読めないニックネーム(再開版)

世の中の不正に憤る私が、善良かもしれない皆様に、有益な情報をお届けします。単に自分が備忘録代わりに使う場合も御座いますが、何卒、ご容赦下さいませ。閲覧多謝。https://twitter.com/kitsuchitsuchi

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追加中『タロットの歴史 』『タロットの宇宙』メーソンの一つ目はへそ=親方の目? となると公表されていないサインはへそ周りにサインする?手をあたりに置いたりへそを指さすとか? タロットは反カトリックであり解説書も反カトリック。 『タロットの歴史』『タロットの宇宙 。タロットもトランプも両方イスラム化したエジプト起源!またイスラム起源かよー欧州起源だと勘違いさせる印象操作かよ 

随時追加 文字の大きさは通常は中にしているのは通常のデフォルト大きさだと見えにくいからね読む人が全員目がいいとは限らない小さいと長時間読むのは苦痛だよ この記事を適当にドラッグ知って目に入ったカードが今日のカードってな具合でタロット占いただしカードに偏りあり タロットは反カトリックであり解説書も反カトリック。

メーソンの一つ目はへそ=親方の目? となると公表されていないサインはへそ周りにサインする?手をあたりに置いたりへそを指さすとか? 


我つぶやき ダンガンロンパ 子子子子子(ねここねこ) ‏@kitsuchitsuchi 2017年1月9日1~ new!!
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-143.html


現存する最古のタロットヴィスコンティ・スフォルツァ版タロットのうち、
1451年前後に制作された、ピアポント・モルガン・ベルガモ版(Pierpont-Morgan-Bergamo)が女教皇と女帝のカードがあるので女性の地位が高いグノーシス勢力がタロットを広めるのに暗躍していた疑惑。
女性が教皇になれるので反カトリック=異端派とプロテスタント。
タロットはトランプと同じくエジプトのイスラム圏であるマムルーク朝のマムルークカード。
エジプト・マムルーク朝の初代スルタンは史上初の女性のスルタンでしかも王朝の初代!
キリスト教異端派はイスラームと仲良しで女性優遇。
タロットエジプト起源説のうち、イスラームの影響を消去しているものは信用できないなあ。

トランプもタロットもイスラム起源!
トランプ←マムルークカード→タロット
マムルークカードがトランプやタロットの直接の祖先だと認定されている。
マムルーク朝(エジプトを中心に支配。1250~1517年)で作製。
現存最古15世紀のトルコ製。カード自体は13世紀頃には既に存在していたらしい。
タロット・トランプエジプトのイスラム起源説。古代エジプトが起源とするなら嘘。
偶像崇拝禁止のため絵札も人物画ではなく文字。

16世紀に日本に来たトランプはラテンタイプ(ポルトガル)。
だが明治に来たのは英米タイプで日本で流行。現在も主流。
日本で有名なトランプは英米系。
トランプも英米系よりもイタリアが最初で、
イタリア→ドイツ→スイスとフランス。フランス→イギリス。
だからラテン文化系。


フランスのトランプのスペードのクイーンのモデルはアテナ。
さすがは右目=太陽陣営かつ理性重視系結社のフランス。
なおスペードはもともとは剣ではなく槍。

ハートのクイーンは旧約外典の女傑ユディト。

クラブのクイーンはアージン(誰かは未確定)。

ダイヤのクイーンは、ヤコブの妻にしてヨセフの母ラケル。

女王のカードは薔薇を持つ。当然クリスチャンだから薔薇十字の意味だろうね。
薔薇十字団も反カトリック。


【弦巻マキ】トランプについて語ってみる【VOICEROID解説】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28458478

【弦巻マキ】続々・トランプについて語ってみる・後半【VOICEROID解説】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28963784


ねこたさんツイート
“ねこねこさんありがとう! マムルークカード興味深いな。 西欧の秘教が直接の絵柄で表現するけど、中東のシンボリズムってモスクなどの壁に描かれてる文様で表現するんだね。あとは文字。 面白いなー本当にー
おいらは、西欧の文化や文物を調べるにつけ、これ西欧隠してるけど、相当にイスラム圏から持ち込まれた輸入品が沢山ある。 それらは、持ち込まれる過程でイスラム色を完全に除去した上で持ち込まれるから一見わからないけどさ。 特にオーストリアの宮廷文化はトルコの影響がでか過ぎる。

イスラム圏は、偶像崇拝が禁止されてるからシンボルは文字(特に詩など)やデザインで表すのね。 耶蘇教世界はそうでないから、イコンみたいな形で表すのね。 そういう表現の違いはあるけど、で、タロットカードは耶蘇教世界の秘教伝統も加えて完成したのではないかな?と思う。
http://www.phgenki.jp/item/454/?mode=pc “
(”トルコのイスタンブール、トプカピ・サライ博物館に所蔵されているトランプ(プレイング・カード)やタロットカードの直接的な祖先と認められているマムルーク・カード(マムルク・カード)と呼ばれるカード。
トプカピ・サライ博物館のマムルーク・カード自身は15世紀頃のトルコのものと思われているが、その起源は13世紀頃までさかのぼると推測されている。
47枚(48枚?)が現存しており、
一つのスートが10枚の数札と3枚のコート・カード(王、総督、副総督)の13枚で出来ており、
これが四つのスート(ポロのステッキ、コイン、剣、カップ)の計52枚のカードであったと現在では考えられている。ただし、コート・カードは、現代の様に絵札ではなく、各カードの上下などに文字で表示
されている。
このカードは、1972年にベルギーのAurelia Books(オーレリア書籍)が、フランスのCarta Mundi社に依頼して、現存する47枚に補填して復刻したものだが、監修したJan・Bauwens(ヤン・Bauwens)は、1939年に最初にマムルーク・カードについて言及したL・A・Mayers(L・A・マイヤー)の説や、1970年初期のプレイングカードのタロット起源説に影響を受けて、コート・カードを、王、副官、第二副官、王の補佐官の四つにした各スート14枚、計56枚のカードとして制作している。1972年に限定で750部が制作され、1977年にシリーズBとしてJan Bauwensの追加コメントが挿入された246部の計996部が制作されている。”)





ねこねこさんのマムルークカードに返信
マムルークカードは13世紀のエジプトだと言われてますけど、
それ以前のエジプトの王朝はファーティマ朝ではなかったですっけ?
今、スンニ派の最高教育機関とされてるアズハル大学は元々はイスマーイール派の教育機関で、イルミちゃんの本拠地でしたよ?
あーファーティマ朝のうぃき見てるけど、今やスンニ派の大学となってるアズハル大学はイルミナティの教育機関だったわけか! そこでイスマーイール派の教義を学んだ宣教師とかアサシンたちが世界に散っていったのね。
プレマムルークカードを携えて。 かも知れないよ?

おいらは前に、イルミナティというのは10世紀のファーティマ朝がルーツなんでねーの?と言ったよね? やはりそうだったか。





デュエマの光文明ってダイレクトにやつらを表してたのか!?
天空城に居座る(バビロンの空中庭園か!?)やつらってやつか。 イスマーイール派は元々イラクの南部だよねー。 あー面白いなぁー イルミちゃんのルーツは。
で、サグラダ・ファミリアはエジプトに逃げました。
後代のイスマーイール派の本拠地もエジプトね?

やはりメムはメレクなんだね。 遊戯王のマリク・イシュタールもマリク(メレク)だし。
ヤズィーディーのマラク・ターウースのマラクもアラビア語での言い方ですよね。
やはりセム語の要素は隠されてるなぁ。
アーメンって、アドナイ・メレク・アーメンって本当?
アラビア語のマリク(王)は、女性形ではマリカ。
タロットの「女帝」はマリカかも知れないと思うのは考えすぎ?

最近のアニメやラノベは露骨にヘブライ語やアラビア語のようなセム語を入れてきたね。
セム語は専門家があまりいないから難航するんだよね、解釈が。
ヨーロッパ語だと語形変化はわかりやすいけど。
例えばカエルム→セルリアンでもセンスがあれば気付くけど、セム語はそうはいかない。

なんだ、魔導師の正体はイスマーイール派の宣教師の「ダーイー」なのか。アサシンか。
それの西欧での支部が薔薇十字団なのか。 おいらは、イスマーイール派の神話を見たときに何でこれクリスチャン・カバラにそっくりなの?と思ったのは間違いではなかったのか! 面白いぞ!

