど心霊派の人々が大挙して脱退したこともあった。
主な歴代会長のリスト
1882-1884 ヘンリー・シジウィック、哲学者
1892-1894 A・J・バルフォア、イギリスの首相、バルフォア宣言で有名
1894-1895 ウィリアム・ジェイムズ、心理学者、哲学者
1896-1897 ウィリアム・クルックス卿、物理学者、化学者
1900 F・W・H・マイヤース、古典学者、哲学者
1901-1903 オリバー・ロッジ卿、物理学者
1904 ウィリアム・フレッチャー・バレット、物理学者
1905 シャルル・リシェ、ノーベル賞受賞生理学者
1906-1907 ジェラルド・バルフォア、政治家
1908-1909 エレノア・シジウィック、超心理学者
1913 アンリ・ベルクソン、哲学者、1927年にノーベル文学賞受賞
1915-1916 ギルバート・マリー、古典文学者
1919 レイリー卿、物理学者、1904年にノーベル賞受賞
1923 カミーユ・フラマリオン、天文学者
1926-1927 ハンス・ドリーシュ、ドイツの生物学者、哲学者
1935-1936 C・D・ブロード、哲学者
1939-1941 H・H・プライス、哲学者
1965-1969 アリスター・ハーディ卿、動物学者
1980 J・B・ライン、超心理学者
1999-2004 バーナード・カー、ロンドン大学の数学、天文学の教授
”
西洋魔術博物館 @MuseeMagica 2月3日
本館人名録にアンドルー・ラングを収録。作家、民俗学者として記憶される人物ですが、心霊調査協会SPRの会長も勤めたほどのオカルト通。さらにこの人が収集編纂したいわゆる「12色の童話集」は「術式の宝庫」と称されています。 pic.twitter.com/ZOz2STBqdv
)
・シャーロック・ホームズシリーズの産みの親であるコナン・ドイルは、スピリチュアルのパウロと呼ばれたほどに精力的に活動した。
1925年に国際スピリチュアリスト連盟(ISF)の第二回会議がパリで開催され、ドイルは名誉会長に選ばれた。
三年後のロンドン会議では日本から福来友吉、浅野和三郎が出席し、ドイルの姿を壇上に見ている。
浅野和三郎は英文学者から心霊研究科に転向した人物で、大本(教)に入信している。第一次大本教弾圧の後で脱退し、
1923(大正12)年に心霊科学研究会を東京に設立する。
(子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
「汝、隣人を殺戮せよ」が教義のジャシン教のマークと、コナン・ドイル(メイソン)の『恐怖の谷』に出てくるメーソンがモデルの秘密結社のマークが共に丸に内接する三角。 対象の血液を摂取すると魔法陣(○に内接する△を自分の血で描く)上にいる限り自分が受けた傷を対象にも与える呪術が登場。
ドイルはメーソン。牧野伸顕、F・ルーズベルト、トルーマンはシャーロキアン。善で全知全能の癖に悪魔を創り悪魔を残し悪魔より殺す神という悪魔の変形が宇宙人やスピリチュアルである
シャーロック・ホームズの作者でメーソンのドイルは心霊学好きでスコットランドのエディンバラ出身。『赤毛連盟』でスコットランドの象徴たる赤毛の、メーソンバッジをつけた依頼人にスコティッシュメーソン製の大英百科事典を写させている。牧野伸顕、F・ルーズベルト、トルーマンはシャーロキアン。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya
プラトンのティマイオスにも、カタストロフで、文明が過去に何回も滅びたし、これからもずっとそれを繰り返すだろうとエジプトの神官言ってますけど、地球の文明は周期してますね。黄金時代と暗黒時代のぐるぐる。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya
@kikuchi_8 本気で超古代文明を追求してたので、凄く腹が立ちます。彼らは超古代文明を探求する探求心もミジンコほどもないくせに、規定事実のように語ってくるので、上から入れ知恵されてるのでしょう。
菊池 @kikuchi_8 • 5時間 5時間前
@lakudagoya はい。そういう場合組織としての政治的な達成目標がまず設定され、そこから逆算して、その目標達成に都合がよい「史実」を「構成」しているのだと思います。歴史観の体裁を取った宗教教義みたいなものですね。竹内文書とかもろに。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 5時間 5時間前
@kikuchi_8 歴史学から排除された本当かも知れない歴史をネタにカルトの教義を洗脳するとか悪質ですよね。ほんとエンターテイメントは政治運動の最前線です。パンとサーカスはお上が用意するもの。
エンタメが政治闘争の場というのは、ナチスの開発したものですね。大本勢力の手法はナチスのパクリなのでわかりやすいですよねー。アーリア人を日本人に主語を置き換えるだけでOK。
菊池 @kikuchi_8 • 5時間 5時間前
@lakudagoya はい。「哲学は神学の婢(はしため)」なんていう言葉がありましたが、「歴史探求は政治闘争の婢」という感じですね。歴史を政治目的で熱く語るのは「過去」の真実より「現在」に於いて何か別の目的があるからだと思います。
宣伝戦はナチスの十八番ですね。大本教系の緑竜会という謎の秘密結社に、日本に滞在していた後のナチスの理論家のカール・ハウスホーファーが加盟していたという未確認情報があります。これが事実なら大本が逆にナチスに影響した可能性もあるみたいです。真偽不明ですが。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 5時間 5時間前
@kikuchi_8 シオンの議定書といい、オカルト勢力はなかよしこよしですね。アーリアつながり、英諜報機関の作った神智学。
菊池 @kikuchi_8 • 5時間 5時間前
@lakudagoya はい。ブラバッキー夫人は神智学教義を作り上げるのに英国系のフリーメイソンに接触したようです。この神智学の根幹人種論がグイド・フォン・リストあたりのアーリア至上主義に影響したみたいです。シュタイナーの系列の人智学徒は度々人種差別問題起こしているようですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 5時間 5時間前
@kikuchi_8 あの、ちなみに哲学は神学のはしためって話なのですが、本来究極の思想の自由を目指すはずの哲学がキリスト教の神やら教父文献によって神学のはしためになるようにさせられてて、だから近世以降の哲学はみんな神学の注釈みたいになった。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya そうですね。特定の形而上学的世界観を弁証する「護教」の為の道具に哲学が利用されるようになったと思います。本来はそういう前提を設けずに、実際にこの世界はどういうあり方をしており、人間はどのような存在で、どう生きるべきか、を探求するのが哲学だと思います。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 シュタイナーが暴露してましたが、ブラバキー夫人は女性のメイソンである養子ロッジに入ってたそうです。で、ブラバキー夫人は、ドイツ系ロシア貴族の血統ですよ。ゴーダ家やヘッセンにつながっちゃうかも?妄想ですけど
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya ほうほう。ブラバッキー自身もメーソン結社員だったのですね。おお、ドイツ系というのは存じておりましたが、あのヘッセン家に繋がるとしたら面白いですね。ロスチャイルドと組んで傭兵商売で大もうけしたヘッセン家ですね。ゴーダ家は各国王家に繋がる家系だそうですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 この護教のための哲学というのは、今の大本勢力の超古代文明の探求に似てませんか?またスピが科学と対立するのもかつてキリスト教神学が科学で神を証明しようとしたことの延長線にしか見えません。物質文明とスピの対立ですらキリスト教神学のフレームなんです。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 ぶっちゃけ、ヘッセンやゴーダ家については私の妄想なのですが、ドイツ系貴族ってその可能性あるんでは?またルターかくまって農民暴動起こさせたプロテスタント好きな王様とか胡散臭いです。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya あると思います。欧州の貴族階級は相互に複雑に婚姻関係を結んでおりますからね。石原完爾が称賛したフリードリヒ2世はプロテスタントでフリーメイソンだったと思います。「啓蒙君主」とかまさにメーソン的ですね。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya 大変似ていると思います。浅野和三郎の「心霊科学」はまさにそのフレームだと思います。特定の形而上学的世界観を哲学や科学で証明・補強しようとする営みですね。物質文明から精神文明へ、という標語もキリスト教神学やグノーシス思想の枠組みだと思います。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 こりゃ、グノーシスも含めたキリスト教自体が世界征服を企む伝説の勇者で、あらゆる諸学を極めた魔王が善人な見えまする(笑)でも実は魔王はグノーシスを含めたキリスト教を使って伝説の勇者に世界征服させてるのでしょう。キリスト教異端が沢山あるのもそのためなんです。
だって、ルター家の紋章は薔薇に十字ですよ。まー、ミツバチのマークのステーキハウスのフルールドリスの太陽王のルイ王朝も似たよーなもんなのでしょうけどね。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya 勇者の背後に魔王あり、なのですね。今の正統カトリック教義自体が数あるキリスト教教義の中から他を抹殺することで生き残ってきた一派ですね。抹殺された他派は秘教として西洋の地下水脈となる。この表の流れと裏の流れは表裏一体ですね。それが勇者と魔王でしょうか。
そうなのですか。薔薇十字ってもろですね(笑)一説によると薔薇十字団が近代フリーメイソンの前身だとか。薔薇=ヘレニズム、十字=ヘブライイムズの象徴とか。一神教文明にギリシャ文明をブレンドした西洋文明の象徴で先ほどおっしゃられた神学のあり方に現れておりますね
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 そうなんですよ。勇者の背後に魔王ありです。で、実は魔王を倒そうとしてる勇者が実は魔王の道具としてデザインされた存在で勇者が戦えば戦うほど魔王がほくそえむ。FF3で勇者をたきつけたのは魔王の同窓生ってのが、ヒントなわけです。ラノベにしたいネタですね。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya メーソン教義を盛り込んだというモーツァルトの魔笛のモチーフに通じるものがありますね。善と悪が入れ替わるというか。光の四戦士と闇の四戦士ですね。「闇の四戦士」が悪役という訳で無い所が子供向けとは思えない設定な気がします。魔王=ザンデ、でしたっけ?
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 その通りです。魔王ザンデについては私はギーターのクリシュナのように光と闇のバランスが崩れるときに出現して、大洪水と混乱=人間の間引きを行うのが救世主みたいな、メイソンの悪意のある解釈を感じますね。我は大いなる時とクリシュナはいいましたが、ザンデも時間を止める
時間を止めるのは新しいリメイク版なのですが、時の主はクリシュナですが、シーア派ではマフディーでもありますね。このあたりのアーリアヴェーダ神学の中核がFF3に詰まってて面白いです。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya おお、なるほど。「世の建替建直」だのアセンションだので言う「救世主」概念の原型をご教示頂いた気がします。大本教では、戦争や疫病で人がたくさん死ぬのは「神による大掃除」という気持ちの悪い残酷な神観があるようです。ネタ元を教えて頂いたように思います。
ふむふむ。ギリシャ神話ではクロノスですかね。ゲームのRPGの世界観は神話とか神学、神秘主義の要素がちりばめられていて、興味深いものがありますね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 これは西は黙示録からマフディー論、バガヴァッドギーターなどに繋がる終末論なのですよね。クリシュナちゃんもイエスも剣をもたらしたり、アルジュナちゃんに突撃しろとか命令したりえげつないですよ。シーア派の終末論ですら、多数派のシーア派ですら滅びるのです。
そうそう、クロノスやズルワーンに繋がります。わけわからなくなりましたが、この時間と終末論については黙示録からマフディー論やギーターまで繋がりがあると言いたかっただけです。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya なるほど、ペルシャに源流を持つ終末思想の系譜なのですね。バガヴァッドギーターにも終末思想があるのですね。イエスが「我は剣をもたらすために来た」と言ったというのも、その辺に起源があったと。勉強になります。血と暴力をもたらす思想の系譜ですね。
ご指摘を受けて、その辺の終末思想の系譜を考える貴重なヒントを頂きました。ありがとうございます。血と暴力をもたらす思想の系譜を根源まで辿っておられる分析がお見事です。ペルシャの宗教思想はインドにも流れ込んでいるみたいですね。阿修羅はアフラマズダであるとか。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 そういうことです。だからこれこそが世界の神秘主義の真髄なわけですよ。時と救世主と破壊活動は。恐ろしいですね。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya 確かにそれら全てセットですね。時を支配する者は絶対者を表し、絶対者が送り込む救世主は破壊をもたらす。この世界観的祖型は歴史的に何度も焼増しされ、何度も厄災をもたらしておりますね。破壊と暴力を根源的に止めるには思想を究明・批判する事が重要になりそうです。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 たしか大日如来はアフラマズダーで阿修羅の王。未確認ですが、おそらくインドにユガという占星術的な時間観念をもたらしたのはマギ(マガ)と思います。それが、ギーターのクリシュナの話にまで繋がってユガの終末毎に生まれる救世主ですね。このあたりまで来ると妄想になります
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya 大日如来に関しては「法(真理)」を人格的に表現した「法身」という別文脈がありますが、その「ヴァイローチャナ」という表現自体はアフラマズダから影響受けている可能性あると思います。なるほど、マギとはマジックの語源になったゾロアスター教の祭祀階級ですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 そうなんです。だから、この思想をどうにかしないと、いくらユダヤ人ガーと叫んでも意味ないのわかりますか? よくゲームやラノベでは高位の魔道士はギリシャ哲学的な意味でのヌースのような意志だけの存在になりますよね。この意志と思想が魔王の実態です。てめーはイデアか!
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya ヒンドゥー教に暗黒の時代と光明の時代が交互にくる、という歴史観があるみたいです。その手のナチスの思想家はヒンドゥー教にも影響を受けていて、ヒトラーをカリユガの時代を終わらせる救世主として扱っていたようです。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya なるほど。「純粋な精神体」みたいなイメージですね。人間の世界は概念・観念の体系で規定されるので、ある観念の体系がある限り、それを保持する特定の個人や集団が滅びても、別にその観念体系を信奉する権力集団が出現すれば何度でも同じような事態が生じますね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 そうなんですよね。このヒンドゥーの占星術的な時間観念はインドに占星術をもたらしたメディアのマギたと思います。そこでブラフマーの一日みたいなカルパの観念が生まれたと。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 だからこそ魔王はこう言いますよね「私を倒しても第二第三の魔王が現れるだろう」と。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya なるほど。確か、インドにはパールシーっていますよね。血統主義なので民族化したゾロアスター教徒です。それを考えると、マギの占星術がインドに影響した可能性大きそうですね。日本には宿曜道という形で渡来しています。元を辿るとシュメールの占星術でしょうか。
魔王を生み出す知の体系が存在する限り、魔王は何度でも復活する、ということかもしれないですね。陰謀追求活動で思想的分析にも力を入れてきましたが、思想戦においては「魔王」を生み出し続ける「イデア」と闘っているのかもしれないです。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 そうなんですよ、シュメールの占星術はインド占星術、西洋占星術、宿曜まで繋がるのです。そのパイプ役がメディアのマギですね。
@lakudagoya やはりそうでしたか。シュメールというのもキーワードですね。聖書の元ネタもシュメール神話のようですし。日本シュメール同祖論者もおりますね(笑)
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 でもシュメール占星術が渡来したのはパールシーより前ですね。マギが占星術伝えたのは記録にありますよ。白装束でクスティーという帯をはめてる
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 そうなのですよ。イデアこそが本当の敵で、FF8にイデアさんという魔女がいましたっけ(笑)
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya なるほど。宿曜道の渡来の時期を考えると、逆算してかなり古い時代にインドに流入してたのだと分かりますね。白装束ですか。スーフィー教徒みたいですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 スーフィーにも占星術的なシンボリズムありますね。まー、スーフィーってイスラーム世界のマギの末裔じゃないですか?(笑)バラカという神の恩寵をもたらすのも血筋で血統主義ありますし、このあたりヤジディやらイスマーイール派に繋がりまする。シーア派も占星術の流出世界論
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya スーフォーとマギはイメージ的に似ているような気がします(笑)イスラームにも血統主義の一派があるのですね。イスマーイール派と言えば、アサシン結社の組織構成がテンプル騎士団経由で西洋秘密結社に影響したという説があるそうです。流出論は古代神秘主義の基盤ですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 スーフィーはマギとサドゥーの混合ですよん。まープロティノスやらネオプラトンの人たちがイスラーム世界で流行り、マフディーを中心としたカトリックの天使論みたいな天界流出階層論がシーア派の神学として形成されましたね。血統主義はバラモンもゾロアスターもです。
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya おお、インドの行者サードゥーとマギの混合でしたか。新プラトン主義は初期のキリスト教神学のみならずイスラーム神秘主義の基盤にもなっているようですね。天界流出階層論と聞くと、カバラの神学とも類似してそうですね。アーリア主義ですね。>バラモンもゾロアスターも
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 イスマーイール派って面白いのですよね、呆れるほどにうちゅー論がクリスチャンカバラで(笑)10世紀のカイロのファーティマ朝がイスラームイルミちゃんやってて、天ぷら騎士団やらカタリ派や、スペインのカバリストが影響受けたのモロバレ過ぎて笑えるでせう。
カバラのメシア論って、モロにイスマーイール派のパクリですから笑えます。飛鳥昭雄の超古代のヌッポンのカバラガーとかこいつらにつける薬はない(笑)
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya なるほど。よく考えると、西洋のギリシャ哲学受容ってイスラム圏経由なので、ルネッサンス期に出現したキリスト教カバラがイスラーム神秘主義の影響受けていて当たり前なのですね。耶蘇教思想のネタ元は中東にありですね。後イエズス会のロヨラがスペインの神秘結社に影響を。
へぇ~、そうなのですか。カバリストはプラトンやアリストテレスの哲学に影響を受けているそうですが、イスラム思想経由なのですね。あの系列の人たちの主張はもう完全に宗教ですね^^;思想的系譜に関する知識があると色々騙されないで済むことを再認識しました。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 もう素晴らしいほどドンピシャ解釈ですね。ヌッポンのカバラとか言う人ってイサク・ルーリアやエリエゼルやシャブタイをガン無視するのはなんでよ?
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya その辺のカバリストは10世紀前後以降の思想家達ですよね。日本にカバラがあると主張する人たちは、10世紀よりはるか以前にカバラが渡来していた、とするようですから、時代が全然合わないですよね。だからじゃないですかね^^;>無視
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 うんうん、カバリストはギリシャ哲学的な影響受けてますけど、ストア派のような、でもイスラーム成分もかなーり濃厚なんですよねー。
そうなんですよね。でもカバラはイスマーイール派とイスラーム神秘がないと成立しないんですよ。地理的にもイスラームと西洋の中継地のスペインだし。その流れがポルトガルに保護された天ぷら騎士団とかぶり世界征服へGO!でせうよ。
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya そこが大変勉強になるご教示でした。カバラは猶太教とギリシャ哲学のブレンドと思っていたのですが、イスラーム神秘主義という媒介が存在すると。
イエズス会創設者のイグナチウス・デ・ロヨラは「アルンブラドス派」なる神秘結社に影響受けたそうですね。時代と場所からいってカバラでしょうね。そしてポルトガルやスペインの世界侵略と一心同体なのがイエズス会で。色々繋がってまいります。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 ほんとーに香ばしい限りですね。このあたりのマラーノとイスラーム神秘にかぶれてた天ぷら騎士団利権は想像するだけでワクワク。ただ、カバラとシーア派の関係については私の妄想かもしれないので、カバラについてはフェイド大帝が詳しいかと思います。私はあくまで子供の直感で
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya 素晴らしい洞察であられると思います。思想の系譜を抑えた鋭い分析だと思いました。「アルンブラドス派」はマラーノの結社らしいので、ロヨラがそれに影響を受けたとするとイエズス会も、となり、そこからヴァイスハウプトが出現したのも頷けます。
カバラとシーア派についてヒントをありがとうございます。自分なりに調べてみようと思います。中東情勢とも絡み、シーア派に興味を持っている所でした。以前ご教示くださった「シーア派は理性主義的」というお話も興味深かったです。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 2時間 2時間前
@kikuchi_8 うーんと、シーア派神学全部が理性主義ではないです。その中のホメイニ神学がプラトンの影響を受けた理性主義で、古くはムウタズィラ派ですね。シーア派については、桜井哲子さんの本がお勧めです。シーア派神学はイスラームの中で一番美味いポイントでせう。
菊池 @kikuchi_8 • 2時間 2時間前
@lakudagoya なるほど。ホメイニの神学ですね。ということはイランの正式な神学が理性主義的、ということなのですね。中公新書の本持っております。その方の本かもしれません。再読してみますね。ありがとうございます。イスラーム神秘思想を押えるのを今後の課題としようと思います。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 2時間 2時間前
@kikuchi_8 えーとシーア派の理性主義根が深くて、イブン・シーナーとかイスラームの大哲学者がイスマーイール派の影響受けてます。このあたりのネタは井筒俊彦。ファーティマ朝とイスマーイール派とイスラームのギリシャ哲学大翻訳時代はリンクしてますよ。影響力半端ないです。
菊池 @kikuchi_8 • 2時間 2時間前
@lakudagoya またもやイスマーイール派ですね。アサシン派を調べる文脈でしか着目したことが無かったので、古代中東世界とキリスト教世界を繋ぐ神秘思想として注目しようと思います。井筒さんは大学者ですね。イスラーム神秘思想の一元論についての指摘を読んだことあります。
宗教と科学について-ニューエイジ批判を通しての一考察-
http://www.genshu.gr.jp/DPJ/booklet/001/001_07.htm
“近代意識の裏面としての神秘主義-スピリチュアリズムと神智学-
近代における心霊研究とスピリチュアリズムの始まりを訊ねると、「ハイズヴィルの降霊術事件」という出来事があります。一八四八年の春、アメリカ合衆国 のニューヨーク州ウェイン郡ハイズヴィル村に住むフォクス姉妹は、期せずして霊界通信の方法を発明しました。この通信の方法は、「霊魂」が叩く音を、一打 がA、二打がB、三打がC-とアルファベットに翻訳する簡単なモールス信号だったといわれます。この降霊術は、現実の電信網によりアメリカ全土に伝えら れ、こうした降霊術の集まりが各地で催され驚異的なブームなり、またたく間にヨーロッパ大陸も席捲したといわれます。
その後に組織された全米スピリチュアリズム連盟が採択した定義によれば、スピリチュアリズムとは「霊能者が霊界に住む者たちとの交信によって一般に提供 した事実に基づく科学、哲学、宗教」であると述べられています。その中での科学とは、霊現象を調査・分析・分類する実証主義であること。哲学とは、その科 学的成果に基づいて霊界・人間界・自然界に通ずる法則を思索すること。そして宗教とは、その全体が神のみ業であるという信仰に至ること、を指しています。 ここでなにより第一義に置かれているのは、まず心霊現象が、近代の知の基本構造を規定する「実証主義」によって、実験的に科学的客観性を証明されたという ことにあります。
しかし、この「実証主義」を含むところに、近代スピリチュアリズムの逆説があります。もともとスピリチュアリズムとは、近代が否定してきた霊現象という 不可視なもの・非現実的なものを求める反近代的な性格を持っているのですが、科学的客観性を求めるあまりに、否定すべき近代社会の基盤をなしている実証主 義によってしか成立しえない立場に立ってしまった、といえるのです。そもそも事のはじめからスピリチュアリズムには、モールス信号と霊界通信の対応のよう に、近代科学や近代社会の陰画としての、いわばサブカルチャー的な性格がありました。
こうしたサブカルチャーとしての性格は、現代ではコンピューターと脳の対応として捉えられるでしょう。例えばオウム真理教では、人間の脳をハードディス クのように見て、悪いデータを消して良いデータに入れ替えることが簡単にできると考えていたようです。身心機能を徹底的にテクノロジーの対象と見た、いわ ゆる洗脳ですが、薬物等である程度そうしたことが可能であるとしても、そのデータ主義による修行の結果出来上がるのは、ロボトミー化された成就者でしかな いといえるでしょう。オウム真理教の宗教科学観については、また後でふれます。
宗教を科学であると主張するもう一つの流れとして、オウムの教義の中心にも取り入れられている神智学があります。神智学は、ロシア生まれの霊媒師でチ ベット山中において教義を習得したとされるヘレナ・ペトロヴァナ・ブラヴァッキー夫人と、心霊術研究家として広く名声を博していたヘンリー・ステル・オル コット大佐の出会いから始まりました。一八七五年に二人は、当時流行していた霊の物質的顕れを探求する心霊主義と袂を分かち、神智学協会をニューヨークに おいて設立しました。神智学協会設立当時の多くの神智学者は、十九世紀の末期を新しい「霊的覚醒」の時代であるアクエリアス(水瓶座)の曙として、つまり 新時代(ニューエイジ)と考えていました。意識の霊的進化によって地上天国が実現する新時代は、彼らにはすぐ近くだと思われていたのです。ですから、ヒッ ピームーヴメントから始まる二十世紀のニューエイジ運動は、まったくのリバイバルといえます。*6
神智学の教義については、「科学、宗教、哲学の総合」という副題のついたブラヴァッキー夫人の主著といわれる「シークレットドクトリン」などがあります が、「神智学大要」(たま出版)によってその概要を見てみますと、神智学とは意識の進化としてのヨーガを近代において再発見し、「カルマと転生の思想」を 復活させ、これを新たな「意識と生命」の思想として西洋思想の中に位置付けたものであることがわかります。神智学では、宇宙を、物質界・アストラル界・メ ンタル界・直観(ブッディ)界・大霊(アートマン)界・モナド界・神界の七界層に分けていますが、これはヨーガでいう七つのチャクラをへて上昇する意識の 階梯化と同じ分け方です。神智学は、こうした霊的覚醒の修行の階梯を世界の各宗教に当てはめることによって、次のように世界の諸宗教を統一する原理を説い ています。
無数の星辰を擁する宇宙は意識ある大生命の顕現である。この唯一大生命、この宇宙神(ロゴス)は常に一体者(ユニティ)である。しかし宇宙にエネルギーを与えるにあたって、宇宙神は三位一体としての、三様の働き方をする。
この宇宙大生命は、キリスト教のゴッド、ヒンズー教のイシュヴァラ、ゾロアスター教のアフラ・マズダ、回教徒のアッラー、そして神智学徒の宇宙ロゴス、となる。
(「神智学大要」たま出版)
このように神智学においては、霊的覚醒をめぐって密教・ヒンズー教・キリスト教など渾然一体の思想が展開されるわけです。意識の至高点である「神人」を 想定した霊的ヒエラルキー構造の内に全ての宗教を位置付けるというこの構図は、トランスパーソナル心理学の理論家ケン・ウィルバーや、あえて上げればキリ スト宣言における麻原彰晃も採用しているのですが、ここで注目しておきたいのは、神智学の「宇宙は意識ある大生命の顕現」「唯一大生命」という世界観で す。こうした永遠にして一なる大生命を宇宙の本体とみる世界観は、大生命の思想として日本の新宗教の世界観に共通して見られる生命主義的世界観です。
では次に、こうした西洋神秘主義の流れがどのように日本に入ってきたかを見ていこうと思います。(「世界神秘学事典」平河出版社等を参照)
三、西洋神秘主義の日本における受容
日本における神智学の受容は、ブラヴァッキー夫人の協力者であったオルコット大佐の力に依るところが大きかったといえます。神智学がヒンドゥ教や仏教に 傾斜したことはすでにふれましたが、オルコットは一八八二年セイロンで仏教徒になる改宗を行い、その後「仏教の教理問答」(A Buddhist Catechism)を書いて多くの仏教徒と接触をしています。この著書は、一八八五年(明治十八年)敬虔な仏教信者であり京都中学校長であった今立吐酔 により「仏教問答」として訳出されて、日本の仏教徒に影響を与えています。その後の明治二二年にオルコット大佐は、水谷同朋などの仏教徒や心霊研究家たち によって日本に招かれ、神智学を紹介しています。その反応としては機未だ熟さずといったところだったようです。表立ちはしませんでしたが、オルコット自ら 紹介した神智学の影響は仏教や神道系霊学に確実に広がっていったと推測されます。
再び心霊研究や神智学が本格的に受容されるのは、明治末期ごろになります。一九一〇年(明治四三年)高橋五郎は「心霊万能論」の中で神智学にふれて次のように述べています。
「神智会は、露国婦人ブラバトスキを祖師として、妙智の造語を喋々し、印度に、合衆国に、幾多の新聞雑誌を有して、其神秘的交感を宣伝しつつあり。 ――旧来の霊智(神智)主義を参酌し、仏教を加味して、米国に創立せる者に係る、米人オルコット之を印度に唱えて、亦勢力あり。人皆以って神たり得べし。 吾人は皆可能的の神の神(potential gods)なりと主張す。多少の観るべき教義も亦少なかるざるが、其創立者ブラバトスキの自から交霊的媒介たりし事あるにも拘はらず、交霊術(スピリチズ ム)を排斥して、虚妄と為すを主義とす。」(傍線は筆者)
この文章は、続いて交霊術を要素とする心霊思想家・高橋五郎の立場から、交霊術を排する神智学の見解を独断と非難しているのですが、神智学の主張を「人 皆以って神たり得べし。吾人は皆可能的の神なり」とまとめているのは正鵠をえているといえます。この言葉は、仏教においては「可能的の仏」としての「仏性 論」と重なり、神道においては「神人合一」の神秘体験となるわけで、日本の宗教土壌において「吾人は皆可能的の神」という思想はさほど抵抗なく受け入れら れたと思います。
むしろ、神智学のもう一つのキーワードである「カルマと転生の思想」の方が、仏教思想として既に知られていたとはいえ、新鮮な衝撃を与えたのではないでしょうか。
というのは今昔物語や法華験記にみられる日本における転生思想は、その後の浄土教による往生思想や、沙婆即寂光・草木国土悉皆成仏を説く本覚思想や、常 世の国という日本固有の浄土観念によって、隅に追いやられていたと考えられるからです。もちろん因果応報と業の観念は根強くありますが、カルマによる輪廻 転生は、「死ねば皆ホトケになる」という通念が広まる中で忘れ去られていたといえるでしょう。現代にいたってもニューエイジや新新宗教に見られるように、 「カルマと転生の思想」が新鮮に受けとられるのは、この思想が日本近代において再び輸入された近代思想であるからにほかなりません。
神智学が近代の思想であるといえるのは、例えばチャクラによって意識の進化がなされる事を説く際にも、古代の神智によって諸宗教を統一する世界認識を説 くのにも、その説明の仕方としては、近代科学の成果を取り入れた科学的概念を用いてなされていることからも見て取ることができます。
日本における西洋神秘主義受容の歴史に戻りますと「近代スピリチュアリズム」が日本に本格的に移入されたのも明治四〇年代になってからで、日本が日露戦 争に勝利して欧米に追い付いたという意識を持ちはじめた一九一〇年代です。ちなみに一九一〇年の明治四三年には大逆事件が起きています。このころから大正 十二年の関東大震災まで、洋書の輸入と翻訳が盛んに行われており、例えば第一次大戦後に欧州で起こったシュールレアリズムなどの芸術運動も間を置かず紹 介、翻訳されるなど、当時の日本の人々は今日でも驚くほどリアルタイムに世界の文化状況を生きていたといえるのです。こうした状況を背景にして、大正教養 主義、大正デモクラシー、大正モダニズム、そして大正生命主義といった文化傾向が成立しました。
宗教社会学者の西山茂氏は、近現代において日本資本主義が発展のピークを迎えた後に、神秘・霊術ブームがおこり霊術系新宗教が台頭するという時代サイク ルがうかがえる、と述べています*7。その一回目が、富国強兵の近代化が一段落した明治末から大正にかけてで、「千里眼ブーム」から始って大本教や太霊道 が台頭した時期です。そして二回目が、高度経済成長後のオイルショックから現在にいたる、超能力・オカルトブームと霊術系新宗教、新新宗教の台頭の時期と なります。この反復する時代背景という分析は興味深いのですが、今は次に取り上げる大正生命主義が、一回目の神秘・霊術ブームと重なることを確認しておき ます。
明治四二年にはオルコット大佐の招聘者の一人である平井金造の「心霊の研究」、明治四三年には先にふれた高橋五郎の「心霊万能論」、大正元年には平田元 吉の「心霊の秘密」がそれぞれ刊行されています。こうした欧米レベルの超常現象研究を背景に、明治四三年から東京大学助教授の福来友吉博士らが、欧米を手 本にした本格的心霊現象研究に乗り出してきます。透視を巡るこの実験はセンセーショナルな話題となり、いわゆる「千里眼ブーム」を引き起こしました。福来 博士の実証主義による超常現象の科学的証明は、現在でもそうですが、アカデミズムに受け入られることなくに学職を辞すこととなります。福来はその後も、月 の裏側を念写する三田光一という被験者を得て、その研究成果をスピリチュアリスト国際学会などで発表し続けました。
また、一時大本教に身を置いた浅野和三郎は、心霊現象の事実はすでに当然のこととして受け入れ、それをいかに科学的に説明できるかを考えました。浅野 は、「日本の神道は、日本に現れたスピリチュアリズムで、古来世界に出現した数ある教義の中で、日本の古神道ほど、二十世紀のスピリチュアリズムと、多く の肝要な点に於いて冥合するものは恐らくありますまい。」と述べています。ここで注意をしなければならないことは、浅野のいう「日本の古神道」は二十世紀 のスピリチュアリズムの眼鏡を通すことで、新たに見出されたものであるということです。つまり、古神道といっても日本の近代以前の古神道ではなく、近代ス ピリチュアリズムによって再生(あるいは捏造)された古神道だといえます。このことは、古来からの伝法を標榜する新宗教の教義についても同様にいえること です。ともかくも浅野は、スピリチュアリズムを神道に投影することにより、神道の科学化を試みたのです。浅野和三郎は、やがて日本の心霊研究の中心となる 「心霊科学研究所」を大正十二年に設立しました。
このような神智学・スピリチュアリズムの受容は、大本教をはじめとして当時の新宗教における霊界観の形成にかなりの影響を及ぼしたといえます。宗教学者 の対馬路人氏によりますと、新宗教に共通する霊界思想とは、宇宙を目に見える現界と目に見えない霊界に分けて、現界をこの現世の物質界とし、霊界を神々や 死者や霊魂が充満する霊的精神界と見て、その交流と影響関係を考える思想、ということになります*8。つまりスピリチュアリズムと同じく霊界と現実界との 交流です。その関係をみると、現象界は霊界の影と見る霊界優位の「霊主体従」型ですが、しかし、霊界の存在も正邪の差はあれ霊的な生命エネルギーを実体と するのですから、広くいえば一元的な宇宙生命内における霊と物質の二分化としてとらえることが出来るわけで、霊界思想は広くは大生命の思想に含まれるので す。ここに神智学の「宇宙は意識ある唯一大生命の顕現である」という思想を重ねて見ることができます。こうした西洋神秘主義の影響を受けての上で、「大生 命の思想・霊界思想」という新宗教の教義に共通する世界観が形成されていったと見ることが出来るでしょう。
次に、大生命の思想形成の土壌ともなった大正生命主義についてふれ、科学と宗教の問題に入っていこうと思います。
四、大正生命主義の諸相
鈴木貞美氏が提唱して定着しつつある大正生命主義という用語は、「要するに(従来言われていた)大正教養主義は、広く哲学や芸術を吸収した文化的人格を 形成するという思想傾向にとどまるものではなく、その底に普遍的な生命の発現こそが文化創造の原基であるという思想をもっていた」ので、大正期の思想界で は「生命」の語がスーパーコンセプトの役割を演じた、ということから名づけられています*9。従って、当然ながらその適応範囲は広すぎるほどなのですが、 鈴木氏はその思想的要素を次のようにまとめています。
東洋的生命観(特に道教的老壮思想的なそれ、またそれらと仏教的・儒教的な生命観が集合したもの)が受け皿となり、キリスト教スピリチュアリズム系 の思想が受容され、そこに、ショーペンハウエルやニーチェ、トルストイらの生命思想が加わってゆく過程があり、一方実証主義の動力線が「内部の自然」の観 念を定着させ、そしてヘッケルの生気的生命一元論やドイツ観念論心理学などの受容が重なり、思想的な前史がつくられた。そこに、進化論や遺伝学の影響を受 けた「生物学主義」ともいうべき、ベルグソン、ジェイムズ、デューイ、オイケンらの二十世紀哲学が流入して形成されたもの、ということが出来よう。
(「大正生命主義、その前提、前史、前夜」大正生命主義と現代 P七六)
まさに思想の坩堝の様相を呈していますが、こうした西欧諸思想を融合していく受け皿としての東洋的生命観に注目する必要があります。この東洋的生命観と は、生死一如の生命一元論に通じ、また草木国土悉皆成仏のアミニズムを説く「本覚思想」*10であるといっていいでしょう。汎神論的生命の横溢をのべる生 命主義にとっては、西欧のキリスト教的思想土壌よりも、むしろアミニズムに通じる本覚思想の土壌のほうが習合しやすかったといえます。神智学やスピリチュ アリズムの受容においても見てきたように、西洋神秘主義の宇宙即生命と見る生命主義的一元的世界観を受け入れる受け皿として、沙婆即寂光、生死即涅槃、久 遠即今とする本覚思想の絶対一元論があったことは間違いないでしょう。
こうした日本的融通無碍ともいうべき本覚思想の土壌の上に、欧米の神秘主義、実証主義科学、実験心理学、生物主義哲学などの翻訳文化が、習合・混在して 大正生命主義とよべるような思想的様相を呈した、と考えられます。大正期の新宗教ブームも、当然にこの生命主義の影響の中にあり、そこから大生命の思想や 霊界思想としてまとめられる世界観を発達させてきたといえます。そして、この生命主義の思潮においては、精神現象も科学的に解明されると考えられていたの であり、宗教・科学・哲学の統一がいわば科学万能の名の下に意図されていたといってよいでしょう。
この宗教と科学の融合を計る試みは、一九八〇年代にブームとなったニューエイジなどの新たな生命主義的思潮において再び反復しました。鈴木氏は、七〇年 代末からのニューサイエンスなどの翻訳文献より始まるこの流行を、八〇年代生命主義と名づけています。このこの八〇年代生命主義の思潮を受けて、「真の宗 教は科学である」とするオウム真理教や、幸福の科学などの新新宗教がでてきました。今回(一九九四~九五年当時)、教学の現代化プロジェクトが日蓮教学の 現代化を試みるに当って「宗教と科学」をテーマとしたのも、こうしたブームの様相を受けてのことでした。したがってオウム事件以後はなおさらに、このポス ト・モダン的ともニューエイジ的とも呼ばれる生命主義的思潮をどう捉えるかが問題となるのです。
前述の「大正生命主義と現代」の中で、森岡正博氏は「生命主義は一般的にいって、ロマン主義への自閉傾向を本質的に持っているのではないか(八〇年代生 命主義とは何であったか・P二六七)」と指摘しています。「ロマン主義への自閉的傾向」とは、いいかえれば、自分の夢(ロマン)に浸ったままに自我を肥大 させ、自閉した妄想を現実と取り違える危険性とも言えるでしょう。自分達とは異なった「他者」との交流を考慮しない、いわば他者性不在の閉鎖的な共同体に ついての危惧を指摘していると思います。
いわゆるニューエイジや新宗教の思想は、「他者性」を落としたところの個我から出発して、個を捨てて一なる宇宙意識や大生命にいたる霊的進化をすすめま すが、傍目からみればその一なる宇宙意識や大生命が、そのグループ(共同体)のみで通用する我が儘勝手なグルであったり教祖であったりするのです。こうし た閉鎖性をもつ生命主義への危惧について、鈴木氏は「大正生命主義と現代」の後書きにおいて、その全体論(ホーリズム)の危険性にふれて次のように述べて います。
しかし、世界が、二度目の熱い戦争に向かったとき、このホーリズムは、全体主義(トータリズム)と結合した。ナチス・ドイツではエコロジカルな政策 も展開されたが、それを支えたヘッケルの理論は、人種間の優生学という思想をもっていたために、ユダヤ人の虐殺にも根拠を与えた。ホーリスティックな生命 観は、悠久の生命に生きる「日本民族の大義」とも決して無縁ではなかった。生命観のホーリズムが国家や社会や民族などのトータリズムと結合したときの危険 性を、これらの歴史的な事件はよく教えてくれる。二一世紀に向けて、新たな生命観が問われる今日、われわれは、二〇世紀の生命観とその発現のしかた、そし て、その行方について、さらに検討を重ねる必要があるだろう。
(大正生命主義と現代 P二九五)
「人間は皆相身互い」といった相互扶助の強調の下に、平等や博愛を保証するかに思えるホーリズムが、政治的全体主義へと転化し極めて差別的に機能してし まうということは、確かに歴史の教えるところでしょう。生命力の賛美にしても両刃の剣であり、戦前の「近代の超克」を巡る論議にみられたように、「『戦争 は歴史の最もヴァイタルな力』、『総じて近代が行詰まったところに総力戦がある、つまり総力戦は近代の超克だ』(「総力戦の哲学」一九四三年中央公論一月 号)」といって戦争を歴史の生命力の必然として位置付け、破壊の肯定につながっていったという苦い経過もあります*11。こうした危惧は、生命主義だけに 限っての問題ではありません。仏教の縁起観にしても通俗的に相依相関のホーリズムと捉えられていることを思えば、再び戦前のように、仏教が教義的に戦争を 支援する可能性は大いにありえるといえます。ですから、仏教の縁起観を量子力学に結び付けて全包括的な世界観を提起したF・カプラをはじめニュー・サイエ ンスやニューエイジの思想においては、特にこの危険性を考慮する必要があるのです。
スピリチュアリズム・神智学・大正生命主義の検討を通して、現在のニューエイジや新宗教に共通する生命主義的世界観、とくに科学と宗教の統一を説く教義 のルーツを見てきましたが、そこに一貫して見て取れることは、近代化に対抗しつつ現れた大いなる力への欲求であり、無限の可能性を秘めた生命力への渇仰で あり、生命主義(ヴァイタリズム)の信仰といっていいでしょう。”)
冬草夏虫 @tousoukachu 2014年2月2日
熱海のMOA美術館は母体が『世界救世教』というネーミングが直接的すぎる仏教系の新興宗教で、いわゆる『手かざし』で医者や医薬品を否定する教義で有名。 他にも農薬や化学肥料などを否定していて、新興宗教にありがちなキチガイじみたロハス成分が見られる。
(世界救世教=大本教派生のキリスト教に見え難いキリスト教)
wikipedia bot スマホ対応版 @WikiBot_SmaPho 6月14日
手かざし http://goo.gl/kd90us 手かざし(てかざし)とは、人の体の患部に手をかざし、その手から発せられるという霊的な力によって心身を治療しようとする技法を使った宗教行為。世界救世教の創始者・岡田茂吉が昭和時代前半に開発したと言われ(世界救世教では、...
bstr @hed1972 8月6日
<思考メモ>:キリスト教→ニューソート運動→自己啓発。キリスト教文化のない日本で、米国経由の自己啓発書を読んで実行することは、根本的に無理があるのではないかという疑問。例:箱から脱出する~~、ミッション、などなど。
使える!タメになる心理学 @tukaerusinri • 3月27日
占い師が使うテクニックのひとつ 『バーナム効果』 誰にでも当てはまるような どうとでも取れる事を 自分だけに適用される 極めて正確な内容だと 思い込んでしまう心理学的な現象の事 占い師や詐欺師たちに騙しのテクニックとして利用される
Dr_Frunk @Dr_Frunk 2012年3月13日
これあってんの? RT @ElCantare_OR:
幸福の科学
=エル・カンターレ
+GLAの教義
+高橋信次のイタコ(異言)
+谷口雅春の光明思想
+出口王仁三郎の霊界物語
+生長の家の書籍販売能力
+阿含宗の派手な宣伝
+創価学会の会員制度
RISHU @Rishu_jpn 2011年9月29日
こ こ最近、今まで避けていたキリスト教のニューソート派やニューエイジ運動の思想(これらは怪しい自己啓発セミナーや新興宗教が営利目的で都合良く拝借して いる)について自分なりに勉強してみた。驚くほど密教のパクリでしたというオチ。西洋の人間より、遥か昔から気づいてたんだなぁ。
MarkWater @MarkWater 2012年4月29日
@Ikazuchi_maru 恐るべしニューソート、恐るべしキリスト教。人類の奴隷化を肯定して為政者や搾取者に貢献する宗教よ…
人気のアカウント @orange21 2008年10月9日
D. カーネギーを人に勧めるのにどうすればいいのかわからない。キリスト教やニューソートの文脈の事や、基本的に自己啓発本だという事を話さえしなければ彼ら はタダたんにありがたがって読むとおもうんだが。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm4760086
林貞年 催眠術のかけ方 @h_sadatoshi_bot 2012年7月15日
患 者の頭上に手をかざすだけで病気が治るという「パッス法」。これを広めた19世紀の医師アントン・メスメルについて。彼はこう言います。「この宇宙には動 物磁気というエーテル体が満ちていて、特別な力を持つ伝達者のみがあやつれる。そして伝達者からこの動物磁気を送られた患者は病気が治る」と。
ゆりぽん @33nikukyu 2013年4月12日
へ~~初めの催眠術って「動物磁気」って呼ばれてたんだ~!『催眠が、西洋で医学的に用いられるようになったのは、18世紀の事である。当時は動物磁気と呼ばれた催眠術を、自在に操った最初の人物は、ウィーンの医師、アントン・メスメルである。』だって。へ~へ~!
井上太郎 @kaminoishi 11月26日
世 界救世教、箱根にあるMOA美術館で有名。不敬罪で有名な大本教からわかれました。心霊術と指圧で医師法違反で検挙もされた宗教です。さらにここから 別れたのが世界真光文明教団と崇教真光です。手かざしで病気を治すらしいですが、石原伸晃自民幹事長が信者です。父親の慎太郎氏は霊友会です。
白江 Shirae @ttt_cellule 2013年9月4日
ダー ントン『パリのメスマー』では、フランス革命以前にルソーの社会契約論が急進思想として周知される媒介を果たしたのがメスメリズム信奉者である医者や知識 人、民衆だったとか、メスメルの磁気流体論によってルソーの政治思想、教育思想が根拠づけられたとして読まれていたとか指摘されているらしい
神様 @triumphkamisama 2013年8月14日
催眠術心理学シリーズ②いきますね。 信仰宗教には、よく頭に手をかざしたりすると病気が良くなるとかっていうのがありますよね。 これって実はアントンメスメルって19世紀の医者が考案して今は催眠治療で使われているパッス法っていう暗示の技法。
メスメルは、これを「動物磁気」が手から出て症状を消すという暗示をかけて治療したらしいですが、今では催眠治療で取り入れることがある有名な技法らしい。 そう考えると、宗教って催眠術を学んだ人にとっては、あ、あの技法使ってるって全部わかっちゃうんでしょうね。
そういえば、「そ〜」の「い〜」って人は、マジシャンなら誰でも知っている透視マジックを信じの前でやって、法力を顕示していたらしい。 マジックも心理学や催眠術の応用なので、宗教団体のやっている技術との共通点は満載ですね。
マンダラ的な図形や像を凝視させてお経なんかを唱えさせたり、その時にお説教(暗示)を入れたりするのもジェームスブレイドって人が考案した凝視法。人 間、一定の時間ストレスを与え続けるとトランス状態に入り込んで暗示を受けやすくなるんだけど、これは目の疲労を利用した催眠術。
目の疲労って脳と直結しているから催眠状態に利用しやすいんだって。催眠術で強い光や振り子を凝視させたりするでしょ。 本を読むと眠くなるってのもあれね。でもその本が面白ければ、トランスって眠いの方向に行かずに集中っていう別のトランスに入って余計眠れなくなるから要注意。 ゲームもね。
読書やゲームにどっぷりはまっている状態ってトランス状態にそのもので、単に集中している状態は日常意識変性状態っていう軽いトランス。熱中してるのが意識変性状態で催眠に入る寸前。 人の呼ぶ声が聞こえなくなったり自分で切り替えが困難になると「忘我」っていうもうバリバリの催眠トランス状態。
(創価学会=日蓮風キリスト教の池田大作かな?
寸止め陰謀論者は創価の母胎の大日本皇道立教会に言及しない)
topaz0028 @topaz0028 3月22日
大日本皇道立教会は、南朝を正統とし、その皇道に沿った教育を行う趣旨の元で、1911年に創立された。中山忠英(父親は中山忠光)が初代会長に就任し、大隈重信、一木喜徳郎、牧口常三郎、戸田城聖 後には児玉誉士夫も加入。 後に、大日本皇道立教会を母体として、創価教育学会が創立された。
土方 久元 - sagegroup 大正10年京城日報社社長。門下に 創価教育学会創立者、牧口常三郎。創価学会創立 者、戸田城聖氏がいます。 昭和20年6月25日死去。 中山 忠英. ・大日本皇道立教会初代会長 ・天誅組首謀者・中山忠光の遺児。 大正5年7月16日死去。
風の子 @makeanovel 3月2日
統一教会はCIAのための直属の集金カルト
国家神道の設立と、それらと調整する役&実行部隊としての日蓮宗、そして南朝のための教育機関(つまり神道の天皇)から、創価学会は生まれた。起源が大日本皇道立教会
日本の多宗教文化の裏の真実
http://www.mkmogura.com/blog/2013/09/1/1389 …
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 2月10日
猫太”とある魔術ってあれ、かなり耶蘇教が強くて嫌いなのですよねー。とある魔術は英国国教会の耶蘇教の暗躍をみてるような、そんな暗躍を感じます。まだニノ国が耶蘇教臭くない。まあ創価ですが”
創価の母胎は大日本皇道立教会=キリスト教製の偽皇室。
創価はキリスト教(聖教)と偽天皇の手先。
た○し @meets_tak 1月24日
以下、島田裕巳著『創価学会』(新潮新書)より引用。第一章 なぜ創価学会が生まれたのか (P29)から。 pic.twitter.com/lviTxsGBtf
しかし、牧口の場合、宗教として元々親しんでいたのは、日蓮正宗ではなかったし、仏教でもなかった。北海道尋常師範学校は札幌にあったが、札幌には、内村鑑三や新渡戸稲造といったキリスト者を生んだ札幌農学校があり、キリスト教プロテスタントの伝道の拠点であった。
牧口自身、「苦学力行の青年期に敬愛し親近した師友は、大概基督(キリスト)教徒であった」(『創価教育学体系楩概』)と述べている。 (引用は以上)
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 1月28日
@meets_tak 創価学会の母胎は #大日本皇道立教会=キリスト教製の偽天皇系組織。 #sagegroup=紐付き陰謀論者の巣窟の母胎も大日本皇道立教会。 創価の表層を叩かせるのは、偽皇室とキリスト教が陰謀論業界のボスであり、創価とsagegroupを作った黒幕なのを隠す為。
ムスカ@経理 @muska_keiri 2011年1月24日
ちなみに日本におけるボーイスカウトは1908年に駐ベルギー日本大使だった秋月左都夫により報告されて以降じょじょに広まり、1922年に後藤新平(台湾の発展や関東大震災の復興に尽力した人物)を初代総長としてボーイスカウト日本連盟が発足しております。
レオナルドTA○◯SHI @meets_tak 1月3日
秋月 左都夫
・(1858~1945)
・大日本皇道立教会第三代副会頭
・明治17年7月、司法省法学校卒、法学士、司法省御用掛。明治24年外務省政務局勤務。三島通庸の長女園子と結婚。明治28年帝国大学にて国際法を講義。 pic.twitter.com/LoD9WBjh0l
ken @kenkatap 2013年12月24日
池田大作のルーツ「池田家の墓」真言宗の寺(密厳院)に建てられている 【NEWSポスト http://www.news-postseven.com/archives/20111226_77219.html …
▼日蓮宗には、他の仏教宗派を厳しく指弾した四箇格言という有名な教えがある
▼池田家の人びとの遺骨は、日蓮が「亡国」と言った真言宗の寺に葬られている
ken @kenkatap 10月28日
生まれた時は真言宗智山派@汚腐乱巣派だった池田大作の墓@高尾 【匿名党 http://tokumei10.blogspot.jp/2014/10/blog-post_678.html …
▼大森は池田氏の生誕の地
▼父が密厳院にお墓を建立 ▼池田家のお墓であるが、奇妙な点がある
▼実は真言宗智山派の寺院
▼池田氏らが日頃、邪教としている異宗徒の墓地
J・ナナミ @pinkglalem 2014年1月8日
@junjihattori @morumonkyou モルモン教会は元々クリスチャンに改宗しないネイティブアメリカンを取り込むために造られたインチキカルト。だから、「日ユ同祖論」のよーな奇妙な説を唱えています。奇妙なSEXカルトも、このモルモン教から派生しています。
FLDS(モルモン系SEX教団)に限らず、モルモン教は、性犯罪とマルチ商法で有名な宗教です。ユタ州は別名「マルチの聖地」。
日本ではキリスト教に改宗しない人たちを取り込むために #天理教、#金光教、#大本教 というカルトが幕末から明治にかけて造られました。中でも大本教は戦前の様々なテロに関与している凶暴なカルト。#創価学会 はこの大本教の最初の分派
日蓮は曼荼羅の代わりに、帰依する菩薩名を書いた掛軸を残してて、「本尊」というらしい。この菩薩たちはゾロアスター教由来。真言宗も天台宗も密教があって、秘めた教典の意味ではなく、ミ(ミトラス)の教えの意味の当て字
ゾロアスターから派生した太陽信仰がミトラ教で、アジア地域からオリエント世界まで行渡ったンですが、ローマでバアル教と習合してキリスト教と言うカルトが生まれ、コレがローマの国教になると、ゾロアスター・ミトラ教を弾圧・駆逐しはじめた
日本の文化のほとんどが、ペルシャの影響を受けています。正倉院の宝物もペルシャ。キリスト教はミトラ教をモデルにしているためにゾロアスター教に似せてユダヤ教を作りました。聖書はアヴェスターにシュメール神話をトッピングした盗作。
古代のセム語族はフェニキア人、アラム人、ヘブライ人。この三つをミックスして創作されたのが聖書の中のユダヤ人。実在の民族ではありません。聖書の神は残忍でコレを信仰するユダヤ人を糾弾することで、ゾロアスター教を貶めたのです。
戦国時代にイエズス会がキリシタン大名を使って仏教徒を虐殺していたのは、それらの仏教徒が、実は仏教を偽装したミトラ教徒だったからです。
黙示録か何かで、イエスは、自分を「明けの明星」と呼んでる。ラテン語の「ルシファー」だと言ってるワケ。意味はわかりません。なぜなら、聖書や福音書は、色々な神話のトッピングだから...
knznymmmy @knznymmmy 12月11日
神道修成派の教庁は杉並区松庵。幸福の科学の総合本部が一時杉並区松庵に置かれていた。大川隆法(中川隆)の父で善川三郎(中川忠義)はGLAに籍を置いていたが生長の家に。生長の家に池田大作氏も傾倒。生長の家の谷口雅春氏は大本の出身。 大本の聖師出口王仁三郎は御嶽教で免許を授かっている。
神様 @triumphkamisama 2013年8月14日
催眠術心理学シリーズ③ 催眠術というと宗教の洗脳とかのある意味怖いものもあれば、例えば腕の良い営業マンや、いわゆる大人としての対応ができる人なら普通にやっている技術が実は催眠術の応用だったりすることも多い。 その一つがチューニング法と言って、相手の動作や口癖を真似る方法。
相手に気がつかれないように、呼吸のリズムを合わせたり、感情を合わせたりする。相手が怒っていたら一緒に怒ってあげるとか、落ち込んでいたら落ち込んだ 態度をとる。みんなが怒ったり落ち込んでいるのに自分だけ楽しそうにしていたら空気が読めない人ってことになるから当たり前のことなんだけど…
これをうまくやれば相手にこちらに暗示が入り込みやすくなるから、営業で契約をとったり説得したりが容易くなる。仕草や口癖、声の高さや感情表現を相手に 感づかれない程度に真似て同化することによってこちらの話や暗示を相手にも同化させてしまう。これをチューニング法とか、メタファーなんて言う。
神様 @triumphkamisama 2013年8月15日
催眠術心理学シリーズ④ ブラセボ効果って知ってますか? 精神医療でも用いられる偽薬に効果ですがこれって実はすごいんです。 アメリカで悪性腫瘍の患者に実験をしたらしいんですが、手術で実際に腫瘍を摘出した患者より、切って閉めて実際は腫瘍を切らなかった患者の方が予後が良かったとのこと。
(それって腫瘍をとったせいで予後不良になったの?)
神様 @triumphkamisama 2013年8月18日
催眠術心理学シリーズ⑤ 吊り橋の理論って聞いたことありますか?ゆらゆら揺れる吊り橋を渡りながら橋の向こうにいる女性のところへ行くと、吊り橋が揺れる恐怖でドキドキしているのに、彼女を見てドキドキしているのだと勘違いしてしまうというものです。
神様 @triumphkamisama 2013年10月18日
催眠術心理学シリーズ⑥ 「嘘も100回言えば真実になる」 これ、中国や韓国の反日派に、日本の諺として紹介されて、日本叩きの名文句になっているらしいけど、もともとはドイツのヒトラーの右腕だったゲッペルスの言葉で、ヒトラーの「我が闘争」にも出てくる名文句です。
神様 @triumphkamisama 2013年10月18日
催眠術心理学シリーズ⑥-ⅱ わかりやすく短いしかも刺激的なフレーズを繰り返して聴衆に暗示を入れるのを「サウンドバイト」とも言います。ヒトラーの「単純接触」ですね。この言葉が使われ始めたのは第40代アメリカ大統領のロナルドレーガンあたりです。
神様 @triumphkamisama 2013年10月22日
【催眠術心理学シリーズ⑦ピグマリオン効果】 ギリシャ神話の「変身物語」で、キプロスの王ピグマリオンが彫った女神像を愛し続けた結果、生命を得て人間になったというところから名付けられた心理学用語で、褒めて育てる効果をアメリカの心理学者ハーロックが実験により立証したものです。
フランツ・アントン・メスメル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%AB
スピリチュアリズム
http://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0
心霊主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E9%9C%8A%E4%B8%BB%E7%BE%A9
(1)近代スピリチュアリズムの地上展開に先立つ準備
http://www5a.biglobe.ne.jp/~spk/about_sp/sp-history/sp-history-1.htm
スウェーデンボルグはニューソートではない
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shinju/tukai%209.htm
第8話:新・新エルサレム
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shinju/No.8%20New%20New%20Jerusalem.htm
「スウェーデンボルグ主義」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shinju/tukai%2013.htm
近代スピリチュアリズム百年史
その歴史と思想のテキスト
The History of Modern Spiritualism (1848-1948)
アーネスト・トンプソン 著/ 桑原啓善 訳
http://yamanami-zaidan.jp/dekunobou-pub/books/kindai_spiritualism_100.html
「霊界を見てきた男」アンドリュー・ジャクソン・デイヴィスについて―スピリチュアル史解説[コラム]
http://news.livedoor.com/article/detail/4499473/
アメリカでの降霊術運動の歴史 No.206
http://d.hatena.ne.jp/wanbi/touch/20140321/1395389676
イルミナティ陰謀論を発明したのがイエズス会士バリュエル(秘密結社の陰謀論もキリスト教製)だと言わない寸止め陰謀論者に価値なし!
秘密結社の悪魔教を強調するのはキリスト教(真の悪魔教)の特徴!
支配層には専属の占師がいるのに、感情的にオカルトを拒絶する紐付き陰謀論者に価値なし!
勘違いされてるかもしれませんが、私はオカルト、超古代文明、超常現象等を否定しません。この分野に余りに多いインチキと偽物(✝とギリシャ哲学製)を指摘しているだけ。
カルト率が特に高い分野なので本物=秘術の隠蔽が目的なのは明白。
ken @kenkatap 2012年9月3日
イルミナティの亡霊が歩き始めた=結社禁止1785年から4年後1789年=仏革命
▼革命を背後で操ったのがイルミナティという説←最も熱心なプロパガンダ=イエズス会バリュエル神父
▼一切をイルミナティの陰謀に
▼のみならず、起源を14世紀のテンプル騎士団にまで遡らせた【ヘブライの館2より】
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
陰謀論初心者はユダヤがつくものを全て避けましょう。ユダヤ陰謀論はキリスト教の伝統。バチカンとナチのプロパガンダ。プロパガンダは十七世紀に教皇庁に創設されたプロパガンダ組織「布教聖省」Sacra Congregatio de Propaganda Fideが元。
猫太”そのプロパガンダ組織がフランス革命でシマを取られたバチカンがイルミちゃんやフリメに対してネガキャンプロレスをすると。その150年以上前のプロパガンダの残骸がリサイクルされて陰謀論になってヌッポン人を騙してる”
イルミナティ陰謀論者のイエズス会士バリュエルの著作の劣化コピー。
ババリアのイルミナティ
○キリスト教系組織 ×ユダヤ
○梟がシンボル ×一つ目
○ロスチャイルドは創始者と無関係
○イエズス会士バリュエルに陰謀の黒幕にされる
○秘密結社と悪魔崇拝・ユダヤ・ルシファーを結びつける情報は全てバチカンのデマ。真の黒幕は自分が黒幕になる情報を流さない。
knznymmmy @knznymmmy 12月15日
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%BA%E3%82%B9%E4%BC%9A …
wiki イエズス会
1773年7月、クレメンス14世により
イエズス会は禁止された
よって何かに偽装しないと
馬鹿正直に「イエズス会です」と名乗って
活動ができなかった
そこでイルミちゃんを作り出す必要があった
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 12月16日
@knznymmmy フリードリヒ2世は啓蒙専制君主。ヴォルテールと親密。
1773年にイエズス会は禁止されたがフリードリヒ2世は自国へ亡命許可。
恩知らずイエズス会士バリュエルは
1797-98年にフランス革命の黒幕はフリードリヒ2世と百科全書派だと指摘。
当時はグルではない。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
ヴァイスハウプトがユダヤ人である証拠なし。反ユダヤ・ユダヤ陰謀論はイエズス会(バチカン)の伝統。イルミナティ結成者をユダヤ人だという主張は情報源が同じで書き方を変える努力がない。
バリュエルの死後に彼の幻のユダヤ陰謀論本の噂が流れた。
http://blogs.yahoo.co.jp/alternative_politik/20703727.html …
イルミナティ陰謀論を広めたイエズス会士バリュエルの著作の概要
仏語で1797-98年、英訳版を1799年に出版。翻訳で更に広まる。
フランス革命の黒幕はヴォルテールら啓蒙思想の百科全書派(科学と理性重視メーソン)、フリードリヒ2世(プロイセン王)、ババリアのイルミナティだと指摘。
イエズス会士バリュエルは百科全書派・理性・科学・啓蒙思想という中核を具体的に言及していることから当時のバチカンは大東社とグルではない。
現在の紐付き陰謀論者は、グラントリアンの中核である百科全書・理性・科学という具体的名前を悪魔や悪魔崇拝と言い換えて隠しているので今やグルである。
インド・イランの宗教を隠すのは、バチカンの盗作元かつ大東社の本体なので利害が一致するから。
イエズス会士バリュエルのイルミナティ陰謀論には中核(百科全書)があるが、今はそれを抜いた劣化コピーを紐付きが布教しているのでバチカンと大東社は今やグル。共倒れしない程度の暴露で中核を隠す。
宇宙への旅立ちは、スウェーデンボルグ教=ゴッドを宇宙人や霊に言い換えた新キリスト教系。
秘密結社の悪魔教を強調するのはキリスト教(真の悪魔教)の特徴。
秘密結社はバチカンが科学を弾圧しなければ生まれなかった。
イルミナティ陰謀論の発明者はイエズス会士バリュエル。
日本語版のウィキのイルミナティの項目には、ババリアのイルミナティのシンボルがフクロウ(梟)だとすら書いていません。だから△一つ目がシンボルだというデマを流す寸止め陰謀論者がやりたい放題。
ヴァイスハウプトなんて日本語版には記事すらありません。
バリュエルも彼の著作も日本語版ウィキに記事はありません。
英語記事との情報格差は意図的。
Illuminati
http://en.wikipedia.org/wiki/Illuminati
Adam Weishaupt
http://en.wikipedia.org/wiki/Adam_Weishaupt
Augustin Barruel
http://en.wikipedia.org/wiki/Augustin_Barruel
Memoirs Illustrating the History of Jacobinism
http://en.wikipedia.org/wiki/Memoirs_Illustrating_the_History_of_Jacobinism
Frederick II
=Frederick the Great
(German: Friedrich; 24 January 1712 – 17 August 1786)
……
てなわけで今回は(偶然を装った人為的臭がする)スピリチュアルの歴史。
三浦清宏『近代スピリチュアリズムの歴史 心霊研究から超心理学へ』2008年4月、講談社
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帯から引用
“1848年、アメリカ・ニューイングランド。
「それ」はハイズヴィルの小村から始まった。
ポルターガイスト、降霊会、心霊写真、念写。
欧米世界を熱狂させ、また毀誉褒貶の渦へと
当事者たちを巻き込んだ「超心理現象」。
近代とともに誕生したその歴史を
芥川賞作家がたどる本邦初の試み。“
・1848年、アメリカ・ニューイングランドのフォックス姉妹のハイズヴィル事件。
1849年、ロチェスター市コリンシアン・ホールで史上初のスピリチュアリストの会合が開かれた。
フォックス姉妹は、スピリチュアリズムが生んだ最初の職業霊媒である。
一番上の姉であるリーを中心とする活動はめざましかった。
最初に姉妹の実験を見て感銘を受け、その後ずっと援助を惜しまなかった人物が、『ニューヨーク・トリビューン』紙の主幹で、後年に下院議員にもなり大統領選にも立候補したことがあるホーラス・グリーリイであり、新聞がこぞってフォックス姉妹を嘲るなかでただ一人姉妹を弁護した新聞の編集者であった。
・スピリチュアル(心霊主義)運動は、ニューイングランドやニューヨークを中心に急速に広まり、ハイズヴィル事件が起こってわずか7年後の
1855年には、全米で200万人のスピリチュアリストがいたと『ノース・アメリカン・レビュー』紙が報じた。
そしてスピリチュアリズムは大統領府にまで達した。
リンカーン大統領が、
1861年に大統領就任後、ホワイトハウスやその他の場所で何度か霊媒に会い、メッセージを聴いたと言われている。
現在ロンドンにある一番古いスピリチュアリズム組織である「大英スピリチュアリスト協会」の奥まった部屋の壁にはスピリチュアリズムの守護者としてリンカーンの大きな肖像画がかけてある。
・レーガン大統領は、ケネディ大統領の死を予告して有名になったジーン・ディクソンと親しかったし、日本でも伊藤博文と高島嘉右衛門(たかしまかえもん)との関わりなど、社会的地位が高い人が霊能者と関わりを持った例がある。
筆者(三浦清宏)は何人かの霊能者から、名前こそ明かされなかったが、政治家の客が多いということを聞いたことがある。
・リンカーン大統領お付きの武官であるケイス大佐が後に証言したところによれば、リンカーンは四回続けて日曜日の晩にお気に入りの男性霊媒をホワイトハウスに呼びメッセージを聞き、これが「奴隷解放宣言」発令に大きく役立ったという。またそのころ、後に霊言霊媒(霊感を受け、入神状態でメッセージを伝える霊能者)メイナード夫人として有名になった、当時16歳のネティ・コルバーンがリンカーンの前で入神状態になり、彼に向かって一時間半にわたって演説をした。目が覚めたネティが見回すと、周囲は静まり返り、目の前の椅子に座ったリンカーンが胸のあたりに腕を組み、彼女をじっと見つめていたという。これは後年彼女が出版したメモワールによるものだが、ケイス大佐の証言もその事実を裏書きしている。この時のメッセージは、「奴隷解放宣言」を発令しなければ、南北戦争は終わらないだろう、というものだったそうである。
1862年の秋のことで、
翌年の1月1日に奴隷解放宣言が発布された。
・スピリチュアリズムは女性の地位向上と深く関わるようになった。フォックス姉妹はいずれも探検家、保険業者、弁護士など、社会的に著名だった富裕だったりした相手と結婚している。
霊能者がこれほど社会の注目を浴びた時代は空前絶後で、彼女たちを研究材料にしようとする代表的な科学者ばかりでなく、上院議員、新聞の編集者、銀行家、作家や詩人など、要するに社会的地位の高いひとたちの注目を集め、ホワイトハウスにも招かれて厚遇を受けている。社会的地位の向上を望んでいた女性たちがこれに心を動かされなったはずはない。
当時は英国に始まった産業革命の波が米国にも押し寄せ、大西洋横断航路もでき、海底ケーブルも敷かれ、米国内では運河の建設、鉄道の発達とともに、
1869年には大陸横断鉄道も完成し、ニューヨーク州やニューイングランド地方を中心に産業が飛躍的に発展した時代である。
しかし、女性の製糸業、縫製業などへの労働力としての進出は増えたものの、基本的には女性は家庭を守り夫に仕えるというヴィクトリア朝英国の倫理感がアメリカでも支配的だった。彼女たちの鬱屈した気持ちの大きなはけ口になったのは宗教活動や精神運動、それに基づく慈善や社会改善運動への参加だった。
19世紀初頭には信仰の復活を訴えたり、新しい啓示を説いたりする会合が野外で数多く開かれ、参加者は大部分が女性だった。
1848年に起こった米国史上初の男性との平等、婦人の投票権を求める運動もこうした宗教活動の延長にあった。
たまたまこの年はハイズヴィル事件の起こったのと同じ年であり、ハイズヴィルもこの婦人運動が起こった土地と同様、ニューヨーク州北西部の信仰復活運動の盛んな地域に含まれていた。不思議な偶然である。
(偶然じゃないだろ。支配層の影に占師あり。支配層には本物を、奴隷層には偽物を)
こういう雰囲気の中で女性たちが自分達の霊能を神からの贈り物と思い、社会での独立や地位向上のために最大限に利用としたとしても不思議ではない。それに対して社会が冷ややかな目で眺め、時には「インポスター(世を欺く者)」と呼んで攻撃したこともうなずける。彼女たちは社会の良識に背く新しい女たちだったのだ。
スピリチュアリズムはこうした宗教運動と一緒になって社会改革運動へと発展していく。
これは心霊研究という学問対象として発展していった英国とは対照的である。
ハイズヴィル事件発生前に、徐々にスピリチュアルの土壌は用意されていた。
その原動力の一つとなったのが、「ポーキプシーの見者」アンドリュー・ジャクソン・デイヴィスである。
デイヴィスはスウェーデンボルグから深い影響を受け、デイヴィスを入神状態に導いたのがメスメリズムである。
(スピリチュアリズムは巫女教でもあるから、祭政一致の神権政治が理想なのかな?
霊能者については
①はじめからインチキ
②はじめから後まで本物
③はじめは本物、後からインチキ
④はじめはインチキは、後から本物
⑤支配層に利用された
⑥初めから支配層が育成した
などいろいろなパターンが考えられます。
やはりもたらした結果が重要ですね。
スピリチュアリズムがもたらした結果
=19世紀における宗教改革
=キリスト教の弱点をなくした新キリスト教の隆盛。
世界はキリスト教を中心とする神学論争で動きますから。
流星キック @ryuuseikick 2012年10月16日
教祖さまがウソをついてましたってバラされても、それでも信者をやめる、って人はいない(少ない)んだろうな。これはもう、フォックス姉妹事件の頃から変わらない
北陸怪談研究会 @HKwaidan 2013年4月25日
19世紀、米国のスピリチュアリズム発祥となった、ハイズビル事件のフォックス姉妹が後に「実は全てインチキでした!」と発表しても、ムーブメントは盛り下がるどころか、ますます隆盛を極めた歴史と、どこか重なるような。
円盤人 @enbanjin 11月23日
空 前の心霊ブームを巻き起こした霊媒のフォックス姉妹。姉のマーガレットが「全部トリックでした」とタネを実演してみせても、「悪霊がそう言わせてるんだ」 と擁護する人たちがいた。頭がおかしいと思うだろう。でも、かっこつかないんだよ。それが嘘だと認めたら、自分なんだったのってなってしまう。
カイロ @kairo4158ap 2月26日
@tokaiamada 宜保や江原こそクソの役にも立たない。江原はフォックス姉妹のポルターガイスト事件がスピリチュアルの始まりだ、と言っている。フォックス姉妹のポルターガイスト事件は本人たちがトリックだと告白しているにも関わらず。
クインクティウス・フラミニヌス @88mill 2013年4月25日
と ころで、創元版の赤井敏夫氏の解説によると、憑霊現象は元来キリスト教文化圏において教義の根本(最後の審判)をゆるがす最大の禁忌であり、心霊主義はき わめて近代都市的な現象であるという。その近代心霊主義興隆の起点となったのが1848年NYで死後霊と交信したというハイズヴィル事件。
洋介犬@「風の如く」auで連載中 @yohsuken 3月8日
アダムとイブが食べた知恵の実はリンゴ。万有引力のエピソードもリンゴ。ウィリアムテルもリンゴ射抜いた。近代霊媒の始祖のフォックス姉妹もリンゴを使ったトリック。アップルコンピューターもリンゴ。ビートルズもリンゴ。リンゴ歴史に干渉しすぎ。
yoshi..( ˘ω˘ )⋆✩⃛⁎* @merciluke 2011年6月14日
ジョ ン F ケネディが、Washington DCから、射殺されたダラスに向かう数日前。。当時、米国にて高名だった予言者ジーン ディクソン夫人が彼に、ダラスは貴方にとり、月の方位が悪いので行かない様に。。と忠告していたのは米では有名な話だ。彼は、彼女の忠告を無視し、殺害さ れる。。
高橋圭也☆彡占い、陰陽師、菜根譚、妖怪等 @KeiyaTakahashi 3月19日
明 治時代に入って陰陽師制度が廃止され、公的な占い機関は消滅したが、占いそのものはその後も政治や経済に強い影響を持ち続けた。中でも有名なのは易聖・高 島嘉右衛門である。彼は実業家だったが明治政府高官や財界人から多くの易占を依頼されていたし、彼自身、陰陽寮の復活を強く望んでいたそうだ。
東海道一言情報 @tokaido_1koto 3月17日
泉岳寺の赤穂四十七士の墓所入口の門の向かいには、高島易断で有名な実業家、高島嘉右衛門の墓があります。大きな墓なのですが、みんな四十七士ばかりを見ていて振り向いてもくれず、寂しい思いをしています。 pic.twitter.com/G9znFyUiQQ
フェイド大帝 @FeydoTaitei
植草一秀の新刊に日本の 政治家には専門の占い師が 着いていると書いてあってね、 算命学と西洋占星術が重要 だと言ってたもんでね…… 安倍内閣は魚座と乙女座の 閣僚で固めてあると書いて あったな。
(うお座=イエス・キリスト。
おとめ座=世界共通の女神。
WASP至上主義陣営にも
女神教のグラントリアン陣営にも配慮。
メイソンは女神大好きなのに女人禁制)
植草の本の安倍内閣一覧表。 天中殺が重要らしい。 pic.twitter.com/EXbgi5lPt9
植草が占いに関心を持った理由 と言うのが、小泉政権時代、 安倍が官房副長官だったころ 安倍が主催する5名による 定例懇談会に必ず算命学の 専門家がいたかららしい。
植草の本には「占い」は古代から 重視されて来たからバカにしては ならない!と言っているけど、 占いで増税されちゃたまらんの だけど……
フェイド大帝の関心は 安倍のお抱え占い師が CLAMPの漫画の様に 絶世の美女かどうかだな。 (女性なら一晩で法隆寺が 建てれてしまうぐらいの 美男子) そりゃ、どうせ人生をクソら されるなら、ブスより美人の 方がいいだろう?
しかし、算命学とは盲点 だったなぁ。 流石のフェイド大帝も 算命学は詳しくない。 いや、四柱推命とか子平推命 とか齧った事あるけど、 個人的に当たらないと 思うんだよね。 中国系なら紫微斗数が一番 当たってると思う。
え?なぜ紫微斗数かだって? だって、中国系の占いの中で 唯一「お前の人生はクソだ」と 判定してくれたのこれだけ だったもん。 当たってるだろ?ww
安倍の占い師は中原伸之という エクソンモービル系の石油会社の 社長らしい。 日銀総裁の人事を決める時、 候補者の中で一番運気の良かった のが黒田だったらしい。 絶世の美女じゃなかったね。 う〜ん、残念。 でも女性の目から見たら 中原はイケメンなのかな?w
まだだ!まだ安倍の西洋占星術 担当の占い師がいるッッ!! 西洋占星術担当はきっと 絶世の美少女のはずなんだぁぁっ‼︎
植草一秀の本を昨日紹介したけど、 フェイド大帝は植草擁護派では ないからね。 鳩山政権を持ち上げている辺り どうもこいつはメイソン臭がする。 安倍達がやってるオカルト政治も 確かに問題だが、だからと言って メイソン陣営を擁護する理由も ない。
このフリーメイソンというの は何だかんだ言って、キリスト教 系の新興カルトだからね。 そして革命を扇動する組織として 創立された。今で言うテロ組織 だね。 別にこれは珍しい事ではなく 中国でも明王朝復活を願う 似たような結社が沢山存在した。
別にこれは陰謀論でも何でもなく メイソンの中のアルバートパイク の著書にもそう書かれてるし、 メイソンが運営してるメイソン 図書館のフランス革命関連の 本にもそう書かれてる。 今でも昔の革命組織としての 機能をのこしているのか は分からないけど。
で、要注意なのはこいつらの 思想のベースがルソーで、 王侯貴族やバチカン等の 古い世代の独裁体制を転覆 させる事を目的としている。 もちろん庶民のために善意で 行動してるわけではなく、 ただ自分達が新しいバチカンや 王になりたいだけだ。
(ルソーってあの鬼畜か)
真の自由だとか、庶民による政治 だとか、平等だの、分配だの それらしい事をほざくから 気をつけろよ。
問題は東大とか国立大に行く 天才ってのは金持ちの子供 だけじゃなく、家が貧乏だけど 本当に頭が良かったという 学生群がいる。 この連中はハングリー精神が 旺盛で金と権力に異常に 執着する傾向が強い。 こういう学生がこぞって こういう結社に入る。
だからメイソンに入るのは 生まれつきの金持ちの エリートだけとは限らない から注意しとけよ。 別にメイソンだけを問題 にしているわけではなく 似たような秘密クラブは ゴマンとある。
後、宮崎駿みたいな文明否定とか 大自然と共に生きよう!だとか エコとか、縄文文明バンザイ! カルトとかもあるから注意な。 同じメイソンですらアメリカ系 だとか原始メイソンだの 色々派閥があるけど、 結局はバチカンワナビーの 集まりだから同根。
フェイド大帝 @FeydoTaitei 3月15日
江戸時代と言えば「朱子学」だが、 これ教科書でも評判悪いし、 2chとかでも酷評で、中国の中華思想や 韓国の選民思想も全部朱子学が諸悪の 根源だとか唱えられている。
ところが朱熹の著作ってほとんど 日本語の現代語訳がないのよね。 陽明学の王陽明の方は訳され まくっているのに。
個人的にはこの江戸時代に流行った 「朱子学」が重要なんじゃないかな。 徳川システムにも確かに悪い所は あるけど、日本の歴史の中では 一番マトモな方だったと思うのだが……
重要なのは徳川時代ってのは 天皇家や公家や仏教家の権力を 削ぐ政策も採ったって所だな。 特に朱子学には商業活動(つまり資本主義) を批判する立場を取っていた。 この商業の「商」の語源は 古代中国の「殷」の別名から 来ているらしくて、基本的に周の 時代
に発展した儒教はこの「殷」を 批判しているとの見方もあるらしい。 殷ってのは金儲け重視、オカルト偏重 の政治が特徴で、昔の朝鮮王朝や 日本の天皇家のご先祖様と言えるの だけど、(実際、周にやられた後、殷 の残党は朝鮮半島方面に逃げている)
この殷の創設者が「契」という 皇帝。これは「契約」という言葉 の語源だとも言われているらしい。 「商売」を行う際に「契約」を 重視するかららしい。
ところで儒教ってのはヒンドゥー教 みたいにカーストを設定する教え ではないからね?
既にカースト制が存在している社会 (つまり共同体としての国家の事) において、トップカーストのリーダー はどうあるべきかを説いた教えだから、 民衆を奴隷化するための教義という解釈の 仕方はズレている。
儒教は基本オカルト嫌いだしね。 易経が今ではオカルトだけど…… 当時は最先端科学だったしね。 MAGE政府の大嫌いな徳川システム が重視していた教えだから、 なんかいい事書いてあるんだろう。 訳書もないし。
江戸時代はキリスト教もフリーメイソン も長崎の出島に隔離されてた所が 重要ね。最も家康も初期の頃は キリスト教も、メイソン教にも寛大 だったらしいが。
あ、後、韓国における朱子学、民間巫女 信仰、キリスト教の関係も面白いよ。
朱子学と巫女信仰というのは相性 悪いから、支配層側の朱子学連中は 巫女教を当然弾圧した。 弾圧された巫女教は地下活動化した わけよ。で、その潜伏先が何処か というと、キリスト教の教会だった わけ。 これが韓国でキリスト教も
キリスト教が韓国でブレイクした 理由。 韓国系の新興宗教がキリスト教神学 とは関係のない神降しを重視するのも これの名残りでしょう。)
・ハイズヴィルで霊との交信が始まった
1848年3月31日はスピリチュアリズム発祥の日として、後にスピリチュアリストたちによって記念日に指定された。
スピリチュアリズムの勃興(ハイズヴィル事件)の正にその日に別な場所で事件の到来を知り日誌に書きしるしたのが、アンドリュー・ジャクソン・デイヴィス。
デイヴィスはハイズヴィルから約300キロ東の、同じニューヨーク州内でハドソン川沿いの町、ポーキプシーに住んでいた。
“今朝、明け方に私は暖かい息を顔に感じ、優しい声が強い調子でこう言うのを聞いた。
「兄弟よ、よい仕事が始まった――見たまえ、生きた人間がやって見せるようになったのだ。」
これがどういう意味なのか、私は考えざるを得なかった1。
「生きた人間がやって見せる(a living demonstration)」という言葉はたしかに謎である。しかし彼はそれをすでに予知していた。このことがあった前年の1847年に出版した『自然の原理(The Principles of Nature)』という本の中で、彼はまさに同じ”a living demonstration”という言葉を使って、新事態の到来を予告していたのである。
肉体の中にいる霊と、より高い世にいる霊とが交信する。・・・・・間もなくそれは生きた人間がやって見せる形で (in a form of a living demonstration)行われるだろう
”p.34
デイヴィスはスピリチュアリズムの予言者または見者と呼ばれ、しばしばキリストに対するヨハネに対比される。スピリチュアリズムにキリストに相当する人物はいないので、先覚者という意味である。
デイヴィスは無学だったが、『自然の原理』というどんな哲学書にも比肩しうる浩瀚で精密な豊かな語彙の、時には難解とも言える本を書いた。
デイヴィスは16歳まで本らしいものは小学校の教科書を一冊しか読んだことがない靴屋の徒弟だった。16を過ぎてからは、自分の不思議な才覚に目覚めはしたものの、学校に通って勉強したわけでもない。彼が予言者だったり見者だったり、高遠な著述家だったりするのは、或る特殊な状態にあるときだけだった。
「特殊な状態」とは初めのことは催眠状態であり、後には自分が「超越状態(superior condition)」と呼んだ、日常意識を持ったままの入神状態だった。
デイヴィスが特殊能力に目覚めたのはメスメリズム(催眠療法の前身で、18世紀末に流行)に出会ったときである。
最初のメスメリズムとの邂逅は
1843年、デイヴィスが17歳の時だった。彼の町ポーキプシーでメスメリズムについての巡回公演会があり、デイヴィスは出席して何人かの者と一緒に催眠術(メスメリズム)を受けてみた。この時は何も起こらなかったが、次に同じ町に住む洋服屋のウィリアム・リビングストンという男が試したところ、デイヴィスは入神状態になった。しかもそういう状態になると目隠しをしていても新聞が読めたり他人のポケットに入ったものまでも見えた。この透視能力は実験を重ねるごとに発達し、やがて人体がレントゲン写真のように透けて見え、疾患があると指摘できるようになった。人体ばかりではなく、自然界のあらゆるものがその奥まで見えるようになったという。
メスメリズムの実験を始めてから1年足らずの
1844年3月6日の晩に、デイヴィスは突然入神状態となり、気づくとどこかわからぬ山の中にいた。そこで二人の人物に出会った。
デイヴィスはその後、その二人は、古代ローマの名医だったガレヌスと、
18世紀の大科学者にして神学者にして幻視者にして霊界探訪記を記したスウェーデンボルグだと言った。
もちろん18歳の靴屋の徒弟はスウェーデンボルグなど読んだことはなく出会ったときには誰なのか判らなかったろう。その名がどうして彼の口からでたのか不明だが、彼が睡眠中に口述筆記させた著作中の地質学、鉱物学の該博な知識は鉱物学者であり鉱山技師でもあったスウェーデンボルグを彷彿させるものである。
入神中のデイヴィスの口述を筆記することを引き受けた牧師フィッシュバウのおかげで、
1845年11月、デイヴィスの最初の大著でありその後の著作の根幹となる『自然の原理――その聖なる啓示と人類への声』の筆写が始まった。この時デイヴィスは19歳。デイヴィスはその1年前まで無学な職人だった。
著作の大部分は口述のままであると、フィッシュバウ牧師(筆記担当)とライオン博士(催眠担当)の二人の協力者は言っている。
これは、奇蹟を見ようと押しかけてきた多くの者(エドガー・アラン・ポーもその一人)が目撃している。
その中のジョージ・ブッシュというニューヨーク大学のヘブライ語教授は、デイヴィスがヘブライ語を正確に引用していると証言した。ブッシュは更に「この本は深淵にして精緻な宇宙哲学を述べたもので、そのコンセプトの壮大さ、論旨の正しさ、説明の明瞭さ、記述の秩序正しさ、内容の百科事典的拡がりにおいて、これを凌駕する書物を見たことがない」とまで褒めた。
ブッシュ教授の熱心な推奨もあって、
1847年に出版され、その後30年間に34版のロングセラーになった。
が、ブッシュ教授は出版されると間もなく、わざわざ小冊子を発行して、デイヴィスの本には数多くの誤謬や偏見や荒唐無稽なことが書いてあるから世間の人たちは気をつけたほうがいいと警告した。
この態度の変化は一説によると、デイヴィスのキリスト教に対するスピリチュアリスト的な考えが明瞭になり、敬虔なキリスト教徒であるブッシュ教授はそれについていけなくなったためだと言われている。
(1848年3月31日はスピリチュアル元年とも言える記念日。
この日に合わせて事件が起きるかも。
デイヴィスが新事態を予知したと信じたい人がいるでしょうが、デイヴィスが無学でありメスメリズムにであったわずか2年ではとても書けない本を書いたいうのは実に疑わしいです。
①初めからインチキ(ゴーストライター)
②特殊な能力開発法(メスメリズム?)による高速学習により超短期間で該博な知識と深い思慮を身につけたデイヴィス本人が全て言った(口述)。
③初め本物、途中からインチキ。
④初めインチキ、途中から本物。
⑤ときに本物、ときにインチキ
などいろいろなパターンが考えられますが、胡散臭いです。
1年前に出た本と当日に予言ってインサイダーじゃないの?
スウェーデンボルグというブルーブラッドがらみだし。
あのブッシュ大統領の先祖であるジョージ・ブッシュ教授(ブルーブラッド)はスウェーデンボルグ主義者だし。
デイヴィスが上記の「生きた人間がやって見せる(a living demonstration)」のような内容を何度も書いていたのかどうかが気になります。
ブッシュ教授の態度が豹変したのって、内容じゃなくて本当はインチキだと判ったからじゃないの?
いや、ブルーブラッドならインチキだと元から知っていたかな。
「読むな」と言われると読みたくなる人間心理の利用?
Aを批判することをわざと失敗させて逆効果=Aがより支持されるようにする
=ヘーゲルの弁証法ですか?
1892年(明治25年)から、1918年(大正7年)に逝去するまでの約27年間、自動書記により「お筆先」を大本の開祖出口なお(直)が文盲だったのにひらがなで記し、これを娘婿にして大本の聖師の出口王仁三郎が漢字をあてて発表した『大本神諭』に似過ぎです。
『大本神諭』は「神のお告げ」による啓示系の終末論を述べる教典。
啓示宗教でヨハネ黙示録的な終末論ってキリスト教ですね。
アメリカでの降霊術運動の歴史 No.2067
http://d.hatena.ne.jp/wanbi/20140321
“心霊主義者の教会は、現在彼らの行動を、1848年ロチェスターの近くのハイズビルで始まったとしている。
●ハイズビル事件
1848年3月31日、マーガレット(1838‐1893 当時14才)とケイト(1841‐1892 当時11才)のフォックス姉妹は、家族の小屋で何かを伝えるような振動音を聞いた。これらの音は、霊界からのメッセージと解釈された。
家族はそれから、行商人だった人が小屋で殺されたあと、地下に埋められたことを伝えるコードを解読した。
この出来事から、クエーカー教徒やスウェーデンボルグ信奉者たちは、フォックス姉妹の評判を伝え聞いて、それぞれ交霊術の実験を始めた。
数年以内に、交霊術現象はアメリカとイギリス中で起こりはじめる。
マーガレット・フォックスは1888年に詐欺を白状したが、1889年にその声明を撤回している。
これらの霊的現象と実践と平行して、霊的な信念体系も主にアンドリュー・ジャクソン・デイビス(1826 - 1910)の著書から学ぶことが出来た。
デイビスは、1844年に古代ギリシアの医師ガレノスと神秘哲学者スエデンボルグのビジョンを見た。この2人に接した体験の後、デイビスは患者に直観的な診断を行い、代替内科治療を始めた。彼は1845年に催眠状態で講義をし、本を書き始めた。
ジョージ・ブッシュ(1796– 1859 ニューヨーク大学教授で、スウェーデンボルグの翻訳がある)は、デイビスがヘブライ語、アラビア語とサンスクリット語で口述する彼の能力を調べた。そしてブッシュは、デイビスがスウェーデンボルグからチャネリングを受けたかもしれないと思った。
デイビスが、スウェーデンボルグの作品から剽窃していると考える者もいた。
●なぜそれまで広がったかは謎
まさにフォックス姉妹から大流行が広がり、それが自然の法則と霊の世界について信条を確立することが心霊主義運動で顕著になった。
部分的に心霊主義が19世紀中頃に大流行したが、 心霊主義者がそれを彼らの中心宗教として組織化することに抵抗する傾向があった。しかし運動の多くの詳細と、それがなぜ多くの人々の心を奪ったのかについてはよくわかっていない。
1860年代の南北戦争によって、ほとんどすべてのアメリカの家族に、少なくとも1人の降霊術信者がいたという譬喩がある。しかし、そのような人々の多くは、テーブルのまわりに座って手を握り、霊媒が死者の声を伝える儀式に制限した。
一部の人々が毎週そうしたサークルに参加したが、それはボードゲームより深刻でない場合があった。
より重要なことに、心霊術運動は、他の急進的な運動と関係していた。関連した運動には、奴隷制度の廃止、節制と健康改革、女性の権利の拡大がある。心霊術信者は、大部分のフェミニスト(女性擁護者)にとってあまりに急進的な傾向があった。
●その後の展開
心霊術運動が南北戦争前にどれくらい組織化されていたかは、明白なようである。多くの文化において、女性は霊媒体の役割を引き受けることで霊的な力を覚醒することができた。それでも、心霊主義運動はかなり男性優位の階層があった。一旦心霊主義が組織化されると、女性は全国グループでの地位を失う傾向があった。
アメリカの異なる時代の心霊術信者の数の推定は、高い割合での参加のために、確かめることが不可能である。
19世紀後半には、何百万人もの(人口の2、3%)心霊術信者がいたが、おそらく20世紀までにかなりの低落を見、そして1926年以降には100万人以下になったであろう。
しかし、ある意味では、降霊術信者運動の遺産は、今日ニューエージ運動のルーツの1つとして生き続け、テレビ、本、精神フェアでの特集、そしてリリー・デール(1916年フォックス姉妹が移り住んだ土地)のような降霊術信者キャンプで、今なお観衆に衝撃を与えている。
出典 クリフトン・ブライアント、デニス・ペック編「「死と人間の経験百科事典」(2008)
”
「霊界を見てきた男」アンドリュー・ジャクソン・デイヴィスについて―スピリチュアル史解説[コラム]
http://news.livedoor.com/article/detail/4499473/
“メスメリズムによって「磁気睡眠」の状態へと導かれたデイヴィスは、やがて驚くべき超感覚的能力の数々を発揮す るようになります。特に、病人の体の中の悪い箇所を指摘し、その原因をつきとめるなどの医学的透視能力は、すぐにポキプシーの住人たちの間の大きな噂と なっていきます。さらにその後、本人の自伝によれば、1844年3月、古代ギリシャの医師ガレノスの霊、そして他ならぬスウェーデンボルグの霊と出会うこ とにより、霊界を語る「預言者」としての使命を授かることになります。
翌年から、デイヴィスは、磁気睡眠下における「最も高度なコンディ ション」と自ら呼ぶ意識の状態の中で、霊界についての情報をはじめ、様々な啓示を語りはじめます。15か月の間に157回行われたセッションを通して語ら れた内容は、ユニヴァーサリストの聖職者ウィリアム・フィッシュバウによってディクテーションされ、1847年の夏、『自然の原理、彼女の聖なる啓示、そ して人類への声』(The Principles of Nature, her Divine Revelations, and a Voice to Mankind)と題された782頁にも渡る大部の書物として出版されました(以下、『自然の原理』と呼びます)。
出版後すぐにデ イヴィスは、あらゆる方面で話題の人となります。なかでも真っ先に注目したのは、熱烈なスウェーデンボルグ主義者であるジョージ・ブッシュ (1769-1854)でした。ブッシュはデイヴィスのレクチャーの模様を『ニューヨーク・トリビューン』紙へと繰り返し寄稿し、デイヴィスの擁護、そし てその能力への驚きを何度も表明しています。
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シャルル・フーリエ
また、スウェーデンボルグ主義者以外にも、フランスの社会思想家シャルル・フーリエの信奉者であり、合衆国におけるそのスポークスマンとも言うべきアルバート・ブリスベーンやパーク・ゴドウィンのようなフーリエ主義者たちもデイヴィスの初期のレクチャーに参加しています。
さらに、トランスセンデンタリズムの中心人物であり、その実験的共同体「ブルック・ファーム」の創設者の1人であるジョージ・リプリーも、「ハービンジャー」紙の中で7頁にも渡るデイヴィスの『自然の原理』のレヴューを書き、「文学史上、最も卓越し驚くべきもの」とそれを称えています。
ス ウェーデンボルグ主義者、フーリエ主義者、トランスセンデンタリスト。そういった人々が、デイヴィスの啓示に注目したのには理由があります。そのひとつ は、デイヴィスの啓示の内容というのが、それら3つの思想をミックスしたようなものとなっていたことによります。ただしそのことは、デイヴィスへの注目と 支持を集める理由となったものの、一方ではデイヴィスへの批判や疑惑を生み出しました。
たとえば、霊的領域から超自然的なやり方で得た(あえて今日の言い方を使えば「チャネリングして得た」)ものと本人は主張しているけれども、本当のところ、それは単にスウェーデンボルグ主義、フーリエ主義、トランスセンデンタリズムの思想をつぎはぎしたものに過ぎないのではないか、と。
確 かにデイヴィスの語る霊界の内容は、スウェーデンボルグのそれにそっくりです。もちろん、デイヴィスの熱心な擁護者ならば、これを単なるスウェーデンボル グの著作からの影響と見るのではなく、デイヴィスもスウェーデンボルグも共に同じ霊界の真実を目撃したのだから、内容が類似するのは当然ではないか、とい う反論が出てくるでしょう。だとしたら、今度は逆にデイヴィスとスウェーデンボルグの記述が、完全に一致しなければならなくなるはずです。しかし、デイ ヴィスの霊界の記述はスウェーデンボルグに似ているにも関わらず、いくつかの点で異なっているところも存在します。
■ デイヴィスのいう「地獄の存在」とは
2人の預言者の間の決定的な違いは、あの世での地獄の存在についてです。デイヴィスもスウェーデンボルグもともに霊界を6つに分ける点は共通しているものの、スウェーデンボルグはそのうちの3つを地獄として語り、デイヴィスはそれを否定しました。デイヴィスによれば、
「6つの天界は上に行くほど美と調和と叡智に満ちてくるが、その下方の3つの領域は相対的に劣っているだけで決して地獄ではない。永遠の罰を与える地獄は存在しない代わりに、すべての人間が常に高次の領域へと進化し続け救済される」
とデイヴィスは説明しています。
その他にも、デイヴィスの語る宇宙創成論を見ると、そこには明らかに当時のポピュラー・サイエンスの諸見解からの影響もうかがわれます。こういったことは、デイヴィスの作品が超自然的なソースから来たものであることを、当時の懐疑派が否定するのに十分な理由となりました。
実 のところ、こういった形での批判、すなわち作品のソースを超自然的なところから、ありふれた世俗的なところへと引き下ろし、その価値を減じてしまおうとす るやり方は、デイヴィスに関してだけではなく、「チャネリング」で得たと称される文書全般に対して、懐疑派が繰り返し取る典型的な態度です。
仮 に懐疑派による否定論を受け入れたとしても、無学な若者があらゆる知識の詰め込まれたこのような長大な書物を作り上げたということ自体は、驚くべきことだ と言わざるをえないでしょう。スピリチュアリズムに関して常にクリティカルなスタンスを崩すことのない研究家フランク・ポドモアでさえ、『自然の原理』に 対して次のようなコメントを残しています。それは「明らかに十分な教育を受けていない人物の作品」であるけれども、その本の「質」は「その欠点以上に注目すべきものがある」。実際そこにあるのは、明らかに当時の天文学、地質学、考古学、聖書などに関する広範囲な知識の集積なくしてあり得ないような論述です。
デ イヴィスの『自然の原理』のソースがいかなるものであるにせよ、歴史的な観点からすると、それは依然として大きな意味を持っています。というのも、この後 すぐの1848年のニューヨーク州ハイズヴィルという村でのある出来事がきっかけとなりに始まる19世紀後半のスピリチュアリズム・ムーヴメントの中で、 デイヴィスの語った内容は、なによりも重要な役割を持つことになります。
死者たちの霊は、肉体の死後、 どこに行って、どんな生活をしていて、その後どうなっていくのか? という当時のスピリチュアリストたちの問いは、デイヴィスによる霊界の描写を読むこと によって埋められました。すなわち、当時のスピリチュアリストたちの考えるあの世の一般的なイメージとは、スウェーデンボルグによる霊界を改訂したかのよ うなデイヴィスの描写(あるいはデイヴィスが実際に「見た」ものの描写)が元になって形作られていくことになるわけです。
「19世紀合衆国のスウェーデンボルグ」とも言うべきアンドリュー・ジャクソン・デイヴィス。その近代スピリチュアリズム史への大きな影響については、まだまだ書き足りないところはありますが、長くなってしまいましたので今回はこれぐらいにしておきます。 ”
新井奥邃著作集 書評
Arai Ohsui
田中正造が師と仰ぎ、高村光太郎が絶賛し、野上弥生子が「霊感」の人と呼んだ新井奥邃とはいかなる人物だったのか。
http://shumpu.com/book/ohsui01/ohsui04
“知られざる明治の思想家 新井奥邃
思想研究家・医師 瀬上 正仁
運命の糸に操られた生涯
奥邃(本名常之進・安静)は引化三年(一八四六年)に仙台藩主の家に生まれ、七歳から藩校「養賢堂」に学んだ。二十歳のころには藩から選ばれて江戸に遊学し、高名な儒学者、安井息軒(そくけん)の「三計塾」に入門する。
時は幕末。戊辰戦争の勃発(ぼっぱつ)で郷里に呼び戻された奥邃は「奥羽越列藩同盟」の結成のために奔走。藩が降伏すると、徹底抗戦を主張する額兵隊の兵士らと共に榎本武揚の軍艦に乗り込み、官軍との最終決戦に臨むべく、北海道の箱館(現在の函館)に渡った。
この地で、奥邃はロシア正教のニコライ神父(後の大司教)と出会い、キリスト教に大きな関心を寄せるが、旧幕府軍の苦戦が予測される中、募兵のため密(ひ そ)かに帰仙することになる。しかし目的を果たせず、房州(房総半島)に潜伏するうちに箱館戦争に渡り、同郷の友人たち(彼らによって正教布教の第二の拠 点が後のに仙台に創(つく)られることになる)を誘って、共に漢訳聖書の研究に没頭する。
そのままいけば、間違いなく日本正教会の重鎮となっていたはずの奥邃の運命は、東京で若き森有礼(ありのり)(後の初代文部大臣)と出会ったことで、また大きく変わることになる。
有礼から人物を見込まれ、共にアメリカに渡った二十五歳の奥邃は、有礼が最初の渡米以来心酔していた宗教家T・L・ハリスの教団に加わる。当時アメリカ西 海岸にあったその教団は、神秘主義的なキリスト教信仰と農業共同体組織とによって運営され、奥邃は以後約三十年間、祖国の家族との連絡を絶って厳しい労働 奉仕に従事し、肉体を酷使しながら独自のキリスト教信仰を深めていく。
奥邃が飄然(ひょうぜん)と帰国したのは明治三十二年(一八九九)、五十四歳の時。洋行帰りといえば身分が保証されていた当時にあって、奥邃は数少ない知 人を頼りながら清貧の生活を貫き通した。明治三十七歳には、篤志家からの寄付で東京の巣鴨に建てられた私塾「謙和舎(けんわしゃ)」に移り住み、その後二 十年間、数名の舎生と共に「キリストの志願奴隷」の道を究める敬虔(けいけん)な信仰生活を送った。
奥邃は毎月、舎生たちや舎外の求道者向けに「大和会(たいかかい)」という小集会を開き、二十四ページほどの小冊子を発行していた。関係者が保存してきたそれらの資料によれば、奥邃の思想とはおおよそ次のようなものである。
人間は内在する神イエスと共に自らの欲・怒・私我と戦い(=神戦(しんせん))、それを超克することによって神を覚知し(=有神無我(ゆうしんむが))、 隣人に奉仕する魂を獲得して新たに生まれ変わる(=新生・復活)。したがって、日々そのような霊性向上の努力を重ねて人生を誠実に全うするのが人間本来の 生き方であり、また日常の生活と信仰とが一体となっているのが宗教本来の姿なのである(=日用常行)。
さらに奥邃は「戦争は人類最大の罪悪」として、徹底した非戦論を展開した。全人類が共通の「父母神」(ちちははかみ)の存在に目覚め「無私共愛」に徹する ことで形成される「世界連邦」の構想さえもっていた。男女平等主義の熱心な唱道者でもあり、「良妻賢母と言うならば良夫賢父もあって当然」と主張した。さ らには人間と自然、宗教と芸術とが一体となった「善と美」合一の生活の大切さを力説した。
奥邃の心は時代を超えていたのである。
夫れ(それ)万国の生民(しょうみん)は一族なり。
邦(くに)ととは邦みな姉妹たり。
宇宙統一の信念、宇宙統一の霊願、
人皆須■(しゅゆ)も失うべからず。
奥邃に学んだ人々も師と同様「市井(しせい)に隠れ」るようにして、黙々とその社会的使命を全うした。ダンテ『神曲』の翻訳家として知られる山川丙 (へい)三郎、師の「謙和舎」にならって仙台に「昭和舎」という学寮(平成十二年の火災で焼失)を建てて医学生の指導にあたった布施現之助(元東北帝大医 学部長)らがその中に含まれる。また詩人で彫刻家の高村光太郎、萩原碌山(ろくざん)、洋画家の柳敬助らも、その芸術的感性において奥邃の思想の影響を受 けていたことが判っている。わが国初の公害事件である足尾銅山鉱毒事件を戦いぬいた田中正造の晩年の思想形成に決定的な影響を与えたのも、外ならぬ奥邃そ の人であった。
スウェーデンボルグ神学の伏流
ところで、奥邃が書き遺(のこ)した漢文調の文章は一見、儒教的な用語や表現で埋め尽くされている印象を受ける。しかしながらその宗教思想の根幹に 存在するのはあくまでも霊性を重んじるキリスト教であり、それも既成のキリスト教ではなく、多分にハリスから受け継いだスウェーデンボルグ神学に依拠した ものである。奥邃の「神戦」の「有神無我」、「新生」、「日用常行」、「普遍的宗教」と同じ思想はスウェーデンボルグ神学にも確認でき、「三位一体」、 「原罪」、「贖(しょく)罪」の解釈もきわめてスウェーデンボルグ的だからである。
そもそもエマヌエル・スウェーデンボルグ(一六八八~一七七二)は、北欧スウェーデンが生んだ神秘主義的キリスト教神学者である。その特異な霊界体験に基 づく独特の宗教思想はかつてオカルト主義や異端思想とみなされるなど、多くの誤解を受けてきた。だがその真髄は、従来のキリスト教を超えた人類の普遍的宗 教を希求したことにあり、その中心となる「愛」の思想はヘレン・ケラー、あるいはアメリカの南北統一と奴隷解放を成し遂げたリンカーンにも宗教的感化を与 えた。十九世紀アメリカに広く浸透したこの神学の影響は前述したハリスのみならず、社会思想家のエマーソンにも確認できる。
晩年の田中正造に影響を与えた第二の人物として知られる岡田虎二郎も、渡米中にエマーソンの著書を通じてスウェーデンボルグを知り、自らが提唱した「静座 法」の究極の目標に「大愛」を置いた。奥邃はアメリカに導いた森有礼も、同じ思想に基づいて明治期日本の教育制度の確立を目指した。奥邃のすぐ後の時期に 十三年間の渡米生活を経験した禅仏教の鈴木大拙も、同神学に精通していた。
すなわち、最近の奥邃研究が契機となって、アメリカから伝わったスウェーデンボルグ神学受容の隠れた歴史の全容が明らかにされつつあると言っても過言ではない(拙著『明治のスウェーデンボルグ』春風社刊)。
迷える現代に光明を与える思想
二十一世紀を迎えた今も、世界には偏狭な民族主義や原理主義(根本主義)的宗教がはびこり、その些細(ささい)な違いに起因する戦争が絶えない。日本に目を向ければ、青少年の犯罪や政治家の腐敗も目を覆うばかりである。
まさにこの困難な時代において、東西の融合を自らの思想で体現し、徹底した非戦論と男女平等を唱え、青少年の精神修養の大切さを説き、上に立つ者の無私無 欲と奉仕の精神について語った奥邃の言葉は、新しい世紀を導く道標となるにちがいないと筆者は考えている。一八九九年に帰国した奥邃はあたかも、百年後の 世紀末である一九九九年の世界と日本の混迷を見通していたかのようである。
孤高の人生を生きた新井奥邃は、大正十一年(一九二二)に「謙和舎」で病没した。その八年前に起きた第一次世界大戦で大量殺りくが行われたことを知った奥 邃は、キリスト者として自らにもその責任の一端があると思い詰め、寿命を縮めたといわれている。享年七十七歳、生涯独身であった。
世田谷区の森厳寺に葬られた奥邃の塚にはしばらくの間、「奥邃の土」と墨書された一本の木杭(くい)だけが立っていたという。
大徳は跡なし。跡なきに非ず。
其(その)行くや静かにして凡人の眼に隠る。
郷土が生んだこの偉大な思想家の遺稿は現在、春風社から『新井奥邃著作集』(全十巻)として刊行中である。一読を勧めたい。
いきいきライフ宮城 (2002年7月15日号)より
河北春秋(河北新報2001年12月27日)より
非戦、という言葉がある。似た言葉に反戦があるが、少し距離を置いた感じがする。人道主義的立場からの戦争否定が非戦。体制変革的な反戦に比べ消極的に見えるが、風にそよがぬしんの強さがうかがえる。
日露戦争当時、内村鑑三らとともに非戦論を唱えた一人に仙台出身のキリスト教徒新井奥邃がいる。聖書を実践する生活で高村光太郎らに影響を与えたが、人は皆兄弟姉妹、万国は一族だとの見方に立ち、国家の戦争を否定した。
今に残る新井の言葉をかみしめてみるのも無駄ではあるまい。「率然として衆に雷同すべからざる也、夫の肉殺血伐、即ち人を殺すの業の如きは高天の下、広地の上、永へに当に全廃すべき也」。大胆な非戦論。
その「非戦」という言葉に久しぶりで出合った。音楽家坂本龍一さんらが出した同名の本(幻冬舎刊)。ニューヨーク在住の坂本さんが知人らとインターネットのメールで交わしたやりとりを発展させ、米中枢同時テロや米国の戦争行為に反対する意見をまとめている。
テロリストの味方か敵か。そんな極端な選択以外の道はないか、戦わずに考えようというのが坂本さんらの考えだ。今や関心はビンラディン氏捕そくに集まっているが、それで暴力の連鎖を断ち切れるのか。答えはまだ出されていない。
今年の世相を表す漢字は「戦」だった。日本周辺でも不審船との銃撃戦が先日起きた。強硬姿勢に傾きがちだが、好戦的空気が道を誤らせぬよう冷静さが必要だ。国民が「戦く」事態は誰も望まない。
精気を揺さぶる思想家
――田中正造と共振した新井奥邃
詩的感性の祈りと思索の人・新井奥邃
田中正造の天皇直訴から数え、この10日が百年目にあたる。渡良瀬川沿岸農民の鉱毒被害救済のために足尾銅山操業停止を訴えつづけ、政府、議会、政 党に絶望していた正造に、日本はもはや「亡国」と映っていた。立憲君主主義者として胸中に複雑な思いを秘めつつ、本気で殺される覚悟で彼は天皇の馬車に 迫った。
直訴は大きな反響をよび、被害民への同情の世論が沸騰した。しかし、政府は鉱毒問題を治水問題にすりかえる策で対応。後の谷中村遊水地化は直訴が誘発したといえる。正造の新たな戦いと思想的深化がここに始まった。
その正造に深い理解と関心を寄せ、陰で支えた人物がいる。新井奥邃である。
二人の初対面は直訴の数ヶ月前、紹介したのは明治女学校の校長巌本善治と思われる。1902年1月、奥邃は雑誌『日本人』に「過(あやまち)を見て其仁 (そのひと)を知る」を発表、正造の行動と心事を擁護する。正造は、翌年からしばしば奥邃を訪問。論語をはじめ、余人にはしなかった聖書の話を聞いたとい う。彼にとって奥邃の家は「天国」そのもの、困憊した心身を潤すオアシスだった。奥邃は、正造の陳情書にも筆を加え、谷中村不当買収価格訴訟が頓挫しかけ た時、門下の中村秋三郎弁護士を紹介した。正造は奥邃を「斯道の亜聖」と仰ぎ、奥邃は正造の「嬰児の信」を称え、正造との親密さを「兄弟(けいてい)啻 (ただ)ならず」と述懐している。
奥邃は1846年仙台に生まれ、7歳で藩校・養賢堂(ようけんどう)に入学、弱冠21歳で江戸遊学を命じられ安井息軒塾に学ぶ。1868年の春、帰仙して 列藩同盟のために奔走するが、秋には脱藩、函館に遁れる。募兵のため仙台に戻ろうとするが意を果たせず、再度函館に渡り、ロシア正教のニコライ司祭の留守 中、仲間とともにキリスト教の勉強に専念。1871年1月、特命弁務使の森有礼に随行して渡米。かつて森が師事したT・L・ハリスの創設になる、祈りと呼 吸法と労働中心の共同体「新生同胞教団」に入り、そこで28年の年月を過ごす。
1899年、奥邃は手提げ鞄一つで飄然と帰国した。4年あまりの流寓の後、東京巣鴨に「謙和舎(けんわしゃ)」を開設、1922年に死去するまで、ひっそ りと青年の教育と執筆活動をつづけた。生涯独身を貫いた彼は、高潔な詩人的感性の祈りと思索の人で、静謐を守り、名利を求めず、泥棒にまで同情される質素 な生活に徹した。自分の写真を一切撮らせず、墓を建てることさえ許さなかった。
奥邃の思想は、儒教的天下安民思想と慎独(ひとりの時も道に従って心と行いをつつしむ)説に加え、ハリスの教えやハリスの許で摂取したスウェーデンボルグ の教説が渾然一体となった「儒基一如(じゅきいちにょ)」の思想といえる。その独特なキリスト教把握には次のような特色が挙げられる。
1.宇宙万物の生命の源泉である神の全一性を「二而一、一而二(ににしていつ、いつにしてに)なる父母神(ちちははかみ)」とする両性兼備の神観。
2.神の救済は万民に及び、最終的には地獄と悪魔も救われるとする救済観。
3.慾と怒と我をなくす「神戦」に加わり、キリストの志願奴隷としてひたすら神と人に仕え、神の懐(ふところ)に抱かれる「有神無我」の強調。快楽と謙虚な勇気に満ちるその境地での人格の再生と「公我」の享受。
4.聖書は研究の対象でも、人前で講釈するものでもなく、実践の「備忘録」とする聖書観。
5.高尚に過ぎず、日常卑近なことを実行することこそが神の道、人間の新生への道だとする「日用常行」の要諦。
6.こうした認識から、軍拡と安易な同盟に反対する戦争全廃論、男女平等・社会平等論、土地兼併を罪悪とみる土地享有(きょうゆう)の主張、死刑反対、非 所有の喜びなど、晩年の正造と共振する社会思想が紡ぎだされる。奥邃はまた、男性への依頼心が来たす良心の蚕食をなくすべく、女子教育の重要性を強調す る。
奥邃の漢文調の言葉は雄勁な精神性を湛え、読む者の精気を揺さぶる。また、第一次大戦中の次の文のように、今の世界情勢を穿つ力を持っている。刊行中の『新井奥邃著作集』を(春風社)ぜひ味読して頂きたい。
「嗚呼、殺也。殺也。殺也。今の文明は殺也。美を殺し、善を殺し、人を殺し、其肉を殺し、霊を殺し、基督耶蘇を殺す。此れにして人間ならば、人間は人に非 ざる也。五洲今皆危嶮にして苦痛。この人間を以て、仮令一二邦国の共同して己の安全を図らんと欲するも、万々能くすべからざるは自明也」
コール・ダニエル
福岡女学院大学助教授・本著作集編者
東京新聞(東京新聞2001年12月19日夕刊)より
■東京新聞(東京新聞2001年12月4日夕刊)より大波小波
12月10日午前11時45分、帝国議会の開院式に臨んだ天皇の馬車に、直訴状を手にした田中正造が駆け寄った。あえなく警護の警官に取り押さえら れるが、この直訴が世論に火をつけ、足尾鉱毒事件は明治の二大社会事件となる。明治34年、20世紀最初の年の出来事だ。 直訴から百年の今年、田中正造とその周辺の人物の思想を再発掘する作業が進んでいる。春風社の『新井奥邃著作集』(全十巻)の刊行もその一つだ。 仙台藩士の子に生まれ、戊辰戦争後25歳で渡米、54歳で帰国したキリスト者奥邃は、正造に大きな思想的影響を与えただけでなく、谷中の土地補償金額不服 訴訟の弁護士の紹介もしている。 現在では、ほとんど知名度のない「知られざる思想家」奥邃。その著作集刊行は、冬の時代といわれる出版界では商売を超越した壮挙といっていい。「やがて来 る再評価のために、原資料を残しておこう」という関係者の高い志がこの刊行を支えている。 日露戦争に反対した筋金入りの反戦思想、女権の主張、現代のエコロジーやガイアの思想にも通じる自然観など、豊かなふくらみを持つ奥邃。著作集全10巻の 編纂者の一人が、オハイオ州生まれの気鋭の日本研究者、コール・ダニエル福岡女学院大学助教授だというのも、こころ温まる光景だ。(直訴派)
■函館新聞
函館文化会120周年
(函館新聞朝刊2001年8月5日)より社団法人函館文化会の創立120周年記念講演絵画4日、遺愛女子高講堂で開かれ、「宣教師ニコライにつなが るひとびとその2」と題して佐藤在寛、和田喜八郎らに大きな影響を与えた新井奥邃とニコライ、函館とのかかわりについて、3人の講師がそれぞれの立場から 語った。
同会は1881(明治14)年に教育理論や学校管理の方法、教育の技術的研究などを目的に発足した「函館教育協会」が前身。戦中戦後の混乱期を経て、 1958(昭和33)年に現在の名称となった。郷土史研究者奨励事業の「神山茂賞」の制定や講演会などを通じて、地域文化を支えている。
講演会には約100人が参加。安島進理事の司会で、新井奥邃先生記念会幹事(山形県在住)の工藤正三氏が「函館と新井奥邃」、文筆家の花崎皋平氏(小樽市 在住)が「新井奥邃の思想――21世紀に響きあうもの」、福岡女学院大学助教授のコール・ダニエル氏(福岡市在住)が「奥邃から学ぶもの――教育と親子関 係」と題してそれぞれ講演した。
このうち工藤氏は「函館在住はわずか数カ月と短期だったが、ニコライとの出会いにより自分の将来を考え、函館に戻りハリストス教を学ぶことになった」と、年表などを使って分かりやすく解説した。
■現代企画室
(現代企画室刊、2001年3月)より抜粋小松裕『田中正造の近代』いささか結論を先走りすぎたようであるが、ここで新井奥邃と田中正造の関係を考察してみたい。
内村に比べ、ほとんど知られることがなかった新井奥邃は、新井の信奉者であった工藤直太郎や、森信三・林竹二などの先駆的業績、長野誠一『怒涛と深 遠 ― 田中正造・新井奥邃頌』(法律文化社、1981年)などにより、信仰者としての独自性と正造に与えた思想的影響の大きさが着目されるようになってきた。 (中略)また、『知られざるいのちの思想家 新井奥邃を読みとく』(春風社、2000年1月)と題する論文集が上梓され、『新井奥邃著作集』(春風社、全 10巻の予定)の刊行もはじまった。新井の思想に対する関心の高まりを象徴していよう。
小松裕 (こまつ・ひろし)
熊本大学文学部教授。おもな著書に『田中正造 二一世紀への思想人」(筑摩書房)など。
■産経新聞
2001年3月28日夕刊 — 『明治のスウェーデンボルグ』一九世紀半ばの日本とアメリカ。日本は明治維新前夜、アメリカではリンカーンが大統領への道を歩み出した頃である。当時のア メリカの宗教界でスウェーデンボルグが注目された。没後まだ半世紀も経ずして、彼の説く新しいキリスト教は特に新大陸で広く浸透しつつあった。アメリカの 現大統領の曾祖父の曾祖父にあたるティモシー・ブッシュの弟、ジョージ・ブッシュ博士(一七九六-一八五九)は、ニューヨーク大学のヘブライ語教授だった が、スウェーデンボルグ派の著名な教会員でもあった。彼はアメリカのスピリチュアリズム(心霊主義)興隆の仕掛人でもある。スピリチュアリズムの父と称さ れるA・ジャクソン・デーヴィスを世に出したのは彼だからである。
デーヴィスの教えに感化され、スウェーデンボルグ主義を標榜して、労働と冥想を重んずる「新生同朋団」を結成したのが、トーマス・レイク・ハリスである。
若き森有礼(ありのり)と新井奥邃(おうすい)が入団したのはこの教団にほかならない。有礼は帰国した後に初代文相となった。奥邃は三十年近く同教 団に残った。帰国したのは五十三歳。その後私塾を開き、高村光太郎をはじめ多くの人びとを感化した。田中正造も奥邃と親交があり、彼を亜聖と呼んでいる。
明治のキリスト教史で、この有礼-奥邃-正造の系譜は従来等閑に付されてきた。本書はこの特殊な流れを貫く本質を、資料の綿密な分析と総合によって検証した画期的な労作である。
折りしも奥邃著作集が刊行中だが、本書はこの成果も踏まえ、また著者の長年のスウェーデンボルグ研究に基づいて、新しい型のキリスト教受容が何故日本キリスト教史で見落とされたのかという謎を克明に解いている。
※新井奥邃(おうすい)の著作や講話録は昭和5年から6年に弟子の永島忠重によって『奥邃広録』(全5巻)として出版された。平成3年にはこの復刻版がでたが、これも今は絶版になっている。今般、春風社から新たに『新井奥邃著作集』(全10巻)の刊行が開始された。
高橋和夫 (たかはし・かずお)
文化女子大学教授。哲学・宗教学専攻。昭和21年生まれ。学習院大学大学院博士課程修了。おもな著書に『スウェーデンボルグの思想』『スウェーデンボルグの宗教世界』など。
■e-mail版 三月書房販売速報
38号—『新井奥邃著作集』これも超渋い。実のところどういう人なのかさっぱり知らないのだが、「おうすい」という名前が読めるだけでも、ちょっと自慢してもよいだろう。この出版社は初耳だが、たぶん1組売れそうなので無事完結を祈るのみ。
■産経新聞
2000年8月2日夕刊 — 「宗教こころ」より抜粋今般の著作集は、奥邃先生記念会幹事の工藤正三氏と、福岡女学院大学助教授のダニエル・コール氏によって編集されたもので、奥邃の 著作の「元版」を底本として、原稿をも参照したものである。テキストクリティークを施した決定版と言ってよい。『奥邃広録』には編集上のいくつかの不備が あったので、これによって初めて、一般には幻の思想家と見られて来た奥邃の思想が鮮やかに現代の読書界に蘇った。
●知られざる思想家
後に初代文相となった森有礼(ありのり)は、明治4年(1871)初頭、特命弁務士として渡米する際、戊辰戦争で奔走した仙台藩士、若き奥邃と知り 合い、彼をアメリカに同行した。それはかつて薩摩藩の留学生だったとき、森ら数名が米国で共同生活をした「新生同胞教団」でキリスト教を学んでもらうため であった。トマス・L・ハリスが率いるこの教団は修養的な労働と瞑想を重んじた。奥邃は25歳から54歳までの約30年間、そこに留まった。
明治32年(1899)に彼は突如、無一物同然で帰国し、4年余りの流寓の後、大正11年(1922)に77歳で死去するまで、東京巣鴨に私塾「謙 和舎」を開いて青年の教育と著述活動を続けた。彼は高潔な詩人的素質をもつ思想家であり、高村光太郎、田中正造をはじめ多くの人びとを感化した。自分の写 真をとらせず、墓をつくることさえ許さなかったという。
●独特な「父母神」思想
明治期以降、日本で受容されたキリスト教は、プロテスタント諸派のそれが主流であり、教理も似かよっている。奥邃のキリスト教思想はこれらと一線を 画し独特である。著作は研究書のような体裁はとらず、文体も深い瞑想と祈りの中から流露する一種の硬質な思想詩を思わせる。若い頃、儒学に打ち込んだ彼の 思想は、儒教的教養の基層の上に、アメリカで身に付けたキリスト教や諸他の学問が加わり、これらが渾然一体となったものである。古い漢文調の文体が思想を いっそう奥深いものにしている。
奥邃の説く神は「父母神」である。父母という二つの神的実体があるのではなく、「二而一(にじいち)」という彼独自の概念によって、二つは一体であり、従って唯一の「父母神」が存在する。この父母神は愛であり、宇宙の万物の生命の源泉である。神と人類は親子関係である。
この両性具有の唯一神思想は彼の独創ではなく、師のハリスやスウェーデンボルグの神観にも見られる。しかし日本のキリスト教思想に初めて現れた神観 であることの意義は大きい。近年、ジェンダーが言われ、神観についてさえ議論がなされる。男女平等ばかりか、母性の喪失や父性の復権といった言葉がよく聞 かれる。父母神の思想が現代に問いかけるものを考える必要があろう。
奥邃によれば、人間は一生涯、自らの「欲・怒・我(が)を殺滅する神戦」に参加しなければならない。この戦いのためには「有神無我」が要求される。 これは「私我」を捨てる努力をするとき超越的な父母神の力が働いて成長が促進されることを意味する。成長は救済でもあるが、救済は自力と他力という2つの 力が「二而一」つまり一体となって遂行される。
奥邃は当時の教育について
「教育は神戦の学習也(なり)。善く之(これ)に戦ふ者は必ず青年たり。蓋(けだ)し青年に非(あら)ざれば善く戦ふ能(あた)はず。然りと雖(いえど)、今の年少なる者は往々老朽の精神にして、自ら起(た)って以て神活の道に於て我欲と戦ふ能はず、怪しむべし」
と嘆き、青少年がこうなった原因を教師や親の誤った態度に求めて
「凡(すべ)て人の子を以て試験動物の如く見做して自家―私智―造作の制度中に畜育すべからざる也」
「その子を愛すと雖必ず之を他人の子と共に平等に公視すべき也」
と戒めている。これは現代の荒廃した教育にも通じる警告である。著作集が広く読まれ、奥邃の思想が多角的に研究されるなら、現代の閉塞的状況が少しでも打破されるであろう。
高橋和夫 (たかはし・かずお)
文化女子大学教授。哲学・宗教学専攻。昭和21年生まれ。学習院大学大学院博士課程修了。おもな著書に『スウェーデンボルグの思想』『スウェーデンボルグの宗教世界』など。
致知
2000年3月号『知られ知られざるいのちの思想家 新井奥邃を読みとく』■致知(2000年3月号)森信三氏が晩年、自分の師としてただ一人挙げた新井奥邃。本書は、近代日本における希有の宗教家・思想家である彼の思想のエッセンスをわかりやすく解説した。
新井奥邃の生まれは一八四六年。明治時代にアメリカで三十年過ごし、帰国後は東京の巣鴨でひっそりと若い学生たちとともに暮らした。人格形成に腐心 した教育者であり、戦争・差別・自己欺瞞を糾弾した祈りの人でもあった。写真も肖像画も残さず、知る人ぞ知る存在だったが、その思想は田中正造や高村光太 郎をはじめ、明治・大正の芸術家、思想家、社会運動家たちの根底に、地下水の如く流れていたという。
複雑で難しい問題が山積する現代、奥邃の人と思想に学び、新しい世紀を切り開くヒントをつかみたいものである。
”
ユニテリアン主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E4%B8%BB%E7%BE%A9#.E3.83.A6.E3.83.8B.E3.83.B4.E3.82.A1.E3.83.BC.E3.82.B5.E3.83.AA.E3.82.B9.E3.83.88
”ユニテリアン主義(ユニタリアン主義 、ユニタリアニズム、英語:Unitarianism)とは、キリスト教で伝統的に用いられてきた三位一体(父と子と聖霊)の教理を否定し、神の唯一性を強調する主義の総称をいう。歴史的には、ユニテリアンはイエス・キリストを宗教指導者としては認めつつも、その神としての超越性は否定する。
概要
ユニテリアンの思想的先駆者はポーランド王国で1556年1月22日に活動を開始しのちにポーランド・リトアニア共和国で広まったポーランド兄弟団(英語版)である。彼らはユニテリアンの思想を確立していたが、「ユニテリアン」という用語はしばらくの間使用しなかった。これとは別に、1567年にトランシルヴァニア(当時はハンガリー王国で現在はルーマニア)で「ユニテリアン」を自称する教団が成立している。ポーランド兄弟団はこのあともしばらく「ユニテリアン」の用語を使用しなかったが、これは世の中にトランシルヴァニアでの宗教運動と自分たちの運動とを内容的に混同されることを避けたものと推測されている。
この宗教思想が流入してきたイギリスではしばらくの間かれらは自由思想家や非国教徒として位置付けられ、また合理主義やヒューマニズムの思想を発展させたという説もある。
ユニテリアン主義の諸形式
ユニテリアン主義には4つの派がある。
聖書的ユニテリアン派(Biblical Unitarianism)
伝統的に用いられてきた三位一体の神学に反し、『神は唯一の位格のみをもつ父なる一体の存在であり、イエスはメシアであり神の子であるが、神その人ではない』と主張するユニテリアン派閥。神の子の解釈は宗派によって異なり、先在する存在(アリウス派)、神のロゴスとイエスという人間の交わりの賜物(セルヴェ派)、イエスが聖霊によって満たされることで神の子となった(ソチニアニスム)などと理解される。聖書的ユニテリアン派はトランシルヴァニアで発生した。ルーマニアのトランシルヴァニア地方、ハンガリー、フランス、一部のアフリカの国々におけるユニテリアンの主たる神学である。著名な聖書的ユニテリアンにはミシェル・セルヴェ、ファウスト・ソッチニ、アイザック・ニュートンがいる。1840年代から、キリスト・アデルフィアン派がこの伝統の近代的な相続人となった[要出典]。
合理的ユニテリアン派(Rational Unitarianism)
伝統的に用いられてきた三位一体の神学に反し、『神は唯一の位格のみをもつ父なる一体の存在であり、イエスは神の子ではなく、他者をよりよい生を生きることができるように導いた善良で賢明な人に過ぎない』と主張するユニテリアン派閥。合理的ユニテリアン派の思想は、ポーランド兄弟団による自由主義的な神学から発生した。この説を唱えた人々は、宗教に対しても極めて合理的なアプローチを行い、聖書に記される奇跡の多く(処女降誕も含めて)に関し否定的ないし懐疑的立場をとった。彼らは社会の段階的変革を奉じ、性善説を唱え、ローマ・カトリック教会によって定められたキリスト教の教義の多くを捨てた。合理的ユニテリアン派は、神が創造を行う人格的存在である、と考える点において、神を非人格的存在と考える理神論とは一線を画する。著名な合理的ユニテリアンには、聖職者にラルフ・ワルド・エマーソン、科学者にジョゼフ・プリーストリーやライナス・ポーリング、人道主義者にスーザン・B・アンソニー、フローレンス・ナイチンゲール 、文学にチャールズ・ディケンズ、芸術にフランク・ロイド・ライトなどがいる。ハンガリーのユニテリアン派にも合理的ユニテリアン主義を唱える者がいる。また、世界で唯一のユニテリアン派高校である、ルーマニア・コロジュヴァールのヤーノシュ・ジグモンド・ユニテリアン高等学校(ヤーノシュ・ジグモンド・ウニターリウシュ・コッレーギウム János Zsigmond Unitárius Kollégium)は、合理的ユニテリアン主義によって教育を行っている。
ユニテリアン・ユニヴァーサリズム(Unitarian Universalism)
ユニテリアン・ユニヴァーサリズムの組織に入るために要求される公的に定められた信条や信仰規定は存在しない。これはUUが1961年にアメリカ合衆国にてユニテリアン派とユニヴァーサリズム派が合併することで成立しているためである。アメリカ合衆国では、このことをうけて、多くの信徒が「ユニテリアン・ユニヴァーサリスト」(UU)を自認している。今日では、UUの多くは自分がキリスト教徒ではないと考えている(ただし、教義上はキリスト教主流派と重なる部分も少なくない)。[1]キリスト教徒を自認する者についても、どのような教義を信じるかは各信徒の自由に任せられているが、多くの場合、三位一体についてはこれをドグマであるとして拒否されている。UUは彼らを束ねるものとして、教義ではなく、一連の行動原理を奨励するのである。著名なユニテリアン・ユニヴァーサリストにはティム・バーナーズ=リー(WWWの開発者)、ピート・シーガー、カート・ヴォネガットやクリストファー・リーヴがあげられる。
福音ユニテリアン派(Evangelical Unitarians)
19世紀以来、福音主義運動や、信仰復興運動の一部でユニテリアン派の神学が利用された。福音ユニテリアン派の神学はかなり多様であり、ソチニアニスム(イエスは受胎・出産以前には存在していなかった死すべき人間であり、聖霊に満たされることによって、初めて不死となり、神性をもったとする)的な考え方もあれば、サベリウス主義(イエスは神が具現した者であり、神の代弁者であるが、三位一体の位格の一ではないとする)的な考え方もある。しかし福音ユニテリアンはみな「聖書の唯一性」(Sola Scriptura)への強い信念、そして聖書は神の言葉であり、間違っていないという考えにおいては共通している。キリストアデルフィアン派などは福音ユニテリアン派のいくつかの特性を持っている。他の現代の三位一体を否定する教会、例えばフィリピンに本拠をおくイグレシア・ニ・クリスト(Iglesia ni Cristo)も思想的には福音ユニテリアン派に分類しうるが、これらの教会は、混乱を避けるために「ユニテリアン」を称することを拒否している。エホバの証人も、独特の形であるが、ユニテリアン的(非三位一体)な神学をもつ。
ユニテリアン主義のそれぞれの派は、互いに関連しあいながら発展してきている。歴史的にはアリウス派をその先駆とする聖書的ユニテリアン思想が最も古く、次にポーランド兄弟団を先駆とする合理的ユニテリアン思想である。UUは最も新しい。地理的には、ヨーロッパにおける現代のユニテリアン派の多くは聖書的ユニテリアンか、合理的ユニテリアンであり、アメリカ合衆国とカナダではユニテリアン・ユニヴァーサリズムが主流である。福音ユニテリアン派の大半はアメリカ合衆国かイギリスにある。現在、福音ユニテリアン派を除き、世界のユニテリアン主義の組織・団体の多くは、1995年に創設された、国際ユニテリアン・ユニヴァーサリスト協会(ICUU: International Council of Unitarians and Universalists)に所属している。
日本での歴史
ユニテリアン
1887年(明治20年)にアメリカ・ユニテリアン協会より最初の宣教師A・M・ナップが来日した。日本では、月刊誌『ゆにてりあん』を発行した。また、「唯一館」を建てて盛んに講演会を開催し盛んに宣伝した。社会主義者の村井知至や安部磯雄らを通して日本の社会運動に影響を与えた。[2]
戦後は日本自由宗教連盟・東京帰一教会やユニテリアン友の会、ユニテリアン友の集いなどが結成され、今岡信一良などが中心となって活動した。
ユニヴァーサリスト
1890年(明治23年)にアメリカ合衆国のユニヴァーサリストの宣教師G・L・ペリンが来日する。ペリンは東京飯田町に中央会堂を建設した。中村正直らの勧告により「宇宙神教」の訳語が採用された。1909年(明治42年)に「日本同仁教会」と改称された。1941年に日本基督教団に合流する。戦後に再び分離し、現在は基督教同仁社団・同仁キリスト教会として活動し、幼稚園なども運営している。明治時代には星野久成、吉村秀蔵、赤司繁太郎など、戦後は千代崎幸弘らが牧師であった。[3]
後に、アメリカではユニテリアン協会とユニヴァーサリスト教会は合同したが、日本では現在も別個に活動している。”
ユニテリアン・ユニヴァーサリズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0
”ユニテリアン・ユニヴァーサリズム(Unitarian Universalism:通称UU) は「真理と意味の追求を自由にかつ責任を持って行うこと」を特徴としたリベラルな宗教で本拠地はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン。
概要
UUは共通の教義を持たず、むしろスピリチュアルな成長に向け助け合い追求すること、個人の思想信仰は権威への服従からではなく追求の結果から生じるという信条によって団結している。ユニテリアン等のプロテスタントの各派から派生したが、現在は仏教など様々な宗教や思想も取り入れている。礼拝では賛美歌を歌ったりするなどキリスト教の一面も持つが思想信仰は各教会やメンバー個人に任され、教会やメンバーは必ずしもキリスト教徒を自認していない。グループによっては教会と名乗らないこともあり、神を信じる事の有無にかかわらず参加している。
ユニテリアン・ユニヴァーサリスト協会 en:Unitarian Universalist Association (UUA), は1961年にAmerican Unitarian Association(AUA)とUniversalist Church in America(UCA)の合併により成立し、北米の教会と緩やかに連帯している。UUA は1,000 以上の教会(congregation)と217,000 人の信者を持つ。コングリゲーショナル方式により各教会を緩やかにまとめ、各々の教会の自治権が大きいのが特徴である。教義を始め日々の教会運営から牧師の選定まで各支部(教会)の運営委員会の判断に委ねられている。運営委員会は一般信者と牧師で構成され毎週の礼拝、各種のグループ、ボランティア、会計、牧師との連携、地域との関わり等教会活動の殆どすべてに責任を持つ。
プロフィール
ユニテリアン・ユニバーサリズムはメンバー(UU教徒)が自由に思想・信仰を決める事ができる。これにより宗教的多元性、多文化の伝統を尊重し同じ教会内でも複数の信仰や活動を認めている。例えば水曜日の夜に座禅のグループ、木曜日にはクエーカーのセミナー、日曜日には礼拝を行うといった具合である。このことから折衷的宗教であるとされている。UU教徒は自分の信仰が唯一無二の真実であるとか他宗派に対しての優越性を主張しないことが多い。「宗教学(theology)を創る」という勉強会もある。
多くのUU教徒は自身のことをヒューマニストであるとしている。他のUU教徒はキリスト教、仏教、ユダヤ教や自然崇拝、無神論、不可知論、博愛主義等をUUと同時に信仰している。中には教義の名前を特に使用せず様々な信仰を組み合わせている信者もいる。このような多様性はUU教徒から運動の利点と考えられていると同時に、各自比較的統一された教義と習慣を持つ(カトリック、プロテスタント、ユダヤ教、大乗仏教等)各宗教団体の中には教義を持たないUUを支持しない所も多い。UUは個人が自己や社会、自然との繋がりの中で各自意味を追求することを重要視し決められたドグマを持たないからであるとされている。
以下、 ユニテリアン主義より加筆引用。
ユニテリアン・ユニヴァーサリズムの組織に入るために要求される公的に定められた信条や信仰規定は存在しない。これはUUが1961年にアメリカ合衆国にてユニテリアン派とユニヴァーサリズム派が合併することで成立しているためである。アメリカ合衆国では、このことをうけて、多くの信徒が「ユニテリアン・ユニヴァーサリスト」(UU)を自認している。今日では、UUの多くは自分がキリスト教徒ではないと考えている(ただし、教義上はキリスト教主流派と重なる部分も少なくない)。[1] キリスト教徒を自認する者についても、どのような教義を信じるかは各信徒の自由に任せられているが、多くの場合、三位一体についてはこれをドグマであるとして拒否されている。UUは彼らを束ねるものとして、教義ではなく、一連の行動原理を奨励するのである。著名なユニテリアン・ユニヴァーサリストには第6代アメリカ合衆国大統領ジョン・クィンシー・アダムズ、作家・思想家のラルフ・ワルド・エマーソン、ティム・バーナーズ=リー(WWWの開発者)、ピート・シーガー、カート・ヴォネガットやクリストファー・リーヴがあげられる。アダムズとエマーソンはユニテリアンであった。
ユニテリアン主義からの引用終わり。
批判
正式な教義を持たない
キャロル・キートン・ストレイホーン(Carole Keeton Strayhorn)はユニテリアン・ユニヴァーサリズムは正式な教義を持たない為宗教ではないと批判した。しかし後に主張を翻している[1]。
他宗教からの借用
近年UUは「あまりに無作為に」他宗教の儀式や習慣を借用していると仏教徒やネイティブアメリカンの団体等から批判されている[2][3]。
日本宣教
1890年(明治23年)アメリカの本部から、宣教師G・L・ペリンが来日して、1890年年末に東京飯田町に中央会堂を建した。中村正直らの勧告によって、宇宙神教と訳されたが、1909年(明治42年)には「日本同仁教会」と改称された。1941年に日本基督教団に吸収合併されたが、戦後離脱して、基督教同仁社団・同仁キリスト教会として活動し、幼稚園なども運営している。
”
生長の家(ニューソート+大本教)の教義は
①万教「帰一」
②天皇絶対。
ユニテリアンもユニヴァーサリズムも宗教統一用宗教ですな。
”
トランセンデンタリズム【Transcendentalism】
アメリカの思想家R.W.エマソンとその周囲の文人,宗教家たちのロマン主義思想をいう。超越主義,超絶主義と訳す。エマソンの《自然》(1836)出版後,彼の周囲に集まったユニテリアン派の牧師たち(ヘッジFrederic H.Hedge,T.パーカー,リプリーGeorge Ripley,W.E.チャニングら),随筆家H.D.ソロー,教育家A.B.オールコット,批評家S.M.フラー,詩人チャニングWilliam E.Channing,ベリーJones Veryなどがその代表者である。
”https://kotobank.jp/word/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0-856503
ピューリタニズムとトランセンデンタリズム
http://www.ne.jp/asahi/fogbound/journal/puritrans.html
”ピューリタンは理想に燃え、誘惑を悪とみなし、それらと厳しく闘うという自己啓発に努めました。また、古典文学や有名な歴史的事件から隠喩を多く引用して説教をするなど、その比喩的・寓意的発想は、アメリカ文学の特色のひとつである象徴主義の下地となりました。
トランセンデンタリズム(transcendentalism / 超絶主義)は、19世紀初頭にアメリカで広まった思想運動です。ピューリタニズムは「キリスト教の神」がその中心にありますが、トランセンデンタリズムは「神」という超越的存在を個人の中に見て、「自立した自己の精神」をその中心におきます。ここでいう「自己」とは、欲望から解放された本来的自分ということで、自我とは対立関係にあります。
これらの超絶主義者には、『森の生活』のデビッド・ソロー、『緋文字』のナサニエル・ホーソンなどがいますが、忘れてはならないのが、エマソン(1802-1882)です。
「たそがれ時、曇り空の下、雪でぬかるむ殺風景な広場を通り抜けていると、特に幸福なことを考えていたわけでもないのに、私はある種の完璧な爽快さを味わってしまう」
「森の中、われわれは理性と信仰をとりもどす。そこにいれば私は自分の人生に自然がつぐなえないことは何ひとつないと感じる。むき出しの大地に立ち、頭をさわやかな大気に洗われて、かぎりない空間のさなかに昂然ともたげれば、いっさいの卑しい自己執着は消え失せる。」 (「自然」岩波文庫)
エマソンは自然を重視しましたが、美しいからではなく、自然を精神の象徴だと考えたからです。つまり、彼にとって自然は、人間の精神について学ぶために大切だったのです。彼の考えはソローやホイットマンに受け継がれていきますが、ピューリタニズムにしても、トランセンデンタリズムにしても、その根本に横たわっているのは、社会の制約を超え、超越的存在を実感した個人の情熱ではないかという気がします。 ”
ブッシュ家
http://weekpedia.myht.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%AE%B6
”マシアス・ブッシュ(マティアス・ブッシュ、1722年5月10日~1790年3月29日):ブッシュ家の祖。チェコ系ユダヤ人の移民
ルイス・ブッシュ(ルドヴィーク・ブッシュ、生没年不詳):マシアスの長男。アメリカ陸軍の将校である
ソロモン・ブッシュ(1752年10月12日~1795年):マシアスの次男。アメリカ陸軍の少佐で、兄のルイスとともに『アメリカ独立戦争』で活躍した
ジャージ・ブッシュ(1769年~1859年):マシアスの三男。ニューヨーク大学の教授となりヘブライ語の権威となった ”
George Bush (biblical scholar), 19th-century biblical scholar and preacher
http://en.wikipedia.org/wiki/George_Bush_%28biblical_scholar%29
”George Bush (12 June 1796, Norwich, Vermont – 19 September 1859, Rochester, New York) was an American biblical scholar, pastor, abolitionist, academic and advocate for the restoration of the Jews to the Holy Land. He is distantly related to the Bush political family.[1]
(…)
In 1845 he embraced Swedenborgianism and went on to write many defenses of his new faith.[6] He translated and published the diary of Emanuel Swedenborg in 1845, and became editor of the New Church Repository.[2]
(…)
Mesmer and Swedenborg (1847) Here he argued that the doctrines of Swedenborg were corroborated by the developments of mesmerism.[2]”
Andrew Jackson Davis (August 11, 1826 – January 13, 1910)
http://en.wikipedia.org/wiki/Andrew_Jackson_Davis
ken @kenkatap 2012年9月18日
カリフォルニアの12歳の少女が宿題(数か月)でまとめた大統領達の家系図。
大統領は一人を除いて皆イングランドのジョン王の子孫なんだそーです
【http://youtu.be/cMC9B1vpUBc 】【http://ameblo.jp/pinkglalem-kingfisher/entry-11356864656.html …】
▼英と欧の王族に、米国人は常に所有され支配されてきている
knznymmmy @knznymmmy 11月26日
ダメリカの大統領は(第八代大統領を除いて)
全員血縁関係がある
というか、血縁をたどるとお下劣の王家(ジョン王)につながる pic.twitter.com/EjxqJQ1yWQ
J・ナナミ @pinkglalem 7月17日
安倍晋三が憲法を改正せずに、解釈を変更したのは、日本憲法がイギリスのマグナカルタと同じ意味を持っているから...?その影響力は残して、責任の所在を曖昧にすることが出来る。
アメリカの大統領がワシントンからオバマまで、マグナカルタを認めたジョン王の子孫と言うのは注目に値する。面白いのは第一条で、教会は国王の権限から自由であるとしている。明治憲法、日本国憲法ともに、第一条は、天皇について書かれている。
J・ナナミ @pinkglalem 11月24日
@pinkglalem シオニストがヴァチカンに操られているよーに、アメリカもヴァチカンに支配されている。歴代の大統領が皆マグナカルタを受け入れたジョン王の末裔であるのはその証拠。マグナカルタ第一条を読めば、コレが英王の権限に対する教会の支配であることは明白。
つまり英国も米国も教会の下に位置する。そして日本はそのまた下にあって、最終的にその支配に文句が言えない立場。
(英国女王=英国国教会のボスも日本支配の黒幕の一つ。
偽天皇はガーター勲章に縛られ、海賊女王に逆らえません。
女王が英国国教会のトップを兼ねる=聖俗の権力の融合。
つまり教会は自由=王は自由。
バチカン=宗教権力は
世俗権力=王侯貴族を弱めたいのです。
英国国教会はバチカンが非常に嫌がることをしております。
さすがにバチカン支配下ではないですね)
saebou @Cristoforou 2012年12月6日
連合王国国王は手続き上「信仰の守護者」として英国国教会の長を兼ねるので、国教会信徒でなければなりません。イングランドでは伝統的に反カトリック感情が強烈で、アン女王が直系子孫なしになくなったとき、カトリックの親類に王位が移ることを警戒してこういう規定ができました。
世界史名言集_bot @sekaishimeigen 4月1日
「王は、イングランド教会が自由であり、その諸権利を完全に享有し、その自由は侵されることがないことを最初に神に誓い、次いで王および王の相続人のために、この王の現在の特許状をもって永久に確認する」(マグナ・カルタ/イギリス)【大憲章】
Tatsuhiko Asatani @TatsuhikoAsatan 2012年3月24日
イギリスには成文憲法がない。
憲法の代わりになるのが、マグナ・カルタ、権利の請願、権利の章典などだ。イギリスでは国王の権力に対して、貴族、教会、都市(商人)が抵抗し、抑制をかけようとする闘争が常にあり、その時々で国王側にその権力の制限を認めさせてきたのが先の要求だ。
アンドリュー・ジャクソン・デービス(Andrew Jackson Davis, 1826年8月11日 - 1910年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B9
“アンドリュー・ジャクソン・デービス(Andrew Jackson Davis, 1826年8月11日 - 1910年)は米国の霊覚者。
思想的にスピリチュアリズムを先取りした哲学書を出版して後のスピリチュアリズムに多大な影響を与え、「スピリチュアリズムのヨハネ」と言われた。(下記#スピリチュアリズムの勃興を予告した人物を参照)。奴隷制度廃止運動家、女性開放運動家、禁酒運動家でもあり、スピリチュアリズムの思想によって社会に影響を与えた最初の人と言える。(参照)
ニューヨーク州のオレンジ郡ブルーミングローブ生まれ。家が貧しく、教育はほとんど受けていない。成長すると、靴屋の徒弟となった。生まれつき霊視能力があったらしく、母が死去したときに輝くような野原に美しい家のビジョンを見て、母が行ったところだと思ったという。
1843年、17歳で近くの町の講演会に出かけて催眠術にかけられ、催眠状態で透視能力や読心能力を発揮できることに気づく。さらに実験を続けるうち、特殊な能力が発達した。
この能力を生かすべく最初は病気の治療を始め、「ポキプシーの千里眼」として評判になった。しかし、催眠状態に入ると演説することが多くなり、入神講演と出版がライフワークであることを認識して治療院を閉鎖した。
1846年、20歳で入神講演の内容をまとめ、第一部「大自然の摂理」、第二部「大自然の啓示」、第三部「人類に告ぐ」の三部作として出版した。(原文:The principles of nature, her divine relations, and a voice to mankind)これは大反響を呼び、当時の米国の知識階級に大きな影響を与えたといわれる。
「大自然の摂理」では個人的な意識の死後存続、霊こそが実在であること、霊や霊界の 描写、イエスは神ではなく規範とすべき人間であったことなどが述べられ、現在のスピリチュアリズムとたいへんよく似ている。 「大自然の啓示」では宇宙、太陽系の歴史や人類にいたる生命の進化について書かれている。この中で海王星と冥王星が発見される前にその存在を指摘したこと は話題になった。 「人類に告ぐ」では理想的な経済・社会基盤について述べている。
後にスピリチュアリストたちの活動が盛んになってくると喜んで支持し、自らを「スピリチュアリスト」とした。 しかし、哲学的思想をなおざりにして物理的現象にばかり夢中になる傾向がスピリチュアリズムに出てくるとこれを嫌い、1880年には自分の哲学は「調和哲 学」だと宣言して、スピリチュアリズムと袂を分かってしまった。 その後も精力的に出版を続け、1910年に死去。
スピリチュアリズムの勃興を予告した人物
A・J・デービスは1848年のハイズビルのフォックス家事件以降に起こったスピリチュアリズムの勃興を予告した人物としても知られている。この人物については、『スピリチュアリズムの真髄』(ジョン・レナード著(国書刊行会発行))に詳しい説明があるが、この本は現在絶版となっている。
彼の著作である第二部「大自然の啓示」には、後のハイズビル事件(フォックス家事件)を予言する記述が見られる。”)
『自然の原理』の内容。
世界は内と外、すなわち心と物とで成り立っているが、両者は同じ実体である。
心は物に対して支配的な立場にあり、心の本質は霊的。
が、心も一種の物質であり、物質も心も本質的には霊的であり、その意味では同等だとする。
イエスを神の子ではなく人間倫理の革命家として捉え聖書を批判。
霊界と何か、どういう構造か、人は死ぬとどうなるかについても書かれているので後に、スピリチュアリズムのバイブル(聖書)となる。
宇宙創成を通して地球が生まれてから自然が地質学的、生物学的に変化しながら、やがて人類が誕生していく経過を進化論的に述べている。
1859年にダーウィンが『進化論』を発表するよりも十年以上も前の記述である。
ただし、デイヴィスの立場は肉体としての人類の発達と霊的存在としての精神の発達とはまったく別な出来事であり、人類が或る肉体的完成度に達したときに、つまり、それ相応の受け皿となりえたときに初めて高度な精神が宿ったのだという。
また、宇宙の構造についても先見の明があった。
太陽系の惑星の数を8ないしは9としている。
8は確実だが9番目はまだ惑星と呼べる段階ではないと言っている。
8番目の惑星は海王星だが、これについてデイヴィスが受けた啓示は、この星の存在が数学的理論によって指摘された数カ月前のことだと、本の脚注に記してある。
9番目の冥王星はもちろんそれ以後に発見されたが、一昨年(2006年)末の新聞記事によれば、この冥王星は一種の宇宙塵で、惑星とは呼ばないことになっていた。
イエスはヨゼフとマリアの間に生まれた人間の子供で、当時の宗教的に堕落した社会を改革しようという情熱に燃えた青年であった。
聖書は矛盾や誤謬を含む不完全な書物であり、教会が主張する三位一体、原罪、贖罪、天国と地獄などの概念はすべてあり得ないことだと述べている。
これはキリスト教に対するスピリチュアリストたちの態度に強い影響を与えている。
肉体と霊はもとは一体であるが、年をとるにつれて霊(精神)の思うようには動かなくなる。『自然の原理』によると霊はこれまで肉体に充満していたエーテル的物質を吸収して霊体を作り、霊界での生活に備える。これは霊が低い次元からより高い次元へと移動することであり、死とはそういう次元の移動であるにすぎない。
『自然の原理』では死はあらゆる現象の中で最も賛美すべきもので、誰もがその到来を楽しみに待ち、感謝すべきだと述べる。
『自然の原理』にはスピリチュアリズムに特有な基本的概念が示されている。
万有は神、即ち至高の意志によって創られていること、人間は死後も生前と同じように個性を持ち、生活を続ける(ただし第二界=肉体を脱して入る世界においてのことで、それ以後の界では必要に応じてそうなるという。なお、霊界は第七界まである)、ということは最も基本的なものだが、これらはこれまでの宗教観や説話などの中で前例のないものではない。
しかし以下の二つはスピリチュアルに特有である。
①魂同士が引き合う力
②魂が向上を目指す力
この魂同士が引き合う力と向上を目指す力の二つの力が原動力となって霊界全体が発展していくという。これはスウェーデンボルグの霊魂観と同じものである。
霊魂が社会を着くといっても利害や目的によって集まるのではなく、似た者同士、好きな者同士が集まる。同じような性向を持ち同じような魂の発達段階にある者が、相手に親しみを覚えて近づこうとするところから霊界における社会が始まる。
したがって地獄や極楽といっても神や閻魔が裁いた結果振り分けられるものではなく、個人の器量と好みに応じて地獄や天国が決まる。
極悪人同士が集まるのが地獄で、徳の高い者が集まるのが天国となる。この地上では物質的制約により実現できないが、霊界では精神のみが唯一の実在なので精神が決定的な原理になるのである。
そして霊はより高い光と愛の世界に行こうと努力するという。
第七界まで段階がある。キリスト教でも七は重要な数字だが、スピリチュアルでも霊界を七つの層に分かれている。
前に述べたように『自然の原理』はスピリチュアリズムの到来を予見している。
“ 肉体の中にいる霊がより高い層にいる霊と意志を通じ合うことがあるのは確かなことである。その場合、肉体の中にいる霊がそれに気づかずにいて、交流があったことを信じないということもあり得る。だが、このことはやがて地上の人間の中で示され(in the form of a living demonstration)、真実であることが分かるだろう。その時、現在火星や木星や土星の住民たちの間に行われているように、人間の内部が開かれて霊的な交流が達成されることになる新時代の到来を、世界の人々は大歓迎するだろう。”p.45
『自然の原理』はハイズヴィル事件の前年に、まるでそれを先触れし解説するかのように出版されたのだが、この本の驚くべき内容とだけでなくハイズヴィル事件が起こしたスピリチュアル・フィーバーというべき社会的熱気にも助けられて、たちまち版を重ねていった。これに影響を受けた人々の中には、詩人のロングフェロー、哲学者のエマーソン、天文学者のローエルなど、当時の錚々たる人物がいる。
スピリチュアリストたちがこの本を聖書のように重視したのはもちろんだが、デイヴィス自身もスピリチュアル運動に強い関心を持ち、はじめのうちは積極的に講演や著述を通じて援助し、一時は指導者とみなされたこともあった。しかし、スピリチュアリストたちがあまりに現象面に執着し、降霊会に夢中になり、その背後に潜む哲学的、宗教的意義をおろそかにしたため、デイヴィスは嫌気がさして、こういう状態が続く限りは自分はスピリチュアリストとみなされたくないと宣言し、
1880年には自分の思想を「調和哲学(The Harmonial Philosophy)」と読んで当時のスピリチュアリズムとは一線を画した。デイヴィス54歳のころである。
このころにはもう無学な職人ではなく勉学により自分が書いたものを充分に理解できるようになっていた。また、他人の助けなしで入神状態に入ることも出来るようになっていた。
デイヴィスは自分を霊的感応状態に置くことで霊界から自由に情報を入手できると述べている。霊界には知識の宝庫とも言うべき光の凝縮した大星雲があり、頭脳から発する光の集合体がそれに接することで欲しい知識が自由に流れ込んでくるというのである。
また、自分の能力は超自然的なものではなく、普通の人間と同様に自然なものであり、ただ少しばかり他の人々を上回っているにすぎないと言っていた。
また、自分が述べてきた意見や啓示などもうのみにせずに理性によって各人が判断すべきだと言い、どんな啓示も人間がするので必ず過ちや足りない部分があり、自分の場合も例外ではないと語っている。
デイヴィスが師と仰いだのがエマヌエル・スウェーデンボルグである。
(死は高次元への移動なので素晴らしい、という思想は極めて危険な思想です。支配層にとって宗教の最大の役割は殺して人間の数を減らして調整することにあります。あなた一人が救われても、二人以上は死んでいますよ?
デイヴィスは無学だったのに数年でこのレベルっておかしくない?
しかも自分が書いたものを年をとるまで理解できなかった?
しかもその内容がスウェーデンボルグが間違いなく元ネタの思想。
やっぱりゴーストライターなんじゃないのかこれ。
ジョン王の子孫=ブルーブラッドのブッシュ家の教授が熱烈に支援したのが物凄く怪しい。
英国(ジョン王)と米国(ブッシュ)で流行りまくりだし。
魔法結社に脳力開発されて高速学習したの?
利用された本物?
催眠状態あるいは神がかり状態の間に別人が書いた?
当時のデイヴィスに勉強する時間がどれだけあったかが気になります。
公開されていない最新情報を得ていたし。
ガリバー旅行記で超有名なスウィフトも天体にかんする秘密の最新情報をメーソンから得ていたようですし。スウィフトはメイソンメンバーですよ。
イエスの実在自体は否定しないのね。
教会が主張する伝統的な三位一体、原罪、贖罪、天国と地獄などの概念はすべて間違いだと主張したスウェーデンボルグが元ネタですね。
スウェーデンボルグは聖書は否定していないのでスウェーデンボルグ思想をさらに進めて聖書自体すら消してしまいました。聖書は矛盾の塊ですから、新たな宗教にとっては邪魔なのでしょう。
また、イエスを神の子であることを否定してただの凄い人間にしてしまいました。
聖書否定とイエスの神性否定はスウェーデンボルグのものではありません。
スウェーデンボルグはすでに霊的進化について述べております。進化、上昇、向上……まあ同じ意味です。
スウェーデンボルグは霊界は七層であることと、自分が他の惑星の宇宙人と会ったことも主張しておりますからスピリチュアル系の源流です。
ねえ、なぜこうしたスピリチュアルブームとかって西洋発なの?
インドやイランやエジプトとかではなぜ起こらないの?
なぜスピリチュアル本の元ネタが西洋人ばかりなの?
インドを強調するならまずは聖書とギリシア哲学思想を自覚して捨てて下さい。
まあ意図的にキリスト教神学・哲学を中核に残して有色人種の伝統思想を破壊するんですけどね。白人支配者がインド思想を改造するために利用したのが神智学。
ギリシア人の肌も白ではなく浅黒かったのにね。
金髪碧眼=ヴァイキング=蛮族なのにね。
聖書を否定していてもそれがあらたな誘導なのはよくあること。
Aと反A=Bの対立は、AとBの共通点Cを受け入れさせる為の茶番。
日ユ同祖論とユダヤ陰謀論は本物ユダヤVS偽ユダヤのセットもので、前提となる聖書のユダヤ人の実在=聖書神話を信じさせるのが狙い。
ニューエイジとキリスト教原理主義が対立しているが、共通点=維持したい部分があります。
絶対的なものを「真理」(覚醒)と呼ぶか「神」と呼ぶかの違いであり、結局は絶対的なものを否定しない。絶対的なものを信じさせることができれば容易に操れますから。
嘘でも人を操れるが、真実でも人を操れるのですよ。
進化論の言いだしっぺはダーウィンの祖父ですよ。
エラズマス・ダーウィン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3
“エラズマス・ダーウィン(Erasmus Darwin, 1731年12月12日 – 1802年4月18日)は、イングランドの医師・詩人・自然哲学者。ロバート・ダーウィンの父でチャールズ・ダーウィンの祖父。
略歴
ノッテンガム付近のエルストン・ホール生まれ。ケンブリッジ大学とエディンバラ大学で学び、内科医の資格を取得した。一般にチャールズ・ダーウィンが「進化」論を唱えたとされているが、実際には祖父であるエラズマスが「進化(evolution)」という概念を生物学に持ち込んでいる。ルナ協会の中心人物でもあった。
チャールズ自身は「ゆるやかな変化」などを用いた表現が多く、「進化(evolution)」という言葉自体を大きく嫌っていたらしい。 有名な『種の起源』においても、その第5版にまで「進化」という単語は存在しない。チャールズが祖父を大きく嫌っていたため、と見る向きもあるが、エラズマスの論が実施や実験、経験を軽んじているがため、とチャールズ自身は著している。
ただ、チャールズが当初系統発生にエラズマスの提唱したevolutionの語を当てなかったことに関して、当時のevolutionという語の示す概念は元来個体発生、特に前成説的 個体発生概念においてあらかじめ用意された個体の構造が展開生成するプロセスを指していたのを後になって系統発生のプロセスを指す語に援用したものであっ たことは、もっと注目されてよいだろう。チャールズの「種の起原」で展開されている議論は系統発生と進歩を区別し、その定められた方向性を否定するもので あったからである。つまり、チャールズの「進化論」の内容と"evolution"の本来の語義は親和性が良いとは言えないのである。
その他
• エラズマス・ダーウィンの著書はドイツ語などに翻訳され、ヨーロッパ大陸の自然哲学にも大きな影響を与えた。
• のちにエラズマスの哲学的、観念的「進化論」はジャン・アンリ・ファーブルが「昆虫記」において実地の観察や実験に基づいて痛烈に批判している。
• 吃音症であった[1]。
1. ^ 『西洋博物学者列伝』 ロバート・ハクスリー 悠書館 159ページ ひどいどもりで、魅力のある人物とは言えなかったが、客間での人づきあいはうまく、口説きの名人でもあった。
参考文献
”
たいよしん @ra_adauta1206 7月1日
” 古代ギリシャ人は金髪碧眼というイメージを持たれがちだが実際は北欧からの奴隷のみで、古代ギリシャ人も現代ギリシャ人と同じラテン系の浅黒い肌色だった が大理石の壁画の肌色塗料が時代とともに剥がれ落ちて地肌の白さが残り、「古代ギリシャ人は金髪碧眼」という曲解が起きた”っていう話面白すぎ
名糖@竹林のKaranic @meitou 2014年2月2日
古代ギリシャ人は黒髪、褐色の肌だった? - るいネット / http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=240786 … 浅黒いコーカソイド系は、美しいよ
usamimi @usamimix 2013年2月21日
宇宙人なんていない、という人には「じゃあなぜスウィフトは、その著書ガリバー旅行記で天空の島ラピュタ人を登場させ、火星の衛星について人間に教えるエピソードを書けたの?人間が火星の衛星を見られる望遠鏡を発明したのは、本が書かれてから150年も後のことなのに」 と聞いてみよう。
サージ船長 @alo353 3月14日
@usamimix @kitsuchitsuchi ケプラーの説を取り入れただけですが。1726年に出版された本に火星の2つの衛星の記述があると、それを理由に宇宙人が実在するという突飛な推論は、いささか常軌を逸していると見受けられます。もう少し冷静に分析すべきではありませんか。
U (公式bot) @wayofthewindbot 3月29日
RT lanekota: フリメの秘儀はどこから来たのか?安易に古代エジプトだのアトランティスだのほざく輩がいるけどさ、さっきの火星の衛星のやつはケプラーなどの研究もそう だが、身近に考えると古代より中世イスラムの天文学の知識が伝播したと考えるほうが自然なんだよな。夢もロ ...
knznymmmy @knznymmmy 3月15日
ガリレオが木星の衛星を見つけたのはもっと早い だったらスウィフトがどこかでその話を聞きつけて んじゃま、俺は火星で創作すっかと 思いついたとしても不思議ではない 結局UFO信者の言う事には毎回飛躍がある 「UFOかもしれない」から 「UFOに違いない」への飛躍だ
サージ船長 @alo353 22 時間22 時間前
@knznymmmy @kitsuchitsuchi その通りです。何百万光年を移動する技術や知恵を持つ種族が、この地球に干渉する理由は、恒星間移動の際の中継基地を造るくらいしかありませんし、また人工惑星を造る技術すら持っていると考えます。
自分の視点ではなく、彼らの視点で物事を考えなければ、真実はいつまで経っても見えてきません。ただ今この地球にいる支配者は人間を食料として考えているようです。ソイレント・グリーンの再来ですね。マクドナルドの食品に歯が混入ですから。
それこそ「共喰い」というタイトルの小説が芥川賞を取るような時代ですから。小説「闇にひらめく」を映画化し、カンヌでパルム・ドールを受賞した「うなぎ」も同類ですね。
少し話が脱線しましたが、今世の中に流布している宇宙人情報はすべて、現代の人間が思い付くレベルの稚拙な情報しかないんです。つまりすべてがフェイクだと簡単に言い切れてしまう。宇宙人という位置づけが、かなり下等に描かれているんです。
最も最先端技術が駆使されている米軍の兵器ですら、20年前に発想された物が、ようやく実用化して出ててきています。レールガンなんて、私が小学生の頃には理論化されていました。宇宙人のテクノロジーとか、冗談も休み休みにしてほしいです
knznymmmy @knznymmmy
そうそう。うちゅーじん、うちゅーじんと 御大層に言う割にはあまりにも 発想力の貧弱さが鼻につく 例えばさグレイ型エイリアンが 足が日本で手が日本で目が2つで・・・ こんなものニャンゲンじゃねえか!
もし本当に1億光年だかどこかの彼方に スンゲエ超科学文明を持つ生命体がいたとしても 想像も理解も全くできないような トンデモの中のトンデモみたいな 連中じゃなきゃおかしい
喩えるならば・・・ 縄文時代の人に「未来の乗り物」を想像させたとして 「千里走っても平気な馬」とか あくまでも縄文時代の延長でしか考えられないようなもの 違うだろ! せめて新幹線ぐらい言ってみろ 縄文時代の人に「新幹線」なんて回答が出せるかな?
仮に新幹線の写真を縄文時代の人に見せても 「何これ? 箱?筒? こんなものどうするの?」 みたいなトンチンカンな回答しか 返ってこないんではなかろうか? 万が一、うちゅーじんってヤツがいたとしたら 私らの理解力なんぞ消し飛んでしまうような 連中じゃなかろうか
私は基本的にうちゅーじん否定論者だけど 「ヒトならざるモノ」ってのは否定しないし 過去のツイートでもちょいと書いたこともある マンションの屋根の上、しかも 三角形だから不安定な屋根の上で 変な歌うたってるヤツの事とか書いた。 あれはただの変態だったのかそれとも吸血鬼だか悪魔だか?
昔、私がマンションの屋上で歌う吸血鬼の ツイを書いたんだが 誰も理解できなそうでww 今でもアレは何だったんだろうと思う 勿論、吸血鬼ってのは勝手に私がそう分類しただけ 実際に首筋に食い付かれた訳じゃないし 食い付かれたとしてもただの変態かもしれないしw
マンションの住人が次々と原因不明の体調不良を起こし・・・ なんていうと、バカがしゃしゃり出てきて 「実は○年前に自殺した若い女性の霊が」なーんてしたり顔で語るのも よくよく調べりゃ電磁波の障害ってオチ・・・探せばあると思うよ。
(人知をはるかに超えたレベルのエイリアンなら、人間にとっては「自然現象」「法則」扱いされるのでは?
そもそも今の人間レベルでないと「知的生命体」とみなせないからこそ、「人間らしい非人間」の情報だらけなのでは?)
knznymmmy @knznymmmy 1月14日
古代核戦争の謎 南山宏著 学研 2009年10月刊 デービッドアイ君のしょっぱい10巻セットを読んだ後 我輩はこれを読んでいたんだが 後半80ページほどはツングース大爆発について書いてある。 1908年6月30日の事件だが 2013年のチェリャビンスク事件と色々似ている
もしこの本が正しいとするのなら 確かに隕石は撃墜されていた。 それはツングースもチェリャビンスクも同じ事。 いやそれどころか、他にも1984年2月26日のチュリムとか 2002年9月25日のヴィテムとか 他にも多数の同様の「撃墜事件」が起きていた可能性がある
ja.wikipedia.org/wiki/2002%E5%B9%B4%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%81%AB%E7%90%83 … 2002年9月25日のヴィテムはwikiにも出てくる ちなみに「別の何か」が撃墜はしているのだが ゆーほーではない。 ましてやレプティリアンでもないし 銀河連邦でもない んじゃ、誰が? ひと言で言えばニャンゲンだ!
ニャンゲンと言っても おそロシアの秘密兵器じゃねえし ダメリカでもないしクソラエルでもない ましてやアホンジンとか論外 んじゃ誰が?ってのは一旦保留 この本をどこまで信用していいのか未知数だから
どーしても知りたいならおめーらさん あまぞんで買ってこい (注 本書の中でも最終的結論までは書かれていない あくまでも推論、仮説レベル) おめーらさんにとって面白いかどうかは知らない。 少なくとも私はデービッドアイ君の ムーンマトリックソ10巻セットより こっちの方が面白かった
(超古代文明が開発した隕石迎撃装置が今でも機能している説。シェイプシフトするので人間には認識できない説)
knznymmmy @knznymmmy
推定じゃなくて実際に作っちゃった温度だと
http://bit.ly/1o8K3ly
広島の原爆が中心部で10万度とか
ギネス記録では核融合の実験炉が5億度とか
どっちにしても我々の生きてる温度はあまりにも低温にかたよりすぎている
プラズマ生命体からすればマジキチレベルw
勿論100万度、1000万度、1億度の世界では
鉄も溶けるどころか沸騰して
いや、それどころかプラズマになっちまってと大騒ぎだろう
だから「地球が水の惑星でちょうど人類に快適なのは
神の御恵み、御意志」とか
バカな事を言う奴は何もわかっちゃいない
仮にプラズマ生命体なんてものがいたとしたら
プラズマ2ちゃんねるで
「いやー、なんだかんだ言っても
俺らが生きてられるのは
幸運にも太陽の中心に生まれたからだよな」
「それな」
「俺この前物理の時間に聞いたんだけどさ
銀河系の外れにはちきゅーとかいう星があって
そこでは表面温度が20度とか30度って地域が多いらしいぞ」
「さっむーー!!」
「なんかそこでは水もエキタイとかいう状態になっちゃうらしい」
「エキタイって何?」
「いや、俺に聞くなよ」
・・・という会話をしているかもしれない
前から言ってるけどさ
うちゅーじんなんて本気で想定するのなら
そもそも液体の水なんて探すのが
間違いって事すら想定しないといけないんじゃないの?
同じ地球、同じ日本ですら2000年歴史が開けば
新幹線なんて絶対に想像もできないって
喩え話は前書いた
じゃあ、全く違う星で
2000年どころか億単位でアサッテな方に
進化したという前提で考えるなら
それこそ以前書いたプラズマ生命体の
プラズマ2チャンネルとか
それぐらい想定しないといけない
プラズマ2チャンネル
宇宙ヤバすぎマジワロタスレより
・・・茄子屋の宇宙物理学者が言ってたけどさ
宇宙には水が液体化しちゃうぐらい
極寒の星すら理論上は存在するんだってさ
・・・マジで?
・・・宇宙マジぱねえ!
・・・それどころか宇宙には放射線を遮る物質すら
理論上はあるらしい
・・・ヤバすぎ茶吹いた
・・・放射線なんか遮られたら俺ら即死じゃん
・・・これは真剣に宇宙人が
放射線遮蔽兵器を開発した場合の事考えないとな
・・・ムリムリ。そんなおそろしい宇宙人に
勝つ方法なんかあるかよ
(人知の範囲=知的生命体だとみなせる=人間っぽいのは当然
人知の範囲外=知的生命体だとみなせない=人間っぽくないのは当然
だから宇宙「人」なのだ!
気体や液体やプラズマ存在なら人間は単なる自然現象として認識してしまうのだ!)