6世紀にホスロー1世がイランのゴンディシャプールに作った翻訳施設の後裔がバグダッドの「知恵の館」に行って、
それがまたカイロのアズハル大学に拠点を移したわけか。 そしてレコンキスタ前のスペインのカバリストや異端派の流れといい真っ黒だわ。 おいらの読み通りか。
耶蘇教異端派もイスラーム統治時代のスペインでは大手を振って生きてただろうなぁ。
で、耶蘇教異端派とユダヤは仲良しで。 アサシンでないけと、ユダヤ様はイスラム側の資料の翻訳活動で物凄く活躍してる。 ユダヤは啓蒙主義運動の一角をなしてたんだよね。 そこ隠されてるよね?

ユダヤ様が嫌われるのは、単に金に汚いとか、えげつない商売するとか、欧州を経済的な植民地にしてた云々だけでなくて、
彼らイルミナティ=啓蒙主義運動の一角を担ってたからね。
キリスト教の根本の反知性主義の伝統を破壊するのがユダヤでもあったわけか。だからヒステリックになる。

中田考氏が、トランプに追い出されたムスリムは誇り高く出ていくみたいな発言してたけど、
あーユダヤ人もだけどムスリムも移動する人たちだもんね。 領域国民国家にとらわれない存在はヨーロッパでは悪魔そのものだった。 カタリ派もムスリムと同じで移動する織物職人だった。織物商人はユダヤ。

スンニ派の権威が「イルミナティ大学(笑)」こんなギャグはないわ。
アッ=ザブラーが光り輝く者ならば、これヘブライ語の「ゾーハル」にも繋がるよね? おいらは、アラビア語を聞くと、ヘブライ語を連想する。 例えばルーフはルアクとか、メレクはマリクとか。


∸――

タロットの歴史
自分なりまとめ だんだん変わっていく
本格的にタロット占いが広まっていくのは19世紀。  
エリファス・レヴィ『高等魔術の教理と祭儀』(1854-1855)が、タロットとカバラの本格的に結びつけ、後世へと大きな影響。
19世紀末には、レヴィの大きな影響を受けたフランスの「薔薇十字カバラ団」、イギリスの「黄金の夜明け団」らによって、タロットの西洋魔術のツールとしての地位は盤石。
現存する最も古いタロット・カードは、15世紀前半にイタリアのミラノで制作されたもので、この時代のタロット・カードは、占いや魔術のツールではなく単なるゲームや絵画、広告、宣伝。
タロットを使ったカード・ゲームは、15世紀末から16世紀にかけて、その発祥の地イタリアからフランスへ、さらにドイツ、スイスといった中央ヨーロッパ各地へと広まっていったのは、トランプの歴史とかぶる。
トランプとタロットが厳密に区別されていなかった可能性。どちらもイスラム時代のエジプト起源。
古代エジプト起源説がイスラムのエジプト起源なのを隠すため疑惑。
1970年代から80年代にかけての英米が中心のニューエイジ運動で人気が高まり、タロットをスピリチュアリティ探究や心理カウンセリング的なツールとして用いる人々が急増。
異端派がタロットが広まるきっかけなのが重要。
女教皇なんてカトリックは絶対に認めないでしょ?
女教皇と言う翻訳は不正確で、高位の女性司祭が正確。
伝統的キリスト教が認めない女性聖職者。
この札があるということはグノーシス勢力が作ったのだろう。


―――


井上 教子『タロットの歴史―西洋文化史から図像を読み解く 』
本書はたまに変な感じがするシンボル解釈があるけど良書だよ。
ちゃんとタロットとトランプはマルムークカードが起源であるどころか、中国だと書いてあるし。
タロットとトランプが受け継いだ要素と形式が整っているから直接の先祖ならイスラム起源のほうが正確。
古代エジプト起源説はメイソン=プロテスタント系のデマ。
メーソン思想の元ネタがイスラム起源でしかも劣化コピーだとは口が裂けても言えないだろうね。

・タロットは大別して三系統、古典、マルセイユ、ウェイト系がある。

・ヴェスコンティ系
1300~1400年代の中央ヨーロッパ(現イタリア・フランス)発祥。
王侯貴族の依頼を受けた画家の手書きによるテンペラ画が多く、現存しているものは数種に限られる。
札番号もタイトルもない。
キリスト教的シンボリズムがちりばめられており、教養人たちが絵解きをして楽しむもの、あるいはまじない札などとして使われていた模様。

(タロットもイスラム起源のラテン系文化)

・マルセイユ系
マルセイユ版を代表とする1600年代中盤から出回りだした木版画による絵札。
版木の作成にあたってはヴェスコンティ版を参考にしたと考えられている。
同じ版木が繰り返し使用されることで札番号とタイトル表記を含めタロットのセットが確立。
ただし、カードメイカー(製造業者)によって細部に微妙な違いがある。
印刷物として量産され、庶民の間にも広く普及し、ゲーム、賭博、占いの道具としてもてはやされた。

・ウェイト系
ウェイト系はウェイトにより1909年に刊行されたウェイト版、それをアレンジした現代タロットで大多数がこの系統。

・ヴェスコンティ版キャリー・イェール・パックのなかに、56枚の小アルカナと思われる絵札が現存していることから、このパックが作られたとされる
推定1428~1447年にはすでになんらかの一定パターンが成立していたことがうかがいしれる。この時点では絵札にタイトルはなし。

・印刷物や画像であふれていない時代は絵は貴重で文化の先端。
中世の絵は読み書きすらおぼつかない庶民にはまず縁のないもので王侯貴族や上流階級の人間たちだけのものだった。
教会の宗教画も一般公開されることなく特別なお布施を支払える富裕層の身に閲覧が許されていた。

・印刷技術が確立される前は書籍と一冊作るのにも莫大な経費がかかった時代には読書という趣味もあり得なかった。貴族は自分がいかに豊かで教養深い人間であるかを知らしめるために筆記者やが買うに依頼し自分専用の写本(手書き聖書)を作らせることに熱中。

・フランス国王シャルル六世の会計帳によれば、1396年に「金やさまざまな色彩で描かれた56枚の遊戯札」が三パック注文され、カードメイカーと画家グランゴヌールに支払いがあれている。これは現存しない最古のタロット。

・現存する最古のタロットはヴィスコンティ版のうち最初に制作された
キャリー・イェール・パック。
大アルカナ11枚と小アルカナ56枚が現存。
制作年は推定1428年である根拠は「恋人たち」
(「女傘男」の位置で上に目隠しキューピッド)
のパラソルにヴィスコンティ家のマムシの紋章と
サボイ家の赤盾に白十字の紋章が入っていて、
フィリッポ=ヴィスコンティ(第3代ミラノ公)と
サボイ家のマリアの1428年の結婚を記念して作ったという説より。


・推定1450年に新たなヴェスコンティ版、ピエール・ポント・モルガン・ベルガモ・パックが作製されている。
ヴぇスコンティ版の絵札には札を壁か専用のカードボードにピンでとめていたと推察される穴が見られる。
この絵札はテンペラ画という、画材に卵や蜂蜜などを用いる手法で、厚いカードボードに描かれた油絵の類だった。
当時のカードはシャッフルするようなカードではなかった。
これは絵を読み解く宮廷遊戯をほうふつとし、祈りやまじない用だった可能性も否定できない。

・宗教改革が成功した大きな要因の一つに、ルターらが木版の印刷物を活用したことがあげられる。
新聞や書物など活版印刷による活字の印刷物は普及していたが、当時の庶民の大部分は読み書きができない。彼らにもわかるように挿絵や図版を多用した読み物を作成し、配布することにルターらはいそしんだ。

・推定1650年、パリのカードメイカー、ノブレが創作した木版画のタロットがゲームやとばく、占いに使用され庶民の間で人気を博した。現存最古の木版画タロット。
同じタイプの木版画タロットが登場し総括してマルセイユ版と呼ばれるようになる。
マルセイユ版は明らかにキリスト教職が薄れむしろ異端宗教的なにおいが漂う。