霊界は何層界なのか?
http://kamikotokai.com/006/page004.html
“ 仏教であの世(霊界)に渡ることを三途の川を渡ると云います。三途の川とは、前稿で死後の世界では天国と地獄に一般霊界(中有界)と呼ばれる三つの途があることを示していると説明しましたが、天国界・中有界・地獄界の三界はおおまかな区分けであって、もっと細かく分類されるべきです。
ほとんどの霊能者が支持しているのは、スウェーデンの哲学者で霊能者(神秘主義者)であったスウェーデンボルグ(西暦1688~1772)が霊界を探訪して、霊界は第1.2.3天国界と中有界と第
1.2.3地獄界の七層あると云った説がもっとも有力とされています。ラッキーセブンの元。仏教の六道輪廻は、天国三界と地獄三界の六界で中有界が抜けているのです。また、立体的論理ではないのです。
大本教の出口王仁三郎聖師は、西洋人では一人だけが霊界を探訪していると言い。このスウェーデンボルグの七層説に更なる天国界が存在すると云って、霊界八層説を説いています。
(…)
大本教の出口王仁三郎聖師は、西洋人では一人だけ(スウェーデンボルグ)が霊界を訪れている
としていますが、日本では多くの霊能者が霊界を見聞していています。”
詳しくは過去記事
だいたい水戸黄門の水戸学と平田篤胤=ファシストの元凶のせい。
大本教(聖書肯定のスウェーデンボルグ思想)や国家神道など「神道」のほぼ全てが平田篤胤の和風キリスト教の強い影響下。
神道事務局
(神道大教の前身。初代管長が稲葉正邦=平田鐵胤の弟子)
⇒皇典講究所
(國學院大學と神社本庁が継承。神職試験が平田篤胤説。大本教の出口王仁三郎が学ぶ)
⇒神社本庁
⇒神道政治連盟・日本会議・生長の家(大本教派生)。
日ユ同祖論もユダヤ陰謀論もイシヤ=フリーメーソン陰謀論も大本教が黒幕。
RAPTはキリスト教系なので注意。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-74.html
をどうぞ)
・スウェーデンボルグの聖書の言葉への信頼、キリストへの絶対的帰依は、スウェーデンボルグの霊が指導して書かせたと言われるA・J・デイヴィスの著作の内容とはかなり異なっている。
デイヴィスは聖書の言葉には誤謬があり、全体は不完全な物語にすぎないという。イエスが三位一体説にある神の子であることを否定し、比類なき高潔な人格と抜群の霊能力を持った一人の宗教改革家であると見ている。
スウェーデンボルグはイエスが肉体を通じて人間と繋がっていることは認めるものの、あくまでも神の現れとしてイエスを見、イエスに帰依する以外に人間の持つ穢れを清める方法はないと考える。
しかし、スウェーデンボルグの三位一体説は、従来の三位一体説とはかなり異なっている。
神自身がキリストと聖霊に現われるオーソドックスな三位一体説とは違って、
スウェーデンボルグの場合、キリストは肉体という地上の部分を持ち、聖霊はキリストの働きを表す。更にこれを別な次元から見ると、
神は愛に対応し、
子は叡智、
聖霊は働き
に対応する。
そして愛・叡智・働きの三位一体は、
人間のレベルにおける魂・心・体に対応すると複雑に呼応しあう三位一体説なのである。
この別なレベルのものが呼応するという考えは「照応(Correspondence)」の理論といってスウェーデンボルグの霊学の基本原理とされている。
即ち、地上にあるもので天上にないものは何もない。自然界に存在するものはすべて天上界(霊界)に本の姿を宿している。中でも人間は霊的存在として天(霊)界に対応するとともに、肉体的存在として自然界にも対応している。人間が考えることはすべて天界にその因子を有する。
この思想は、スウェーデンボルグが「死ぬ方法」と呼んだ「霊魂離脱」によって行なった数多くの霊界見聞を通じて得たと言われ、
1758年発行された『天界と地獄』の中に明記されている。それはデイヴィスの『自然の原理』にも受け継がれ、スピリチュアリストにとって基本的な概念になっている。
また、天界の主はキリスト(=神)であってキリストの神格が全天界に行きわたっていることを述べている。
スウェーデンボルグの照応の原理はヨーロッパ神秘思想の流れの中で極めて重要。
彼以前には神学者のヤコブ・ベーメや、医学者で錬金術師でもあったパラケルススなどが、天界と地上との照応を説いたことがあったが、スウェーデンボルグに比べると部分的で不完全であった。スウェーデンボルグの説は天界と自然界との照応の中央に人間がいることが大きな特徴であり、それゆえに人間は天界も自然界も照応の原理によって理解できるし、また理解すべきだと言う。長い年月のあいだにさまざまな理由から両界、特に天界を理解するのを怠ってきたのが人間の堕落を招いたからだというのである。
また、スウェーデンボルグは、霊界には時間も空間もなくすべては心の状態変化のみであり、人間は死後も生前と同じ人格を保ち同じように仕事をし、愛と叡智のみが行動規範で、その深浅が霊の進歩や退歩を決めるなど、スピリチュアル的に貴重なことを語った。
・スウェーデンボルグの説は思想界に非常に大きな影響を与えたが神秘理想だけでなく文学にも及んだ。
十八世紀後半に優勢であった古典は文学の予定調和的な世界観に対し、
個人の重要性を主張し主観を重んじた新興のロマン派文学にとって、極めて有力な武器となったからだ。
顕著な例が象徴は詩人のボードレールであり、『悪の華』の第四作目に「照応(Correspondences)」という題の詩がある。スウェーデンボルグを彷彿させる作品名であり、事実ボードレールはスウェーデンボルグを学びさまざまな場所で照応について書いている。
ランボーはボードレールの上をいって自らが見者になろうとし、マラルメは何度も降霊会に通った。
ボードレール、ランボー、マラルメの他にスウェーデンボルグの影響を受けた文学者は、ユーゴー、
バルザック、
コールリッジ、
ブラウニング
などの大作家はもとより、きりがない。
『悪の華』が発刊されたのは1857年、まさにD・D・ホームがヨーロッパでセンセーションを巻き起こし、チュルイリー宮殿でナポレオン三世夫妻のために霊能を披歴した年である。
(スピリチュアリズム・心霊研究人名解説
http://www.k5.dion.ne.jp/~spiritlb/appendix.html
“D・D・ホーム (Daniel Dunglas Home 1833-1886 米)
(注:ホームと表記されることが多いが、ヒューム伯と同姓であり、米国では Hume と名乗っていたのでヒュームないしフームが正しいようである)
自らの記述によればヒューム伯の血筋を引く父と、スコットランド高地地方出身で霊視能力に恵まれた家系出身の母の間に生まれたという。子供のいない伯母 の手で育てられ、スコットランドおよびアメリカで病弱な幼年期を過ごした。13歳の時、死亡した友人の霊姿を見、17歳の時、母の死をやはり霊姿で知る。 ハイズヴィル事件の2年後(アメリカ在住時)、ポルターガイスト現象を起こし、複数の学者の調査によって現象の真実性が証明され、有名になる。合衆国最高 裁判事で、1852年に『スピリチュアリズム』を著わしたエドマンズ判事らも、彼の現象に大きな影響を受けた。同じころ、チェニーという著名な工場主の家 で空中浮揚も起こしている。
1855年渡英、様々な人物の同席で交霊会を行ない、物体浮揚・物質化現象や直接書記を始めとする多様な現象を起こし、多くの「真実と認める証言」が発 表される(中には、自分の妻があまりに入れ込んだのをやっかみ、中傷する詩を書いたブラウニングのような人物もいた)。名声はヨーロッパ中に広まり、ナポ レオン三世(チュイルリー宮殿で開かれた交霊会ではテーブルの上に手が現われ、ナポレオン一世のサインをしたという)、バヴァリア王、プロシア皇帝、ナポ リ王、オランダ女王らに招かれ、社交界の花形となった(1858年にはロシア貴族の娘アレクサンドリーナと結婚、式には、トルストイ、アレクサンドル・ テュマらも出席した)。1867年から69年にはアデア卿が、さらに1871年からはサー・ウィリアム・クルックスが、ヒュームの現象を調査し、「トリッ クの疑いは全く認められない」との結論を発表した。SPRの最も懐疑的な人物フランク・ポドモアすら、同様の意見を表明している。
彼は交霊会の金銭的報酬を一切受け取らない清廉な人物であったが、信奉者の女性が多額の寄付をした後、心を翻したため、告訴され、敗訴したり、誹謗・中 傷はもとより暗殺の危険に遭遇するなど、不幸も多かった。しかし、物質化現象、空中浮揚、物体移動、耐火現象(焼けた石炭を素手で持つなど)、音(音 楽)・芳香・光などの発生、直接筆記、ダイレクト・ヴォイス、通常の霊言など、ほとんどすべてにわたるといえる現象の披露において、またその目撃・体験者 の数の多さと身分の多様さにおいて、まさしくスピリチュアリズムを世界的に広めた天才であった。
現象の多彩さ、壮大さに比べて、霊信の方はあまりめざましくなかったようで、「太陽の温度は低く、植物で覆われている」という霊信にアデア卿も戸惑ったという。ステイントン・モーゼスは「彼は善良で誠実な人物だが、知性的ではなく、論議もへただった」と述べている。
自らの手になる著作として、Incidents of My Life, 1862 (2nd ser. 1872) および Lights and Shadows of Spiritualism,1873
記録として、Lord Adare, Experiences with D. D. Home in Spiritualism, 1869/rev.ed.1925 や Sir William Crookes, Reserches in the Phenomena of Modern Spiritualism, 1874 を始めとする多くの書物がある。“)
・デイヴィスはメスメリズムと霊能力との間に大きな関係がある。
メスメルは、当時パラケルススなどによって唱えられ流布していた天体と人体との間の交感という考えを惹かれ、両者の間には引力のように働きあう力があると信じた。また人体のみならず自然全体には無数の水脈のような活力の流れがあり、これが生命の本源となっていて、前述の力はこれに作用し健康に大きな影響を与えていると考え、これを動物引力と名づけた。そしてこの力を医療に応用することを思いたち、
1773年に治療を始めたところ成功し大評判となった。
その力には反発しあったり引きあったりする磁極に似た働きがあることが判ったのでメスメルは
1775年に動物磁気という名前に変え、以後は生体磁気と呼ばれたりしながら大流行する。
この流行を支えたのは、同じころイタリアの解剖学者ガルバーニが提唱した動物電気説である。ガルバーニは、切り取った蛙の脚の筋肉に金属の板をあてると痙攣が起こることに注目して、これは生体内にある電気のせいであるとした。
・アメリカでのスピリチュアル熱が英国にもやって来たのは、ハイズヴィル事件の四年後の1852年にW・R・ハイデン夫人が、ストーンというメスメリズムの講師に連れられて渡英したときからである。
有名な数学者であるド・モーガン教授(ド・モルガンの法則の人?)と社会主義者ロバート・オーエン(英1771~1858年なので80歳すぎ)がスピリチュアルを支持した。
・1855~1890年代あたりがスピリチュアルの黄金期(心霊研究含む)であり、
1851年のロンドン万国博覧会で「世界の工場」たる英国製工業機械と製品を世界に誇示するなど、スピリチュアリズムと心霊研究の黄金時代は万国博覧会の年からヴィクトリア朝末期に至る英国の絶頂期と重なる。
※ヴィクトリア朝=Victorian eraは、ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた1837年から1901年の期間であり、産業革命国たるイギリス帝国の絶頂期。
(万博=メーソンの科学重視思想の祭典。
スピリチュアル=メイソン思想の内、聖書否定要素を取り入れた新キリスト教。
まあ時期が重なるのは仕込みと仕組みがあったから、つまり意図的にスピリチュアルブームが起こされたからですな。
メーソン=科学(進化論など)
vs
キリスト教=反科学
からメイソン+キリスト教協調路線に移行したころですね。
「科学」というメーソンの中核を「悪魔」「悪魔教」「悪魔崇拝」と言い換えて隠す寸止め陰謀論者に注意ね。科学という中核を隠してメーソンを擁護している証拠だからね。
なぜならメーソンはキリスト教系組織であり、メイソン誕生の原因がキリスト教が科学を弾圧したからだから。
メーソン叩くならメーソンが生まれる原因を作ったキリスト教も叩けよ!
しかも思想的には科学=反キリスト教的ですが、メーソンはキリスト教系組織(キリスト教の発想が抜けていない)であって、ユダヤ系ではありません!
ユダヤ教徒なんて少数派ですよ。欧米の組織なんだからクリスチャンばかりで当然。
メイソンの派閥には、英米系の聖書絶対の科学否定派閥=本来のメーソンの姿勢を否定があるので注意ね。
科学重視派は、フランス=グラントリアン、ドイツ、スコットランド、スウェーデン、ノルウェーなど。北欧のルーテル教会はエキュメニズム=教会統一に積極的。つまり、統一宗教に積極的。
詳しくは過去記事
あの一つ目の正体はファーティマの目。三角一つ目がピラミッド+ホルスの眼は囮。
インド・イランが本体。スピリチュアルとニューエイジと宇宙人説の父であるスウェーデンボルグ。
本当の海賊王は英国ではなくスウェーデン+ノルウェー。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-49.html
をどうぞ)
・スピリチュアルの発展に寄与したのが、当時流行し始めた唯物思想の蔓延に対する警戒心である。
『共産党宣言』が出版されたと年とハイズヴィル事件が起こりスピリチュアリズムが誕生した年は同じ1848年である。
当時の知識層に最も衝撃を与えたのは進化論。人間の存続は自然淘汰であって神の意志ではなく、人間は未開の動物から進化したものであるとする考えはキリスト教信者に強い危機感を与えた。
進化論に対して肉体が滅びたあとも精神は残って永遠の生活を続けると主張し、しかもその証拠をメッセージの伝達やその他の具体的方法で伝えるスピリチュアリズムは極めて有力な援軍になりうるものであった。
が、キリスト教の伝統的考えでは、死者との交流は悪霊との交わりである。
よって反スピリチュアリズムの文書が聖職者たちによって多く書かれた。
一方では、唯物論者に対する切り札としてスピリチュアリズムを積極的に受け入れようとする聖職者もいて、しかも彼らの教会内での地位がそのスピリチュアル容認によって脅かされることは滅多になかった。
スピリチュアルの始祖がスウェーデンボルグというキリストを絶対視する人物だったことからわかるように、キリスト教とスピリチュアルは切っても切れない。
スピリチュアルは唯物思想と進化論と戦うためのキリスト教にとっての援軍であった。
スピリチュアルには神の罰がなく、死語の世界では同じ考えや好みを持つ者同士が集まって社会を作るとするので、キリスト教に不満を抱く者によっての福音である。
(共産主義=資本主義に反対するフリをすることで資本主義を強化する、偽の反対役。
だから絶対に革命が成功しないように、富の再分配を強調する癖に指導者は特別=階層制・貧富の差の肯定という明らかな矛盾を組み込んでいます。
強化したいものに対して、反対のものを咬ませ犬としてぶつけてわざと負けさせて、強化したいものを強化する。
反XでXを強化する、ヘーゲルの弁証法。
本物の反対者・改善者を潰す為に偽の反対者を作っておくのです。
スピリチュアルを流行らせたいなら、(多少)弾圧したり真逆の思想も流行らせることが有効。
唯物主義と唯物主義と真逆の思想=スピリチュアルは実は同時流行らせた方が双方に都合がよいのです。
論争によって宣伝するわけです。
キリスト教の神を心霊や共産主義思想に置き換えただけの新たな神学の誕生です。
二元論の神学論争で大衆を操る古代からの操作術。
月影 耿太郎 @Riesenhuber 2011年4月14日
フランスの哲学者アンリ・ベルクソンは1913年に英国心霊現象研究協会の会長に就任しているのだが、妹のミナ・ベルクソンは『黄金の夜明け団』の創立メンバーの一人である魔術師マクレガー・メイザースに嫁いでいる。ベルクソンと心霊主義・神秘主義について真正面から切り込んだ文献が意外な...
甲斐宗運act4 (早川 数秀) @KazuNoSaru 2011年3月8日
承前:(ベルクソンは霊やテレパシーなどを論じた論文を残してもおり、それらは『精神のエネルギー』に収められている)。 因みに、1913年、英国心霊現象研究協会の会長に就任している。
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit 2012年6月22日
えっ、ベルクソンがそんなことをやってたのですか? 最近「イェイツのヴィジョンとベケットのテレヴィジョン」も読ませていただきましたが、ここにも「テレ」が入りますね。RT @mokamuro ベルクソンなんかもSPRでの講演で大真面目でテレパシーのことを論じていますし。
岡室美奈子 Minako Okamuro @mokamuro 2012年6月22日
拙い論を読んでいただきありがとうございます。ベルクソンは妹が、イェイツも会員だった秘密結社「黄金の夜明」のメイザースの妻で、自身も心霊現象に関心は高かったはずですが、あまり言及されませんね。RT @HAYASHI_twit えっ、ベルクソンがそんなことをやってたのですか? 最近…
野原燐 @noharra 2010年2月9日
ベルクソン「二源泉」読了。 「心霊学」などをトンデモと呼んで切り捨てれば足りるとする風潮をまっこうから否定。 なるほど。確かに科学の一面を恣意的に利用して常識というかりそめの説明体系を作っただけなのに、すでにそれがあるとそれは絶対的なものになる。それはおかしい。
虱阿弥 @hitsuami 2012年10月11日
ノーベル文学賞は文芸賞でもなければ大衆娯楽賞でもなくベストセラー賞でもない。詩や小説や戯曲以外で、これまで史学でモムゼン、哲学でオイケン、ベルクソン、ラッセル、サルトル(辞退)、評論でパス、チャーチル、エリオットが受賞してる。川端も大江も、ましてや村上某が受賞するなど冗談だろう。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 10月27日
人間は洗脳されれば洗脳されるほど、洗脳されることをやめることができなくなる。完全に奴隷になった兆候の一つは、注入された奴隷用の思想はおそろしく重要であって、疑い調べたりすれば、ありとあらゆる惨事を招くことになる、と思い込むことである。 元ネタのB・ラッセルは哲学者で優生学支持者。
ゆきはる @koji_inoue 2011年5月7日
優生学のドン、バートランド・ラッセルとエホバの証人設立者、C・T・ラッセルは甥の関係。彼らは世界の物質的、精神的あらゆるものの破壊を目論むシオニスト(偽ユダヤ)。子宮頸がんワクチンなども彼らカルトが創り出す人口抑制プログラムの一環。だからユダヤの薬は飲むな、塗るな、打つな、です。
シオニストは単なるクリスチャン。偽ユダヤって何ですか?
最初のシオニスト会議がバチカンと密接なスイスで行なわれたのにユダヤ?
キリスト教の伝統思想が反ユダヤなのに?
ドイツのユダヤ教徒が最初のシオニスト会議の開催を反対したのにユダヤ?
ken @kenkatap 2012年11月18日
反シオニストのユダヤ人がイスラエル国旗を燃やす #zionism: http://youtu.be/woKZJ9FqKiI @youtubeさんから (シオニストはクリスチャンだったりします。少なくとも、T・ヘルツルは欧州に同化し、ユダヤの伝統や文化を嫌い、破壊しようとしていたキリスト教徒)
J・ナナミ @pinkglalem 2012年11月10日
@lanekota 大イスラエルはあり得ないです。現在のイスラエルはキリストの時代のイスラエルで、オリジナルの旧約聖書の時代のモノではありません。#シオニスト が #クリスチャン なのは、そんな理由があるのかも...#偽イスラエル
心霊現象研究協会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E9%9C%8A%E7%8F%BE%E8%B1%A1%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A
“心霊現象研究協会(しんれいげんしょうけんきゅうきょうかい、英: The Society for Psychical Research)は、1882年にケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの(フレデリック・マイヤーズを含む)心霊主義に関心のあった3人の学寮長によって設立された非営利団体である。この組織は頭文字をとって SPR と略称される。
「心霊研究協会」と訳されることも少なくないが、本来科学的研究を意味する Psychical Research(心霊現象研究)と、元はその訳語でありながら日本独自に心霊主義的に発展した「心霊研究」とは異なる。
概要
初代会長は哲学・倫理学者でもあったヘンリー・シジウィック教授である。一般に、これをもって超心理学元年と目されている。
協会の目的は、心霊現象や超常現象の真相を究明するための科学的研究を促進することであった。当初、研究は6つの領野に向けられていた。すなわち、テレパシー、催眠術とそれに類似の現象、霊媒、幽霊、降霊術に関係した心霊現象、そしてこれら全ての現象の歴史である。
1885年にはアメリカ合衆国でもウィリアム・ジェームズらによって米国心霊現象研究協会(英語版) (ASPR) が設立されて、1890年には元祖 SPR の支部になった。有名な支持者には、アルフレッド・テニスン、マーク・トウェイン、ルイス・キャロル、カール・ユング、J・B・ライン、アーサー・コナン・ドイル、アルフレッド・ラッセル・ウォレスなどである。
協会は、1884年のブラヴァツキー夫人と神智学協会のトリック暴き(後にこれは協会手続上の瑕疵により、協会としての行動ではなかったと表明)で名をあげ、設立後30年間とりわけ活動的だったが、霊媒のトリックを次々に暴いたりしたため、アーサー・コナン・ドイルなど心霊派の人々が大挙して脱退したこともあった。
主な歴代会長のリスト
1882-1884 ヘンリー・シジウィック、哲学者
1892-1894 A・J・バルフォア、イギリスの首相、バルフォア宣言で有名
1894-1895 ウィリアム・ジェイムズ、心理学者、哲学者
1896-1897 ウィリアム・クルックス卿、物理学者、化学者
1900 F・W・H・マイヤース、古典学者、哲学者
1901-1903 オリバー・ロッジ卿、物理学者
1904 ウィリアム・フレッチャー・バレット、物理学者
1905 シャルル・リシェ、ノーベル賞受賞生理学者
1906-1907 ジェラルド・バルフォア、政治家
1908-1909 エレノア・シジウィック、超心理学者
1913 アンリ・ベルクソン、哲学者、1927年にノーベル文学賞受賞
1915-1916 ギルバート・マリー、古典文学者
1919 レイリー卿、物理学者、1904年にノーベル賞受賞
1923 カミーユ・フラマリオン、天文学者
1926-1927 ハンス・ドリーシュ、ドイツの生物学者、哲学者
1935-1936 C・D・ブロード、哲学者
1939-1941 H・H・プライス、哲学者
1965-1969 アリスター・ハーディ卿、動物学者
1980 J・B・ライン、超心理学者
1999-2004 バーナード・カー、ロンドン大学の数学、天文学の教授
”
西洋魔術博物館 @MuseeMagica 2月3日
本館人名録にアンドルー・ラングを収録。作家、民俗学者として記憶される人物ですが、心霊調査協会SPRの会長も勤めたほどのオカルト通。さらにこの人が収集編纂したいわゆる「12色の童話集」は「術式の宝庫」と称されています。 pic.twitter.com/ZOz2STBqdv
)
・シャーロック・ホームズシリーズの産みの親であるコナン・ドイルは、スピリチュアルのパウロと呼ばれたほどに精力的に活動した。
1925年に国際スピリチュアリスト連盟(ISF)の第二回会議がパリで開催され、ドイルは名誉会長に選ばれた。
三年後のロンドン会議では日本から福来友吉、浅野和三郎が出席し、ドイルの姿を壇上に見ている。
浅野和三郎は英文学者から心霊研究科に転向した人物で、大本(教)に入信している。第一次大本教弾圧の後で脱退し、
1923(大正12)年に心霊科学研究会を東京に設立する。
(子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
「汝、隣人を殺戮せよ」が教義のジャシン教のマークと、コナン・ドイル(メイソン)の『恐怖の谷』に出てくるメーソンがモデルの秘密結社のマークが共に丸に内接する三角。 対象の血液を摂取すると魔法陣(○に内接する△を自分の血で描く)上にいる限り自分が受けた傷を対象にも与える呪術が登場。
ドイルはメーソン。牧野伸顕、F・ルーズベルト、トルーマンはシャーロキアン。善で全知全能の癖に悪魔を創り悪魔を残し悪魔より殺す神という悪魔の変形が宇宙人やスピリチュアルである
シャーロック・ホームズの作者でメーソンのドイルは心霊学好きでスコットランドのエディンバラ出身。『赤毛連盟』でスコットランドの象徴たる赤毛の、メーソンバッジをつけた依頼人にスコティッシュメーソン製の大英百科事典を写させている。牧野伸顕、F・ルーズベルト、トルーマンはシャーロキアン。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya
プラトンのティマイオスにも、カタストロフで、文明が過去に何回も滅びたし、これからもずっとそれを繰り返すだろうとエジプトの神官言ってますけど、地球の文明は周期してますね。黄金時代と暗黒時代のぐるぐる。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya
@kikuchi_8 本気で超古代文明を追求してたので、凄く腹が立ちます。彼らは超古代文明を探求する探求心もミジンコほどもないくせに、規定事実のように語ってくるので、上から入れ知恵されてるのでしょう。
菊池 @kikuchi_8 • 5時間 5時間前
@lakudagoya はい。そういう場合組織としての政治的な達成目標がまず設定され、そこから逆算して、その目標達成に都合がよい「史実」を「構成」しているのだと思います。歴史観の体裁を取った宗教教義みたいなものですね。竹内文書とかもろに。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 5時間 5時間前
@kikuchi_8 歴史学から排除された本当かも知れない歴史をネタにカルトの教義を洗脳するとか悪質ですよね。ほんとエンターテイメントは政治運動の最前線です。パンとサーカスはお上が用意するもの。
エンタメが政治闘争の場というのは、ナチスの開発したものですね。大本勢力の手法はナチスのパクリなのでわかりやすいですよねー。アーリア人を日本人に主語を置き換えるだけでOK。
菊池 @kikuchi_8 • 5時間 5時間前
@lakudagoya はい。「哲学は神学の婢(はしため)」なんていう言葉がありましたが、「歴史探求は政治闘争の婢」という感じですね。歴史を政治目的で熱く語るのは「過去」の真実より「現在」に於いて何か別の目的があるからだと思います。
宣伝戦はナチスの十八番ですね。大本教系の緑竜会という謎の秘密結社に、日本に滞在していた後のナチスの理論家のカール・ハウスホーファーが加盟していたという未確認情報があります。これが事実なら大本が逆にナチスに影響した可能性もあるみたいです。真偽不明ですが。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 5時間 5時間前
@kikuchi_8 シオンの議定書といい、オカルト勢力はなかよしこよしですね。アーリアつながり、英諜報機関の作った神智学。
菊池 @kikuchi_8 • 5時間 5時間前
@lakudagoya はい。ブラバッキー夫人は神智学教義を作り上げるのに英国系のフリーメイソンに接触したようです。この神智学の根幹人種論がグイド・フォン・リストあたりのアーリア至上主義に影響したみたいです。シュタイナーの系列の人智学徒は度々人種差別問題起こしているようですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 5時間 5時間前
@kikuchi_8 あの、ちなみに哲学は神学のはしためって話なのですが、本来究極の思想の自由を目指すはずの哲学がキリスト教の神やら教父文献によって神学のはしためになるようにさせられてて、だから近世以降の哲学はみんな神学の注釈みたいになった。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya そうですね。特定の形而上学的世界観を弁証する「護教」の為の道具に哲学が利用されるようになったと思います。本来はそういう前提を設けずに、実際にこの世界はどういうあり方をしており、人間はどのような存在で、どう生きるべきか、を探求するのが哲学だと思います。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 シュタイナーが暴露してましたが、ブラバキー夫人は女性のメイソンである養子ロッジに入ってたそうです。で、ブラバキー夫人は、ドイツ系ロシア貴族の血統ですよ。ゴーダ家やヘッセンにつながっちゃうかも?妄想ですけど
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya ほうほう。ブラバッキー自身もメーソン結社員だったのですね。おお、ドイツ系というのは存じておりましたが、あのヘッセン家に繋がるとしたら面白いですね。ロスチャイルドと組んで傭兵商売で大もうけしたヘッセン家ですね。ゴーダ家は各国王家に繋がる家系だそうですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 この護教のための哲学というのは、今の大本勢力の超古代文明の探求に似てませんか?またスピが科学と対立するのもかつてキリスト教神学が科学で神を証明しようとしたことの延長線にしか見えません。物質文明とスピの対立ですらキリスト教神学のフレームなんです。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 ぶっちゃけ、ヘッセンやゴーダ家については私の妄想なのですが、ドイツ系貴族ってその可能性あるんでは?またルターかくまって農民暴動起こさせたプロテスタント好きな王様とか胡散臭いです。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya あると思います。欧州の貴族階級は相互に複雑に婚姻関係を結んでおりますからね。石原完爾が称賛したフリードリヒ2世はプロテスタントでフリーメイソンだったと思います。「啓蒙君主」とかまさにメーソン的ですね。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya 大変似ていると思います。浅野和三郎の「心霊科学」はまさにそのフレームだと思います。特定の形而上学的世界観を哲学や科学で証明・補強しようとする営みですね。物質文明から精神文明へ、という標語もキリスト教神学やグノーシス思想の枠組みだと思います。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 こりゃ、グノーシスも含めたキリスト教自体が世界征服を企む伝説の勇者で、あらゆる諸学を極めた魔王が善人な見えまする(笑)でも実は魔王はグノーシスを含めたキリスト教を使って伝説の勇者に世界征服させてるのでしょう。キリスト教異端が沢山あるのもそのためなんです。
だって、ルター家の紋章は薔薇に十字ですよ。まー、ミツバチのマークのステーキハウスのフルールドリスの太陽王のルイ王朝も似たよーなもんなのでしょうけどね。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya 勇者の背後に魔王あり、なのですね。今の正統カトリック教義自体が数あるキリスト教教義の中から他を抹殺することで生き残ってきた一派ですね。抹殺された他派は秘教として西洋の地下水脈となる。この表の流れと裏の流れは表裏一体ですね。それが勇者と魔王でしょうか。
そうなのですか。薔薇十字ってもろですね(笑)一説によると薔薇十字団が近代フリーメイソンの前身だとか。薔薇=ヘレニズム、十字=ヘブライイムズの象徴とか。一神教文明にギリシャ文明をブレンドした西洋文明の象徴で先ほどおっしゃられた神学のあり方に現れておりますね
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 そうなんですよ。勇者の背後に魔王ありです。で、実は魔王を倒そうとしてる勇者が実は魔王の道具としてデザインされた存在で勇者が戦えば戦うほど魔王がほくそえむ。FF3で勇者をたきつけたのは魔王の同窓生ってのが、ヒントなわけです。ラノベにしたいネタですね。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya メーソン教義を盛り込んだというモーツァルトの魔笛のモチーフに通じるものがありますね。善と悪が入れ替わるというか。光の四戦士と闇の四戦士ですね。「闇の四戦士」が悪役という訳で無い所が子供向けとは思えない設定な気がします。魔王=ザンデ、でしたっけ?
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 その通りです。魔王ザンデについては私はギーターのクリシュナのように光と闇のバランスが崩れるときに出現して、大洪水と混乱=人間の間引きを行うのが救世主みたいな、メイソンの悪意のある解釈を感じますね。我は大いなる時とクリシュナはいいましたが、ザンデも時間を止める
時間を止めるのは新しいリメイク版なのですが、時の主はクリシュナですが、シーア派ではマフディーでもありますね。このあたりのアーリアヴェーダ神学の中核がFF3に詰まってて面白いです。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya おお、なるほど。「世の建替建直」だのアセンションだので言う「救世主」概念の原型をご教示頂いた気がします。大本教では、戦争や疫病で人がたくさん死ぬのは「神による大掃除」という気持ちの悪い残酷な神観があるようです。ネタ元を教えて頂いたように思います。
ふむふむ。ギリシャ神話ではクロノスですかね。ゲームのRPGの世界観は神話とか神学、神秘主義の要素がちりばめられていて、興味深いものがありますね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 これは西は黙示録からマフディー論、バガヴァッドギーターなどに繋がる終末論なのですよね。クリシュナちゃんもイエスも剣をもたらしたり、アルジュナちゃんに突撃しろとか命令したりえげつないですよ。シーア派の終末論ですら、多数派のシーア派ですら滅びるのです。
そうそう、クロノスやズルワーンに繋がります。わけわからなくなりましたが、この時間と終末論については黙示録からマフディー論やギーターまで繋がりがあると言いたかっただけです。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya なるほど、ペルシャに源流を持つ終末思想の系譜なのですね。バガヴァッドギーターにも終末思想があるのですね。イエスが「我は剣をもたらすために来た」と言ったというのも、その辺に起源があったと。勉強になります。血と暴力をもたらす思想の系譜ですね。
ご指摘を受けて、その辺の終末思想の系譜を考える貴重なヒントを頂きました。ありがとうございます。血と暴力をもたらす思想の系譜を根源まで辿っておられる分析がお見事です。ペルシャの宗教思想はインドにも流れ込んでいるみたいですね。阿修羅はアフラマズダであるとか。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 そういうことです。だからこれこそが世界の神秘主義の真髄なわけですよ。時と救世主と破壊活動は。恐ろしいですね。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya 確かにそれら全てセットですね。時を支配する者は絶対者を表し、絶対者が送り込む救世主は破壊をもたらす。この世界観的祖型は歴史的に何度も焼増しされ、何度も厄災をもたらしておりますね。破壊と暴力を根源的に止めるには思想を究明・批判する事が重要になりそうです。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 たしか大日如来はアフラマズダーで阿修羅の王。未確認ですが、おそらくインドにユガという占星術的な時間観念をもたらしたのはマギ(マガ)と思います。それが、ギーターのクリシュナの話にまで繋がってユガの終末毎に生まれる救世主ですね。このあたりまで来ると妄想になります
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya 大日如来に関しては「法(真理)」を人格的に表現した「法身」という別文脈がありますが、その「ヴァイローチャナ」という表現自体はアフラマズダから影響受けている可能性あると思います。なるほど、マギとはマジックの語源になったゾロアスター教の祭祀階級ですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 そうなんです。だから、この思想をどうにかしないと、いくらユダヤ人ガーと叫んでも意味ないのわかりますか? よくゲームやラノベでは高位の魔道士はギリシャ哲学的な意味でのヌースのような意志だけの存在になりますよね。この意志と思想が魔王の実態です。てめーはイデアか!
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya ヒンドゥー教に暗黒の時代と光明の時代が交互にくる、という歴史観があるみたいです。その手のナチスの思想家はヒンドゥー教にも影響を受けていて、ヒトラーをカリユガの時代を終わらせる救世主として扱っていたようです。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya なるほど。「純粋な精神体」みたいなイメージですね。人間の世界は概念・観念の体系で規定されるので、ある観念の体系がある限り、それを保持する特定の個人や集団が滅びても、別にその観念体系を信奉する権力集団が出現すれば何度でも同じような事態が生じますね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 そうなんですよね。このヒンドゥーの占星術的な時間観念はインドに占星術をもたらしたメディアのマギたと思います。そこでブラフマーの一日みたいなカルパの観念が生まれたと。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 4時間 4時間前
@kikuchi_8 だからこそ魔王はこう言いますよね「私を倒しても第二第三の魔王が現れるだろう」と。
菊池 @kikuchi_8 • 4時間 4時間前
@lakudagoya なるほど。確か、インドにはパールシーっていますよね。血統主義なので民族化したゾロアスター教徒です。それを考えると、マギの占星術がインドに影響した可能性大きそうですね。日本には宿曜道という形で渡来しています。元を辿るとシュメールの占星術でしょうか。
魔王を生み出す知の体系が存在する限り、魔王は何度でも復活する、ということかもしれないですね。陰謀追求活動で思想的分析にも力を入れてきましたが、思想戦においては「魔王」を生み出し続ける「イデア」と闘っているのかもしれないです。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 そうなんですよ、シュメールの占星術はインド占星術、西洋占星術、宿曜まで繋がるのです。そのパイプ役がメディアのマギですね。
@lakudagoya やはりそうでしたか。シュメールというのもキーワードですね。聖書の元ネタもシュメール神話のようですし。日本シュメール同祖論者もおりますね(笑)
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 でもシュメール占星術が渡来したのはパールシーより前ですね。マギが占星術伝えたのは記録にありますよ。白装束でクスティーという帯をはめてる
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 そうなのですよ。イデアこそが本当の敵で、FF8にイデアさんという魔女がいましたっけ(笑)
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya なるほど。宿曜道の渡来の時期を考えると、逆算してかなり古い時代にインドに流入してたのだと分かりますね。白装束ですか。スーフィー教徒みたいですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 スーフィーにも占星術的なシンボリズムありますね。まー、スーフィーってイスラーム世界のマギの末裔じゃないですか?(笑)バラカという神の恩寵をもたらすのも血筋で血統主義ありますし、このあたりヤジディやらイスマーイール派に繋がりまする。シーア派も占星術の流出世界論
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya スーフォーとマギはイメージ的に似ているような気がします(笑)イスラームにも血統主義の一派があるのですね。イスマーイール派と言えば、アサシン結社の組織構成がテンプル騎士団経由で西洋秘密結社に影響したという説があるそうです。流出論は古代神秘主義の基盤ですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 スーフィーはマギとサドゥーの混合ですよん。まープロティノスやらネオプラトンの人たちがイスラーム世界で流行り、マフディーを中心としたカトリックの天使論みたいな天界流出階層論がシーア派の神学として形成されましたね。血統主義はバラモンもゾロアスターもです。
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya おお、インドの行者サードゥーとマギの混合でしたか。新プラトン主義は初期のキリスト教神学のみならずイスラーム神秘主義の基盤にもなっているようですね。天界流出階層論と聞くと、カバラの神学とも類似してそうですね。アーリア主義ですね。>バラモンもゾロアスターも
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 イスマーイール派って面白いのですよね、呆れるほどにうちゅー論がクリスチャンカバラで(笑)10世紀のカイロのファーティマ朝がイスラームイルミちゃんやってて、天ぷら騎士団やらカタリ派や、スペインのカバリストが影響受けたのモロバレ過ぎて笑えるでせう。
カバラのメシア論って、モロにイスマーイール派のパクリですから笑えます。飛鳥昭雄の超古代のヌッポンのカバラガーとかこいつらにつける薬はない(笑)
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya なるほど。よく考えると、西洋のギリシャ哲学受容ってイスラム圏経由なので、ルネッサンス期に出現したキリスト教カバラがイスラーム神秘主義の影響受けていて当たり前なのですね。耶蘇教思想のネタ元は中東にありですね。後イエズス会のロヨラがスペインの神秘結社に影響を。
へぇ~、そうなのですか。カバリストはプラトンやアリストテレスの哲学に影響を受けているそうですが、イスラム思想経由なのですね。あの系列の人たちの主張はもう完全に宗教ですね^^;思想的系譜に関する知識があると色々騙されないで済むことを再認識しました。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 もう素晴らしいほどドンピシャ解釈ですね。ヌッポンのカバラとか言う人ってイサク・ルーリアやエリエゼルやシャブタイをガン無視するのはなんでよ?
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya その辺のカバリストは10世紀前後以降の思想家達ですよね。日本にカバラがあると主張する人たちは、10世紀よりはるか以前にカバラが渡来していた、とするようですから、時代が全然合わないですよね。だからじゃないですかね^^;>無視
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 うんうん、カバリストはギリシャ哲学的な影響受けてますけど、ストア派のような、でもイスラーム成分もかなーり濃厚なんですよねー。
そうなんですよね。でもカバラはイスマーイール派とイスラーム神秘がないと成立しないんですよ。地理的にもイスラームと西洋の中継地のスペインだし。その流れがポルトガルに保護された天ぷら騎士団とかぶり世界征服へGO!でせうよ。
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya そこが大変勉強になるご教示でした。カバラは猶太教とギリシャ哲学のブレンドと思っていたのですが、イスラーム神秘主義という媒介が存在すると。
イエズス会創設者のイグナチウス・デ・ロヨラは「アルンブラドス派」なる神秘結社に影響受けたそうですね。時代と場所からいってカバラでしょうね。そしてポルトガルやスペインの世界侵略と一心同体なのがイエズス会で。色々繋がってまいります。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 3時間 3時間前
@kikuchi_8 ほんとーに香ばしい限りですね。このあたりのマラーノとイスラーム神秘にかぶれてた天ぷら騎士団利権は想像するだけでワクワク。ただ、カバラとシーア派の関係については私の妄想かもしれないので、カバラについてはフェイド大帝が詳しいかと思います。私はあくまで子供の直感で
菊池 @kikuchi_8 • 3時間 3時間前
@lakudagoya 素晴らしい洞察であられると思います。思想の系譜を抑えた鋭い分析だと思いました。「アルンブラドス派」はマラーノの結社らしいので、ロヨラがそれに影響を受けたとするとイエズス会も、となり、そこからヴァイスハウプトが出現したのも頷けます。
カバラとシーア派についてヒントをありがとうございます。自分なりに調べてみようと思います。中東情勢とも絡み、シーア派に興味を持っている所でした。以前ご教示くださった「シーア派は理性主義的」というお話も興味深かったです。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 2時間 2時間前
@kikuchi_8 うーんと、シーア派神学全部が理性主義ではないです。その中のホメイニ神学がプラトンの影響を受けた理性主義で、古くはムウタズィラ派ですね。シーア派については、桜井哲子さんの本がお勧めです。シーア派神学はイスラームの中で一番美味いポイントでせう。
菊池 @kikuchi_8 • 2時間 2時間前
@lakudagoya なるほど。ホメイニの神学ですね。ということはイランの正式な神学が理性主義的、ということなのですね。中公新書の本持っております。その方の本かもしれません。再読してみますね。ありがとうございます。イスラーム神秘思想を押えるのを今後の課題としようと思います。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya • 2時間 2時間前
@kikuchi_8 えーとシーア派の理性主義根が深くて、イブン・シーナーとかイスラームの大哲学者がイスマーイール派の影響受けてます。このあたりのネタは井筒俊彦。ファーティマ朝とイスマーイール派とイスラームのギリシャ哲学大翻訳時代はリンクしてますよ。影響力半端ないです。
菊池 @kikuchi_8 • 2時間 2時間前
@lakudagoya またもやイスマーイール派ですね。アサシン派を調べる文脈でしか着目したことが無かったので、古代中東世界とキリスト教世界を繋ぐ神秘思想として注目しようと思います。井筒さんは大学者ですね。イスラーム神秘思想の一元論についての指摘を読んだことあります。
宗教と科学について-ニューエイジ批判を通しての一考察-
http://www.genshu.gr.jp/DPJ/booklet/001/001_07.htm
“近代意識の裏面としての神秘主義-スピリチュアリズムと神智学-
近代における心霊研究とスピリチュアリズムの始まりを訊ねると、「ハイズヴィルの降霊術事件」という出来事があります。一八四八年の春、アメリカ合衆国 のニューヨーク州ウェイン郡ハイズヴィル村に住むフォクス姉妹は、期せずして霊界通信の方法を発明しました。この通信の方法は、「霊魂」が叩く音を、一打 がA、二打がB、三打がC-とアルファベットに翻訳する簡単なモールス信号だったといわれます。この降霊術は、現実の電信網によりアメリカ全土に伝えら れ、こうした降霊術の集まりが各地で催され驚異的なブームなり、またたく間にヨーロッパ大陸も席捲したといわれます。
その後に組織された全米スピリチュアリズム連盟が採択した定義によれば、スピリチュアリズムとは「霊能者が霊界に住む者たちとの交信によって一般に提供 した事実に基づく科学、哲学、宗教」であると述べられています。その中での科学とは、霊現象を調査・分析・分類する実証主義であること。哲学とは、その科 学的成果に基づいて霊界・人間界・自然界に通ずる法則を思索すること。そして宗教とは、その全体が神のみ業であるという信仰に至ること、を指しています。 ここでなにより第一義に置かれているのは、まず心霊現象が、近代の知の基本構造を規定する「実証主義」によって、実験的に科学的客観性を証明されたという ことにあります。
しかし、この「実証主義」を含むところに、近代スピリチュアリズムの逆説があります。もともとスピリチュアリズムとは、近代が否定してきた霊現象という 不可視なもの・非現実的なものを求める反近代的な性格を持っているのですが、科学的客観性を求めるあまりに、否定すべき近代社会の基盤をなしている実証主 義によってしか成立しえない立場に立ってしまった、といえるのです。そもそも事のはじめからスピリチュアリズムには、モールス信号と霊界通信の対応のよう に、近代科学や近代社会の陰画としての、いわばサブカルチャー的な性格がありました。
こうしたサブカルチャーとしての性格は、現代ではコンピューターと脳の対応として捉えられるでしょう。例えばオウム真理教では、人間の脳をハードディス クのように見て、悪いデータを消して良いデータに入れ替えることが簡単にできると考えていたようです。身心機能を徹底的にテクノロジーの対象と見た、いわ ゆる洗脳ですが、薬物等である程度そうしたことが可能であるとしても、そのデータ主義による修行の結果出来上がるのは、ロボトミー化された成就者でしかな いといえるでしょう。オウム真理教の宗教科学観については、また後でふれます。
宗教を科学であると主張するもう一つの流れとして、オウムの教義の中心にも取り入れられている神智学があります。神智学は、ロシア生まれの霊媒師でチ ベット山中において教義を習得したとされるヘレナ・ペトロヴァナ・ブラヴァッキー夫人と、心霊術研究家として広く名声を博していたヘンリー・ステル・オル コット大佐の出会いから始まりました。一八七五年に二人は、当時流行していた霊の物質的顕れを探求する心霊主義と袂を分かち、神智学協会をニューヨークに おいて設立しました。神智学協会設立当時の多くの神智学者は、十九世紀の末期を新しい「霊的覚醒」の時代であるアクエリアス(水瓶座)の曙として、つまり 新時代(ニューエイジ)と考えていました。意識の霊的進化によって地上天国が実現する新時代は、彼らにはすぐ近くだと思われていたのです。ですから、ヒッ ピームーヴメントから始まる二十世紀のニューエイジ運動は、まったくのリバイバルといえます。*6
神智学の教義については、「科学、宗教、哲学の総合」という副題のついたブラヴァッキー夫人の主著といわれる「シークレットドクトリン」などがあります が、「神智学大要」(たま出版)によってその概要を見てみますと、神智学とは意識の進化としてのヨーガを近代において再発見し、「カルマと転生の思想」を 復活させ、これを新たな「意識と生命」の思想として西洋思想の中に位置付けたものであることがわかります。神智学では、宇宙を、物質界・アストラル界・メ ンタル界・直観(ブッディ)界・大霊(アートマン)界・モナド界・神界の七界層に分けていますが、これはヨーガでいう七つのチャクラをへて上昇する意識の 階梯化と同じ分け方です。神智学は、こうした霊的覚醒の修行の階梯を世界の各宗教に当てはめることによって、次のように世界の諸宗教を統一する原理を説い ています。
無数の星辰を擁する宇宙は意識ある大生命の顕現である。この唯一大生命、この宇宙神(ロゴス)は常に一体者(ユニティ)である。しかし宇宙にエネルギーを与えるにあたって、宇宙神は三位一体としての、三様の働き方をする。
この宇宙大生命は、キリスト教のゴッド、ヒンズー教のイシュヴァラ、ゾロアスター教のアフラ・マズダ、回教徒のアッラー、そして神智学徒の宇宙ロゴス、となる。
(「神智学大要」たま出版)
このように神智学においては、霊的覚醒をめぐって密教・ヒンズー教・キリスト教など渾然一体の思想が展開されるわけです。意識の至高点である「神人」を 想定した霊的ヒエラルキー構造の内に全ての宗教を位置付けるというこの構図は、トランスパーソナル心理学の理論家ケン・ウィルバーや、あえて上げればキリ スト宣言における麻原彰晃も採用しているのですが、ここで注目しておきたいのは、神智学の「宇宙は意識ある大生命の顕現」「唯一大生命」という世界観で す。こうした永遠にして一なる大生命を宇宙の本体とみる世界観は、大生命の思想として日本の新宗教の世界観に共通して見られる生命主義的世界観です。
では次に、こうした西洋神秘主義の流れがどのように日本に入ってきたかを見ていこうと思います。(「世界神秘学事典」平河出版社等を参照)
三、西洋神秘主義の日本における受容
日本における神智学の受容は、ブラヴァッキー夫人の協力者であったオルコット大佐の力に依るところが大きかったといえます。神智学がヒンドゥ教や仏教に 傾斜したことはすでにふれましたが、オルコットは一八八二年セイロンで仏教徒になる改宗を行い、その後「仏教の教理問答」(A Buddhist Catechism)を書いて多くの仏教徒と接触をしています。この著書は、一八八五年(明治十八年)敬虔な仏教信者であり京都中学校長であった今立吐酔 により「仏教問答」として訳出されて、日本の仏教徒に影響を与えています。その後の明治二二年にオルコット大佐は、水谷同朋などの仏教徒や心霊研究家たち によって日本に招かれ、神智学を紹介しています。その反応としては機未だ熟さずといったところだったようです。表立ちはしませんでしたが、オルコット自ら 紹介した神智学の影響は仏教や神道系霊学に確実に広がっていったと推測されます。
再び心霊研究や神智学が本格的に受容されるのは、明治末期ごろになります。一九一〇年(明治四三年)高橋五郎は「心霊万能論」の中で神智学にふれて次のように述べています。
「神智会は、露国婦人ブラバトスキを祖師として、妙智の造語を喋々し、印度に、合衆国に、幾多の新聞雑誌を有して、其神秘的交感を宣伝しつつあり。 ――旧来の霊智(神智)主義を参酌し、仏教を加味して、米国に創立せる者に係る、米人オルコット之を印度に唱えて、亦勢力あり。人皆以って神たり得べし。 吾人は皆可能的の神の神(potential gods)なりと主張す。多少の観るべき教義も亦少なかるざるが、其創立者ブラバトスキの自から交霊的媒介たりし事あるにも拘はらず、交霊術(スピリチズ ム)を排斥して、虚妄と為すを主義とす。」(傍線は筆者)
この文章は、続いて交霊術を要素とする心霊思想家・高橋五郎の立場から、交霊術を排する神智学の見解を独断と非難しているのですが、神智学の主張を「人 皆以って神たり得べし。吾人は皆可能的の神なり」とまとめているのは正鵠をえているといえます。この言葉は、仏教においては「可能的の仏」としての「仏性 論」と重なり、神道においては「神人合一」の神秘体験となるわけで、日本の宗教土壌において「吾人は皆可能的の神」という思想はさほど抵抗なく受け入れら れたと思います。
むしろ、神智学のもう一つのキーワードである「カルマと転生の思想」の方が、仏教思想として既に知られていたとはいえ、新鮮な衝撃を与えたのではないでしょうか。
というのは今昔物語や法華験記にみられる日本における転生思想は、その後の浄土教による往生思想や、沙婆即寂光・草木国土悉皆成仏を説く本覚思想や、常 世の国という日本固有の浄土観念によって、隅に追いやられていたと考えられるからです。もちろん因果応報と業の観念は根強くありますが、カルマによる輪廻 転生は、「死ねば皆ホトケになる」という通念が広まる中で忘れ去られていたといえるでしょう。現代にいたってもニューエイジや新新宗教に見られるように、 「カルマと転生の思想」が新鮮に受けとられるのは、この思想が日本近代において再び輸入された近代思想であるからにほかなりません。
神智学が近代の思想であるといえるのは、例えばチャクラによって意識の進化がなされる事を説く際にも、古代の神智によって諸宗教を統一する世界認識を説 くのにも、その説明の仕方としては、近代科学の成果を取り入れた科学的概念を用いてなされていることからも見て取ることができます。
日本における西洋神秘主義受容の歴史に戻りますと「近代スピリチュアリズム」が日本に本格的に移入されたのも明治四〇年代になってからで、日本が日露戦 争に勝利して欧米に追い付いたという意識を持ちはじめた一九一〇年代です。ちなみに一九一〇年の明治四三年には大逆事件が起きています。このころから大正 十二年の関東大震災まで、洋書の輸入と翻訳が盛んに行われており、例えば第一次大戦後に欧州で起こったシュールレアリズムなどの芸術運動も間を置かず紹 介、翻訳されるなど、当時の日本の人々は今日でも驚くほどリアルタイムに世界の文化状況を生きていたといえるのです。こうした状況を背景にして、大正教養 主義、大正デモクラシー、大正モダニズム、そして大正生命主義といった文化傾向が成立しました。
宗教社会学者の西山茂氏は、近現代において日本資本主義が発展のピークを迎えた後に、神秘・霊術ブームがおこり霊術系新宗教が台頭するという時代サイク ルがうかがえる、と述べています*7。その一回目が、富国強兵の近代化が一段落した明治末から大正にかけてで、「千里眼ブーム」から始って大本教や太霊道 が台頭した時期です。そして二回目が、高度経済成長後のオイルショックから現在にいたる、超能力・オカルトブームと霊術系新宗教、新新宗教の台頭の時期と なります。この反復する時代背景という分析は興味深いのですが、今は次に取り上げる大正生命主義が、一回目の神秘・霊術ブームと重なることを確認しておき ます。
明治四二年にはオルコット大佐の招聘者の一人である平井金造の「心霊の研究」、明治四三年には先にふれた高橋五郎の「心霊万能論」、大正元年には平田元 吉の「心霊の秘密」がそれぞれ刊行されています。こうした欧米レベルの超常現象研究を背景に、明治四三年から東京大学助教授の福来友吉博士らが、欧米を手 本にした本格的心霊現象研究に乗り出してきます。透視を巡るこの実験はセンセーショナルな話題となり、いわゆる「千里眼ブーム」を引き起こしました。福来 博士の実証主義による超常現象の科学的証明は、現在でもそうですが、アカデミズムに受け入られることなくに学職を辞すこととなります。福来はその後も、月 の裏側を念写する三田光一という被験者を得て、その研究成果をスピリチュアリスト国際学会などで発表し続けました。
また、一時大本教に身を置いた浅野和三郎は、心霊現象の事実はすでに当然のこととして受け入れ、それをいかに科学的に説明できるかを考えました。浅野 は、「日本の神道は、日本に現れたスピリチュアリズムで、古来世界に出現した数ある教義の中で、日本の古神道ほど、二十世紀のスピリチュアリズムと、多く の肝要な点に於いて冥合するものは恐らくありますまい。」と述べています。ここで注意をしなければならないことは、浅野のいう「日本の古神道」は二十世紀 のスピリチュアリズムの眼鏡を通すことで、新たに見出されたものであるということです。つまり、古神道といっても日本の近代以前の古神道ではなく、近代ス ピリチュアリズムによって再生(あるいは捏造)された古神道だといえます。このことは、古来からの伝法を標榜する新宗教の教義についても同様にいえること です。ともかくも浅野は、スピリチュアリズムを神道に投影することにより、神道の科学化を試みたのです。浅野和三郎は、やがて日本の心霊研究の中心となる 「心霊科学研究所」を大正十二年に設立しました。
このような神智学・スピリチュアリズムの受容は、大本教をはじめとして当時の新宗教における霊界観の形成にかなりの影響を及ぼしたといえます。宗教学者 の対馬路人氏によりますと、新宗教に共通する霊界思想とは、宇宙を目に見える現界と目に見えない霊界に分けて、現界をこの現世の物質界とし、霊界を神々や 死者や霊魂が充満する霊的精神界と見て、その交流と影響関係を考える思想、ということになります*8。つまりスピリチュアリズムと同じく霊界と現実界との 交流です。その関係をみると、現象界は霊界の影と見る霊界優位の「霊主体従」型ですが、しかし、霊界の存在も正邪の差はあれ霊的な生命エネルギーを実体と するのですから、広くいえば一元的な宇宙生命内における霊と物質の二分化としてとらえることが出来るわけで、霊界思想は広くは大生命の思想に含まれるので す。ここに神智学の「宇宙は意識ある唯一大生命の顕現である」という思想を重ねて見ることができます。こうした西洋神秘主義の影響を受けての上で、「大生 命の思想・霊界思想」という新宗教の教義に共通する世界観が形成されていったと見ることが出来るでしょう。
次に、大生命の思想形成の土壌ともなった大正生命主義についてふれ、科学と宗教の問題に入っていこうと思います。
四、大正生命主義の諸相
鈴木貞美氏が提唱して定着しつつある大正生命主義という用語は、「要するに(従来言われていた)大正教養主義は、広く哲学や芸術を吸収した文化的人格を 形成するという思想傾向にとどまるものではなく、その底に普遍的な生命の発現こそが文化創造の原基であるという思想をもっていた」ので、大正期の思想界で は「生命」の語がスーパーコンセプトの役割を演じた、ということから名づけられています*9。従って、当然ながらその適応範囲は広すぎるほどなのですが、 鈴木氏はその思想的要素を次のようにまとめています。
東洋的生命観(特に道教的老壮思想的なそれ、またそれらと仏教的・儒教的な生命観が集合したもの)が受け皿となり、キリスト教スピリチュアリズム系 の思想が受容され、そこに、ショーペンハウエルやニーチェ、トルストイらの生命思想が加わってゆく過程があり、一方実証主義の動力線が「内部の自然」の観 念を定着させ、そしてヘッケルの生気的生命一元論やドイツ観念論心理学などの受容が重なり、思想的な前史がつくられた。そこに、進化論や遺伝学の影響を受 けた「生物学主義」ともいうべき、ベルグソン、ジェイムズ、デューイ、オイケンらの二十世紀哲学が流入して形成されたもの、ということが出来よう。
(「大正生命主義、その前提、前史、前夜」大正生命主義と現代 P七六)
まさに思想の坩堝の様相を呈していますが、こうした西欧諸思想を融合していく受け皿としての東洋的生命観に注目する必要があります。この東洋的生命観と は、生死一如の生命一元論に通じ、また草木国土悉皆成仏のアミニズムを説く「本覚思想」*10であるといっていいでしょう。汎神論的生命の横溢をのべる生 命主義にとっては、西欧のキリスト教的思想土壌よりも、むしろアミニズムに通じる本覚思想の土壌のほうが習合しやすかったといえます。神智学やスピリチュ アリズムの受容においても見てきたように、西洋神秘主義の宇宙即生命と見る生命主義的一元的世界観を受け入れる受け皿として、沙婆即寂光、生死即涅槃、久 遠即今とする本覚思想の絶対一元論があったことは間違いないでしょう。
こうした日本的融通無碍ともいうべき本覚思想の土壌の上に、欧米の神秘主義、実証主義科学、実験心理学、生物主義哲学などの翻訳文化が、習合・混在して 大正生命主義とよべるような思想的様相を呈した、と考えられます。大正期の新宗教ブームも、当然にこの生命主義の影響の中にあり、そこから大生命の思想や 霊界思想としてまとめられる世界観を発達させてきたといえます。そして、この生命主義の思潮においては、精神現象も科学的に解明されると考えられていたの であり、宗教・科学・哲学の統一がいわば科学万能の名の下に意図されていたといってよいでしょう。
この宗教と科学の融合を計る試みは、一九八〇年代にブームとなったニューエイジなどの新たな生命主義的思潮において再び反復しました。鈴木氏は、七〇年 代末からのニューサイエンスなどの翻訳文献より始まるこの流行を、八〇年代生命主義と名づけています。このこの八〇年代生命主義の思潮を受けて、「真の宗 教は科学である」とするオウム真理教や、幸福の科学などの新新宗教がでてきました。今回(一九九四~九五年当時)、教学の現代化プロジェクトが日蓮教学の 現代化を試みるに当って「宗教と科学」をテーマとしたのも、こうしたブームの様相を受けてのことでした。したがってオウム事件以後はなおさらに、このポス ト・モダン的ともニューエイジ的とも呼ばれる生命主義的思潮をどう捉えるかが問題となるのです。
前述の「大正生命主義と現代」の中で、森岡正博氏は「生命主義は一般的にいって、ロマン主義への自閉傾向を本質的に持っているのではないか(八〇年代生 命主義とは何であったか・P二六七)」と指摘しています。「ロマン主義への自閉的傾向」とは、いいかえれば、自分の夢(ロマン)に浸ったままに自我を肥大 させ、自閉した妄想を現実と取り違える危険性とも言えるでしょう。自分達とは異なった「他者」との交流を考慮しない、いわば他者性不在の閉鎖的な共同体に ついての危惧を指摘していると思います。
いわゆるニューエイジや新宗教の思想は、「他者性」を落としたところの個我から出発して、個を捨てて一なる宇宙意識や大生命にいたる霊的進化をすすめま すが、傍目からみればその一なる宇宙意識や大生命が、そのグループ(共同体)のみで通用する我が儘勝手なグルであったり教祖であったりするのです。こうし た閉鎖性をもつ生命主義への危惧について、鈴木氏は「大正生命主義と現代」の後書きにおいて、その全体論(ホーリズム)の危険性にふれて次のように述べて います。
しかし、世界が、二度目の熱い戦争に向かったとき、このホーリズムは、全体主義(トータリズム)と結合した。ナチス・ドイツではエコロジカルな政策 も展開されたが、それを支えたヘッケルの理論は、人種間の優生学という思想をもっていたために、ユダヤ人の虐殺にも根拠を与えた。ホーリスティックな生命 観は、悠久の生命に生きる「日本民族の大義」とも決して無縁ではなかった。生命観のホーリズムが国家や社会や民族などのトータリズムと結合したときの危険 性を、これらの歴史的な事件はよく教えてくれる。二一世紀に向けて、新たな生命観が問われる今日、われわれは、二〇世紀の生命観とその発現のしかた、そし て、その行方について、さらに検討を重ねる必要があるだろう。
(大正生命主義と現代 P二九五)
「人間は皆相身互い」といった相互扶助の強調の下に、平等や博愛を保証するかに思えるホーリズムが、政治的全体主義へと転化し極めて差別的に機能してし まうということは、確かに歴史の教えるところでしょう。生命力の賛美にしても両刃の剣であり、戦前の「近代の超克」を巡る論議にみられたように、「『戦争 は歴史の最もヴァイタルな力』、『総じて近代が行詰まったところに総力戦がある、つまり総力戦は近代の超克だ』(「総力戦の哲学」一九四三年中央公論一月 号)」といって戦争を歴史の生命力の必然として位置付け、破壊の肯定につながっていったという苦い経過もあります*11。こうした危惧は、生命主義だけに 限っての問題ではありません。仏教の縁起観にしても通俗的に相依相関のホーリズムと捉えられていることを思えば、再び戦前のように、仏教が教義的に戦争を 支援する可能性は大いにありえるといえます。ですから、仏教の縁起観を量子力学に結び付けて全包括的な世界観を提起したF・カプラをはじめニュー・サイエ ンスやニューエイジの思想においては、特にこの危険性を考慮する必要があるのです。
スピリチュアリズム・神智学・大正生命主義の検討を通して、現在のニューエイジや新宗教に共通する生命主義的世界観、とくに科学と宗教の統一を説く教義 のルーツを見てきましたが、そこに一貫して見て取れることは、近代化に対抗しつつ現れた大いなる力への欲求であり、無限の可能性を秘めた生命力への渇仰で あり、生命主義(ヴァイタリズム)の信仰といっていいでしょう。”)
冬草夏虫 @tousoukachu 2014年2月2日
熱海のMOA美術館は母体が『世界救世教』というネーミングが直接的すぎる仏教系の新興宗教で、いわゆる『手かざし』で医者や医薬品を否定する教義で有名。 他にも農薬や化学肥料などを否定していて、新興宗教にありがちなキチガイじみたロハス成分が見られる。
(世界救世教=大本教派生のキリスト教に見え難いキリスト教)
wikipedia bot スマホ対応版 @WikiBot_SmaPho 6月14日
手かざし http://goo.gl/kd90us 手かざし(てかざし)とは、人の体の患部に手をかざし、その手から発せられるという霊的な力によって心身を治療しようとする技法を使った宗教行為。世界救世教の創始者・岡田茂吉が昭和時代前半に開発したと言われ(世界救世教では、...
bstr @hed1972 8月6日
<思考メモ>:キリスト教→ニューソート運動→自己啓発。キリスト教文化のない日本で、米国経由の自己啓発書を読んで実行することは、根本的に無理があるのではないかという疑問。例:箱から脱出する~~、ミッション、などなど。
使える!タメになる心理学 @tukaerusinri • 3月27日
占い師が使うテクニックのひとつ 『バーナム効果』 誰にでも当てはまるような どうとでも取れる事を 自分だけに適用される 極めて正確な内容だと 思い込んでしまう心理学的な現象の事 占い師や詐欺師たちに騙しのテクニックとして利用される
Dr_Frunk @Dr_Frunk 2012年3月13日
これあってんの? RT @ElCantare_OR:
幸福の科学
=エル・カンターレ
+GLAの教義
+高橋信次のイタコ(異言)
+谷口雅春の光明思想
+出口王仁三郎の霊界物語
+生長の家の書籍販売能力
+阿含宗の派手な宣伝
+創価学会の会員制度
RISHU @Rishu_jpn 2011年9月29日
こ こ最近、今まで避けていたキリスト教のニューソート派やニューエイジ運動の思想(これらは怪しい自己啓発セミナーや新興宗教が営利目的で都合良く拝借して いる)について自分なりに勉強してみた。驚くほど密教のパクリでしたというオチ。西洋の人間より、遥か昔から気づいてたんだなぁ。
MarkWater @MarkWater 2012年4月29日
@Ikazuchi_maru 恐るべしニューソート、恐るべしキリスト教。人類の奴隷化を肯定して為政者や搾取者に貢献する宗教よ…
人気のアカウント @orange21 2008年10月9日
D. カーネギーを人に勧めるのにどうすればいいのかわからない。キリスト教やニューソートの文脈の事や、基本的に自己啓発本だという事を話さえしなければ彼ら はタダたんにありがたがって読むとおもうんだが。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm4760086
林貞年 催眠術のかけ方 @h_sadatoshi_bot 2012年7月15日
患 者の頭上に手をかざすだけで病気が治るという「パッス法」。これを広めた19世紀の医師アントン・メスメルについて。彼はこう言います。「この宇宙には動 物磁気というエーテル体が満ちていて、特別な力を持つ伝達者のみがあやつれる。そして伝達者からこの動物磁気を送られた患者は病気が治る」と。
ゆりぽん @33nikukyu 2013年4月12日
へ~~初めの催眠術って「動物磁気」って呼ばれてたんだ~!『催眠が、西洋で医学的に用いられるようになったのは、18世紀の事である。当時は動物磁気と呼ばれた催眠術を、自在に操った最初の人物は、ウィーンの医師、アントン・メスメルである。』だって。へ~へ~!
井上太郎 @kaminoishi 11月26日
世 界救世教、箱根にあるMOA美術館で有名。不敬罪で有名な大本教からわかれました。心霊術と指圧で医師法違反で検挙もされた宗教です。さらにここから 別れたのが世界真光文明教団と崇教真光です。手かざしで病気を治すらしいですが、石原伸晃自民幹事長が信者です。父親の慎太郎氏は霊友会です。
白江 Shirae @ttt_cellule 2013年9月4日
ダー ントン『パリのメスマー』では、フランス革命以前にルソーの社会契約論が急進思想として周知される媒介を果たしたのがメスメリズム信奉者である医者や知識 人、民衆だったとか、メスメルの磁気流体論によってルソーの政治思想、教育思想が根拠づけられたとして読まれていたとか指摘されているらしい
神様 @triumphkamisama 2013年8月14日
催眠術心理学シリーズ②いきますね。 信仰宗教には、よく頭に手をかざしたりすると病気が良くなるとかっていうのがありますよね。 これって実はアントンメスメルって19世紀の医者が考案して今は催眠治療で使われているパッス法っていう暗示の技法。
メスメルは、これを「動物磁気」が手から出て症状を消すという暗示をかけて治療したらしいですが、今では催眠治療で取り入れることがある有名な技法らしい。 そう考えると、宗教って催眠術を学んだ人にとっては、あ、あの技法使ってるって全部わかっちゃうんでしょうね。
そういえば、「そ〜」の「い〜」って人は、マジシャンなら誰でも知っている透視マジックを信じの前でやって、法力を顕示していたらしい。 マジックも心理学や催眠術の応用なので、宗教団体のやっている技術との共通点は満載ですね。
マンダラ的な図形や像を凝視させてお経なんかを唱えさせたり、その時にお説教(暗示)を入れたりするのもジェームスブレイドって人が考案した凝視法。人 間、一定の時間ストレスを与え続けるとトランス状態に入り込んで暗示を受けやすくなるんだけど、これは目の疲労を利用した催眠術。
目の疲労って脳と直結しているから催眠状態に利用しやすいんだって。催眠術で強い光や振り子を凝視させたりするでしょ。 本を読むと眠くなるってのもあれね。でもその本が面白ければ、トランスって眠いの方向に行かずに集中っていう別のトランスに入って余計眠れなくなるから要注意。 ゲームもね。
読書やゲームにどっぷりはまっている状態ってトランス状態にそのもので、単に集中している状態は日常意識変性状態っていう軽いトランス。熱中してるのが意識変性状態で催眠に入る寸前。 人の呼ぶ声が聞こえなくなったり自分で切り替えが困難になると「忘我」っていうもうバリバリの催眠トランス状態。
(創価学会=日蓮風キリスト教の池田大作かな?
寸止め陰謀論者は創価の母胎の大日本皇道立教会に言及しない)
topaz0028 @topaz0028 3月22日
大日本皇道立教会は、南朝を正統とし、その皇道に沿った教育を行う趣旨の元で、1911年に創立された。中山忠英(父親は中山忠光)が初代会長に就任し、大隈重信、一木喜徳郎、牧口常三郎、戸田城聖 後には児玉誉士夫も加入。 後に、大日本皇道立教会を母体として、創価教育学会が創立された。
土方 久元 - sagegroup 大正10年京城日報社社長。門下に 創価教育学会創立者、牧口常三郎。創価学会創立 者、戸田城聖氏がいます。 昭和20年6月25日死去。 中山 忠英. ・大日本皇道立教会初代会長 ・天誅組首謀者・中山忠光の遺児。 大正5年7月16日死去。
風の子 @makeanovel 3月2日
統一教会はCIAのための直属の集金カルト
国家神道の設立と、それらと調整する役&実行部隊としての日蓮宗、そして南朝のための教育機関(つまり神道の天皇)から、創価学会は生まれた。起源が大日本皇道立教会
日本の多宗教文化の裏の真実
http://www.mkmogura.com/blog/2013/09/1/1389 …
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 2月10日
猫太”とある魔術ってあれ、かなり耶蘇教が強くて嫌いなのですよねー。とある魔術は英国国教会の耶蘇教の暗躍をみてるような、そんな暗躍を感じます。まだニノ国が耶蘇教臭くない。まあ創価ですが”
創価の母胎は大日本皇道立教会=キリスト教製の偽皇室。
創価はキリスト教(聖教)と偽天皇の手先。
た○し @meets_tak 1月24日
以下、島田裕巳著『創価学会』(新潮新書)より引用。第一章 なぜ創価学会が生まれたのか (P29)から。 pic.twitter.com/lviTxsGBtf
しかし、牧口の場合、宗教として元々親しんでいたのは、日蓮正宗ではなかったし、仏教でもなかった。北海道尋常師範学校は札幌にあったが、札幌には、内村鑑三や新渡戸稲造といったキリスト者を生んだ札幌農学校があり、キリスト教プロテスタントの伝道の拠点であった。
牧口自身、「苦学力行の青年期に敬愛し親近した師友は、大概基督(キリスト)教徒であった」(『創価教育学体系楩概』)と述べている。 (引用は以上)
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 1月28日
@meets_tak 創価学会の母胎は #大日本皇道立教会=キリスト教製の偽天皇系組織。 #sagegroup=紐付き陰謀論者の巣窟の母胎も大日本皇道立教会。 創価の表層を叩かせるのは、偽皇室とキリスト教が陰謀論業界のボスであり、創価とsagegroupを作った黒幕なのを隠す為。
ムスカ@経理 @muska_keiri 2011年1月24日
ちなみに日本におけるボーイスカウトは1908年に駐ベルギー日本大使だった秋月左都夫により報告されて以降じょじょに広まり、1922年に後藤新平(台湾の発展や関東大震災の復興に尽力した人物)を初代総長としてボーイスカウト日本連盟が発足しております。
レオナルドTA○◯SHI @meets_tak 1月3日
秋月 左都夫
・(1858~1945)
・大日本皇道立教会第三代副会頭
・明治17年7月、司法省法学校卒、法学士、司法省御用掛。明治24年外務省政務局勤務。三島通庸の長女園子と結婚。明治28年帝国大学にて国際法を講義。 pic.twitter.com/LoD9WBjh0l
ken @kenkatap 2013年12月24日
池田大作のルーツ「池田家の墓」真言宗の寺(密厳院)に建てられている 【NEWSポスト http://www.news-postseven.com/archives/20111226_77219.html …
▼日蓮宗には、他の仏教宗派を厳しく指弾した四箇格言という有名な教えがある
▼池田家の人びとの遺骨は、日蓮が「亡国」と言った真言宗の寺に葬られている
ken @kenkatap 10月28日
生まれた時は真言宗智山派@汚腐乱巣派だった池田大作の墓@高尾 【匿名党 http://tokumei10.blogspot.jp/2014/10/blog-post_678.html …
▼大森は池田氏の生誕の地
▼父が密厳院にお墓を建立 ▼池田家のお墓であるが、奇妙な点がある
▼実は真言宗智山派の寺院
▼池田氏らが日頃、邪教としている異宗徒の墓地
J・ナナミ @pinkglalem 2014年1月8日
@junjihattori @morumonkyou モルモン教会は元々クリスチャンに改宗しないネイティブアメリカンを取り込むために造られたインチキカルト。だから、「日ユ同祖論」のよーな奇妙な説を唱えています。奇妙なSEXカルトも、このモルモン教から派生しています。
FLDS(モルモン系SEX教団)に限らず、モルモン教は、性犯罪とマルチ商法で有名な宗教です。ユタ州は別名「マルチの聖地」。
日本ではキリスト教に改宗しない人たちを取り込むために #天理教、#金光教、#大本教 というカルトが幕末から明治にかけて造られました。中でも大本教は戦前の様々なテロに関与している凶暴なカルト。#創価学会 はこの大本教の最初の分派
日蓮は曼荼羅の代わりに、帰依する菩薩名を書いた掛軸を残してて、「本尊」というらしい。この菩薩たちはゾロアスター教由来。真言宗も天台宗も密教があって、秘めた教典の意味ではなく、ミ(ミトラス)の教えの意味の当て字
ゾロアスターから派生した太陽信仰がミトラ教で、アジア地域からオリエント世界まで行渡ったンですが、ローマでバアル教と習合してキリスト教と言うカルトが生まれ、コレがローマの国教になると、ゾロアスター・ミトラ教を弾圧・駆逐しはじめた
日本の文化のほとんどが、ペルシャの影響を受けています。正倉院の宝物もペルシャ。キリスト教はミトラ教をモデルにしているためにゾロアスター教に似せてユダヤ教を作りました。聖書はアヴェスターにシュメール神話をトッピングした盗作。
古代のセム語族はフェニキア人、アラム人、ヘブライ人。この三つをミックスして創作されたのが聖書の中のユダヤ人。実在の民族ではありません。聖書の神は残忍でコレを信仰するユダヤ人を糾弾することで、ゾロアスター教を貶めたのです。
戦国時代にイエズス会がキリシタン大名を使って仏教徒を虐殺していたのは、それらの仏教徒が、実は仏教を偽装したミトラ教徒だったからです。
黙示録か何かで、イエスは、自分を「明けの明星」と呼んでる。ラテン語の「ルシファー」だと言ってるワケ。意味はわかりません。なぜなら、聖書や福音書は、色々な神話のトッピングだから...
knznymmmy @knznymmmy 12月11日
神道修成派の教庁は杉並区松庵。幸福の科学の総合本部が一時杉並区松庵に置かれていた。大川隆法(中川隆)の父で善川三郎(中川忠義)はGLAに籍を置いていたが生長の家に。生長の家に池田大作氏も傾倒。生長の家の谷口雅春氏は大本の出身。 大本の聖師出口王仁三郎は御嶽教で免許を授かっている。
神様 @triumphkamisama 2013年8月14日
催眠術心理学シリーズ③ 催眠術というと宗教の洗脳とかのある意味怖いものもあれば、例えば腕の良い営業マンや、いわゆる大人としての対応ができる人なら普通にやっている技術が実は催眠術の応用だったりすることも多い。 その一つがチューニング法と言って、相手の動作や口癖を真似る方法。
相手に気がつかれないように、呼吸のリズムを合わせたり、感情を合わせたりする。相手が怒っていたら一緒に怒ってあげるとか、落ち込んでいたら落ち込んだ 態度をとる。みんなが怒ったり落ち込んでいるのに自分だけ楽しそうにしていたら空気が読めない人ってことになるから当たり前のことなんだけど…
これをうまくやれば相手にこちらに暗示が入り込みやすくなるから、営業で契約をとったり説得したりが容易くなる。仕草や口癖、声の高さや感情表現を相手に 感づかれない程度に真似て同化することによってこちらの話や暗示を相手にも同化させてしまう。これをチューニング法とか、メタファーなんて言う。
神様 @triumphkamisama 2013年8月15日
催眠術心理学シリーズ④ ブラセボ効果って知ってますか? 精神医療でも用いられる偽薬に効果ですがこれって実はすごいんです。 アメリカで悪性腫瘍の患者に実験をしたらしいんですが、手術で実際に腫瘍を摘出した患者より、切って閉めて実際は腫瘍を切らなかった患者の方が予後が良かったとのこと。
(それって腫瘍をとったせいで予後不良になったの?)
神様 @triumphkamisama 2013年8月18日
催眠術心理学シリーズ⑤ 吊り橋の理論って聞いたことありますか?ゆらゆら揺れる吊り橋を渡りながら橋の向こうにいる女性のところへ行くと、吊り橋が揺れる恐怖でドキドキしているのに、彼女を見てドキドキしているのだと勘違いしてしまうというものです。
神様 @triumphkamisama 2013年10月18日
催眠術心理学シリーズ⑥ 「嘘も100回言えば真実になる」 これ、中国や韓国の反日派に、日本の諺として紹介されて、日本叩きの名文句になっているらしいけど、もともとはドイツのヒトラーの右腕だったゲッペルスの言葉で、ヒトラーの「我が闘争」にも出てくる名文句です。
神様 @triumphkamisama 2013年10月18日
催眠術心理学シリーズ⑥-ⅱ わかりやすく短いしかも刺激的なフレーズを繰り返して聴衆に暗示を入れるのを「サウンドバイト」とも言います。ヒトラーの「単純接触」ですね。この言葉が使われ始めたのは第40代アメリカ大統領のロナルドレーガンあたりです。
神様 @triumphkamisama 2013年10月22日
【催眠術心理学シリーズ⑦ピグマリオン効果】 ギリシャ神話の「変身物語」で、キプロスの王ピグマリオンが彫った女神像を愛し続けた結果、生命を得て人間になったというところから名付けられた心理学用語で、褒めて育てる効果をアメリカの心理学者ハーロックが実験により立証したものです。
フランツ・アントン・メスメル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%AB
スピリチュアリズム
http://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0
心霊主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E9%9C%8A%E4%B8%BB%E7%BE%A9
(1)近代スピリチュアリズムの地上展開に先立つ準備
http://www5a.biglobe.ne.jp/~spk/about_sp/sp-history/sp-history-1.htm
スウェーデンボルグはニューソートではない
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shinju/tukai%209.htm
第8話:新・新エルサレム
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shinju/No.8%20New%20New%20Jerusalem.htm
「スウェーデンボルグ主義」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shinju/tukai%2013.htm
近代スピリチュアリズム百年史
その歴史と思想のテキスト
The History of Modern Spiritualism (1848-1948)
アーネスト・トンプソン 著/ 桑原啓善 訳
http://yamanami-zaidan.jp/dekunobou-pub/books/kindai_spiritualism_100.html
「霊界を見てきた男」アンドリュー・ジャクソン・デイヴィスについて―スピリチュアル史解説[コラム]
http://news.livedoor.com/article/detail/4499473/
アメリカでの降霊術運動の歴史 No.206
http://d.hatena.ne.jp/wanbi/touch/20140321/1395389676
カルト=キリスト教(中身)+X(外見で偽装)。エヴァとオウムの思想は同じ!いくら外見を変えてもカルトの中核はいつもキリスト教神学(聖書+ギリシャ哲学)。『現代オカルトの根源』と神智学 (インド風キリスト教。創世記とギリシャ哲学の動物蔑視) の霊性進化論 =神か獣かの善悪二元論+霊的カースト制度、についての過去記事の補足。オウム真理教事件の真の犯人は「思想」=キリスト教+ギリシャ哲学+進化論+スウェーデンボルグ+グノーシス主義+バラモン教=神智学。
Posted on 2015.04.13 Mon 19:13:48 edit
現在大衆を支配しているカルトの内、頂点レベルは「全て」「キリスト教(中身)+X(外見で偽装)」!
メーソン思想(科学主義)、スピリチュアル、神智学、人智学、ニューエイジ、ニューソート、自己啓発、食事療法カルトなどといくら外見を変えても、大衆支配のツールの本丸は「キリスト教システム」なのはずっと変わっていません。ただ単にパッケージと味付けをリニューア ルした商品が並んでいるだけで、本質はずっとキリスト教(絶対者の存在と動物蔑視など。ギリシャ哲学で武装したのがキリスト教神学)。
過去記事
オウムはインド風に偽装しているけど
神vs獣の善悪二元論・
終末論・
ハルマゲドン・
隣人愛
でわかるように中身はキリスト教!オウム思想の中核は神智学
(インド風キリスト教。創世記とギリシャ哲学の動物蔑視)
の霊性進化論
=神か獣かの善悪二元論+霊的カースト制度。
神智学がユダヤ陰謀論=キリスト教の伝統を広めるのに協力。
大田俊寛著『現代オカルトの根源』(ちくま新書)。
「誠の神様はただ一柱」とする大本教は「天地の創造神」というキリスト教的な神を導入しつつも多神教の枠組みを一応維持していた平田派神学以上にキリスト教。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-75.html
についての資料の追加+コメント。
マサの先生 @naophon
14年3月2日
宇宙人も環境問題も、根っこは同じなんですよ。 外的要因による危機を演出して、人間という種が集団で同じ行動を取るようにする。そうやってひとまとめにしたほうがコントロールしやすいから。
これはCFRに調べさせた「アイアンマウンテンレポート」で詳しく書いてある。
kobo_q @kobo_q
13年11月13日
UFO見ると「宇宙人が乗ってる」と思っちゃう人の想像力はたかが知れている。宇宙人じゃなくて未来人かもしれないし、異次元人かもしれない。無人 機かもしれないし、ロボットが操っているかもしれない。乗り物じゃなくて生命体なのかもしれない。見たものが見間違いや錯覚である可能性もある。
子子子子子(ねここねこ)
@noranekonote 善の宇宙人VS悪の宇宙人は、 #日ユ同祖論 での本物ユダヤVS偽ユダヤと同じ嘘。前提を無自覚に受け入れさせる為の二元論の罠。聖書のユダヤ人を宇宙人に置き換えただけ。結局は聖書に見えない聖書思想による洗脳。遺伝子分布云々はデマ。実在しない人の子孫はない。
魔法使いハンターねこた @lanekota
@kitsuchitsuchi @azkdeathcore まず、キリスト教的な世界観の崩壊で雲の上に天使がいないとわかるとチベットの超人が現れ、チベットが未開の地でないとわかると宇宙人が現れた。実によくできてます。
2014年4月15日 16:39
大田俊寛 @t_ota 2012年12月9日
いわゆる「マヤの終末予言」の期日とされる2012年12月21日が近づいてきた。しかし実際には、マヤの暦における長期歴(約5126年周期)が一巡するというだけであり、古代マヤ人が「アセンション」や「人類滅亡」を予言していたというわけではまったくない。
この種の説が広まる切っ掛けとなったのは、ニューエイジ系の思想家ホゼ・アグエイアスが、1987年に『マヤン・ファクター』という本を公刊したこと。実はこの本では、2012年の終末予言だけではなく、それまでのあいだに何が起こるかということが色々と予言されている。
例えば、1992年以降、各地域の中心に「太陽の神殿」という瞑想センターが作られる、太陽・惑星問題協議会が設立され、軍備の撤廃と共産制の樹立が実現 される・・・等々。『マヤン・ファクター』を直接読んでみると(特に第8章)、マヤの予言は「すでに外れている」ということが良く分かる。/終
大田俊寛 @t_ota 2010年5月9日
(3)オカルト人種主義。神智学では、人間が霊的な進化を遂げると主張されるが、こうした霊的進化論は、しばしば人種論とも結びついた(どの民族が霊格が高いか、など)。オカルト的な人種主義は、ナチズムの人種論の先駆を為したことが指摘されている。
マコ・スクリームキャット @MacoSakura 7月6日
エヴァンゲリオン始めサブカルの分野に大きな影響を与えている一種のオカルティズムである「霊性進化論」は、オームの中心教義でもあり、カルト化を放置すると危険なものだ。ある種の優生思想。そういったものの入り口にあるオカルティズムも同様に注意が必要だろう。
Carolyn @CarolynMistress 2012年5月30日
優生学はかなり古くからあるようだが、プラトンはその考えを非常に明確に示している。彼が余りにも理想化されているため、このことは注意深く隠されてきたのだ。
ken @kenkatap 2012年10月7日
ナ チスが優生思想を考えついたのではない
▼古代ギリシャ哲学者、プラトンもそうした考え方をしていた
▼『国家』で「最もすぐれた男たちは最もすぐれた女たち と、できるだけしばしば交わらなければならないし、最も劣った男たちと最も劣った女たちは、その逆でなければならない。」としている【櫻井J】
政治哲学bot @Staatsphilosoph 3月5日
プラトンは、民主主義の友ではなかった。プラトンは、詩人にも大衆にも人間の形成と指導を任せようとはしなかった。哲学者こそが支配すべきなのである。国家が哲学者の洞察によって導かれるならば、秩序と正義が支配するであろう。
菊池 @kikuchi_8 2月21日
オ ウム事件についての番組をやっていたが、麻原彰晃は「物質世界から抜け出せ」「肉体は魂の牢獄」という趣旨の事を言っているが、これは明らかに仏教ではな くグノーシス主義の思想である。仏教では物質は「無記」(価値中立)とする。宗教的な基礎知識があれば、カルトに簡単に騙されることはない。
kakuyu @southmtmonk • 5月15日
ひょっとすると、近年頻繁に目にするようになった「意識が高い」というフレーズも、霊性進化論からきているのかもしれないね。
U @wayofthewind • 5月11日
神道も大本教もロスチャイルドなら、オウムのバックにもロスチャがいる? @lanekota“神道カルトの理想が北朝鮮みたいですが。ちなみに「現代オカルトの根源」という本読みましたが、大本教のオウムの理想は同じなのですね。ビックリしました”
大貫剛 @ohnuki_tsuyoshi 12月8日
前世紀エウアンゲリオン RT @aumsupreme: エウアンゲリオン・テス・バシレイアス オウム真理教がロシアから放送していたラジオ番組。オウムソングや麻原教祖の説法などを流していた。地下鉄サリン事件から3日後の放送が最後の放送 pic.twitter.com/ItYRUyKt06
(エウアンゲリオンとエヴァンゲリオン。オウムとエヴァは共に神智学とニューエイジ派生。
新約聖書の原典は古代ギリシャ語。神聖世界。ハルマゲドン。オウムとエヴァの中核と背後にいるのはキリスト教思想とキリスト教勢力)
ken @kenkatap 2月28日
オウム真理教放送=92~95年まで放送されたオウム真理教のラジオ番組放送局 https://twitter.com/kenkatap/status/489941657643540480 …
▼国営放送ロシアの声の送信機を露通信省が無償貸し
▼題名はギリシャ語で神聖世界の絶対的真理
▼静岡県富士宮市で編集、モスクワに空輸、ウラジオストクから放送
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
ねこた”政治とは、理念ではなく、多くの人に矛盾を感じさせない技術であると書いたラノベがありましたけれども、そーゆーベターな選択が大事なのですね。この世界は不完全でクソだから破壊しちゃえーじゃダメなの。”
善意を悪行に変えるのが選挙、賽銭、ユダヤ陰謀論、銀行預金。キリスト教製多数。
インド・イランの宗教を隠すのは、バチカンの盗作元かつ大東社の本体なので利害が一致するから。
イエズス会士バリュエルのイルミナティ陰謀論には中核(百科全書)があるが、今はそれを抜いた劣化コピーを紐付きが布教しているのでバチカンと大東社は今やグル。共倒れしない程度の暴露で中核を隠す。
卍・逆卍の意味
・太陽
・回転する太陽や月の動き
・プロメテウスと関連することも
・邪眼に対する魔除け
・トールハンマー
以上『イメージ・シンボル辞典』。
トールはオーディンの息子。北欧神話の雷神。赤髪。木曜日。ゼウス=ユピテル=木星と同一視。武器は稲妻を象徴するトールハンマー。
オーディン:北欧神話の最高神。海賊・嵐・戦争・死・詩・魔術の神。ローマ神話のメルクリウスと同一視。つまりヘルメス=錬金術(科学)の神。
自身を生贄に捧げルーン文字を発明。
つばの広い三角帽子を被った隻眼の魔法使い。△+一つ目。
終末論は北欧神話にもある。ラグナロク=ハルマゲドン。
真言宗系新興宗教=和風キリスト教。
卍教団(ナチスも紅卍字会も大本系もインド・イランを意識)の
創始者の真木応瑞は真言宗出身。卍にラブのLがあると主張。
釈迦に還れと言う癖に、ラブ=善というキリスト教思想。
仏教では愛=執着=悪。
そもそも原始仏教は宗教=執着の塊を否定。
破門。
バロールは、ケルト神話のフォモール族(悪役)の隻眼の魔王。片方の目(額の第三の目説あり)は見たものを殺す邪眼。
オーディンは隻眼の魔法使いで死神。北欧神話はヴァイキング側。
フォモール族はケルトの地に上陸した北欧のバイキングだと考えられる。
海賊系△一つ目=オーディン=バロール。
ファーティマの手(ハムサ)は太陽系一つ目。拝火教の最高神のアフラ(アスラ)・マズダはアスラ族で太陽神だから。
手が無いならナザール(目単独。概念は共通)だと思われるだろうが、手があったら元ネタを隠せないしマーキングしにくいから手抜き。
http://nekomegami.web.fc2.com/advent/2009/advent1211.html …
オーディン(+バロール)は北極星系一つ目。船乗りは北極星で自分の位置や方角を把握していたから。
ヴァイキングの船のデザインが竜を模している。
りゅう座α星(アイク曰く爬虫類人の母星)は昔は北極星だった。
拝火教のアンラ・マンユは爬虫類の魔王にして絶対悪。
共に△一つ目と縁がある。
英国ガーター勲章を君主が貰った国は
ルクセンブルク、デンマーク、スウェーデン、スペイン、オランダ、日本、ノルウェー。
北欧に注目すれば英国を筆頭とする、先祖は海賊同盟。
天皇は中国の天皇大帝=北極星信仰が元ネタ(+天照=太陽信仰)。日本と北欧で北極星同盟。
日本はキリスト教国家。
北極星(昔は竜座)から来た龍人(爬虫類人)はヴァイキングの北極星信仰と龍の船が元ネタ。スピリチュアルなアイクは北欧系。
スウェーデンの貴族スウェーデンボルグの思想が神智学、スピリチュアル、ニューエイジ、宇宙人説、出口王仁三郎の霊界物語、大本教系カルト、大本教系の日月神示の元ネタ。
クロウリーはニューエイジの父。神智学はスピリチュアルの母。スウェーデンボルグは両者の祖父。
キリスト教の弱点(悪を創った善の神。矛盾した聖書)を消し、目に見えないものや、非論理という反証不可能なものを主張し物証を否定する、最悪のキリスト教(改)の元祖が北欧貴族スウェーデンボルグ。
北欧神話とスウェーデンボルグの影響力は絶大。
ナチスのシンボルの中にルーン文字がある。
ハリー・ポッターに古代ルーン文字学があり、ハリーの傷に似たルーンがある。
マギの光の膜で覆う防壁魔法名がボルグで初出が46話。大地震と46分。KJVの創世記で46番目の単語はライト=イルミ。
平兵衛 @heibay 11月26日
ナチスのシンボルの中にルーン文字がある。
>>>ヒトラーがワグナーに陶酔していたからでは?