・推定1725年、フィレンツェからボローニャにいたる広範囲に置いてトランプやタロットの教皇と女司祭長が描かれた絵札は教会の権威を冒瀆するものだと排除命令が下る。
教会の圧力逃れために工夫された変種が登場。
教皇がバッカスになったものや、女教皇がジュノー、教皇がジュピターになったものなどがある。

(バッカスは水をぶどう酒に変える。イエスの元ネタばらしで仕返し)

・1781年、フランスの神学者アントワーヌ・クール・ド・ジェブランが著作にてタロットとは古代エジプトの僧侶が教義をひそかに伝えるために考案したものだと主張。
ジェブランは啓蒙思想家と親交があり、当時活発だったメーソンの団員でもあった。
(イスラム時代のエジプト起源とは口が裂けてもいえないよね。
フランス系メイソンは特にエジプト好き)

・フランスのオカルティスト、レヴィはタロットの札構成がカバラに基づく可能性を提唱。大アルカナ22枚がヘブライ22文字に起因すると考えた。生命の木の22の小径(パス)に大アルカナ、10の天球(セフィロト)に小アルカナのACEから10までの数札が対応するものとした。パスとタロットを対応させた。

(対応のさせ方が人によって違うから注意)

・かに座の絵がどう見てもザリガニ。



・ヴィスコンティ一族が収めたミラノはガリア地方に住むケルト民族の一派が紀元前四世紀に築いたとされる。

・ローマのネロ皇帝に仕えたシモン・マグス(紀元前一世紀ごろ)など代々ローマ皇帝のために命運を占い、魔術を実践した宮廷魔術師が存在していた。

・ベルガモ・パックの女教皇では、質素な印象の修道女が描かれ、白い頭巾の上に三層の教皇冠(ティアラ)をつけ、左手には青紫色の聖典、右手には十字架の飾りがついた細長い笏をもっている。
この女性がヴィスコンティ一族の一人で、原始キリスト教会派ウミリアタ・オーダーの女教祖マンフレーダ(1280年前後、生没年不明)であるという説がある。
マンフレッダとも呼ばれるこの女性は実際には一族ではなく、貴族出身の尼僧。十二世紀のミラノで、イエス・キリストが女性であると主張する女教祖ウイルヘミーナによってウィルヘルム派が立ち上げられると、マンフレッダは信徒となり、やがて異端審問で処刑となったウィルへーミナの跡を継ぐ。
そして1290年ごろヴィスコンティ家当首マテオ・ヴィスコンティが入信し、彼等は近しい存在となった。
マテオは敵対する教皇派=教会への反発という意味もあっただろう。
ヴィスコンティ一族の多くが皇帝派であり教会とは手を結ばない。
1320年、マテオの代でヴィスコンティ一族は、すでに異端審問で処刑されていたマンフレッダをかばおうとしたことと、教皇に対して魔術を実行した嫌疑で異端審問にかけられている。
一族は皇帝に膨大な金品を送り、諸侯たちと応戦。
歴史家はあくまで皇帝派であったヴィスコンティ一族に対する教皇派の政治的弾圧とみなしている。
しかしながら、初代ヴィスコンティ家当主オットーネの母親、その姉妹である伯母は、当時複数立ち上がっていた異端派の信徒として知られる存在で、
1100年代後期より開始された教皇庁による異端審問所の監視の目が張り付いていたことも事実で、何を信仰するかが全く問題とされなかったわけではないはず。
清貧を説くウィルヘルム派の女教祖としての女教皇。

マルセイユ版も教皇冠をかぶっている。

中性の上流社会では赤子を育てるのは乳母の役目だが、
庶民の間では祖母。
愛情深く子供を見守り滋養を与えるのが母親の役割で、
厳しいしつけを施すのが祖母の役割だった。

(タロットと異端派の貴族は切り離せない。
世俗権力VS宗教権力。


STB‏ @RC_StB 2015年9月30日
前から考えていたが、raptの「教皇派」「天皇派」なる異様なモデルに登場するタームの元ネタは、 歴史用語で12世紀からルネサンス期のイタリア半島の都市共和国間の派閥争いの「教皇派(ゲルフ)」と「皇帝派(ギベリン)」の借用じゃないか? 実際似たところがあるし陰謀にも深く関わってくる

皇帝党/ギベリン - 世界史の窓
http://www.y-history.net/appendix/wh0603_2-103.html
” 中世イタリアで神聖ローマ皇帝を支持する勢力でギベリンといわれた。ローマ教皇を支持する教皇党(ゲルフ)と対立した。
 12世紀ごろからイタリアで激しくなった、神聖ローマ皇帝とローマ教皇の抗争で、神聖ローマ皇帝を支持する勢力をギベリンという。ギベリンは、神聖ローマ皇帝シュタウフェン家の居城ヴァイブリンゲンに由来し、イタリアで皇帝派を意味するようになった。大都市に対抗する中小都市(ピサなど)や、農村部の封建諸侯(貴族)は強力な皇帝による統治を期待して皇帝党(ギベリン)の勢力を形成し、ローマ教皇を支持する教皇党(ゲルフ)と激しく争った。
 両者の対立は、都市間にもあり、また都市の内部でも、新興市民層はゲルフ、保守的な大商人層はギベリンに別れる傾向があった。イタリアでは1268年にシュタウフェン朝がフランスのアンジュー家(シャルル=ダンジュー)によって滅ぼされてから皇帝党は衰退するが、対立はなおも14、15世紀のルネサンス時代にも尾を引き、イタリアの分裂の一因となった。


教皇党/ゲルフ
http://www.y-history.net/appendix/wh0603_2-102.html

ダンテ - 世界史の窓
http://www.y-history.net/appendix/wh0902-035.html

女教皇ヨハンナの伝説 伝説の女性ローマ法王
http://hama-1987.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-ffb4.html)

・赤い法衣やは運は、教皇をはじめ教皇庁の重鎮のみに着用が許された。
カトリック教会では赤(厳密には深紅、カーディナル・レッド)は十字架にはりつけにされたイエスの血の色、イエスの受難を示す色であり教会のバージンロードや垂れ幕などに赤い装飾が際立つのは、殉教したイエスの痛みを信者におもい起こさせる為。
赤いバラはイエスの、
白いユリはマリアのシンボル。
右手を上げて人差し指と中指とをそろえて立てるポーズは宗教的指導者であることを示す。
(気持ち悪いな。悪魔と地獄を創った邪神に誓う、血塗られた結婚式。)

・女神キュベレーの彫像
紀元2世紀のローマに、二頭の獅子にひかせた月の女神の乗り物が登場している。
キュベレーは古代ギリシアの、アルテミス以前の古い月の女神。
恋人アッティスの浮気に激怒し、アッティスを狂わせ去勢させるなど過激な存在で、キュベレー崇拝は一大勢力と化した密儀宗教の一つ。

・ウェイト版の戦車の若者の鎧の肩当は三日月をかたどったもの。
鎧の胸当てには白い四角形が見える。
これは古代ユダヤの高僧が祭服につける飾り物に似ており、この中に
ウリムとトンミム Urim and Thummim
ウリム…光、優越性
トンミム…完全性、完成
という神意を問うための二つの石を
裁きの胸当て
の中に入れていた。
現在でもイスラエルの寺院では、主に子供たちの幸せについて司祭が啓示を受ける際に使用されている。

(QBってキュベレー?)

・8 正義  マルセイユ版
いんちきでも正義
持ち物については、剣が垂直に立てられているのに対して、
天秤の皿は水平に釣り合ってはおらず、向かって右側の皿(読者視点で右側)が微妙に下がっている。

ノブレ版だと、正義である彼女がいんちきをしている、と解説されており、
左のひじで天秤の一方を押し下げていると明言。

(しかも目隠しもしていないし、目をつぶってもいない。
不正が正しいタイトルだな!)