ワグナーの楽劇「ニーベルンゲンの指輪」(北欧神話が題材)で、契約を守るルーン文字の槍で世界を支配とあるので。
@kitsuchitsuchi @noranekonote
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 11月26日
@heibay @noranekonote グングニルにルーン+北欧に金髪碧眼が多いから。
北欧神話のブリュンヒルデ=ポニョが津波が起こし全員死亡させつつ、原作のキリスト教要素を否定する宮崎作品。ハイジも原作のキリスト教要素を抜いたキリスト教否定作品。マギやハリポタと同じ陣営。
べにウサ提督 @usdk 2月14日
ポニョの本名がブリュンヒルデって結構話題になったでしょ
ヴァルキリープロファイルでお馴染み、北欧神話のワルキューレの長姉で「死者を天上に連れていく」役目を負っているから、劇中の洪水後は死後の世界ってことを言ってる人もいた
落書 @stickmanarmy 4月12日
ブリュンヒルデ(古ノルド語:Brynhildr、英語:Brunhild、ブリュンヒルドとも)とは、北欧神話に登場する人物である。ワルキューレの一人で、リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』では、主神ヴォータンと知の女神エルダの娘とされる。ドイツ中世叙事詩『ニーベルンゲ
YH@コメカミシースルー @YHoo117 2月27日
「ニーベルングの指輪」って正直ゲルマンっていうよりギリシア神話っぽいなーと思う。
ヴォータン-ブリュンヒルデ父娘ってかなりゼウスとアテナを意識してるし。 pic.twitter.com/gu4PalEGcI
オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった
大田俊寛 / 宗教学
http://synodos.jp/society/8575
”麻原彰晃は事件の真相を理解していない
一連のオウム事件の主犯が誰であったかについては、一時期、「麻原彰晃の独断」説と「弟子たちの暴走」説のあいだで論争が行われていました。
最近『文藝春秋』(2014年2月号)で公表された井上嘉浩氏の手記に見られるように、オウムにおいては、たとえ上層の幹部であっても、「麻原の意志に背けば殺される」ということが陰に陽にほのめかされていましたので、どちらかといえば前者の方が事実に近かったと思いますが、オウム問題を広い視野から捉えようとする場合、そのことは実は、さして重要ではありません。
事件のすべては麻原の独断によるものであり、また同時に、その「真相」のすべてを麻原が了解していたかといえば、とてもそうは考えられない。麻原の裁判は一審で打ち切られ、二審と三審が行われませんでした。言わば、「デュー・プロセス・オブ・ロー(法の適正手続)」が堅持されなかったわけで、そのことはやはり批判されなければなりません。
しかし、一審の経緯を見る限り、麻原はそもそも、現在の法制度によって自分が裁かれるということ自体を拒絶しており、審理の途中から妄想の世界に逃げ込んでしまった。もし裁判が継続されたとしても、その状況はおそらく変わらなかったでしょう。
また何より、オウム真理教とは何だったのか、教団の活動が何故あのようなお粗末な悲喜劇に終わってしまったのかということを、世界のなかで誰よりも理解していないのが、麻原彰晃という人間なのではないかと私は思います。彼の思考は濃密な幻想によって覆われており、ある意味で彼は、そうした幻想に突き動かされて行動した人間の一人にすぎなかったのです。
オウムの思想の根幹は「霊性進化論」
それでは、麻原彰晃やオウム真理教を動かしていた幻想とは、一体何だったのか。オウムの思想に対しては、私はすでに『オウム真理教の精神史』『現代オカルトの根源』という二著によって一通りの分析を終えていますので、ここではもう詳しくはお話ししませんが、現在の私は、オウムとは、「霊性進化論」という思想潮流から生まれた宗教団体の一つであったと考えています。
霊性進化論の源流を作り上げたのは、一九世紀後半に活躍したロシアの霊媒、ブラヴァツキー夫人という人物です。当時の世界では、ダーウィンの進化論が広範に普及し、その影響から、旧来のキリスト教信仰が大きな打撃を受けていました。こういう状況のなかでブラヴァツキーは、スピリチュアリズムと進化論を融合させることにより、「神智学」と呼ばれる新たな宗教運動を創始したのです。
それによれば、本当の意味での人間の進化とは、肉体のレベルではなく、霊性のレベルにおいて生じる。人間は地球において、七段階の進化を遂げることが予定されており、現在は物質的進化の極点に達しているが、今後は霊的進化への反転が生じることになる。簡単に言えば、「物質文明から精神文明への大転換」が起こることが予言されたのです。神智学の教えはその後、ニューエイジやポストモダンの諸思想に幅広い影響を与えていきました。
オウム真理教の最終目的もまさに、「物質文明から精神文明への大転換」を起こすことに置かれていました。オウムの内部でそれは、「種の入れ替え」という言葉によって表現されていた。現在の人間は物質的欲望に縛られて動物化しているため、これを粛清し、その後に霊性のレベルの高い神的人類から成るユートピアを建設する──それこそがオウムの目指していたことでした。オウムが起こしたあらゆる事件は、このような最終目的を実現するための布石として行われたのです。
なぜ裁判はオウム問題の本質に触れることができないのか
オウム真理教の本質を理解すれば、それによって引き起こされた数々の事件が、「思想犯」と呼ぶべきものであったことが分かります。ゆえに、オウム事件に対して裁定を下そうとすれば、本当は、その主要な原因となったオウムの思想自体の理非を問わなければならない。
ところがここで、大きな問題が現れます。それは、現行の日本の法制度においては、思想そのものの罪を問うことができない、ということです。
そんなことは当然だ、と思われるかもしれませんが、歴史を振り返ってみれば、思想の罪を問わないというのは、むしろ例外的な事態であることが分かります。人類の長い歴史のなかでは、社会を脅かす恐れのある「危険思想」に対しては、何らかの仕方で制裁が加えられるというのが普通でした。
ナザレのイエスが処刑されたのは、彼の説く「神の国」の思想がローマ帝国の統治にとって障害となると考えられたからでしょうし、中世のキリスト教社会では、「異端審問」がたびたび行われました。戦前の日本でも、治安警察法や治安維持法といった「治安立法」が存在していた。それらの法に基づき、「国体の変革」につながる恐れがあるという理由から、共産主義の他、数々の新興宗教団体に対する弾圧が行われてきたのです。
しかしながら、近代の社会が成熟するにつれ、「治安立法による思想犯の取り締まり」は、次第に行われなくなりました。それは、国家の安全よりもむしろ、信教の自由や思想・表現の自由を優先すべきだという見解が、大勢を占めるようになったからでしょう。
とはいえ、成熟した近代社会において、思想犯がまったく現れなくなったというわけではありません。戦後の日本の例で言えば、連合赤軍事件とオウム事件が、思想犯の典型であったと見ることができます。
連合赤軍やオウムは、それぞれの思想に基づき、現在の世界の体制を根本的に変革することを目指していた。ゆえに、これらの事件を裁こうとすれば、先ほど述べたように本当は、その思想の理非をまず問わなければならない。
しかし現行の法制度では、思想の罪を問うことはできず、法廷での議論はどうしても、武器をどうやって調達したか、犯行計画を事前にどこまで知っていたか等、あくまで即物的な内容に限定されてしまう。そのため、裁判に長い時間を費やしているにもかかわらず、いつまで経っても本質的な問題に話が及ばない、という不全感が残り続けることになるのです。
くれぐれも誤解しないでいただきたいのですが、だからといって私は、あらためて思想の罪を法廷で裁くべきだ、「異端審問」や「治安立法」を復活させるべきだ、と考えているわけではまったくありません。思想の罪を問わないということは、これまでの人類が長い試行錯誤を重ねた末にようやく獲得した原理であり、安易にこれを手放すことが、社会の改善につながるとは到底考えられないからです。
しかしながら、再び話を戻せば、法廷で裁かれないからといって、思想の罪自体が消えるわけではない。私たちはむしろ、思想の罪を法廷では裁かず、信教の自由や思想・表現の自由を最大限尊重するということに決めているのだから、そういった罪や責任は、国家権力が介在しない仕方で、市民社会の側からの自発的意志や見識に基づいて問うていく必要があります。私たちはそのことを、もっと明確に自覚しなければなりません。
オウム事件に対する思想的責任の範囲
オウム真理教事件に対する思想的責任や、道義的責任について考えてみると、問題の範囲は実に、オウムという団体やその信者のみに限定されなくなります。オウムの思想は、彼らがまったく独自に編み出し、彼らだけが主張していたという性質のものではないからです。
先に述べた霊性進化論というオカルト的な宗教思想、さらには、「物質文明から精神文明への大転換」といった類の空虚で粗雑な革命論は、一九世紀から現在に至るまで、世界中で蔓延し続けてきました。ここでは話を日本に限定すれば、オウム問題については、宗教団体の分野、アカデミズムの分野、メディアの分野のそれぞれにおいて、思想的・道義的責任が問われるべきではないかと思います。
まず、宗教団体の責任について。麻原彰晃はオウムを創始する以前、さまざまな新興宗教に関与し、それらの団体が公刊している著作を通して、霊性進化論の枠組みについて学んでいきました。特別な修行を積むことによって神に進化しうる、物質文明が遠からず破局を迎えるといった観念は、オウム以前にも多くの宗教団体によって主唱されていた。そして、日本の多くの人々は、それらの団体の教えを通して霊性進化論の思想に慣れ親しむようになり、そのなかで、よりラディカルな実践に身を投じたいと考えた一部の人間たちが、オウムに足を踏み入れていったのです。
私は昨年公刊した『現代オカルトの根源』において、霊性進化論の思想的系譜について具体的な考察を行ったのですが、それが原因でいくつかの宗教団体から抗議を受け、団体の広報担当者と長時間にわたって議論を交わすことになりました。結果的に、それは私にとって、教団の内実をうかがい知ることができるという点で、とても興味深い体験となりました。
とはいえ、その際にこちらから、団体の教義の性質について公開の場で議論させてほしい、あるいは、オウム事件に対する団体の見解を公にしてほしいという要望を出したのですが、残念ながらそれらには応じてもらえなかった。しかしオウムは、七〇年代以降に生じた「宗教ブーム」という大きな流れのなかから現れた存在であり、そうしたブームを同じくした他の教団が、完全に思想的責任を免れうるということにはならないはずです。
次に、アカデミズムの責任について。これに関しては、すでに多くの機会に言及してきましたので、詳しくは述べません。しかしながら、大学においてニューエイジやポストモダンの思想が蔓延していたことが、多くの大学生がオウムに入信した要因の一つとなったことは、疑うことができないでしょう。また、そうした種類の空言が未だに完全には消え去っていないことは、人文学の信頼性と生産性を大きく損なっていると考えます。
霊性進化論の関連で少し付言しておけば、人文系の研究者のなかには、神智学の代表的な思想家の一人であるルドルフ・シュタイナーの信奉者が、かなりの数で存在しています。一昔前に流行した「シュタイナー教育」の影響が、まだ残っているということなのでしょうが、しかし研究者であれば、シュタイナーの思想や世界観が全体としてどのような性質のものであったのか、もっと明確に認識しておくべきであると思います。
最後に、メディアの責任について。もう忘れられたことかもしれませんが、麻原彰晃はオカルト雑誌『ムー』の愛読者であり、一時期はそのライターとしても活動していました。彼の思想は『ムー』によって育まれ、また初期のオウムの活動は、『ムー』によって広く認知されていった。
しかしオウム事件以後も、同誌は編集方針をまったく変えることがなく、オウムの教義と同工異曲の「メシア論」や「陰謀論」を掲載し続けています。また、霊性進化論的なオカルト思想は、徳間書店の「超知ライブラリー」や「5次元文庫」といったシリーズの書物によって、今も広められている。大手出版社が堂々とオカルト本を売り捌いているというのは、世界的に見ても稀な現象でしょう。
二〇一二年にオウム最後の逃亡犯として逮捕された高橋克也被告の所持品のなかには、中沢新一氏の『三万年の死の教え──チベット『死者の書』の世界』(角川書店)という書物が含まれていました。この書物は、NHKが一九九三年に放映した、「チベット死者の書」というスペシャル番組をもとに作られています。
番組の内容は、一言で言えば、チベットの寒村における素朴な葬式の様子を描いたものにすぎないのですが、派手なCGや音響を随所に用いることにより、「死後の世界」をリアルに実感させるような演出が施されている。
この番組は当時、オウムが布教の手段の一つとして使用していたことが知られています。地下鉄サリン事件以前は、こうした番組が公共放送でも流されていたのです。今でもDVDが販売されていますので、一度視聴してみれば、オウムが日本社会で受容され、成長していった当時の雰囲気を実感できるかもしれません。
オウムとは直接的な関わりを持たなかったとしても、その背景となる思想を広めてしまったことで密かに良心を痛めている人は、今も日本社会のなかに沢山いるのではないかと思います。
来年は、地下鉄サリン事件から二〇年という節目を迎え、最後のオウム裁判となる高橋被告の裁判も始められるでしょう。本当にオウム事件を総括したいと思うのであれば、責任を感じつつも口ごもっている人々に勇気をもって発言してもらい、オウムの思想が日本全体にどこまで浸透していたかを明らかにすることが必要です。”
なぜ人間はオカルトにハマってしまうのか?
『現代オカルトの根源』の著者、大田俊寛氏に聞く
http://toyokeizai.net/articles/-/18156
”「最近はよくスピリチュアルって言いますけど、昔で言えばオカルトですよね」──オウム真理教による地下鉄サリン事件から16年を迎える頃、ラジオからこんな声が聞こえてきた。
かつてのオカルトブームの際に唱えられた『ノストラダムスの大予言』=「1999年人類滅亡説」はすでに過去のものとなったが、昨年暮れにもまた、マヤ暦の終焉に基づく「2012年人類滅亡説」がささやかれたことは記憶に新しい。
一部の人々をとらえて離さないオカルト思想を「霊性進化論」という思想体系から読み解いたのが、『現代オカルトの根源──霊性進化論の光と闇』(ちくま新書)だ。今回、著者で宗教学者の大田俊寛氏に「霊性進化論とは」「オウム真理教の最終目的」「オカルトとサブカルチャー」などについて話を聞いた。
ビジネス界とオカルト
――本書では、現代のオカルティズムが主なテーマとなっています。一般にオカルトに対しては、一部の好事家だけが扱う特殊な世界という印象があると思われるのですが。
いえ、そんなことはありませんよ。その発想は、ビジネスやジャーナリズム、サブカルチャーの世界にもみることができます。たとえばビジネス界には、船井幸雄という著名な経営コンサルタントがいますが、彼は典型的なオカルティストであり、本書で言う「霊性進化論者」のひとりです。
氏の代表作である『エゴからエヴァへ──地球が変わる・人類が変わる』(PHP研究所)や、『百匹目の猿──思いが世界を変える』(サンマーク出版)では、一部の先進的な人間に意識変革が起こることにより、地球全体の精神レベルを上昇させることができると説かれています。
ここ数年間の船井氏は、「2012年終末論」に盛んにコミットしていました。すなわち、2012年を境に、霊的に進化した人々が「アセンション(次元上昇)」を達成する一方、物質に囚われた人々は淘汰されるといった話ですね。意識革命を達成した人間、霊的に進化した人間が、ビジネスや政治や文化において先導者になるべきだというのが、船井氏の根本的な人間観です。
ビジネスの世界においては、何らかの仕方でイノベーションを起こし続けることが、つねに求められています。そのために多くのビジネス書では、「自己啓発」という名目で、新しい自分に生まれ変わる必要性が繰り返し説かれるわけです。その中にみられるさまざまな精神論は、元をたどれば、オカルトの世界に発していることが多いのですね。また、いわゆる「国際金融資本」にまつわる数々の陰謀論も、主にオカルトの分野を介して普及していったものです。
――今、お話に出た「霊性進化論」は、本書の副題にも挙げられていますが、どのような思想を指すのでしょう?
その端緒と見なされるのは、19世紀後半、ロシアの霊媒ブラヴァツキー夫人が創始した「神智学」というオカルト思想です。彼女は『シークレット・ドクトリン』という著作において、ダーウィンの生物学的進化論に対抗し、「根幹人種論」という特異な進化論を提唱しました。それによれば、地球上で人類は、第1から第7まで、7つの根幹人種を経て段階的に進化する。そして人間は、ひとつの生物種として肉体的に進化するのみならず、その「霊性」もまた進化するのだと唱えたのです。
さらにブラヴァツキーは、人類の中には「神人」に進化しうる種子が含まれている一方、霊性の次元から目を背けて「動物化」する人間もいる、という二元論を立てたのですね。私はこうした考え方を「霊性進化論」と呼んでいます。
日本とスピリチュアル
――二元論的な世界観を持つ宗教は、世の中に数多く見られます。大田さんが以前に研究されていた「グノーシス主義」とも関係しているのでしょうか?
グノーシス主義というのは、紀元2世紀ごろ初期キリスト教の内部で発生した異端的宗派です。その神話では、物質世界を創造したとされる「デミウルゴス」という悪魔的存在と、「プレーローマ界」から降臨した光の神が対立するという二元論的世界観が、クリアに描かれています。グノーシス主義の思想は、西洋宗教史におけるオカルティズムの源流のひとつであり、確かにブラヴァツキーも、そこから大きな影響を受けています。
大田俊寛(おおた・としひろ)
埼玉大学非常勤講師
1974年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。専攻は宗教学。著書に『オウム真理教の精神史』『グノーシス主義の思想』(ともに春秋社)がある。
しかし、神智学に代表される近現代のオカルティズムにおいて特徴的なのは、「進化」という概念が重要な役割を果たしていることです。キリスト教が支配的であった近代以前の世界観においては、人間は「神に似たもの」として創造された地上の支配者と位置づけられ、人間と動物との間には絶対的な違いがあると考えられていました。
ところが、ダーウィンの進化論において「人間は動物から進化した」と唱えられたことにより、両者の違いは絶対的なものではなくなってしまった。また、その反面、「人間がもっと進化することができれば、神にもなれるのではないか」という発想が呼び込まれることになったのです。生身の人間が、進化して神になったり、退化して動物や悪魔になったりする。「進化」という概念を媒介することによって、従来の二元論がより具体化・先鋭化されたところに、現代オカルティズムの特色があると考えています。
――進化論の影響がオカルト思想にまで及んでいるとは、驚きです。日本では1970~80年代にオカルトブームがあり、現在もスピリチュアルがはやっています。日本にスピリチュアリズムが入ってきたのはいつ頃なのでしょうか?
本書でも触れたように、日本におけるスピリチュアリズムのパイオニアと見なされているのは、戦前に活躍した浅野和三郎という人物です。彼はもともと英文学者であり、その素養を生かして、世界のスピリチュアリズムの動向を積極的に日本に紹介したのですが、すでに彼の思想にも、神智学からの影響をうかがうことができます。
浅野は1923年に「心霊科学研究会」を設立し、その組織を中心として、日本社会にスピリチュアリズムの考え方が普及していきました。ちなみに、「スピリチュアリル・カウンセラー」として有名な江原啓之氏も、その系統に属する人物ですね。
1960年代から80年代にかけて急成長した宗教団体のひとつに、高橋信次という人物が設立した「GLA」があります。この団体の教義は、スピリチュアリズムと神智学を融合させることによって成り立っていました。オウム真理教を創始した麻原彰晃は、若い頃、高橋信次の著作を愛読していたことで知られています。
また、GLAが発展する際には、『幻魔大戦』で知られるSF作家の平井和正が関与していたと言われています。超能力者として覚醒した神的人間と、「幻魔」と呼ばれる悪魔的勢力が対決するという物語の構図は、主に平井氏の作品を通して、サブカルチャーの領域にも普及していきました。
オウム真理教とは何だったか
――オウム真理教について伺います。大田さんは、本書の冒頭において、オウムの幹部であった上祐史浩氏と行った対談について触れていますね。
はい。『atプラス』(太田出版)という雑誌の企画で、上祐氏と対談する機会を与えられました。オウム真理教が起こした一連の事件に対しては、彼らは結局のところ何を目指していたのかと、いまだにさまざまな憶測や議論が交わされています。しかし、対談の場での上祐氏の発言によれば、オウムの活動の最終目的は「種の入れ替え」に置かれており、そのことは教団の上層部において、ある程度共有されていたというのです。
著書では、19世紀の神智学から、オウム真理教・幸福の科学に至る系譜をたどっている
――「種の入れ替え」とは、聞き慣れない言葉です。どのような意味なのでしょう?
麻原の世界観では、人類全体が2つの種類に大別されていました。ひとつは、自らの霊性のレベルを高め、超人類や神仙民族と呼ばれる存在に進化する「神的人間」であり、もうひとつが、物質的欲望におぼれ動物化していく「動物的人間」です。麻原の見解によれば、現在の世界は「動物的人間」がマジョリティを占めており、他方、「神的人間」はマイノリティとして虐げられている。この構図を転覆しようというのが、「種の入れ替え」という言葉が意味していたものです。
オウムは、数々の修行やイニシエーションによって、「神的人間」を創出・育成しようとした。その一方で、人類の霊性進化の妨げとなる「動物的人間」を粛清しようと、70トンという膨大な量のサリン生産計画に着手したわけです。現在の日本をサリンで壊滅させた後、「シャンバラ」や「真理国」と呼ばれるユートピア国家を樹立しようというのが、オウムの最終目的でした。このように、オウムの世界観においても、「神への進化」と「動物への退化」という霊性進化論的な二元論が、極めて根幹的な役割を果たしていたのです。
※記事初出時、オウム真理教と幸福の科学の教義について、共通性などを論じた一節がありましたが、編集上、配慮を欠いた部分がありました。削除のうえ、関係者の皆様にお詫びいたします。
霊性進化論とエヴァンゲリオン
――最初に、ビジネスの世界だけでなく、サブカルチャーの世界にもオカルト思想の影響が見られるとおっしゃいましたが、具体的にはどのような作品でしょう?
私は、SFやアニメについてそれほど詳しくないのですが、やはり『幻魔大戦』の影響力は大きかったと思います。私も中学生の頃に小説版を熟読し、作品の持つ独特の雰囲気に魅了された記憶があります。無理もないことですが、その世界観がどのような思想に由来するのか、当時の私にはまったくわからなかった。
先ほど述べたとおり、『幻魔大戦』の物語は、超能力に目覚めた少年少女が「幻魔」と戦うというものです。私を含め、1970~80年代の子どもたちは、スプーン曲げで一世を風靡したユリ・ゲラーなどの影響もあり、何らかの仕方で超能力は実在するのだろうと思い込まされていたところがあります。
――私も1970年代生まれですが、小学生の頃に超能力や『ノストラダムスの大予言』などがテレビで大々的に放送され、恐怖を感じたのを覚えています。より最近の作品ではどうでしょうか?
超能力に覚醒した神的人間が悪魔的勢力と対決する、あるいは、霊的に進化した新しい人類が旧い人類を淘汰する、という物語であれば、それこそ数え切れないほど存在していますよね。有名な作品で言えば、『機動戦士ガンダム』や『AKIRA』とか、『鋼の錬金術師』とか。
私は大学生の頃、『ふしぎの海のナディア』や『新世紀エヴァンゲリオン』など、庵野秀明監督のアニメ作品のファンになったのですが、今から考えればこれらの作品も、霊性進化論を基調とした物語だったと思います。『ナディア』は、高度な知性を備えた「アトランティス人」という宇宙人がひそかに地球を支配しており、人工進化によって地球人を創造したという内容であり、本書で触れた霊性進化論者のひとり、エドガー・ケイシーの歴史観ときわめて似通った物語でした。
また『エヴァンゲリオン』は、「ゼーレ」と呼ばれる秘密結社が地球を支配しており、「人類補完計画」によって人間を神的存在に人工進化させようとする物語ですね。人類を進化させるためには、「使徒」を含め、旧人類をすべて粛清しなければならない。その計画をめぐって主人公たちの抱く葛藤が、物語の主題に据えられているわけです。
このように霊性進化論は、サブカルチャーの領域にも広く浸透しており、私たち自身も知らず知らずのうちに、その種の世界観に深く魅了されているところがあります。同時に、アニメやSFの物語では、そうした思想に由来する革命論や粛清論の危険性に対する警鐘が鳴らされてもいるわけです。今後、サブカルチャー批評の分野においても、霊性進化論という思想潮流の存在が正しく認識されるようになればよいのですが。
オカルト思想が栄え続けるワケ
――では、最後の質問です。霊性進化論というオカルト思想は、なぜ社会に蔓延し続けるのでしょうか?
大きな原因として、現代社会における霊魂観の貧困化、より具体的には、霊魂観の個人主義化、さらにはオカルト化、といった問題があると思います。
古今東西の諸文化の中で、「霊魂」に相当する概念を持たなかったものは存在しないと言っていいでしょうし、また近代以前の社会では、さまざまなバリエーションがあったにせよ、宗教と社会、宗教と政治が、なんらかの形で密接に関連していました。人間が死んだらどうなるのか、死者をどのように弔い、彼らの遺産をどのように継承していくのかといった事柄に関して、社会的な合意やルールが存在していたわけです。
――つまり、「死」がよりパブリックなものであったと。
はい。というより、むしろそれは、公共性の中心を占める事柄でした。ところがヨーロッパにおいて、宗教改革後の16~17世紀に宗教戦争が頻発し、それまで信仰によって一体化を保っていた社会が、むしろ信仰をめぐって争いを起こすという事態が引き起こされてしまった。そうした中で、どのような形の信仰が正しいのかを公的には決定しないという合意が成立し、それが近代における「政教分離」原則のバックボーンになっています。以降、霊魂観や信仰をめぐる問題が、公の場で議論されることは少なくなりました。
ただ、忘れてならないのは、現在のように「死後の世界」や「弔いの作法」に関する社会的な共通了解が存在しない状況というのは、長い人類の歴史においても、きわめて特異的な事態であるということです。政教分離をはじめ、近代の諸原則は、確かに一定以上の必然性や必要性から生みだされたものであり、それらを軽視することはできません。しかし、そこになんの問題も存在しないかといえば、そうではない。個々の人間の死に対して社会がどう向き合うのかということは、今も決して避けて通ることができない問題です。
――その空白を突いているのが、オカルト思想ということでしょうか?
そうですね。こうした状況に対して、本来であればまず、宗教の歴史や構造についての体系的な認識方法を提示し、問題の所在を明らかにする必要があるのですが、残念ながら現在の宗教学は、その任を十分には担えていません。その結果、一部の人間が考え出した恣意的な霊魂観が大手を振ってまかり通るという状況を許してしまったのです。霊性進化論は、そうした霊魂観のひとつであると言えます。そこでは、霊魂の存在が、社会や共同体という具体的基盤を喪失して個人主義化するとともに、「宇宙」や「霊界」という抽象的存在と直結するものととらえられるようになった。たとえば「宇宙における私の魂の霊的ステージ」などといった考え方ですね。こうして現代の霊魂観は、誇大妄想的でオカルト的な性質を帯びるようになったのです。
このような霊魂観を克服するためには、「魂とは何か」という問題をあらためて公に論じ合い、社会的合意を形成しなければならないでしょう。しかしそれは、いつ、どのような仕方で可能なのか。率直に申し上げて、現状では、私にも見通しがあるわけではありません。ただ、その前段階として、先ほど述べたように、現在の社会が抱えている困難や弱点の構造を、可能なかぎり明確化しておく必要があるのだろうと考えています。
”
オウム真理教とアカデミズム - 大田俊寛
http://blogos.com/article/39063/
”「日本の宗教学は、オウムという対象に自らが躓いたことを、率直に認めなければならない。しかし同時に、そこで終わってはならない。なぜなら、学という営みは根本的に、過去の行為に対する批判と反省の上に成り立つものだからである。オウムに躓いたことそれ自体ではなく、なぜ躓いたのかということに対する反省を怠ったとき、宗教学という学問は、本当に死ぬことになるだろう」(『オウム真理教の精神史』あとがきより)
1995年にオウム真理教によって地下鉄サリン事件が引き起こされてから17年。同事件によって、社会的な信頼を失ってきた日本の宗教学が、今直面している課題とは何なのか。『オウム真理教の精神史』で近代宗教としてのオウム論を展開した気鋭の宗教学者・大田俊寛さんに話を伺った。(聞き手 / 芹沢一也、構成 / シノドス編集部・宮崎直子)
オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義
著者:大田 俊寛
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■アカデミズム全体への違和感
――最初に大田さんの中心的なご関心と、これまでの研究遍歴を教えていただけますか。
大田 私は昨年の三月にオウム真理教論を発表しましたが、もともとは、新宗教や現代宗教の領域を研究していたのではありません。学部生のときに卒業論文のテーマとして取り上げて以降、博士論文の執筆や処女作の公刊に至るまでの長いあいだ、「グノーシス主義」と呼ばれるキリスト教の異端思想を研究していました。グノーシス主義の教えが記された『ナグ・ハマディ文書』という古文書が1945年にエジプトで発掘され、近年その邦訳も公刊されたのですが、私にはどういうわけか、その内容がとりわけ面白く感じられたのです。
グノーシス主義は、2世紀の中頃から3世紀~4世紀にかけて、地中海世界を中心に広まった宗教思想です。一般には「オカルト」や「エソテリシズム(秘教)」の淵源ともいわれ、難解で謎めいた思想と受け取られることが多いのですが、実際にナグ・ハマディ文書を読んでみると、非常にドライで、ユーモラスに感じられるものがあります。
誤解を招く言い方になるかもしれませんが、グノーシス主義には、現代的な「二次創作」と多分に似たところがあるのですね。聖書ではこう書かれているけれども、実際には裏側でこういう事件があって、その前提としてこういう経緯があったんだよというように、新たな背景を次々につけ加えていくことによって、聖書の物語をパロディ的に転換してしまう。グノーシス研究とオウム研究は直接的には関係していませんが、折衷的に作られた複雑な世界観に粘り強く付き合うことや、その教義を歴史的に考察するというアプローチの方法は、グノーシス研究から学んだことだと思います。
――そもそも宗教に惹かれたのは何故なんですか。
大田 私が自分なりに物事を考えるようになったのは、高校時代に受験勉強に対して強い違和感を覚えたことがきっかけでした。はたして学問というのは、すでに決定された解答を追い求めるようなものなのだろうか、テストで良い点をとって他人を蹴落とすためのものなのだろうか、と。大学に入ってからは、もっと自由に学問を追究したいと思いましたし、何か「魂の深み」に触れるようなものを実感したいとも思いました。
そんな中、現代思想やポストモダニズムからも人並みに影響を受けましたが、中沢新一さんの著作にはとりわけ強く惹かれました。中沢さんの仕事を見ていて、「こういう仕方で学問をやってもいいのか」と思わされましたし、自分もチベット密教の修行をすれば、もしかすると今まで見えなかった世界が見えるようになるのかもしれない、新しい能力が獲得できるのかもしれない、と思い込んだところがあります。今から考えれば、あまりにもナイーヴだったのですが。
そういう状態でしたので、地下鉄サリン事件が起こったときの中沢さんの振る舞いには、とても強いショックを受けると同時に、幻滅も感じました。中沢さんには、オウムというカルトが誕生してしまったことに対して明確な責任があったにもかかわらず、結果として、その責任を引き受けることをしなかったからです。
中沢さんの処女作である『虹の階梯――チベット密教の瞑想修行』(1981)は、平河出版社から公刊されましたが、その母体となっているのは、阿含宗という新興宗教団体です。そして麻原彰晃は、もともとこの団体の信者でした。麻原は独自にヨーガ教室を設立し、徐々に阿含宗から離れていくのですが、この教室で最初期に行われたのが、『虹の階梯』の読書会であったと言われています。このように中沢さんの著作は、オウム教団のそもそもの発端から、決定的な影響を与えていたのです。
ほかの多くの方々も言っていることですが、私も中沢さんには、オウム事件の思想的責任を何らかの形で取っていただきたかった。しかし中沢さんは、「宗教学者」から「人類学者」へと看板を掛け替えただけで、その後も根本的に路線を変更することはなく、今でもオウム事件以前と同じことを言い続けています。
たとえば昨年公刊された『日本の大転換』(2011、集英社新書)という著作では、オウムの教義と通底するような、ナイーヴな反近代主義的革命論やユートピア論がその基調になっている。そして、どういう事情があるのかよく分からないのですが、他の宗教学者たちもまた、中沢さんのこうした動きをまったく批判しようとしません。これでは、中沢さんのみならず、日本の宗教学者たちも皆、オウム事件から何も学ばなかったと言われても仕方がないでしょう。
――現在の大田さんの言論のベースには、中沢的なものとの対決があるわけですね。
大田 そうですね。それは決して、望んでいたことではありませんでしたが。自分の知的遍歴を振り返ってみると、大学に入った段階で中沢さんやニューアカデミズムに惹かれて、こういう世界に自分も加われないかと思っていた矢先に、オウムによる地下鉄サリン事件が起こった。そのときに、これはどうもオウムという特殊な団体だけがおかしいのではなく、自分が属しているアカデミズム全体もおかしくなっているのではないか、ということを感じました。とても長い時間が掛かってしまいましたが、そうした問題に自分なりに決着を付けたいと思って書いたのが、『オウム真理教の精神史』です。
■宗教学者と麻原彰晃
――オウム事件とのかかわりによって、日本の宗教学が社会的信頼を失ってしまったとのことですが、社会的信頼を失っているというのはどのようなことなのでしょうか。
大田 現在のところ、日本で最も有名な宗教学者は中沢新一さんと島田裕巳さんだと思いますが、オウム事件に関して、中沢さんは「自分は悪用された」と言っているし、島田さんは「自分はオウム擁護派と見られた」という言い方を繰り返しています。確かにお二人は、自分から積極的にオウムに接近したわけではなく、どちらかと言えばオウムから利用された、あるいは周囲の状況からオウム擁護の立ち位置を取らざるをえなくなったところがありますので、そう言いたくなる気持ちも分からなくはない。しかし、そういった経緯全体を踏まえた上で、自分には責任があったということを、明確に表明すべきであると思います。
オウムについてあらためて調べていく中で、私が感じたのは、中沢さんや島田さんが対談において麻原とどのような言葉を交わしていたのか、さらには、他の宗教学者や文化人たちが、サリン事件以前にオウムをどのように論評していたのかということを、きちんとした形でパブリッシュしておくべきではないかということです。当時の著名な知識人や文化人がどのような理由でオウムを評価していたのか、今の人たちにはよく分かっていないところがあると思うんですね。一般の人々が現在それを読んだうえで、宗教学者や文化人の責任問題をどう考えるのか、また、それに対して彼らがどのように応答するのか。もう一度そこからやり直したほうがいいのではないかと思っています。
しかしながら現時点において、少なくとも宗教学の内部においては、そうした動きはまったく見られません。それどころか、オウム事件の反省を明確にしないまま、「ニューエイジ思想」や「スピリチュアリズム」といったものを肯定的に語り、それを社会に広めていくことが宗教学の役割なのだと言っている研究者さえ少なくありません。驚くべきことに、いまだにオウム総括のはるか手前の状態なのです。
■死の意味づけをできない「近代」
――具体的に本の内容について伺っていきたいと思います。冒頭で大田さんは、これまでオウムについて書かれた学問的著作を検討しています。そして、これまでの学問的分析は、「視野が狭すぎる」か、あるいは「視野が広すぎる」と批判されています。まずはこの点についてご説明いただけますか。
大田 オウム事件とは、簡単に言えば、日本に現れた「カルト」の一つが起こした事件です。これに対するアプローチの方法として、先行研究では、大別して二つの考え方が取られてきました。一つは、80~90年代にかけての日本社会の問題を追求する考え方。もう一つは、密教を中心に、仏教の歴史全体から見る考え方。私は、前者に対しては「視野が狭すぎる」と言い、後者に対しては「視野が広すぎる」と言っています。それでは、適切な視野とはどのようなものでしょうか。
私が強調したかったのはきわめて単純で、それは、オウム問題を正確に捉えるためには、「近代」の構造をきちんと把握する必要があるということです。オウムのような宗教団体が日本社会に現れてきた理由には、近代という時代の特殊性が、最も大きな要因として存在していると考えています。
我々は現在、ヨーロッパで生み出された近代という構造の中で社会を動かしていますが、近代は決して万能なシステムではありません。ある意味では、近代の成功自体が、新たな弱点を生んでしまうところがあります。
たとえば、資本主義に基づく高度な生産様式が成立し、社会保障や医療の制度が整備されることによって、世界の人口は急速に増加していきました。これは明らかに、近代が成功した点の一つです。しかし困ったことに、急速な人口増加をどうやって止めるのかという知恵を、今のところ人類は持ち合わせていません。このままの勢いで経済の拡大や人口増加が続いていくと、資源の枯渇や環境破壊、戦争や恐慌など、回避しようのない事態に直面し、いずれひどい仕方でクラッシュしてしまうのではないかという潜在的な恐れを、私たち一人ひとりが抱えている。それは実は、近代の構造そのものにセットインされているものなのです。
また近代においては、公的なレベルでの「死者の弔いの作法」が消えてしまいました。ヨーロッパにおける近代の諸制度は、16~18世紀に頻発した宗教戦争の結果として生み出されました。それは、公的な領域に信仰の問題を持ち込むのはやめようという合意の上に成り立っています。いわゆる「政教分離」の原則ですね。しかしそれによって、近代以前にはあった、自分の死に対してどう向き合うのか、あるいは他者の死をどのように弔うのかということに関する社会的な共通了解が、スッポリと消えてしまった。このように近代は、人間の生に関しても、死に関しても、その均衡点や共通解をいまだに見出すことができていないのです。
近代の構造には、こうした矛盾や弱点、欠損部のようなものが潜んでおり、それが下地となって、さまざまな新興宗教や、オウムのようなカルトが絶えず生み出されてくることになります。人はオウムのような現象を突然目にすると、教祖が最終解脱者で神の化身であるとか、あと数年でハルマゲドンが勃発するだとか、あのような狂気がどこから湧いてきて、なぜそれが信じられるのだろうかということに驚きと疑問を抱きますが、近代という時代は、そうした荒唐無稽な幻想が絶えず湧き上がるような構造を備えているわけです。このような基本的構造を押さえなければ、オウムについても正確に理解できないのではないかというのが、私の考えです。
――本書を読んでいて最も印象的だったのは、「奇をてらったところがまったくない」という点です。たとえば近代という時代を説明するために使われているのも、ホッブスやルソーといったきわめてオーソドックスなものです。また、近代のうちにオウムを捉えるために持ち出されている三つの視角、ロマン主義、全体主義、原理主義についても、シュライアマハーやアーレントなど、思想史においてお馴染みの知識が駆使されています。一見かなり特異な現象に見えても、性急に特別な説明を持ち出さず、ぎりぎりまでオーソドックスな知識を動員して解明していくという強い意志を感じました。
大田 少し話が戻りますが、私がもともと研究していたグノーシス主義は、先ほどお話ししたように、キリスト教における異端的宗派の一つでした。そしてグノーシス主義を研究するということは、実際には、キリスト教の正統と異端の抗争史を扱うことでもあります。
私は、当初はグノーシス主義の方に肩入れしていたのですが、キリスト教正統派の思想家たち、具体的には、エイレナイオス、ユスティノス、アウグスティヌスなどの文献を読んでいくうちに、やはりこれらの人々は偉大だと感じるようになりました。彼らはキリスト教という巨大な宗教の骨格を、言葉の力で編み上げていったわけですね。神と人間の関係性、教会運営の仕組み、信徒の主体化の方法など、約一千年続く中世という時代を支えるに足る技法が、そこには確固として存在していたのです。
私はグノーシス主義について研究する一方で、必然的にキリスト教神学の領域にも踏み込むようになり、さらにそこから、そもそも宗教とは何か、ある種の信仰によって社会が統治されるとはどういうことかという事柄を、自分なりの仕方で学んだように思います。その過程では、エルンスト・カントーロヴィチやピエール・ルジャンドルといった法制史家から多くの刺激を受けました。こうした論者によれば、近代のシステムは実は、キリスト教のドグマの世界にその立脚点を持っています。近代は表面的には、政教分離というかたちでキリスト教信仰と袂を分かったのですが、近代の最も根幹にあるもの──たとえば、主権という理念、ローマ法に由来する法治の技法、投票による意志決定の仕組み等々──は、キリスト教のドグマに基礎を持っているわけです。
なにか特別な概念や幻惑的な思想を持ちだして、アクロバティックな仕方で現象を説明するのではなく、私はむしろ、今も我々がその下で生きている近代のシステムがどのような経緯によって成立してきたのかということを、かなり愚直に勉強してきた方だと思います。カントーロヴィチやルジャンドルの他にも、日本の研究者で言えば、南原繁、丸山眞男、福田歓一といった政治学者から多くのことを教えられました。こうした人々は、西洋思想史の通史となる書物を著しており、それらは近代成立の過程を知る上で大変参考になります。現代日本の新宗教や、オウムのようなカルトの問題を扱う際にも、近代の長所や弱点がどのようなところにあるのかという基本的な事柄を押さえていなければ、有効な分析は行えないだろうと思うのです。……(つづく)
”
※ネットは部分掲載なのでここまで。
@lanekota: 霊的進化論は19世紀の英国の捏造~♪
http://blogos.com/article/42874/?axis=&p=3
オウム事件から「何も学ばなかった」日本の学者たち―宗教学者・大田俊寛氏インタビュー
http://blogos.com/article/42874/
”宗教学者が“主観的”に宗教に向き合ってきた経緯
―まず最初に、「宗教学」とはどのような学問なのかをお聞かせください。
大田俊寛氏(以下、大田氏):宗教学は、19世紀の後半に成立した、まだ歴史の浅い学問です。宗教自体は、人類の歴史そのものと同じくらい古いものですので、宗教学も古い学問だろうと思われる方が多いのですが、実はまだ、200年に満たない歴史しかない。試行錯誤の段階にある若い学問です。
初期の代表的な研究者としては、『リグ・ヴェーダ』というインドの古典を研究したことで知られるマックス・ミュラー(1823-1900)、『セム族の宗教』を著したロバートソン・スミス(1846-1894)、『金枝篇』を著したジェームズ・フレイザー(1854-1941)、『宗教的経験の諸相』を著したウィリアム・ジェイムズ(1842-1910)などの名前が挙げられます。
宗教学が成立するまでには、いくつかの段階がありました。歴史を遡って説明すると、まず中世ヨーロッパにおいては、キリスト教カトリックによる一元的な宗教支配が確立しており、その他の宗教は、「異教」や「異端」として退けられていました。しかし16世紀に起こった宗教改革により、ルター派やカルヴァン派といったプロテスタント諸派が乱立するようになり、カトリックの一元支配の構図が崩れました。キリスト教カトリックが相対化されたわけです。
さらに17~18世紀には、ガリレオやデカルト、ニュートンといった自然科学者たちの活動によって、科学的な世界観が急速に発展・普及していきます。その結果、天上界に神様が住んでいて地上界を見下ろしているといった、素朴なキリスト教信仰を維持するのが難しくなってきました。世界というのは、どうも聖書やキリスト教神学で説かれているような仕方では成り立っていないようだということが分かり、従来のキリスト教的な世界観や信仰形態が動揺し始めたのです。
そして19世紀には、欧米列強の帝国主義による植民地政策が進み、宗教に関する知見を含め、世界各地の詳細な情報が集められるようになりました。世界にはきわめて多種多様な宗教が存在しており、それぞれの方法で人々の生活を成り立たせているということを、欧米人たちが初めて肌身に触れて知るようになったわけです。
こうした状況を受け、キリスト教を唯一の正しい宗教とみなすのではなく、世界に存在するさまざまな宗教を比較分析し、宗教のあり方や機能を客観的に把握しようということから成立してきたのが、宗教学という学問です。
―多くの宗教を客観的に比較・考察することを目的に生まれた学問ということですね。
大田氏:はい。もちろんそこには、先ほど述べた植民地政策において、現地の宗教とどのように対峙するか、それをどのように利用するかという、実践的で政治的な動機も含まれていたわけですが、一つの学の理念としては、あくまで対象を客観的に把握することにその目的が置かれていました。
ただ、宗教学の歴史を振り返ってみると、宗教学者が本当に「客観的」な分析に徹することができたのかということには、疑問を呈さざるを得ないところがあります。実際には、研究者にとってどのような宗教が魅力的に見えるかといった、きわめて主観的な態度から対象を評価していたケースも少なくありませんでした。後でお話しするように、私は宗教学のそうした傾向性から、日本の宗教学者がオウム真理教を称賛・擁護するという現象が生まれたのではないかと思っています。
宗教学が誕生した19世紀以降の欧米社会は、キリスト教信仰の自明性・絶対性が失われ、何を信じればよいのか分からない「宗教の空白」が現出した時代でもあったわけです。また、近代化が進んだ結果、物質的には徐々に豊かになるのだけれど、「心の空虚感」に苛まれて精神的な病を抱えるといった現象も、この頃から目立ち始めました。生活が豊かになって、物質的な心配がなくなればなくなるほど、心のなかの空虚さが浮き彫りになってくる状態、現在の言い方では「メンタルヘルスを損なう」というような症状が生まれてくる。こうした現象が、近代以降の欧米社会で目立つようになったのです。
そうした状況にあって、宗教学者は、一見したところ宗教を客観的に分析しているように振る舞いながらも、本音の部分では、自分の心を癒やしてくれるような、あるいは、キリスト教が救ってくれなかった自分の魂を救済してくれるような宗教を探すといった、主観的態度から研究を進めることが多かったのも事実だと思います。
―具体的には、どのようなことでしょうか?
大田氏:一例として、先ほど名前を出したウィリアム・ジェイムズの場合を見てみましょう。彼は、プラグマティズムと呼ばれる哲学の創始者の一人であり、脳科学の先駆となるような心理学的業績も残した偉大な学者なのですが、彼自身が若い頃から、うつ病のような症状に苦しめられ続けてました。ジェイムズはある時期から、本格的に宗教の研究を始めるのですが、その動機としては、さまざまな宗教における救済経験のあり方を検討することによって、自らの精神的な病を癒やすための方法を見出したい、という思いがあったのです。
ジェイムズの著作である『宗教的経験の諸相』には、宗教的回心の体験によって、病み衰えていた人間が精神的健康を取り戻すという事例が数多く紹介されているのですが、そのなかの「宗教的憂うつ」の一例として、ジェイムズ自身の体験が挿入されています。研究者である自分の経験が研究上のデータの一つとして扱われ、また実は、自分自身がいかにして精神的健康を回復するか、癒やされるかということが、著作全体を貫く隠れたバックボーンともなっている。もちろん私は、こうしたある意味で「主体的」な研究方法や叙述方法のすべてを否定しようとは思いません。しかし、そこには多くの陥穽や弊害があるということを自覚しておく必要があります。批判的に言えば、宗教学者には往々にして、研究者と研究対象が厳密に区別できていないということがあるのです。
―宗教学成立時点からのそうした問題点が、オウム事件の際に宗教学者が、その教義を肯定したり、存在を擁護するような結果につながったのでしょうか?
大田氏:はい。そのことを否定するのは難しいのではないかと、私は思っています。
大学における宗教学という学問分野のあり方を考えてみた場合、それが実際にどのような役割を果たしていたのかというと、「心の空白」や「生きる意味の喪失」に苦悩する現代の若者たちに対する一つの受け皿になってきたということがあります。大学には研究の他に、学生の教育という役割もありますから、もちろんそのこと自体は、一概に否定的に捉えられるべきことではありません。私自身も少なからず、自分の生き方に思い悩んだところから、宗教学を学び始めたという面はあります。
しかしながら他方、宗教に対するそうした主観的な態度、すなわち、人生の意味を自分に教えてくれる宗教はどれか、自分の心を癒してくれる宗教はどれかという態度が、いつまでも許されて良いということもありません。一人の学生から研究者へと成長する過程のどこかの段階で、研究対象に客観的に向き合う態度をきちんと身につけなければいけない。そのような、宗教を客観的に分析することができるようになるための学問的訓練(ディシプリン)の手法や理論を練り上げるべきだったのですが、日本の宗教学は、その努力を怠ったところがあります。「私はこういう宗教によって成長しました、心を癒やされました」という主観的な態度を、いつまでも容認してきてしまったということがある。
宗教学者の中沢新一氏や島田裕巳氏は、90年代に、「オウムは聖なる狂気によって現代社会の価値観を根底から相対化する」「オウムのイニシエーションは、現代の若者を大人へと成長させるものだ」という理屈で、オウムを礼賛しました。今から考えれば彼らは、ネパールでの密教修行やヤマギシ会というコミューンでの個人的な体験から、宗教とはこういうものだと早合点し、同時に、オウムの教義とはどのようなものか、教団内で実際に何が行われているのかを正確に把握しないまま、オウムを評価してしまったわけです。私はオウム事件とは、日本の宗教学が当初から抱えていた欠点が、顕著に露呈してしまった出来事であると考えています。
―大田さん自身は、宗教をどのようなものだと考えているのでしょうか?
大田氏:私は現在のところ宗教を、「虚構の人格」を中心として社会を組織すること、そしてそれによって、生死を超えた人間同士の「つながり」を確保すること、と規定しています(『オウム真理教の精神史』三二頁)。宗教の本質規定の方法は、個々人の心理的次元に着目するものと、社会的機能に着目するものの二つに大別されますが、私の立場は後者に当たります。学問的には、『宗教生活の原初形態』という著作を書いた社会学者のエミール・デュルケム(1858-1917)から大きな影響を受けました。
しかしながら、宗教学者の全体を見渡してみると、心理的次元を重視するという研究者の方が数が多いかもしれない。さらには、より実践的に、宗教学の本領というのは現代人の「心のケア」を行うことにあると主張する研究者も少なくありません。先ほど述べたように、近現代の社会とは、多くの人々が精神的な悩みや病を抱えるような環境にありますので、そういうことを主張したくなる気持ちも分からなくはない。しかし、宗教学が自らの理論的基盤を明らかにしないまま、ズルズルと実践領域に踏み込んでいくことになると、一つの学としての立場をかえって危うくしてしまうのではないかと、私は危惧しています。
―ご著書の中でも、土地所有の正当性を示すための社会的機能として、祖先崇拝という宗教があったという主張をされていますね。
大田氏:はい。その見解は主に、デュルケムにも影響を与えた歴史学者フュステル・ド・クーランジュ(1830-1889)の著作『古代都市』に依拠したものです。社会とは、一人の人間の生死を超えて、知識や財産が継承されることによって成り立つものですので、そこには必ず、それらの究極的な所有者である「永続的な人格」が必要とされます。具体的には、「祖先の魂」や「神」などですね。仰るように、原始的な社会において家族や氏族といった共同体は、自分たちの住んでいる土地の所有者は「祖先の魂」であると主張することによって、土地支配の正当性や永続性を確保していました。
大学の講義で私はしばしば、現代の社会において、宗教としてのもっとも中心的な機能を果たしているのは「法人」である、と説明しています。法人というのは英語で「Corporation」と言い、その語源をたどれば、「corpus christi(キリストの身体)」というラテン語に由来します。キリスト教には、聖餐礼という儀礼において、一つのパンが「キリストの身体」として表象され、信徒たちがそれを分かち合って食べることによって、一つの体になる=共同体を結成する、という考え方があります。人間の社会は常に、こうした永続的な「虚構の人格」を中心に据えることによって成り立っているわけです。
宗教と言えば、神や仏や魂など、本当は存在しないものを存在すると信じ込んでいる古くさい迷信だと思っている人もいますが、それでは、「国家」や「会社」や「法人」は本当に存在していると言えるのでしょうか。一見して自明で世俗的にさえ思われるそれらの存在も、その根拠をたどっていけば、必ず宗教的な次元を内包しているものなのです。
当時の日本の宗教学や社会学の潮流には、オウム的精神と親和性があった
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―そうした大田さんの主張がある一方で、今までの宗教学者は、オウム真理教事件をどのように捉えてきたのでしょうか?
大田氏:詳しくは『オウム真理教の精神史』の序章を参照してほしいのですが、私がそこで学問的な先行研究として批判的に論評したのは、中沢新一氏、島田裕巳氏、島薗進氏という三人の宗教学者と、宮台真司氏、大澤真幸氏という二人の社会学者のオウム論です。
読者によってそれぞれ受け止め方が異なると思うのですが、私個人の印象としては、これらのオウム論はまったく腑に落ちないものでした。今から考えれば、どれも「オウムは自分には関係ない」という、どこかよそよそしい態度でオウムについて論じています。あえて精神分析の用語を使えば、核心的な部分に触れないようにして巧みに自己防衛するという意味で、そこには何らかの「防衛機制」が働いていたのではないでしょうか。
まず宗教学者について言えば、中沢氏、島田氏、島薗氏の学問上の「師」に当たるのは、東京大学教授であった柳川啓一という人物です。柳川氏の宗教論がどのようなものであったかについては、島田氏の1993年の著作『イニシエーションとしての宗教学』(増補版が『私の宗教入門』というタイトルで再刊)に詳しいのですが、そこでは、宗教の現場に飛び込んで「聖なるもの」を自ら体験すること、また、そうした体験によって子どもから大人へと脱皮するという「イニシエーション(通過儀礼)」の重要性が強調されていました。師から受けたこうした教えに基づき、「聖なるもの」を自ら体験するため、島田氏はヤマギシ会というコミューン運動に参画し、中沢氏はネパールでのチベット密教の修行に身を投じていったのです。
ネパールから帰国した後、中沢氏は、1981年にオウムの教義の重要なネタ本にもなった『虹の階梯』を発表し、続いて1983年に公刊された『チベットのモーツァルト』がベストセラーになったことで、浅田彰氏と並んで、「ニューアカデミズム」の旗手の一人となりました。若い人たちにはピンと来ないかもしれませんが、80年代半ばから90年代初頭にかけて、彼はアカデミズムの内外に広範な影響力を持っていたのです。当時の中沢氏がチベット密教の修行についてどのように語っていたのかがよく分かる映像資料として、1983年に制作された『眺め斜め』というドキュメンタリー作品があります。これを見ていただければ、このようなスタンスで宗教について語る「研究者」をそのまま受け入れてしまった、当時のアカデミズムの特殊な雰囲気を感じ取ることができると思います(現在ではネット上に動画がアップされていますので、探してみて下さい)。
よく知られているように、オウムにおいては、弟子が師(グル)に帰依することによって授けられる「イニシエーション」が重視されていました。そして、ちょうどそれと並行する形で、東大の宗教学においても、イニシエーションを重視する宗教論が唱えられていた。イニシエーションというのは、ニューエイジ思想のなかで頻繁に使われていた言葉ですので、麻原彰晃が東大宗教学から直接的に影響を受けたかどうかは分かりません。しかし、中沢・島田の両氏が不用意にオウムを礼賛してしまった理由は、2人が師と仰ぐ柳川氏が説いていたイニシエーション論と同じような論理がオウムでも説かれていたということが、大きな要因だったのではないでしょうか。
―当時の日本の宗教学の潮流と、オウムの教えに親和性があったということですね?
大田氏:ええ。そしてこのような傾向は、宗教学だけが持っていたものではありませんでした。私はあくまで宗教学の研究者ですので、社会学の内情を詳しく知っているわけではないのですが、当時の社会学もまた、オウムに対する精神的な親和性を有していたのではないかと思います。
先日逮捕された高橋克也容疑者は、オウムの刊行物の他、中沢新一氏の『三万年の死の教え―チベット『死者の書』の世界』(1993)や、カルロス・カスタネダの『呪術の体験──分離したリアリティ』(1971)を所有していたということが報道されました。カスタネダとは、アメリカのUCLAで学んだ人類学者とされる人物であり、彼はドン・ファンという名前のヤキ・インディアンの呪術師を研究の対象としました。当初カスタネダは、人類学のデータを採取するためにドン・ファンを観察していたのですが、次第にその世界観にのめり込み、「知覚の変容」を自ら体験して、弟子としてドン・ファンに帰依するようになっていきます。『三万年の死の教え』や『呪術の体験』といった書物は、ともに弟子が師に帰依することによって、現世とは異なる別次元の世界を体験する、という内容なのですね。
カスタネダの書物は、60年代後半から70年代にかけて、ニューエイジ思想の教典の一つとして世界的なベストセラーになったのですが、それを日本に紹介する役割を担ったのが、東京大学社会学の教授であった見田宗介氏でした。見田氏は、宮台真司氏や大澤真幸氏の学問上の師に当たる人物です。
見田氏は1977年に、「真木悠介」という筆名で『気流の鳴る音―交響するコミューン』という著作を公刊したのですが、このなかではカスタネダの理論や世界観が、大きな紙幅を割いて肯定的に参照されています。その内容は、カスタネダのような仕方で「知覚の変容」を経験した者たちが、近代社会を離れてコミューンを結成するといった、きわめてナイーブな「ニューエイジ革命」礼賛だったのです。オウム真理教もまた、「ロータスヴィレッジ」という名前の理想的コミューンを築き上げるという構想を打ち出していましたが、見田氏の提唱していたコミューン論が、オウム的精神と根深く通底していたということは、否定することができないと思います。
―日本における宗教学や社会学の歴史を紐解いていくと、当時のアカデミズムが、オウムを肯定的に捉えてしまう構造があったということでしょうか。
大田氏:「肯定的に捉えてしまう」という以上に、日本のアカデミズム内の一つの潮流が、実はオウムの「生みの親」の一人であった、あるいは少なくとも、「オウム予備軍」となるような若者を大量に生み出してしまった、ということなのだと思います。
先ほど名前を挙げた五人の研究者たちのオウム論に対し、私は「腑に落ちない」と言いましたが、その理由は何より、これらの方々の師に当たる人物がそもそも、オウムに通底するような思想や精神性を提唱していたのではないか、そしてこれらの研究者たちは、オウムのグルイズムにも似た「師への帰依」という形態で、その精神性を継承してしまっているのではないかという思いがあるからです。オウム事件を学問的に総括しようという場合、このような自らの立ち位置への根本的な反省が伴っていない限り、その論は十分なものとはなり得ないだろうというのが、私の考えです。
―思想的な潮流から見れば、根っこが同じところにあるということですね。
大田氏:80年代前後のアカデミズムにおいては、対象を客観的に把握するための理論を練り上げるというよりは、対象に向けて主体的にコミットしていくことを推奨するような、積極的な実践論や革命論が幅を利かせていました。ただ単に、研究書を読んで机上の空論ばかり言っていてもダメで、どんどん社会のなかに飛び込んで自分で実地を体験しろ、あわよくば革命を起こせ、といった風潮が、80年代のアカデミズムには濃厚に漂っていました。十数年前の学生運動の雰囲気や、共産主義革命論の余波が、屈折した形で残存していたわけです。
オウムに関しては、「どうして優秀な大学生がオウムのような団体に身を投じていったのか」ということが、しばしば疑問視されています。『オウム真理教の精神史』でも触れたように、それにはいくつかの理由がありますが、その原因の一つは、「オウムと同じような思想が、当時の大学でも教えられていたから」ですよね。当時のアカデミズムの風潮を考えれば、むしろ当然の現象であったとさえ言うことができます。
しかし、こうした風潮はすでに過去のものであり、それ自体を今から批判・否定することにそれほど意味があるとは思えません。私自身も、もし柳川氏や見田氏の弟子たちと同じ年代に生まれていれば、同じような空気に染まっていただろうとも思いますので。しかしながら、過去の過ちを十分に反省せず、同じ間違いを何度も繰り返そうとすることには、苦言を呈さざるを得ません。
これまで、『サイゾー』における島田裕巳氏との対談や、Twitterの発言を通してすでに指摘してきたように、中沢氏が震災後に出した『日本の大転換』で示した革命論は、オウム真理教やナチズムの思想と同型のものです。社会からたびたび要請されているにもかかわらず、オウム事件に対して反省の目を向けようとせず、むしろオウム擁護に結びついたような詐術的思想やレトリックを、今でも飽きずに反復している。また、そうした中沢氏の言動に対して、周囲の研究者たちは誰も表だっては批判しようとしない。これでは、「日本の学者はオウム事件から何も学ばなかった」と言われても仕方がないと、私は思っています。
オウムの教義は「馬鹿げている」の一言で済ませられるものではない
―著書でもお書きになっていますが、オウム真理教の教義は、にわかには受け入れがたいものです。にもかかわらず、当時多数の人々から支持を得ることができたのは何故でしょうか?
大田氏:オウム真理教の思想的な構造が、全体としてどのようなものであったのかを理解することが重要です。私は『オウム真理教の精神史』において、ロマン主義、全体主義、原理主義という三つの思想潮流からオウムを分析したのですが、さらに簡略的に図式化すれば、オウムの思考は、次のような「霊性進化論」の構図に則っていたと考えることができます。
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簡単に説明すると、これは次のような構図です。人間は幾度も輪廻転生を繰り返し、霊性を進化させることによって、神に近い存在に進化していく。しかし他方、霊性の進化から目を背けて生きる人間は、動物的な存在に堕ちてしまう。そうした二元論的な世界観なのですね。私はこれを「霊性進化論」と呼んでいるのですが、このような思想はいつ成立したのでしょうか。
先ほども話したとおり、近代以降、キリスト教信仰は次第に影響力を弱めてゆき、それと対極的に、科学的なものの見方が広まっていきました。そしてその結果、人間は肉体の死を迎えてしまえば無に帰るのだといった唯物論的な死生観が、社会のなかで一般化していったのです。しかし他方、こうした「死んでしまえばすべてが無くなる」という見解では納得できないという人々も多数存在し、そうしたなかから、欧米の「スピリチュアリズム(心霊主義)」と呼ばれる動きが生み出されてきた。現在、江原啓之氏などの活動によって知られるスピリチュアリズムは、ちょうど宗教学の成立と同時期、19世紀後半に誕生したわけです。
スピリチュアリズムでは、人間の霊魂は永遠の存在であり、死後も霊界で生き続けると考えられているのですが、こうした思想を発展させたのが、神智学の創始者であるロシアの霊媒ブラヴァツキー夫人(1831-1891)でした。彼女は、スピリチュアリズムの霊魂観をベースに、当時の最新の科学理論であったダーウィンの進化論、さらにはインドの輪廻転生論を結合させ、人間の魂は、輪廻転生を幾度も繰り返しながら霊性を進化させていくと主張した。また、チベットの奥地には、高度な霊性に達した「大師(マスター)」たちが集う「シャンバラ」と呼ばれる聖なる王国が存在するとし、そして世界は、こうしたマスターたちによって密かに教導されていると唱えたのです。
オウム真理教の教義のベースに存在していたのも、こうした神智学的な霊性進化論であったと考えることができます。ヨーガや密教の修行をすることで「霊的ステージ(霊格)」を向上させ、超人類や神人と呼ばれる存在に進化することが、その第一目標とされていました。また、教祖の麻原彰晃は、現在の人類のなかでもっとも霊格が高く、シヴァ神の化身やキリストであると捉えられており、麻原を中心に「シャンバラ」や「真理国」と呼ばれる政祭一致のユートピア国家を建設することが、オウム真理教の最終目的でした。
しかし他方、世間には、オウムとは異なり、霊性の向上などには関心を抱かない人々もたくさんいる。そうした人々はオウムでは、次の転生において「地獄・餓鬼・畜生」といった下位の世界に堕ちることが運命づけられている動物的な存在であると見なされていました。先の図のなかで、「獣人」と表されているものですね。そしてオウムによれば、こうした動物的な人々は、高位の大師に導かれるのではなく、悪の秘密結社であるユダヤ=フリーメーソンに洗脳支配されたまま物質的欲望にまみれ続けており、同時に、神人を目指しているオウム教団を不当に弾圧する存在であると考えられていた。そこでオウムは、動物に堕ちていくしかない人々の魂を一挙に「救済=ポア」するため、サリンを用いた大量虐殺を画策したのです。もちろんそれは、オウム教団にとって都合の悪い人間たちを粛清するという行為に他ならなかったわけですが。
このように、オウムの世界観はきわめて幻想的で荒唐無稽なものだったのですが、しかし、同時代を生きたわれわれにとって、果たしてこれが自分とは無関係であると本当に言い切れるのだろうかと、疑問に思われる点があります。
―お話いただいたような荒唐無稽な教義と、当時の社会状況のあいだには、どこか通低するものがあったのでしょうか?
大田氏:これまでお話ししてきたことと重なりますが、まず、オウムと同時期のアカデミズムにおいては、「ポストモダニズム」と呼ばれる思想が流行しており、そこではしばしば、適切な批判的態度を欠いたまま、ニーチェを礼賛するという風潮が見られました。ニーチェの主著である『ツァラトゥストラ』のなかには、「人間は動物と超人の間に張り渡された一本の綱である」という言葉があります。ニーチェは、功利主義的で教養俗物的な生き方に自足した現代人を「畜群」と呼んで蔑み、他方で、世界生成の有り様を肯定し創造的な生を送ることのできる存在を「超人」と呼んで礼賛しました。もちろん、オウムのそれとは意味合いを異にしていますが、そこでもまた「動物か超人か」という二元論的思考が成立していた。その思想は歴史的には、ナチズムの世界観や人種論に強い影響を及ぼしました。同様に、日本のポストモダニズムにおいても、人間は強度に満ちた生き方をすることによって「超人」的な存在になりうる、あるいは、工学的管理の徹底によって「動物化」していくという、二元論的なレトリックが幅を利かせていたわけです。
また、アニメや漫画などのサブカルチャーにおいては、主人公が何らかの経験によって超常的な能力を獲得し、それによって世界を救うというストーリーは、ごくありふれたものとして存在していました。『機動戦士ガンダム』に描かれた「ニュータイプへの覚醒」というものはその典型例でしたし、『ドラゴンボール』のような少年漫画においても、主人公が「修行」することによって超人に生まれ変わるという物語は、お決まりのパターンの一つでした。私より少し前の世代に流行った特撮番組に『レインボーマン』という作品があったのですが、そのストーリーは、インドの山奥で修行してヨーガの超能力を身に付けた主人公が、悪の秘密結社と戦うというものだったそうで、これに影響を受けたオウム信者は多かったと聞いています。そしてTVの特番でも、ユリ・ゲラーの超能力、矢追純一のUFO論、五島勉のノストラダムスの大予言など、オカルトを自明の事実として扱うような内容のものが数多く放送され続けていました。
加えて、受験勉強を中心とする学校教育においては、偏差値という単線的な尺度で人間の価値が計られる状態になっていましたが、こうした発想は、「霊的ステージ」で人間を差別化するオウムの思考法と類似してはいなかったでしょうか。最近ツイッターを介して教えていただいた話なのですが、当時の受験産業においては、受験戦争を勝ち抜くための能力開発という名目で、ヨーガの実践が推奨されることがあったそうです。ヨーガの修行によって体内の「チャクラ」を開けば、潜在的な能力が覚醒し、急速に頭が良くなるといったものですね。オウム教団もその発端においては、「鳳凰慶林館」という名称の、能力開発のための学習塾だったのです。
こうした社会状況全体を考えてみると、オウムの教義は、「馬鹿げている」「自分には関係ない」という一言で済ませられるものではないと思われます。オウムが急成長を遂げた時期には、日本社会においてもまた、人間は超人的な存在になりうる、神のような存在になりうるという「全能幻想」が、色濃く漂っていたのではないでしょうか。オウムが、こういった社会全体の雰囲気から生み出されたものであるということを、忘れてはならないでしょう。
オウム問題の今後──アレフの麻原崇拝への回帰と、日本社会の不活性状態
―オウム真理教の事件が起きた1995年と同様、あるいはそれ以上に、今の社会状況は悪化しているように思います。オウムが社会的な条件・雰囲気から生み出されたものだとすれば、今後、第2、第3のオウム真理教が誕生する可能性はあるのでしょうか。
大田氏:最近私には、オウムの後継団体の一つである「ひかりの輪」代表の上祐史浩氏から話を伺う機会がありました。上祐氏と私の対談は、『atプラス』という雑誌の次号に掲載される予定ですので、詳しくはそちらをご覧いただきたいのですが、上祐氏の話で印象深かったのは、オウム真理教の後継団体の主流派である「アレフ」において、麻原崇拝への回帰の動きが顕著になっているということでした。
ですので、そのご質問に対しては、「第2、第3のオウム」が出てくることを心配する前に、オウム真理教の問題そのものがまだ完全に終わったわけではないということを、まずは強調しておかなければなりません。「オウムはもう見たくない、社会から抹消してしまえ」というのが、今の日本社会の正直な考えかもしれませんが、そうした感情論が噴出してしまうと、彼らを不用意に追い詰め、再び暴走させてしまう危険性があると思います。オウムという教団が、日本社会から生まれたその分身の一つであるということを認め、彼らとの対話の回路を開き、その動向を今後も注意深く見つめる必要があるでしょう。
先ほどのご質問は、過激な無差別テロに走るオウムのような「破壊的カルト」が、再び日本社会に登場する危険性はあるのか、ということだと思いますが、私としては、それを心配するよりもむしろ、現在の日本社会が慢性的な不活性状態にあり、年間の自殺者数が高止まりしているということを心配するべきであると思います。
先ほども述べたように、80年代から90年代の初頭にかけて、日本社会には「全能幻想」が色濃く広がっており、ある種の「躁(そう)」的な高揚感に包まれていました。バブル的な好景気のなかで、多くの日本人は、日本の経済こそが世界を支配しうるとさえ考えていたし、経済至上主義・物質至上主義に反発した人々も、宗教的な修行を積んで霊性を高めることによって、神のような存在になりうるという全能感に浸っていた。社会の主流派とその対抗勢力が、それぞれの仕方で「全能幻想」に浸っていたわけです。
しかし、前者の経済至上主義的な全能感は、90年のバブル崩壊とそれに続く不況によって雲散霧消し、後者の宗教的な全能感は、95年のオウム事件によって著しく傷つけられることになりました。経済至上主義も、宗教的な霊性の探求も、共に限界に突き当たってしまった。そしてオウム事件の騒動が一段落した98年頃に、日本社会は全体として、躁状態からうつ状態へと大きく転換したのではないかと、私は思っています。その頃から、年間の自殺者数が約二万四千人から約三万二千人へと急増し、現在でも高止まりしている状態です。オウムを生み出したような社会的高揚感は、良くも悪くも、今の日本社会からは失われてしまっているのです。
もう一度バブル期の高揚感を味わいたい、と願っている人々も多いのかもしれません。しかし私としては、日本社会はそろそろ、躁状態か、そうでなければうつ状態かという、双極的なメンタリティから脱却する方法を考えるべきであると思います。実際にわれわれは、「超人」にも「動物」にもなることはできず、どこまでも「ただの人間」であるしかない。等身大の自分自身の姿を冷静に見つめ、自分ができること、できないことをはっきりさせ、日々の地道な努力によって一歩ずつ前に進むことを目指すべきではないでしょうか。
―本日はありがとうございました。
プロフィール
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大田俊寛(おおた・としひろ):1974年、福岡生まれ。宗教学者。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、埼玉大学非常勤講師。主な著書に『オウム真理教の精神史』、『グノーシス主義の思想』(ともに春秋社)がある。
Twitter:@t_ota ”
「空虚な幻想」から目を覚ますために――オウム真理教事件の根底にあるもの
大田俊寛氏インタビュー
http://synodos.jp/society/12365
“思想というのは本来的に、一般の人が理解しているよりも、はるかに危険なものです。――思想はどのように裁けるだろうか。オウム真理教の根底にあるものを探る。(聞き手・構成/山本菜々子)
※本記事は「αシノドス」2014年5月号からの転載となります。
危険思想と弾圧
――今回は、ご寄稿いただいた『オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった』をもとに、お話を伺いたいと思います。拝読すると、思想の罪を問うことのむずかしさを感じてしまいました。
記事のなかでも触れたように、日本の現在の司法制度では、思想に対する罪を問うことができません。しかし歴史を振り返ってみると、「危険思想」と見なされたものには、制裁や弾圧を加えられるのが、むしろ常態でした。
私はもともと、「グノーシス主義」という初期キリスト教の異端思想を研究していました。またその過程で、キリスト教の歴史における正統と異端の関係 全般についても学んでいきました。私は当初、どちらかと言えば、批判や弾圧を受けていた異端の側に共感を抱いていたのですが、勉強を進めるにつれ、問題は それほど単純ではないと感じるようになった。異端の思想は、一見したところでは理に適っていたり魅力的であったりするのですが、長い目で見ると、社会を安 定的に統治するための要素が欠如していることが多いのです。アウグスティヌスが著した異端論駁書などには、深く納得させられるところがあり、頭の固い「正 統派」が、リベラルでラディカルな「異端派」を攻撃しているというような簡単な話ではないのだな、と思わせられました。
また、戦前の日本でも、国家権力による新興宗教への弾圧が行われていました。「大本」という宗教への弾圧は特に激しく、教団の施設をダイナマイトで 爆破することまで行われた。その経緯については、早瀬圭一『大本襲撃』(毎日新聞社)や、村上重良他『宗教弾圧を語る』(岩波新書)という本が参考になる と思います。大本事件をモデルとして中国文学者の高橋和巳氏が書いた小説『邪宗門』も、一時期は良く読まれていましたね。
思想というのは本来的に、一般の人が理解しているよりも、はるかに危険なものです。人類の歴史において生じた大きな悲劇的事件の背景には、大抵の場 合、思想の違いや対立があります。人間の生死を根本的に規定する力、「この理念のために命を捧げなければならない」と人を駆り立てる力が、思想には備わっ ているのです。
繰り返しになりますが、どんな思想を社会に流布させても、それだけで罪に問われることがないというのは、歴史的に見てかなり例外的な状況です。しか し、こうした特異な状況に対して、社会の側では、それに対処するための知見や自覚がまだまだ十分整っていないのではないか、と私は思います。
――思想の罪を問わないのは当然のことで、むしろ今までは、「治安維持法」や「異端審問」などは、かなり前時代的で野蛮なもののようにさえ感じていたので、ご指摘の点は興味深く思いました。
中国や北朝鮮のような共産主義国、あるいはイランのようなイスラム教国は別として、現在の多くの国家では、「信教の自由」や「思想・表現の自由」が 基本的に容認されています。しかし、「セクト」や「カルト」と呼ばれるような団体に対して、公権力がどのように対峙していくのかということについては、国 によって態度がバラバラな状態です。
先進国のなかで、この問題にもっとも踏み込んだ姿勢を示しているのは、やはりフランスでしょうか。2001年には、いわゆる「反セクト法」(正式名 称:「人権及び基本的自由の侵害をもたらすセクト的運動の防止及び取締りを強化するための2001年6月12日法律2001-504号」)が制定されまし た。セクト的団体やその指導者が、精神的自由の侵害や虚偽広告などで繰り返し違法行為を犯した場合、国家がその団体の解散を宣告できる、という内容です。 しかし、この法律が制定される際にも、果たして「信教の自由」の原則に反することにならないのかと、大きな議論が巻き起こりました。
私は時折、一般向けのセミナーや講演で話をさせていただく機会があるのですが、そこに出席された方から、「おっしゃるような難しい話は私には分から ないので、あなた方専門家がどの宗教が危ないのかを判断して、国と話し合い、われわれ一般市民に害が及ばないように対処してほしい」と言われることがあり ます。そのような意見が出てくる気持ちはとても良く分かるのですが、そうなると、宗教学者がかつての「異端審問官」の役割を代行するということにもなりか ねませんよね。宗教団体が違法行為を犯していた場合に、国家権力が介入するのは当然として、宗教学者に許されるのは、各宗教がどのような来歴と性質を備え ているのか、可能な限り客観的に説明することだけです。後は、個々人の良識と判断に委ねるより他にない。
思想的・宗教的問題についてどのように対処するか、社会の共通理解が確立されていないために、それへの対応が度を超えて過激になってしまうこともあ ります。カルト問題に関しては一時期、「洗脳」や「マインドコントロール」といった考え方が不用意に濫用され、精神的呪縛を解くためには、「脱洗脳」や 「ディプログラミング」といった手続きが不可欠だと言われていたことがありました。そしてそのために、「カルト」に入ってしまった信者を拉致し、マンショ ンの一室に長期間監禁するという事件が頻発していたのです。
――とても暴力的な方法ですね。
そうなると、中世の異端審問どころか、リンチ(私的制裁)と変わらなくなってしまいます。日本におけるこの種の事件については、米本和広『我らの不 快な隣人──統一教会から「救出」されたある女性信者の悲劇』(情報センター出版局)や、室生忠『大学の宗教迫害』(日新報道)といった著作に詳しく論じ られています。「カルト」対「反カルト」という狭隘な構図に組み込まれてしまう前に、宗教や思想に関してわれわれがどのような状況に置かれているのかにつ いてもっと視野を広げ、全体を俯瞰しておく必要があると思うのですが・・・。現状を変えてゆくのは、なかなか難しいでしょうね。
グルイズムとは
――「麻原の意思に背けば殺される」という感覚が共有されていたというのは、恐ろしい話ですね。ご著書の『オウム真理教の精神史』を読むと、グルイズムについて考えさせられます。師弟関係など、日本にはグルイズム的なものがたくさんありますよね。
人生における大切なことを知ったり、人間として大きく成長したりするためには、心から尊敬できる「師」に出会い、直伝のような形で教えを受ける必要 があるという考えは、よく聞かれますよね。今の日本社会では、そのような機会が失われていることが問題だ、と嘆く人もいます。しかし、安易にそう思い込む と、オウム事件も含め、「グルイズム」に潜む数々の落とし穴が見過ごされることになってしまう。
私は自分のことを、とても平凡な人間だと思っているのですが、幼少時に父を亡くして母子家庭で育ったせいか、「グルイズム」的な感覚に対して、人一 倍鈍いところがあるようです。「師」に対する畏敬の感覚というのは、父親との関係がベースとなっているところがありますから。どんなに頑張ってもかなわな い強くて大きい人間として父親がいて、その人に頼ることによって自分も成長できる、という感覚ですね。私には、そういう人間関係を学ばずにスキップしてし まったところがあるのかもしれません。
しかしそもそも、自分自身も含め、一人の人間が知っていることや経験していることなどわずかなものですし、その日の気分や体調次第で、明らかに間 違ったことを発言してしまうこともあります。だから、たとえ相手が尊敬する先生であろうと、おかしいことにはおかしいと言うのが本当だろうと思います。学 問や思想の世界では、特にそうあるべきではないでしょうか。
――宗教というのは「畏れ」の表れであるように思います。グルイズムも一種の「畏れ」の抱き方だとしたら、グルイズムは宗教の中で自然なものだと思うのですが。
グルイズム的な「師への敬意」の感覚は、私にはあまりピンと来ませんが、何らかのものに対する「畏敬」や「畏れ」の気持ちは、私の中にも存在してい ます。しかしそれは、何らかの種類の「学」や「理念」や「伝統」に対する畏れであり、一時的にそれを担っているにすぎない、生身の人間に対する畏れではあ りません。
宗教の歴史について考えてみると、古代の原始的な宗教では、部族の長や民族の王など、特定の生身の人間に対する崇拝が行われていました。彼らの存在 そのものが神聖と見なされ、他の成員たちはみな、その意志や発言に服従しなければならない、という観念が強固に存在したわけです。
しかし、社会の仕組みが進展するにつれ、特定の個人に対する崇拝や従属は、徐々に影を潜めるようになっていきました。その理由は、身分差別に対する 異議申し立てが行われた他、個人の判断には誤りや偏りが多いという弊害があったからでしょう。それに代えて、個々人を超越した人格や原理が重んじられるよ うになっていった。一神教的な超越神や、法治の原理などですね。
神聖性のオーラを帯びた特別な人間に身を委ねたい、生の指針を示してほしい、というのは、とてもプリミティブな感覚で、だからこそ根強く、なかなか 消えないものなのでしょう。しかし、徐々にそこから脱却していったというのが、これまでの人類の歴史における進展のプロセスであり、いつまでもその感覚に 拘泥し続けるというのは、文化的・精神的後退と見なさざるを得ないのではないかと思います。【次ページにつづく】
オウム思想の根源
――ご寄稿では「事件のすべては麻原の独断によるものであり、また同時に、その「真相」のすべてを麻原が了解していたかといえば、とてもそうは考えられない」とおっしゃっていますが、これはどのような意味なのでしょうか。
実は、オウム事件の「真相」というのは、ある意味で非常に単純なのです。オウムの目的は、新人類によるユートピア社会を建設することにあり、そして そのために、物欲に塗れた現在の日本社会の人々を、可能な限り大量に粛清しなければならないと考えた──あたかも、部屋にバルサンを焚いて、害虫を駆除す るような仕方で。オウムでは、70トンのサリンの製造計画が進められており、95年11月から、本格的な「最終戦争」に突入することが予言されていまし た。記事でも触れたように、旧人類と新人類の「入れ替え」が、オウムの最終目標だったのです。
ただ、ここで問題となるのは、どうしてこのような荒唐無稽な幻想を「真理」と信じ込むことができたのか、なぜこのような動機で実際に人を殺すことが できたのかということが、一般の人々にはとても理解しづらいということです。これに対して、麻原やオウムの信者を含め、ニューエイジ的な精神革命論に深く 呪縛されている人々は、この種の世界観のリアリティをよく分かっている。しかし、であるからこそなおさら、それを客観的に理解したり、説明したりすること ができない。思想の魅力を心身で感得し、それに呪縛されている人と、その種のリアリティが分からない人のあいだで、大きな意識のギャップが生じているのだ と思います。
本来であれば、そうした「意識のギャップ」を埋めるために、客観的・第三者的立場から説明を行うというのが、宗教学者の役割のはずなのです が・・・。ニューエイジの影響というのは、アカデミズムの内部にまで深く及んでおり、そうした過去の反省と清算を未だに行えていないというのが、現在の宗 教学の偽らざる内情です。
――ニューエイジの思想というのは、今も受け継がれているように感じました。いまの若者論の中には、「ゆとり世代」や「さとり世 代」と呼ばれている世代は、すでに物欲には執着しておらず、むしろそれ以上のものを求めている、という話が出てきますよね。それとすごく似ているなと思い ます。
オウム事件の経験から、空虚な精神論が暴走すると危険だということを、社会全体で身に沁みて実感したところがあって、それ以降、過激なものは目立た なくなったと思います。ですが、例えばamazonでベストセラーになっている本を見てみると、その多くが、「新しい自分に目覚める」「思考が現実を作 る」といった自己啓発本ですよね。コアなニューエイジ思想が希釈されて流通し、未だに麻薬的効果を及ぼしているという現状があります。
早くも忘れ去られてきたところがありますが、2012年にはマヤの予言が話題となり、その際には「アセンション」が起こると囁かれました。アセン ションというのは、「次元上昇」という意味です。3次元の物質性にとらわれてきた人類の意識が、4次元レベル、5次元レベルに上昇し、目に見える世界は消 滅していくという終末論が唱えられていました。
――なんだかすごい話ですね。
80年代から90年代にかけては、テレビで毎月のように「ノストラダムス特番」が放映されていました。かつてオウムの信者だったある人物から、「あ あいった番組を子どものころからテレビで見せられ続け、1999年になったら何かが起こるという強迫観念を刷り込まれていた。しかし、それらの番組を放送 し続けた大人たちは何の罪も問われず、真に受けたオウムだけが悪いというのは、どう考えても納得できない」という意見を伺ったことがあります。若い人には あまり実感が沸かないかもしれませんが、ある世代以上の日本人にとっては、とても共感できる話だと思います。
責任の取り方
――「ニューエイジ」や「ノストラダムス」「マヤの予言」など、非常に胡散臭いなぁ、信じる人がいるのかなぁと、思ってしまうので すが。オウムの事件が起こった後の現在も、こういった思想が受け継がれていることがわかりました。今回の寄稿では、宗教団体・アカデミズム・マスメディア の責任についても問うていますね。
オウム事件の総括が難しい理由として、事件の本質が「思想」にあること、そしてその思想の影響が及んでいる範囲を探っていくと、日本全体がスッポリ と覆われてしまうほど広い領域に及ぶということがあります。「思想的責任」と一言で言えば簡単ですが、実際にはその輪郭がきわめて広大となり、そうした責 任を問われるべき人々も、膨大な数にのぼるということになってしまう。
自分がかつて入れ込んでいた思想や宗教も、どこかしら「オウム的」であったのではないか、と感じている人は多いでしょうが、自分からそういうことを 言い出す機会もメリットもないため、自然と口をつぐまざるを得なくなる。また、ニューエイジ的な幻想を売り捌くことで生計を立てている人間もまだまだ沢山 いますから、そういう人は、自分のやっていることのいかがわしさ、怪しさを自覚しながらも、今さら手を引けないということがあるでしょう。一昔前のレポー トですが、斎藤貴男氏がお書きになった『カルト資本主義』(文春文庫)という本を一読すれば、ビジネスの世界にも、ニューエイジ的・オカルト的幻想が根深 く浸透しているということをお分かりいただけるかと思います。
──困難であるにもかかわらず、総括が必要とお考えになる理由は何でしょうか。オウムのような事件が再び起こるからでしょうか。
あれほどの事件がまた起こってしまう可能性は、過度に心配しなければならないほど高くはないでしょうね。しかしそれ以上に、霊性進化論やニューエイジといった思想に今後も関わり続けるのは、端的に言って「時間の無駄」だと思います。
今の日本社会は、地に足のついた現実的な話をすればするほど、気の滅入るようなことばかりです。それらを直視するよりは、スピリチュアルな革命が起 こって一気に世の中がバラ色になるのではないかという話の方が、確かに夢があるし、元気が出てきます。しかしそれは、現実から目を背けて妄想に逃げている だけです。現実が厳しいからこそ、それを冷静かつ理論的に捉えることができるような思考態度を身に付ける必要がある。宗教学にも、あるいは学問全体にも、 ニューエイジ的な幻想に浸る余裕があるくらいなら、もっと時間やエネルギーを割かなければならない課題は沢山あります。
また、個人的にとても気掛かりに感じているのは、オウム事件の被害者やその遺族の方々が、なぜ自分たちはあのような災難に見舞われたのかが分からな い、と今でも仰っていることです。被害者やその関係者の方々に対して、少しでも腑に落ちる説明をするためには、何らかの方法で、思想的な問題を議論の土俵 に上げる必要があります。
その際には、こちらから個別に「思想的責任」を追及していくというよりも、そういった問題に関して心当たりのある人が、自主的に発言できるような場 を設けるのが良いと思うのですが……。具体的にどのような形が可能なのか、今の私には、それを実現するアイディアも力もありません。記事でも申し上げたよ うに、われわれはそろそろ、オウム事件を総括するための最後の時期を迎えることになります。今の状況を変えることはとても難しいでしょうが、一人の宗教学 者として何か責任を果たせるような機会があれば、積極的に協力していきたいと思っています。
”
大田俊寛 @t_ota • 2012年12月9日
いわゆる「マヤの終末予言」の期日とされる2012年12月21日が近づいてきた。しかし実際には、マヤの暦における長期歴(約5126年周期)が一巡するというだけであり、古代マヤ人が「アセンション」や「人類滅亡」を予言していたというわけではまったくない。
この種の説が広まる切っ掛けとなったのは、ニューエイジ系の思想家ホゼ・アグエイアスが、1987年に『マヤン・ファクター』という本を公刊したこと。実はこの本では、2012年の終末予言だけではなく、それまでのあいだに何が起こるかということが色々と予言されている。
例えば、1992年以降、各地域の中心に「太陽の神殿」という瞑想センターが作られる、太陽・惑星問題協議会が設立され、軍備の撤廃と共産制の樹立が実現 される・・・等々。『マヤン・ファクター』を直接読んでみると(特に第8章)、マヤの予言は「すでに外れている」ということが良く分かる。/終
すこ @nasukoB • 12月13日
『現 代オカルトの根源』もうすぐ読了。E・ケイシー、レプティリアン、ナチス、幸福の科学…近代のオカルト思想のネタ元の殆どはブラヴァツキー夫人の神智学。 霊性進化論(ダーウィンの進化論がネタ元)とか光の闇の対決(闇が世界を動かしている陰謀論)とか霊性の高い指導者群に帰依すべし的なこと。
なすこ @nasukoB • 12月14日
神智学をネタ元とする霊性進化論の負の側面に霊的エリート主義がある。たいていは集団のリーダーと幹部が権力を振るう理由付けにされる。あと、気に入らない人々を霊性のレベルが低い、悪魔に取り憑かれているなどと言って差別や攻撃を正当化する。
兵務局 @Truppenamt 4月8日
「プレジデント」をはじめとしたビジネス誌において、安岡正篤と中村天風の二大教祖はいまだに重宝されているのだろうか。連中のような「右翼思想家」がビジネス業界でありがたがられる風潮を批判した斎藤貴男『カルト資本主義』の単行本が刊行されたのも、もう二十年ちかく前だ。
ken @kenkatap 3月24日
戦後歴代首相の指南役・安岡正篤=陽明学、神国日本と紅卍字会が合流する地点に存在
【るいネット http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=252315 …
▼山本五十六、蒋介石と親交
▼紅卍字会員
▼安岡氏は、陽明学、伝統的日本主義及び紅卍字会が合流する地点から、「神国日本」の守護者として存在
ken @kenkatap 3月24日
イエズス会、CSIS、世界紅卍字会、チベット密教、客家コネクション
【日本プロファイル研究所 http://timetide.way-nifty.com/jprofile/2015/03/post-4a2f.html …
▼宏池会の命名も安岡正篤氏
▼安岡正篤邸宅があったのは→白山→白頭山、白山王朝
▼ハコモノ・コネクションの背景が次々と理路整然と暴かれていく
大田俊寛著『現代オカルトの根源』(ちくま新書)読書感想文
http://antikkuma.hatenablog.com/entry/2013/07/13/182145
”「霊性進化論」というテーマで、ブラヴァツキー夫人の神智学から始まって、シュタイナーやエドガー・ケイシーを経て、オウム真理教やGLA、「幸福の科学」に至るまで貫かれているオカルト思想について、その系譜を明らかにしています。
後ろの帯に書かれてある【本書で取り上げる人物・団体】リストには、
ブラヴァツキー夫人/チャールズ・リードビーター/ルドルフ・シュタイナー/エドガー・ケイシー/ジョージ・アダムスキー/ホゼ・アグエイアス/デーヴィッド・アイク/オウム真理教/幸福の科学
とあります。
ざっと読んでみたところ、他にも、クリシュナムルティや浅野和三郎や高橋信次や桐山靖雄等にも言及されていました。
よく纏まっていて、「幸福の科学」の思想的なルーツが一望できました。信者・アンチ問わず、参考になるかと思います。
以下、気になった箇所を引用しつつ紹介していきます。
「霊性進化論」について
人間の霊魂は、輪廻転生を繰り返しながらさまざまな経験を積み、霊性のレベルを向上させてゆくのである。
(中略)
しかし、他方、その道を転落し、「獣人」へと退化・堕落してしまう霊魂も存在する。(中略)人間の存在を、霊性の進化と退化という二元論によって捉えようとするこの図式を、本書では「霊性進化論」と称することにしよう。(p.16)
オウム真理教の教義について述べている部分ですが、私は、「幸福の科学」教義と殆ど変わらないことに驚きました。用語こそ違いますが、殆ど変わりません。
核戦争が起きる状態が来ている。それを止めることができるのはあなた方だけなんだ。あなた方は何をやればいいか。愛だよ。本当に隣人を愛することができれば、あなた方は救うことができる。(p.12)
これも麻原彰晃の言葉です。言い方に違いはあれども、論理の組み立て方や思考パターンは、大川隆法と殆ど変わりません。
オウムの背景に存在していた「霊性進化論」という思想体系がどのような来歴を持つのか、また、どのような仕方で社会に普及しているのかということを問うことにしたい。このような思想は、果たしてオウムのみに特有のものだったのだろうか。結論から言えば、決してそうではない。それは、オウム以外の新宗教やオカルティズムの諸思潮、ひいては、SFやアニメといったサブカルチャーの領域に至るまで、実に広範な裾野を有している。(p.17)
ここは鋭い指摘だと思いました。「幸福の科学」信者でも、二世信者や青年層はアニメ・ゲーム好きが多く、特に「幸福の科学」の教えと親和性のある、輪廻思想や神話や宇宙が舞台のものを好む傾向がありました。
こういう人たちは、仮に「幸福の科学」を辞めても、「霊性進化論」の呪縛から一生解き放たれることはないのでしょう。「幸福の科学」の別派であるレムリア・ルネッサンスにしても然りで、カルト宗教を脱会しても、自分の中にあるカルト的思想の根っこを抜かなければ、根本的な解決にはなりません。二世信者にとっては、特にこの点が問題になってくると思います。
**「被害妄想の結晶化」
少し飛ばして、爬虫類人(レプティリアン)陰謀論のデーヴィッド・アイクについて述べられた部分からです。
アイクの書物に見られる「爬虫類人による人間の家畜化」「アーリア陰謀論」「邪悪で狡猾な宇宙人」といった要素は、従来のさまざまなオカルティズムの思潮に由来するものであり、彼の理論は、それらに改変や折衷を施すことによって作り上げられている。また、本書で見てきた他の例と同様、彼の世界観においても、神人と獣人の対立という二元論がその基調を成しているが、アイクに見られる顕著な特徴は、そうした二元論における負の存在の影響力がとりわけ強調されていることによる。
古来、悪魔や悪霊といった存在は、不安・恐怖・怨念といった否定的感情、あるいは過去に被った心的外傷を、外部に投影することによって形作られてきた。近代においてそれらは、前時代的な迷信としていったんはその存在を否定されたが、しかし言うまでもなく、それらを生み出してきた人間の負の心性自体が、根本的に消え去ったというわけではない。そうした心情は今日、社会システムの過度な複雑化、地域社会や家族関係の歪み、個人の孤立化などによって、むしろ増幅されてさえいるだろう。一見したところ余りに荒唐無稽なアイクの陰謀論が、少なくない人々によって支持されるのは、「爬虫類型異星人」というその形象が、現代社会に存在する数々の不安や被害妄想を結晶化させることによって作り上げられているからなのである。(p.177)
この辺も非常に理知的で分かりやすい説明でした。
神智学と「幸福の科学」の共通点
ブラヴァツキーやリードビーターによって確立された神智学の歴史観と、『太陽の法』に示された幸福の科学の歴史観のあいだには、主なもののみに着目しても、次のような類似点が存在する。
(1)宇宙全体は一つの高度な意識体であり、そこから恒星や惑星の霊が派生していった。そして太陽系の星々は、「太陽神」や「太陽系霊」と呼ばれる霊格によって創造された。
(2)地球における諸文明は、一定の周期に従って栄枯盛衰を繰り返している。それに伴い、レムリアやアトランティスといった大陸の隆起や沈没が生じた。
(3)各文明は、高次元の霊的な存在によって統括・指導されている。神智学においてそれは「白色同砲団の大師」と呼ばれ、幸福の科学では「九次元霊」と呼ばれる。
(4)現在の地球の頂点に位置する霊格は、金星から到来した。神智学ではそれは「サナート・クマーラ」と呼ばれ、幸福の科学では「エル・カンターレ」と呼ばれる。
(5)かつて人間には「第三の眼」があり、超能力を駆使することができたが、歴史の過程でそれを喪失してしまった。
(6)ルシファーの反逆によって、「光の霊」に対立する「闇の霊」が生まれた。人類文明は、光の霊に導かれることによって繁栄を遂げる一方、闇の霊に支配されることによって破局を迎える。
本書によってこれまで概観してきたように、霊性進化論は、ブラヴァツキー夫人の『シークレット・ドクトリン』によって端緒を開かれて以来、きわめて多様なそのヴァリエーションを生み出してきた。そして、『太陽の法』を始めとする大川の著作は、神智学やニューエイジ関連の書物を情報源とすることによって組み立てられた、日本的ヴァリエーションの一つとして理解することができる。(p.229)
ここも殆ど納得です。
要は、「偉大なるエル・カンターレの悟り」などと言っても大川隆法は、実は何一つオリジナルを生み出しておらず、神智学やその後の系譜のパクリに過ぎなかったということですね。一切オリジナルではないにも関わらず、自分がオリジナルだと主張する。困ったものです。何でも「ウリがオリジナルニダ!」とか言って、自分たちが起源を主張する、どこかのお隣の国の精神性によく似ています。
「幸福の科学」の説く「レプタリアン」について
かつて神々に対する反逆を起こし、地獄界を作り上げることになった堕天使ルシフェルも、レプタリアンの一人であった。悪魔を含むさまざまなレプタリアンたちは、我欲と闘争の原理に立脚し、世界に紛争の種を撒き散らしている。彼らは「裏宇宙」を住処としており、その領域の最内奥には、「アーリマン」と呼ばれる邪神の首領が君臨しているとされる。
レプタリアンに関する大川の思弁は、一見したところきわめて奇異なものに映るが、オカルティズムの世界的状況を視野に入れれば、むしろありふれたものであることが理解される。前章で触れたように、デーヴィッド・アイクが一九九九年に『大いなる秘密』を公刊して以降、「爬虫類人陰謀説」は世界中で流行しており、大川の宇宙人論は明らかに、それを翻案することによって組み上げられているからである。
また、邪神の首領がアーリマンと名指しされることに対しては、ルドルフ・シュタイナーの著作からの影響が窺える。第一章で見たように、シュタイナーはアーリマンを「ダーウィン主義の偉大なる教師」と呼び、弱肉強食による進化の原理を広めることにより、人間に内在する神の資質を曇らせてしまう存在と位置づけた。そしてそれを、キリストによる霊性進化の原理と対峙させたのである。
大川もまた、シュタイナーと同様、レプタリアンの依拠する原理を動物的進化と捉え、それに対抗するために、エル・カンターレ信仰に基づく愛と調和による霊的進化の重要性を説いている。総じて言えば、動物的進化と霊的進化の対立というこうした二元論の枠組みは、ダーウィンの進化論に抗して霊性の進化論を構築することを企図したかつてのブラヴァツキーの着想を、飽くことなく反復したものなのである。(p.238)
なるほど、こうして解説されると、非常によく分かります。
「霊性進化論の光と闇」
副題の部分ですが、「おわりに」のところにまとめがありました。
人間を単なる物質的存在と捉えるのではなく、その本質が霊的次元にあることを認識し、絶えざる反省と研鑽を通じて、自らの霊性を進化・向上させてゆくこと。それが霊性進化論の「正」の側面であるとすれば、しかしこの思考法は、その裏面に強烈な「負」の側面を隠し持っている。端的に言えば、霊性進化論は往々にして、純然たる誇大妄想の体系に帰着してしまうのである。そうした負の側面について、特に三点を指摘しておこう。
ということで、ちょっと長くなりますが、「幸福の科学」がどうしてこうなったかということや、今後、私たちが二度とカルト宗教を生み出さないためには、ということを考える上でも非常に参考になりますので、以下引用します。
(1)霊的エリート主義の形成
霊性の進化論においては、人間の有する霊性が実体的なものとして捉えられ、しばしばその性質に対して、レベルや種別の区分が設定される。そして霊性進化の信奉者たちは、その思想に慣れ親しむうちに、自分こそは他の人々に先んじて高度な霊性に到達した人間であると考えるようになる。また、その集団においては、最高度の霊格の持ち主と見なされる人物が「神の化身」として崇拝され、他の成員たちは、彼の意思に全面的に服従することを要請される。それとは対極的に、集団の思想を理解しない者、その体制や運動を批判する者に対しては、「霊性のレベルが低い」「低級霊や悪魔に取り憑かれている」「動物的存在に堕している」といった差別意識が向けられ、しばしば攻撃が実行される。
まさに「幸福の科学」にドンピシャに当て嵌ります。
最後の一文については、私がつい最近体験した例だと、
「異質な言論は排除せよ!」というのが「幸福の科学」信者の総意らしい - 幸福の観測所
この辺ですね。大川隆法も、きょう子氏追放騒動や種村氏除名騒動の時に見られるように、よく他者を攻撃する際に「悪魔」を持ち出します。
(2)被害妄想の昂進
霊性進化論の諸思想は、その端緒においては、目に見えない世界の法則をついに探り当てたという喜びと昂奮によって、楽観的な姿勢で運動を拡大させる。しかし、その思想や団体が社会的に認知され、一定の批判を受けるようになると、彼らの思考は急激に「被害妄想」へと反転する。すなわち、目に見えない闇の勢力によって自分たちは攻撃・迫害を受けており、真理を隠蔽されようとしていると思い込むのである。その論理はしばしば、闇の勢力が広範囲にわたるネットワークを形成しており、人々の意識を密かにコントロールしているという、陰謀論の体系にまで発展する。
これも、私が最近見た例だと、
アマミちゃんが暴走中ですなあ…… - 幸福の観測所
この記事などですね。
大川隆法も、
【PR動画】大川隆法の守護霊霊言 - YouTube
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こんなことを言っています。
(3)偽史の膨張
霊性進化論は、「人間の霊魂は死後も永遠に存続する」というプリミティブな観念を、近代の科学的な自然史や宇宙論のなかに持ち込もうとする。その結果、地球上に人類が登場する前から、さらには地球が誕生する前から、人間の霊魂がすでに存在していたという奇妙な着想が引き寄せられることになる。そしてこのような論理から、人類は地球に到来する舞えに別の惑星で文明を築いていた、あるいは、有史以前にすでに科学文明を発達させていたなど、超古代史的な妄想が際限なく膨張してゆくのである。歴史は、光の勢力と闇の勢力が永劫にわたって抗争を続ける舞台となり、両者の決着が付けられる契機として、終末論や最終戦争論が説かれることもある。
これも全て「幸福の科学」に当て嵌ります。
これまでの議論を総括すれば、霊性進化論とは、近代において宗教と科学のあいだに生じた亀裂に対し、その亀裂を生み出す大きな原因となった「進化」という科学的概念を宗教の領域に大胆に導入することにより、両者を再び融合させようとする試みであったと理解することができる。
本書において、約一五〇年のあいだに生み出された霊性進化論の数々のヴァリエーションを概観してきた今、その理論が実際には、妄想の体系以外のものを生みだしえないということを、もはや結論して良いと思われる。しかし、果たしてわれわれは、その思想を一笑に付して済ますことが許されるだろうか。それもまた、余りに一面的な短見と言わなければならないだろう。なぜなら、宗教と科学のあいだに開いた亀裂、すなわち科学的世界観や物質主義的価値観のみで社会を持続的に運営することが本当に可能なのか、長い歴史において人間の生を支え続けてきた過去の宗教的遺産を今日どのように継承するべきなのかといった、霊性進化論を生み出す要因となった問題は、根本的な解を示されないまま、今もなおわれわれの眼前に差し向けられているからである。”
大陰陽師 安倍晴明様のお言葉 @seimei_kyoto 7 時間7 時間前
レムリア・ルネッサンスは宗教である その教祖アマーリエ氏は新興宗教GLAの集会に参加し 幸福の科学の元信者であり 自身の教団を宗教法人に登録していないだけなのじゃ そして「愛」「神の子」といった言葉を多用することにより皆の判断力を奪っておる 皆々方注意せよ(安倍晴明)
Allegro @A_Okihasam 2012年11月29日
以前触れたかどうか..レムリア・ルネッサンスという小集団が存在する。主宰者アマーリエは巫女であり、霊言集を出している。幸福の科学から分かれた団体である。高橋信次ことエル・ランティを九次元存在の一員と位置付けるが、幸福の科学は後に高橋氏を否定している。高橋氏と何か確執があったのか?