カモワン版(これも女性始点だと左側が下がっているあるいは、左側を下げているか、右側を上げている)
では描かれているのは人間ではなく天界の存在であり、さらにこの天使は天秤を持ってはいないとされている。
天秤は宙に浮いており、この釣り合いは天使の真意が左右するものである。
マルセイユ版が成立したころの中世社会で人を裁く権限を持つ君主や教会が何をどうさばくかにおいて正義など見いだせはしなかったことでしょう。
(天使なら不平等で不正義なのは当然だな。
やはり本書はカトリック批判が非常に目立つ。
カトリックの不正というのがより正確なタイトル)

・9 隠者、時の翁
キャリー・イェール・パックとベルガモ版では右手に砂時計、左手に杖を持っている。
マルセイユ版の一つであるカモワン版では右手にランタン、左手に赤い杖。
カモワン版では左手が空色になのは半身が霊化しているからだと語られている。
火をおこす行為、祈りに際してローソクに火をともすことなどは宗教的な象徴行為であり、
隠者の修道士的な側面をうかがわせる
(なぜ左側だけが霊的存在になっているのだろうか。
左手の色とヒゲと髪の毛の色が同じ空色。毛は霊的だからか。
顔の左側だけが空色ではない。顔色は肌色だから通常。
少なくともフランスでは、空色は霊的な色らしい)

・十三番の死神として有名な札だが、古典~マルセイユ系タロットでは最後までタイトルがなく、他のアルカナと区別された。

キャリー・イェール・パックでは黒い馬に乗った骸骨が大きな鎌を手にしている。
馬は種馬として解説されている。
馬の下にひしめいているのはキリスト教会の司祭や枢機卿たち。天罰が下り断罪されているとのこと。
白いひも状のリボン(フィレット)をしているということはこの骸骨が生前は女性であったことの暗示かもしれない。

(反教会、反カトリック要素がまた登場。
産婆と妊婦と洗礼前の赤子に対するカトリック教会の非道を知ればどれだけ女嫌いかわかる。
馬は生きているのが重要っぽい。
訳は死「神」となっているが一神教圏なので原文通り「死」にすべき。)

ベルガモ・パック(推定1450年)に描かれているのはミイラ化した死体。
腹部が腐敗し、胴体の背景が見えている。
ベルガモ・パックに見られる白い細長いひもは経帷子の切れ端であるかもしれないと解説されている。
たしかに死を題材とした中世の美術作品にみられる骸骨の数々が、頭部や胴体に肉体とともに朽ちていったのであろう衣服の一部をはためかせている。
この紐は骸骨がもともとしていた目隠しが外れたものである可能性なども挙げられている。

(ベルガモ・パックも頭にハチマキみたいなのを巻いている。弓矢を持っていることが重要。
女性説が正しいなら、弓で死をもたらす女であり、アルテミスを想起するってちゃんと言っているね。
男ならアポロン)


古代ローマでは死は着衣の女性像としてあらわされた。
のちに経帷子(死に装束)が添えられ、
やがてミイラで描かれるようになり切開されて内臓が取り除かれた腹部がシンボル。
ときにミイラはやせ細って肉片や内臓を引きずる死体でも描かれた。
骸骨により象徴される死が登場したのは1500年代に入ってから。

1400~1600 年代に死の象徴画が豊富に残されている。
当初はミイラ化した死体が描かれ徐々に骸骨で表されるようになる。

マルセイユ版
の多くでは死のアルカナにはタイトルがなく、ローマ数字の13のみがふられている。
最後まで「名無し」と呼ばれたのがこのアルカナで、これを最初に「死/ La Mort」というタイトルを採用して作成されたのがノブレ版。
名無しの由来として、名状しがたき神の名ヤハウェが考えられる。
骸骨は鎌を持ち、畑を耕しているように見えるが、これは中世期に描かれた死の舞踏を題材にしたものであり、
ダンスをしている情景であるともいわれています。
自然主義者たちの間に伝わる一種のナチュラル・マジックで、鎌を持ち円を描くように回転しながらあらゆる地上のものたちが再生するように祈願するダンスがある。
鎌を持った骸骨はみな、白一色ではなく部分的に色味が加えられ、背骨周辺は青みが勝った配色で、カモワン版では空色。
死の足許に人の頭や手がみられ、王冠が乗った頭もある。

(カモワン版は背骨と鎌の刃が空色=霊的。左手が空色なのは隠者と同じ。
骸骨の下にバラバラ死体。
ヤハウェに13を割り当てるのね。
ハデスも名前を読んではいけなかった。
しかし豊穣の名で呼ぶのはOKだった。



ウェイト版
は黒い甲冑を付けた骸骨が白馬に乗っている。
馬は生命力の象徴にして、太陽神の乗り物、特に白馬は別格で最高神の乗り物。

(死神が左手で旗を持っていて、旗が黒地に白いバラで、旗の左上にローマ数字の13.
右側に教皇っぽい人がいる。左の人が死んでいるのでこれから死ぬ。
法王の死。

ヨーク家のシンボルは白薔薇で、今もヨークシャーとジャコバイトの記章として使用される。

※ジャコバイト(英語: Jacobite)は、1688年に英国起こった名誉革命における反革命勢力の通称で
名誉革命で亡命した国王ジェームズ2世とその子孫を正統の君主として支持。
ウェイトはヨーク家とジャコバイトが嫌いなの?)

・14 節制
キャリー・イェール・パックには翼を持つ天使が描かれている。
古い聖書の写本に見られる天使は、
首から上の頭だけの姿に六枚もしくは四枚の翼がついているような存在か、
翼がない天使が多く、
五世紀ごろから有翼の天使像が登場。
1200年代になると裸童型の天使、
1400年代には女性型の天使が主流になった。

・15 悪魔
キャリー・イェール・パックのアルカナはキリスト教の典型的な悪魔像だと言える。
このアルカナの悪魔には女性の乳房がついている。
時代とともにキリスト教画に描かれる半人半獣の図像には、上半身が女性描かれるものが目立つ。
原罪を犯したのはあくまでエバであり、エバが勧めたためアダムもに手を染めたという聖書解釈からそもそも女性は魔性というものが備わっている生き物だとして男性の優位性が説かれることがある。

エバを誘惑する蛇がルネッサンスになると頭部に角を生やした牧神パンに代わり、
中世になると悪魔が登場し、蛇に呼応した形がとられるようになった。

マルセイユ版だと
悪魔は乳房と男根を備えた両性具有存在。
腹部に顔、膝に目がある。

古代オリエントにおける文明開化の源は、有用性の高い羊とヤギを中心とする遊牧にあるともいえる。
ヤギの乳はチーズやバターの原材料として、また毛皮は日常生活に欠かせない革袋として必需品であり、神への生贄にふさわしいものとされ、やがてイスラエルでヤギ崇拝が発祥。
ギリシアでは牡ヤギは牡羊と並び権力者の象徴と化していたが、白い羊毛が神々しい牡羊とイエスが結びつけられると、
黒いヤギは反キリストの象徴が見いだされた。

(ユダヤ教ではヤギは悪魔ではなく、
ヤギを悪魔とするのはキリスト教思想。
遊牧民が嫌いな耶蘇教)

・17 星
マルセイユ版

ノブレ版では描かれている女性が両性具有的だと指摘されている。
中性ギルドの職業哲学でも元と高い親方の位階を示すものが星であると伝えられている。

ドダル版では石工(メイソン)のギルドの伝統の表れとして女性のへその部分に目が描かれていること、彼女の片目がまっすぐ私たちのほうを見ているのにもう一方の目は横向きに描かれている。
石工は石の使い方が腹でわかるようになるよう教え込まれる。
腹で感じる鋭敏な感覚は「親方の目」と呼ばれ、磁石のように石と腹がひきつけ合ったり反発しあったりすることでその石を建物のどこにどのように用いればよいかを感知する力。

(メーソンのあの一つ目って親方の目?
カモワン版にもへそが目。
星=神。
そういえばストア派はお花畑思想ならぬお星さま思想)

・19 太陽

(キャリー・イェール・パックとベルガモ・パックの太陽が単なる光る生首)

・20 審判
マルセイユ版の内、
カモワン版とドダル版では中央にいる、頭部が剃髪された子供の体が両性具有的で、色が空色。

(また両性具有思想)

・現在ではタロットよりトランプのほうが古くから成立していたことが認められている。
トランプは紀元50年ごろの中国が起源だとする説が有力。
105年ごろに神が発明されるまでは、木製のドミノのような木札でゲームがなされ、
800年代より木版の多色刷りのものが出回りだしている。
 中近東、インドでも手書きの娯楽カードの存在がある。
推定1400~1500年代の手書きのトランプ、マムルーク朝パックは
四つのスートに貨幣、杯、剣、競技用の棒が採用され、
1から10までの数札と四枚の人物札が揃っており、ラテン式スートの原型として注目されている。

マムルーク朝  
エジプト、シリア一帯にトルコ系マムルーク出身の軍令官により確立された
スンナ派のイスラム王朝(1250~1517年)。
首都カイロは国際交易の中心として繁栄した。

(メイソンが大好きなエジプトはイスラム圏であることが本当に重要!)