レムリア・ルネッサンス(以下、L.R.)には一時期 関谷晧元 氏が参加した。幸福の科学の元信者で、後に教団を批判した「虚業教団」を書いた人物である。大きな動きもないので、L.R.の実情はよくわからないが、メールマガジンを登録しているので霊言の一片が送られてくる。善言と思われるが?
(風の子 @makeanovel 3月22日
女 性週刊誌に地下鉄サリン事件に遭遇した人のインタビュー載ってて運び込まれた病院で症状を見て医師が「サリンじゃないかな」とその場で言ったセリフが紹介 されてた。運び込まれた病院名書いてなかったけど聖路加病院が主で色々裏がというtweetありましたが、そんな初期にサリンって分かるもの?
ええとつまり、その病院に運び込まれるのはもともと計画のうちだったから、医師は一発でサリンじゃないかなとわかったというか。症状を見て、すぐにサリン だと思えるくらい、普通の医師ってそれほど毒物に詳しいのかしらと。その医師の言葉も、もし全部が計画のサリン事件なら、証拠の一つかな的な。
サージ船長 @alo353 3月22日
@makeanovel 前日に警察と自衛隊で「毒ガスによるテロ」の訓練が行われてましたし、そもそも数人の被害者の症状に、鼻や口から血を流していた症状があり、これは明らか にサリン被害の症状ではありません。そもそもサリンは常温では無色無臭の液体です。駅構内が異臭だなんてとんでもない。
風の子 @makeanovel 3月22日
ですよね。無色無臭のはずなのに異臭あったからサリンじゃなかった説をわたしも読んでて、でも聖路加の医師が初期からサリンかもって言ってたのはそういうシナリオがあって、印象操作で初期からつぶやいたりする指令でもあったのか(もちろん松本サリンがあったけど)とか?
もしほんとはサリンじゃないののサリン事件にしたかったのなら、運び込まれる病院も決まってて、あとは医師もグルじゃないと、診断は医師がするし、だまし 切れないのだろうなと。だから医師の初期の言動も結構重要かも。20周年で色々回顧する記事が出てて、探せば矛盾する話が色々でてきそう。
サージ船長 @alo353 3月23日
@makeanovel はい。聖路加病院はある種の人体実験で有名な病棟です。間違いなくあちら側の病院です。
Aran Meclaren @WorldWildWow 8 時間8 時間前
@alo353 @makeanovel 治験企業のネットワークを辿ったら芋づる式かもな。聖路加いうたら元米軍極東中央病院やし731部隊の残党やん。これはナチやOSSも絡んどんねんで。 B29からビラ「聖路加病院は爆撃しない」 https://youtu.be/9BssgEh2WYs
大田俊寛 @t_ota 2012年6月19日
@tamo2_1965 少し思い当たるのは、当時は「受験を勝ち抜くための能力開発」という名目で、しばしばヨガが推奨されていたことです。オウムも「鳳凰慶林館」という学習塾が出発点でした。そういった社会全体の風潮が、オウムを生み出す要因の一つだった、ということなのでしょうね。
J・ナナミ @pinkglalem 5月16日
希望の命水は、GLAが売ってるインチキ水。以前、Rコシミズが宣伝してたし、GLAは松本智津夫がオウムを作る前にいたカルト教団 ( @tweettvjp 2014/5/16(金) ツイートTV http://moi.st/3cda222 )
J・ナナミ @pinkglalem 2013年7月18日
911がアメリカ政府による自作自演であったよーに、地下鉄サリン事件は日本政府による自作自演です。オウムどころか、統一教会や創価のレベルですらない。...そして、その指令が、どこから来ているか?が問題なんです。#偽天皇 #田布施朝鮮部落 #イエズス会 #SMOM
J・ナナミ @pinkglalem 3月20日
@pinkglalem 単純な話。サリンは、けい皮毒。防護服無しでは、製造も運搬も撒布も出来ない。1995年当時、この装備を持っていたのは、在日米軍と自衛隊だけ。つまり、サリン事件は、あのインチキカルト教団の犯行じゃない。
#坂本堤弁護士一家 を殺害したのは、#創価の宗教舎弟 の #後藤組 でしょう。手引きしたのは、#滝本太郎 と #江川紹子。坂本夫妻は、創価の起こした #豊田商事事件 を調査していた。夫妻はオウムについては何も知らなかった。
)
秘密結社bot @scrtsociety_bot 17 時間17 時間前
トゥー レ協会 20世紀初頭にミュンヘンで結成された秘密結社。名前の由来はゲーテの「ファウスト」に登場する伝説の地「トゥーレ」。極端な民族主義・反ユダヤ主義を標 榜し第一次世界大戦後のバイエルン州で勢力を拡大、社会主義者が建国したレーテ共和国を倒し、後のナチ党の母体の一つとなる。
村手 さとし @mkmogura
@lanekota @iezusukaihonmar そです。白人の起源が紫外線に弱いため差別された、よって太陽崇拝という宗教の王道のアンチ星崇拝と、それが重なった密教になり、それが神智学とかナチス(大戦後)の思想につながってるわけ。
右翼によって、日本がナチス化をするってことは、天皇がヒットラー化するってことだよね。血縁支配の独裁主義。それって、なんて北朝鮮?
ナチスの格好して自民党を擁護するバカが、自分以外にも、200人ぐらいは必要だ。無力な反対者になるぐらいなら、馬鹿な賛同者を演じて、間違ってるのを世にさらした方がいい。気づいた人に声をかけるのではなく、気づいてない人に、呼びかけるシステムを考案するのが、デモである。
自民党をナチに似てると言わないで。ナチスと世界は批判するけど、ナチ最大スポンサーのIGファルベンは、今の米国共和党の土台だし、連携した旧陸軍だって製薬界の土台。米国共和党のCIA資金が自民党を作り、統一教会が運営してきたわけで、GHQ情報参謀二部という起源はそのものなんだから。
改憲は、敵対してたGHQ民政局がこの憲法を作ったからと、その左翼思想が嫌いなだけ。だから、自民党支持者なら、どうどうと、ナチスの生き残りと自負しましょう。
J・ナナミ @pinkglalem 10月10日
マララ・ユスフザイ?あー言うヒロインの手合はどーもね。そのうち化けの皮が剥れるでしょう。マザーテレサとかダライラマが、そーだったよーに...www
国境問題や人種問題、差別問題と言うのは、植民地政策ですから...欧米の植民地になった頃から、出来ているのです。日本の部落問題も明治以降に意図的に起こされたモノです。インドのカースト制度は実は、イギリスの植民地になる前は、単なる職業区分でしかありませんでした
マザーテレサろ言うのは、多額の寄付を得る為に、病人とかを、わざわざ不衛生な場所に手当てもせずに放置して、それを宣伝材料に使っていたワケ。チベットはね、ダライラマが統治していた時代より、中共産党が民主化した今の方が国民生活が裕福なんだよね...
ダライラマと言うのは代々チベットの貴族階級が人民を支配搾取する為に立ててる宗教的な代表のことで、中共支配の以前のチベットでは僧侶と貴族以外の国民は乞食のよーな生活をしていました。中共は、上層階級の資産を奪い、市民に分け与えたのです。
現在のダライラマ14世と言うのは、イスラム教の村出身で、僧侶が子供の頃に買い取って宗教的指導者に仕立てられたにすぎません。実兄はCIAのエージェントで、ハリウッド映画で描かれているよーな内容と、現実には違います。
シャグデンというのはチベット仏教の正統派の経典らしいンですが、現在のダライラマの時代に突然異端とされて禁止されてしまいました。その宗徒の抗議デモ. @makeanovel @maro2012 @YouTube ;http://youtu.be/ohtk1yc0GEQ @YouTube;
ま喜多つ @postfar 3月5日
「マザーテレサって病に苦しんで救いを求めてきた人達には、不衛生なホスピスでろくな治療もせず痛みに耐えることは尊いとか言っといて、自分が病気になったらアメリカの病院に入院した外道でしょ。」 マジかよ…
ヒラ:// @punanny_chang 11月3日
↓最近の研究でマザーテレサの情報のほとんどが虚偽でバチカンが流したデマであると結論づけられてます。本来の彼女の姿はカルトと呼ぶにふさわしいものでした。治療せず痛みはイエスも感じていたんだと放置し施設は大変不衛生なものだったそうです。
菊池 @kikuchi_8 10月13日
@ayajet128 あと、シャンバラ伝説とかありますね。神智学協会のブラバッキーとかナチスがチベットを持ち上げたり神秘化したりして、西洋の神秘主義者にとってチベット は特別みたいですね。中観派の哲学は至極理論的哲学的なものですが、西洋の神秘主義者にかかると迷信化されてしまいます。
中尾 綾 @ayajet128 10月13日
@kikuchi_8 たまたま本を読んでいて知ったのですが、ローリングストーンズの有名なロゴ。口から舌をだしている。私は悪魔ではありません、という意味らしいです。チベットで。メンバーが黄金の夜明け団とか。全員ではないですが。
菊池 @kikuchi_8 10月13日
@ayajet128 ふむふむ。さもありなんという感じが致します。ロック音楽は西洋の魔術思想の影響がありそうですね。ビートルズもタヴィストック人間関係研究所が作った、 とコールマン博士が書いていました。若者が熱狂するように設計されていると。キリスト教とサタニズムは表裏一体ですね。
(キリスト教=悪魔教。ヨブ記読むとゴッド=悪魔って判るよ。
真魚はすべてを燃やしたい @kakari01 ·
ヨブ記問題収集だとユングの『ヨブへの答え』がヨブ記Q&Aに徹するあまりヤハウェをマウントで攻めまくるみたいなすごい感じのアレになっているのでおすすめです。「ヨブに気を使われてる時点でヤハウェは自分が終わってることに気づいたほうがいいんだけど無理でサー!!」みたいなノリでやばい。
ちなみにヨブ記に出てくるサタンはヤハウェの別人格だとユングなんかは解釈してるんだけど、「かつては西島秀俊のように敬虔であったが、神を疑ったことにより悪堕ちしてしまった元義人の堺雅人」という解釈をすることもできるので、ヨブ記の可能性はもはや留まるところを知らない……。
「ヨブ記が密かに裏打つのは、虫けらも同然であるはずの人間が神を上回ることがあり得るという事だ。ヤハウェは無力なヨブをまるでとてつもない影響力を持つ者のように圧倒的な非道徳をもって彼を苦しめ、対するヨブは神に裏切られながらも自らを差し出し続けた。ヨブは道徳的に神に勝利した。」
「なぜ全知全能のヤハウェが賭けに乗らなければならなかったのか。全能であれば、賭けずともヨブの忠信など分かっているはずである。ヤハウェは自己否定の恐怖に迫られていたのではないか。ヤハウェはヤハウェのためにヤハウェの力を示す必要があったのだ。ヨブに投影された疑念は、自らの疑念である」
(ゴッドはヨブを「無駄に・不必要なのに」苦しめたのですから悪逆非道です)
さらどぅ/saradox @virusyana · 2月21日
「…ヤハウェの示すものが、熟慮でも、後悔でも、同情でもなく、ただ無慈悲と残酷さだけだという点である」ユング
http://www1.ocn.ne.jp/~koinonia/spirituality/13yohalogos.htm …
ヨブは…「ある意味で人間以下であるということを発見して驚いたのである」
旧約の神とソフィア(知恵)
http://www1.ocn.ne.jp/~koinonia/spirituality/13yohalogos.htm
”心理学者であるユング(Carl G.Jung) は、その著書『ヨブへの答え』の中で、ヨブ記に顕れる旧約の神ヤハウェについて次のように述べている。「ここで強奪、殺人、故意の傷害、権利の剥奪というふうに、ごく短い時間の間に恐ろしい行為が次から次へと度重なる点に注目しなければならない。その際、腑に落ちないのは、ヤハウェの示すものが、熟慮でも、後悔でも、同情でもなく、ただ無慈悲と残酷さだけだという点である」〔ユング 331〕。ユングによれば、ヨブ記のヤハウェは、「平然と自分の影の面を(人間ヨブに)投影し、人間を犠牲にしても無意識のままでいられる」神である。ヨブは、それまで話しに聞いていた「愛する神や、善意に満ちた支配者や正義の裁き主」であるはずのヤハウェが、自分の現実の体験の中で、道徳性を欠如した動物的で無意識な存在、「ある意味で人間以下であるということを発見して驚いたのである」〔ユング 339-40〕。「あなたのことを、耳にはしておりました。しかし今、この目であなたを仰ぎ見ます」(ヨブ記42:5)というヨブの謙虚な言葉の裏には、この発見に驚きかつおののくヨブの神への非難がこめられていると彼は見ている。
ヨブ記の深遠な神の意図の前では、いかなる人間の抗議や疑問も「言葉を重ねて神の経綸を暗くする」(ヨブ記38:2)仕業にすぎないという伝統的な聖書解釈を、ユングも知らないわけではない。しかし彼は、そのような神学的な配慮に基づく用心深いレトリックよりも、旧約の神に対して誰しもが抱く疑問を率直に代弁するほうを選んだようである。確かに、「自分を無罪とするためにわたしを有罪とさえするのか」(ヨブ記40:8)というヤハウェからのヨブに対する非難は、そっくりそのままヨブから旧約の神にお返ししてもおかしくないという印象をわたしたちはヨブ記から受ける。”
キリスト教は悪魔の存在が大前提!
原罪は冤罪!
knznymmmy @knznymmmy · 12月27日
「キリスト教など信じられない」と言いたいのなら簡単です。「死者の復活なんて信じられない」で終了なのです。死者の復活が無ければ、殉教者達の血も、全ての聖書の記述も、空しくなります。ヨブ記も「結局この世において財産回復されて良かったねの話でしかないじゃないか」になります。
以上コピペ
ヨブ記が面白いのはね
ヤハウェことバアル、改め牛君が
ヨブに論破されちゃってファビョりだすところ
こいつぁー、全知全能でもないし善でも正義でも何でもねえぞってところ
knznymmmy @knznymmmy 9月27日
RT>私の好きなのは、、、
神様でありながら、悪魔の安っぽい煽りに乗せられて
ヨブをいびりまくったけど
ヨブにツッコミ入れられて論破されそうになったんで
とりあえずブチ切れてみましたけどそれが何か?
、、、だな!
ヨブ記ほとんど丸ごとコレw
knznymmmy @knznymmmy 2013年8月6日
但しキリスト教には根本的にダメダメな
箇所があります。しかも複数あります。
そのいくつかを指摘したいと思います。
例えばヨブ記。
全知全能で存在そのものが愛であるはずの
神様は悪魔に唆されて、
自分の忠実なる下僕、信者のヨブを
いじめます。
なぜそんな理不尽が許されるのですか?
knznymmmy @knznymmmy 2013年8月7日
第四エズラ記(ラテン語聖書には入っている)
にもヨブ記と似た展開が出てくる。
神と契約した民が邪教の国に
蹂躙されるのはなぜかとか
義人しか天国に入れないのに
罪人をも神が創造したのはなぜかとか
結構鋭いツッコミをエズラが行う。
knznymmmy @knznymmmy 2013年10月5日
@miwasamameigen
黒も白も悲しみも苦労も幸せすらも
知らない人こそが幸せな人。
つまり、この世に生まれた時点で
完全に失敗。
生まれない人こそが勝ち組
聖書のヨブ記や伝導の書を読んでみよう!
ゴッド=大悪魔による、必死の論点ずらし。俺凄いアピール。
↓
旧約聖書~ヨブ記~より @BibleJP_Job · 3月16日
あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか。
あなたは十二宮をその時にしたがって引き出すことができるか。北斗とその子星を導くことができるか。
あなたは天の法則を知っているか、そのおきてを地に施すことができるか。
(ヨブ記 38章 31~33節)
天体のことなんてどうでもいいわい!)
ken @kenkatap 9月27日
御嶽山(長野県)=山岳信仰の山 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E5%B6%BD%E5%B1%B1_(%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C)#.E6.AD.B4.E5.8F.B2.E3.83.BB.E4.BF.A1.E4.BB.B0 …
▼富士山、白山、立山で日本三霊山と言われているが、このうちの白山又は立山を御嶽山と入れ替えて三霊山とする説も
▼富士山(富士講)と並び講社として庶民の信仰を集めた霊山
▼鎌倉時代御嶽山一帯は修験者の行場
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 9月27日
@kenkatap 出口王仁三郎は御嶽教大本教会を設立。上部団体を稲荷神→御嶽教→出雲大社と変えていく。
静岡県富士宮市は神社が仏教に管理されていた過去を隠す和風耶蘇教の中心地。 浅間大社。
日蓮正宗の大石寺。
創価用の駅の富士宮駅。
オウム真理教本部。
大本系の白光真宏会本部。
菊池 @kikuchi_8 8月12日
カ ルト発の陰謀論というのは誘導という目的がある。オウムの麻原彰晃もフリーメイソン陰謀論を言っていた。「ヒヒイロカネ」を探していた麻原の陰謀論は酒井 勝軍の系譜であろう。オウムの残党が陰謀論を唱えている場合もあるかもしれない。陰謀論を学ぶにはその真贋を見極める鑑識眼が必要である。
技豆 @EDA_ZO 2010年4月12日
ヒ ヒイロカネっていうゲームとかで出てくる和製金属があるじゃない。あれって、古事記とか日本書紀とかの日本神話をベースに竹内某という人が、俺神話と俺歴 史を作り上げたときの副産物。中二病って昭和初期からあったみたい。中二病も使いどころ次第で金になるという証拠。それの現代版が永野護。
knznymmmy @knznymmmy • 11分 11分前
予言という名の犯行予告
U (公式bot) @wayofthewindbot 3月15日
RT lanekota: メイソンの思想やニューエイジ、スピリチュアルでも、大衆支配のツールの本丸は「キリスト教システム」だからね。ただ単にパッケージと味付けをリニューア ルしただけで、本質は何も変わってない。ヤクザ稼業の口入れ屋が人材派遣会社に変化しただけに過ぎない。前 ...
菊池 @kikuchi_8 2月21日
宗 教学者の大田俊寛氏によると麻原の思想は「霊性進化論」という思想の一形態であるようだ。ブラバッキー夫人の神智学協会の思想を起源とする。進化の果てに 神人になった者と獣の次元に落ちた者の二種類が出現し、前者による後者の淘汰こそ世界のあるべき姿とする。アセンションの思想的元ネタの一つ。
神智学思想の中で違和感を感じる要素の一つがその「霊性進化論」に見る動物蔑視観である。これはキリスト教世界全般に見られる人間中心主義のバージョンの 一つであると思う。神智学では神的存在に進化する人間と獣的存在に堕する人間の二種類がいるとする。オウムもこの思想を受け継いでいた。
犬神家の一族 @inugamigoten 2月21日
ちなみに麻原彰晃の「彰晃」という名前、実は麻原が以前所属していた阿含宗の時にもらった宗教名だったりする。
安数兵留我 @Lito_tweet 2014年1月3日
オウム麻原彰晃は、もともとは真言宗系阿含宗という新興宗教のヨガ道場からはじまったんですよ それが輪るピングドラムでいう十数年前の地下鉄サリン事件をおこし、長野でも地下鉄サリン事件をおこし、「ポアしかない」カルト宗教法人への変化した。
ふぎさやか @東ホ-5 @maomaoshitai 1月18日
平井和正氏といえば『幻魔大戦』の作者として有名ですけどね。GLA教団という宗教の信徒であり、最終的に自身の作品は「お筆先(自動筆記)」であるという信仰の境地に辿り着いたことでも有名ですよね。
kohaku @kohaku_nanamori 1月18日
@maomaoshitai 幸福の科学に影響を与えたとこてですね。高橋信二氏は、エル・ランティを名乗ってたんでしたっけ。
ふぎさやか @東ホ-5 @maomaoshitai 1月18日
@kohaku_nanamori 麻原彰晃や大川隆法、千乃裕子(パナウェーブ研究所)、桐山靖雄(阿含宗)などはGLA教団の影響を受けたことが指摘されています。
kohaku @kohaku_nanamori 1月18日
@maomaoshitai 結構な数の宗教家に影響を与えているんですね。西洋のオカルト思想を伝える媒介的な... 高橋佳子の著作は、平井和正の筆が入っているとかいう噂も、ありましたね。
nakano katsutoshi @nakakakano 2011年6月1日
古 書屋で、欲しい本に出会うことはめったにないのだけど、時々、ほんとに稀にある。「ヒトラーと退廃美術」もそうでした。で、今回は「桐山靖雄」著「密教- 超能力のカリキュラム」1974年発行、を手に入れました。桐山靖雄は阿含宗の管長。麻原彰晃も入信していて大きな影響を受けた教団ですね。
時田憲一(本人) @tokeyneale • 2012年2月8日
こ の前、初めて漫画ワンピースを60巻まで読んだ。「D」は錬金術師ジョン・ディーが元ネタだろう。同じく錬金術師エドワード・ケリー(エドワード・ニュー ゲート:白ひげ)が友人でロジャー・ベーコンとの関係で「ゴール・D・ロジャー」だ。エノク語(天使語)の「ポーネグリフ」とも設定が繋がる。
a.o.k @anger_of_kitty • 3月8日
ルナー・ソサエティ(1765-1809):月光協会。エラズマス・ダーウィン(チャールズ・ダーウィンの祖父。実際は祖父が生物学に進化の概念導入)が設立。英の最も知的な交流団体。ワット、ウェッジウッド、ラヴォアジエ、フランクリン等。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B5%E3%82%A8%E3%83%86%E3%82%A3 …
藤原編集室 @fujiwara_ed • 8月22日
リンネ分類学を詩の形式で表現した奇作『植物の愛』の作者エラズマス・ダーウィンは、ルナー・ソサエティという科学者団体の一員だった。蒸気機関のワット、酸素の発見者プリーストリーなど、18世紀当時の一流科学者たちが月に一度集まり、議論や情報交換に勤しんだという。
(このルナー・ソサイエティってものすごくメーソン=科学結社くさい)
概念主義者 ニートリアージ 我輩は猫以下 @tokoroten510 • 12月30日
ジョ サイア・ウェッジウッド - Wikipedia イギリス最大の陶器メーカー「ウェッジウッド社」の創設者。 ダーウィンの妻となったエマ・ウェッジウッドはウェッジウッド2世の娘である。父方の祖父であるエラズマス・ダーウィンは、ジョサイア・ウェッジウッドの 主治医で友人 食器 破産
ペドロ遠藤 @PedoroEndou • 2013年12月22日
囲碁の呉清源先生が文藝春秋で、紅卍会の教えを大事にしている旨の発言をされていて衝撃。「馬賊戦記」にもあるように出口王仁三郎師は紅卍会と大本教の合作を図り渡満、そこには植芝盛平先生も付き添われていた訳で、オリの目の前に色ンなもンが拡がっちゃったヨ!
赤沼俊幸 @toshiyuki83 7月18日
「霊性進化論」を信じる人にとって、人間には生まれながらにしてランクがあり、違いがあると信じている。ゆえに差別をなくそうとしている人が打倒するのは「霊性進化論」を信じる人や、霊について関心を持っている人ではないかな
山猫 @yamaneko125 10月23日
『現代オカルトの根源ー霊性進化論の光と闇』大田俊寛読了。予想以上に面白かった。人間の魂が輪廻を経て進化していくという霊性進化論の系譜を巡ることにより、オウム真理教、幸福の科学の位置付けが改めて良くわかる。著者のオウム関係の他の著作も読んでみたい。
不正選挙監視団 @rigged_election 5月19日
ナ チスの前身は、トゥーレ協会というオカルト組織ですから、現在の国連のスピリチュアルな部分の土台を作ったマダム・ブラバッキーや、アリス・ベイリーと いった神智学の“魔女”たちが、「チベットの智恵の存在」とのチャネリングによってインスピレーションを受けていたことは知っていたでしょう。
くろありは荒野をめざす @kuroarizuka 2012年9月5日
んー、ナチズム的優生学ってプラトンの国家=アトランティスにつながっているので、そこはありそう。というかナチスは、自分たちはアトランティス人の末裔だとか言ってたとか。
くろありは荒野をめざす @kuroarizuka 2011年9月16日
話 は変わるのだけど、優生学というのはプラトンが始祖である。この人は何かの本で障害児は谷底に突き落として殺してしまえ的なことを言っていたらしい。で、 プラトンはアトランティス大陸について初めて記述した「発見者」でもある。そしてナチスは自分たちをアトランティスの末裔と考えていたらしい。
ken @kenkatap 2014年3月1日
ヴィリグート=ナチス親衛隊の宗教思想に大きな影響 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%88 …
▼ハプスブルク家の没落もユダヤ・フリーメーソン・カトリック教会の陰謀であったという思想をばらまく
▼1908年、イルミニズム(古代宗教)の継承者と主張
▼独特な神秘主義とオカルトを信仰
ken @kenkatap 2014年3月1日
陰謀論の目的は、(神聖ローマ帝国、スペイン国王を兼ねた)ハプスブルク家の再興にあったりして…
(プロテスタントが綺麗に抜けているのがポイント。ルターは反ユダヤ主義者)
tabasa @tabasa1279 12月11日
読めないニックネーム様から 転載>> 神智学、スピリチュアル、ニューエイジ、宇宙人説、出口王仁三郎の霊界物語、大本教系の日月神示の元ネタが北欧貴族のスウェーデンボルグ(クリスチャン)。
菊池 @kikuchi_8 12月9日
鈴 木大拙は神智学協会に入会して米人の妻は神智学徒であったのか。。禅を神秘主義と言い、スウェーデンボルグを紹介し、アメリカで講演旅行をした(どこかの 財団の支援?)ということで、限りなく怪しいと思っていたが、完璧なインサイダーであったのだな。神智学徒が「世界的な禅の権威」扱いとは!
菊池 @kikuchi_8 2012年5月9日
15)ちなみに禅学者の鈴木大拙氏は禅を神秘主義の一種だとしている。この人は「霊性」という言葉を好んで使うが、フリーメイソン思想家スウェーデンボルグの思想の影響を受け過ぎだと思う。
菊池 @kikuchi_8 2012年5月9日
17) 鈴木氏の神道批判を読んだとき基督教宣教師の神道批判の物言いとそっくりだと感じたものだ。禅を神秘主義だとする鈴木大拙氏は、はっきり言って、同じよう にスウェーデンボルグに影響を受けていた、西洋的一神教的な終末思想に神道的粉飾を施した出口王仁三郎や浅野和三郎と同類だと思う。
有原シンスケ @alsinceke 2013年10月13日
般若と大悲である、という。トランセンデンタル・ウィズダムと、ラブである、と。これは鈴木大拙が若い頃に日本への翻訳・紹介につとめた、スウェーデンボルグの「神智と神愛」という考え方にも影響を受けているといわれている。
sekai @lkslkjlkjslkjlk 2011年6月4日
西 洋スピリチュアリズムの台頭と同じ時期の幕末、『仙境異聞』や『神界物語』など、平田篤胤と門下による死後世界の研究、天理教、金光教、黒住教など、神が かりによる教派神道成立が相次ぐ。以降には、鈴木大拙により禅が西洋に紹介され、スウェーデンボルグなど西洋の神秘思想が日本にも伝えられる。
原田忠男 @harapion 2010年7月31日
安 藤礼ニ『場所と産霊』。スウェーデンボルグ、鈴木大拙、西田幾多郎、平井金三、大川周明、折口信夫は、神智学絡みの人脈。中心にいるのは、大拙夫人。大拙 はスウェーデンボルグの翻訳者。西田哲学と折口民俗学には神智学の痕跡がある。大川周明は、シュタイナーの社会の三層化理論の翻訳者。
(神智学出身で、人智学創始者にして自由・平等・博愛のメーソンなシュタイナー)
小森健太朗 @komorikentarou 2011年9月4日
鈴木大拙は、神智学日本支部京都ロッジの長つとめてました。日本の神智学ムーブメントの中心的人物ですね。RT @akokubo 今まで、鈴木大拙って、全然読んだことがなかったので、知らなかったけど、神智学関係者だったのか。 from 『ネメシスの虐笑』
DesBaleRRRna @Dethtooldo 1月17日
【SYNODOS】オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった/大田俊寛 / 宗教学 http://synodos.jp/society/8575 『オウム真理教事件に対する思想的責任や、道義的責任について考えてみると、問題の範囲は実に、オウムという団体やその信者のみに限定されなくなります。』
『メディアの責任について。麻原彰晃はオカルト雑誌『ムー』の愛読者であり、一時期はそのライターとしても活動していました。彼の思想は『ムー』によって育まれ、また初期のオウムの活動は、『ムー』によって広く認知されていった。』 http://synodos.jp/society/8575/3
『オウム事件以後も、同誌は編集方針をまったく変えることがなく、オウムの教義と同工異曲の「メシア論」や「陰謀論」を掲載し続けています。また、霊性進 化論的なオカルト思想は、徳間書店の「超知ライブラリー」や「5次元文庫」といったシリーズの書物によって、今も広められている。』
右派でも左派でも妙な陰謀論を振り撒き、また、そんな連中を擁護してる人達は、何かあった時に責任が取れるんだろうな。 『大手出版社が堂々とオカルト本を売り捌いているというのは、世界的に見ても稀な現象でしょう。』 http://synodos.jp/society/8575/3
菊池 @kikuchi_8 2013年12月21日
8) 猶太教、キリスト教、グノーシス主義、新プラトン主義、カバラ、フリーメイソン、イルミナティ、悪魔教、サバタイ派フランキズムなどなど、いろいろな思想 的意匠を凝らしているが彼ら国際秘密力の根本には思想以前の非常に低俗な動機があ ることを押さえておく必要がある。
菊池 @kikuchi_8 2014年3月5日
1) 人間が進化の果てに「神」になる、というナチズムの発想は、グノーシス主義や新プラトン主義と軌を一にする西洋神秘主義の一形態であるといえよう。ナチズ ムは西洋オカルティズムの系譜を受け継ぐ思想であると思う。そしてこれはフリーメイソンと同種の思想であると言える。
菊池 @kikuchi_8 2014年3月16日
5) 純粋な世界へのあこがれは、同時に肉体や物体への軽蔑を伴う。新プラトン主義の影響を受けた中世のキリスト教徒は肉体を極端に軽蔑していたと聞く。マニ教 的な善悪二元論の影響が強いボゴミル派、その影響下にあるカタリ派などもそうである。これらはグノーシス主義の西洋中世における現れだ。
菊池 @kikuchi_8 12月1日
1) 仏教への西洋的神秘思想の混入を破すために仏教とグノーシス主義の違いを指摘する。グノーシスでは物質と精神の二元論で、物質は悪とされそこから文字通り 脱却して純粋な霊の世界に至ることを目標とする。仏教では、渇愛とともに嫌悪も執着とされるので、物質を嫌悪し憎み悪と断じることはしない。
4)従って、仏教からすると、グノーシス主義における物質への嫌悪も執着という煩悩ということになる。「無上の清らかな行いの究極を現世においてみずから さとり、証し、具現して、日を送った。」と最古の仏典スッタニパータに何度も出てくるが執着を制し生きたまま苦を克服することを目指すのが仏教。
U @wayofthewind 8 時間8 時間前
GLAって、さりげなく日本中に支部を置いてますね。 阿含宗も似た感じで各地にある。 と思ったら、オウムの麻原はGLAにも阿含宗にも在籍していたとか!(笑) 世界の裏側はカルトで回しているんだな~と再確認。 @pinkglalem @tweettvjp
リチャード・コシミズはGLAの「希望の命水」を宣伝していてるけど、2000年頃にウェブに登場したときは「オウムと創価に命を狙われた!」という告発で名前を売っていったんだよね(笑) 八百長プロレスやらせリンチ噛ませ犬ツアー(笑)
DesBaleRRRna @Dethtooldo 1月17日
【SYNODOS】オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった/大田俊寛 / 宗教学 http://synodos.jp/society/8575 『オウム真理教事件に対する思想的責任や、道義的責任について考えてみると、問題の範囲は実に、オウムという団体やその信者のみに限定されなくなります。』
『メディアの責任について。麻原彰晃はオカルト雑誌『ムー』の愛読者であり、一時期はそのライターとしても活動していました。彼の思想は『ムー』によって育まれ、また初期のオウムの活動は、『ムー』によって広く認知されていった。』 http://synodos.jp/society/8575/3
『オウム事件以後も、同誌は編集方針をまったく変えることがなく、オウムの教義と同工異曲の「メシア論」や「陰謀論」を掲載し続けています。また、霊性進 化論的なオカルト思想は、徳間書店の「超知ライブラリー」や「5次元文庫」といったシリーズの書物によって、今も広められている。』
右派でも左派でも妙な陰謀論を振り撒き、また、そんな連中を擁護してる人達は、何かあった時に責任が取れるんだろうな。 『大手出版社が堂々とオカルト本を売り捌いているというのは、世界的に見ても稀な現象でしょう。』 http://synodos.jp/society/8575/3
マ儿コ @marco11 • 12月2日
“霊性進化論の関連で少し付言しておけば、人文系の研究者のなかには、神智学の代表的な思想家の一人であるルドルフ・シュタイナーの信奉者が、かなりの数で存在しています。” / “オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった | SYNOD…” http://htn.to/bBF7Cj
菊池 @kikuchi_8
事実かどうか分からない、もしくは捏造された「偽史」でもそれを信じる人が集団をなせば社会的力となる。カルト宗教と同じである。オウムはカルト教義の一部として偽史を含んでいた。信奉者が増えればその史観が事実を反映しているかどうかに関わらず、社会的力を持つ。野心家達は偽史を道具とする。
竹内文献流「超皇国史観」と「反天皇」は容易に反転する両建構造。引用:「日本は神国であり世界の宗主国である」とする超皇国史観のテキストなので、反天皇・反体制であるオウムの教義とは水と油【日本のオカルト「日本屈指のトンデモ本、竹内文献」 】http://neutral-neutral.com/archives/1192
引用:ここでいわれる「偽史運動」とは原田の定義によれば、捏造された文書、擬似科学的データ等による虚偽の歴史学説を政治的に利用、時にテロの発動に至る社会運動ということになる。【偽史運動とオウム真理教 】http://neutral-neutral.com/archives/1544
偽史運動とオウム真理教
http://neutral-neutral.com/archives/1544
”80年代、サブカルチャーにおけるオカルトの拡散期に当たるこの時期に様々な文化人やマスメディアはもちろんアニメ・マンガなどのサブカルチャーなどでもオカルト文化が折り重なり、オカルトブームが生まれたとされている。
その極端な形がオウム真理教の様な神秘主義と選民思想の蔓延であろう。
「神仙民族」を僭称する武装ファシスト麻原彰晃は八五年、学研のオカルト誌「ムー」誌上で実践ヨガ講座を連載、それとは別に同年十一月号に「幻の古代金属ヒヒイロカネは実在した!?」と題するレポートを寄稿している。
竹内文献の荒唐無稽な内容は現在でも好事家達の物笑いの種となっているが、オウムはこれを積極的に布教の為に利用しこの石は、オウム教団における超能力増幅ツールの一つとして使用していると主張し、1986年、東京・渋谷で「オウム神仙の会」が発足。ブームによって生まれたオカルトオタク群を自らの組織に糾合、オウムは急成長したといわれている。
と学会の原田実氏は「かつては八幡書店のひさしを借りていた麻原氏が社会問題になるほど勢力を持つカルトのリーダーとしてその姿を現し、同出版社社長の武田氏が展開していた偽史運動の母屋を乗っ取る形になってしまった」としている。(『宝島30』九五年十一月号)
ここでいわれる「偽史運動」とは原田の定義によれば、捏造された文書、擬似科学的データ等による虚偽の歴史学説を政治的に利用、時にテロの発動に至る社会運動ということになる。
この文脈に従えば、オウムが『竹内文献』に関与した偽史・武装カルトであることは疑いようのない事実であるが、まさにそれは出口王仁三郎が如く「宗教による社会騒乱」の継嗣と言えるのではないだろうか。
一方で、こうした左派勢力に対し右派勢力はどうであったのか。戦前の日本では天孫降臨について教え、国史の教科書に載っていたと言う。神話が歴史の事実として教えられている事を原理主義と言うが、
明明治維新より以前の日本では清の考証学派の影響があり、記紀、万葉をそのまま読むと言う事は一部の国学者を除いては居なかった筈だが、明治以降は記紀、万葉を歴史的事実として教えると言う事が行われたという。
吉田松陰をはじめとした幕末以降の歴史教育は原理主義でなければいけないという学説が主流であった様で、必然的に明治以降の日本の歴史教育では神話を事実として教える様になったというが、当然にして戦後教育ではそれを否定したが、
三島由紀夫は神話に基づく日本の歴史を否定する事に猛烈に反対した。一方で、実証主義的な歴史学者たちは、神話の歴史事実化に反対しなかったという。歴史教育と歴史研究は違う。神話は人間の宗教に対する考え方の原型を創り、民族の基本的特性を表すモデルをつくる。歴史教育において神話を教えても民族精神が養われるのならばそれでいいとの見解が殆どであった。保守派からはすこぶる評判の悪い丸山真男ですらその様に主張していた。
背景には古代神道(古神道)という原始的神話(仏教以前から存在する神話)を保有する我が国の特殊な神話観が指摘されるが、古神道とは明確な規範や倫理を持たない混沌とした信仰であり、その実態は各地域によって様々な信仰形態がみられるものである。廃仏毀釈で神仏を分離しなければならなかった様に、神道と言うものはあらゆる文化を呑み込み自らのものとするキマイラの様なものである。
明治以降の古神道という名の新宗教のムーヴメントは、実に神道古来の本質や性質を表していると言えるのではないか。だが、そこに融合するものは古来あった地域信仰だけでなく新たに生み出されたもの、つまり偽史の類をも呑み込んでしまうのだろうか。
時代を70~80年代に戻せば、新左翼の「日本原住民論」に基づく新古代史観に反発する形で、右派勢力が先述の原理主義的気質を増大させていった事は想像に難くないが、一方である右派の武闘派勢力について記せば、こともあろうにその機関紙で「オウム真理教的武装に学べ」という記事を載せていたことがある。
単に武装という点だけでなく、オウムが、ヤルタ・ポツダム体制の打倒をスローガンとする新右翼同様「ユダヤ・フリーメーソンの陰謀」への対決姿勢をみせていることへのシンパシーもあったようだ。確かに有名な某民族派団体の公式サイトを見れば、その思想の名残を窺い知ることが出来る。以下、抜粋
我々は、物質主義を最大権化とする西洋近代合理主義に汚染され民族の魂を失った我が国に、民族の伝統、文化を回復し、真姿日本を蘇らせんとするものである。
そのために我々は、民族の前衛としてありとあらゆる手段をもって腐敗せるこの悪しき戦後体制=ヤルタ・ポツダム体制を打倒し、光輝ある我が国の歴史を創造するべく維新を断行する。
そして、亜細亜を真に開放し、更に世界解放を勝ち取り、以って八紘一宇の大道理想世界を創出する。
一、 我々義勇軍は最も苛烈にして最も先鋭なる民族主義集団である。
一、 我々の目的は日本の政権奪取、世界革命維新である。
一、 我々は敵権力、白人集団(WASP、ユダヤフリーメーソン)との全身全霊をもった闘いを貫徹するものであり、これに逆するスパイ、敵対者はそれを容赦なく排除する。
左にしろ右にしろ、共通している事は偽書に根ざした偽史、そこに連なる神秘主義・他民族による謀略が行われているという陰謀論が、かつて共通していたことはもっと指摘されていいはずだ。
共通するのは両者ともに「何かに支配されている・謀略されている」と思い込んだうえでの大衆運動であると言う事だろう。
そして自分達の言説、あるいは信仰を妄信する狂信者と言っても良い。
模倣は大衆運動を統一する際に重要な要素となるとエリック・ホファーは指摘する。偽史や陰謀と言った物語はあらゆる大衆運動が重んじる意思の統一と統制にうってつけの要素であろう。ましてや、それが憎悪に根ざしたものであるならば尚更ではないか。
憎悪はあらゆる統一の中でもっとも容易に受け入れられ、包容力の広いものである。共通の憎悪をもつということは、まったく異質な要素をさえ結合させる。
例えば、本来ならば皇国史観とは相容れない筈の古神道的な価値観が民族派達に受け入れられたように、時として「日ユ同祖論」すら受け入れられたように、あるいは、皇道派が妥当フリーメーソンを合言葉に極左的カルト宗教にシンパシーを感じたように、共通の憎悪をもつという事はその相手が敵であったとしても抵抗する気力を奪うものなのだろう。
また、ノルベルト・エリアスが言うように、「共同で支持される信仰は、それと食い違うあらゆる証拠をしばしば受け付けないし、あるいはまた、その信仰が単に親密なコミュニケーションで結びついている大勢の人々によって共有されているがゆえに、それを間違っていると見なす議論も受け付けない(「定着者と部外者」法政大学出版局 P.167)」彼らの信じる神話が例え荒唐無稽な偽史であろうとも、真実や事実を提示してもそこに意味は無いのだろう。我々がそれを批判したところで、却ってそれが集団の結束や指導者のカリスマ化を強固なものにしこれらの運動をより先鋭化させていくだけなのか。
「恐ろしくマイナーなカウンター・カルチャーの蛸壺の中での話」の様に思うが、実際のオウム事件を調べれば、その影響力に関しては侮れないものであっただろう。そもそも大衆運動においてその原典となるカルチャーの規模の大小やメジャーかマイナーかはさして問題ではないのかもしれない。言論人によって市場に放り出された商品は文化装置としての機能を発揮し、狂信者達によって都合の良いように具体化され、末端の活動家によって強化され先鋭化していく。また、ホファーはこうも言う。大衆運動にとって狂信者が危険なのは彼らが落ち着くことが出来ないからであると。狂信者は常に分裂と緊張に苛まれており、常に新しい陰謀を(明きらかにされない神秘)を求め続け、更に極端なものを求め続ける。
オウム事件はいうに及ばず、極左や極右の政治活動であっても同じことである。
”
日本のオカルト「日本屈指のトンデモ本、竹内文献」
http://neutral-neutral.com/archives/1192
”竹内文献といえば日本屈指のトンデモ本であるが、釈尊・孔子・キリスト・マホメットの渡来、ピラミッドの日本発祥説、超古代の日本の王は越中の御皇城山に世界統治の本拠地として全長4キロにわたる広大な神殿と巨大宇宙船「天乃浮船」の存在など、その破天荒なスケールの壮大さ、荒唐無稽さは際立っているが戦前の古神道家に与えた影響は決して軽んじられるものではない。
竹内文献は戦前に不敬罪で押収され、原本は東京大空襲で焼失したとされているが、戦後各地に散らばる写本を収集・再編しとある出版社が
再版する事となり、一部の神秘主義者達に知られる事となる。
時は流れ80年代、あるカルト宗教の教義に一部影響を与える事となる。それが何を隠そう、あの「オウム真理教(現:アーレフ)」なのである。
動画中にキーワードとして登場する「ヒヒイロカネ」とは「天乃浮船」の動力となる金属であるという。この金属は永久に錆びず人間を超人に変える波動を発するという。
最も竹内文献の特色とは平田篤胤の「日本の神々が世界に移動した」という概念を極端に具体化した「日本は神国であり世界の宗主国である」とする超皇国史観のテキストなので、反天皇・反体制であるオウムの教義とは水と油なのだが、動画中にもある通り都合の良い切り貼りをしたものだ。
さて、言うまでもなくこの「竹内文献」は公開者である竹内巨麿(1875-1965)の創作である事は疑いようもないだろう。竹内は富山県婦負郡神明村の小作農の家に生まれるが竹内家の伝承では父は宇多天皇の後裔、母は神宮祭主大中臣家の娘で母が暴漢に襲われ自害した後、竹内家に預けられたのだという。出自の真偽はさておき、竹内は18-19歳の頃、御嶽教の行者として全国を遍歴していたという。その後、明治32年ごろ、茨城県中郷にて治病祈祷などで周辺村民の信頼を得ていたという。明治43年には茨城県磯原に御嶽教所属の天津教会を開き、後に天津教として発展させる。祭祀は「皇祖皇太神宮」。昭和4-5年の最盛期には信徒数約1万人を擁し、茨城、福島の農民層が基層であったというが、天津教の活動自体は教義を広めることではなく、地域の民俗と融和した村落共同体の構築であり、竹内自身には他の古神道家の様なハードな国体論(超皇国史観)というよりも、本質は幻想家であり霊能家であったとも言われているが、他の古神道家達に絶大な影響を与え「竹内文献」が一人歩きを始めてしまった事によって竹内は不敬罪・文書偽造・詐欺の容疑で弾圧される事となる。
「皇祖皇太神宮」”
(原本消失って偶然を装った証拠隠滅なんじゃないの?
大本教の出口なおの「お筆先」も多くが弾圧で消えたらしいけど、これって教典=大本神諭(おおもとしんゆ。実質的な執筆者は出口王仁三郎)との食い違いがばれたら困るから、弾圧で「不幸にも」多くのお筆先を失ったフリをしているのでは?
”お筆先は、神懸かりしてから大正7年6月の最後の筆先まで約27年間、半紙20枚綴りで約1万巻を記述したが、二度の宗教弾圧(大本事件)により多くが散逸した”
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E7%A5%9E%E8%AB%AD)
若隠居の寝太郎 @Chimaera93 2月25日
アゾフ大隊とナチスのマークでオカルト的に見ると意味合いが違う。ナチスは太陽や勝利を意味するシゲルのルーンを交差させているが、アゾフ大隊は氷や停滞、安定、現状維持、争いを意味するイスと、イチイの木、死あるいは再生、転換を意味するユルを組合せている。
Luzifer08312 @nabe08311 1月26日
旧ナチスの紋章のハーケンクロイツ逆卍は北欧神話に出て来るルーン文字のS(意味は太陽、勝利)を2つ重ねたもの。ヒトラーは10代で聖書を読破し、オカルトに精通していた。因みに英語でオカルトの意味は、秘匿されたものという意味が有る。
ネズミさん @Nezmi_san 9月20日
日本の政治家が「ネオナチ」と騒いでいるが、
「スキンヘッド」って連中がロシアや欧州でうろうろしている事実をまず見るべきだね・・・
https://www.youtube.com/watch?v=NpE8jehTRIM&list=PLij9EUVXBvyYoJsbUCRVx76BLSjwokruF …
(欧州ではアジア人は奴等を見つけたら近づかない・・・ボコられるよ)
ウクライナ(ロシア)のネオナチの「ルーン」のシンボルを見よう、「ルーン(rune)」の語の源は、スカンジナビア語
http://ameblo.jp/happy-runes/entry-11918349537.html …
やゴート語で「神秘」「儀」などを意味する。ドイツ・ゲルマンの文字である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%96%87%E5%AD%97 …
ルーン文字はドイツで日常使われている、で、「Z」のマークを見よう・・・
http://en.wikipedia.org/wiki/Nazi_symbolism …
ルーン文字とナチスのシンボルの関係だ・・・
ちなみにウクライナのネオナチの「ウルフサンゲル」→「i(イサ=氷)とh(雹=エイワズ)」の合成文字、なんで偶然にも雪の女王がヒットしたのかねw) pic.twitter.com/fxZ4ya18ln
「合衆国はウクライナのネオ・ナチを支援している?」
http://ameblo.jp/humipine/entry-11804734401.html …
第二次世界大戦中のドイツ侵略へのウクライナ人記念碑を破壊、ナチス式敬礼「ジークハイル(勝利万歳)」とナチのウルフサンゲル(ウルフ狩猟用のフックの形)のシンボルは欧州広場で・・・
さて、今後は政府に「ネオナチ」の大臣がいるらしいから、ナチスのシンボルを覚えておこう・・・
SSはナチス親衛隊→死の頭(頭蓋骨)
→稲妻が2個、レディーガガなど音楽業界も(S)、メイソンのマークでもある。木の枝みたいなマークはZ、なぜか「アイドル」が「ゼーット」とか叫んでるね
「マークやシンボルには意味がある」んだよ。「飾りじゃないのよマークは、はっは~♪」である。本来日本のナチス大臣が欧州に行ったらぼこられる(アジア人だから)、ではなぜ日本のアジア人が「ネオナチ」なのか?そこから「正体」を導くべきだね。 pic.twitter.com/9Ok52iSEbr
ちなみに街をうろつくロシアの「ネオナチ・ガールズ」、野郎の「スキンヘッド」だけじゃないよw(某大臣も昔は「ガール」だったろうが、)
https://www.youtube.com/watch?v=jnQ2r7gEfro …
因みに「88」は「ハイル・ヒットラー」という意味だから無闇にTシャツ着ないほうが身の為だw
えーっと、この「ネオナチ」のヨウツベ・ビデオを聞くと「オイ、オイ、オイ~♪」となにやら妙な掛け声、日本人には聞き覚えの言葉だが、「オイ!」というのはロンドン下町など、パンクでいうところの「ネオナチ宣言」である・・・(音楽にも意味)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4 …!
日本の「ゼーット!」とか叫ぶアイドルグループとこの「オイ!」という1970年代後半にイギリスで発生した、労働者階級に支持されたのパンクロックのサブジャンル、「連帯」というところで非常に似ている・・・尚、オイは「パンクス、スキンヘッドと非同盟の若者達とを結びつける」勧誘目的だった。
それでは、もうひとつネオナチ・ロシアン・ガールの音楽を紹介・・・
https://www.youtube.com/watch?v=jnQ2r7gEfro …
ここでも「88」のTシャツだね。「14」ってのも同じ(白人至上主義運動のスローガンが14単語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/14_Words
(14 Words(Fourteen Words)
="We must secure the existence of our people and a future for white children."
=「我らは、我らの種族の存続と白人の子どもたちのための未来を確かなものにしなくてはならない。」)
「8814」の意味がわかったところで、このTシャツを見ればアジア人や黒人は「かわい~」で盛り上がらず、ビビッて逃げないとならない・・・w
音楽→https://www.youtube.com/watch?v=jnQ2r7gEfro … pic.twitter.com/LFyisr7LwM
戸梶圭太 @Keita_Tokaji • 10月24日
ち くま新書の『現代オカルトの根源』で言及されている爬虫類型異星人って、一部のなりあがり系人格障害者にありがちな、常に利用できる獲物を探しているよう な虚ろで気持ち悪い目を持つ爬虫類面のことを言ってるんじゃないかと思ってしまう。大抵ある程度のしあがって自爆するんですが。
メーソン思想(科学主義)、スピリチュアル、神智学、人智学、ニューエイジ、ニューソート、自己啓発、食事療法カルトなどといくら外見を変えても、大衆支配のツールの本丸は「キリスト教システム」なのはずっと変わっていません。ただ単にパッケージと味付けをリニューア ルした商品が並んでいるだけで、本質はずっとキリスト教(絶対者の存在と動物蔑視など。ギリシャ哲学で武装したのがキリスト教神学)。
過去記事
オウムはインド風に偽装しているけど
神vs獣の善悪二元論・
終末論・
ハルマゲドン・
隣人愛
でわかるように中身はキリスト教!オウム思想の中核は神智学
(インド風キリスト教。創世記とギリシャ哲学の動物蔑視)
の霊性進化論
=神か獣かの善悪二元論+霊的カースト制度。
神智学がユダヤ陰謀論=キリスト教の伝統を広めるのに協力。
大田俊寛著『現代オカルトの根源』(ちくま新書)。
「誠の神様はただ一柱」とする大本教は「天地の創造神」というキリスト教的な神を導入しつつも多神教の枠組みを一応維持していた平田派神学以上にキリスト教。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-75.html
についての資料の追加+コメント。
![]() | 現代オカルトの根源 (ちくま新書) (2015/03/13) 大田俊寛 商品詳細を見る |
マサの先生 @naophon
14年3月2日
宇宙人も環境問題も、根っこは同じなんですよ。 外的要因による危機を演出して、人間という種が集団で同じ行動を取るようにする。そうやってひとまとめにしたほうがコントロールしやすいから。
これはCFRに調べさせた「アイアンマウンテンレポート」で詳しく書いてある。
kobo_q @kobo_q
13年11月13日
UFO見ると「宇宙人が乗ってる」と思っちゃう人の想像力はたかが知れている。宇宙人じゃなくて未来人かもしれないし、異次元人かもしれない。無人 機かもしれないし、ロボットが操っているかもしれない。乗り物じゃなくて生命体なのかもしれない。見たものが見間違いや錯覚である可能性もある。
子子子子子(ねここねこ)
@noranekonote 善の宇宙人VS悪の宇宙人は、 #日ユ同祖論 での本物ユダヤVS偽ユダヤと同じ嘘。前提を無自覚に受け入れさせる為の二元論の罠。聖書のユダヤ人を宇宙人に置き換えただけ。結局は聖書に見えない聖書思想による洗脳。遺伝子分布云々はデマ。実在しない人の子孫はない。
魔法使いハンターねこた @lanekota
@kitsuchitsuchi @azkdeathcore まず、キリスト教的な世界観の崩壊で雲の上に天使がいないとわかるとチベットの超人が現れ、チベットが未開の地でないとわかると宇宙人が現れた。実によくできてます。
2014年4月15日 16:39
大田俊寛 @t_ota 2012年12月9日
いわゆる「マヤの終末予言」の期日とされる2012年12月21日が近づいてきた。しかし実際には、マヤの暦における長期歴(約5126年周期)が一巡するというだけであり、古代マヤ人が「アセンション」や「人類滅亡」を予言していたというわけではまったくない。
この種の説が広まる切っ掛けとなったのは、ニューエイジ系の思想家ホゼ・アグエイアスが、1987年に『マヤン・ファクター』という本を公刊したこと。実はこの本では、2012年の終末予言だけではなく、それまでのあいだに何が起こるかということが色々と予言されている。
例えば、1992年以降、各地域の中心に「太陽の神殿」という瞑想センターが作られる、太陽・惑星問題協議会が設立され、軍備の撤廃と共産制の樹立が実現 される・・・等々。『マヤン・ファクター』を直接読んでみると(特に第8章)、マヤの予言は「すでに外れている」ということが良く分かる。/終
大田俊寛 @t_ota 2010年5月9日
(3)オカルト人種主義。神智学では、人間が霊的な進化を遂げると主張されるが、こうした霊的進化論は、しばしば人種論とも結びついた(どの民族が霊格が高いか、など)。オカルト的な人種主義は、ナチズムの人種論の先駆を為したことが指摘されている。
マコ・スクリームキャット @MacoSakura 7月6日
エヴァンゲリオン始めサブカルの分野に大きな影響を与えている一種のオカルティズムである「霊性進化論」は、オームの中心教義でもあり、カルト化を放置すると危険なものだ。ある種の優生思想。そういったものの入り口にあるオカルティズムも同様に注意が必要だろう。
Carolyn @CarolynMistress 2012年5月30日
優生学はかなり古くからあるようだが、プラトンはその考えを非常に明確に示している。彼が余りにも理想化されているため、このことは注意深く隠されてきたのだ。
ken @kenkatap 2012年10月7日
ナ チスが優生思想を考えついたのではない
▼古代ギリシャ哲学者、プラトンもそうした考え方をしていた
▼『国家』で「最もすぐれた男たちは最もすぐれた女たち と、できるだけしばしば交わらなければならないし、最も劣った男たちと最も劣った女たちは、その逆でなければならない。」としている【櫻井J】
政治哲学bot @Staatsphilosoph 3月5日
プラトンは、民主主義の友ではなかった。プラトンは、詩人にも大衆にも人間の形成と指導を任せようとはしなかった。哲学者こそが支配すべきなのである。国家が哲学者の洞察によって導かれるならば、秩序と正義が支配するであろう。
菊池 @kikuchi_8 2月21日
オ ウム事件についての番組をやっていたが、麻原彰晃は「物質世界から抜け出せ」「肉体は魂の牢獄」という趣旨の事を言っているが、これは明らかに仏教ではな くグノーシス主義の思想である。仏教では物質は「無記」(価値中立)とする。宗教的な基礎知識があれば、カルトに簡単に騙されることはない。
kakuyu @southmtmonk • 5月15日
ひょっとすると、近年頻繁に目にするようになった「意識が高い」というフレーズも、霊性進化論からきているのかもしれないね。
U @wayofthewind • 5月11日
神道も大本教もロスチャイルドなら、オウムのバックにもロスチャがいる? @lanekota“神道カルトの理想が北朝鮮みたいですが。ちなみに「現代オカルトの根源」という本読みましたが、大本教のオウムの理想は同じなのですね。ビックリしました”
大貫剛 @ohnuki_tsuyoshi 12月8日
前世紀エウアンゲリオン RT @aumsupreme: エウアンゲリオン・テス・バシレイアス オウム真理教がロシアから放送していたラジオ番組。オウムソングや麻原教祖の説法などを流していた。地下鉄サリン事件から3日後の放送が最後の放送 pic.twitter.com/ItYRUyKt06
(エウアンゲリオンとエヴァンゲリオン。オウムとエヴァは共に神智学とニューエイジ派生。
新約聖書の原典は古代ギリシャ語。神聖世界。ハルマゲドン。オウムとエヴァの中核と背後にいるのはキリスト教思想とキリスト教勢力)
ken @kenkatap 2月28日
オウム真理教放送=92~95年まで放送されたオウム真理教のラジオ番組放送局 https://twitter.com/kenkatap/status/489941657643540480 …
▼国営放送ロシアの声の送信機を露通信省が無償貸し
▼題名はギリシャ語で神聖世界の絶対的真理
▼静岡県富士宮市で編集、モスクワに空輸、ウラジオストクから放送
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
ねこた”政治とは、理念ではなく、多くの人に矛盾を感じさせない技術であると書いたラノベがありましたけれども、そーゆーベターな選択が大事なのですね。この世界は不完全でクソだから破壊しちゃえーじゃダメなの。”
善意を悪行に変えるのが選挙、賽銭、ユダヤ陰謀論、銀行預金。キリスト教製多数。
インド・イランの宗教を隠すのは、バチカンの盗作元かつ大東社の本体なので利害が一致するから。
イエズス会士バリュエルのイルミナティ陰謀論には中核(百科全書)があるが、今はそれを抜いた劣化コピーを紐付きが布教しているのでバチカンと大東社は今やグル。共倒れしない程度の暴露で中核を隠す。
卍・逆卍の意味
・太陽
・回転する太陽や月の動き
・プロメテウスと関連することも
・邪眼に対する魔除け
・トールハンマー
以上『イメージ・シンボル辞典』。
トールはオーディンの息子。北欧神話の雷神。赤髪。木曜日。ゼウス=ユピテル=木星と同一視。武器は稲妻を象徴するトールハンマー。
オーディン:北欧神話の最高神。海賊・嵐・戦争・死・詩・魔術の神。ローマ神話のメルクリウスと同一視。つまりヘルメス=錬金術(科学)の神。
自身を生贄に捧げルーン文字を発明。
つばの広い三角帽子を被った隻眼の魔法使い。△+一つ目。
終末論は北欧神話にもある。ラグナロク=ハルマゲドン。
真言宗系新興宗教=和風キリスト教。
卍教団(ナチスも紅卍字会も大本系もインド・イランを意識)の
創始者の真木応瑞は真言宗出身。卍にラブのLがあると主張。
釈迦に還れと言う癖に、ラブ=善というキリスト教思想。
仏教では愛=執着=悪。
そもそも原始仏教は宗教=執着の塊を否定。
破門。
バロールは、ケルト神話のフォモール族(悪役)の隻眼の魔王。片方の目(額の第三の目説あり)は見たものを殺す邪眼。
オーディンは隻眼の魔法使いで死神。北欧神話はヴァイキング側。
フォモール族はケルトの地に上陸した北欧のバイキングだと考えられる。
海賊系△一つ目=オーディン=バロール。
ファーティマの手(ハムサ)は太陽系一つ目。拝火教の最高神のアフラ(アスラ)・マズダはアスラ族で太陽神だから。
手が無いならナザール(目単独。概念は共通)だと思われるだろうが、手があったら元ネタを隠せないしマーキングしにくいから手抜き。
http://nekomegami.web.fc2.com/advent/2009/advent1211.html …
オーディン(+バロール)は北極星系一つ目。船乗りは北極星で自分の位置や方角を把握していたから。
ヴァイキングの船のデザインが竜を模している。
りゅう座α星(アイク曰く爬虫類人の母星)は昔は北極星だった。
拝火教のアンラ・マンユは爬虫類の魔王にして絶対悪。
共に△一つ目と縁がある。
英国ガーター勲章を君主が貰った国は
ルクセンブルク、デンマーク、スウェーデン、スペイン、オランダ、日本、ノルウェー。
北欧に注目すれば英国を筆頭とする、先祖は海賊同盟。
天皇は中国の天皇大帝=北極星信仰が元ネタ(+天照=太陽信仰)。日本と北欧で北極星同盟。
日本はキリスト教国家。
北極星(昔は竜座)から来た龍人(爬虫類人)はヴァイキングの北極星信仰と龍の船が元ネタ。スピリチュアルなアイクは北欧系。
スウェーデンの貴族スウェーデンボルグの思想が神智学、スピリチュアル、ニューエイジ、宇宙人説、出口王仁三郎の霊界物語、大本教系カルト、大本教系の日月神示の元ネタ。
クロウリーはニューエイジの父。神智学はスピリチュアルの母。スウェーデンボルグは両者の祖父。
キリスト教の弱点(悪を創った善の神。矛盾した聖書)を消し、目に見えないものや、非論理という反証不可能なものを主張し物証を否定する、最悪のキリスト教(改)の元祖が北欧貴族スウェーデンボルグ。
北欧神話とスウェーデンボルグの影響力は絶大。
ナチスのシンボルの中にルーン文字がある。
ハリー・ポッターに古代ルーン文字学があり、ハリーの傷に似たルーンがある。
マギの光の膜で覆う防壁魔法名がボルグで初出が46話。大地震と46分。KJVの創世記で46番目の単語はライト=イルミ。
平兵衛 @heibay 11月26日
ナチスのシンボルの中にルーン文字がある。
>>>ヒトラーがワグナーに陶酔していたからでは?