大英博物館に保存されている古いトランプの情報によれば、
1370年以前にヨーロッパに入っており、当初より棒、剣、杯、貨幣の四スートからなっており、これがそのままイタリア、スペインでゲーム用のカードとして使用されるようになったという。
タロットが歴史に初めて登場したのはこのほんの少し後のこと。

1500年代の宗教価格の頃よりタロットの絵柄に敏感になったキリスト教会により使用禁止令が出た。
中世社会では1400円台より庶民の品がない娯楽、飲酒や賭博が問題視されるようになっており、トランプや賽子と共にタロットも批判の的になっていた。
フルゴーニ『ヨーロッパ中世ものづくし』(岩波書店)によれば
1425年にフランチェスコ会の説教師があらゆる賭博を糾弾する声明を発表し、
トランプとともにナイビと呼ばれるカードが悪魔の聖務日課書として激しく非難されたことが伝えられ、このナイビが現在のタロットだと言われている。
ナイビは棒、杯、剣貨幣というラテン式スートが採用されているところが、
現在のフランス式スート(クラブ、スペード、ハート、ダイヤ)が主流のトランプとは異なる特徴。
さらにナイビは一枚の絵札に上下対照に人間の上半身が描かれている細密画タイプのものとして語られている。

フルゴーニは書籍の中で、
1450年代にはナイビと呼ばれたタロットが、すでに原版は失われてしまったが、当時は安い石版印刷にあとから彩色するというスタイルと量産されており、中流庶民から貴族階級まで広く流行したと伝えている。
しかし同書ではタロットはもともと宮廷と裕福な階層から生まれたものであるとし、起源としてシャルル六世の遊戯札、14201450年に作成されたヴィスコンティ版を紹介しており、このころすでに石版印刷のナイビと呼ばれたタロットが出回っていたとする記述との矛盾が感じられる。
現存するヴィスコンティ版は上下対照の細密画タイプではなく起源をするとは容易に言えない。

・1400年代には同じくドイツからイタリアへと広まった印刷技術がヨーロッパッ各地で定着し、書籍や広告などあらゆる紙媒体に革命的変化がもたらされた。
印刷業者が出版業者の依頼で書籍を刷り上げ、出版業者が書店に本をおろすようになる。
挿絵は木版で、カラーとなると印刷後に手作業で彩色する手間を要した。
手書きの彩色タロットは紙に包まれたセットで販売されていた。
これを所有しゲームをしたのは庶民の中でも豊かな部類で、貴族から直接荘園を預かる領主たちなどだったことが推察できる。
聖書の写本を手書き作成する修道士や大学の学生といった特定の階層でも、本は買わず貸本屋や図書館を利用していた。
1700年代になってようやく庶民向けの有料図書館が開設され、
1900年代に入って無料の公共図書館が各国でお目見えしている。
このころからようやく読書という趣味が人々の間ではやり出した。
1909年初版のウェイト版が流行した背景にはこう言った社会事情も影響していると言えるだろう。





・22 愚者、狂人
は伝統的には大アルカナに属さないものとされ、特殊な札として扱われてきた。
1909年に愚者にゼロを割り当てて22枚の大アルカナをワンセットとするウェイト版が人気を博して以来、22枚の大アルカナが一般的となった。
タイトルの愚者が定着したのも現代に入ってからで、それまでは、狂人やこじきなどがむしろ主流だった。

人物の足に犬や猫やワニなどがかみついている姿があり、それらには、
人に守り神の存在があること
人間の浅はかさや愚かさの異形
であるなど解釈は諸説ある。

「狂気」の擬人像はほとんど衣服をつけていない男が棍棒をもった姿。
この時代の精神薄弱者などは周囲からの冷やかしや嫌がらせを避けるため、身を守るための棍棒を持たされていた。
こういった社会弱者に雇用機会を与えることが中世ヨーロッパの宮廷では義務でもあり、ステイタスでもあった。

王付き道化師は肉体的障害を持つことが多く、王のスケープゴートであり、王が公にできないことや心の内を発散するのが役割で、どんなタブーも許される存在。

(さすがに既知外に刃物は禁止だろうね。
狂人は真実を堂々と言える立場。
真実を語るために狂人のふりをした変人がいたのだろう)

道化は犬と描かれることが多かった。
中世美術の中ではしばしば「貪欲、好色」の象徴としてイタリアン・グレイハウンドが紹介されている。

(となると狂人、愚者のほかに「クラウン」と呼んではいかがかな。
クラウンなのは王冠とピエロの掛詞)

マルセイユ版は死神と重ねられる存在。
マルセイユ版は一貫して札番号なし。
アルカナ全体の序列に関わらない。
1600年代当初はタイトルすらない特殊なアルカナ。
構図はほぼ同じで、道化師のような帽子をかぶったひげ面の男が、肩に荷物を担いでどこかに向って歩いている。
男の下半身がはだけており、猫が男の性器をくすぐっている。
杖を突きながら歩いているのか、護身用なのか必ずみな長い棒を持っており、旅人の風貌。

マルセイユ版の一つであるノブレ版では、「世界」の後に残った最後の札として解説書に登場。まるで、トランプのジョーカーのように他の札の代わりに使うこともたびたびだったことが伝えられている。
イクスキューズと呼ばれる愚者は必ずプレイヤーの元に戻り決して取られることのない特権がある。
よってこの愚者は不死身であり完全に自由。

(ピエロはシステムの外、例外の象徴。
長い棒は魔法の杖かも)

カモワン版では愚者は巡礼の旅に出発しようとしており、足元の生き物は古代エジプトの犬頭神、冥府の神アヌビスの化身とされている。
また、「死神」の鎌の持ち手と「愚者」の杖が完全に重なるようになっている。
愚者と死神はいずれもヤハウェの異形とされる。

―――
『タロットの宇宙』

・プロテスタントの牧師でフリーメーソンだったクール・ド・ジェブラン(1728-1784)が自らの百科全書的著作『原始世界』の第8巻を1781年に出版してタロットに遊戯的のみならず秘教的な性格を与えた。

・1337年にすでにマルセイユのサン=ヴィクトール修道院の規則は聖職者がカードで遊ぶことを禁じている。
もしタロットの起源を推測しようとしたら少なくとも紀元1000年にさかのぼらなければならないだろう。この時代にスペイン南フランスではすこやかな平和のうちに教会とシナゴーグそしてモスクが近隣同士に建てられているのが見られた。これら三宗教は多大に敬意を払いそれぞれの賢者たちは別の宗教メンバーと接触して議論を行い自らを豊かにすることをいとわなかった。
小アルカナにはイスラム教の象徴が見いだされる。たとえば杯のエースの上部にある9点による円は明らかに秘儀を伝える九角形を表わしている。

スワスチカ(鉤十字)は創造的な渦のシンボルであり、周りには放射状の階層が創り出される。スワスチカは中心をめぐる回転運動、顕現しつつある神的原理の運動を明らかに示し、長い間キリストの印とされていた。
インドではこれが「法の車輪」(ダルマチャクラ)を示すゆえにブッダの印、また知識の神であるガネーシャの印ともなった。中国ではスワスチカは一万という数を象徴するが、一万は存在と顕現の総数を意味する。これは漢字の「万」の原形でもあり、正方形的空間すなわち大地の四方向が中心から発して水平的に広がる様を表している。またフリーメーソンの象徴体系ではスワスチカの中心に北極星があり、これを形成する4本の腕(直角定規形をしたギリシア文字の「ガンマ」)は北極星をめぐる北斗七星の四つの基本位置を表している(北斗七星の導きの中心または照らしの中心を象徴する)。

・緑
生命の色。永続的変化を想起させる。ムハンマドは不死の色とみなした。



最も能動的である赤(活動、火、熱、血、禁忌)と
最も需要的である青(父への愛着、空、海、窒息、停止)
を混ぜた色。この二極の結合は至高の知恵を表わす。
キリストが弟子たちに語り始めたとき赤をまとっていた。
十字架にかけられたときは完全な叡智を表わす紫をまとっていた。
紫は犠牲の色でもあり葬儀と結びつけられている。

(錬 金 術 に お け る 象 徴
http://contest.japias.jp/tqj2010/120192/symbol.html

FGOのブラヴァッキーが子供の姿で紫色の髪の毛で胸に生命の木。
王の緋衣を着た子供(=賢者の石の象徴)とフェニキアカラーとクリスチャン・カバラ。





タオ‏ @deats2 2012年8月27日
王の緋衣を着た子供って、賢者の石の象徴なんだ…。エドって赤いコート着てるよね。(゚∀゚)ニヤッ

王の緋衣を着た子供=賢者の石の暗喩→エド=賢者の石という設定もありかなとふと考えた。賢者の石っていうか、本人は望んでないけど何でも出来る神様みたいな存在。子供なので力はあるけど精神は未熟。ロイさんは幸か不幸か、そんな神様に寵愛されることになってしまった生贄的存在というパラレル。

・‏ @snacingi 2015年10月1日
ちなみに緑の獅子は、『太陽を食らう緑の獅子』という錬金術の象徴の1つ 緑の獅子は酸、またはアルカエストを表し、太陽は金 そしてこれは錬金術師そのものの象徴でもある ちなみにキャロルが赤い服に子供の姿なのも、おそらくは『王の緋衣を着た子供』という象徴だと思われる(意味は賢者の石)

ヒトクチ・ハルカ@マクギリス派‏ @hitokuchi_haruk 2016年3月13日
太陽を食らう緑の獅子は具体的に本編で描かれたけど、そのほかに負わせてるのだとキャロルの赤い服で子供の姿なのも錬金術の象徴の一つなのよ。 『王の緋衣を着た子供』という象徴で、意味は賢者の石。)

・1大道芸人
左手だけ六本指。





・4皇帝
彼の頭は知性(兜の黄色、その上に見えるオレンジのコンパス)によって冠せられている。
首には緑の十字が施された大型のメダルが下がっている。その十字は水平の空間と垂直の時間との結合を作りだしている。彼は完全に今ここへと集中している。

(ホドロフスキー・カモワン(Jodorowsky-Camoin)版タロットの皇帝のペンダントが丸に十字で帽子にコンパスが刺さっている。十字は緑色。
しかしモデルのマルセイユ版には十字がない。
すべてのマルセイユ版を確かめたのではないけど。
やはり結社員だね。タロットがキリスト教異端派とイスラム系だとわかっているのだろう。






マルセイユ版メモ 一覧
http://karasuya.fool.jp/original/tarot/card_marseille.html)

・8正義
8は偶数の頂点。何も付け加えるものも取り除かれるものもない。アラビア数字の8は二つの重ねられた円からなる。すなわち天と地それぞれにおける完全性。
正義が秤に対して右側では肘で、左側では膝で影響を及ぼしていることがわかる。
からなる
(好意的に解釈するなら揺れ動く天秤の一時的状態)

・12吊られた男
縄のかかとの部分には、精神を象徴する三角形がある。
縄のかかとを結ぶところには円の内部に描き込まれた三角形がある。このことは彼が精神または両性具有と結びつけられていることを意味する。

(なぜ円に内接する三角形が精神と両性具有に結びつくのか書いていない。
支配層が大好きなシンボル。











・13名無しのアルカナ
L’ARCANE SANS NOM
最も広く受け入れられている誤りは「死」という意味や名称である。
このカードに重大な変容、革命、根本的変化を見ることができる。
このカードは名前はあるが番号を持たない愚者に呼応。二者の姿勢は明らかに似通っている。
この骸骨は愚者の骸骨である可能性がある。
頭蓋骨の後ろ、後頭部には神の名をつづる四文字ヨッド、ヘー、ヴァヴ、ヘーを見出すことができる。数字の合計は神性の数字26となるが13はこの半分。

もしこのアルカナが語ったなら
「私はお前の内なる影、お前がが現実と呼んでいる幻想の背後で笑っている影だ」
(非常に長いのでごく一部だけ)
(ヤハウェの一側面が「死」ってこと?
http://magic.dancing-doll.com/magic/hebrew-alphabet.htmlより
ヨッド10手、ヘー5窓、ヴァヴ6釘、ヘー5窓)

・15悪魔
腹、顔、両ひざに複数目がある。
乳房と男性器を持つ両性具有。
我々側から見た左側の小悪魔(インプ)は女性、
右側は男性のようである。
女性の胸には神聖であることを示す三角形に配置された三つの点∴がある。
秘教主義の伝統によればキリストは死ぬと自分の年長の兄である悪魔と結合し一つになるために彼を探し求め墓穴を下降していく。
創造的なことと関連する質問では悪魔は常に好ましい兆候となる。悪魔は豊かな才能や霊感、真の芸術家としての素質、並外れた創造的エネルギーを表わす。
(耶蘇教の中核は反知性主義。よって知性と知識重視は悪魔。

イエスと悪魔が兄弟ってボゴミールじゃねーか!
ボゴミールが秘教の伝統らしい。
∴は魔術結社名によく使われるのだが、意味をもっと詳しく解説してほしい。
悪魔の数がやたら多く、悪魔を強大に、知性ある魅力的存在として描くのはキリスト教の特徴。


魔法おっさん(30代住所不定無職童貞)‏ @douteimaturi 2016年11月21日
悪魔を強くしたがる理由は単純で何かの宗教の敵を作って、敵は強くないとその宗教の力が偉大か証明できないという魂胆があるわけで
それを捏造する事でその宗教の崇拝物をより大きくしたがるわけ
なので、悪魔というのは崇拝物のために強くなきゃいけないし、沢山いないと困るわけさね

聖なる存在は勇敢を蛮勇にしたがり、悪魔は冷静を臆病にして人を偏らせようとするわけだ
つまり、聖なる存在も悪なる存在も弱くするという事は心のフレ幅を狭くすることにあるわけでどちらかが一方が強いというのは天秤が揺れて、均衡を保てなくなり暴走するのね 天秤は縦軸と横軸の長さが大切

魔法おっさん(30代住所不定無職童貞)‏ @douteimaturi 2016年10月6日
やっぱり、ヤソは明白な邪教だわ 何で邪教かって?奴らはヤソ以外を悪魔つきだと考えているところなわけでそんな全方面に喧嘩売っている宗教が平和言うのはヤソ以外全部滅びせば平和という事を言っているわけでこんなおぞましい邪教が世界中を汚染し、破壊しているのは必然の事態と言える



なので、もし本当にしゃいたーんたその下僕ばどが取り憑いたのならあっらーさんの名前を言ったらより激しい抵抗と反抗してその人を殺してしまう筈です
なので、悪魔を止められるのは同じ悪魔正しくはしゃいたーんたそでしかありません なので、彼等が唱えているのは祝詞ではなく呪詛です
なので、イスラームではジン要は精霊が取り憑いたといいます ジンは良いも悪いいて、且つあっらーさんに従っているのでジンはあっらーさんの名前を言われると従って出ていきます しかし、そのあっらーさんに従わないのがしゃいたーんたそとその下僕であり、彼らはあっらーさんを全く恐れないのです



魔法おっさん(30代住所不定無職童貞)‏ @douteimaturi 3月12日
面白い事を聞いた クルアーンは114の章で構成されていて、その中の段落というか、一つ一つの文節をآيه アーヤーというのだけど(意味的には示されたもの・啓示物)これが6666の文節で構成されているとの事なのだ いやー来たね、久々の会心の一撃 悪魔の数字って、中東の数秘術じゃねえの

森瀬 繚@深く静かにお仕事中‏ @Molice 2011年1月15日
ちょうどいいので補足。サタナイルが神の恩寵(エル)を喪ってサタナ(サタン)になったエピソードを伝えるボゴミール派ではまた、サタナイルを神の長子、ミカエルを次子としています。残念ながら間が空いているので「双子」とすることはできません。ボゴミール派ではミカエル=イエスでもあります。