ワグナーの楽劇「ニーベルンゲンの指輪」(北欧神話が題材)で、契約を守るルーン文字の槍で世界を支配とあるので。
@kitsuchitsuchi @noranekonote
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 11月26日
@heibay @noranekonote グングニルにルーン+北欧に金髪碧眼が多いから。
北欧神話のブリュンヒルデ=ポニョが津波が起こし全員死亡させつつ、原作のキリスト教要素を否定する宮崎作品。ハイジも原作のキリスト教要素を抜いたキリスト教否定作品。マギやハリポタと同じ陣営。
べにウサ提督 @usdk 2月14日
ポニョの本名がブリュンヒルデって結構話題になったでしょ
ヴァルキリープロファイルでお馴染み、北欧神話のワルキューレの長姉で「死者を天上に連れていく」役目を負っているから、劇中の洪水後は死後の世界ってことを言ってる人もいた
落書 @stickmanarmy 4月12日
ブリュンヒルデ(古ノルド語:Brynhildr、英語:Brunhild、ブリュンヒルドとも)とは、北欧神話に登場する人物である。ワルキューレの一人で、リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』では、主神ヴォータンと知の女神エルダの娘とされる。ドイツ中世叙事詩『ニーベルンゲ
YH@コメカミシースルー @YHoo117 2月27日
「ニーベルングの指輪」って正直ゲルマンっていうよりギリシア神話っぽいなーと思う。
ヴォータン-ブリュンヒルデ父娘ってかなりゼウスとアテナを意識してるし。 pic.twitter.com/gu4PalEGcI
オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった
大田俊寛 / 宗教学
http://synodos.jp/society/8575
”麻原彰晃は事件の真相を理解していない
一連のオウム事件の主犯が誰であったかについては、一時期、「麻原彰晃の独断」説と「弟子たちの暴走」説のあいだで論争が行われていました。
最近『文藝春秋』(2014年2月号)で公表された井上嘉浩氏の手記に見られるように、オウムにおいては、たとえ上層の幹部であっても、「麻原の意志に背けば殺される」ということが陰に陽にほのめかされていましたので、どちらかといえば前者の方が事実に近かったと思いますが、オウム問題を広い視野から捉えようとする場合、そのことは実は、さして重要ではありません。
事件のすべては麻原の独断によるものであり、また同時に、その「真相」のすべてを麻原が了解していたかといえば、とてもそうは考えられない。麻原の裁判は一審で打ち切られ、二審と三審が行われませんでした。言わば、「デュー・プロセス・オブ・ロー(法の適正手続)」が堅持されなかったわけで、そのことはやはり批判されなければなりません。
しかし、一審の経緯を見る限り、麻原はそもそも、現在の法制度によって自分が裁かれるということ自体を拒絶しており、審理の途中から妄想の世界に逃げ込んでしまった。もし裁判が継続されたとしても、その状況はおそらく変わらなかったでしょう。
また何より、オウム真理教とは何だったのか、教団の活動が何故あのようなお粗末な悲喜劇に終わってしまったのかということを、世界のなかで誰よりも理解していないのが、麻原彰晃という人間なのではないかと私は思います。彼の思考は濃密な幻想によって覆われており、ある意味で彼は、そうした幻想に突き動かされて行動した人間の一人にすぎなかったのです。
オウムの思想の根幹は「霊性進化論」
それでは、麻原彰晃やオウム真理教を動かしていた幻想とは、一体何だったのか。オウムの思想に対しては、私はすでに『オウム真理教の精神史』『現代オカルトの根源』という二著によって一通りの分析を終えていますので、ここではもう詳しくはお話ししませんが、現在の私は、オウムとは、「霊性進化論」という思想潮流から生まれた宗教団体の一つであったと考えています。
霊性進化論の源流を作り上げたのは、一九世紀後半に活躍したロシアの霊媒、ブラヴァツキー夫人という人物です。当時の世界では、ダーウィンの進化論が広範に普及し、その影響から、旧来のキリスト教信仰が大きな打撃を受けていました。こういう状況のなかでブラヴァツキーは、スピリチュアリズムと進化論を融合させることにより、「神智学」と呼ばれる新たな宗教運動を創始したのです。
それによれば、本当の意味での人間の進化とは、肉体のレベルではなく、霊性のレベルにおいて生じる。人間は地球において、七段階の進化を遂げることが予定されており、現在は物質的進化の極点に達しているが、今後は霊的進化への反転が生じることになる。簡単に言えば、「物質文明から精神文明への大転換」が起こることが予言されたのです。神智学の教えはその後、ニューエイジやポストモダンの諸思想に幅広い影響を与えていきました。
オウム真理教の最終目的もまさに、「物質文明から精神文明への大転換」を起こすことに置かれていました。オウムの内部でそれは、「種の入れ替え」という言葉によって表現されていた。現在の人間は物質的欲望に縛られて動物化しているため、これを粛清し、その後に霊性のレベルの高い神的人類から成るユートピアを建設する──それこそがオウムの目指していたことでした。オウムが起こしたあらゆる事件は、このような最終目的を実現するための布石として行われたのです。
なぜ裁判はオウム問題の本質に触れることができないのか
オウム真理教の本質を理解すれば、それによって引き起こされた数々の事件が、「思想犯」と呼ぶべきものであったことが分かります。ゆえに、オウム事件に対して裁定を下そうとすれば、本当は、その主要な原因となったオウムの思想自体の理非を問わなければならない。
ところがここで、大きな問題が現れます。それは、現行の日本の法制度においては、思想そのものの罪を問うことができない、ということです。
そんなことは当然だ、と思われるかもしれませんが、歴史を振り返ってみれば、思想の罪を問わないというのは、むしろ例外的な事態であることが分かります。人類の長い歴史のなかでは、社会を脅かす恐れのある「危険思想」に対しては、何らかの仕方で制裁が加えられるというのが普通でした。
ナザレのイエスが処刑されたのは、彼の説く「神の国」の思想がローマ帝国の統治にとって障害となると考えられたからでしょうし、中世のキリスト教社会では、「異端審問」がたびたび行われました。戦前の日本でも、治安警察法や治安維持法といった「治安立法」が存在していた。それらの法に基づき、「国体の変革」につながる恐れがあるという理由から、共産主義の他、数々の新興宗教団体に対する弾圧が行われてきたのです。
しかしながら、近代の社会が成熟するにつれ、「治安立法による思想犯の取り締まり」は、次第に行われなくなりました。それは、国家の安全よりもむしろ、信教の自由や思想・表現の自由を優先すべきだという見解が、大勢を占めるようになったからでしょう。
とはいえ、成熟した近代社会において、思想犯がまったく現れなくなったというわけではありません。戦後の日本の例で言えば、連合赤軍事件とオウム事件が、思想犯の典型であったと見ることができます。
連合赤軍やオウムは、それぞれの思想に基づき、現在の世界の体制を根本的に変革することを目指していた。ゆえに、これらの事件を裁こうとすれば、先ほど述べたように本当は、その思想の理非をまず問わなければならない。
しかし現行の法制度では、思想の罪を問うことはできず、法廷での議論はどうしても、武器をどうやって調達したか、犯行計画を事前にどこまで知っていたか等、あくまで即物的な内容に限定されてしまう。そのため、裁判に長い時間を費やしているにもかかわらず、いつまで経っても本質的な問題に話が及ばない、という不全感が残り続けることになるのです。
くれぐれも誤解しないでいただきたいのですが、だからといって私は、あらためて思想の罪を法廷で裁くべきだ、「異端審問」や「治安立法」を復活させるべきだ、と考えているわけではまったくありません。思想の罪を問わないということは、これまでの人類が長い試行錯誤を重ねた末にようやく獲得した原理であり、安易にこれを手放すことが、社会の改善につながるとは到底考えられないからです。
しかしながら、再び話を戻せば、法廷で裁かれないからといって、思想の罪自体が消えるわけではない。私たちはむしろ、思想の罪を法廷では裁かず、信教の自由や思想・表現の自由を最大限尊重するということに決めているのだから、そういった罪や責任は、国家権力が介在しない仕方で、市民社会の側からの自発的意志や見識に基づいて問うていく必要があります。私たちはそのことを、もっと明確に自覚しなければなりません。
オウム事件に対する思想的責任の範囲
オウム真理教事件に対する思想的責任や、道義的責任について考えてみると、問題の範囲は実に、オウムという団体やその信者のみに限定されなくなります。オウムの思想は、彼らがまったく独自に編み出し、彼らだけが主張していたという性質のものではないからです。
先に述べた霊性進化論というオカルト的な宗教思想、さらには、「物質文明から精神文明への大転換」といった類の空虚で粗雑な革命論は、一九世紀から現在に至るまで、世界中で蔓延し続けてきました。ここでは話を日本に限定すれば、オウム問題については、宗教団体の分野、アカデミズムの分野、メディアの分野のそれぞれにおいて、思想的・道義的責任が問われるべきではないかと思います。
まず、宗教団体の責任について。麻原彰晃はオウムを創始する以前、さまざまな新興宗教に関与し、それらの団体が公刊している著作を通して、霊性進化論の枠組みについて学んでいきました。特別な修行を積むことによって神に進化しうる、物質文明が遠からず破局を迎えるといった観念は、オウム以前にも多くの宗教団体によって主唱されていた。そして、日本の多くの人々は、それらの団体の教えを通して霊性進化論の思想に慣れ親しむようになり、そのなかで、よりラディカルな実践に身を投じたいと考えた一部の人間たちが、オウムに足を踏み入れていったのです。
私は昨年公刊した『現代オカルトの根源』において、霊性進化論の思想的系譜について具体的な考察を行ったのですが、それが原因でいくつかの宗教団体から抗議を受け、団体の広報担当者と長時間にわたって議論を交わすことになりました。結果的に、それは私にとって、教団の内実をうかがい知ることができるという点で、とても興味深い体験となりました。
とはいえ、その際にこちらから、団体の教義の性質について公開の場で議論させてほしい、あるいは、オウム事件に対する団体の見解を公にしてほしいという要望を出したのですが、残念ながらそれらには応じてもらえなかった。しかしオウムは、七〇年代以降に生じた「宗教ブーム」という大きな流れのなかから現れた存在であり、そうしたブームを同じくした他の教団が、完全に思想的責任を免れうるということにはならないはずです。
次に、アカデミズムの責任について。これに関しては、すでに多くの機会に言及してきましたので、詳しくは述べません。しかしながら、大学においてニューエイジやポストモダンの思想が蔓延していたことが、多くの大学生がオウムに入信した要因の一つとなったことは、疑うことができないでしょう。また、そうした種類の空言が未だに完全には消え去っていないことは、人文学の信頼性と生産性を大きく損なっていると考えます。
霊性進化論の関連で少し付言しておけば、人文系の研究者のなかには、神智学の代表的な思想家の一人であるルドルフ・シュタイナーの信奉者が、かなりの数で存在しています。一昔前に流行した「シュタイナー教育」の影響が、まだ残っているということなのでしょうが、しかし研究者であれば、シュタイナーの思想や世界観が全体としてどのような性質のものであったのか、もっと明確に認識しておくべきであると思います。
最後に、メディアの責任について。もう忘れられたことかもしれませんが、麻原彰晃はオカルト雑誌『ムー』の愛読者であり、一時期はそのライターとしても活動していました。彼の思想は『ムー』によって育まれ、また初期のオウムの活動は、『ムー』によって広く認知されていった。
しかしオウム事件以後も、同誌は編集方針をまったく変えることがなく、オウムの教義と同工異曲の「メシア論」や「陰謀論」を掲載し続けています。また、霊性進化論的なオカルト思想は、徳間書店の「超知ライブラリー」や「5次元文庫」といったシリーズの書物によって、今も広められている。大手出版社が堂々とオカルト本を売り捌いているというのは、世界的に見ても稀な現象でしょう。
二〇一二年にオウム最後の逃亡犯として逮捕された高橋克也被告の所持品のなかには、中沢新一氏の『三万年の死の教え──チベット『死者の書』の世界』(角川書店)という書物が含まれていました。この書物は、NHKが一九九三年に放映した、「チベット死者の書」というスペシャル番組をもとに作られています。
番組の内容は、一言で言えば、チベットの寒村における素朴な葬式の様子を描いたものにすぎないのですが、派手なCGや音響を随所に用いることにより、「死後の世界」をリアルに実感させるような演出が施されている。
この番組は当時、オウムが布教の手段の一つとして使用していたことが知られています。地下鉄サリン事件以前は、こうした番組が公共放送でも流されていたのです。今でもDVDが販売されていますので、一度視聴してみれば、オウムが日本社会で受容され、成長していった当時の雰囲気を実感できるかもしれません。
オウムとは直接的な関わりを持たなかったとしても、その背景となる思想を広めてしまったことで密かに良心を痛めている人は、今も日本社会のなかに沢山いるのではないかと思います。
来年は、地下鉄サリン事件から二〇年という節目を迎え、最後のオウム裁判となる高橋被告の裁判も始められるでしょう。本当にオウム事件を総括したいと思うのであれば、責任を感じつつも口ごもっている人々に勇気をもって発言してもらい、オウムの思想が日本全体にどこまで浸透していたかを明らかにすることが必要です。”
なぜ人間はオカルトにハマってしまうのか?
『現代オカルトの根源』の著者、大田俊寛氏に聞く
http://toyokeizai.net/articles/-/18156
”「最近はよくスピリチュアルって言いますけど、昔で言えばオカルトですよね」──オウム真理教による地下鉄サリン事件から16年を迎える頃、ラジオからこんな声が聞こえてきた。
かつてのオカルトブームの際に唱えられた『ノストラダムスの大予言』=「1999年人類滅亡説」はすでに過去のものとなったが、昨年暮れにもまた、マヤ暦の終焉に基づく「2012年人類滅亡説」がささやかれたことは記憶に新しい。
一部の人々をとらえて離さないオカルト思想を「霊性進化論」という思想体系から読み解いたのが、『現代オカルトの根源──霊性進化論の光と闇』(ちくま新書)だ。今回、著者で宗教学者の大田俊寛氏に「霊性進化論とは」「オウム真理教の最終目的」「オカルトとサブカルチャー」などについて話を聞いた。
ビジネス界とオカルト
――本書では、現代のオカルティズムが主なテーマとなっています。一般にオカルトに対しては、一部の好事家だけが扱う特殊な世界という印象があると思われるのですが。
いえ、そんなことはありませんよ。その発想は、ビジネスやジャーナリズム、サブカルチャーの世界にもみることができます。たとえばビジネス界には、船井幸雄という著名な経営コンサルタントがいますが、彼は典型的なオカルティストであり、本書で言う「霊性進化論者」のひとりです。
氏の代表作である『エゴからエヴァへ──地球が変わる・人類が変わる』(PHP研究所)や、『百匹目の猿──思いが世界を変える』(サンマーク出版)では、一部の先進的な人間に意識変革が起こることにより、地球全体の精神レベルを上昇させることができると説かれています。
ここ数年間の船井氏は、「2012年終末論」に盛んにコミットしていました。すなわち、2012年を境に、霊的に進化した人々が「アセンション(次元上昇)」を達成する一方、物質に囚われた人々は淘汰されるといった話ですね。意識革命を達成した人間、霊的に進化した人間が、ビジネスや政治や文化において先導者になるべきだというのが、船井氏の根本的な人間観です。
ビジネスの世界においては、何らかの仕方でイノベーションを起こし続けることが、つねに求められています。そのために多くのビジネス書では、「自己啓発」という名目で、新しい自分に生まれ変わる必要性が繰り返し説かれるわけです。その中にみられるさまざまな精神論は、元をたどれば、オカルトの世界に発していることが多いのですね。また、いわゆる「国際金融資本」にまつわる数々の陰謀論も、主にオカルトの分野を介して普及していったものです。
――今、お話に出た「霊性進化論」は、本書の副題にも挙げられていますが、どのような思想を指すのでしょう?
その端緒と見なされるのは、19世紀後半、ロシアの霊媒ブラヴァツキー夫人が創始した「神智学」というオカルト思想です。彼女は『シークレット・ドクトリン』という著作において、ダーウィンの生物学的進化論に対抗し、「根幹人種論」という特異な進化論を提唱しました。それによれば、地球上で人類は、第1から第7まで、7つの根幹人種を経て段階的に進化する。そして人間は、ひとつの生物種として肉体的に進化するのみならず、その「霊性」もまた進化するのだと唱えたのです。
さらにブラヴァツキーは、人類の中には「神人」に進化しうる種子が含まれている一方、霊性の次元から目を背けて「動物化」する人間もいる、という二元論を立てたのですね。私はこうした考え方を「霊性進化論」と呼んでいます。
日本とスピリチュアル
――二元論的な世界観を持つ宗教は、世の中に数多く見られます。大田さんが以前に研究されていた「グノーシス主義」とも関係しているのでしょうか?
グノーシス主義というのは、紀元2世紀ごろ初期キリスト教の内部で発生した異端的宗派です。その神話では、物質世界を創造したとされる「デミウルゴス」という悪魔的存在と、「プレーローマ界」から降臨した光の神が対立するという二元論的世界観が、クリアに描かれています。グノーシス主義の思想は、西洋宗教史におけるオカルティズムの源流のひとつであり、確かにブラヴァツキーも、そこから大きな影響を受けています。
大田俊寛(おおた・としひろ)
埼玉大学非常勤講師
1974年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。専攻は宗教学。著書に『オウム真理教の精神史』『グノーシス主義の思想』(ともに春秋社)がある。
しかし、神智学に代表される近現代のオカルティズムにおいて特徴的なのは、「進化」という概念が重要な役割を果たしていることです。キリスト教が支配的であった近代以前の世界観においては、人間は「神に似たもの」として創造された地上の支配者と位置づけられ、人間と動物との間には絶対的な違いがあると考えられていました。
ところが、ダーウィンの進化論において「人間は動物から進化した」と唱えられたことにより、両者の違いは絶対的なものではなくなってしまった。また、その反面、「人間がもっと進化することができれば、神にもなれるのではないか」という発想が呼び込まれることになったのです。生身の人間が、進化して神になったり、退化して動物や悪魔になったりする。「進化」という概念を媒介することによって、従来の二元論がより具体化・先鋭化されたところに、現代オカルティズムの特色があると考えています。
――進化論の影響がオカルト思想にまで及んでいるとは、驚きです。日本では1970~80年代にオカルトブームがあり、現在もスピリチュアルがはやっています。日本にスピリチュアリズムが入ってきたのはいつ頃なのでしょうか?
本書でも触れたように、日本におけるスピリチュアリズムのパイオニアと見なされているのは、戦前に活躍した浅野和三郎という人物です。彼はもともと英文学者であり、その素養を生かして、世界のスピリチュアリズムの動向を積極的に日本に紹介したのですが、すでに彼の思想にも、神智学からの影響をうかがうことができます。
浅野は1923年に「心霊科学研究会」を設立し、その組織を中心として、日本社会にスピリチュアリズムの考え方が普及していきました。ちなみに、「スピリチュアリル・カウンセラー」として有名な江原啓之氏も、その系統に属する人物ですね。
1960年代から80年代にかけて急成長した宗教団体のひとつに、高橋信次という人物が設立した「GLA」があります。この団体の教義は、スピリチュアリズムと神智学を融合させることによって成り立っていました。オウム真理教を創始した麻原彰晃は、若い頃、高橋信次の著作を愛読していたことで知られています。
また、GLAが発展する際には、『幻魔大戦』で知られるSF作家の平井和正が関与していたと言われています。超能力者として覚醒した神的人間と、「幻魔」と呼ばれる悪魔的勢力が対決するという物語の構図は、主に平井氏の作品を通して、サブカルチャーの領域にも普及していきました。
オウム真理教とは何だったか
――オウム真理教について伺います。大田さんは、本書の冒頭において、オウムの幹部であった上祐史浩氏と行った対談について触れていますね。
はい。『atプラス』(太田出版)という雑誌の企画で、上祐氏と対談する機会を与えられました。オウム真理教が起こした一連の事件に対しては、彼らは結局のところ何を目指していたのかと、いまだにさまざまな憶測や議論が交わされています。しかし、対談の場での上祐氏の発言によれば、オウムの活動の最終目的は「種の入れ替え」に置かれており、そのことは教団の上層部において、ある程度共有されていたというのです。
著書では、19世紀の神智学から、オウム真理教・幸福の科学に至る系譜をたどっている
――「種の入れ替え」とは、聞き慣れない言葉です。どのような意味なのでしょう?
麻原の世界観では、人類全体が2つの種類に大別されていました。ひとつは、自らの霊性のレベルを高め、超人類や神仙民族と呼ばれる存在に進化する「神的人間」であり、もうひとつが、物質的欲望におぼれ動物化していく「動物的人間」です。麻原の見解によれば、現在の世界は「動物的人間」がマジョリティを占めており、他方、「神的人間」はマイノリティとして虐げられている。この構図を転覆しようというのが、「種の入れ替え」という言葉が意味していたものです。
オウムは、数々の修行やイニシエーションによって、「神的人間」を創出・育成しようとした。その一方で、人類の霊性進化の妨げとなる「動物的人間」を粛清しようと、70トンという膨大な量のサリン生産計画に着手したわけです。現在の日本をサリンで壊滅させた後、「シャンバラ」や「真理国」と呼ばれるユートピア国家を樹立しようというのが、オウムの最終目的でした。このように、オウムの世界観においても、「神への進化」と「動物への退化」という霊性進化論的な二元論が、極めて根幹的な役割を果たしていたのです。
※記事初出時、オウム真理教と幸福の科学の教義について、共通性などを論じた一節がありましたが、編集上、配慮を欠いた部分がありました。削除のうえ、関係者の皆様にお詫びいたします。
霊性進化論とエヴァンゲリオン
――最初に、ビジネスの世界だけでなく、サブカルチャーの世界にもオカルト思想の影響が見られるとおっしゃいましたが、具体的にはどのような作品でしょう?
私は、SFやアニメについてそれほど詳しくないのですが、やはり『幻魔大戦』の影響力は大きかったと思います。私も中学生の頃に小説版を熟読し、作品の持つ独特の雰囲気に魅了された記憶があります。無理もないことですが、その世界観がどのような思想に由来するのか、当時の私にはまったくわからなかった。
先ほど述べたとおり、『幻魔大戦』の物語は、超能力に目覚めた少年少女が「幻魔」と戦うというものです。私を含め、1970~80年代の子どもたちは、スプーン曲げで一世を風靡したユリ・ゲラーなどの影響もあり、何らかの仕方で超能力は実在するのだろうと思い込まされていたところがあります。
――私も1970年代生まれですが、小学生の頃に超能力や『ノストラダムスの大予言』などがテレビで大々的に放送され、恐怖を感じたのを覚えています。より最近の作品ではどうでしょうか?
超能力に覚醒した神的人間が悪魔的勢力と対決する、あるいは、霊的に進化した新しい人類が旧い人類を淘汰する、という物語であれば、それこそ数え切れないほど存在していますよね。有名な作品で言えば、『機動戦士ガンダム』や『AKIRA』とか、『鋼の錬金術師』とか。
私は大学生の頃、『ふしぎの海のナディア』や『新世紀エヴァンゲリオン』など、庵野秀明監督のアニメ作品のファンになったのですが、今から考えればこれらの作品も、霊性進化論を基調とした物語だったと思います。『ナディア』は、高度な知性を備えた「アトランティス人」という宇宙人がひそかに地球を支配しており、人工進化によって地球人を創造したという内容であり、本書で触れた霊性進化論者のひとり、エドガー・ケイシーの歴史観ときわめて似通った物語でした。
また『エヴァンゲリオン』は、「ゼーレ」と呼ばれる秘密結社が地球を支配しており、「人類補完計画」によって人間を神的存在に人工進化させようとする物語ですね。人類を進化させるためには、「使徒」を含め、旧人類をすべて粛清しなければならない。その計画をめぐって主人公たちの抱く葛藤が、物語の主題に据えられているわけです。
このように霊性進化論は、サブカルチャーの領域にも広く浸透しており、私たち自身も知らず知らずのうちに、その種の世界観に深く魅了されているところがあります。同時に、アニメやSFの物語では、そうした思想に由来する革命論や粛清論の危険性に対する警鐘が鳴らされてもいるわけです。今後、サブカルチャー批評の分野においても、霊性進化論という思想潮流の存在が正しく認識されるようになればよいのですが。
オカルト思想が栄え続けるワケ
――では、最後の質問です。霊性進化論というオカルト思想は、なぜ社会に蔓延し続けるのでしょうか?
大きな原因として、現代社会における霊魂観の貧困化、より具体的には、霊魂観の個人主義化、さらにはオカルト化、といった問題があると思います。
古今東西の諸文化の中で、「霊魂」に相当する概念を持たなかったものは存在しないと言っていいでしょうし、また近代以前の社会では、さまざまなバリエーションがあったにせよ、宗教と社会、宗教と政治が、なんらかの形で密接に関連していました。人間が死んだらどうなるのか、死者をどのように弔い、彼らの遺産をどのように継承していくのかといった事柄に関して、社会的な合意やルールが存在していたわけです。
――つまり、「死」がよりパブリックなものであったと。
はい。というより、むしろそれは、公共性の中心を占める事柄でした。ところがヨーロッパにおいて、宗教改革後の16~17世紀に宗教戦争が頻発し、それまで信仰によって一体化を保っていた社会が、むしろ信仰をめぐって争いを起こすという事態が引き起こされてしまった。そうした中で、どのような形の信仰が正しいのかを公的には決定しないという合意が成立し、それが近代における「政教分離」原則のバックボーンになっています。以降、霊魂観や信仰をめぐる問題が、公の場で議論されることは少なくなりました。
ただ、忘れてならないのは、現在のように「死後の世界」や「弔いの作法」に関する社会的な共通了解が存在しない状況というのは、長い人類の歴史においても、きわめて特異的な事態であるということです。政教分離をはじめ、近代の諸原則は、確かに一定以上の必然性や必要性から生みだされたものであり、それらを軽視することはできません。しかし、そこになんの問題も存在しないかといえば、そうではない。個々の人間の死に対して社会がどう向き合うのかということは、今も決して避けて通ることができない問題です。
――その空白を突いているのが、オカルト思想ということでしょうか?
そうですね。こうした状況に対して、本来であればまず、宗教の歴史や構造についての体系的な認識方法を提示し、問題の所在を明らかにする必要があるのですが、残念ながら現在の宗教学は、その任を十分には担えていません。その結果、一部の人間が考え出した恣意的な霊魂観が大手を振ってまかり通るという状況を許してしまったのです。霊性進化論は、そうした霊魂観のひとつであると言えます。そこでは、霊魂の存在が、社会や共同体という具体的基盤を喪失して個人主義化するとともに、「宇宙」や「霊界」という抽象的存在と直結するものととらえられるようになった。たとえば「宇宙における私の魂の霊的ステージ」などといった考え方ですね。こうして現代の霊魂観は、誇大妄想的でオカルト的な性質を帯びるようになったのです。
このような霊魂観を克服するためには、「魂とは何か」という問題をあらためて公に論じ合い、社会的合意を形成しなければならないでしょう。しかしそれは、いつ、どのような仕方で可能なのか。率直に申し上げて、現状では、私にも見通しがあるわけではありません。ただ、その前段階として、先ほど述べたように、現在の社会が抱えている困難や弱点の構造を、可能なかぎり明確化しておく必要があるのだろうと考えています。
”
オウム真理教とアカデミズム - 大田俊寛
http://blogos.com/article/39063/
”「日本の宗教学は、オウムという対象に自らが躓いたことを、率直に認めなければならない。しかし同時に、そこで終わってはならない。なぜなら、学という営みは根本的に、過去の行為に対する批判と反省の上に成り立つものだからである。オウムに躓いたことそれ自体ではなく、なぜ躓いたのかということに対する反省を怠ったとき、宗教学という学問は、本当に死ぬことになるだろう」(『オウム真理教の精神史』あとがきより)
1995年にオウム真理教によって地下鉄サリン事件が引き起こされてから17年。同事件によって、社会的な信頼を失ってきた日本の宗教学が、今直面している課題とは何なのか。『オウム真理教の精神史』で近代宗教としてのオウム論を展開した気鋭の宗教学者・大田俊寛さんに話を伺った。(聞き手 / 芹沢一也、構成 / シノドス編集部・宮崎直子)
オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義
著者:大田 俊寛
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■アカデミズム全体への違和感
――最初に大田さんの中心的なご関心と、これまでの研究遍歴を教えていただけますか。
大田 私は昨年の三月にオウム真理教論を発表しましたが、もともとは、新宗教や現代宗教の領域を研究していたのではありません。学部生のときに卒業論文のテーマとして取り上げて以降、博士論文の執筆や処女作の公刊に至るまでの長いあいだ、「グノーシス主義」と呼ばれるキリスト教の異端思想を研究していました。グノーシス主義の教えが記された『ナグ・ハマディ文書』という古文書が1945年にエジプトで発掘され、近年その邦訳も公刊されたのですが、私にはどういうわけか、その内容がとりわけ面白く感じられたのです。
グノーシス主義は、2世紀の中頃から3世紀~4世紀にかけて、地中海世界を中心に広まった宗教思想です。一般には「オカルト」や「エソテリシズム(秘教)」の淵源ともいわれ、難解で謎めいた思想と受け取られることが多いのですが、実際にナグ・ハマディ文書を読んでみると、非常にドライで、ユーモラスに感じられるものがあります。
誤解を招く言い方になるかもしれませんが、グノーシス主義には、現代的な「二次創作」と多分に似たところがあるのですね。聖書ではこう書かれているけれども、実際には裏側でこういう事件があって、その前提としてこういう経緯があったんだよというように、新たな背景を次々につけ加えていくことによって、聖書の物語をパロディ的に転換してしまう。グノーシス研究とオウム研究は直接的には関係していませんが、折衷的に作られた複雑な世界観に粘り強く付き合うことや、その教義を歴史的に考察するというアプローチの方法は、グノーシス研究から学んだことだと思います。
――そもそも宗教に惹かれたのは何故なんですか。
大田 私が自分なりに物事を考えるようになったのは、高校時代に受験勉強に対して強い違和感を覚えたことがきっかけでした。はたして学問というのは、すでに決定された解答を追い求めるようなものなのだろうか、テストで良い点をとって他人を蹴落とすためのものなのだろうか、と。大学に入ってからは、もっと自由に学問を追究したいと思いましたし、何か「魂の深み」に触れるようなものを実感したいとも思いました。
そんな中、現代思想やポストモダニズムからも人並みに影響を受けましたが、中沢新一さんの著作にはとりわけ強く惹かれました。中沢さんの仕事を見ていて、「こういう仕方で学問をやってもいいのか」と思わされましたし、自分もチベット密教の修行をすれば、もしかすると今まで見えなかった世界が見えるようになるのかもしれない、新しい能力が獲得できるのかもしれない、と思い込んだところがあります。今から考えれば、あまりにもナイーヴだったのですが。
そういう状態でしたので、地下鉄サリン事件が起こったときの中沢さんの振る舞いには、とても強いショックを受けると同時に、幻滅も感じました。中沢さんには、オウムというカルトが誕生してしまったことに対して明確な責任があったにもかかわらず、結果として、その責任を引き受けることをしなかったからです。
中沢さんの処女作である『虹の階梯――チベット密教の瞑想修行』(1981)は、平河出版社から公刊されましたが、その母体となっているのは、阿含宗という新興宗教団体です。そして麻原彰晃は、もともとこの団体の信者でした。麻原は独自にヨーガ教室を設立し、徐々に阿含宗から離れていくのですが、この教室で最初期に行われたのが、『虹の階梯』の読書会であったと言われています。このように中沢さんの著作は、オウム教団のそもそもの発端から、決定的な影響を与えていたのです。
ほかの多くの方々も言っていることですが、私も中沢さんには、オウム事件の思想的責任を何らかの形で取っていただきたかった。しかし中沢さんは、「宗教学者」から「人類学者」へと看板を掛け替えただけで、その後も根本的に路線を変更することはなく、今でもオウム事件以前と同じことを言い続けています。
たとえば昨年公刊された『日本の大転換』(2011、集英社新書)という著作では、オウムの教義と通底するような、ナイーヴな反近代主義的革命論やユートピア論がその基調になっている。そして、どういう事情があるのかよく分からないのですが、他の宗教学者たちもまた、中沢さんのこうした動きをまったく批判しようとしません。これでは、中沢さんのみならず、日本の宗教学者たちも皆、オウム事件から何も学ばなかったと言われても仕方がないでしょう。
――現在の大田さんの言論のベースには、中沢的なものとの対決があるわけですね。
大田 そうですね。それは決して、望んでいたことではありませんでしたが。自分の知的遍歴を振り返ってみると、大学に入った段階で中沢さんやニューアカデミズムに惹かれて、こういう世界に自分も加われないかと思っていた矢先に、オウムによる地下鉄サリン事件が起こった。そのときに、これはどうもオウムという特殊な団体だけがおかしいのではなく、自分が属しているアカデミズム全体もおかしくなっているのではないか、ということを感じました。とても長い時間が掛かってしまいましたが、そうした問題に自分なりに決着を付けたいと思って書いたのが、『オウム真理教の精神史』です。
■宗教学者と麻原彰晃
――オウム事件とのかかわりによって、日本の宗教学が社会的信頼を失ってしまったとのことですが、社会的信頼を失っているというのはどのようなことなのでしょうか。
大田 現在のところ、日本で最も有名な宗教学者は中沢新一さんと島田裕巳さんだと思いますが、オウム事件に関して、中沢さんは「自分は悪用された」と言っているし、島田さんは「自分はオウム擁護派と見られた」という言い方を繰り返しています。確かにお二人は、自分から積極的にオウムに接近したわけではなく、どちらかと言えばオウムから利用された、あるいは周囲の状況からオウム擁護の立ち位置を取らざるをえなくなったところがありますので、そう言いたくなる気持ちも分からなくはない。しかし、そういった経緯全体を踏まえた上で、自分には責任があったということを、明確に表明すべきであると思います。
オウムについてあらためて調べていく中で、私が感じたのは、中沢さんや島田さんが対談において麻原とどのような言葉を交わしていたのか、さらには、他の宗教学者や文化人たちが、サリン事件以前にオウムをどのように論評していたのかということを、きちんとした形でパブリッシュしておくべきではないかということです。当時の著名な知識人や文化人がどのような理由でオウムを評価していたのか、今の人たちにはよく分かっていないところがあると思うんですね。一般の人々が現在それを読んだうえで、宗教学者や文化人の責任問題をどう考えるのか、また、それに対して彼らがどのように応答するのか。もう一度そこからやり直したほうがいいのではないかと思っています。
しかしながら現時点において、少なくとも宗教学の内部においては、そうした動きはまったく見られません。それどころか、オウム事件の反省を明確にしないまま、「ニューエイジ思想」や「スピリチュアリズム」といったものを肯定的に語り、それを社会に広めていくことが宗教学の役割なのだと言っている研究者さえ少なくありません。驚くべきことに、いまだにオウム総括のはるか手前の状態なのです。
■死の意味づけをできない「近代」
――具体的に本の内容について伺っていきたいと思います。冒頭で大田さんは、これまでオウムについて書かれた学問的著作を検討しています。そして、これまでの学問的分析は、「視野が狭すぎる」か、あるいは「視野が広すぎる」と批判されています。まずはこの点についてご説明いただけますか。
大田 オウム事件とは、簡単に言えば、日本に現れた「カルト」の一つが起こした事件です。これに対するアプローチの方法として、先行研究では、大別して二つの考え方が取られてきました。一つは、80~90年代にかけての日本社会の問題を追求する考え方。もう一つは、密教を中心に、仏教の歴史全体から見る考え方。私は、前者に対しては「視野が狭すぎる」と言い、後者に対しては「視野が広すぎる」と言っています。それでは、適切な視野とはどのようなものでしょうか。
私が強調したかったのはきわめて単純で、それは、オウム問題を正確に捉えるためには、「近代」の構造をきちんと把握する必要があるということです。オウムのような宗教団体が日本社会に現れてきた理由には、近代という時代の特殊性が、最も大きな要因として存在していると考えています。
我々は現在、ヨーロッパで生み出された近代という構造の中で社会を動かしていますが、近代は決して万能なシステムではありません。ある意味では、近代の成功自体が、新たな弱点を生んでしまうところがあります。
たとえば、資本主義に基づく高度な生産様式が成立し、社会保障や医療の制度が整備されることによって、世界の人口は急速に増加していきました。これは明らかに、近代が成功した点の一つです。しかし困ったことに、急速な人口増加をどうやって止めるのかという知恵を、今のところ人類は持ち合わせていません。このままの勢いで経済の拡大や人口増加が続いていくと、資源の枯渇や環境破壊、戦争や恐慌など、回避しようのない事態に直面し、いずれひどい仕方でクラッシュしてしまうのではないかという潜在的な恐れを、私たち一人ひとりが抱えている。それは実は、近代の構造そのものにセットインされているものなのです。
また近代においては、公的なレベルでの「死者の弔いの作法」が消えてしまいました。ヨーロッパにおける近代の諸制度は、16~18世紀に頻発した宗教戦争の結果として生み出されました。それは、公的な領域に信仰の問題を持ち込むのはやめようという合意の上に成り立っています。いわゆる「政教分離」の原則ですね。しかしそれによって、近代以前にはあった、自分の死に対してどう向き合うのか、あるいは他者の死をどのように弔うのかということに関する社会的な共通了解が、スッポリと消えてしまった。このように近代は、人間の生に関しても、死に関しても、その均衡点や共通解をいまだに見出すことができていないのです。
近代の構造には、こうした矛盾や弱点、欠損部のようなものが潜んでおり、それが下地となって、さまざまな新興宗教や、オウムのようなカルトが絶えず生み出されてくることになります。人はオウムのような現象を突然目にすると、教祖が最終解脱者で神の化身であるとか、あと数年でハルマゲドンが勃発するだとか、あのような狂気がどこから湧いてきて、なぜそれが信じられるのだろうかということに驚きと疑問を抱きますが、近代という時代は、そうした荒唐無稽な幻想が絶えず湧き上がるような構造を備えているわけです。このような基本的構造を押さえなければ、オウムについても正確に理解できないのではないかというのが、私の考えです。
――本書を読んでいて最も印象的だったのは、「奇をてらったところがまったくない」という点です。たとえば近代という時代を説明するために使われているのも、ホッブスやルソーといったきわめてオーソドックスなものです。また、近代のうちにオウムを捉えるために持ち出されている三つの視角、ロマン主義、全体主義、原理主義についても、シュライアマハーやアーレントなど、思想史においてお馴染みの知識が駆使されています。一見かなり特異な現象に見えても、性急に特別な説明を持ち出さず、ぎりぎりまでオーソドックスな知識を動員して解明していくという強い意志を感じました。
大田 少し話が戻りますが、私がもともと研究していたグノーシス主義は、先ほどお話ししたように、キリスト教における異端的宗派の一つでした。そしてグノーシス主義を研究するということは、実際には、キリスト教の正統と異端の抗争史を扱うことでもあります。
私は、当初はグノーシス主義の方に肩入れしていたのですが、キリスト教正統派の思想家たち、具体的には、エイレナイオス、ユスティノス、アウグスティヌスなどの文献を読んでいくうちに、やはりこれらの人々は偉大だと感じるようになりました。彼らはキリスト教という巨大な宗教の骨格を、言葉の力で編み上げていったわけですね。神と人間の関係性、教会運営の仕組み、信徒の主体化の方法など、約一千年続く中世という時代を支えるに足る技法が、そこには確固として存在していたのです。
私はグノーシス主義について研究する一方で、必然的にキリスト教神学の領域にも踏み込むようになり、さらにそこから、そもそも宗教とは何か、ある種の信仰によって社会が統治されるとはどういうことかという事柄を、自分なりの仕方で学んだように思います。その過程では、エルンスト・カントーロヴィチやピエール・ルジャンドルといった法制史家から多くの刺激を受けました。こうした論者によれば、近代のシステムは実は、キリスト教のドグマの世界にその立脚点を持っています。近代は表面的には、政教分離というかたちでキリスト教信仰と袂を分かったのですが、近代の最も根幹にあるもの──たとえば、主権という理念、ローマ法に由来する法治の技法、投票による意志決定の仕組み等々──は、キリスト教のドグマに基礎を持っているわけです。
なにか特別な概念や幻惑的な思想を持ちだして、アクロバティックな仕方で現象を説明するのではなく、私はむしろ、今も我々がその下で生きている近代のシステムがどのような経緯によって成立してきたのかということを、かなり愚直に勉強してきた方だと思います。カントーロヴィチやルジャンドルの他にも、日本の研究者で言えば、南原繁、丸山眞男、福田歓一といった政治学者から多くのことを教えられました。こうした人々は、西洋思想史の通史となる書物を著しており、それらは近代成立の過程を知る上で大変参考になります。現代日本の新宗教や、オウムのようなカルトの問題を扱う際にも、近代の長所や弱点がどのようなところにあるのかという基本的な事柄を押さえていなければ、有効な分析は行えないだろうと思うのです。……(つづく)
”
※ネットは部分掲載なのでここまで。
@lanekota: 霊的進化論は19世紀の英国の捏造~♪
http://blogos.com/article/42874/?axis=&p=3
オウム事件から「何も学ばなかった」日本の学者たち―宗教学者・大田俊寛氏インタビュー
http://blogos.com/article/42874/
”宗教学者が“主観的”に宗教に向き合ってきた経緯
―まず最初に、「宗教学」とはどのような学問なのかをお聞かせください。
大田俊寛氏(以下、大田氏):宗教学は、19世紀の後半に成立した、まだ歴史の浅い学問です。宗教自体は、人類の歴史そのものと同じくらい古いものですので、宗教学も古い学問だろうと思われる方が多いのですが、実はまだ、200年に満たない歴史しかない。試行錯誤の段階にある若い学問です。
初期の代表的な研究者としては、『リグ・ヴェーダ』というインドの古典を研究したことで知られるマックス・ミュラー(1823-1900)、『セム族の宗教』を著したロバートソン・スミス(1846-1894)、『金枝篇』を著したジェームズ・フレイザー(1854-1941)、『宗教的経験の諸相』を著したウィリアム・ジェイムズ(1842-1910)などの名前が挙げられます。
宗教学が成立するまでには、いくつかの段階がありました。歴史を遡って説明すると、まず中世ヨーロッパにおいては、キリスト教カトリックによる一元的な宗教支配が確立しており、その他の宗教は、「異教」や「異端」として退けられていました。しかし16世紀に起こった宗教改革により、ルター派やカルヴァン派といったプロテスタント諸派が乱立するようになり、カトリックの一元支配の構図が崩れました。キリスト教カトリックが相対化されたわけです。
さらに17~18世紀には、ガリレオやデカルト、ニュートンといった自然科学者たちの活動によって、科学的な世界観が急速に発展・普及していきます。その結果、天上界に神様が住んでいて地上界を見下ろしているといった、素朴なキリスト教信仰を維持するのが難しくなってきました。世界というのは、どうも聖書やキリスト教神学で説かれているような仕方では成り立っていないようだということが分かり、従来のキリスト教的な世界観や信仰形態が動揺し始めたのです。
そして19世紀には、欧米列強の帝国主義による植民地政策が進み、宗教に関する知見を含め、世界各地の詳細な情報が集められるようになりました。世界にはきわめて多種多様な宗教が存在しており、それぞれの方法で人々の生活を成り立たせているということを、欧米人たちが初めて肌身に触れて知るようになったわけです。
こうした状況を受け、キリスト教を唯一の正しい宗教とみなすのではなく、世界に存在するさまざまな宗教を比較分析し、宗教のあり方や機能を客観的に把握しようということから成立してきたのが、宗教学という学問です。
―多くの宗教を客観的に比較・考察することを目的に生まれた学問ということですね。
大田氏:はい。もちろんそこには、先ほど述べた植民地政策において、現地の宗教とどのように対峙するか、それをどのように利用するかという、実践的で政治的な動機も含まれていたわけですが、一つの学の理念としては、あくまで対象を客観的に把握することにその目的が置かれていました。
ただ、宗教学の歴史を振り返ってみると、宗教学者が本当に「客観的」な分析に徹することができたのかということには、疑問を呈さざるを得ないところがあります。実際には、研究者にとってどのような宗教が魅力的に見えるかといった、きわめて主観的な態度から対象を評価していたケースも少なくありませんでした。後でお話しするように、私は宗教学のそうした傾向性から、日本の宗教学者がオウム真理教を称賛・擁護するという現象が生まれたのではないかと思っています。
宗教学が誕生した19世紀以降の欧米社会は、キリスト教信仰の自明性・絶対性が失われ、何を信じればよいのか分からない「宗教の空白」が現出した時代でもあったわけです。また、近代化が進んだ結果、物質的には徐々に豊かになるのだけれど、「心の空虚感」に苛まれて精神的な病を抱えるといった現象も、この頃から目立ち始めました。生活が豊かになって、物質的な心配がなくなればなくなるほど、心のなかの空虚さが浮き彫りになってくる状態、現在の言い方では「メンタルヘルスを損なう」というような症状が生まれてくる。こうした現象が、近代以降の欧米社会で目立つようになったのです。
そうした状況にあって、宗教学者は、一見したところ宗教を客観的に分析しているように振る舞いながらも、本音の部分では、自分の心を癒やしてくれるような、あるいは、キリスト教が救ってくれなかった自分の魂を救済してくれるような宗教を探すといった、主観的態度から研究を進めることが多かったのも事実だと思います。
―具体的には、どのようなことでしょうか?
大田氏:一例として、先ほど名前を出したウィリアム・ジェイムズの場合を見てみましょう。彼は、プラグマティズムと呼ばれる哲学の創始者の一人であり、脳科学の先駆となるような心理学的業績も残した偉大な学者なのですが、彼自身が若い頃から、うつ病のような症状に苦しめられ続けてました。ジェイムズはある時期から、本格的に宗教の研究を始めるのですが、その動機としては、さまざまな宗教における救済経験のあり方を検討することによって、自らの精神的な病を癒やすための方法を見出したい、という思いがあったのです。
ジェイムズの著作である『宗教的経験の諸相』には、宗教的回心の体験によって、病み衰えていた人間が精神的健康を取り戻すという事例が数多く紹介されているのですが、そのなかの「宗教的憂うつ」の一例として、ジェイムズ自身の体験が挿入されています。研究者である自分の経験が研究上のデータの一つとして扱われ、また実は、自分自身がいかにして精神的健康を回復するか、癒やされるかということが、著作全体を貫く隠れたバックボーンともなっている。もちろん私は、こうしたある意味で「主体的」な研究方法や叙述方法のすべてを否定しようとは思いません。しかし、そこには多くの陥穽や弊害があるということを自覚しておく必要があります。批判的に言えば、宗教学者には往々にして、研究者と研究対象が厳密に区別できていないということがあるのです。
―宗教学成立時点からのそうした問題点が、オウム事件の際に宗教学者が、その教義を肯定したり、存在を擁護するような結果につながったのでしょうか?
大田氏:はい。そのことを否定するのは難しいのではないかと、私は思っています。
大学における宗教学という学問分野のあり方を考えてみた場合、それが実際にどのような役割を果たしていたのかというと、「心の空白」や「生きる意味の喪失」に苦悩する現代の若者たちに対する一つの受け皿になってきたということがあります。大学には研究の他に、学生の教育という役割もありますから、もちろんそのこと自体は、一概に否定的に捉えられるべきことではありません。私自身も少なからず、自分の生き方に思い悩んだところから、宗教学を学び始めたという面はあります。
しかしながら他方、宗教に対するそうした主観的な態度、すなわち、人生の意味を自分に教えてくれる宗教はどれか、自分の心を癒してくれる宗教はどれかという態度が、いつまでも許されて良いということもありません。一人の学生から研究者へと成長する過程のどこかの段階で、研究対象に客観的に向き合う態度をきちんと身につけなければいけない。そのような、宗教を客観的に分析することができるようになるための学問的訓練(ディシプリン)の手法や理論を練り上げるべきだったのですが、日本の宗教学は、その努力を怠ったところがあります。「私はこういう宗教によって成長しました、心を癒やされました」という主観的な態度を、いつまでも容認してきてしまったということがある。
宗教学者の中沢新一氏や島田裕巳氏は、90年代に、「オウムは聖なる狂気によって現代社会の価値観を根底から相対化する」「オウムのイニシエーションは、現代の若者を大人へと成長させるものだ」という理屈で、オウムを礼賛しました。今から考えれば彼らは、ネパールでの密教修行やヤマギシ会というコミューンでの個人的な体験から、宗教とはこういうものだと早合点し、同時に、オウムの教義とはどのようなものか、教団内で実際に何が行われているのかを正確に把握しないまま、オウムを評価してしまったわけです。私はオウム事件とは、日本の宗教学が当初から抱えていた欠点が、顕著に露呈してしまった出来事であると考えています。
―大田さん自身は、宗教をどのようなものだと考えているのでしょうか?
大田氏:私は現在のところ宗教を、「虚構の人格」を中心として社会を組織すること、そしてそれによって、生死を超えた人間同士の「つながり」を確保すること、と規定しています(『オウム真理教の精神史』三二頁)。宗教の本質規定の方法は、個々人の心理的次元に着目するものと、社会的機能に着目するものの二つに大別されますが、私の立場は後者に当たります。学問的には、『宗教生活の原初形態』という著作を書いた社会学者のエミール・デュルケム(1858-1917)から大きな影響を受けました。
しかしながら、宗教学者の全体を見渡してみると、心理的次元を重視するという研究者の方が数が多いかもしれない。さらには、より実践的に、宗教学の本領というのは現代人の「心のケア」を行うことにあると主張する研究者も少なくありません。先ほど述べたように、近現代の社会とは、多くの人々が精神的な悩みや病を抱えるような環境にありますので、そういうことを主張したくなる気持ちも分からなくはない。しかし、宗教学が自らの理論的基盤を明らかにしないまま、ズルズルと実践領域に踏み込んでいくことになると、一つの学としての立場をかえって危うくしてしまうのではないかと、私は危惧しています。
―ご著書の中でも、土地所有の正当性を示すための社会的機能として、祖先崇拝という宗教があったという主張をされていますね。
大田氏:はい。その見解は主に、デュルケムにも影響を与えた歴史学者フュステル・ド・クーランジュ(1830-1889)の著作『古代都市』に依拠したものです。社会とは、一人の人間の生死を超えて、知識や財産が継承されることによって成り立つものですので、そこには必ず、それらの究極的な所有者である「永続的な人格」が必要とされます。具体的には、「祖先の魂」や「神」などですね。仰るように、原始的な社会において家族や氏族といった共同体は、自分たちの住んでいる土地の所有者は「祖先の魂」であると主張することによって、土地支配の正当性や永続性を確保していました。
大学の講義で私はしばしば、現代の社会において、宗教としてのもっとも中心的な機能を果たしているのは「法人」である、と説明しています。法人というのは英語で「Corporation」と言い、その語源をたどれば、「corpus christi(キリストの身体)」というラテン語に由来します。キリスト教には、聖餐礼という儀礼において、一つのパンが「キリストの身体」として表象され、信徒たちがそれを分かち合って食べることによって、一つの体になる=共同体を結成する、という考え方があります。人間の社会は常に、こうした永続的な「虚構の人格」を中心に据えることによって成り立っているわけです。
宗教と言えば、神や仏や魂など、本当は存在しないものを存在すると信じ込んでいる古くさい迷信だと思っている人もいますが、それでは、「国家」や「会社」や「法人」は本当に存在していると言えるのでしょうか。一見して自明で世俗的にさえ思われるそれらの存在も、その根拠をたどっていけば、必ず宗教的な次元を内包しているものなのです。
当時の日本の宗教学や社会学の潮流には、オウム的精神と親和性があった
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―そうした大田さんの主張がある一方で、今までの宗教学者は、オウム真理教事件をどのように捉えてきたのでしょうか?
大田氏:詳しくは『オウム真理教の精神史』の序章を参照してほしいのですが、私がそこで学問的な先行研究として批判的に論評したのは、中沢新一氏、島田裕巳氏、島薗進氏という三人の宗教学者と、宮台真司氏、大澤真幸氏という二人の社会学者のオウム論です。
読者によってそれぞれ受け止め方が異なると思うのですが、私個人の印象としては、これらのオウム論はまったく腑に落ちないものでした。今から考えれば、どれも「オウムは自分には関係ない」という、どこかよそよそしい態度でオウムについて論じています。あえて精神分析の用語を使えば、核心的な部分に触れないようにして巧みに自己防衛するという意味で、そこには何らかの「防衛機制」が働いていたのではないでしょうか。
まず宗教学者について言えば、中沢氏、島田氏、島薗氏の学問上の「師」に当たるのは、東京大学教授であった柳川啓一という人物です。柳川氏の宗教論がどのようなものであったかについては、島田氏の1993年の著作『イニシエーションとしての宗教学』(増補版が『私の宗教入門』というタイトルで再刊)に詳しいのですが、そこでは、宗教の現場に飛び込んで「聖なるもの」を自ら体験すること、また、そうした体験によって子どもから大人へと脱皮するという「イニシエーション(通過儀礼)」の重要性が強調されていました。師から受けたこうした教えに基づき、「聖なるもの」を自ら体験するため、島田氏はヤマギシ会というコミューン運動に参画し、中沢氏はネパールでのチベット密教の修行に身を投じていったのです。
ネパールから帰国した後、中沢氏は、1981年にオウムの教義の重要なネタ本にもなった『虹の階梯』を発表し、続いて1983年に公刊された『チベットのモーツァルト』がベストセラーになったことで、浅田彰氏と並んで、「ニューアカデミズム」の旗手の一人となりました。若い人たちにはピンと来ないかもしれませんが、80年代半ばから90年代初頭にかけて、彼はアカデミズムの内外に広範な影響力を持っていたのです。当時の中沢氏がチベット密教の修行についてどのように語っていたのかがよく分かる映像資料として、1983年に制作された『眺め斜め』というドキュメンタリー作品があります。これを見ていただければ、このようなスタンスで宗教について語る「研究者」をそのまま受け入れてしまった、当時のアカデミズムの特殊な雰囲気を感じ取ることができると思います(現在ではネット上に動画がアップされていますので、探してみて下さい)。
よく知られているように、オウムにおいては、弟子が師(グル)に帰依することによって授けられる「イニシエーション」が重視されていました。そして、ちょうどそれと並行する形で、東大の宗教学においても、イニシエーションを重視する宗教論が唱えられていた。イニシエーションというのは、ニューエイジ思想のなかで頻繁に使われていた言葉ですので、麻原彰晃が東大宗教学から直接的に影響を受けたかどうかは分かりません。しかし、中沢・島田の両氏が不用意にオウムを礼賛してしまった理由は、2人が師と仰ぐ柳川氏が説いていたイニシエーション論と同じような論理がオウムでも説かれていたということが、大きな要因だったのではないでしょうか。
―当時の日本の宗教学の潮流と、オウムの教えに親和性があったということですね?
大田氏:ええ。そしてこのような傾向は、宗教学だけが持っていたものではありませんでした。私はあくまで宗教学の研究者ですので、社会学の内情を詳しく知っているわけではないのですが、当時の社会学もまた、オウムに対する精神的な親和性を有していたのではないかと思います。
先日逮捕された高橋克也容疑者は、オウムの刊行物の他、中沢新一氏の『三万年の死の教え―チベット『死者の書』の世界』(1993)や、カルロス・カスタネダの『呪術の体験──分離したリアリティ』(1971)を所有していたということが報道されました。カスタネダとは、アメリカのUCLAで学んだ人類学者とされる人物であり、彼はドン・ファンという名前のヤキ・インディアンの呪術師を研究の対象としました。当初カスタネダは、人類学のデータを採取するためにドン・ファンを観察していたのですが、次第にその世界観にのめり込み、「知覚の変容」を自ら体験して、弟子としてドン・ファンに帰依するようになっていきます。『三万年の死の教え』や『呪術の体験』といった書物は、ともに弟子が師に帰依することによって、現世とは異なる別次元の世界を体験する、という内容なのですね。
カスタネダの書物は、60年代後半から70年代にかけて、ニューエイジ思想の教典の一つとして世界的なベストセラーになったのですが、それを日本に紹介する役割を担ったのが、東京大学社会学の教授であった見田宗介氏でした。見田氏は、宮台真司氏や大澤真幸氏の学問上の師に当たる人物です。
見田氏は1977年に、「真木悠介」という筆名で『気流の鳴る音―交響するコミューン』という著作を公刊したのですが、このなかではカスタネダの理論や世界観が、大きな紙幅を割いて肯定的に参照されています。その内容は、カスタネダのような仕方で「知覚の変容」を経験した者たちが、近代社会を離れてコミューンを結成するといった、きわめてナイーブな「ニューエイジ革命」礼賛だったのです。オウム真理教もまた、「ロータスヴィレッジ」という名前の理想的コミューンを築き上げるという構想を打ち出していましたが、見田氏の提唱していたコミューン論が、オウム的精神と根深く通底していたということは、否定することができないと思います。
―日本における宗教学や社会学の歴史を紐解いていくと、当時のアカデミズムが、オウムを肯定的に捉えてしまう構造があったということでしょうか。
大田氏:「肯定的に捉えてしまう」という以上に、日本のアカデミズム内の一つの潮流が、実はオウムの「生みの親」の一人であった、あるいは少なくとも、「オウム予備軍」となるような若者を大量に生み出してしまった、ということなのだと思います。
先ほど名前を挙げた五人の研究者たちのオウム論に対し、私は「腑に落ちない」と言いましたが、その理由は何より、これらの方々の師に当たる人物がそもそも、オウムに通底するような思想や精神性を提唱していたのではないか、そしてこれらの研究者たちは、オウムのグルイズムにも似た「師への帰依」という形態で、その精神性を継承してしまっているのではないかという思いがあるからです。オウム事件を学問的に総括しようという場合、このような自らの立ち位置への根本的な反省が伴っていない限り、その論は十分なものとはなり得ないだろうというのが、私の考えです。
―思想的な潮流から見れば、根っこが同じところにあるということですね。
大田氏:80年代前後のアカデミズムにおいては、対象を客観的に把握するための理論を練り上げるというよりは、対象に向けて主体的にコミットしていくことを推奨するような、積極的な実践論や革命論が幅を利かせていました。ただ単に、研究書を読んで机上の空論ばかり言っていてもダメで、どんどん社会のなかに飛び込んで自分で実地を体験しろ、あわよくば革命を起こせ、といった風潮が、80年代のアカデミズムには濃厚に漂っていました。十数年前の学生運動の雰囲気や、共産主義革命論の余波が、屈折した形で残存していたわけです。
オウムに関しては、「どうして優秀な大学生がオウムのような団体に身を投じていったのか」ということが、しばしば疑問視されています。『オウム真理教の精神史』でも触れたように、それにはいくつかの理由がありますが、その原因の一つは、「オウムと同じような思想が、当時の大学でも教えられていたから」ですよね。当時のアカデミズムの風潮を考えれば、むしろ当然の現象であったとさえ言うことができます。
しかし、こうした風潮はすでに過去のものであり、それ自体を今から批判・否定することにそれほど意味があるとは思えません。私自身も、もし柳川氏や見田氏の弟子たちと同じ年代に生まれていれば、同じような空気に染まっていただろうとも思いますので。しかしながら、過去の過ちを十分に反省せず、同じ間違いを何度も繰り返そうとすることには、苦言を呈さざるを得ません。
これまで、『サイゾー』における島田裕巳氏との対談や、Twitterの発言を通してすでに指摘してきたように、中沢氏が震災後に出した『日本の大転換』で示した革命論は、オウム真理教やナチズムの思想と同型のものです。社会からたびたび要請されているにもかかわらず、オウム事件に対して反省の目を向けようとせず、むしろオウム擁護に結びついたような詐術的思想やレトリックを、今でも飽きずに反復している。また、そうした中沢氏の言動に対して、周囲の研究者たちは誰も表だっては批判しようとしない。これでは、「日本の学者はオウム事件から何も学ばなかった」と言われても仕方がないと、私は思っています。
オウムの教義は「馬鹿げている」の一言で済ませられるものではない
―著書でもお書きになっていますが、オウム真理教の教義は、にわかには受け入れがたいものです。にもかかわらず、当時多数の人々から支持を得ることができたのは何故でしょうか?
大田氏:オウム真理教の思想的な構造が、全体としてどのようなものであったのかを理解することが重要です。私は『オウム真理教の精神史』において、ロマン主義、全体主義、原理主義という三つの思想潮流からオウムを分析したのですが、さらに簡略的に図式化すれば、オウムの思考は、次のような「霊性進化論」の構図に則っていたと考えることができます。
写真一覧
簡単に説明すると、これは次のような構図です。人間は幾度も輪廻転生を繰り返し、霊性を進化させることによって、神に近い存在に進化していく。しかし他方、霊性の進化から目を背けて生きる人間は、動物的な存在に堕ちてしまう。そうした二元論的な世界観なのですね。私はこれを「霊性進化論」と呼んでいるのですが、このような思想はいつ成立したのでしょうか。
先ほども話したとおり、近代以降、キリスト教信仰は次第に影響力を弱めてゆき、それと対極的に、科学的なものの見方が広まっていきました。そしてその結果、人間は肉体の死を迎えてしまえば無に帰るのだといった唯物論的な死生観が、社会のなかで一般化していったのです。しかし他方、こうした「死んでしまえばすべてが無くなる」という見解では納得できないという人々も多数存在し、そうしたなかから、欧米の「スピリチュアリズム(心霊主義)」と呼ばれる動きが生み出されてきた。現在、江原啓之氏などの活動によって知られるスピリチュアリズムは、ちょうど宗教学の成立と同時期、19世紀後半に誕生したわけです。
スピリチュアリズムでは、人間の霊魂は永遠の存在であり、死後も霊界で生き続けると考えられているのですが、こうした思想を発展させたのが、神智学の創始者であるロシアの霊媒ブラヴァツキー夫人(1831-1891)でした。彼女は、スピリチュアリズムの霊魂観をベースに、当時の最新の科学理論であったダーウィンの進化論、さらにはインドの輪廻転生論を結合させ、人間の魂は、輪廻転生を幾度も繰り返しながら霊性を進化させていくと主張した。また、チベットの奥地には、高度な霊性に達した「大師(マスター)」たちが集う「シャンバラ」と呼ばれる聖なる王国が存在するとし、そして世界は、こうしたマスターたちによって密かに教導されていると唱えたのです。
オウム真理教の教義のベースに存在していたのも、こうした神智学的な霊性進化論であったと考えることができます。ヨーガや密教の修行をすることで「霊的ステージ(霊格)」を向上させ、超人類や神人と呼ばれる存在に進化することが、その第一目標とされていました。また、教祖の麻原彰晃は、現在の人類のなかでもっとも霊格が高く、シヴァ神の化身やキリストであると捉えられており、麻原を中心に「シャンバラ」や「真理国」と呼ばれる政祭一致のユートピア国家を建設することが、オウム真理教の最終目的でした。
しかし他方、世間には、オウムとは異なり、霊性の向上などには関心を抱かない人々もたくさんいる。そうした人々はオウムでは、次の転生において「地獄・餓鬼・畜生」といった下位の世界に堕ちることが運命づけられている動物的な存在であると見なされていました。先の図のなかで、「獣人」と表されているものですね。そしてオウムによれば、こうした動物的な人々は、高位の大師に導かれるのではなく、悪の秘密結社であるユダヤ=フリーメーソンに洗脳支配されたまま物質的欲望にまみれ続けており、同時に、神人を目指しているオウム教団を不当に弾圧する存在であると考えられていた。そこでオウムは、動物に堕ちていくしかない人々の魂を一挙に「救済=ポア」するため、サリンを用いた大量虐殺を画策したのです。もちろんそれは、オウム教団にとって都合の悪い人間たちを粛清するという行為に他ならなかったわけですが。
このように、オウムの世界観はきわめて幻想的で荒唐無稽なものだったのですが、しかし、同時代を生きたわれわれにとって、果たしてこれが自分とは無関係であると本当に言い切れるのだろうかと、疑問に思われる点があります。
―お話いただいたような荒唐無稽な教義と、当時の社会状況のあいだには、どこか通低するものがあったのでしょうか?
大田氏:これまでお話ししてきたことと重なりますが、まず、オウムと同時期のアカデミズムにおいては、「ポストモダニズム」と呼ばれる思想が流行しており、そこではしばしば、適切な批判的態度を欠いたまま、ニーチェを礼賛するという風潮が見られました。ニーチェの主著である『ツァラトゥストラ』のなかには、「人間は動物と超人の間に張り渡された一本の綱である」という言葉があります。ニーチェは、功利主義的で教養俗物的な生き方に自足した現代人を「畜群」と呼んで蔑み、他方で、世界生成の有り様を肯定し創造的な生を送ることのできる存在を「超人」と呼んで礼賛しました。もちろん、オウムのそれとは意味合いを異にしていますが、そこでもまた「動物か超人か」という二元論的思考が成立していた。その思想は歴史的には、ナチズムの世界観や人種論に強い影響を及ぼしました。同様に、日本のポストモダニズムにおいても、人間は強度に満ちた生き方をすることによって「超人」的な存在になりうる、あるいは、工学的管理の徹底によって「動物化」していくという、二元論的なレトリックが幅を利かせていたわけです。
また、アニメや漫画などのサブカルチャーにおいては、主人公が何らかの経験によって超常的な能力を獲得し、それによって世界を救うというストーリーは、ごくありふれたものとして存在していました。『機動戦士ガンダム』に描かれた「ニュータイプへの覚醒」というものはその典型例でしたし、『ドラゴンボール』のような少年漫画においても、主人公が「修行」することによって超人に生まれ変わるという物語は、お決まりのパターンの一つでした。私より少し前の世代に流行った特撮番組に『レインボーマン』という作品があったのですが、そのストーリーは、インドの山奥で修行してヨーガの超能力を身に付けた主人公が、悪の秘密結社と戦うというものだったそうで、これに影響を受けたオウム信者は多かったと聞いています。そしてTVの特番でも、ユリ・ゲラーの超能力、矢追純一のUFO論、五島勉のノストラダムスの大予言など、オカルトを自明の事実として扱うような内容のものが数多く放送され続けていました。
加えて、受験勉強を中心とする学校教育においては、偏差値という単線的な尺度で人間の価値が計られる状態になっていましたが、こうした発想は、「霊的ステージ」で人間を差別化するオウムの思考法と類似してはいなかったでしょうか。最近ツイッターを介して教えていただいた話なのですが、当時の受験産業においては、受験戦争を勝ち抜くための能力開発という名目で、ヨーガの実践が推奨されることがあったそうです。ヨーガの修行によって体内の「チャクラ」を開けば、潜在的な能力が覚醒し、急速に頭が良くなるといったものですね。オウム教団もその発端においては、「鳳凰慶林館」という名称の、能力開発のための学習塾だったのです。
こうした社会状況全体を考えてみると、オウムの教義は、「馬鹿げている」「自分には関係ない」という一言で済ませられるものではないと思われます。オウムが急成長を遂げた時期には、日本社会においてもまた、人間は超人的な存在になりうる、神のような存在になりうるという「全能幻想」が、色濃く漂っていたのではないでしょうか。オウムが、こういった社会全体の雰囲気から生み出されたものであるということを、忘れてはならないでしょう。
オウム問題の今後──アレフの麻原崇拝への回帰と、日本社会の不活性状態
―オウム真理教の事件が起きた1995年と同様、あるいはそれ以上に、今の社会状況は悪化しているように思います。オウムが社会的な条件・雰囲気から生み出されたものだとすれば、今後、第2、第3のオウム真理教が誕生する可能性はあるのでしょうか。
大田氏:最近私には、オウムの後継団体の一つである「ひかりの輪」代表の上祐史浩氏から話を伺う機会がありました。上祐氏と私の対談は、『atプラス』という雑誌の次号に掲載される予定ですので、詳しくはそちらをご覧いただきたいのですが、上祐氏の話で印象深かったのは、オウム真理教の後継団体の主流派である「アレフ」において、麻原崇拝への回帰の動きが顕著になっているということでした。
ですので、そのご質問に対しては、「第2、第3のオウム」が出てくることを心配する前に、オウム真理教の問題そのものがまだ完全に終わったわけではないということを、まずは強調しておかなければなりません。「オウムはもう見たくない、社会から抹消してしまえ」というのが、今の日本社会の正直な考えかもしれませんが、そうした感情論が噴出してしまうと、彼らを不用意に追い詰め、再び暴走させてしまう危険性があると思います。オウムという教団が、日本社会から生まれたその分身の一つであるということを認め、彼らとの対話の回路を開き、その動向を今後も注意深く見つめる必要があるでしょう。
先ほどのご質問は、過激な無差別テロに走るオウムのような「破壊的カルト」が、再び日本社会に登場する危険性はあるのか、ということだと思いますが、私としては、それを心配するよりもむしろ、現在の日本社会が慢性的な不活性状態にあり、年間の自殺者数が高止まりしているということを心配するべきであると思います。
先ほども述べたように、80年代から90年代の初頭にかけて、日本社会には「全能幻想」が色濃く広がっており、ある種の「躁(そう)」的な高揚感に包まれていました。バブル的な好景気のなかで、多くの日本人は、日本の経済こそが世界を支配しうるとさえ考えていたし、経済至上主義・物質至上主義に反発した人々も、宗教的な修行を積んで霊性を高めることによって、神のような存在になりうるという全能感に浸っていた。社会の主流派とその対抗勢力が、それぞれの仕方で「全能幻想」に浸っていたわけです。
しかし、前者の経済至上主義的な全能感は、90年のバブル崩壊とそれに続く不況によって雲散霧消し、後者の宗教的な全能感は、95年のオウム事件によって著しく傷つけられることになりました。経済至上主義も、宗教的な霊性の探求も、共に限界に突き当たってしまった。そしてオウム事件の騒動が一段落した98年頃に、日本社会は全体として、躁状態からうつ状態へと大きく転換したのではないかと、私は思っています。その頃から、年間の自殺者数が約二万四千人から約三万二千人へと急増し、現在でも高止まりしている状態です。オウムを生み出したような社会的高揚感は、良くも悪くも、今の日本社会からは失われてしまっているのです。
もう一度バブル期の高揚感を味わいたい、と願っている人々も多いのかもしれません。しかし私としては、日本社会はそろそろ、躁状態か、そうでなければうつ状態かという、双極的なメンタリティから脱却する方法を考えるべきであると思います。実際にわれわれは、「超人」にも「動物」にもなることはできず、どこまでも「ただの人間」であるしかない。等身大の自分自身の姿を冷静に見つめ、自分ができること、できないことをはっきりさせ、日々の地道な努力によって一歩ずつ前に進むことを目指すべきではないでしょうか。
―本日はありがとうございました。
プロフィール
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大田俊寛(おおた・としひろ):1974年、福岡生まれ。宗教学者。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、埼玉大学非常勤講師。主な著書に『オウム真理教の精神史』、『グノーシス主義の思想』(ともに春秋社)がある。
Twitter:@t_ota ”
「空虚な幻想」から目を覚ますために――オウム真理教事件の根底にあるもの
大田俊寛氏インタビュー
http://synodos.jp/society/12365
“思想というのは本来的に、一般の人が理解しているよりも、はるかに危険なものです。――思想はどのように裁けるだろうか。オウム真理教の根底にあるものを探る。(聞き手・構成/山本菜々子)
※本記事は「αシノドス」2014年5月号からの転載となります。
危険思想と弾圧
――今回は、ご寄稿いただいた『オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった』をもとに、お話を伺いたいと思います。拝読すると、思想の罪を問うことのむずかしさを感じてしまいました。
記事のなかでも触れたように、日本の現在の司法制度では、思想に対する罪を問うことができません。しかし歴史を振り返ってみると、「危険思想」と見なされたものには、制裁や弾圧を加えられるのが、むしろ常態でした。
私はもともと、「グノーシス主義」という初期キリスト教の異端思想を研究していました。またその過程で、キリスト教の歴史における正統と異端の関係 全般についても学んでいきました。私は当初、どちらかと言えば、批判や弾圧を受けていた異端の側に共感を抱いていたのですが、勉強を進めるにつれ、問題は それほど単純ではないと感じるようになった。異端の思想は、一見したところでは理に適っていたり魅力的であったりするのですが、長い目で見ると、社会を安 定的に統治するための要素が欠如していることが多いのです。アウグスティヌスが著した異端論駁書などには、深く納得させられるところがあり、頭の固い「正 統派」が、リベラルでラディカルな「異端派」を攻撃しているというような簡単な話ではないのだな、と思わせられました。
また、戦前の日本でも、国家権力による新興宗教への弾圧が行われていました。「大本」という宗教への弾圧は特に激しく、教団の施設をダイナマイトで 爆破することまで行われた。その経緯については、早瀬圭一『大本襲撃』(毎日新聞社)や、村上重良他『宗教弾圧を語る』(岩波新書)という本が参考になる と思います。大本事件をモデルとして中国文学者の高橋和巳氏が書いた小説『邪宗門』も、一時期は良く読まれていましたね。
思想というのは本来的に、一般の人が理解しているよりも、はるかに危険なものです。人類の歴史において生じた大きな悲劇的事件の背景には、大抵の場 合、思想の違いや対立があります。人間の生死を根本的に規定する力、「この理念のために命を捧げなければならない」と人を駆り立てる力が、思想には備わっ ているのです。
繰り返しになりますが、どんな思想を社会に流布させても、それだけで罪に問われることがないというのは、歴史的に見てかなり例外的な状況です。しか し、こうした特異な状況に対して、社会の側では、それに対処するための知見や自覚がまだまだ十分整っていないのではないか、と私は思います。
――思想の罪を問わないのは当然のことで、むしろ今までは、「治安維持法」や「異端審問」などは、かなり前時代的で野蛮なもののようにさえ感じていたので、ご指摘の点は興味深く思いました。
中国や北朝鮮のような共産主義国、あるいはイランのようなイスラム教国は別として、現在の多くの国家では、「信教の自由」や「思想・表現の自由」が 基本的に容認されています。しかし、「セクト」や「カルト」と呼ばれるような団体に対して、公権力がどのように対峙していくのかということについては、国 によって態度がバラバラな状態です。
先進国のなかで、この問題にもっとも踏み込んだ姿勢を示しているのは、やはりフランスでしょうか。2001年には、いわゆる「反セクト法」(正式名 称:「人権及び基本的自由の侵害をもたらすセクト的運動の防止及び取締りを強化するための2001年6月12日法律2001-504号」)が制定されまし た。セクト的団体やその指導者が、精神的自由の侵害や虚偽広告などで繰り返し違法行為を犯した場合、国家がその団体の解散を宣告できる、という内容です。 しかし、この法律が制定される際にも、果たして「信教の自由」の原則に反することにならないのかと、大きな議論が巻き起こりました。
私は時折、一般向けのセミナーや講演で話をさせていただく機会があるのですが、そこに出席された方から、「おっしゃるような難しい話は私には分から ないので、あなた方専門家がどの宗教が危ないのかを判断して、国と話し合い、われわれ一般市民に害が及ばないように対処してほしい」と言われることがあり ます。そのような意見が出てくる気持ちはとても良く分かるのですが、そうなると、宗教学者がかつての「異端審問官」の役割を代行するということにもなりか ねませんよね。宗教団体が違法行為を犯していた場合に、国家権力が介入するのは当然として、宗教学者に許されるのは、各宗教がどのような来歴と性質を備え ているのか、可能な限り客観的に説明することだけです。後は、個々人の良識と判断に委ねるより他にない。
思想的・宗教的問題についてどのように対処するか、社会の共通理解が確立されていないために、それへの対応が度を超えて過激になってしまうこともあ ります。カルト問題に関しては一時期、「洗脳」や「マインドコントロール」といった考え方が不用意に濫用され、精神的呪縛を解くためには、「脱洗脳」や 「ディプログラミング」といった手続きが不可欠だと言われていたことがありました。そしてそのために、「カルト」に入ってしまった信者を拉致し、マンショ ンの一室に長期間監禁するという事件が頻発していたのです。
――とても暴力的な方法ですね。
そうなると、中世の異端審問どころか、リンチ(私的制裁)と変わらなくなってしまいます。日本におけるこの種の事件については、米本和広『我らの不 快な隣人──統一教会から「救出」されたある女性信者の悲劇』(情報センター出版局)や、室生忠『大学の宗教迫害』(日新報道)といった著作に詳しく論じ られています。「カルト」対「反カルト」という狭隘な構図に組み込まれてしまう前に、宗教や思想に関してわれわれがどのような状況に置かれているのかにつ いてもっと視野を広げ、全体を俯瞰しておく必要があると思うのですが・・・。現状を変えてゆくのは、なかなか難しいでしょうね。
グルイズムとは
――「麻原の意思に背けば殺される」という感覚が共有されていたというのは、恐ろしい話ですね。ご著書の『オウム真理教の精神史』を読むと、グルイズムについて考えさせられます。師弟関係など、日本にはグルイズム的なものがたくさんありますよね。
人生における大切なことを知ったり、人間として大きく成長したりするためには、心から尊敬できる「師」に出会い、直伝のような形で教えを受ける必要 があるという考えは、よく聞かれますよね。今の日本社会では、そのような機会が失われていることが問題だ、と嘆く人もいます。しかし、安易にそう思い込む と、オウム事件も含め、「グルイズム」に潜む数々の落とし穴が見過ごされることになってしまう。
私は自分のことを、とても平凡な人間だと思っているのですが、幼少時に父を亡くして母子家庭で育ったせいか、「グルイズム」的な感覚に対して、人一 倍鈍いところがあるようです。「師」に対する畏敬の感覚というのは、父親との関係がベースとなっているところがありますから。どんなに頑張ってもかなわな い強くて大きい人間として父親がいて、その人に頼ることによって自分も成長できる、という感覚ですね。私には、そういう人間関係を学ばずにスキップしてし まったところがあるのかもしれません。
しかしそもそも、自分自身も含め、一人の人間が知っていることや経験していることなどわずかなものですし、その日の気分や体調次第で、明らかに間 違ったことを発言してしまうこともあります。だから、たとえ相手が尊敬する先生であろうと、おかしいことにはおかしいと言うのが本当だろうと思います。学 問や思想の世界では、特にそうあるべきではないでしょうか。
――宗教というのは「畏れ」の表れであるように思います。グルイズムも一種の「畏れ」の抱き方だとしたら、グルイズムは宗教の中で自然なものだと思うのですが。
グルイズム的な「師への敬意」の感覚は、私にはあまりピンと来ませんが、何らかのものに対する「畏敬」や「畏れ」の気持ちは、私の中にも存在してい ます。しかしそれは、何らかの種類の「学」や「理念」や「伝統」に対する畏れであり、一時的にそれを担っているにすぎない、生身の人間に対する畏れではあ りません。
宗教の歴史について考えてみると、古代の原始的な宗教では、部族の長や民族の王など、特定の生身の人間に対する崇拝が行われていました。彼らの存在 そのものが神聖と見なされ、他の成員たちはみな、その意志や発言に服従しなければならない、という観念が強固に存在したわけです。
しかし、社会の仕組みが進展するにつれ、特定の個人に対する崇拝や従属は、徐々に影を潜めるようになっていきました。その理由は、身分差別に対する 異議申し立てが行われた他、個人の判断には誤りや偏りが多いという弊害があったからでしょう。それに代えて、個々人を超越した人格や原理が重んじられるよ うになっていった。一神教的な超越神や、法治の原理などですね。
神聖性のオーラを帯びた特別な人間に身を委ねたい、生の指針を示してほしい、というのは、とてもプリミティブな感覚で、だからこそ根強く、なかなか 消えないものなのでしょう。しかし、徐々にそこから脱却していったというのが、これまでの人類の歴史における進展のプロセスであり、いつまでもその感覚に 拘泥し続けるというのは、文化的・精神的後退と見なさざるを得ないのではないかと思います。【次ページにつづく】
オウム思想の根源
――ご寄稿では「事件のすべては麻原の独断によるものであり、また同時に、その「真相」のすべてを麻原が了解していたかといえば、とてもそうは考えられない」とおっしゃっていますが、これはどのような意味なのでしょうか。
実は、オウム事件の「真相」というのは、ある意味で非常に単純なのです。オウムの目的は、新人類によるユートピア社会を建設することにあり、そして そのために、物欲に塗れた現在の日本社会の人々を、可能な限り大量に粛清しなければならないと考えた──あたかも、部屋にバルサンを焚いて、害虫を駆除す るような仕方で。オウムでは、70トンのサリンの製造計画が進められており、95年11月から、本格的な「最終戦争」に突入することが予言されていまし た。記事でも触れたように、旧人類と新人類の「入れ替え」が、オウムの最終目標だったのです。
ただ、ここで問題となるのは、どうしてこのような荒唐無稽な幻想を「真理」と信じ込むことができたのか、なぜこのような動機で実際に人を殺すことが できたのかということが、一般の人々にはとても理解しづらいということです。これに対して、麻原やオウムの信者を含め、ニューエイジ的な精神革命論に深く 呪縛されている人々は、この種の世界観のリアリティをよく分かっている。しかし、であるからこそなおさら、それを客観的に理解したり、説明したりすること ができない。思想の魅力を心身で感得し、それに呪縛されている人と、その種のリアリティが分からない人のあいだで、大きな意識のギャップが生じているのだ と思います。
本来であれば、そうした「意識のギャップ」を埋めるために、客観的・第三者的立場から説明を行うというのが、宗教学者の役割のはずなのです が・・・。ニューエイジの影響というのは、アカデミズムの内部にまで深く及んでおり、そうした過去の反省と清算を未だに行えていないというのが、現在の宗 教学の偽らざる内情です。
――ニューエイジの思想というのは、今も受け継がれているように感じました。いまの若者論の中には、「ゆとり世代」や「さとり世 代」と呼ばれている世代は、すでに物欲には執着しておらず、むしろそれ以上のものを求めている、という話が出てきますよね。それとすごく似ているなと思い ます。
オウム事件の経験から、空虚な精神論が暴走すると危険だということを、社会全体で身に沁みて実感したところがあって、それ以降、過激なものは目立た なくなったと思います。ですが、例えばamazonでベストセラーになっている本を見てみると、その多くが、「新しい自分に目覚める」「思考が現実を作 る」といった自己啓発本ですよね。コアなニューエイジ思想が希釈されて流通し、未だに麻薬的効果を及ぼしているという現状があります。
早くも忘れ去られてきたところがありますが、2012年にはマヤの予言が話題となり、その際には「アセンション」が起こると囁かれました。アセン ションというのは、「次元上昇」という意味です。3次元の物質性にとらわれてきた人類の意識が、4次元レベル、5次元レベルに上昇し、目に見える世界は消 滅していくという終末論が唱えられていました。
――なんだかすごい話ですね。
80年代から90年代にかけては、テレビで毎月のように「ノストラダムス特番」が放映されていました。かつてオウムの信者だったある人物から、「あ あいった番組を子どものころからテレビで見せられ続け、1999年になったら何かが起こるという強迫観念を刷り込まれていた。しかし、それらの番組を放送 し続けた大人たちは何の罪も問われず、真に受けたオウムだけが悪いというのは、どう考えても納得できない」という意見を伺ったことがあります。若い人には あまり実感が沸かないかもしれませんが、ある世代以上の日本人にとっては、とても共感できる話だと思います。
責任の取り方
――「ニューエイジ」や「ノストラダムス」「マヤの予言」など、非常に胡散臭いなぁ、信じる人がいるのかなぁと、思ってしまうので すが。オウムの事件が起こった後の現在も、こういった思想が受け継がれていることがわかりました。今回の寄稿では、宗教団体・アカデミズム・マスメディア の責任についても問うていますね。
オウム事件の総括が難しい理由として、事件の本質が「思想」にあること、そしてその思想の影響が及んでいる範囲を探っていくと、日本全体がスッポリ と覆われてしまうほど広い領域に及ぶということがあります。「思想的責任」と一言で言えば簡単ですが、実際にはその輪郭がきわめて広大となり、そうした責 任を問われるべき人々も、膨大な数にのぼるということになってしまう。
自分がかつて入れ込んでいた思想や宗教も、どこかしら「オウム的」であったのではないか、と感じている人は多いでしょうが、自分からそういうことを 言い出す機会もメリットもないため、自然と口をつぐまざるを得なくなる。また、ニューエイジ的な幻想を売り捌くことで生計を立てている人間もまだまだ沢山 いますから、そういう人は、自分のやっていることのいかがわしさ、怪しさを自覚しながらも、今さら手を引けないということがあるでしょう。一昔前のレポー トですが、斎藤貴男氏がお書きになった『カルト資本主義』(文春文庫)という本を一読すれば、ビジネスの世界にも、ニューエイジ的・オカルト的幻想が根深 く浸透しているということをお分かりいただけるかと思います。
──困難であるにもかかわらず、総括が必要とお考えになる理由は何でしょうか。オウムのような事件が再び起こるからでしょうか。
あれほどの事件がまた起こってしまう可能性は、過度に心配しなければならないほど高くはないでしょうね。しかしそれ以上に、霊性進化論やニューエイジといった思想に今後も関わり続けるのは、端的に言って「時間の無駄」だと思います。
今の日本社会は、地に足のついた現実的な話をすればするほど、気の滅入るようなことばかりです。それらを直視するよりは、スピリチュアルな革命が起 こって一気に世の中がバラ色になるのではないかという話の方が、確かに夢があるし、元気が出てきます。しかしそれは、現実から目を背けて妄想に逃げている だけです。現実が厳しいからこそ、それを冷静かつ理論的に捉えることができるような思考態度を身に付ける必要がある。宗教学にも、あるいは学問全体にも、 ニューエイジ的な幻想に浸る余裕があるくらいなら、もっと時間やエネルギーを割かなければならない課題は沢山あります。
また、個人的にとても気掛かりに感じているのは、オウム事件の被害者やその遺族の方々が、なぜ自分たちはあのような災難に見舞われたのかが分からな い、と今でも仰っていることです。被害者やその関係者の方々に対して、少しでも腑に落ちる説明をするためには、何らかの方法で、思想的な問題を議論の土俵 に上げる必要があります。
その際には、こちらから個別に「思想的責任」を追及していくというよりも、そういった問題に関して心当たりのある人が、自主的に発言できるような場 を設けるのが良いと思うのですが……。具体的にどのような形が可能なのか、今の私には、それを実現するアイディアも力もありません。記事でも申し上げたよ うに、われわれはそろそろ、オウム事件を総括するための最後の時期を迎えることになります。今の状況を変えることはとても難しいでしょうが、一人の宗教学 者として何か責任を果たせるような機会があれば、積極的に協力していきたいと思っています。
”
大田俊寛 @t_ota • 2012年12月9日
いわゆる「マヤの終末予言」の期日とされる2012年12月21日が近づいてきた。しかし実際には、マヤの暦における長期歴(約5126年周期)が一巡するというだけであり、古代マヤ人が「アセンション」や「人類滅亡」を予言していたというわけではまったくない。
この種の説が広まる切っ掛けとなったのは、ニューエイジ系の思想家ホゼ・アグエイアスが、1987年に『マヤン・ファクター』という本を公刊したこと。実はこの本では、2012年の終末予言だけではなく、それまでのあいだに何が起こるかということが色々と予言されている。
例えば、1992年以降、各地域の中心に「太陽の神殿」という瞑想センターが作られる、太陽・惑星問題協議会が設立され、軍備の撤廃と共産制の樹立が実現 される・・・等々。『マヤン・ファクター』を直接読んでみると(特に第8章)、マヤの予言は「すでに外れている」ということが良く分かる。/終
すこ @nasukoB • 12月13日
『現 代オカルトの根源』もうすぐ読了。E・ケイシー、レプティリアン、ナチス、幸福の科学…近代のオカルト思想のネタ元の殆どはブラヴァツキー夫人の神智学。 霊性進化論(ダーウィンの進化論がネタ元)とか光の闇の対決(闇が世界を動かしている陰謀論)とか霊性の高い指導者群に帰依すべし的なこと。
なすこ @nasukoB • 12月14日
神智学をネタ元とする霊性進化論の負の側面に霊的エリート主義がある。たいていは集団のリーダーと幹部が権力を振るう理由付けにされる。あと、気に入らない人々を霊性のレベルが低い、悪魔に取り憑かれているなどと言って差別や攻撃を正当化する。
兵務局 @Truppenamt 4月8日
「プレジデント」をはじめとしたビジネス誌において、安岡正篤と中村天風の二大教祖はいまだに重宝されているのだろうか。連中のような「右翼思想家」がビジネス業界でありがたがられる風潮を批判した斎藤貴男『カルト資本主義』の単行本が刊行されたのも、もう二十年ちかく前だ。
ken @kenkatap 3月24日
戦後歴代首相の指南役・安岡正篤=陽明学、神国日本と紅卍字会が合流する地点に存在
【るいネット http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=252315 …
▼山本五十六、蒋介石と親交
▼紅卍字会員
▼安岡氏は、陽明学、伝統的日本主義及び紅卍字会が合流する地点から、「神国日本」の守護者として存在
ken @kenkatap 3月24日
イエズス会、CSIS、世界紅卍字会、チベット密教、客家コネクション
【日本プロファイル研究所 http://timetide.way-nifty.com/jprofile/2015/03/post-4a2f.html …
▼宏池会の命名も安岡正篤氏
▼安岡正篤邸宅があったのは→白山→白頭山、白山王朝
▼ハコモノ・コネクションの背景が次々と理路整然と暴かれていく
大田俊寛著『現代オカルトの根源』(ちくま新書)読書感想文
http://antikkuma.hatenablog.com/entry/2013/07/13/182145
”「霊性進化論」というテーマで、ブラヴァツキー夫人の神智学から始まって、シュタイナーやエドガー・ケイシーを経て、オウム真理教やGLA、「幸福の科学」に至るまで貫かれているオカルト思想について、その系譜を明らかにしています。
後ろの帯に書かれてある【本書で取り上げる人物・団体】リストには、
ブラヴァツキー夫人/チャールズ・リードビーター/ルドルフ・シュタイナー/エドガー・ケイシー/ジョージ・アダムスキー/ホゼ・アグエイアス/デーヴィッド・アイク/オウム真理教/幸福の科学
とあります。
ざっと読んでみたところ、他にも、クリシュナムルティや浅野和三郎や高橋信次や桐山靖雄等にも言及されていました。
よく纏まっていて、「幸福の科学」の思想的なルーツが一望できました。信者・アンチ問わず、参考になるかと思います。
以下、気になった箇所を引用しつつ紹介していきます。
「霊性進化論」について
人間の霊魂は、輪廻転生を繰り返しながらさまざまな経験を積み、霊性のレベルを向上させてゆくのである。
(中略)
しかし、他方、その道を転落し、「獣人」へと退化・堕落してしまう霊魂も存在する。(中略)人間の存在を、霊性の進化と退化という二元論によって捉えようとするこの図式を、本書では「霊性進化論」と称することにしよう。(p.16)
オウム真理教の教義について述べている部分ですが、私は、「幸福の科学」教義と殆ど変わらないことに驚きました。用語こそ違いますが、殆ど変わりません。
核戦争が起きる状態が来ている。それを止めることができるのはあなた方だけなんだ。あなた方は何をやればいいか。愛だよ。本当に隣人を愛することができれば、あなた方は救うことができる。(p.12)
これも麻原彰晃の言葉です。言い方に違いはあれども、論理の組み立て方や思考パターンは、大川隆法と殆ど変わりません。
オウムの背景に存在していた「霊性進化論」という思想体系がどのような来歴を持つのか、また、どのような仕方で社会に普及しているのかということを問うことにしたい。このような思想は、果たしてオウムのみに特有のものだったのだろうか。結論から言えば、決してそうではない。それは、オウム以外の新宗教やオカルティズムの諸思潮、ひいては、SFやアニメといったサブカルチャーの領域に至るまで、実に広範な裾野を有している。(p.17)
ここは鋭い指摘だと思いました。「幸福の科学」信者でも、二世信者や青年層はアニメ・ゲーム好きが多く、特に「幸福の科学」の教えと親和性のある、輪廻思想や神話や宇宙が舞台のものを好む傾向がありました。
こういう人たちは、仮に「幸福の科学」を辞めても、「霊性進化論」の呪縛から一生解き放たれることはないのでしょう。「幸福の科学」の別派であるレムリア・ルネッサンスにしても然りで、カルト宗教を脱会しても、自分の中にあるカルト的思想の根っこを抜かなければ、根本的な解決にはなりません。二世信者にとっては、特にこの点が問題になってくると思います。
**「被害妄想の結晶化」
少し飛ばして、爬虫類人(レプティリアン)陰謀論のデーヴィッド・アイクについて述べられた部分からです。
アイクの書物に見られる「爬虫類人による人間の家畜化」「アーリア陰謀論」「邪悪で狡猾な宇宙人」といった要素は、従来のさまざまなオカルティズムの思潮に由来するものであり、彼の理論は、それらに改変や折衷を施すことによって作り上げられている。また、本書で見てきた他の例と同様、彼の世界観においても、神人と獣人の対立という二元論がその基調を成しているが、アイクに見られる顕著な特徴は、そうした二元論における負の存在の影響力がとりわけ強調されていることによる。
古来、悪魔や悪霊といった存在は、不安・恐怖・怨念といった否定的感情、あるいは過去に被った心的外傷を、外部に投影することによって形作られてきた。近代においてそれらは、前時代的な迷信としていったんはその存在を否定されたが、しかし言うまでもなく、それらを生み出してきた人間の負の心性自体が、根本的に消え去ったというわけではない。そうした心情は今日、社会システムの過度な複雑化、地域社会や家族関係の歪み、個人の孤立化などによって、むしろ増幅されてさえいるだろう。一見したところ余りに荒唐無稽なアイクの陰謀論が、少なくない人々によって支持されるのは、「爬虫類型異星人」というその形象が、現代社会に存在する数々の不安や被害妄想を結晶化させることによって作り上げられているからなのである。(p.177)
この辺も非常に理知的で分かりやすい説明でした。
神智学と「幸福の科学」の共通点
ブラヴァツキーやリードビーターによって確立された神智学の歴史観と、『太陽の法』に示された幸福の科学の歴史観のあいだには、主なもののみに着目しても、次のような類似点が存在する。
(1)宇宙全体は一つの高度な意識体であり、そこから恒星や惑星の霊が派生していった。そして太陽系の星々は、「太陽神」や「太陽系霊」と呼ばれる霊格によって創造された。
(2)地球における諸文明は、一定の周期に従って栄枯盛衰を繰り返している。それに伴い、レムリアやアトランティスといった大陸の隆起や沈没が生じた。
(3)各文明は、高次元の霊的な存在によって統括・指導されている。神智学においてそれは「白色同砲団の大師」と呼ばれ、幸福の科学では「九次元霊」と呼ばれる。
(4)現在の地球の頂点に位置する霊格は、金星から到来した。神智学ではそれは「サナート・クマーラ」と呼ばれ、幸福の科学では「エル・カンターレ」と呼ばれる。
(5)かつて人間には「第三の眼」があり、超能力を駆使することができたが、歴史の過程でそれを喪失してしまった。
(6)ルシファーの反逆によって、「光の霊」に対立する「闇の霊」が生まれた。人類文明は、光の霊に導かれることによって繁栄を遂げる一方、闇の霊に支配されることによって破局を迎える。
本書によってこれまで概観してきたように、霊性進化論は、ブラヴァツキー夫人の『シークレット・ドクトリン』によって端緒を開かれて以来、きわめて多様なそのヴァリエーションを生み出してきた。そして、『太陽の法』を始めとする大川の著作は、神智学やニューエイジ関連の書物を情報源とすることによって組み立てられた、日本的ヴァリエーションの一つとして理解することができる。(p.229)
ここも殆ど納得です。
要は、「偉大なるエル・カンターレの悟り」などと言っても大川隆法は、実は何一つオリジナルを生み出しておらず、神智学やその後の系譜のパクリに過ぎなかったということですね。一切オリジナルではないにも関わらず、自分がオリジナルだと主張する。困ったものです。何でも「ウリがオリジナルニダ!」とか言って、自分たちが起源を主張する、どこかのお隣の国の精神性によく似ています。
「幸福の科学」の説く「レプタリアン」について
かつて神々に対する反逆を起こし、地獄界を作り上げることになった堕天使ルシフェルも、レプタリアンの一人であった。悪魔を含むさまざまなレプタリアンたちは、我欲と闘争の原理に立脚し、世界に紛争の種を撒き散らしている。彼らは「裏宇宙」を住処としており、その領域の最内奥には、「アーリマン」と呼ばれる邪神の首領が君臨しているとされる。
レプタリアンに関する大川の思弁は、一見したところきわめて奇異なものに映るが、オカルティズムの世界的状況を視野に入れれば、むしろありふれたものであることが理解される。前章で触れたように、デーヴィッド・アイクが一九九九年に『大いなる秘密』を公刊して以降、「爬虫類人陰謀説」は世界中で流行しており、大川の宇宙人論は明らかに、それを翻案することによって組み上げられているからである。
また、邪神の首領がアーリマンと名指しされることに対しては、ルドルフ・シュタイナーの著作からの影響が窺える。第一章で見たように、シュタイナーはアーリマンを「ダーウィン主義の偉大なる教師」と呼び、弱肉強食による進化の原理を広めることにより、人間に内在する神の資質を曇らせてしまう存在と位置づけた。そしてそれを、キリストによる霊性進化の原理と対峙させたのである。
大川もまた、シュタイナーと同様、レプタリアンの依拠する原理を動物的進化と捉え、それに対抗するために、エル・カンターレ信仰に基づく愛と調和による霊的進化の重要性を説いている。総じて言えば、動物的進化と霊的進化の対立というこうした二元論の枠組みは、ダーウィンの進化論に抗して霊性の進化論を構築することを企図したかつてのブラヴァツキーの着想を、飽くことなく反復したものなのである。(p.238)
なるほど、こうして解説されると、非常によく分かります。
「霊性進化論の光と闇」
副題の部分ですが、「おわりに」のところにまとめがありました。
人間を単なる物質的存在と捉えるのではなく、その本質が霊的次元にあることを認識し、絶えざる反省と研鑽を通じて、自らの霊性を進化・向上させてゆくこと。それが霊性進化論の「正」の側面であるとすれば、しかしこの思考法は、その裏面に強烈な「負」の側面を隠し持っている。端的に言えば、霊性進化論は往々にして、純然たる誇大妄想の体系に帰着してしまうのである。そうした負の側面について、特に三点を指摘しておこう。
ということで、ちょっと長くなりますが、「幸福の科学」がどうしてこうなったかということや、今後、私たちが二度とカルト宗教を生み出さないためには、ということを考える上でも非常に参考になりますので、以下引用します。
(1)霊的エリート主義の形成
霊性の進化論においては、人間の有する霊性が実体的なものとして捉えられ、しばしばその性質に対して、レベルや種別の区分が設定される。そして霊性進化の信奉者たちは、その思想に慣れ親しむうちに、自分こそは他の人々に先んじて高度な霊性に到達した人間であると考えるようになる。また、その集団においては、最高度の霊格の持ち主と見なされる人物が「神の化身」として崇拝され、他の成員たちは、彼の意思に全面的に服従することを要請される。それとは対極的に、集団の思想を理解しない者、その体制や運動を批判する者に対しては、「霊性のレベルが低い」「低級霊や悪魔に取り憑かれている」「動物的存在に堕している」といった差別意識が向けられ、しばしば攻撃が実行される。
まさに「幸福の科学」にドンピシャに当て嵌ります。
最後の一文については、私がつい最近体験した例だと、
「異質な言論は排除せよ!」というのが「幸福の科学」信者の総意らしい - 幸福の観測所
この辺ですね。大川隆法も、きょう子氏追放騒動や種村氏除名騒動の時に見られるように、よく他者を攻撃する際に「悪魔」を持ち出します。
(2)被害妄想の昂進
霊性進化論の諸思想は、その端緒においては、目に見えない世界の法則をついに探り当てたという喜びと昂奮によって、楽観的な姿勢で運動を拡大させる。しかし、その思想や団体が社会的に認知され、一定の批判を受けるようになると、彼らの思考は急激に「被害妄想」へと反転する。すなわち、目に見えない闇の勢力によって自分たちは攻撃・迫害を受けており、真理を隠蔽されようとしていると思い込むのである。その論理はしばしば、闇の勢力が広範囲にわたるネットワークを形成しており、人々の意識を密かにコントロールしているという、陰謀論の体系にまで発展する。
これも、私が最近見た例だと、
アマミちゃんが暴走中ですなあ…… - 幸福の観測所
この記事などですね。
大川隆法も、
【PR動画】大川隆法の守護霊霊言 - YouTube
f:id:antikkuma:20130713233033p:plain
こんなことを言っています。
(3)偽史の膨張
霊性進化論は、「人間の霊魂は死後も永遠に存続する」というプリミティブな観念を、近代の科学的な自然史や宇宙論のなかに持ち込もうとする。その結果、地球上に人類が登場する前から、さらには地球が誕生する前から、人間の霊魂がすでに存在していたという奇妙な着想が引き寄せられることになる。そしてこのような論理から、人類は地球に到来する舞えに別の惑星で文明を築いていた、あるいは、有史以前にすでに科学文明を発達させていたなど、超古代史的な妄想が際限なく膨張してゆくのである。歴史は、光の勢力と闇の勢力が永劫にわたって抗争を続ける舞台となり、両者の決着が付けられる契機として、終末論や最終戦争論が説かれることもある。
これも全て「幸福の科学」に当て嵌ります。
これまでの議論を総括すれば、霊性進化論とは、近代において宗教と科学のあいだに生じた亀裂に対し、その亀裂を生み出す大きな原因となった「進化」という科学的概念を宗教の領域に大胆に導入することにより、両者を再び融合させようとする試みであったと理解することができる。
本書において、約一五〇年のあいだに生み出された霊性進化論の数々のヴァリエーションを概観してきた今、その理論が実際には、妄想の体系以外のものを生みだしえないということを、もはや結論して良いと思われる。しかし、果たしてわれわれは、その思想を一笑に付して済ますことが許されるだろうか。それもまた、余りに一面的な短見と言わなければならないだろう。なぜなら、宗教と科学のあいだに開いた亀裂、すなわち科学的世界観や物質主義的価値観のみで社会を持続的に運営することが本当に可能なのか、長い歴史において人間の生を支え続けてきた過去の宗教的遺産を今日どのように継承するべきなのかといった、霊性進化論を生み出す要因となった問題は、根本的な解を示されないまま、今もなおわれわれの眼前に差し向けられているからである。”
大陰陽師 安倍晴明様のお言葉 @seimei_kyoto 7 時間7 時間前
レムリア・ルネッサンスは宗教である その教祖アマーリエ氏は新興宗教GLAの集会に参加し 幸福の科学の元信者であり 自身の教団を宗教法人に登録していないだけなのじゃ そして「愛」「神の子」といった言葉を多用することにより皆の判断力を奪っておる 皆々方注意せよ(安倍晴明)
Allegro @A_Okihasam 2012年11月29日
以前触れたかどうか..レムリア・ルネッサンスという小集団が存在する。主宰者アマーリエは巫女であり、霊言集を出している。幸福の科学から分かれた団体である。高橋信次ことエル・ランティを九次元存在の一員と位置付けるが、幸福の科学は後に高橋氏を否定している。高橋氏と何か確執があったのか?