ボゴミール派
http://www5e.biglobe.ne.jp/~occultyo/gnousisu/bogomiiru.htm
” ボゴミール派もまたグノーシスの神話を含んでいる。
 そして、それはカタリ派がカソリックを悩ませたように、このボゴミール派は東方正教会を悩ませた巨大な異端派であった。
 それは実に500年以上も続き、一時期にはブルガリアを中心に東ヨーロッパのみならず、イタリアやフランスにまでも影響を及ぼす大勢力となった。

 ボゴミール派の成立には、まずパウロ派と呼ばれる異端派がある。これはキリストの神性を否定した派であり、彼らはイエスは30歳のときにパプテスマを受けたときに神の養子となったという「キリスト養子説」を取っていた。当然の如く三位一体説は否定しており、その代わりマニ教やマルキオン派からの強い影響が見られ、いわゆる善悪二元論を取っていた。
 しかし、彼らのこの「養子説」は、グノーシス派のキリストを純粋な霊的存在と見なす考えとは対立する思想であった。
 彼らはキリストがマリヤの受胎を通じて、敢て肉体を持って生まれたとし、むしろマニ教の影響が強い。
 そのため、この派は、当時マニ教と混同された。東方正教会の記録に「マニ教」とあるのは、実はこのパウロ派を指していることも多い。
 パウロ派もグノーシスの教義を断片的に含んではいたが、これはマニ教を経由してのことのようである。
 パウロ派の成立は未だにはっきりしていない。おそらくその起源は7世紀頃まで遡る。そして、東ヨーロッパの様々な教派の思想を取り込んで発展し、8~9世紀頃には国家を造るまでになったが、この国も結局ビザンチン帝国によって滅ぼされた。
 そして、彼らはその後も熱心に布教を続け、存続する。
 パウロ派の一部は8世紀の初頭にビザンチン皇帝によってトラキア地方の辺境守備隊として移住させられた集団がおり、これがボゴミール派の祖であるというのが有力な説である。

 彼らは、マニ教やマルキオン派の影響だけではなく、さらに東方正教会で起こった聖像破壊運動を取り込み発展した。聖像破壊運動は偶像崇拝を否定する動きから生じた運動で、8~9世紀の約100年間続く運動である。これは東ローマ皇帝の聖像破壊の勅令によって行われ、レオン3世の治世とテオフィロス帝の治世の2回のピークがある。
 レオン3世は724年頃に聖像崇拝への批判を始め、730年に全ての聖像の破壊を命ずる勅令を出している。いわゆる第1次聖像破壊運動の始まりである。
 彼の息子のコンスタンティノス5世もこの運動を継続したが、孫のレオン4世の頃から運動は下火になり、コンスタンティノス6世と摂政のイレーネ皇后の時代になると運動は中断される。実権を握ったイレーネが聖像擁護派だったためである。780年年代のことである。
 しかし、814年にレオン5世が即位すると、聖像破壊運動は再開される。ここからが第2次聖像破壊運動の開始である。レオン5世が暗殺されミイカエル2世が即位すると一時期下火になるものの、829年にテオフィロス帝が即位すると、再び聖像破壊運動がピークとなる。
 だが結局、この運動は、聖職者達の強い抵抗と聖像擁護派の巻き返しによって、842年のテオフィロス帝の死をもって終焉した。
 文字通り、偶像崇拝は「聖書」の禁ずる行為であるとして、十字架や聖画、聖像が破壊された。
 しかし、この運動は極めて暴力的になり、修道院を破壊し、反対する聖職者達を大勢殺戮した。当然の如くローマ教皇との深刻な対立をも引き起こした。
(この運動が起こった原因については、歴史学者たちの間でも議論があり、はっきりとした結論は出ていない。一つはイスラム圏と接していたがゆえに、イスラムの偶像否定の影響を受けたという説。破壊派に政治家や軍人が多く、聖像擁護派に聖職者が多かったことから、政治権力と宗教権力の抗争といった説もある。)
 ともあれ、この運動はボゴミール派にも強い影響を与えた。
 ボゴミール派は、聖像を認めず、十字架に至ってはキリストを殺害した処刑具であり、こんな物を崇拝するのはもっての他と断じたのである。


 ボゴミール派の開祖は、その名の通りボゴミールという村の司祭であったといわれる。930年頃のことである。ただ、これはボゴミールの0からの発明ではなく、もともとあった運動を発展させた有力な指導者と見られている。
 ボゴミール派の大きな特徴は、その創世神話にある。
 彼らによると、神には二人の息子がおり、一人はキリスト、もう一人はサタナエルという天使である。 このサタナエルは「旧約聖書」の神と同一であり、もちろん真の神ではない。サタナエルは、真の神の同意を得た上で、物質世界を創造したという。サタナエルは暴君であり、邪悪な存在である。
 真の神は天界と天使たちを創造した。サタナエルもこのときに創造された。しかし、思い上がったサタナエルは神に反逆し、堕天する。
 堕天したサタナエルは、混沌とした大地を整備して、地(物質世界)を創造した。これは真の神の許可を得たうえでのことだったという。
 サタナエルは土から人間を創造しようとしたが失敗した。そこで、サタナエルは真の神に協力を仰ぐ。
 真の神は、いずれ人間を自分に返還することを条件に、これに協力する。真の神は魂を創造し、サタナエルの土人形(肉体)に、これを吹き込むことによって人間を創造した。
 サタナエルは暴君となって、過酷な支配を行い、この真の神の子でもある人間たちを苛め抜く。「旧約聖書」にある流血沙汰、ノアの洪水などがそうであるという。
 そこで、真の神はキリストを派遣して、人間を救済する。
 イエスは神的な存在であったが、マリヤを通じて仮の肉体をまとった。しかし、本来イエスは非物質的な存在であり、あくまで「肉体のようなもの」をまとっていただけだったという。
 イエスは福音を説き、「言葉」である「聖霊」を人々に浸透させた。
 サタナエルはこれを妨害する。十字架にかけられたのも、サタナエルの計略だったが、もともと本当の肉体を持たないイエスにとっては、意味のないことであった。
 イエスは仮に死ぬと、すぐに復活し、サタナエルを鎖で縛り、地獄に投げ込んだ。この時点で、サタナエルは「エル」を失いサタナ(悪魔)に堕す。
 任務を終えたイエスは天界に戻ると、自分の内に入った「聖霊」と共に、「父」と一体化する。これで、「三位一体」という一時的にバラバラになっていた状態を終え、一つの神に戻った。
 しかし、サタナは地獄から逃亡することに成功し、再び地上を支配するようになった……という。
 だが人間は、このサタナの手から逃れることは充分可能である。それはボゴミール派の説くイエスの教えを受け入れることであるという。


 したがって、物質たるこの世はサタナエルによって支配されている邪悪な世界である。この世に貧困や戦乱や病気といった災厄に満ちているのも、邪悪なサタナエルによって造られ、支配を受けているからに他ならない。
 東方正教会や皇帝などは、サタナエルの手先であり、邪悪な存在である。
 これは重要だ。ボゴミール派は、とかく皇帝や教会などの権力をサタナエルに属するものとして嫌悪した。当時、封建社会において搾取の対象にされ、悲惨な生活を強いられた農奴たちが、重税を取って贅沢三昧に遊び暮らす皇帝や貴族、聖職者たちへの一種の階級闘争として、このボゴミール派を奉じたのだ、という説を、ブルガリアの歴史学者たちは支持しているからだ。

 ボゴミール派は、とにかく正統派(?)の東方正教会派の教義を否定した。
 まず、彼らはサタナエルの作品である「旧約聖書」を聖典とは認めなかった。モーセなどはサタナエルの手先であるという。
 さらに彼らは、十字架も聖像も偶像崇拝であるとして、これを認めなかった。
 ミサなどの東方正教会の宗教儀式は全く無意味であり、唯一正統な祈りは「主の祈り」だけである。
 聖餐式のパンとワインは、もちろんキリストの肉でも血でもなくただの食品であるという。
 洗礼についても、堕落した正教会の聖職者が自由意志のまだ無い幼児に洗礼をほどこすのは無意味であるとし、成人してから自分の自由意志で受ける、いわゆる「再洗礼」を行った。
 懺悔に関しても堕落した正教会の聖職者に行っても意味はなく、彼らはお互いの仲間どうしで懺悔した。
 金や富はサタナエルのものであり、したがって金持ちは救われない。信徒は貧しくあるべきと考え、粗末な衣服のみを着るべしとされた。さらに肉食や酒は禁止であり、婚姻も避けるべきこととされた。
 だが、こうした厳しい戒律を全て守るのは、普通の農奴には難しく、「完全者」と呼ばれる一部のコアな信徒がこれを行った。「完全者」には、元正教会の下級聖職者出身者が多く、彼らがボゴミール派の聖職、宣教師となった。