レムリア・ルネッサンス(以下、L.R.)には一時期 関谷晧元 氏が参加した。幸福の科学の元信者で、後に教団を批判した「虚業教団」を書いた人物である。大きな動きもないので、L.R.の実情はよくわからないが、メールマガジンを登録しているので霊言の一片が送られてくる。善言と思われるが?
(風の子 @makeanovel 3月22日
女 性週刊誌に地下鉄サリン事件に遭遇した人のインタビュー載ってて運び込まれた病院で症状を見て医師が「サリンじゃないかな」とその場で言ったセリフが紹介 されてた。運び込まれた病院名書いてなかったけど聖路加病院が主で色々裏がというtweetありましたが、そんな初期にサリンって分かるもの?
ええとつまり、その病院に運び込まれるのはもともと計画のうちだったから、医師は一発でサリンじゃないかなとわかったというか。症状を見て、すぐにサリン だと思えるくらい、普通の医師ってそれほど毒物に詳しいのかしらと。その医師の言葉も、もし全部が計画のサリン事件なら、証拠の一つかな的な。
サージ船長 @alo353 3月22日
@makeanovel 前日に警察と自衛隊で「毒ガスによるテロ」の訓練が行われてましたし、そもそも数人の被害者の症状に、鼻や口から血を流していた症状があり、これは明らか にサリン被害の症状ではありません。そもそもサリンは常温では無色無臭の液体です。駅構内が異臭だなんてとんでもない。
風の子 @makeanovel 3月22日
ですよね。無色無臭のはずなのに異臭あったからサリンじゃなかった説をわたしも読んでて、でも聖路加の医師が初期からサリンかもって言ってたのはそういうシナリオがあって、印象操作で初期からつぶやいたりする指令でもあったのか(もちろん松本サリンがあったけど)とか?
もしほんとはサリンじゃないののサリン事件にしたかったのなら、運び込まれる病院も決まってて、あとは医師もグルじゃないと、診断は医師がするし、だまし 切れないのだろうなと。だから医師の初期の言動も結構重要かも。20周年で色々回顧する記事が出てて、探せば矛盾する話が色々でてきそう。
サージ船長 @alo353 3月23日
@makeanovel はい。聖路加病院はある種の人体実験で有名な病棟です。間違いなくあちら側の病院です。
Aran Meclaren @WorldWildWow 8 時間8 時間前
@alo353 @makeanovel 治験企業のネットワークを辿ったら芋づる式かもな。聖路加いうたら元米軍極東中央病院やし731部隊の残党やん。これはナチやOSSも絡んどんねんで。 B29からビラ「聖路加病院は爆撃しない」 https://youtu.be/9BssgEh2WYs
大田俊寛 @t_ota 2012年6月19日
@tamo2_1965 少し思い当たるのは、当時は「受験を勝ち抜くための能力開発」という名目で、しばしばヨガが推奨されていたことです。オウムも「鳳凰慶林館」という学習塾が出発点でした。そういった社会全体の風潮が、オウムを生み出す要因の一つだった、ということなのでしょうね。
J・ナナミ @pinkglalem 5月16日
希望の命水は、GLAが売ってるインチキ水。以前、Rコシミズが宣伝してたし、GLAは松本智津夫がオウムを作る前にいたカルト教団 ( @tweettvjp 2014/5/16(金) ツイートTV http://moi.st/3cda222 )
J・ナナミ @pinkglalem 2013年7月18日
911がアメリカ政府による自作自演であったよーに、地下鉄サリン事件は日本政府による自作自演です。オウムどころか、統一教会や創価のレベルですらない。...そして、その指令が、どこから来ているか?が問題なんです。#偽天皇 #田布施朝鮮部落 #イエズス会 #SMOM
J・ナナミ @pinkglalem 3月20日
@pinkglalem 単純な話。サリンは、けい皮毒。防護服無しでは、製造も運搬も撒布も出来ない。1995年当時、この装備を持っていたのは、在日米軍と自衛隊だけ。つまり、サリン事件は、あのインチキカルト教団の犯行じゃない。
#坂本堤弁護士一家 を殺害したのは、#創価の宗教舎弟 の #後藤組 でしょう。手引きしたのは、#滝本太郎 と #江川紹子。坂本夫妻は、創価の起こした #豊田商事事件 を調査していた。夫妻はオウムについては何も知らなかった。
)
秘密結社bot @scrtsociety_bot 17 時間17 時間前
トゥー レ協会 20世紀初頭にミュンヘンで結成された秘密結社。名前の由来はゲーテの「ファウスト」に登場する伝説の地「トゥーレ」。極端な民族主義・反ユダヤ主義を標 榜し第一次世界大戦後のバイエルン州で勢力を拡大、社会主義者が建国したレーテ共和国を倒し、後のナチ党の母体の一つとなる。
村手 さとし @mkmogura
@lanekota @iezusukaihonmar そです。白人の起源が紫外線に弱いため差別された、よって太陽崇拝という宗教の王道のアンチ星崇拝と、それが重なった密教になり、それが神智学とかナチス(大戦後)の思想につながってるわけ。
右翼によって、日本がナチス化をするってことは、天皇がヒットラー化するってことだよね。血縁支配の独裁主義。それって、なんて北朝鮮?
ナチスの格好して自民党を擁護するバカが、自分以外にも、200人ぐらいは必要だ。無力な反対者になるぐらいなら、馬鹿な賛同者を演じて、間違ってるのを世にさらした方がいい。気づいた人に声をかけるのではなく、気づいてない人に、呼びかけるシステムを考案するのが、デモである。
自民党をナチに似てると言わないで。ナチスと世界は批判するけど、ナチ最大スポンサーのIGファルベンは、今の米国共和党の土台だし、連携した旧陸軍だって製薬界の土台。米国共和党のCIA資金が自民党を作り、統一教会が運営してきたわけで、GHQ情報参謀二部という起源はそのものなんだから。
改憲は、敵対してたGHQ民政局がこの憲法を作ったからと、その左翼思想が嫌いなだけ。だから、自民党支持者なら、どうどうと、ナチスの生き残りと自負しましょう。
J・ナナミ @pinkglalem 10月10日
マララ・ユスフザイ?あー言うヒロインの手合はどーもね。そのうち化けの皮が剥れるでしょう。マザーテレサとかダライラマが、そーだったよーに...www
国境問題や人種問題、差別問題と言うのは、植民地政策ですから...欧米の植民地になった頃から、出来ているのです。日本の部落問題も明治以降に意図的に起こされたモノです。インドのカースト制度は実は、イギリスの植民地になる前は、単なる職業区分でしかありませんでした
マザーテレサろ言うのは、多額の寄付を得る為に、病人とかを、わざわざ不衛生な場所に手当てもせずに放置して、それを宣伝材料に使っていたワケ。チベットはね、ダライラマが統治していた時代より、中共産党が民主化した今の方が国民生活が裕福なんだよね...
ダライラマと言うのは代々チベットの貴族階級が人民を支配搾取する為に立ててる宗教的な代表のことで、中共支配の以前のチベットでは僧侶と貴族以外の国民は乞食のよーな生活をしていました。中共は、上層階級の資産を奪い、市民に分け与えたのです。
現在のダライラマ14世と言うのは、イスラム教の村出身で、僧侶が子供の頃に買い取って宗教的指導者に仕立てられたにすぎません。実兄はCIAのエージェントで、ハリウッド映画で描かれているよーな内容と、現実には違います。
シャグデンというのはチベット仏教の正統派の経典らしいンですが、現在のダライラマの時代に突然異端とされて禁止されてしまいました。その宗徒の抗議デモ. @makeanovel @maro2012 @YouTube ;http://youtu.be/ohtk1yc0GEQ @YouTube;
ま喜多つ @postfar 3月5日
「マザーテレサって病に苦しんで救いを求めてきた人達には、不衛生なホスピスでろくな治療もせず痛みに耐えることは尊いとか言っといて、自分が病気になったらアメリカの病院に入院した外道でしょ。」 マジかよ…
ヒラ:// @punanny_chang 11月3日
↓最近の研究でマザーテレサの情報のほとんどが虚偽でバチカンが流したデマであると結論づけられてます。本来の彼女の姿はカルトと呼ぶにふさわしいものでした。治療せず痛みはイエスも感じていたんだと放置し施設は大変不衛生なものだったそうです。
菊池 @kikuchi_8 10月13日
@ayajet128 あと、シャンバラ伝説とかありますね。神智学協会のブラバッキーとかナチスがチベットを持ち上げたり神秘化したりして、西洋の神秘主義者にとってチベット は特別みたいですね。中観派の哲学は至極理論的哲学的なものですが、西洋の神秘主義者にかかると迷信化されてしまいます。
中尾 綾 @ayajet128 10月13日
@kikuchi_8 たまたま本を読んでいて知ったのですが、ローリングストーンズの有名なロゴ。口から舌をだしている。私は悪魔ではありません、という意味らしいです。チベットで。メンバーが黄金の夜明け団とか。全員ではないですが。
菊池 @kikuchi_8 10月13日
@ayajet128 ふむふむ。さもありなんという感じが致します。ロック音楽は西洋の魔術思想の影響がありそうですね。ビートルズもタヴィストック人間関係研究所が作った、 とコールマン博士が書いていました。若者が熱狂するように設計されていると。キリスト教とサタニズムは表裏一体ですね。
(キリスト教=悪魔教。ヨブ記読むとゴッド=悪魔って判るよ。
真魚はすべてを燃やしたい @kakari01 ·
ヨブ記問題収集だとユングの『ヨブへの答え』がヨブ記Q&Aに徹するあまりヤハウェをマウントで攻めまくるみたいなすごい感じのアレになっているのでおすすめです。「ヨブに気を使われてる時点でヤハウェは自分が終わってることに気づいたほうがいいんだけど無理でサー!!」みたいなノリでやばい。
ちなみにヨブ記に出てくるサタンはヤハウェの別人格だとユングなんかは解釈してるんだけど、「かつては西島秀俊のように敬虔であったが、神を疑ったことにより悪堕ちしてしまった元義人の堺雅人」という解釈をすることもできるので、ヨブ記の可能性はもはや留まるところを知らない……。
「ヨブ記が密かに裏打つのは、虫けらも同然であるはずの人間が神を上回ることがあり得るという事だ。ヤハウェは無力なヨブをまるでとてつもない影響力を持つ者のように圧倒的な非道徳をもって彼を苦しめ、対するヨブは神に裏切られながらも自らを差し出し続けた。ヨブは道徳的に神に勝利した。」
「なぜ全知全能のヤハウェが賭けに乗らなければならなかったのか。全能であれば、賭けずともヨブの忠信など分かっているはずである。ヤハウェは自己否定の恐怖に迫られていたのではないか。ヤハウェはヤハウェのためにヤハウェの力を示す必要があったのだ。ヨブに投影された疑念は、自らの疑念である」
(ゴッドはヨブを「無駄に・不必要なのに」苦しめたのですから悪逆非道です)
さらどぅ/saradox @virusyana · 2月21日
「…ヤハウェの示すものが、熟慮でも、後悔でも、同情でもなく、ただ無慈悲と残酷さだけだという点である」ユング
http://www1.ocn.ne.jp/~koinonia/spirituality/13yohalogos.htm …
ヨブは…「ある意味で人間以下であるということを発見して驚いたのである」
旧約の神とソフィア(知恵)
http://www1.ocn.ne.jp/~koinonia/spirituality/13yohalogos.htm
”心理学者であるユング(Carl G.Jung) は、その著書『ヨブへの答え』の中で、ヨブ記に顕れる旧約の神ヤハウェについて次のように述べている。「ここで強奪、殺人、故意の傷害、権利の剥奪というふうに、ごく短い時間の間に恐ろしい行為が次から次へと度重なる点に注目しなければならない。その際、腑に落ちないのは、ヤハウェの示すものが、熟慮でも、後悔でも、同情でもなく、ただ無慈悲と残酷さだけだという点である」〔ユング 331〕。ユングによれば、ヨブ記のヤハウェは、「平然と自分の影の面を(人間ヨブに)投影し、人間を犠牲にしても無意識のままでいられる」神である。ヨブは、それまで話しに聞いていた「愛する神や、善意に満ちた支配者や正義の裁き主」であるはずのヤハウェが、自分の現実の体験の中で、道徳性を欠如した動物的で無意識な存在、「ある意味で人間以下であるということを発見して驚いたのである」〔ユング 339-40〕。「あなたのことを、耳にはしておりました。しかし今、この目であなたを仰ぎ見ます」(ヨブ記42:5)というヨブの謙虚な言葉の裏には、この発見に驚きかつおののくヨブの神への非難がこめられていると彼は見ている。
ヨブ記の深遠な神の意図の前では、いかなる人間の抗議や疑問も「言葉を重ねて神の経綸を暗くする」(ヨブ記38:2)仕業にすぎないという伝統的な聖書解釈を、ユングも知らないわけではない。しかし彼は、そのような神学的な配慮に基づく用心深いレトリックよりも、旧約の神に対して誰しもが抱く疑問を率直に代弁するほうを選んだようである。確かに、「自分を無罪とするためにわたしを有罪とさえするのか」(ヨブ記40:8)というヤハウェからのヨブに対する非難は、そっくりそのままヨブから旧約の神にお返ししてもおかしくないという印象をわたしたちはヨブ記から受ける。”
キリスト教は悪魔の存在が大前提!
原罪は冤罪!
knznymmmy @knznymmmy · 12月27日
「キリスト教など信じられない」と言いたいのなら簡単です。「死者の復活なんて信じられない」で終了なのです。死者の復活が無ければ、殉教者達の血も、全ての聖書の記述も、空しくなります。ヨブ記も「結局この世において財産回復されて良かったねの話でしかないじゃないか」になります。
以上コピペ
ヨブ記が面白いのはね
ヤハウェことバアル、改め牛君が
ヨブに論破されちゃってファビョりだすところ
こいつぁー、全知全能でもないし善でも正義でも何でもねえぞってところ
knznymmmy @knznymmmy 9月27日
RT>私の好きなのは、、、
神様でありながら、悪魔の安っぽい煽りに乗せられて
ヨブをいびりまくったけど
ヨブにツッコミ入れられて論破されそうになったんで
とりあえずブチ切れてみましたけどそれが何か?
、、、だな!
ヨブ記ほとんど丸ごとコレw
knznymmmy @knznymmmy 2013年8月6日
但しキリスト教には根本的にダメダメな
箇所があります。しかも複数あります。
そのいくつかを指摘したいと思います。
例えばヨブ記。
全知全能で存在そのものが愛であるはずの
神様は悪魔に唆されて、
自分の忠実なる下僕、信者のヨブを
いじめます。
なぜそんな理不尽が許されるのですか?
knznymmmy @knznymmmy 2013年8月7日
第四エズラ記(ラテン語聖書には入っている)
にもヨブ記と似た展開が出てくる。
神と契約した民が邪教の国に
蹂躙されるのはなぜかとか
義人しか天国に入れないのに
罪人をも神が創造したのはなぜかとか
結構鋭いツッコミをエズラが行う。
knznymmmy @knznymmmy 2013年10月5日
@miwasamameigen
黒も白も悲しみも苦労も幸せすらも
知らない人こそが幸せな人。
つまり、この世に生まれた時点で
完全に失敗。
生まれない人こそが勝ち組
聖書のヨブ記や伝導の書を読んでみよう!
ゴッド=大悪魔による、必死の論点ずらし。俺凄いアピール。
↓
旧約聖書~ヨブ記~より @BibleJP_Job · 3月16日
あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか。
あなたは十二宮をその時にしたがって引き出すことができるか。北斗とその子星を導くことができるか。
あなたは天の法則を知っているか、そのおきてを地に施すことができるか。
(ヨブ記 38章 31~33節)
天体のことなんてどうでもいいわい!)
ken @kenkatap 9月27日
御嶽山(長野県)=山岳信仰の山 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E5%B6%BD%E5%B1%B1_(%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C)#.E6.AD.B4.E5.8F.B2.E3.83.BB.E4.BF.A1.E4.BB.B0 …
▼富士山、白山、立山で日本三霊山と言われているが、このうちの白山又は立山を御嶽山と入れ替えて三霊山とする説も
▼富士山(富士講)と並び講社として庶民の信仰を集めた霊山
▼鎌倉時代御嶽山一帯は修験者の行場
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi 9月27日
@kenkatap 出口王仁三郎は御嶽教大本教会を設立。上部団体を稲荷神→御嶽教→出雲大社と変えていく。
静岡県富士宮市は神社が仏教に管理されていた過去を隠す和風耶蘇教の中心地。 浅間大社。
日蓮正宗の大石寺。
創価用の駅の富士宮駅。
オウム真理教本部。
大本系の白光真宏会本部。
菊池 @kikuchi_8 8月12日
カ ルト発の陰謀論というのは誘導という目的がある。オウムの麻原彰晃もフリーメイソン陰謀論を言っていた。「ヒヒイロカネ」を探していた麻原の陰謀論は酒井 勝軍の系譜であろう。オウムの残党が陰謀論を唱えている場合もあるかもしれない。陰謀論を学ぶにはその真贋を見極める鑑識眼が必要である。
技豆 @EDA_ZO 2010年4月12日
ヒ ヒイロカネっていうゲームとかで出てくる和製金属があるじゃない。あれって、古事記とか日本書紀とかの日本神話をベースに竹内某という人が、俺神話と俺歴 史を作り上げたときの副産物。中二病って昭和初期からあったみたい。中二病も使いどころ次第で金になるという証拠。それの現代版が永野護。
knznymmmy @knznymmmy • 11分 11分前
予言という名の犯行予告
U (公式bot) @wayofthewindbot 3月15日
RT lanekota: メイソンの思想やニューエイジ、スピリチュアルでも、大衆支配のツールの本丸は「キリスト教システム」だからね。ただ単にパッケージと味付けをリニューア ルしただけで、本質は何も変わってない。ヤクザ稼業の口入れ屋が人材派遣会社に変化しただけに過ぎない。前 ...
菊池 @kikuchi_8 2月21日
宗 教学者の大田俊寛氏によると麻原の思想は「霊性進化論」という思想の一形態であるようだ。ブラバッキー夫人の神智学協会の思想を起源とする。進化の果てに 神人になった者と獣の次元に落ちた者の二種類が出現し、前者による後者の淘汰こそ世界のあるべき姿とする。アセンションの思想的元ネタの一つ。
神智学思想の中で違和感を感じる要素の一つがその「霊性進化論」に見る動物蔑視観である。これはキリスト教世界全般に見られる人間中心主義のバージョンの 一つであると思う。神智学では神的存在に進化する人間と獣的存在に堕する人間の二種類がいるとする。オウムもこの思想を受け継いでいた。
犬神家の一族 @inugamigoten 2月21日
ちなみに麻原彰晃の「彰晃」という名前、実は麻原が以前所属していた阿含宗の時にもらった宗教名だったりする。
安数兵留我 @Lito_tweet 2014年1月3日
オウム麻原彰晃は、もともとは真言宗系阿含宗という新興宗教のヨガ道場からはじまったんですよ それが輪るピングドラムでいう十数年前の地下鉄サリン事件をおこし、長野でも地下鉄サリン事件をおこし、「ポアしかない」カルト宗教法人への変化した。
ふぎさやか @東ホ-5 @maomaoshitai 1月18日
平井和正氏といえば『幻魔大戦』の作者として有名ですけどね。GLA教団という宗教の信徒であり、最終的に自身の作品は「お筆先(自動筆記)」であるという信仰の境地に辿り着いたことでも有名ですよね。
kohaku @kohaku_nanamori 1月18日
@maomaoshitai 幸福の科学に影響を与えたとこてですね。高橋信二氏は、エル・ランティを名乗ってたんでしたっけ。
ふぎさやか @東ホ-5 @maomaoshitai 1月18日
@kohaku_nanamori 麻原彰晃や大川隆法、千乃裕子(パナウェーブ研究所)、桐山靖雄(阿含宗)などはGLA教団の影響を受けたことが指摘されています。
kohaku @kohaku_nanamori 1月18日
@maomaoshitai 結構な数の宗教家に影響を与えているんですね。西洋のオカルト思想を伝える媒介的な... 高橋佳子の著作は、平井和正の筆が入っているとかいう噂も、ありましたね。
nakano katsutoshi @nakakakano 2011年6月1日
古 書屋で、欲しい本に出会うことはめったにないのだけど、時々、ほんとに稀にある。「ヒトラーと退廃美術」もそうでした。で、今回は「桐山靖雄」著「密教- 超能力のカリキュラム」1974年発行、を手に入れました。桐山靖雄は阿含宗の管長。麻原彰晃も入信していて大きな影響を受けた教団ですね。
時田憲一(本人) @tokeyneale • 2012年2月8日
こ の前、初めて漫画ワンピースを60巻まで読んだ。「D」は錬金術師ジョン・ディーが元ネタだろう。同じく錬金術師エドワード・ケリー(エドワード・ニュー ゲート:白ひげ)が友人でロジャー・ベーコンとの関係で「ゴール・D・ロジャー」だ。エノク語(天使語)の「ポーネグリフ」とも設定が繋がる。
a.o.k @anger_of_kitty • 3月8日
ルナー・ソサエティ(1765-1809):月光協会。エラズマス・ダーウィン(チャールズ・ダーウィンの祖父。実際は祖父が生物学に進化の概念導入)が設立。英の最も知的な交流団体。ワット、ウェッジウッド、ラヴォアジエ、フランクリン等。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B5%E3%82%A8%E3%83%86%E3%82%A3 …
藤原編集室 @fujiwara_ed • 8月22日
リンネ分類学を詩の形式で表現した奇作『植物の愛』の作者エラズマス・ダーウィンは、ルナー・ソサエティという科学者団体の一員だった。蒸気機関のワット、酸素の発見者プリーストリーなど、18世紀当時の一流科学者たちが月に一度集まり、議論や情報交換に勤しんだという。
(このルナー・ソサイエティってものすごくメーソン=科学結社くさい)
概念主義者 ニートリアージ 我輩は猫以下 @tokoroten510 • 12月30日
ジョ サイア・ウェッジウッド - Wikipedia イギリス最大の陶器メーカー「ウェッジウッド社」の創設者。 ダーウィンの妻となったエマ・ウェッジウッドはウェッジウッド2世の娘である。父方の祖父であるエラズマス・ダーウィンは、ジョサイア・ウェッジウッドの 主治医で友人 食器 破産
ペドロ遠藤 @PedoroEndou • 2013年12月22日
囲碁の呉清源先生が文藝春秋で、紅卍会の教えを大事にしている旨の発言をされていて衝撃。「馬賊戦記」にもあるように出口王仁三郎師は紅卍会と大本教の合作を図り渡満、そこには植芝盛平先生も付き添われていた訳で、オリの目の前に色ンなもンが拡がっちゃったヨ!
赤沼俊幸 @toshiyuki83 7月18日
「霊性進化論」を信じる人にとって、人間には生まれながらにしてランクがあり、違いがあると信じている。ゆえに差別をなくそうとしている人が打倒するのは「霊性進化論」を信じる人や、霊について関心を持っている人ではないかな
山猫 @yamaneko125 10月23日
『現代オカルトの根源ー霊性進化論の光と闇』大田俊寛読了。予想以上に面白かった。人間の魂が輪廻を経て進化していくという霊性進化論の系譜を巡ることにより、オウム真理教、幸福の科学の位置付けが改めて良くわかる。著者のオウム関係の他の著作も読んでみたい。
不正選挙監視団 @rigged_election 5月19日
ナ チスの前身は、トゥーレ協会というオカルト組織ですから、現在の国連のスピリチュアルな部分の土台を作ったマダム・ブラバッキーや、アリス・ベイリーと いった神智学の“魔女”たちが、「チベットの智恵の存在」とのチャネリングによってインスピレーションを受けていたことは知っていたでしょう。
くろありは荒野をめざす @kuroarizuka 2012年9月5日
んー、ナチズム的優生学ってプラトンの国家=アトランティスにつながっているので、そこはありそう。というかナチスは、自分たちはアトランティス人の末裔だとか言ってたとか。
くろありは荒野をめざす @kuroarizuka 2011年9月16日
話 は変わるのだけど、優生学というのはプラトンが始祖である。この人は何かの本で障害児は谷底に突き落として殺してしまえ的なことを言っていたらしい。で、 プラトンはアトランティス大陸について初めて記述した「発見者」でもある。そしてナチスは自分たちをアトランティスの末裔と考えていたらしい。
ken @kenkatap 2014年3月1日
ヴィリグート=ナチス親衛隊の宗教思想に大きな影響 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%88 …
▼ハプスブルク家の没落もユダヤ・フリーメーソン・カトリック教会の陰謀であったという思想をばらまく
▼1908年、イルミニズム(古代宗教)の継承者と主張
▼独特な神秘主義とオカルトを信仰
ken @kenkatap 2014年3月1日
陰謀論の目的は、(神聖ローマ帝国、スペイン国王を兼ねた)ハプスブルク家の再興にあったりして…
(プロテスタントが綺麗に抜けているのがポイント。ルターは反ユダヤ主義者)
tabasa @tabasa1279 12月11日
読めないニックネーム様から 転載>> 神智学、スピリチュアル、ニューエイジ、宇宙人説、出口王仁三郎の霊界物語、大本教系の日月神示の元ネタが北欧貴族のスウェーデンボルグ(クリスチャン)。
菊池 @kikuchi_8 12月9日
鈴 木大拙は神智学協会に入会して米人の妻は神智学徒であったのか。。禅を神秘主義と言い、スウェーデンボルグを紹介し、アメリカで講演旅行をした(どこかの 財団の支援?)ということで、限りなく怪しいと思っていたが、完璧なインサイダーであったのだな。神智学徒が「世界的な禅の権威」扱いとは!
菊池 @kikuchi_8 2012年5月9日
15)ちなみに禅学者の鈴木大拙氏は禅を神秘主義の一種だとしている。この人は「霊性」という言葉を好んで使うが、フリーメイソン思想家スウェーデンボルグの思想の影響を受け過ぎだと思う。
菊池 @kikuchi_8 2012年5月9日
17) 鈴木氏の神道批判を読んだとき基督教宣教師の神道批判の物言いとそっくりだと感じたものだ。禅を神秘主義だとする鈴木大拙氏は、はっきり言って、同じよう にスウェーデンボルグに影響を受けていた、西洋的一神教的な終末思想に神道的粉飾を施した出口王仁三郎や浅野和三郎と同類だと思う。
有原シンスケ @alsinceke 2013年10月13日
般若と大悲である、という。トランセンデンタル・ウィズダムと、ラブである、と。これは鈴木大拙が若い頃に日本への翻訳・紹介につとめた、スウェーデンボルグの「神智と神愛」という考え方にも影響を受けているといわれている。
sekai @lkslkjlkjslkjlk 2011年6月4日
西 洋スピリチュアリズムの台頭と同じ時期の幕末、『仙境異聞』や『神界物語』など、平田篤胤と門下による死後世界の研究、天理教、金光教、黒住教など、神が かりによる教派神道成立が相次ぐ。以降には、鈴木大拙により禅が西洋に紹介され、スウェーデンボルグなど西洋の神秘思想が日本にも伝えられる。
原田忠男 @harapion 2010年7月31日
安 藤礼ニ『場所と産霊』。スウェーデンボルグ、鈴木大拙、西田幾多郎、平井金三、大川周明、折口信夫は、神智学絡みの人脈。中心にいるのは、大拙夫人。大拙 はスウェーデンボルグの翻訳者。西田哲学と折口民俗学には神智学の痕跡がある。大川周明は、シュタイナーの社会の三層化理論の翻訳者。
(神智学出身で、人智学創始者にして自由・平等・博愛のメーソンなシュタイナー)
小森健太朗 @komorikentarou 2011年9月4日
鈴木大拙は、神智学日本支部京都ロッジの長つとめてました。日本の神智学ムーブメントの中心的人物ですね。RT @akokubo 今まで、鈴木大拙って、全然読んだことがなかったので、知らなかったけど、神智学関係者だったのか。 from 『ネメシスの虐笑』
DesBaleRRRna @Dethtooldo 1月17日
【SYNODOS】オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった/大田俊寛 / 宗教学 http://synodos.jp/society/8575 『オウム真理教事件に対する思想的責任や、道義的責任について考えてみると、問題の範囲は実に、オウムという団体やその信者のみに限定されなくなります。』
『メディアの責任について。麻原彰晃はオカルト雑誌『ムー』の愛読者であり、一時期はそのライターとしても活動していました。彼の思想は『ムー』によって育まれ、また初期のオウムの活動は、『ムー』によって広く認知されていった。』 http://synodos.jp/society/8575/3
『オウム事件以後も、同誌は編集方針をまったく変えることがなく、オウムの教義と同工異曲の「メシア論」や「陰謀論」を掲載し続けています。また、霊性進 化論的なオカルト思想は、徳間書店の「超知ライブラリー」や「5次元文庫」といったシリーズの書物によって、今も広められている。』
右派でも左派でも妙な陰謀論を振り撒き、また、そんな連中を擁護してる人達は、何かあった時に責任が取れるんだろうな。 『大手出版社が堂々とオカルト本を売り捌いているというのは、世界的に見ても稀な現象でしょう。』 http://synodos.jp/society/8575/3
菊池 @kikuchi_8 2013年12月21日
8) 猶太教、キリスト教、グノーシス主義、新プラトン主義、カバラ、フリーメイソン、イルミナティ、悪魔教、サバタイ派フランキズムなどなど、いろいろな思想 的意匠を凝らしているが彼ら国際秘密力の根本には思想以前の非常に低俗な動機があ ることを押さえておく必要がある。
菊池 @kikuchi_8 2014年3月5日
1) 人間が進化の果てに「神」になる、というナチズムの発想は、グノーシス主義や新プラトン主義と軌を一にする西洋神秘主義の一形態であるといえよう。ナチズ ムは西洋オカルティズムの系譜を受け継ぐ思想であると思う。そしてこれはフリーメイソンと同種の思想であると言える。
菊池 @kikuchi_8 2014年3月16日
5) 純粋な世界へのあこがれは、同時に肉体や物体への軽蔑を伴う。新プラトン主義の影響を受けた中世のキリスト教徒は肉体を極端に軽蔑していたと聞く。マニ教 的な善悪二元論の影響が強いボゴミル派、その影響下にあるカタリ派などもそうである。これらはグノーシス主義の西洋中世における現れだ。
菊池 @kikuchi_8 12月1日
1) 仏教への西洋的神秘思想の混入を破すために仏教とグノーシス主義の違いを指摘する。グノーシスでは物質と精神の二元論で、物質は悪とされそこから文字通り 脱却して純粋な霊の世界に至ることを目標とする。仏教では、渇愛とともに嫌悪も執着とされるので、物質を嫌悪し憎み悪と断じることはしない。
4)従って、仏教からすると、グノーシス主義における物質への嫌悪も執着という煩悩ということになる。「無上の清らかな行いの究極を現世においてみずから さとり、証し、具現して、日を送った。」と最古の仏典スッタニパータに何度も出てくるが執着を制し生きたまま苦を克服することを目指すのが仏教。
U @wayofthewind 8 時間8 時間前
GLAって、さりげなく日本中に支部を置いてますね。 阿含宗も似た感じで各地にある。 と思ったら、オウムの麻原はGLAにも阿含宗にも在籍していたとか!(笑) 世界の裏側はカルトで回しているんだな~と再確認。 @pinkglalem @tweettvjp
リチャード・コシミズはGLAの「希望の命水」を宣伝していてるけど、2000年頃にウェブに登場したときは「オウムと創価に命を狙われた!」という告発で名前を売っていったんだよね(笑) 八百長プロレスやらせリンチ噛ませ犬ツアー(笑)
DesBaleRRRna @Dethtooldo 1月17日
【SYNODOS】オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった/大田俊寛 / 宗教学 http://synodos.jp/society/8575 『オウム真理教事件に対する思想的責任や、道義的責任について考えてみると、問題の範囲は実に、オウムという団体やその信者のみに限定されなくなります。』
『メディアの責任について。麻原彰晃はオカルト雑誌『ムー』の愛読者であり、一時期はそのライターとしても活動していました。彼の思想は『ムー』によって育まれ、また初期のオウムの活動は、『ムー』によって広く認知されていった。』 http://synodos.jp/society/8575/3
『オウム事件以後も、同誌は編集方針をまったく変えることがなく、オウムの教義と同工異曲の「メシア論」や「陰謀論」を掲載し続けています。また、霊性進 化論的なオカルト思想は、徳間書店の「超知ライブラリー」や「5次元文庫」といったシリーズの書物によって、今も広められている。』
右派でも左派でも妙な陰謀論を振り撒き、また、そんな連中を擁護してる人達は、何かあった時に責任が取れるんだろうな。 『大手出版社が堂々とオカルト本を売り捌いているというのは、世界的に見ても稀な現象でしょう。』 http://synodos.jp/society/8575/3
マ儿コ @marco11 • 12月2日
“霊性進化論の関連で少し付言しておけば、人文系の研究者のなかには、神智学の代表的な思想家の一人であるルドルフ・シュタイナーの信奉者が、かなりの数で存在しています。” / “オウム真理教事件の真の犯人は「思想」だった | SYNOD…” http://htn.to/bBF7Cj
菊池 @kikuchi_8
事実かどうか分からない、もしくは捏造された「偽史」でもそれを信じる人が集団をなせば社会的力となる。カルト宗教と同じである。オウムはカルト教義の一部として偽史を含んでいた。信奉者が増えればその史観が事実を反映しているかどうかに関わらず、社会的力を持つ。野心家達は偽史を道具とする。
竹内文献流「超皇国史観」と「反天皇」は容易に反転する両建構造。引用:「日本は神国であり世界の宗主国である」とする超皇国史観のテキストなので、反天皇・反体制であるオウムの教義とは水と油【日本のオカルト「日本屈指のトンデモ本、竹内文献」 】http://neutral-neutral.com/archives/1192
引用:ここでいわれる「偽史運動」とは原田の定義によれば、捏造された文書、擬似科学的データ等による虚偽の歴史学説を政治的に利用、時にテロの発動に至る社会運動ということになる。【偽史運動とオウム真理教 】http://neutral-neutral.com/archives/1544
偽史運動とオウム真理教
http://neutral-neutral.com/archives/1544
”80年代、サブカルチャーにおけるオカルトの拡散期に当たるこの時期に様々な文化人やマスメディアはもちろんアニメ・マンガなどのサブカルチャーなどでもオカルト文化が折り重なり、オカルトブームが生まれたとされている。
その極端な形がオウム真理教の様な神秘主義と選民思想の蔓延であろう。
「神仙民族」を僭称する武装ファシスト麻原彰晃は八五年、学研のオカルト誌「ムー」誌上で実践ヨガ講座を連載、それとは別に同年十一月号に「幻の古代金属ヒヒイロカネは実在した!?」と題するレポートを寄稿している。
竹内文献の荒唐無稽な内容は現在でも好事家達の物笑いの種となっているが、オウムはこれを積極的に布教の為に利用しこの石は、オウム教団における超能力増幅ツールの一つとして使用していると主張し、1986年、東京・渋谷で「オウム神仙の会」が発足。ブームによって生まれたオカルトオタク群を自らの組織に糾合、オウムは急成長したといわれている。
と学会の原田実氏は「かつては八幡書店のひさしを借りていた麻原氏が社会問題になるほど勢力を持つカルトのリーダーとしてその姿を現し、同出版社社長の武田氏が展開していた偽史運動の母屋を乗っ取る形になってしまった」としている。(『宝島30』九五年十一月号)
ここでいわれる「偽史運動」とは原田の定義によれば、捏造された文書、擬似科学的データ等による虚偽の歴史学説を政治的に利用、時にテロの発動に至る社会運動ということになる。
この文脈に従えば、オウムが『竹内文献』に関与した偽史・武装カルトであることは疑いようのない事実であるが、まさにそれは出口王仁三郎が如く「宗教による社会騒乱」の継嗣と言えるのではないだろうか。
一方で、こうした左派勢力に対し右派勢力はどうであったのか。戦前の日本では天孫降臨について教え、国史の教科書に載っていたと言う。神話が歴史の事実として教えられている事を原理主義と言うが、
明明治維新より以前の日本では清の考証学派の影響があり、記紀、万葉をそのまま読むと言う事は一部の国学者を除いては居なかった筈だが、明治以降は記紀、万葉を歴史的事実として教えると言う事が行われたという。
吉田松陰をはじめとした幕末以降の歴史教育は原理主義でなければいけないという学説が主流であった様で、必然的に明治以降の日本の歴史教育では神話を事実として教える様になったというが、当然にして戦後教育ではそれを否定したが、
三島由紀夫は神話に基づく日本の歴史を否定する事に猛烈に反対した。一方で、実証主義的な歴史学者たちは、神話の歴史事実化に反対しなかったという。歴史教育と歴史研究は違う。神話は人間の宗教に対する考え方の原型を創り、民族の基本的特性を表すモデルをつくる。歴史教育において神話を教えても民族精神が養われるのならばそれでいいとの見解が殆どであった。保守派からはすこぶる評判の悪い丸山真男ですらその様に主張していた。
背景には古代神道(古神道)という原始的神話(仏教以前から存在する神話)を保有する我が国の特殊な神話観が指摘されるが、古神道とは明確な規範や倫理を持たない混沌とした信仰であり、その実態は各地域によって様々な信仰形態がみられるものである。廃仏毀釈で神仏を分離しなければならなかった様に、神道と言うものはあらゆる文化を呑み込み自らのものとするキマイラの様なものである。
明治以降の古神道という名の新宗教のムーヴメントは、実に神道古来の本質や性質を表していると言えるのではないか。だが、そこに融合するものは古来あった地域信仰だけでなく新たに生み出されたもの、つまり偽史の類をも呑み込んでしまうのだろうか。
時代を70~80年代に戻せば、新左翼の「日本原住民論」に基づく新古代史観に反発する形で、右派勢力が先述の原理主義的気質を増大させていった事は想像に難くないが、一方である右派の武闘派勢力について記せば、こともあろうにその機関紙で「オウム真理教的武装に学べ」という記事を載せていたことがある。
単に武装という点だけでなく、オウムが、ヤルタ・ポツダム体制の打倒をスローガンとする新右翼同様「ユダヤ・フリーメーソンの陰謀」への対決姿勢をみせていることへのシンパシーもあったようだ。確かに有名な某民族派団体の公式サイトを見れば、その思想の名残を窺い知ることが出来る。以下、抜粋
我々は、物質主義を最大権化とする西洋近代合理主義に汚染され民族の魂を失った我が国に、民族の伝統、文化を回復し、真姿日本を蘇らせんとするものである。
そのために我々は、民族の前衛としてありとあらゆる手段をもって腐敗せるこの悪しき戦後体制=ヤルタ・ポツダム体制を打倒し、光輝ある我が国の歴史を創造するべく維新を断行する。
そして、亜細亜を真に開放し、更に世界解放を勝ち取り、以って八紘一宇の大道理想世界を創出する。
一、 我々義勇軍は最も苛烈にして最も先鋭なる民族主義集団である。
一、 我々の目的は日本の政権奪取、世界革命維新である。
一、 我々は敵権力、白人集団(WASP、ユダヤフリーメーソン)との全身全霊をもった闘いを貫徹するものであり、これに逆するスパイ、敵対者はそれを容赦なく排除する。
左にしろ右にしろ、共通している事は偽書に根ざした偽史、そこに連なる神秘主義・他民族による謀略が行われているという陰謀論が、かつて共通していたことはもっと指摘されていいはずだ。
共通するのは両者ともに「何かに支配されている・謀略されている」と思い込んだうえでの大衆運動であると言う事だろう。
そして自分達の言説、あるいは信仰を妄信する狂信者と言っても良い。
模倣は大衆運動を統一する際に重要な要素となるとエリック・ホファーは指摘する。偽史や陰謀と言った物語はあらゆる大衆運動が重んじる意思の統一と統制にうってつけの要素であろう。ましてや、それが憎悪に根ざしたものであるならば尚更ではないか。
憎悪はあらゆる統一の中でもっとも容易に受け入れられ、包容力の広いものである。共通の憎悪をもつということは、まったく異質な要素をさえ結合させる。
例えば、本来ならば皇国史観とは相容れない筈の古神道的な価値観が民族派達に受け入れられたように、時として「日ユ同祖論」すら受け入れられたように、あるいは、皇道派が妥当フリーメーソンを合言葉に極左的カルト宗教にシンパシーを感じたように、共通の憎悪をもつという事はその相手が敵であったとしても抵抗する気力を奪うものなのだろう。
また、ノルベルト・エリアスが言うように、「共同で支持される信仰は、それと食い違うあらゆる証拠をしばしば受け付けないし、あるいはまた、その信仰が単に親密なコミュニケーションで結びついている大勢の人々によって共有されているがゆえに、それを間違っていると見なす議論も受け付けない(「定着者と部外者」法政大学出版局 P.167)」彼らの信じる神話が例え荒唐無稽な偽史であろうとも、真実や事実を提示してもそこに意味は無いのだろう。我々がそれを批判したところで、却ってそれが集団の結束や指導者のカリスマ化を強固なものにしこれらの運動をより先鋭化させていくだけなのか。
「恐ろしくマイナーなカウンター・カルチャーの蛸壺の中での話」の様に思うが、実際のオウム事件を調べれば、その影響力に関しては侮れないものであっただろう。そもそも大衆運動においてその原典となるカルチャーの規模の大小やメジャーかマイナーかはさして問題ではないのかもしれない。言論人によって市場に放り出された商品は文化装置としての機能を発揮し、狂信者達によって都合の良いように具体化され、末端の活動家によって強化され先鋭化していく。また、ホファーはこうも言う。大衆運動にとって狂信者が危険なのは彼らが落ち着くことが出来ないからであると。狂信者は常に分裂と緊張に苛まれており、常に新しい陰謀を(明きらかにされない神秘)を求め続け、更に極端なものを求め続ける。
オウム事件はいうに及ばず、極左や極右の政治活動であっても同じことである。
”
日本のオカルト「日本屈指のトンデモ本、竹内文献」
http://neutral-neutral.com/archives/1192
”竹内文献といえば日本屈指のトンデモ本であるが、釈尊・孔子・キリスト・マホメットの渡来、ピラミッドの日本発祥説、超古代の日本の王は越中の御皇城山に世界統治の本拠地として全長4キロにわたる広大な神殿と巨大宇宙船「天乃浮船」の存在など、その破天荒なスケールの壮大さ、荒唐無稽さは際立っているが戦前の古神道家に与えた影響は決して軽んじられるものではない。
竹内文献は戦前に不敬罪で押収され、原本は東京大空襲で焼失したとされているが、戦後各地に散らばる写本を収集・再編しとある出版社が
再版する事となり、一部の神秘主義者達に知られる事となる。
時は流れ80年代、あるカルト宗教の教義に一部影響を与える事となる。それが何を隠そう、あの「オウム真理教(現:アーレフ)」なのである。
動画中にキーワードとして登場する「ヒヒイロカネ」とは「天乃浮船」の動力となる金属であるという。この金属は永久に錆びず人間を超人に変える波動を発するという。
最も竹内文献の特色とは平田篤胤の「日本の神々が世界に移動した」という概念を極端に具体化した「日本は神国であり世界の宗主国である」とする超皇国史観のテキストなので、反天皇・反体制であるオウムの教義とは水と油なのだが、動画中にもある通り都合の良い切り貼りをしたものだ。
さて、言うまでもなくこの「竹内文献」は公開者である竹内巨麿(1875-1965)の創作である事は疑いようもないだろう。竹内は富山県婦負郡神明村の小作農の家に生まれるが竹内家の伝承では父は宇多天皇の後裔、母は神宮祭主大中臣家の娘で母が暴漢に襲われ自害した後、竹内家に預けられたのだという。出自の真偽はさておき、竹内は18-19歳の頃、御嶽教の行者として全国を遍歴していたという。その後、明治32年ごろ、茨城県中郷にて治病祈祷などで周辺村民の信頼を得ていたという。明治43年には茨城県磯原に御嶽教所属の天津教会を開き、後に天津教として発展させる。祭祀は「皇祖皇太神宮」。昭和4-5年の最盛期には信徒数約1万人を擁し、茨城、福島の農民層が基層であったというが、天津教の活動自体は教義を広めることではなく、地域の民俗と融和した村落共同体の構築であり、竹内自身には他の古神道家の様なハードな国体論(超皇国史観)というよりも、本質は幻想家であり霊能家であったとも言われているが、他の古神道家達に絶大な影響を与え「竹内文献」が一人歩きを始めてしまった事によって竹内は不敬罪・文書偽造・詐欺の容疑で弾圧される事となる。
「皇祖皇太神宮」”
(原本消失って偶然を装った証拠隠滅なんじゃないの?
大本教の出口なおの「お筆先」も多くが弾圧で消えたらしいけど、これって教典=大本神諭(おおもとしんゆ。実質的な執筆者は出口王仁三郎)との食い違いがばれたら困るから、弾圧で「不幸にも」多くのお筆先を失ったフリをしているのでは?
”お筆先は、神懸かりしてから大正7年6月の最後の筆先まで約27年間、半紙20枚綴りで約1万巻を記述したが、二度の宗教弾圧(大本事件)により多くが散逸した”
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E7%A5%9E%E8%AB%AD)
若隠居の寝太郎 @Chimaera93 2月25日
アゾフ大隊とナチスのマークでオカルト的に見ると意味合いが違う。ナチスは太陽や勝利を意味するシゲルのルーンを交差させているが、アゾフ大隊は氷や停滞、安定、現状維持、争いを意味するイスと、イチイの木、死あるいは再生、転換を意味するユルを組合せている。
Luzifer08312 @nabe08311 1月26日
旧ナチスの紋章のハーケンクロイツ逆卍は北欧神話に出て来るルーン文字のS(意味は太陽、勝利)を2つ重ねたもの。ヒトラーは10代で聖書を読破し、オカルトに精通していた。因みに英語でオカルトの意味は、秘匿されたものという意味が有る。
ネズミさん @Nezmi_san 9月20日
日本の政治家が「ネオナチ」と騒いでいるが、
「スキンヘッド」って連中がロシアや欧州でうろうろしている事実をまず見るべきだね・・・
https://www.youtube.com/watch?v=NpE8jehTRIM&list=PLij9EUVXBvyYoJsbUCRVx76BLSjwokruF …
(欧州ではアジア人は奴等を見つけたら近づかない・・・ボコられるよ)
ウクライナ(ロシア)のネオナチの「ルーン」のシンボルを見よう、「ルーン(rune)」の語の源は、スカンジナビア語
http://ameblo.jp/happy-runes/entry-11918349537.html …
やゴート語で「神秘」「儀」などを意味する。ドイツ・ゲルマンの文字である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%96%87%E5%AD%97 …
ルーン文字はドイツで日常使われている、で、「Z」のマークを見よう・・・
http://en.wikipedia.org/wiki/Nazi_symbolism …
ルーン文字とナチスのシンボルの関係だ・・・
ちなみにウクライナのネオナチの「ウルフサンゲル」→「i(イサ=氷)とh(雹=エイワズ)」の合成文字、なんで偶然にも雪の女王がヒットしたのかねw) pic.twitter.com/fxZ4ya18ln
「合衆国はウクライナのネオ・ナチを支援している?」
http://ameblo.jp/humipine/entry-11804734401.html …
第二次世界大戦中のドイツ侵略へのウクライナ人記念碑を破壊、ナチス式敬礼「ジークハイル(勝利万歳)」とナチのウルフサンゲル(ウルフ狩猟用のフックの形)のシンボルは欧州広場で・・・
さて、今後は政府に「ネオナチ」の大臣がいるらしいから、ナチスのシンボルを覚えておこう・・・
SSはナチス親衛隊→死の頭(頭蓋骨)
→稲妻が2個、レディーガガなど音楽業界も(S)、メイソンのマークでもある。木の枝みたいなマークはZ、なぜか「アイドル」が「ゼーット」とか叫んでるね
「マークやシンボルには意味がある」んだよ。「飾りじゃないのよマークは、はっは~♪」である。本来日本のナチス大臣が欧州に行ったらぼこられる(アジア人だから)、ではなぜ日本のアジア人が「ネオナチ」なのか?そこから「正体」を導くべきだね。 pic.twitter.com/9Ok52iSEbr
ちなみに街をうろつくロシアの「ネオナチ・ガールズ」、野郎の「スキンヘッド」だけじゃないよw(某大臣も昔は「ガール」だったろうが、)
https://www.youtube.com/watch?v=jnQ2r7gEfro …
因みに「88」は「ハイル・ヒットラー」という意味だから無闇にTシャツ着ないほうが身の為だw
えーっと、この「ネオナチ」のヨウツベ・ビデオを聞くと「オイ、オイ、オイ~♪」となにやら妙な掛け声、日本人には聞き覚えの言葉だが、「オイ!」というのはロンドン下町など、パンクでいうところの「ネオナチ宣言」である・・・(音楽にも意味)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4 …!
日本の「ゼーット!」とか叫ぶアイドルグループとこの「オイ!」という1970年代後半にイギリスで発生した、労働者階級に支持されたのパンクロックのサブジャンル、「連帯」というところで非常に似ている・・・尚、オイは「パンクス、スキンヘッドと非同盟の若者達とを結びつける」勧誘目的だった。
それでは、もうひとつネオナチ・ロシアン・ガールの音楽を紹介・・・
https://www.youtube.com/watch?v=jnQ2r7gEfro …
ここでも「88」のTシャツだね。「14」ってのも同じ(白人至上主義運動のスローガンが14単語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/14_Words
(14 Words(Fourteen Words)
="We must secure the existence of our people and a future for white children."
=「我らは、我らの種族の存続と白人の子どもたちのための未来を確かなものにしなくてはならない。」)
「8814」の意味がわかったところで、このTシャツを見ればアジア人や黒人は「かわい~」で盛り上がらず、ビビッて逃げないとならない・・・w
音楽→https://www.youtube.com/watch?v=jnQ2r7gEfro … pic.twitter.com/LFyisr7LwM
戸梶圭太 @Keita_Tokaji • 10月24日
ち くま新書の『現代オカルトの根源』で言及されている爬虫類型異星人って、一部のなりあがり系人格障害者にありがちな、常に利用できる獲物を探しているよう な虚ろで気持ち悪い目を持つ爬虫類面のことを言ってるんじゃないかと思ってしまう。大抵ある程度のしあがって自爆するんですが。
オウムはインド風に偽装しているけど神vs獣の善悪二元論・終末論・ハルマゲドン・隣人愛でわかるように中身はキリスト教!オウム思想の中核は神智学(インド風キリスト教。創世記とギリシャ哲学の動物蔑視)の霊性進化論=神か獣かの善悪二元論+霊的カースト制度。神智学がユダヤ陰謀論=キリスト教の伝統を広めるのに協力。大田俊寛著『現代オカルトの根源』(ちくま新書)。「誠の神様はただ一柱」とする大本教は「天地の創造神」というキリスト教的な神を導入しつつも多神教の枠組みを一応維持していた平田派神学以上にキリスト教。
Posted on 2015.04.04 Sat 06:09:19 edit
あなたがこの記事をいつ訪れているかは分かりませんがこの記事が投稿されてあまり日にちが立たない場合は危機感を味わえる文章でこの記事の冒頭は始まる。
菊池 @kikuchi_8 3月26日
3月20日は過ぎた。次の要警戒危険日は「皆既月食と猶太暦5775年ニサンの月15日で、猶太教の過越の祭の初日が重なる」4月4日である。前後も要警戒。
J・ナナミ @pinkglalem 2015年4月4日
そー言えば、あした、イースター...?春分から最初の満月の日曜日...らしい。昔オリエントにあった暦から来ている慣習で、語源はイシュタル。バビロニアの叙事詩ギルガメッシュを参照されたし...。
この辺の宗教的起源は、ペルシャからバビロニアそして、中東から地中海世界に広まった文化...
【村井が消された理由.】村井秀夫の語った阪神人工地震
https://www.youtube.com/watch?v=KUzWqSAaOjE&feature=youtu.be
“私は、haarpの存在を信じていません。原理が理解出来ないからです。
ただ、人工地震は、その原理自体が、極めて単純で、私にも理解出来ます。故山本寛サン¬によれば、地震自体が、プレートのズレでは起きないのだソーです。すべての地震は、地¬下に溜まった水素ガスが原子状になり、それが核融合反応を起こす爆発現象であるンだそ¬ーです。よく、目撃される地震に伴う発光現象は、核反応に伴うプラズマです。
この場合、人工的に地震を起す事は極めて容易で、地下に水を注入すれば良いのです。注¬入された水は、地下鉱物を酸化させる事で、酸素を奪われて、原子状の水素ガスの状態で¬蓄積されます。はたせるかな、河川工事やダム工事によって、それ迄無かった地域に地震¬の頻発現象が報告されています。
人工地震とは、その蓄積された地下水素ガスの地殻付近で、核爆弾を爆発させて、意図的¬に水素ガスの核融合を誘発(ブラックライト・プロセスによる共振現象)させる事です。¬コレは、エドガー・テラーの水爆の起爆方法の原理と同じ。
つまり人工地震とは、地面を核兵器として使うのです。
村井の「...天体の状況とかを利用して、...うまくタイミングを合わせる...」¬とは、太陽の事です。太陽は個体ではなくて、水素とヘリウムでできた巨大なプラズマの¬塊です。常に核融合を起こして、エネルギーを放出しています。
この太陽の核融合反応の活発な時期に同期させて、地下の原子状水素ガスを起爆させれば¬、その核融合も大きくなり、巨大な地震が起こせるワケです。
村井は、その事を云々しているのです。”
J・ナナミ @pinkglalem 3月5日
核 爆弾でトリガーをひくというのでなければ、人工地震はかなり古い技術だと言うことになる。(山本寛さんの説によれば)とりあえず地殻のクラックに浸水させ れば、勝手に起こる。金属鉱物を酸化させることで、簡単に水から水素ガスを作れる。後は、ソレが核融合を起こすのを待つだけ...
菊池 @kikuchi_8 · 4月3日
まるでカトリック。キリシタン神学の影響を感じる→出口王仁三郎「祈りは天帝にのみすべきものである。他の神様には礼拝するのである。私はそのつもりで沢山の神様に礼拝する、そはあたかも人々に挨拶すると同様の意味においてである。誠の神様はただ一柱しかおはしまさぬ、他は皆エンゼルである。」
出口王仁三郎の考えでは「神」とはただ一柱であり、それ以外は全て「エンゼル」(天使)だと。「天地の創造神」というキリスト教的な神を導入しつつも多神教の枠組みを一応維持していた平田派神学をさらに超えて一神教化させている。完全にキリシタン神学であり、少なくとも神道や仏教以外の何かだ。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
陰謀論者の本を私は読まない。 初詣の初出は明治18年で、参詣客が多いのはご利益ではなく交通網のおかげだと暴露したのが『鉄道が変えた社寺参詣』。 これに神道=和風キリスト教と金剛峯寺の建立が明治2年なのを加えると、初詣は✝製の偽伝統に金を集める行事だと判る。
陰謀論者の本を読む代わりに『現代オカルトの根源』を読むべきです!
アイクも登場しますよ。アイク本読もうとしているなら先にこの本を読むべきです。
本書は私のお勧め本ランキングの上位に位置します。
ナチスも大本教もオウムもユダヤ=フリーメーソン陰謀論を唱えていて、どれも思想の中核がキリスト教と選民思想!
大田俊寛『現代オカルトの根源──霊性進化論の光と闇』(2013年7月10日、ちくま新書)
・オウム思想の中核は神智学の霊性進化論=神か獣かの善悪二元論。
人間の霊魂は輪廻転生を繰返しながら経験を積み霊性のレベルを向上させ「神人」に近づいてゆく。
が、「獣人」へと退化・堕落する霊魂も存在する。
霊性の進化と退化という二元論で捉える図式を本書では「霊性進化論」と称する。
オウムにおいて顕著なように、霊性進化論は、
神に進化
VS
動物に堕落
の二つに一つという極端な二元論を生む。
(第三の選択肢が無いのが罠。
そもそも霊魂は実在するの?
どうやって証明するの?
輪廻の法則って実在するの?
どうやって証明するの?
原始仏教的な解決としては
「そんな確かめようがない形而上のことなんか気にすんな。確かめられる現実的なことに即して生きる方がいいよ」
なお、私は原始仏教寄りな思想ですが、それ以降の仏教も全否定はしません。
たとえ墓石や位牌が儒教のものであっても供養もお参りもします。
あと、作者はグノーシス思想の研究者でもあるので、オウムというかインド思想とグノーシスの共通点にひかれたのかも。梵我一如)
・麻原彰晃のオウム真理教の教義の根幹は単純な二元論。
神的存在=善。
動物的存在=悪。
霊性を高めて徐々に神的存在に近づいていゆく者と、
物質的次元に囚われて動物的存在に堕ちてゆく者の二つに人間は大別される。
人間の霊魂は不滅であり、輪廻転生を繰り返しつつ永遠に存続する。
また、行為はすべて業(カルマ)として霊魂のうちに蓄積される。人生の目的は良いカルマを積むことにより、自らの霊性を進化・向上させることにある。
霊性進化の為にはヨーガや師(グル)への帰依がなされ、超能力者や「超人類」、あるいは「神仙民族」と呼ばれる神的存在に進化することができる。そして「シャンバラ」や「真理国」という名称のユートピア国家を樹立することになる。
現在すべての人間が霊性進化の道を歩んでいるのではない。高次の霊性に目を向ける人はまれであり、物質主義的な価値観に染め上げられ現生の快楽に耽溺しているので、神への進化の道ではなく、動物への退化の道を歩んでいるのである。
(神への進化ってグノーシスっぽいです。動物化って退化なの?
動物のほうが幸せなんじゃないの?
霊性云々なんて考えることもないし。
創世記とギリシャ哲学の動物蔑視から卒業したら?)
多くの人々が動物化する背後には邪悪な組織がひそかに活動している。
麻原はその組織が「ユダヤ=フリーメーソン」と名指しした。ユダヤ人の秘密結社であるフリーメーソンは人々の意識を誘導し彼らを家畜として支配することをもくろんでいる。
(メイソンの構成員の大半はクリスチャンなのでキリスト教系結社です。ユダヤ人は実在しない単なる名札。
キリスト教=邪悪な組織の手先=オウム。
詳しくは過去記事
紐付き陰謀論者に騙されない方法は何ですか?
陰謀論者の本を読まず、講演なども聞かないこと。
陰謀論本ではない本や講演で知識をつけること。
まずは、心理学で人を操る技術が書かれた本を読むこと。 以下のキリスト教に見えないキリスト教思想に気を付けること。
【ユダヤ】=金融特権・職業。×民族。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-67.html
をどうぞ。
大本教も大本教派生の神道天行居(しんどうてんこうきょ)もユダヤ陰謀論を唱えております。
どろいろクローバーZ @GotenNotYonten 2011年12月21日
会 沢正志斎に入門し、平田篤胤などの影響を受けた本田親徳は「帰神法」や「鎮魂法」等を唱える。その理論は大本教の出口王仁三郎、友清歓真へ強い影響を与え る。友清歓真は山口県田布施町にユダヤ陰謀論を唱える神道天行居の本部を構える。また田布施町には踊る宗教こと天照皇大神宮教も存在する。
小山田浩史 @magonia00 2011年3月29日
柳 田の『山の人生』を再読してたら、大正14年に『幽冥界研究資料』という、『嘉津間答問』や『幸安仙界物語』、『仙界真語』などの幽界関連書を合本したも のが出ているとか書いてあった。調べたら、これを編集した友清歓真という人は大本教を脱退して「神道天行居」という新宗教を立ち上げたのか。
N.E.U.T.R.A.L @neutral_00001 12月11日
日本のオカルト「古神道とユダヤ陰謀論」 - ユダヤ陰謀論といえば神道天行居の友清歓真などが反ユダヤの急先鋒として有名であるが古神道においてユダヤ陰謀論は根深い部分で複雑に絡まっている。... http://tmblr.co/ZrgQAn1XkAYAl
小山田浩史 @magonia00 2011年3月29日
" 神道天行居(しんどうてんこうきょ)は、友清歓真(ともきよ よしさね)によって創始された古神道系の新宗教団体。秘密結社に分類される事もある。本部は、山口県熊毛郡田布施町の石城山の麓。現在でもユダヤ陰謀論を 信じ、「霊的国防」を唱えている。" http://bit.ly/gXS79K
菊池 @kikuchi_8 2月21日
友 清歓真の「霊的国防論」の世界観ががゾロアスター教そのものであった。世界は「正の産霊と邪の産霊の絶え間ない闘争」で最終的に「正の産霊」が勝利し神的 世界の実現云々。しかし、これでは「霊的国防」以前に思想国防で負けている。妙な要素の伝統への混入を防止するのが思想国防の眼目であろうに。
坂崎 一 @SAKAZAKIHAJIME 2013年9月6日
したがって白光真宏会は「諸教の大本教系、生長の家系」ということになります。大本教からは、その他に「神道天行居」の友清歓真(よしざね)、「心霊研究所」の浅野和三郎、「三五(あなない)教」の中野与之助など数多くの新興宗教の教祖を輩出したので、(8/11)
甲斐宗運act4 (早川 数秀) @KazuNoSaru 2013年12月27日
平田篤胤の弟子であり、大東亜共栄圏の父ともいわれる農本主義者、佐藤信淵は綾部藩に招かれた。後の大本教と大本にそっくりな九鬼神道の発祥の地。 変形朱子学たる水戸学の会沢正志斎の会沢神道を学んだ本田親徳に、大本教の出口王仁三郎は学んだ。
甲斐宗運act4 (早川 数秀) @KazuNoSaru 2013年1月28日
会沢正志斎→本田親徳 + 平田篤胤→佐藤信淵 = 綾部藩 と メーソン(どこまで影響してるか知らんが一応挙げておく) + 国家神道 = 津和野藩 のラインがキツイ。
菊池 @kikuchi_8 8月1日
33)平田派の系譜から大本教が出、各種神道カルトの源流を成している。出口王仁三郎は恐らく平田派の教学の影響も強かったであろう明治期の皇典講究所で学んでいる。また幕末期に平田国学を学んだ本田親徳の鎮魂帰神法の影響を色濃く受けている。平田派と大本系神道カルトはかくして接続している。
鳥山仁@『純粋娯楽創作理論 第二章』発売 @toriyamazine 3月16日
そういえば、審神者は本田親徳、みそぎは川面凡児が広めた概念で、どちらも明治以降の神道家だから、日本古来の概念と言われると「?」ということになる。単語自体はあったはずだが、重視されていたかと言われれば相当怪しいはずだ。
メディア・エクスタシー_情報生態系と美学 @MediaEcstasy 3月10日
幽冥において本田親徳、現世では長沢雄楯の教示を受け、王仁三郎が大成した霊学の内容こそ、鎮魂帰納法の体系的な発現があったといえる。
神霊狩次回予告bot @GH_next_preview 11 時間11 時間前
鎮 魂――。逝った人のことを想うこの言葉には、もう一つの意味がある。生きているものの魂は不安定で、躯につなぎ止めておかねば乖離してしまうという。明治 時代初期、本田親徳は鎮魂と神を人間の肉体に下ろす帰神を軸として古代の神道を体系化し、出口王仁三郎らに影響を与えたのだった
武田崇元 @sugen_takeda 2014年2月19日
↓ 「ひとふたみよ」には二系統あり、一は『旧事本紀』所伝の十種神宝の呪詞に、一は平田篤胤伝で天鈿女命が天岩戸前で神憑りの際の諷語に淵源するとされる。 「ひふみよ」は『旧事本紀大成経』「先天神言文」が初見で、天照太神が「地照太神」(大国主神)に四十七言と神字を授けたとされる。
但し篤胤は「ひふみよ」は天照大神が思兼神に作らしめ卜部に伝ったとした。いずれにせよ両方とも本田親徳の教儀に組み込まれた。出口王仁三郎は「ひとふたみよ」を「天の数歌」と称し重視したが、大本系でも岡本天明は「ひふみよ」を「一二三祝詞」と称し特別視した。)
最終戦争=ハルマゲドンにおいては、「神的種族(神人)」と「動物的種族(獣人)」の対立が顕在化し、それぞれがこれまで積み上げてきた業(カルマ)に対する審判が下される。真理の護持者であるオウムは、最終戦争を生き抜くことによって、世界を支配する主流派を、動物的種族から神的種族へと「入れ替え」なければならない。
・オウム真理教のあらゆる活動の目的は「種の入れ替え」。
人類を救済するのではなく、「人類の種の入れ替え」=修行をせず悪業を積む大半の普通の人たちを滅ぼしてしまい、修行をして善業を積む者たちのみの国をつくること。
(キリスト教などのカルトによくある自分達「だけ」が救われるってやつ。
こいつらには「現状維持」の方が「救済」だという発想はない)
・在家の一般信徒には
麻原は“核戦争が起きる状態が来ている。それを止めることができるのはあなた方だけなんだ。あなた方は何をやればいいか。愛だよ。本当に隣人を愛することができれば、あなた方は救うことができる。”p.12
(隣人愛=キリスト教。終末論宗教がオウム)
と言い、その頃に彼は出家信者に対しては
“今生での救済の成功は、核戦争を起こさせないことではない。変なことを言うぞ? 資本主義と社会主義をつぶして、宗教的な国を作ることだ、本当の意味で。この世をもう一回清算すべきだ。”p.12
と言っていることからわかるように、建て前と本音を使い分けている。
核戦争抑止は救済ではなく、核戦争を利用して資本主義と社会主義の双方を崩壊させて、宗教的な国を作ることが真の救済。
(祭政一致の神権政治が目的。国教はオウム真理教。
宗教団体が祭政一致を目指すのは当然といえる。自分たちが一番上になる制度だから。
再生の為の破壊。創造の前に破壊あり。インド思想。キリスト教もヨハネ黙示録でわかるように、創造の為の破壊、再生の前に破壊あり。
大量殺戮こそが救済の代償)
・麻原は、現在の世界で人間は物質的豊かさの中に埋没し、
霊性=精神性の次元をないがしろにした結果、「動物化」していると語る。
“今の人間というのは、動物以下だと私は思っている。ものすごい数の生き物を殺していると。ものすごい数の嘘をついていると。一体どっちが救済として正しいんだと。(オウムの活動は)仏教的な行き方というよりも、むしろ救世主的な行き方というのかな、管理する側の行き方というか、そういう行き方になるだろう。つまり今の人間が動物化した以上、あるいは動物以下になった以上、それをコントロールしなきゃならない。”p.13
(動物化した人間を管理者としてコントロールって完全に支配層思想。
動物蔑視、動物=悪、人間は動物ではない、という思想は実に欧米的、キリスト教的。
創世記に人間は、人間以外の動物を支配させる為にゴッドが創造したとありますからね。
人間は超絶弱小動物であり、いらないことを考える猿であり、あまりにも弱過ぎて食い物が取れなかったので昔は共食いもしていた疑惑があります。
人間以外の動物のほうがよっぽど無駄なく完成された生き方をしていますよね。
なお、仏教では動物=悪ではなく一切衆生(全生物)が救われますので、オウムのどこが仏教的なんでしょうかね。
仏教なのにハルマゲドン?
隣人愛(人間限定)?
仏教では愛=執着=悪。愛憎を超えた慈悲=善。
どうみてもキリスト教なんですけど。
「ものすごい生き物を殺」すの悪なら、核戦争を利用=虐殺容認しているオウムも悪だろ。
あと嘘もつきまくっているよね。自己矛盾だよね。
あと、「行き方」じゃなくて「生き方」だと思うのですが。
それにしても二元論による操作は本当に凶悪ですね。
U (公式bot) @wayofthewindbot
lanekota 支配する側も、されたがってる人たちも、二元論が好きですよね(笑) 二択を選ばされている時点でなめられてるんです。こちらから複数の提案をしてやれば、すぐに逃げ出しますよ。まっこうモグラさんは、それに近いことをやっておいででした。
lanekota ブラックホールに何かを吸い込ませたことすら人類はないはずなのに、その存在自体はあっさりと受け入れてしまう(笑) 人間の意識というもの自体が不可思議ですし、認識なんて錯覚だらけですしね。そのあたりを利用したのが魔術というやつなのかも。)
・霊性進化論は、ダーウィンの『種の起源』(1859年)が発表されて以降の世界、すなわち19世紀後半の欧米社会で誕生した。霊性進化論の源流はブラヴァッキー(1831~91)が創始した神智学(Theosophy)という宗教思想運動。
(重要なのは前述したように、キリスト教とギリシャ哲学のスサマジイ動物蔑視により、動物と人間は決して接続しない生まれに何の関係もないということが、西洋思想の大前提だったわけです。
だからこそ、進化論はキリスト教思想に衝撃を与え、新キリスト教の誕生を促しました。また、輪廻思想もインド植民地化などで盛んに触れる機会が増えたこともあるでしょう。
霊性進化論はカースト制度を霊性のレベルでやろうというものです。日本では学歴が典型的なカースト制度です。学歴がカースト制度なのは日本以外もですけど。
霊性のレベルが上がっていく云々はスウェーデンボルグの影響もあるでしょうね)
・ブラヴァッキーは世界各地を広範囲に転々としたさいに、当代の高名な霊媒であったダニエル・ダングラス・ヒュームの助手を務め、フリーメーソンと接触し、エリファス・レヴィの魔術を始めとするさまざまなオカルティズムやエソテリズム(秘教)の教義を学んだと言われる。
1873年にブラバッキーはアメリカのニューヨークに渡った。当時のアメリカではスピリチュアルの流行が再燃しており、彼女も霊媒のひとりとして活動した。
1874年にオルコットとブラヴァッキーは出会い意気投合し
1875年に心霊現象(心霊主義=スピリチュアリズム)を探究するための新しい科学を作り上げることを目的に「神智学協会」を設立する。その二年後の
1877年に『ヴェールをとったイシス』を公刊した。
1878年にニューヨークを離れてインドに渡り
1879年には神智学協会の本部をインドに移転させた。このころから神智学の理論には輪廻転生論や弥勒信仰などの影響が濃厚になる。
(イシスはエジプトの女神。クロウリーはホルスが新時代の王だと言っていて、そのホルスの母親がイシス。神智学ははじめはエジプト寄りだったのですがどんどんインド寄りになります。弥勒=ミール=ミトラ)
インドは1858年にはイギリスによって植民地化されている。
それとともにサンスクリット文献、教典の近代的研究も開始された。その成果は欧米の人々に対して「インドの神秘」への憧憬をかきたてることになった。
また、そうした研究から、ヨーロッパの諸文化や諸民族の起源がインドにあるとする、いわゆる「アーリアン学説」が生み出された。アーリアン学説は神智学の教義にも取り入れられ、「アーリヤ・サマージ」というヒンドゥー教改革団体と提携するなど、インドのナショナリズムや独立運動を後押しした。
(アーリア=高貴な。アーリアは形容詞。アーリア人=高貴な人=“有色人種の”貴族・支配層)
インドに移ったブラバッキーは、自らの思想が「大師(マスター)」や「マハトマ(偉大な魂)」と呼ばれる霊的熟達者に由来するという考えを明確化する。
ブラバッキーいわく大師は太古から伝わる崇高な知恵の保持者であり、彼らはチベットの奥地で「大白色同胞団(グレート・ホワイト・ブラザーフッド)」という名称の秘密結社を形成している。
ブラヴァッキーは超自然的な方法で彼らと交信できると称し、大師からの手紙(マハトマ書簡)を空中から取り出すという奇跡をしばしば実演して見せた。
神智学協会の本部にはマハトマ書簡を受取るための聖堂が設けられ、教会の活動は大師の指令に基づいて決定されるという体裁がとられた。
(大白色同胞団はなぜ「白色」なのだろうね。アーリア人は白人っていう大ウソの反映?
聖堂をもうけたのはそこに人が来ないようにするため。
だから不正しほうだい。
大師の指令って、巫女がお告げを受けたと称して巫女自身が決めていることの変形ですな)
ブラバッキーが実演した奇跡に対して
1884年にイギリスの心霊研究協会による検証がなされ、
翌年にはその虚偽性を非難する報告書が発表された。
神智学協会は大打撃を受け、インドを去り、イギリスに渡った。同地でも非難はやまなかった。
(なぜ心霊研究協会があるイギリスに行ったのか。何か秘密がありそう。
イギリスと言えばダーウィン)
彼女は第二の主著『シークレット・ドクトリン』(秘密教義)を
1888年に公刊する。
霊性進化論はこのシークレット・ドクトリンによって最初の明確な形式を与えられた。
ブラバッキーは同書の公刊後にしばらくして気管支炎を患い、
1891年に59歳でこの世を去った。
・進化論の普及で従来のキリスト教信仰をそのまま維持することが困難になった。
そうした欲求にこたえるために登場したのが「心霊主義(スピリチュアリズム)」の運動である。
1847年、ニューヨーク州の小村ハイズヴィルの一家屋において、フォックス姉妹という少女たちが幽霊との交信に成功したことをきっかけに誕生した心霊主義は、欧米社会において爆発的な流行を見せた。心霊主義では人間は死後も霊界で生き続けると主張され、多くの著名な学者が参加した「心霊研究協会」の活動に見られるように、超常現象や霊界の構造を科学的に解明することが試みられた。が、心霊主義運動において、多くの霊媒や霊能力者が詐術を行なっていることが暴露されるなど、常にスキャンダルがつきまとっていた。
ブラバッキーは人間の生きる目的は高度な霊性に向けての進化にあるとした。
なお当時、霊性の進化という発想に思い至ったのはブラバッキーだけではない。
博物学者アルフレッド・ウォーレスを代表者として挙げることができる。
ウォーレスはダーウィンと並ぶ進化論の創始者であり、人間の霊は死後も存続して進化の道を歩み続けるという見解を提唱した。
(進化論を提唱したのはダーウィンの祖父。
心霊主義や霊性進化論、輪廻を巡る不死の魂は、1859年『種の起源』によるキリスト教の神による人間の創造の否定・猿から進化しだけ=人間は出自もしょせん獣、動物には魂が無いから人間とは別物なんて嘘、という結論への対策でもあったのです。
私の思想は仏教寄り。あくまで寄り。特に原始仏教寄り。でも大乗仏教の空の概念を重視。絶対的存在の完全否定だから重要。
仏教寄りなのですが輪廻転生、生まれ変わりについては無記=確証が得られるまで否定も肯定もしないの姿勢です。
輪廻転生思想ってすごく怖いんですよ。単独だと大丈夫だと思うのですが、カースト制度と結びついた途端に凶悪な洗脳支配ツールになります。
下層階級の人が
「なぜこんなに下層で苦しまないといけないんだ!」
と言ったとします。
その人に対してバラモン僧が
「それはあなたが前世で悪いことをしたせいだよ。今度こそは上層に生まれ変われるように頑張ったらいいじゃないか」と言ったことは、恐らくはあるでしょうね。
輪廻転生を階層制を我慢させる為に利用しているのです。今の生活が悪い原因が前世なのですから現世ではどうしようもありません。よって現状に妥協して諦めさせることができる、悪質極まりない組み合わせです。
宗教は大衆に貧乏を我慢させる嘘だということを示す典型例ですな。
インドは未だこのバラモン教製の凶悪システムから脱しきれておりません。
猿から人間への進化を示す骨が見つからない云々に対しては、
そもそも猿が突然変異で退化したのが人間だという説を紹介しておきます。
palomino 3rd @palomino3rd 2月28日
wiki『ネオテニー』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%86%E3%83%8B%E3%83%BC … >ネオテニー(neoteny)は、動物において、性的に完全に成熟した個体でありながら非生殖器官に未成熟な、つまり幼生や幼体の性質が残る現象のこと。 >幼形成熟、幼態成熟ともいう
J・ナナミ @pinkglalem 2013年8月3日
Lボルグは人間をチンパンジーのネオテニー(幼形成熟)であると言っている。人間は進化したのではなくて、退化(機能不全)したと言うワケ。サルと人間の間のミッシングリンクはいまだに見つかっていない。
J・ナナミ @pinkglalem 10月1日
だ から、ユダヤ人もユダヤ教も存在していない。キリスト教が作ったデマ。キリスト教はミトラ教のパクリのカルト。そのため便宜上ゾロアスター教をモデルにユ ダヤ教というインチキ教を捏造した。そんだから、創世記はシュメール神話のコピペなんョ。アシュケナージはゾロアスター教徒のゲルマン人。
今のパレスチナはフェニキア人の都市があった場所。嘆きの壁はバール教の神殿跡。ヴァチカンはミトラ教の聖地の上に建てられた。
だいたい神の存在を信じている事じたいがこころの病気なんョ。「神は自身に似せて人を作った」って、じゃァ、創造主は人なんかい?え?オカシいでしょう?事実は、人はチンパンジーのネオテニーと言う奇形児。98.77%までエテコーなんョ
宗教には神秘も哲学も思想も何にもない。ただのインチキ。詐欺の道具でしかない。#ヴァチカンが黒幕 #聖書はインチキ #ReligionIsFraud #WirepullerIsTheVatican
人間と言うのは、奇形として身体的機能の欠損した状態で生まれた為に、野生動物よりも自然への適応力が弱い。そのために文明を発明した。チンパンジーは実は記憶力では人間をはるかに凌駕しているンだけど、想像力が弱い。人間の前頭葉が発達したのは他の機能の欠損の為だった
人間の文明は、野生動物なら当然持っている筈の身体的な機能の代用品。いわば、ニセモノの能力なんョ。
人間はそのままでは生きて行けない。宗教も最初は相互幇助の互助会のよーな小規模の組織。互いが利益と損失を共有して助け合うルールだったのが、利益だけを特定の人間が独占するネズミ講のよーな詐欺が生まれた。キリスト教がミトラ教を模倣してカルト詐欺になった過程。
利益だけを常に特定の人間が独占するから、損失を押し付ける犠牲者(信者)を常に拡大増殖(布教)しなければならなくなった。宗教は地域限定の小規模な組織だけど、カルトは広範囲に大規模化している。
この基準から見てゆくと、カルトを見分けられる。グローバルに展開することを標榜しているモノはすべてカルトの支配下にある。つまり、ヴァチカンにコントロールされている。
イスラエルは、欧州が中東とアフリカの地下資源を略奪する為の純粋な植民地でしかない。当初中央アフリカにエルサレムを作る計画まであった。宗教的民族的理由は後から付けたただのこじつけ。
(グラレムさんの言う「ヴァチカン」って「バチカンを作った、キリスト教を真の意味で一切信じていない血族・秘教集団」ないじゃないのかなあ。つまりバチカン「を作った勢力」。ミトラ教をパクッタのだから、もとはミトラ教に所属していた人々じゃないのかなあ。
あと真の支配層はお金で動くことはありえないので思想で動きます。恐らく「我々が現人神」選民思想。
強い弱いはたまたま生き残ったかどうかだけで決まるのであって、優れていたから生き残っていたのではありません。
生き残ったから優れている「とみなされるようになった」、が正しいです。
優生学をおし進めて完全に実現すると多様性が失われるので、思いもよらぬ弱点を突かれて全滅しかねません。
だから優生学こそが「自然淘汰」されるべきです。)
ネズミさん @Nezmi_san 5月22日
彼 ら支配層は「無駄食い」を常に考えている。彼らにとって利用価値のある人間とは、この時代で何なのか?将来どうしたいのか?である。因みにニューエージが 「別の意味」で支持する「進化論」のダーウィンですら 「あらゆる生物の中で、進化論に一番あてはまらないのは人間だ」と。
全ての人間はコンピューターに繋がり情報を飛ばす訳だから、その情報から為政者が「現状維持に役立つ」「将来役立つ」人間を日常データ解析から「選別」す る事も可能となる。「消費するだけの穀潰し」なら遺伝子作物に沢山毒を盛られ、医療も受けられず死期を早める誘導もあるかも知れない。
「人間選別」がネット時代で可能となる。「デンバー空港の絵」を知っている人はわかるだろう。選民思想を持つ人は選別も好きだ。
ネズミさん @Nezmi_san 8月11日
@lanekota 政治世界で右翼と左翼を作り出す原理と同じですね。どちらも究極には出口の無い不毛な戦いへ誘う役目。最近のビッグデータでの分析では行動心理学が導入され「人間には偏りがある」前提で誘導しようとしています。 (左翼は善=神の奴隷、右翼は悪=自由と対応すると思います)
ビッグデータなど統計分析では「中庸」即ち{平均値、中央値}からの差で見ます。つまり支配層の「神」はちゃんと中庸で見る訳です。それをある方向のビジネス都合(善)に誘導しようとする。末端だけが{善、悪}だけを与えられて。
※
平均値:それぞれ値を全て足して、値の個数で割った値。
中央値:数字を大きい順に並べたときのちょうど真ん中の順番(全体が5個なら3番目、全体が10個なら5番目と6番目の平均値)の値。
最頻値:分布の中でいちばん多く登場する値。
統計の詐欺師は平均の魔術を駆使して嘘をつきます。
例えば、平均収入の場合、平均値だと貧富の差が大きいので参考になりません。最頻値や中央値でないと駄目です。つまり、何何から何何の間の収入の人が一番多いって言わないと駄目です。
Funacq @funaq 22 時間22 時間前
帯津良一『後悔しない逝き方』p137「もし主治医から余命を宣告されたら、こんな質問をしてみてください。それは「平均値」ですか?「最頻値」ですか?「中央値」ですか?」)
・ブラバッキー晩年の大著『シークレット・ドクトリン』(以下SDと略)の宇宙論
SDの中心的位置を占めるのが『ジャーンの書』。
原初においては「永遠の親」という女性神格が存在し、「処女卵」を抱いて眠り込んでいる。そこに一条の光がさしこみ、処女卵は「世界卵」に変わる。やがて世界卵は孵化して「子なる神」と呼ばれる宇宙意識が誕生する。
子なる神は宇宙を創造する為に七大天使や十二星座天使団と呼ばれる天使たちを生み出す。そして神と天使たちは光線を降り注がせることによって太陽系の惑星霊たちを創造する。
太陽系の創造者である宇宙意識としての神は「デミウルゴス(ギリシャ語の「創造者」)」や「ロゴス(ギリシャ語の「言葉・論理」など多様な意味)」、あるいは太陽神と称される。
そして神は太陽系に「七つの周期(ラウンド)」を設定することによりその進化を促進しようとする。
一定の周期を反復しながら漸進的に進化してゆくというのが、SDの神智学における霊性進化のプロセスの基調となる。
(菊池 @kikuchi_8 12月3日
9) 仏教が心を自制し、整え、調整するという極めて理にかなったシンプルなものであるのに対し、グノーシスはデミウルゴスという悪神が作った物質界=悪、善神 に由来する霊魂=善→物質界からの霊魂の脱却=救済という仰々しい神話的形而上学を語る。神智学徒はこの類と仏教を意図的に混同させる。)
SDによれば、進化に関する七つの周期のうち、地球に霊が誕生したのは、七周期のうちの第四期にあたる。そして七つの周期は、地球上での人類の進化でも反復される。すなわち、地球において人類は、七つの段階の「根幹人種(root race)」を経て進化してゆくのである。
人類を創ったのは、太陽神に命じられた七大天使である。
地球は最初に、自らの力のみによって生命体を作り出したが、それらは霊性を欠如させた半人半獣の怪物たちであった。太陽神と天使たちが創造に関与することで霊性を宿すことのできる人間の原型が作られたのである。
SDにおける七つの根幹人種root race
第一 「不滅の聖地」に発生(霊体のみ)
第二 ハイパーボリア人(霊体のみ)
第三 レムリア人
第四 アトランティス人
第五 アーリア人
第六 パーターラ人
第七 神人として聖地に回帰
地球における最初の人類、第一根幹人類は、北極近辺に存在する「不滅の聖地」に出現した。しかしその場所は不可視の非物質的領域であり、そこに現われた人間も天使によって与えられた「アストラル体(星気体)」という霊的身体を持つにすぎなかった。不滅の聖地は、地球における人類発祥の地であると同時に、人類が第七根幹人種にまで進化した際に再び回帰する場所とされる。
第二根幹人種、ハイパーボリア人はハイパーボリア大陸という極北の地に誕生した。ハイパーボリアとは、ギリシャ語で「北方の彼方」を意味する。それは光明に輝く伝説の地とされ、現在のグリーンランド周辺に位置すると考えられている。
第二根幹人種はエーテル体(生気体)という霊体を有し、分裂によって増殖する性質を備えていた。ハイパーボリア大陸は常春の地であったが、あるとき大規模な地殻変動が起こって極寒の冥府に変わり、それによって当時の人類のほとんどが死滅した。
しかし一部から
第三根幹人種、レムリア人に進化する者が現れた。第三根幹人種は当初は卵から生まれ、両性具有の存在であったが、やがて男性と女性に分化し、生殖行為と胎生によって子孫を増やすようになった。第三根幹人種であるレムリア人はアストラル体やエーテル体という霊的身体の他に、人類として初めて物質的身体を有していたのである。
レムリア人が住んでいた場所が、太平洋に存在していたレムリア大陸とされる。
レムリアの語源はキツネザル(レムール)。
1874年にイギリスの動物学者フィリップ・スクレーターがキツネザル(レムール)の世界的な分布を説明するため、かつてインド洋に存在していたと提唱した架空の大陸である。ドイツの著名な動物学者エルンスト・ヘッケルも懇切に同調し、ヘッケルはレムリア大陸を人類発祥の地と考えたが、大陸移動説により20世紀半ばに否定された。
ブラバッキーはレムリア大陸仮説の支持者であり、SDではレムリア大陸はインド洋ではなく太平洋に存在していたと記されている。
惑星霊に属する「光と知恵の子」と呼ばれる者たちは、レムリア人の身体を好ましく思い、その中に降下した。こうして地球に、高度な霊性の種子を有する人間たちが現われ、彼らは「大師(マスター)」の原型となる。
しかしこの段階において人類が或る程度の知性と自由を獲得したことは、悪への転落を生じさせる契機ともなた。「炎と暗い知恵の主」と呼ばれる者たちもまた人間の中に降下し、彼らはルシファーを始めとする「悪魔」の原型となった。
そのときレムリア大陸においては、動物の進化もまた哺乳類の段階に達しており、レムリア人と動物とのあいだでしばしば性行為が行われ、四足で這いまわる「ねじくれた赤毛の怪物たち」が生み出された。獣姦を犯した低劣な人類種族は悪しき業(カルマ)の見返りとして霊性を喪失し、動物の領域に転落していった。やがてレムリア大陸は火山の爆発によって海中に没した。
(哺乳類の方が~類よりも優れているという思想自体が真理から離れているんじゃないの?
キリスト教の根本思想の一つが動物蔑視。
進化論=人間の祖先は猿という獣なのがよほど気にいらないようです。
神智学の人類発祥の地が北極あたりで創造主が宇宙意志「ロゴス」と天使=宇宙人だという思想は、人類アフリカ起源説=最初の人間は黒人説=科学重視を否定するのに非常に都合がよいです。
新約聖書でゴッド=言葉=ロゴスとありますからね。
要は、聖書の創造説の変形。
聖書原理主義の白人至上主義者が猿から進化した黒い最初の人類説を否定する為に聖書の唯一神による創造説を絶対視します。
根源人種(理論篇)
http://uyopedia.a.freewiki.in/index.php/%E6%A0%B9%E6%BA%90%E4%BA%BA%E7%A8%AE%EF%BC%88%E7%90%86%E8%AB%96%E7%AF%87%EF%BC%89
“ブラヴァツキーは仏教などの東洋思想や当時のSF小説などを素材にして「神智学」を創作した。その中で幻想的な根源人種の世界を語った。
• 最初の人類
アストラル体までしかなく、巨大で目に見えない卵形の霊的存在。アメーバのような分裂生殖をしていた。
• 第二人類(ハイパーボリア人)
エーテル体までしかなく(つまり肉体がなく目に見えない)。ハイパーボリア(かつて北極にあった大陸)に住んでいた。レムリアの隆盛の影で衰退していった。(注:ハイパーボリアとは「ヒュペルボレイオス」の英語訛り。ギリシア神話で北の果ての地。ヒュペルボレウス人はそこで平和に暮らしていたという。)
• 第三人類(レムリア人)
類人猿。(初期には両性具有でクラゲのような体をしていたが、次第に男女に分かれた)。レムリア大陸に巨大帝国を築いた。
レムリア大陸は今から6000万年前から4000万年前に海中深く沈んだが一部のレムリア人たちは逃げてエジプト人やインカ人の始祖となった。その子孫は現在のオーストラリア原住民やアフリカのホッテントット。
• 第四人類(アトランティス人)
現在のわれわれと同じ姿をしておりすぐれた霊能力をもち、巨大な石造都市を建設した。が、黒魔術の乱用によってひき起こされた大洪水によって大陸は沈没、絶滅に瀕した。月の光の色をした人種は絶え、生き残りが次の第五人種の祖となった。
彼らとレムリア人の生き残りが混血して生まれた種族の子孫が現在の北米先住民。
• 現在の人類(現生人類)
現在の現生人類はアトランティス人なきあとの第5根源人種にあたる。
我々が滅びたあとに2種類の人種が出現する。
• 未来の人類
北米で誕生して新しい文明を築く。
• 最後の人類
南米で歴史を創る。最後は地球から生命が消え人類は地球を去り水星に移住する。
ブラヴァツキーの根源人種説は、基本的には妄想か創作にすぎないので、その細部をいちいち真に受ける必要はないが、世界を理解するための発想は秀逸であり、直感としては正しいといえる。
”
ヒュペルボレイオス
“ヒュペルボレイオス(Hyperboreios)は「北風(ボレアス)の彼方に住む人々」の意味で、ギリシア神話に登場する伝説上の民族。永遠の光に包まれ、幸福に満ち溢れた地で彼らは自由に空を飛び、平和に暮らしていたと伝えられている。
概要
太陽神アポロンを崇拝する民族として知られ、彼らの住む国は一種の理想郷と捉えられていた。アポロンは誕生の際にゼウスの命令に背き、白鳥の馬車に乗り、ヒュペルボレイオスの住む地にやってきたと言われる。“
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%B9
北方重視は、北欧に金髪碧眼が多いからですよ。だからナチスとナチスの残党=アメリカの白人至上主義陣営が主張するのです。
トゥーレ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AC
“トゥーレ(ギリシャ語: Θούλη, ラテン文字表記は様々ある: Thile, Tile, Tilla, Toolee, Tylen, Thula, Thyle, Thylee, Thila, Tila など)は、古典文学の中で語られる伝説の地で、通常は島である。古代ヨーロッパの説明や地図によれば、トゥーレは遥か北、しばしばアイスランドの[1]、恐らくはオークニー諸島、シェトランド諸島、スカンジナビアにあると、また中世後期やルネサンス期にはアイスランドやグリーンランドにあると考えられていた。
(…)
「アーリア人のトゥーレ」
ナチ神秘主義者は、トゥーレやヒュペルボレイオスがアーリア人の古代起源だと信じていた。これは19世紀にコーネリアス・オーヴァー・ド・リンデンにより「発見」されたフリジア語の原稿『 Oera Linda Book 』にまつわる噂から始まったものである。原稿は1933年にドイツ語に翻訳され、ハインリッヒ・ヒムラーに支持された。この原稿は、言語学的に見ても文化人類学的に見ても、間違いなくまがい物である。伝統主義派の解説者ルネ・ゲノンは、「創始の部分だけ」トゥーレの存在を信じた。
紋章によれば、トゥーレ協会は1919年に設立されている。協会は、ドイツ労働者党(DAP)、のちの国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP、ナチ党)に深いかかわりがあった。設立メンバー3人の一人が、アドルフ・ヨーゼフ・ランツ(自 称ランツ・フォン・リーベンフェルト)(1874–1954)である。リーベンフェルトの自伝 ("Der Mann, der Hitler die Ideen gab", ミュンヘン 1985) で、著者のウィルヘルム・ダーム(ウィーンの医者)は次のように記している。「トゥーレ協会の名は、神話のトゥーレ、つまり消滅文化である北欧のアトランティスからとった。トゥーレに住む超人の民族は、魔力を通じて宇宙と繋がっていた。彼らは20世紀をはるかに上回る精神的・技術的パワーを持っていた。この知識をもって祖国を救い、新しく北欧・アーリア・アトランティックの民族を生み出さなければならない。新しいメサイアが現われて、人々を目的地へと導くだろう。」”)
第四根幹人種、アトランティス人は、哲学者プラトンが論じた伝説の地アトランティスで発展したとされる。ブラバッキーがSDを執筆していたころ、アメリカの政治家イグネイシャス・ドネリーが著した『アトランティス――大洪水前の世界』(1882年)がベストセラーとなっており、ブラバッキーも影響されたと思われる。
アトランティス人において、人間は動物から明確に一線を画するようになり、言葉を話始めた。アトラティスでは光と知恵の子に由来する優れた人間が王となり、巨大な都市が建設され、科学と芸術を高度に発達させたという。
第三根幹人種のレムリア人の時代において発生した善と悪の対立、光の勢力と闇の勢力の対立は、第四根幹人種でも継続され反復された。
光と知恵の子に従う人間は自らの本性が神人であることを感得して光の子に変容したが、
逆に、炎と暗い知恵の主に従う者は、物質性の領域へ沈み込んで闇の子と化した。ヨハネ黙示録にあるミカエルとサタン(巨大な竜、全世界を惑わす年を経た蛇)の闘争は、SDによれば人間のあいだの光の子と闇の子の対立を表現してるとする
闇の子は巨大で野卑な肉体を有し、美しい女たちを見つけては凌辱した。この出来事を書いたのが創世記に登場する巨人「ネフィリム」だとされる
その行為によって人間、アトランティス人はより低次元の物質的存在に堕落してしまった。
第四根幹人種、アトランティス人は額に第三の眼を持ち、テレパシーによって意志を伝達できたが、その能力も次第に失われた。アトランティスは大洪水によって沈没し、巨人たちもそのときに滅びた。
(アトランティスだって元ネタはプラトン。ここでもプラトン。
神智学は聖書を完全否定しない点も重要。キリスト教神学の作り直しとも言える。
聖書本文検索 | 日本聖書協会ホームページ
http://www.bible.or.jp/read/vers_search.html
という非常に便利なサイトで「ネフィリム」で検索すると
)
1:創世記/ 06章 04節
当時もその後も、地上にはネフィリムがいた。これは、神の子らが人の娘たちのところに入って産ませた者であり、大昔の名高い英雄たちであった。
1:民数記/ 13章 33節
そこで我々が見たのは、ネフィリムなのだ。アナク人はネフィリムの出なのだ。我々は、自分がいなごのように小さく見えたし、彼らの目にもそう見えたにちがいない。」
ネフィリム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%A0
“ネフィリム (Nephilim)は、旧約聖書の『創世記』および『民数記』、旧約聖書外典(続編)の『ヨベル書』、『エノク書』などにあらわれる種族の名で、一般的には「巨人」とされる。名前の意味は「(天から)落ちてきた者達」であるという。「ネピリム」とも表記される。
概説
『創世記』第6章1~4節によれば、地上に人が増え始め、娘たちが生まれると、神の子らは人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした。こうして神の子らと人間の娘たちの間に生まれたのがネフィリムであった。彼らは大昔の名高い英雄たちであったという。
『民数記』第13章32~33節ではカナンを偵察したイスラエルの一隊が、「そこにすむ民は巨人であり、ネフィリムである。彼らアナク人はネフィリムの出だ」とモーセに語る場面がある。
『ヨベル書』 7:21~23によれば、巨人たちが人の娘をめとり、そこからネフィリムが生まれたとされる。ネフィリムは「みな仲たがいをして共食いをし、お互いを殺し あった」という。この箇所ではネフィリム以外にエルバハ、ネピル、エルヨという三種の名称があげられているが、それらも巨人をあらわしていると考えられ る。
『第一エノク書』7章では地上に降りて人間の娘と交わった天使たち(グリゴリ)によって、巨人が生まれたという。巨人の体長は3000キュビット(1350m ギリシア語の『エノク書』[1]では3000ペーキュス[2])もあり、人間たちの食物を食べつくすと共食いを行ったという(7:5)”
プラトンが論じた伝説のアトランティス王国を統治していた聖人たちは、洪水を逃れてヒマラヤやエジプトなどの各地に離散し、「大師」として人々を導くことによって、新たな文明を築いていった。
そしてその営みから、
第五根幹人種のアーリア人が誕生する。SDではアーリア人は現在の世界の支配種族として位置づけられている。
(アトランティス人ではないでしょうが、秘教集団=超古代文明の生き残りが洪水対策に高い山の中に高度な技術を隠した可能性があります。神智学の霊性が現時点で最も高い人種=アーリア人支配者説に影響されたナチスがチベットに近づいた理由の一つでしょうね。
その超古代文明の超高度な技術の一部が今でも機能している可能性もありますよ。
巨大隕石が落ちてこないのは、隕石の大きさから危険性を計算して危険性が大きければ迎撃する隕石迎撃装置のお陰かも。しかもその装置は人間の目には見えず、自己修復するし、自分の姿を変形できるし、自分で移動する。高度な人工知能も備えている。
これがエイリアンの正体かもよ?
魔法使いハンターねこたさんのツイート発掘
@lanekota
http://blogs.yahoo.co.jp/mikaeru0628/38180957.html
“ 2月17日
日本人が霊的に優れてるって話さ、神智学協会の神話をよーく見て見なさいよ?アーリア人(笑)が霊的に優れた種族だって書いてあるから(笑)
2月17日
キリスト教は嘘やねん!と言ってるやつが和風キリスト教である大本教勢力に多くて笑ってしまうわ。大本教の本教は江戸時代のキリスト教なんだけど?
2月17日
大本教はチベットに視察団を送ったナチスのアーネンエルベや中国の明教など、イラン系宗教+密教系組織を通じて繋がってたんだよ?大本教の万教帰一は明教という中国のマニ教の五教帰一(儒教・キリスト教・仏教・道教・イスラーム)なんだけど?
2月17日
ナ チスをユダヤユダヤ煽るリチャード・コシミズはナチスがアーリア人(笑)みたいな印欧語族のオカルト思想にかぶれてた理由はどう説明するかね?まさにアー リア宗教で繋がってたのがコシミズの母体になってる大本教カルトじゃないのかね?つまり大本教とナチスまったく同じアーリア宗教だよ。
2月17日
リ チャード・コシミズやら大本教勢力が煽る霊的愛国ってさ、アレってナチスのアーリア人(笑)とまったく同じだからね?ww霊的に優位なアーリア人(笑)を 日本人に置き換えただけの粗悪品なんだね。そういうのに騙されるの頭悪すぎ。ナチスをユダヤというやつはナチスのオカルトはどうなんよ?
kurochan @kurocha37695991 • 2月17日
分派も大すぎますしね。政治言論系にも無自覚に洗脳されてるのが多数いますね。経験的に。@lanekota
2月17日
最近ネットでもテレビでも日本人を食肉加工する事を虎視眈々と狙ってる大本教とその手羽先の暗躍が恐ろしくて恐ろしくてたまらないわ。そんなに大本教がいいなら、あんたもシベリア抑留されてみればいいんじゃない?(笑)
2月17日
何で陰謀論をやってるやつが、キリスト教はもとより大本教の闇にとことんまで迫ると大本教をかばうのか?まったく理解できないわ。大本教をかばうやつは、ユダヤやメーソンやロックやロスを叩く資格なんかまったくないんだ!
2月17日
満州進出を煽ったのは大本教です。中国残留孤児だのシベリア抑留だのあんな悲惨な事を引き起こしてまったく反省してません。そいつらが日油同祖論やらユダヤ陰謀論など唱える資格なんざありません。
2月17日
大本教のアジア支配戦略マジ恐ろしいです。こいつらをのさばらせて、日油同祖論だのユダヤ陰謀論なぞ唱えてるっておかしくないか!?中国残留孤児やシベリア抑留など大本教のせいであんな悲惨な目にあったんじゃないか?それをまったく反省しないとか死ねよ本気で。
2月17日
ア ベシをマンセーする近未来世紀ジパングは、大本教の大アジア主義のような日本を中心とした五色人からなる天皇を中心としたアジアのブロック経済圏の神権政 治の国を目指してた戦前の亡霊の再起動なんだ。敗戦で70年間眠ってたが今度こそ世界を食い荒らそうと虎視眈々としてるってわけか。
2月17日
近未来世紀ジパングってアレ、旧軍が欧米の植民地主義者とねんごろでさ、旧軍の同窓会が作ったのが日本企業群で、そいつらがまた世界を荒らしに行くってほんま恐ろしいわ。日本もアングロサクソン的な海賊国家になって世界を食い荒らせってかな。マジ大本教こえええええ
@lanekota
”
ゆーぎり@眠い猫 @Yufugiri082 2010年9月27日
時代下って、元のおわり紅巾の乱というのが起こるのだが、あれもマニ教の流れを汲むのな。明教(マニ教の別名)と、明教と弥勒信仰を合わせた白蓮教という結社が主役。そしてやがて叛乱の中から頭角を現した朱元璋が明の国を興す。「明」という国号は「明教」からきたものだったりする。
クロダオサフネ@例大祭I22b @kuroda_osafune 2013年3月2日
そういえば明教(マニ教)を信仰していた明玉珍が建国したのが「大夏」ってちょっと面白いですよね。 大夏っていえば、だって本来バクトリア辺りの国名でしょう。 あの辺りって所謂ベルシャ帝国の影響下で・・・)
アーリア人の文明は現在は世界各地に点在しているが、今後はアメリカ大陸が中心地となり、正体的には第六根幹人種が誕生する。新しい人種の子供たちは、出現の当初は精神的・肉体的な奇形児とみなされるが、徐々にその数を増加させてゆき、やがては人類の多数派を占めるようになる。そのころには火山の爆発や津波が頻発し、最終的にはアメリカ大陸も沈没する。現在の第五根幹人種のアーリア人(現支配者)はこうして死滅するに至る。
(神智学でも終末論的教義が登場。キリスト教と相性がいいですね。アメリカ大陸が沈むっておいおい)
第六根幹人種のパーターラ人は海洋から新たに浮上する大陸で更なる進化を遂げ、物質的身体の束縛から急速に離脱していく。パーターラ人の中から第七根幹人種が生み出されるが、そのとき人類における物質性の周期は終了し、完全な霊性の段階に移行する。地球における人類の進化の歴史はこうして終焉を迎える。
神智学の人類史は複雑で難解に見えるが、実際は、基本的な構図の反復。
霊的進化と物質的退化という二つの道があって、
霊の進化のラインに従えば神的存在に近づけるが、
物質の進化(退化)のラインに従えば動物的存在(悪魔や怪物など)に堕落する。
SDではこの対立が目立つものだけを取り上げても三度反復される。
①地球は最初に、自らの力のみによって生命体を作り出したが、それらは霊性を欠如させた半人半獣の怪物たちであった。これに対して、太陽神(=宇宙意志=ロゴス=子なる神=デミウルゴス)と天使たちが創造に関与することで霊性を宿すことのできる人間の原型が作られる。
②第三根幹人種、レムリア人において「光と知恵の子」から大師の原型が生じるのに対して、「炎と暗い知恵の主」からは、悪魔の原型が生じる。
また、後者の勢力に属する人間たちは、動物との交合を行ったせいで奇形の怪物たちが生まれる。
③第四根幹人種、アトランティス人において、「光と知恵の子」に従う者が神人に近づいているのに対し「炎と暗い知恵の主」に従う者は物質性の領域に沈み込み、「ネフィリム」という怪物に変貌する。
このように霊性進化論の大枠は、霊性の進化か退化か、神人か獣人かの人間論を基本として構築されている。
霊性進化論の中心要素
①霊性進化
人間は肉体の他に霊体を持つ。人間の本質は霊体にあり、その性質を高度なものに進化させてゆくことが、人間の生の目的である。
②輪廻転生
人間は霊性を進化させるために、地上界への転生を繰り返す。地上での行ないはカルマとして蓄積され、死後の在り方を決定する。
③誇大的歴史観
霊体は永遠不滅の存在であるため、個人の歴史は、天体・人種・文明等の歴史全体とも相関性を持つ。これらの集合的存在もまた、人間と同様に固有の霊性を有し、円環的な盛衰を繰り返しながら進化を続けている。
④人間神化/動物化
人間は霊的な成長を遂げた結果として、神のような存在に進化しうる。しかし、霊の成長を目指さず、物質的快楽にふける者は、動物的存在に退化してしまう。
⑤秘密結社の支配
人類の進化全体は大師、大霊、天使などと呼ばれる高位の霊格によって管理・統括されており、こうした高級霊たちは、秘された場所で結社を形成している。他方、その働きを妨害しようともくろむ悪しき低級霊たちが存在し、彼らもまた秘密の団体を結成している。
⑥霊的階層化
個々の人間・文明・人種は、霊格の高さに応じて階層化されている。
⑦霊的交信
高級霊たちは、宇宙の構造や人類の運命など、あらゆる事柄に関する真実を知悉しており、必要に応じて霊媒となる人間にメッセージを送る。
⑧秘教的伝統・メタ宗教
霊性進化に関する真理は、諸宗教の伝統のなかに断片的に受け継がれている。ゆえに、それらを総合的に再解釈し、隠された真理を探り当てる必要がある。
(神智学にも凶悪な猛毒が含まれております。
善悪二元論(二択の罠)はキリスト教の得意技・
霊的階層化はカースト制度の変形。
輪廻転生は、お前の今の生活が悪いのはお前の前世の行いが悪かったからであって俺らがカースト制度などで搾取しているからではないと支配層が責任逃れするのに好都合。
終末思想もキリスト教の得意技。
この神智学のシークレット・ドクトリンの人類史がどんどん盗…否、パク…否、アレンジされていくわけです。
しかしこの物質=肉体=悪
非物質=霊・霊魂=善
の善悪二元論は
はマニ教やグノーシス主義やキリスト教まんまです。二元論による二択の罠は典型的な洗脳技術であることはしっかりと頭に入れておいて下さい。対策は
①第三(あるいはそれ以上の数の)の選択肢を提示
②両方選ぶ
③両方選ばない
④あなたの二元論は実はこういうことなんだよとこちらから解釈で干渉して内容を変更して無害なものする(例えばこれは二元論のように見えるけど実は~だから一元論なのだ! 対立は見せかけなのだ! とかね。
教義の乗っ取りみたいな手法)
⑤考えてみてください
などがあります。
マニ教の肉体嫌い思想をキリスト教に持ち込んだのは、恐らく、元マニ教徒のアウグスティヌス。
川上紘史 @utidahyakken 2013年6月7日
「信の効用」において忘れちゃならないのは対話相手がマニ教の信者であることと、マニ教はキリスト教グノーシス主義の一派だってことだろう。それを忘れたらアウグスティヌスの議論が変に見える。
shimizien @shimizien 2013年4月15日
たとえばマニ教について。原始キリスト教の歴史において重要なアウグスティヌスは、改心する前にはマニ教徒だったのですが、何が二つの宗派(マニ教はあくまで「真のキリスト教」を自称している異端であって異教ではない)戦いの争点だったのかが分かった気がしました。
knznymmmy @knznymmmy 4月30日
RT> 黙示録がはじめは正典ではなかったのは有名な話 なぜ黙示録が聖書に付け足しされたかは確か諸説あったと思うけど アウグスティヌスが強硬に主張したんじゃなかったっけ? アウグスティヌスと言えば元々マニ教 マニ教は成立の過程でゾロアスターの影響アリ
knznymmmy @knznymmmy 2013年12月2日
たしか、黙示録って最初は聖書
菊池 @kikuchi_8 3月26日
3月20日は過ぎた。次の要警戒危険日は「皆既月食と猶太暦5775年ニサンの月15日で、猶太教の過越の祭の初日が重なる」4月4日である。前後も要警戒。
J・ナナミ @pinkglalem 2015年4月4日
そー言えば、あした、イースター...?春分から最初の満月の日曜日...らしい。昔オリエントにあった暦から来ている慣習で、語源はイシュタル。バビロニアの叙事詩ギルガメッシュを参照されたし...。
この辺の宗教的起源は、ペルシャからバビロニアそして、中東から地中海世界に広まった文化...
【村井が消された理由.】村井秀夫の語った阪神人工地震
https://www.youtube.com/watch?v=KUzWqSAaOjE&feature=youtu.be
“私は、haarpの存在を信じていません。原理が理解出来ないからです。
ただ、人工地震は、その原理自体が、極めて単純で、私にも理解出来ます。故山本寛サン¬によれば、地震自体が、プレートのズレでは起きないのだソーです。すべての地震は、地¬下に溜まった水素ガスが原子状になり、それが核融合反応を起こす爆発現象であるンだそ¬ーです。よく、目撃される地震に伴う発光現象は、核反応に伴うプラズマです。
この場合、人工的に地震を起す事は極めて容易で、地下に水を注入すれば良いのです。注¬入された水は、地下鉱物を酸化させる事で、酸素を奪われて、原子状の水素ガスの状態で¬蓄積されます。はたせるかな、河川工事やダム工事によって、それ迄無かった地域に地震¬の頻発現象が報告されています。
人工地震とは、その蓄積された地下水素ガスの地殻付近で、核爆弾を爆発させて、意図的¬に水素ガスの核融合を誘発(ブラックライト・プロセスによる共振現象)させる事です。¬コレは、エドガー・テラーの水爆の起爆方法の原理と同じ。
つまり人工地震とは、地面を核兵器として使うのです。
村井の「...天体の状況とかを利用して、...うまくタイミングを合わせる...」¬とは、太陽の事です。太陽は個体ではなくて、水素とヘリウムでできた巨大なプラズマの¬塊です。常に核融合を起こして、エネルギーを放出しています。
この太陽の核融合反応の活発な時期に同期させて、地下の原子状水素ガスを起爆させれば¬、その核融合も大きくなり、巨大な地震が起こせるワケです。
村井は、その事を云々しているのです。”
J・ナナミ @pinkglalem 3月5日
核 爆弾でトリガーをひくというのでなければ、人工地震はかなり古い技術だと言うことになる。(山本寛さんの説によれば)とりあえず地殻のクラックに浸水させ れば、勝手に起こる。金属鉱物を酸化させることで、簡単に水から水素ガスを作れる。後は、ソレが核融合を起こすのを待つだけ...
菊池 @kikuchi_8 · 4月3日
まるでカトリック。キリシタン神学の影響を感じる→出口王仁三郎「祈りは天帝にのみすべきものである。他の神様には礼拝するのである。私はそのつもりで沢山の神様に礼拝する、そはあたかも人々に挨拶すると同様の意味においてである。誠の神様はただ一柱しかおはしまさぬ、他は皆エンゼルである。」
出口王仁三郎の考えでは「神」とはただ一柱であり、それ以外は全て「エンゼル」(天使)だと。「天地の創造神」というキリスト教的な神を導入しつつも多神教の枠組みを一応維持していた平田派神学をさらに超えて一神教化させている。完全にキリシタン神学であり、少なくとも神道や仏教以外の何かだ。
子子子子子(ねここねこ) @kitsuchitsuchi
陰謀論者の本を私は読まない。 初詣の初出は明治18年で、参詣客が多いのはご利益ではなく交通網のおかげだと暴露したのが『鉄道が変えた社寺参詣』。 これに神道=和風キリスト教と金剛峯寺の建立が明治2年なのを加えると、初詣は✝製の偽伝統に金を集める行事だと判る。
陰謀論者の本を読む代わりに『現代オカルトの根源』を読むべきです!
アイクも登場しますよ。アイク本読もうとしているなら先にこの本を読むべきです。
本書は私のお勧め本ランキングの上位に位置します。
ナチスも大本教もオウムもユダヤ=フリーメーソン陰謀論を唱えていて、どれも思想の中核がキリスト教と選民思想!
![]() | 現代オカルトの根源 (ちくま新書) (2015/03/13) 大田俊寛 商品詳細を見る |
大田俊寛『現代オカルトの根源──霊性進化論の光と闇』(2013年7月10日、ちくま新書)
・オウム思想の中核は神智学の霊性進化論=神か獣かの善悪二元論。
人間の霊魂は輪廻転生を繰返しながら経験を積み霊性のレベルを向上させ「神人」に近づいてゆく。
が、「獣人」へと退化・堕落する霊魂も存在する。
霊性の進化と退化という二元論で捉える図式を本書では「霊性進化論」と称する。
オウムにおいて顕著なように、霊性進化論は、
神に進化
VS
動物に堕落
の二つに一つという極端な二元論を生む。
(第三の選択肢が無いのが罠。
そもそも霊魂は実在するの?
どうやって証明するの?
輪廻の法則って実在するの?
どうやって証明するの?
原始仏教的な解決としては
「そんな確かめようがない形而上のことなんか気にすんな。確かめられる現実的なことに即して生きる方がいいよ」
なお、私は原始仏教寄りな思想ですが、それ以降の仏教も全否定はしません。
たとえ墓石や位牌が儒教のものであっても供養もお参りもします。
あと、作者はグノーシス思想の研究者でもあるので、オウムというかインド思想とグノーシスの共通点にひかれたのかも。梵我一如)
・麻原彰晃のオウム真理教の教義の根幹は単純な二元論。
神的存在=善。
動物的存在=悪。
霊性を高めて徐々に神的存在に近づいていゆく者と、
物質的次元に囚われて動物的存在に堕ちてゆく者の二つに人間は大別される。
人間の霊魂は不滅であり、輪廻転生を繰り返しつつ永遠に存続する。
また、行為はすべて業(カルマ)として霊魂のうちに蓄積される。人生の目的は良いカルマを積むことにより、自らの霊性を進化・向上させることにある。
霊性進化の為にはヨーガや師(グル)への帰依がなされ、超能力者や「超人類」、あるいは「神仙民族」と呼ばれる神的存在に進化することができる。そして「シャンバラ」や「真理国」という名称のユートピア国家を樹立することになる。
現在すべての人間が霊性進化の道を歩んでいるのではない。高次の霊性に目を向ける人はまれであり、物質主義的な価値観に染め上げられ現生の快楽に耽溺しているので、神への進化の道ではなく、動物への退化の道を歩んでいるのである。
(神への進化ってグノーシスっぽいです。動物化って退化なの?
動物のほうが幸せなんじゃないの?
霊性云々なんて考えることもないし。
創世記とギリシャ哲学の動物蔑視から卒業したら?)
多くの人々が動物化する背後には邪悪な組織がひそかに活動している。
麻原はその組織が「ユダヤ=フリーメーソン」と名指しした。ユダヤ人の秘密結社であるフリーメーソンは人々の意識を誘導し彼らを家畜として支配することをもくろんでいる。
(メイソンの構成員の大半はクリスチャンなのでキリスト教系結社です。ユダヤ人は実在しない単なる名札。
キリスト教=邪悪な組織の手先=オウム。
詳しくは過去記事
紐付き陰謀論者に騙されない方法は何ですか?
陰謀論者の本を読まず、講演なども聞かないこと。
陰謀論本ではない本や講演で知識をつけること。
まずは、心理学で人を操る技術が書かれた本を読むこと。 以下のキリスト教に見えないキリスト教思想に気を付けること。
【ユダヤ】=金融特権・職業。×民族。
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-67.html
をどうぞ。
大本教も大本教派生の神道天行居(しんどうてんこうきょ)もユダヤ陰謀論を唱えております。
どろいろクローバーZ @GotenNotYonten 2011年12月21日
会 沢正志斎に入門し、平田篤胤などの影響を受けた本田親徳は「帰神法」や「鎮魂法」等を唱える。その理論は大本教の出口王仁三郎、友清歓真へ強い影響を与え る。友清歓真は山口県田布施町にユダヤ陰謀論を唱える神道天行居の本部を構える。また田布施町には踊る宗教こと天照皇大神宮教も存在する。
小山田浩史 @magonia00 2011年3月29日
柳 田の『山の人生』を再読してたら、大正14年に『幽冥界研究資料』という、『嘉津間答問』や『幸安仙界物語』、『仙界真語』などの幽界関連書を合本したも のが出ているとか書いてあった。調べたら、これを編集した友清歓真という人は大本教を脱退して「神道天行居」という新宗教を立ち上げたのか。
N.E.U.T.R.A.L @neutral_00001 12月11日
日本のオカルト「古神道とユダヤ陰謀論」 - ユダヤ陰謀論といえば神道天行居の友清歓真などが反ユダヤの急先鋒として有名であるが古神道においてユダヤ陰謀論は根深い部分で複雑に絡まっている。... http://tmblr.co/ZrgQAn1XkAYAl
小山田浩史 @magonia00 2011年3月29日
" 神道天行居(しんどうてんこうきょ)は、友清歓真(ともきよ よしさね)によって創始された古神道系の新宗教団体。秘密結社に分類される事もある。本部は、山口県熊毛郡田布施町の石城山の麓。現在でもユダヤ陰謀論を 信じ、「霊的国防」を唱えている。" http://bit.ly/gXS79K
菊池 @kikuchi_8 2月21日
友 清歓真の「霊的国防論」の世界観ががゾロアスター教そのものであった。世界は「正の産霊と邪の産霊の絶え間ない闘争」で最終的に「正の産霊」が勝利し神的 世界の実現云々。しかし、これでは「霊的国防」以前に思想国防で負けている。妙な要素の伝統への混入を防止するのが思想国防の眼目であろうに。
坂崎 一 @SAKAZAKIHAJIME 2013年9月6日
したがって白光真宏会は「諸教の大本教系、生長の家系」ということになります。大本教からは、その他に「神道天行居」の友清歓真(よしざね)、「心霊研究所」の浅野和三郎、「三五(あなない)教」の中野与之助など数多くの新興宗教の教祖を輩出したので、(8/11)
甲斐宗運act4 (早川 数秀) @KazuNoSaru 2013年12月27日
平田篤胤の弟子であり、大東亜共栄圏の父ともいわれる農本主義者、佐藤信淵は綾部藩に招かれた。後の大本教と大本にそっくりな九鬼神道の発祥の地。 変形朱子学たる水戸学の会沢正志斎の会沢神道を学んだ本田親徳に、大本教の出口王仁三郎は学んだ。
甲斐宗運act4 (早川 数秀) @KazuNoSaru 2013年1月28日
会沢正志斎→本田親徳 + 平田篤胤→佐藤信淵 = 綾部藩 と メーソン(どこまで影響してるか知らんが一応挙げておく) + 国家神道 = 津和野藩 のラインがキツイ。
菊池 @kikuchi_8 8月1日
33)平田派の系譜から大本教が出、各種神道カルトの源流を成している。出口王仁三郎は恐らく平田派の教学の影響も強かったであろう明治期の皇典講究所で学んでいる。また幕末期に平田国学を学んだ本田親徳の鎮魂帰神法の影響を色濃く受けている。平田派と大本系神道カルトはかくして接続している。
鳥山仁@『純粋娯楽創作理論 第二章』発売 @toriyamazine 3月16日
そういえば、審神者は本田親徳、みそぎは川面凡児が広めた概念で、どちらも明治以降の神道家だから、日本古来の概念と言われると「?」ということになる。単語自体はあったはずだが、重視されていたかと言われれば相当怪しいはずだ。
メディア・エクスタシー_情報生態系と美学 @MediaEcstasy 3月10日
幽冥において本田親徳、現世では長沢雄楯の教示を受け、王仁三郎が大成した霊学の内容こそ、鎮魂帰納法の体系的な発現があったといえる。
神霊狩次回予告bot @GH_next_preview 11 時間11 時間前
鎮 魂――。逝った人のことを想うこの言葉には、もう一つの意味がある。生きているものの魂は不安定で、躯につなぎ止めておかねば乖離してしまうという。明治 時代初期、本田親徳は鎮魂と神を人間の肉体に下ろす帰神を軸として古代の神道を体系化し、出口王仁三郎らに影響を与えたのだった
武田崇元 @sugen_takeda 2014年2月19日
↓ 「ひとふたみよ」には二系統あり、一は『旧事本紀』所伝の十種神宝の呪詞に、一は平田篤胤伝で天鈿女命が天岩戸前で神憑りの際の諷語に淵源するとされる。 「ひふみよ」は『旧事本紀大成経』「先天神言文」が初見で、天照太神が「地照太神」(大国主神)に四十七言と神字を授けたとされる。
但し篤胤は「ひふみよ」は天照大神が思兼神に作らしめ卜部に伝ったとした。いずれにせよ両方とも本田親徳の教儀に組み込まれた。出口王仁三郎は「ひとふたみよ」を「天の数歌」と称し重視したが、大本系でも岡本天明は「ひふみよ」を「一二三祝詞」と称し特別視した。)
最終戦争=ハルマゲドンにおいては、「神的種族(神人)」と「動物的種族(獣人)」の対立が顕在化し、それぞれがこれまで積み上げてきた業(カルマ)に対する審判が下される。真理の護持者であるオウムは、最終戦争を生き抜くことによって、世界を支配する主流派を、動物的種族から神的種族へと「入れ替え」なければならない。
・オウム真理教のあらゆる活動の目的は「種の入れ替え」。
人類を救済するのではなく、「人類の種の入れ替え」=修行をせず悪業を積む大半の普通の人たちを滅ぼしてしまい、修行をして善業を積む者たちのみの国をつくること。
(キリスト教などのカルトによくある自分達「だけ」が救われるってやつ。
こいつらには「現状維持」の方が「救済」だという発想はない)
・在家の一般信徒には
麻原は“核戦争が起きる状態が来ている。それを止めることができるのはあなた方だけなんだ。あなた方は何をやればいいか。愛だよ。本当に隣人を愛することができれば、あなた方は救うことができる。”p.12
(隣人愛=キリスト教。終末論宗教がオウム)
と言い、その頃に彼は出家信者に対しては
“今生での救済の成功は、核戦争を起こさせないことではない。変なことを言うぞ? 資本主義と社会主義をつぶして、宗教的な国を作ることだ、本当の意味で。この世をもう一回清算すべきだ。”p.12
と言っていることからわかるように、建て前と本音を使い分けている。
核戦争抑止は救済ではなく、核戦争を利用して資本主義と社会主義の双方を崩壊させて、宗教的な国を作ることが真の救済。
(祭政一致の神権政治が目的。国教はオウム真理教。
宗教団体が祭政一致を目指すのは当然といえる。自分たちが一番上になる制度だから。
再生の為の破壊。創造の前に破壊あり。インド思想。キリスト教もヨハネ黙示録でわかるように、創造の為の破壊、再生の前に破壊あり。
大量殺戮こそが救済の代償)
・麻原は、現在の世界で人間は物質的豊かさの中に埋没し、
霊性=精神性の次元をないがしろにした結果、「動物化」していると語る。
“今の人間というのは、動物以下だと私は思っている。ものすごい数の生き物を殺していると。ものすごい数の嘘をついていると。一体どっちが救済として正しいんだと。(オウムの活動は)仏教的な行き方というよりも、むしろ救世主的な行き方というのかな、管理する側の行き方というか、そういう行き方になるだろう。つまり今の人間が動物化した以上、あるいは動物以下になった以上、それをコントロールしなきゃならない。”p.13
(動物化した人間を管理者としてコントロールって完全に支配層思想。
動物蔑視、動物=悪、人間は動物ではない、という思想は実に欧米的、キリスト教的。
創世記に人間は、人間以外の動物を支配させる為にゴッドが創造したとありますからね。
人間は超絶弱小動物であり、いらないことを考える猿であり、あまりにも弱過ぎて食い物が取れなかったので昔は共食いもしていた疑惑があります。
人間以外の動物のほうがよっぽど無駄なく完成された生き方をしていますよね。
なお、仏教では動物=悪ではなく一切衆生(全生物)が救われますので、オウムのどこが仏教的なんでしょうかね。
仏教なのにハルマゲドン?
隣人愛(人間限定)?
仏教では愛=執着=悪。愛憎を超えた慈悲=善。
どうみてもキリスト教なんですけど。
「ものすごい生き物を殺」すの悪なら、核戦争を利用=虐殺容認しているオウムも悪だろ。
あと嘘もつきまくっているよね。自己矛盾だよね。
あと、「行き方」じゃなくて「生き方」だと思うのですが。
それにしても二元論による操作は本当に凶悪ですね。
U (公式bot) @wayofthewindbot
lanekota 支配する側も、されたがってる人たちも、二元論が好きですよね(笑) 二択を選ばされている時点でなめられてるんです。こちらから複数の提案をしてやれば、すぐに逃げ出しますよ。まっこうモグラさんは、それに近いことをやっておいででした。
lanekota ブラックホールに何かを吸い込ませたことすら人類はないはずなのに、その存在自体はあっさりと受け入れてしまう(笑) 人間の意識というもの自体が不可思議ですし、認識なんて錯覚だらけですしね。そのあたりを利用したのが魔術というやつなのかも。)
・霊性進化論は、ダーウィンの『種の起源』(1859年)が発表されて以降の世界、すなわち19世紀後半の欧米社会で誕生した。霊性進化論の源流はブラヴァッキー(1831~91)が創始した神智学(Theosophy)という宗教思想運動。
(重要なのは前述したように、キリスト教とギリシャ哲学のスサマジイ動物蔑視により、動物と人間は決して接続しない生まれに何の関係もないということが、西洋思想の大前提だったわけです。
だからこそ、進化論はキリスト教思想に衝撃を与え、新キリスト教の誕生を促しました。また、輪廻思想もインド植民地化などで盛んに触れる機会が増えたこともあるでしょう。
霊性進化論はカースト制度を霊性のレベルでやろうというものです。日本では学歴が典型的なカースト制度です。学歴がカースト制度なのは日本以外もですけど。
霊性のレベルが上がっていく云々はスウェーデンボルグの影響もあるでしょうね)
・ブラヴァッキーは世界各地を広範囲に転々としたさいに、当代の高名な霊媒であったダニエル・ダングラス・ヒュームの助手を務め、フリーメーソンと接触し、エリファス・レヴィの魔術を始めとするさまざまなオカルティズムやエソテリズム(秘教)の教義を学んだと言われる。
1873年にブラバッキーはアメリカのニューヨークに渡った。当時のアメリカではスピリチュアルの流行が再燃しており、彼女も霊媒のひとりとして活動した。
1874年にオルコットとブラヴァッキーは出会い意気投合し
1875年に心霊現象(心霊主義=スピリチュアリズム)を探究するための新しい科学を作り上げることを目的に「神智学協会」を設立する。その二年後の
1877年に『ヴェールをとったイシス』を公刊した。
1878年にニューヨークを離れてインドに渡り
1879年には神智学協会の本部をインドに移転させた。このころから神智学の理論には輪廻転生論や弥勒信仰などの影響が濃厚になる。
(イシスはエジプトの女神。クロウリーはホルスが新時代の王だと言っていて、そのホルスの母親がイシス。神智学ははじめはエジプト寄りだったのですがどんどんインド寄りになります。弥勒=ミール=ミトラ)
インドは1858年にはイギリスによって植民地化されている。
それとともにサンスクリット文献、教典の近代的研究も開始された。その成果は欧米の人々に対して「インドの神秘」への憧憬をかきたてることになった。
また、そうした研究から、ヨーロッパの諸文化や諸民族の起源がインドにあるとする、いわゆる「アーリアン学説」が生み出された。アーリアン学説は神智学の教義にも取り入れられ、「アーリヤ・サマージ」というヒンドゥー教改革団体と提携するなど、インドのナショナリズムや独立運動を後押しした。
(アーリア=高貴な。アーリアは形容詞。アーリア人=高貴な人=“有色人種の”貴族・支配層)
インドに移ったブラバッキーは、自らの思想が「大師(マスター)」や「マハトマ(偉大な魂)」と呼ばれる霊的熟達者に由来するという考えを明確化する。
ブラバッキーいわく大師は太古から伝わる崇高な知恵の保持者であり、彼らはチベットの奥地で「大白色同胞団(グレート・ホワイト・ブラザーフッド)」という名称の秘密結社を形成している。
ブラヴァッキーは超自然的な方法で彼らと交信できると称し、大師からの手紙(マハトマ書簡)を空中から取り出すという奇跡をしばしば実演して見せた。
神智学協会の本部にはマハトマ書簡を受取るための聖堂が設けられ、教会の活動は大師の指令に基づいて決定されるという体裁がとられた。
(大白色同胞団はなぜ「白色」なのだろうね。アーリア人は白人っていう大ウソの反映?
聖堂をもうけたのはそこに人が来ないようにするため。
だから不正しほうだい。
大師の指令って、巫女がお告げを受けたと称して巫女自身が決めていることの変形ですな)
ブラバッキーが実演した奇跡に対して
1884年にイギリスの心霊研究協会による検証がなされ、
翌年にはその虚偽性を非難する報告書が発表された。
神智学協会は大打撃を受け、インドを去り、イギリスに渡った。同地でも非難はやまなかった。
(なぜ心霊研究協会があるイギリスに行ったのか。何か秘密がありそう。
イギリスと言えばダーウィン)
彼女は第二の主著『シークレット・ドクトリン』(秘密教義)を
1888年に公刊する。
霊性進化論はこのシークレット・ドクトリンによって最初の明確な形式を与えられた。
ブラバッキーは同書の公刊後にしばらくして気管支炎を患い、
1891年に59歳でこの世を去った。
・進化論の普及で従来のキリスト教信仰をそのまま維持することが困難になった。
そうした欲求にこたえるために登場したのが「心霊主義(スピリチュアリズム)」の運動である。
1847年、ニューヨーク州の小村ハイズヴィルの一家屋において、フォックス姉妹という少女たちが幽霊との交信に成功したことをきっかけに誕生した心霊主義は、欧米社会において爆発的な流行を見せた。心霊主義では人間は死後も霊界で生き続けると主張され、多くの著名な学者が参加した「心霊研究協会」の活動に見られるように、超常現象や霊界の構造を科学的に解明することが試みられた。が、心霊主義運動において、多くの霊媒や霊能力者が詐術を行なっていることが暴露されるなど、常にスキャンダルがつきまとっていた。
ブラバッキーは人間の生きる目的は高度な霊性に向けての進化にあるとした。
なお当時、霊性の進化という発想に思い至ったのはブラバッキーだけではない。
博物学者アルフレッド・ウォーレスを代表者として挙げることができる。
ウォーレスはダーウィンと並ぶ進化論の創始者であり、人間の霊は死後も存続して進化の道を歩み続けるという見解を提唱した。
(進化論を提唱したのはダーウィンの祖父。
心霊主義や霊性進化論、輪廻を巡る不死の魂は、1859年『種の起源』によるキリスト教の神による人間の創造の否定・猿から進化しだけ=人間は出自もしょせん獣、動物には魂が無いから人間とは別物なんて嘘、という結論への対策でもあったのです。
私の思想は仏教寄り。あくまで寄り。特に原始仏教寄り。でも大乗仏教の空の概念を重視。絶対的存在の完全否定だから重要。
仏教寄りなのですが輪廻転生、生まれ変わりについては無記=確証が得られるまで否定も肯定もしないの姿勢です。
輪廻転生思想ってすごく怖いんですよ。単独だと大丈夫だと思うのですが、カースト制度と結びついた途端に凶悪な洗脳支配ツールになります。
下層階級の人が
「なぜこんなに下層で苦しまないといけないんだ!」
と言ったとします。
その人に対してバラモン僧が
「それはあなたが前世で悪いことをしたせいだよ。今度こそは上層に生まれ変われるように頑張ったらいいじゃないか」と言ったことは、恐らくはあるでしょうね。
輪廻転生を階層制を我慢させる為に利用しているのです。今の生活が悪い原因が前世なのですから現世ではどうしようもありません。よって現状に妥協して諦めさせることができる、悪質極まりない組み合わせです。
宗教は大衆に貧乏を我慢させる嘘だということを示す典型例ですな。
インドは未だこのバラモン教製の凶悪システムから脱しきれておりません。
猿から人間への進化を示す骨が見つからない云々に対しては、
そもそも猿が突然変異で退化したのが人間だという説を紹介しておきます。
palomino 3rd @palomino3rd 2月28日
wiki『ネオテニー』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%86%E3%83%8B%E3%83%BC … >ネオテニー(neoteny)は、動物において、性的に完全に成熟した個体でありながら非生殖器官に未成熟な、つまり幼生や幼体の性質が残る現象のこと。 >幼形成熟、幼態成熟ともいう
J・ナナミ @pinkglalem 2013年8月3日
Lボルグは人間をチンパンジーのネオテニー(幼形成熟)であると言っている。人間は進化したのではなくて、退化(機能不全)したと言うワケ。サルと人間の間のミッシングリンクはいまだに見つかっていない。
J・ナナミ @pinkglalem 10月1日
だ から、ユダヤ人もユダヤ教も存在していない。キリスト教が作ったデマ。キリスト教はミトラ教のパクリのカルト。そのため便宜上ゾロアスター教をモデルにユ ダヤ教というインチキ教を捏造した。そんだから、創世記はシュメール神話のコピペなんョ。アシュケナージはゾロアスター教徒のゲルマン人。
今のパレスチナはフェニキア人の都市があった場所。嘆きの壁はバール教の神殿跡。ヴァチカンはミトラ教の聖地の上に建てられた。
だいたい神の存在を信じている事じたいがこころの病気なんョ。「神は自身に似せて人を作った」って、じゃァ、創造主は人なんかい?え?オカシいでしょう?事実は、人はチンパンジーのネオテニーと言う奇形児。98.77%までエテコーなんョ
宗教には神秘も哲学も思想も何にもない。ただのインチキ。詐欺の道具でしかない。#ヴァチカンが黒幕 #聖書はインチキ #ReligionIsFraud #WirepullerIsTheVatican
人間と言うのは、奇形として身体的機能の欠損した状態で生まれた為に、野生動物よりも自然への適応力が弱い。そのために文明を発明した。チンパンジーは実は記憶力では人間をはるかに凌駕しているンだけど、想像力が弱い。人間の前頭葉が発達したのは他の機能の欠損の為だった
人間の文明は、野生動物なら当然持っている筈の身体的な機能の代用品。いわば、ニセモノの能力なんョ。
人間はそのままでは生きて行けない。宗教も最初は相互幇助の互助会のよーな小規模の組織。互いが利益と損失を共有して助け合うルールだったのが、利益だけを特定の人間が独占するネズミ講のよーな詐欺が生まれた。キリスト教がミトラ教を模倣してカルト詐欺になった過程。
利益だけを常に特定の人間が独占するから、損失を押し付ける犠牲者(信者)を常に拡大増殖(布教)しなければならなくなった。宗教は地域限定の小規模な組織だけど、カルトは広範囲に大規模化している。
この基準から見てゆくと、カルトを見分けられる。グローバルに展開することを標榜しているモノはすべてカルトの支配下にある。つまり、ヴァチカンにコントロールされている。
イスラエルは、欧州が中東とアフリカの地下資源を略奪する為の純粋な植民地でしかない。当初中央アフリカにエルサレムを作る計画まであった。宗教的民族的理由は後から付けたただのこじつけ。
(グラレムさんの言う「ヴァチカン」って「バチカンを作った、キリスト教を真の意味で一切信じていない血族・秘教集団」ないじゃないのかなあ。つまりバチカン「を作った勢力」。ミトラ教をパクッタのだから、もとはミトラ教に所属していた人々じゃないのかなあ。
あと真の支配層はお金で動くことはありえないので思想で動きます。恐らく「我々が現人神」選民思想。
強い弱いはたまたま生き残ったかどうかだけで決まるのであって、優れていたから生き残っていたのではありません。
生き残ったから優れている「とみなされるようになった」、が正しいです。
優生学をおし進めて完全に実現すると多様性が失われるので、思いもよらぬ弱点を突かれて全滅しかねません。
だから優生学こそが「自然淘汰」されるべきです。)
ネズミさん @Nezmi_san 5月22日
彼 ら支配層は「無駄食い」を常に考えている。彼らにとって利用価値のある人間とは、この時代で何なのか?将来どうしたいのか?である。因みにニューエージが 「別の意味」で支持する「進化論」のダーウィンですら 「あらゆる生物の中で、進化論に一番あてはまらないのは人間だ」と。
全ての人間はコンピューターに繋がり情報を飛ばす訳だから、その情報から為政者が「現状維持に役立つ」「将来役立つ」人間を日常データ解析から「選別」す る事も可能となる。「消費するだけの穀潰し」なら遺伝子作物に沢山毒を盛られ、医療も受けられず死期を早める誘導もあるかも知れない。
「人間選別」がネット時代で可能となる。「デンバー空港の絵」を知っている人はわかるだろう。選民思想を持つ人は選別も好きだ。
ネズミさん @Nezmi_san 8月11日
@lanekota 政治世界で右翼と左翼を作り出す原理と同じですね。どちらも究極には出口の無い不毛な戦いへ誘う役目。最近のビッグデータでの分析では行動心理学が導入され「人間には偏りがある」前提で誘導しようとしています。 (左翼は善=神の奴隷、右翼は悪=自由と対応すると思います)
ビッグデータなど統計分析では「中庸」即ち{平均値、中央値}からの差で見ます。つまり支配層の「神」はちゃんと中庸で見る訳です。それをある方向のビジネス都合(善)に誘導しようとする。末端だけが{善、悪}だけを与えられて。
※
平均値:それぞれ値を全て足して、値の個数で割った値。
中央値:数字を大きい順に並べたときのちょうど真ん中の順番(全体が5個なら3番目、全体が10個なら5番目と6番目の平均値)の値。
最頻値:分布の中でいちばん多く登場する値。
統計の詐欺師は平均の魔術を駆使して嘘をつきます。
例えば、平均収入の場合、平均値だと貧富の差が大きいので参考になりません。最頻値や中央値でないと駄目です。つまり、何何から何何の間の収入の人が一番多いって言わないと駄目です。
Funacq @funaq 22 時間22 時間前
帯津良一『後悔しない逝き方』p137「もし主治医から余命を宣告されたら、こんな質問をしてみてください。それは「平均値」ですか?「最頻値」ですか?「中央値」ですか?」)
・ブラバッキー晩年の大著『シークレット・ドクトリン』(以下SDと略)の宇宙論
SDの中心的位置を占めるのが『ジャーンの書』。
原初においては「永遠の親」という女性神格が存在し、「処女卵」を抱いて眠り込んでいる。そこに一条の光がさしこみ、処女卵は「世界卵」に変わる。やがて世界卵は孵化して「子なる神」と呼ばれる宇宙意識が誕生する。
子なる神は宇宙を創造する為に七大天使や十二星座天使団と呼ばれる天使たちを生み出す。そして神と天使たちは光線を降り注がせることによって太陽系の惑星霊たちを創造する。
太陽系の創造者である宇宙意識としての神は「デミウルゴス(ギリシャ語の「創造者」)」や「ロゴス(ギリシャ語の「言葉・論理」など多様な意味)」、あるいは太陽神と称される。
そして神は太陽系に「七つの周期(ラウンド)」を設定することによりその進化を促進しようとする。
一定の周期を反復しながら漸進的に進化してゆくというのが、SDの神智学における霊性進化のプロセスの基調となる。
(菊池 @kikuchi_8 12月3日
9) 仏教が心を自制し、整え、調整するという極めて理にかなったシンプルなものであるのに対し、グノーシスはデミウルゴスという悪神が作った物質界=悪、善神 に由来する霊魂=善→物質界からの霊魂の脱却=救済という仰々しい神話的形而上学を語る。神智学徒はこの類と仏教を意図的に混同させる。)
SDによれば、進化に関する七つの周期のうち、地球に霊が誕生したのは、七周期のうちの第四期にあたる。そして七つの周期は、地球上での人類の進化でも反復される。すなわち、地球において人類は、七つの段階の「根幹人種(root race)」を経て進化してゆくのである。
人類を創ったのは、太陽神に命じられた七大天使である。
地球は最初に、自らの力のみによって生命体を作り出したが、それらは霊性を欠如させた半人半獣の怪物たちであった。太陽神と天使たちが創造に関与することで霊性を宿すことのできる人間の原型が作られたのである。
SDにおける七つの根幹人種root race
第一 「不滅の聖地」に発生(霊体のみ)
第二 ハイパーボリア人(霊体のみ)
第三 レムリア人
第四 アトランティス人
第五 アーリア人
第六 パーターラ人
第七 神人として聖地に回帰
地球における最初の人類、第一根幹人類は、北極近辺に存在する「不滅の聖地」に出現した。しかしその場所は不可視の非物質的領域であり、そこに現われた人間も天使によって与えられた「アストラル体(星気体)」という霊的身体を持つにすぎなかった。不滅の聖地は、地球における人類発祥の地であると同時に、人類が第七根幹人種にまで進化した際に再び回帰する場所とされる。
第二根幹人種、ハイパーボリア人はハイパーボリア大陸という極北の地に誕生した。ハイパーボリアとは、ギリシャ語で「北方の彼方」を意味する。それは光明に輝く伝説の地とされ、現在のグリーンランド周辺に位置すると考えられている。
第二根幹人種はエーテル体(生気体)という霊体を有し、分裂によって増殖する性質を備えていた。ハイパーボリア大陸は常春の地であったが、あるとき大規模な地殻変動が起こって極寒の冥府に変わり、それによって当時の人類のほとんどが死滅した。
しかし一部から
第三根幹人種、レムリア人に進化する者が現れた。第三根幹人種は当初は卵から生まれ、両性具有の存在であったが、やがて男性と女性に分化し、生殖行為と胎生によって子孫を増やすようになった。第三根幹人種であるレムリア人はアストラル体やエーテル体という霊的身体の他に、人類として初めて物質的身体を有していたのである。
レムリア人が住んでいた場所が、太平洋に存在していたレムリア大陸とされる。
レムリアの語源はキツネザル(レムール)。
1874年にイギリスの動物学者フィリップ・スクレーターがキツネザル(レムール)の世界的な分布を説明するため、かつてインド洋に存在していたと提唱した架空の大陸である。ドイツの著名な動物学者エルンスト・ヘッケルも懇切に同調し、ヘッケルはレムリア大陸を人類発祥の地と考えたが、大陸移動説により20世紀半ばに否定された。
ブラバッキーはレムリア大陸仮説の支持者であり、SDではレムリア大陸はインド洋ではなく太平洋に存在していたと記されている。
惑星霊に属する「光と知恵の子」と呼ばれる者たちは、レムリア人の身体を好ましく思い、その中に降下した。こうして地球に、高度な霊性の種子を有する人間たちが現われ、彼らは「大師(マスター)」の原型となる。
しかしこの段階において人類が或る程度の知性と自由を獲得したことは、悪への転落を生じさせる契機ともなた。「炎と暗い知恵の主」と呼ばれる者たちもまた人間の中に降下し、彼らはルシファーを始めとする「悪魔」の原型となった。
そのときレムリア大陸においては、動物の進化もまた哺乳類の段階に達しており、レムリア人と動物とのあいだでしばしば性行為が行われ、四足で這いまわる「ねじくれた赤毛の怪物たち」が生み出された。獣姦を犯した低劣な人類種族は悪しき業(カルマ)の見返りとして霊性を喪失し、動物の領域に転落していった。やがてレムリア大陸は火山の爆発によって海中に没した。
(哺乳類の方が~類よりも優れているという思想自体が真理から離れているんじゃないの?
キリスト教の根本思想の一つが動物蔑視。
進化論=人間の祖先は猿という獣なのがよほど気にいらないようです。
神智学の人類発祥の地が北極あたりで創造主が宇宙意志「ロゴス」と天使=宇宙人だという思想は、人類アフリカ起源説=最初の人間は黒人説=科学重視を否定するのに非常に都合がよいです。
新約聖書でゴッド=言葉=ロゴスとありますからね。
要は、聖書の創造説の変形。
聖書原理主義の白人至上主義者が猿から進化した黒い最初の人類説を否定する為に聖書の唯一神による創造説を絶対視します。
根源人種(理論篇)
http://uyopedia.a.freewiki.in/index.php/%E6%A0%B9%E6%BA%90%E4%BA%BA%E7%A8%AE%EF%BC%88%E7%90%86%E8%AB%96%E7%AF%87%EF%BC%89
“ブラヴァツキーは仏教などの東洋思想や当時のSF小説などを素材にして「神智学」を創作した。その中で幻想的な根源人種の世界を語った。
• 最初の人類
アストラル体までしかなく、巨大で目に見えない卵形の霊的存在。アメーバのような分裂生殖をしていた。
• 第二人類(ハイパーボリア人)
エーテル体までしかなく(つまり肉体がなく目に見えない)。ハイパーボリア(かつて北極にあった大陸)に住んでいた。レムリアの隆盛の影で衰退していった。(注:ハイパーボリアとは「ヒュペルボレイオス」の英語訛り。ギリシア神話で北の果ての地。ヒュペルボレウス人はそこで平和に暮らしていたという。)
• 第三人類(レムリア人)
類人猿。(初期には両性具有でクラゲのような体をしていたが、次第に男女に分かれた)。レムリア大陸に巨大帝国を築いた。
レムリア大陸は今から6000万年前から4000万年前に海中深く沈んだが一部のレムリア人たちは逃げてエジプト人やインカ人の始祖となった。その子孫は現在のオーストラリア原住民やアフリカのホッテントット。
• 第四人類(アトランティス人)
現在のわれわれと同じ姿をしておりすぐれた霊能力をもち、巨大な石造都市を建設した。が、黒魔術の乱用によってひき起こされた大洪水によって大陸は沈没、絶滅に瀕した。月の光の色をした人種は絶え、生き残りが次の第五人種の祖となった。
彼らとレムリア人の生き残りが混血して生まれた種族の子孫が現在の北米先住民。
• 現在の人類(現生人類)
現在の現生人類はアトランティス人なきあとの第5根源人種にあたる。
我々が滅びたあとに2種類の人種が出現する。
• 未来の人類
北米で誕生して新しい文明を築く。
• 最後の人類
南米で歴史を創る。最後は地球から生命が消え人類は地球を去り水星に移住する。
ブラヴァツキーの根源人種説は、基本的には妄想か創作にすぎないので、その細部をいちいち真に受ける必要はないが、世界を理解するための発想は秀逸であり、直感としては正しいといえる。
”
ヒュペルボレイオス
“ヒュペルボレイオス(Hyperboreios)は「北風(ボレアス)の彼方に住む人々」の意味で、ギリシア神話に登場する伝説上の民族。永遠の光に包まれ、幸福に満ち溢れた地で彼らは自由に空を飛び、平和に暮らしていたと伝えられている。
概要
太陽神アポロンを崇拝する民族として知られ、彼らの住む国は一種の理想郷と捉えられていた。アポロンは誕生の際にゼウスの命令に背き、白鳥の馬車に乗り、ヒュペルボレイオスの住む地にやってきたと言われる。“
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%B9
北方重視は、北欧に金髪碧眼が多いからですよ。だからナチスとナチスの残党=アメリカの白人至上主義陣営が主張するのです。
トゥーレ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AC
“トゥーレ(ギリシャ語: Θούλη, ラテン文字表記は様々ある: Thile, Tile, Tilla, Toolee, Tylen, Thula, Thyle, Thylee, Thila, Tila など)は、古典文学の中で語られる伝説の地で、通常は島である。古代ヨーロッパの説明や地図によれば、トゥーレは遥か北、しばしばアイスランドの[1]、恐らくはオークニー諸島、シェトランド諸島、スカンジナビアにあると、また中世後期やルネサンス期にはアイスランドやグリーンランドにあると考えられていた。
(…)
「アーリア人のトゥーレ」
ナチ神秘主義者は、トゥーレやヒュペルボレイオスがアーリア人の古代起源だと信じていた。これは19世紀にコーネリアス・オーヴァー・ド・リンデンにより「発見」されたフリジア語の原稿『 Oera Linda Book 』にまつわる噂から始まったものである。原稿は1933年にドイツ語に翻訳され、ハインリッヒ・ヒムラーに支持された。この原稿は、言語学的に見ても文化人類学的に見ても、間違いなくまがい物である。伝統主義派の解説者ルネ・ゲノンは、「創始の部分だけ」トゥーレの存在を信じた。
紋章によれば、トゥーレ協会は1919年に設立されている。協会は、ドイツ労働者党(DAP)、のちの国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP、ナチ党)に深いかかわりがあった。設立メンバー3人の一人が、アドルフ・ヨーゼフ・ランツ(自 称ランツ・フォン・リーベンフェルト)(1874–1954)である。リーベンフェルトの自伝 ("Der Mann, der Hitler die Ideen gab", ミュンヘン 1985) で、著者のウィルヘルム・ダーム(ウィーンの医者)は次のように記している。「トゥーレ協会の名は、神話のトゥーレ、つまり消滅文化である北欧のアトランティスからとった。トゥーレに住む超人の民族は、魔力を通じて宇宙と繋がっていた。彼らは20世紀をはるかに上回る精神的・技術的パワーを持っていた。この知識をもって祖国を救い、新しく北欧・アーリア・アトランティックの民族を生み出さなければならない。新しいメサイアが現われて、人々を目的地へと導くだろう。」”)
第四根幹人種、アトランティス人は、哲学者プラトンが論じた伝説の地アトランティスで発展したとされる。ブラバッキーがSDを執筆していたころ、アメリカの政治家イグネイシャス・ドネリーが著した『アトランティス――大洪水前の世界』(1882年)がベストセラーとなっており、ブラバッキーも影響されたと思われる。
アトランティス人において、人間は動物から明確に一線を画するようになり、言葉を話始めた。アトラティスでは光と知恵の子に由来する優れた人間が王となり、巨大な都市が建設され、科学と芸術を高度に発達させたという。
第三根幹人種のレムリア人の時代において発生した善と悪の対立、光の勢力と闇の勢力の対立は、第四根幹人種でも継続され反復された。
光と知恵の子に従う人間は自らの本性が神人であることを感得して光の子に変容したが、
逆に、炎と暗い知恵の主に従う者は、物質性の領域へ沈み込んで闇の子と化した。ヨハネ黙示録にあるミカエルとサタン(巨大な竜、全世界を惑わす年を経た蛇)の闘争は、SDによれば人間のあいだの光の子と闇の子の対立を表現してるとする
闇の子は巨大で野卑な肉体を有し、美しい女たちを見つけては凌辱した。この出来事を書いたのが創世記に登場する巨人「ネフィリム」だとされる
その行為によって人間、アトランティス人はより低次元の物質的存在に堕落してしまった。
第四根幹人種、アトランティス人は額に第三の眼を持ち、テレパシーによって意志を伝達できたが、その能力も次第に失われた。アトランティスは大洪水によって沈没し、巨人たちもそのときに滅びた。
(アトランティスだって元ネタはプラトン。ここでもプラトン。
神智学は聖書を完全否定しない点も重要。キリスト教神学の作り直しとも言える。
聖書本文検索 | 日本聖書協会ホームページ
http://www.bible.or.jp/read/vers_search.html
という非常に便利なサイトで「ネフィリム」で検索すると
)
1:創世記/ 06章 04節
当時もその後も、地上にはネフィリムがいた。これは、神の子らが人の娘たちのところに入って産ませた者であり、大昔の名高い英雄たちであった。
1:民数記/ 13章 33節
そこで我々が見たのは、ネフィリムなのだ。アナク人はネフィリムの出なのだ。我々は、自分がいなごのように小さく見えたし、彼らの目にもそう見えたにちがいない。」
ネフィリム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%A0
“ネフィリム (Nephilim)は、旧約聖書の『創世記』および『民数記』、旧約聖書外典(続編)の『ヨベル書』、『エノク書』などにあらわれる種族の名で、一般的には「巨人」とされる。名前の意味は「(天から)落ちてきた者達」であるという。「ネピリム」とも表記される。
概説
『創世記』第6章1~4節によれば、地上に人が増え始め、娘たちが生まれると、神の子らは人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした。こうして神の子らと人間の娘たちの間に生まれたのがネフィリムであった。彼らは大昔の名高い英雄たちであったという。
『民数記』第13章32~33節ではカナンを偵察したイスラエルの一隊が、「そこにすむ民は巨人であり、ネフィリムである。彼らアナク人はネフィリムの出だ」とモーセに語る場面がある。
『ヨベル書』 7:21~23によれば、巨人たちが人の娘をめとり、そこからネフィリムが生まれたとされる。ネフィリムは「みな仲たがいをして共食いをし、お互いを殺し あった」という。この箇所ではネフィリム以外にエルバハ、ネピル、エルヨという三種の名称があげられているが、それらも巨人をあらわしていると考えられ る。
『第一エノク書』7章では地上に降りて人間の娘と交わった天使たち(グリゴリ)によって、巨人が生まれたという。巨人の体長は3000キュビット(1350m ギリシア語の『エノク書』[1]では3000ペーキュス[2])もあり、人間たちの食物を食べつくすと共食いを行ったという(7:5)”
プラトンが論じた伝説のアトランティス王国を統治していた聖人たちは、洪水を逃れてヒマラヤやエジプトなどの各地に離散し、「大師」として人々を導くことによって、新たな文明を築いていった。
そしてその営みから、
第五根幹人種のアーリア人が誕生する。SDではアーリア人は現在の世界の支配種族として位置づけられている。
(アトランティス人ではないでしょうが、秘教集団=超古代文明の生き残りが洪水対策に高い山の中に高度な技術を隠した可能性があります。神智学の霊性が現時点で最も高い人種=アーリア人支配者説に影響されたナチスがチベットに近づいた理由の一つでしょうね。
その超古代文明の超高度な技術の一部が今でも機能している可能性もありますよ。
巨大隕石が落ちてこないのは、隕石の大きさから危険性を計算して危険性が大きければ迎撃する隕石迎撃装置のお陰かも。しかもその装置は人間の目には見えず、自己修復するし、自分の姿を変形できるし、自分で移動する。高度な人工知能も備えている。
これがエイリアンの正体かもよ?
魔法使いハンターねこたさんのツイート発掘
@lanekota
http://blogs.yahoo.co.jp/mikaeru0628/38180957.html
“ 2月17日
日本人が霊的に優れてるって話さ、神智学協会の神話をよーく見て見なさいよ?アーリア人(笑)が霊的に優れた種族だって書いてあるから(笑)
2月17日
キリスト教は嘘やねん!と言ってるやつが和風キリスト教である大本教勢力に多くて笑ってしまうわ。大本教の本教は江戸時代のキリスト教なんだけど?
2月17日
大本教はチベットに視察団を送ったナチスのアーネンエルベや中国の明教など、イラン系宗教+密教系組織を通じて繋がってたんだよ?大本教の万教帰一は明教という中国のマニ教の五教帰一(儒教・キリスト教・仏教・道教・イスラーム)なんだけど?
2月17日
ナ チスをユダヤユダヤ煽るリチャード・コシミズはナチスがアーリア人(笑)みたいな印欧語族のオカルト思想にかぶれてた理由はどう説明するかね?まさにアー リア宗教で繋がってたのがコシミズの母体になってる大本教カルトじゃないのかね?つまり大本教とナチスまったく同じアーリア宗教だよ。
2月17日
リ チャード・コシミズやら大本教勢力が煽る霊的愛国ってさ、アレってナチスのアーリア人(笑)とまったく同じだからね?ww霊的に優位なアーリア人(笑)を 日本人に置き換えただけの粗悪品なんだね。そういうのに騙されるの頭悪すぎ。ナチスをユダヤというやつはナチスのオカルトはどうなんよ?
kurochan @kurocha37695991 • 2月17日
分派も大すぎますしね。政治言論系にも無自覚に洗脳されてるのが多数いますね。経験的に。@lanekota
2月17日
最近ネットでもテレビでも日本人を食肉加工する事を虎視眈々と狙ってる大本教とその手羽先の暗躍が恐ろしくて恐ろしくてたまらないわ。そんなに大本教がいいなら、あんたもシベリア抑留されてみればいいんじゃない?(笑)
2月17日
何で陰謀論をやってるやつが、キリスト教はもとより大本教の闇にとことんまで迫ると大本教をかばうのか?まったく理解できないわ。大本教をかばうやつは、ユダヤやメーソンやロックやロスを叩く資格なんかまったくないんだ!
2月17日
満州進出を煽ったのは大本教です。中国残留孤児だのシベリア抑留だのあんな悲惨な事を引き起こしてまったく反省してません。そいつらが日油同祖論やらユダヤ陰謀論など唱える資格なんざありません。
2月17日
大本教のアジア支配戦略マジ恐ろしいです。こいつらをのさばらせて、日油同祖論だのユダヤ陰謀論なぞ唱えてるっておかしくないか!?中国残留孤児やシベリア抑留など大本教のせいであんな悲惨な目にあったんじゃないか?それをまったく反省しないとか死ねよ本気で。
2月17日
ア ベシをマンセーする近未来世紀ジパングは、大本教の大アジア主義のような日本を中心とした五色人からなる天皇を中心としたアジアのブロック経済圏の神権政 治の国を目指してた戦前の亡霊の再起動なんだ。敗戦で70年間眠ってたが今度こそ世界を食い荒らそうと虎視眈々としてるってわけか。
2月17日
近未来世紀ジパングってアレ、旧軍が欧米の植民地主義者とねんごろでさ、旧軍の同窓会が作ったのが日本企業群で、そいつらがまた世界を荒らしに行くってほんま恐ろしいわ。日本もアングロサクソン的な海賊国家になって世界を食い荒らせってかな。マジ大本教こえええええ
@lanekota
”
ゆーぎり@眠い猫 @Yufugiri082 2010年9月27日
時代下って、元のおわり紅巾の乱というのが起こるのだが、あれもマニ教の流れを汲むのな。明教(マニ教の別名)と、明教と弥勒信仰を合わせた白蓮教という結社が主役。そしてやがて叛乱の中から頭角を現した朱元璋が明の国を興す。「明」という国号は「明教」からきたものだったりする。
クロダオサフネ@例大祭I22b @kuroda_osafune 2013年3月2日
そういえば明教(マニ教)を信仰していた明玉珍が建国したのが「大夏」ってちょっと面白いですよね。 大夏っていえば、だって本来バクトリア辺りの国名でしょう。 あの辺りって所謂ベルシャ帝国の影響下で・・・)
アーリア人の文明は現在は世界各地に点在しているが、今後はアメリカ大陸が中心地となり、正体的には第六根幹人種が誕生する。新しい人種の子供たちは、出現の当初は精神的・肉体的な奇形児とみなされるが、徐々にその数を増加させてゆき、やがては人類の多数派を占めるようになる。そのころには火山の爆発や津波が頻発し、最終的にはアメリカ大陸も沈没する。現在の第五根幹人種のアーリア人(現支配者)はこうして死滅するに至る。
(神智学でも終末論的教義が登場。キリスト教と相性がいいですね。アメリカ大陸が沈むっておいおい)
第六根幹人種のパーターラ人は海洋から新たに浮上する大陸で更なる進化を遂げ、物質的身体の束縛から急速に離脱していく。パーターラ人の中から第七根幹人種が生み出されるが、そのとき人類における物質性の周期は終了し、完全な霊性の段階に移行する。地球における人類の進化の歴史はこうして終焉を迎える。
神智学の人類史は複雑で難解に見えるが、実際は、基本的な構図の反復。
霊的進化と物質的退化という二つの道があって、
霊の進化のラインに従えば神的存在に近づけるが、
物質の進化(退化)のラインに従えば動物的存在(悪魔や怪物など)に堕落する。
SDではこの対立が目立つものだけを取り上げても三度反復される。
①地球は最初に、自らの力のみによって生命体を作り出したが、それらは霊性を欠如させた半人半獣の怪物たちであった。これに対して、太陽神(=宇宙意志=ロゴス=子なる神=デミウルゴス)と天使たちが創造に関与することで霊性を宿すことのできる人間の原型が作られる。
②第三根幹人種、レムリア人において「光と知恵の子」から大師の原型が生じるのに対して、「炎と暗い知恵の主」からは、悪魔の原型が生じる。
また、後者の勢力に属する人間たちは、動物との交合を行ったせいで奇形の怪物たちが生まれる。
③第四根幹人種、アトランティス人において、「光と知恵の子」に従う者が神人に近づいているのに対し「炎と暗い知恵の主」に従う者は物質性の領域に沈み込み、「ネフィリム」という怪物に変貌する。
このように霊性進化論の大枠は、霊性の進化か退化か、神人か獣人かの人間論を基本として構築されている。
霊性進化論の中心要素
①霊性進化
人間は肉体の他に霊体を持つ。人間の本質は霊体にあり、その性質を高度なものに進化させてゆくことが、人間の生の目的である。
②輪廻転生
人間は霊性を進化させるために、地上界への転生を繰り返す。地上での行ないはカルマとして蓄積され、死後の在り方を決定する。
③誇大的歴史観
霊体は永遠不滅の存在であるため、個人の歴史は、天体・人種・文明等の歴史全体とも相関性を持つ。これらの集合的存在もまた、人間と同様に固有の霊性を有し、円環的な盛衰を繰り返しながら進化を続けている。
④人間神化/動物化
人間は霊的な成長を遂げた結果として、神のような存在に進化しうる。しかし、霊の成長を目指さず、物質的快楽にふける者は、動物的存在に退化してしまう。
⑤秘密結社の支配
人類の進化全体は大師、大霊、天使などと呼ばれる高位の霊格によって管理・統括されており、こうした高級霊たちは、秘された場所で結社を形成している。他方、その働きを妨害しようともくろむ悪しき低級霊たちが存在し、彼らもまた秘密の団体を結成している。
⑥霊的階層化
個々の人間・文明・人種は、霊格の高さに応じて階層化されている。
⑦霊的交信
高級霊たちは、宇宙の構造や人類の運命など、あらゆる事柄に関する真実を知悉しており、必要に応じて霊媒となる人間にメッセージを送る。
⑧秘教的伝統・メタ宗教
霊性進化に関する真理は、諸宗教の伝統のなかに断片的に受け継がれている。ゆえに、それらを総合的に再解釈し、隠された真理を探り当てる必要がある。
(神智学にも凶悪な猛毒が含まれております。
善悪二元論(二択の罠)はキリスト教の得意技・
霊的階層化はカースト制度の変形。
輪廻転生は、お前の今の生活が悪いのはお前の前世の行いが悪かったからであって俺らがカースト制度などで搾取しているからではないと支配層が責任逃れするのに好都合。
終末思想もキリスト教の得意技。
この神智学のシークレット・ドクトリンの人類史がどんどん盗…否、パク…否、アレンジされていくわけです。
しかしこの物質=肉体=悪
非物質=霊・霊魂=善
の善悪二元論は
はマニ教やグノーシス主義やキリスト教まんまです。二元論による二択の罠は典型的な洗脳技術であることはしっかりと頭に入れておいて下さい。対策は
①第三(あるいはそれ以上の数の)の選択肢を提示
②両方選ぶ
③両方選ばない
④あなたの二元論は実はこういうことなんだよとこちらから解釈で干渉して内容を変更して無害なものする(例えばこれは二元論のように見えるけど実は~だから一元論なのだ! 対立は見せかけなのだ! とかね。
教義の乗っ取りみたいな手法)
⑤考えてみてください
などがあります。
マニ教の肉体嫌い思想をキリスト教に持ち込んだのは、恐らく、元マニ教徒のアウグスティヌス。
川上紘史 @utidahyakken 2013年6月7日
「信の効用」において忘れちゃならないのは対話相手がマニ教の信者であることと、マニ教はキリスト教グノーシス主義の一派だってことだろう。それを忘れたらアウグスティヌスの議論が変に見える。
shimizien @shimizien 2013年4月15日
たとえばマニ教について。原始キリスト教の歴史において重要なアウグスティヌスは、改心する前にはマニ教徒だったのですが、何が二つの宗派(マニ教はあくまで「真のキリスト教」を自称している異端であって異教ではない)戦いの争点だったのかが分かった気がしました。
knznymmmy @knznymmmy 4月30日
RT> 黙示録がはじめは正典ではなかったのは有名な話 なぜ黙示録が聖書に付け足しされたかは確か諸説あったと思うけど アウグスティヌスが強硬に主張したんじゃなかったっけ? アウグスティヌスと言えば元々マニ教 マニ教は成立の過程でゾロアスターの影響アリ
knznymmmy @knznymmmy 2013年12月2日
たしか、黙示録って最初は聖書