 ボゴミール派は、大きく2派に大別される。
 一つはサタナエルは真の神の被造物であり天使に過ぎず、最後の審判の日に地獄に投げ込まれる悪魔であるとする穏健二元論派である。彼らは、サタナエルは神の罰を受けて堕天し、「エル」を失いサタナ(悪魔)になったと考える。
 この穏健二元論派は、初期のボゴミール派の主流派であり、ブルガリアを中心に広まっていた。
 もう一つは、サタナエルは真の神と同等の力を持ち、両者の対立は未来永劫続くと考える絶対二元論者である。これは時代が下がると徐々に力を増してゆく。マケドニア地方に置かれたボゴミール派のドラゴヴィツァ教会が、その中心であった。
 この絶対二元論派は、東方正教会や権力者たちを激しく批判し、対立した。
 両派は、同じ境遇にあり、二元論以外の教義では一致が多かったので、互いに容認しあう関係にあったらしい。
 ただ、宣教活動は絶対二元論者のほうが熱心であり、彼らはイタリアやフランスにまで遠征した。
 それによって、ボゴミール派は、かのカタリ派に大きな影響を与えることになるのである。

 当然の如く、ボゴミール派は、東方正教会からもブルガリア帝国やビザンチン帝国からも激しい迫害を受けた。
 12世紀に起こったボゴミール派説教師バシレイオスの壮絶な殉教事件も、そうした最中に起こっている。


 ブルガリアがビザンチン帝国の侵略を受け、帝国に併合されると、彼らはレジスタンス運動とも結びついたらしい。
 そのため、ビザンチン帝国の支配下でも激しい迫害を受けたが、彼らは衰えることはなく、かえって活動を活発化させた。彼らは逆にビザンチンの帝国領の各地で宣教を行い、その勢力はコンスタンチノープルにまでおよぶことになる。
 やがてブルガリアがビザンチンの支配を脱した後も、彼らは活動を活発に行っていた。

 しかし、14世紀頃から衰退が始まる。そして、オスマン・トルコの侵略を受け、イスラムの支配下に入ると、ボゴミール派は事実上消滅してしまった。
 彼らの大半はイスラム教に改宗してしまったという。
 あれほどの迫害を生き延びた彼らが、なぜあっさりとイスラムの前に敗北してしまったのか。その理由はよくは分からない。
 ある学者は、ボゴミール派の教義そのものが階級闘争の目的から離れて、抑圧されていた庶民の人気を失い、さらにイスラム教は、彼らがこれまで戦って来た相手(東方正教会など)とあまりに異なった相手だったので、それと戦う理論武装がなかたったためではないかと推測している。

 ボゴミール派は、こうして消滅したが、彼らの教義はブルガイリアの民間伝承の中で行き続ける。
 そして、その教義の一部は西ヨーロッパのカタリ派にバトン・タッチされ、グノーシスの教義の残滓は、さらにしばらく継承されてゆくことになるのである。


「異端の宗派ボゴミール」 ディミータル・アンゲロフ著 寺島憲冶訳 恒文社
「異端事典」 C・S・クリフトン著 田中雅志訳 三交社
「聖像画論争とイスラーム」 若林啓史著 知泉書館”)













つづき。ゼウス=ユピテルの宮廷道化たるモモスは神々への痛罵が余りに行き過ぎたがために神々の怒りを買い、ついにオリンポス山から地上へと追放される。マルセイユ版愚者札に関して往々にして突っ込まれる「何故に野外に宮廷道化?」の問いにもこの物語に即すれば一応の説明はつく。つづく。
つづき。名高い大ルネサンス人アルベルティがこの神を主人公にした作品『モモスあるいは君主について』では、オリンポスを追放されたモモスは試みに様々な地上の仕事を経験してみた上でとりわけ「乞食」の仕事を最も評価する。そこに関しても「愚者」札との共通点を指摘する向きもあるのだが。つづく。

つづき。もうひとつアルベルティの作品には注目すべき記述があり、そこが先述のマルセイユ版の一部に見られる「落ちた鈴」の問題につながり、さらにはノブレ版の獣がまさに愚者の陰部を狙っているかのように描かれていることとも関わってくるのではと思われるのだが。遅くなったのでつづきはまた。



夢然堂‏ @valet_de_coupe 21 時間21 時間前
ヨアヴ・ベン・ドヴ博士のこの著書は海外では既に評価の定まったマルセイユ版ファンにはマストの一冊。博士はホドロフスキーの直弟子でもあるので、『タロットの宇宙』はまだ敷居が高いという向きにも大いにお勧めできます。 https://twitter.com/valet_de_coupe/status/485356131217186816 …
夢然堂‏ @valet_de_coupe 2014年7月5日
こちらも再びご紹介。ベン=ドヴ博士によるマルセイユ版解説書。 http://www.amazon.co.jp/Tarot-Open-Reading-Yoav-Ben-dov/dp/1492248991/ … 現在入手可能なマルセイユ版向け実用書としては最高レベルかと。ちなみに↑のレビューで五つ星付けてるTeheutiさんはメアリー・K・グリーア女史です。

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参考資料 主にタロット系良ツイート集


タロット占いの歴史
http://unmeinosekai.com/tarot/history.html
“タロット占いがポピュラーになったのは、実はそれほど古い時代のことではありません。
 フランスのパリのエテイヤという占い師によって書かれた『タロットと呼ばれるカードのパックで楽しむ方法(Mani_re de se recr_er avec le jeu de cartes nomm_es Tarots)』と題されたタロット占い関する本が1783年から1785年の間に4分冊として出版されました。それ以前にも、タロット占いがおこなわれていた若干の記録はありますが、本格的にタロット占いが広まっていくのは、この本の出版の後の19世紀のことです(注5)。  
 
 その後、タロットは19世紀後半のフランスのオカルティズムや秘教主義と結びつき、その神秘性を強めていきます。その中でも特にフランスのオカルティスト、エリファス・レヴィの著書『高等魔術の教理と祭儀(Dogme et Rituel de la Haute Magie)』(1854-1855)は、タロットとカバラの本格的に結びつけたことで、後世へと大きな影響を残しました。さらに19世紀末には、レヴィの大きな影響を受けたフランスの「薔薇十字カバラ団」、イギリスの「黄金の夜明け団」といったオカルト結社によって、タロットの西洋魔術のツールとしての地位は確かなものとされていきます(注6)。



  現存する最も古いタロット・カードは、15世紀前半にイタリアのミラノで制作されたものです。この時代のタロット・カードは、占い、あるいは魔術のツールではなく、「ゲーム」のためのツールでした。タロットを使ったカード・ゲームは、15世紀末から16世紀にかけて、その発祥の地イタリアからフランスへ、さらにドイツ、スイスといった中央ヨーロッパ各地へと広まり、多くの人々によって親しまれていたことが当時の記録からわかっています(注7)。

 今日ほどタロットがポピュラーになったのは、1970年代から80年代にかけての英米を中心とした「ニューエイジ」と呼ばれるスピリチュアル・ムーヴメントにおいて、その人気が高まったことによります。当時のニューエイジャー以降、タロットをスピリチュアリティ探究や心理カウンセリング的なツールとして用いる人々が一気に増加しました。日本でも1970年代から80年代にかけてタロットの入門書が多数出版され、今では広く一般の人にも知られる占いの一つとなりました(注8)。


最初の15世紀半ばからおおよそ18世紀後半までの「ヒストリカル・タロット」は、タロットが誕生し、ゲーム用のツールとして主に使用されていた時代です。
 続く18世紀末から19世紀後半にかけて「エソテリカル・タロット」は、エテイヤがタロット占いを確立した時代と重なりますが、ちょうどタロットが文字通り「秘教化」されていった時代です。年表に出ている1781年のクール・ド・ジェブラン『原始世界』第8巻というのは、エテイヤに大きなインスピレーションを与えたタロットの「エジプト起源説」が記されたエッセイが掲載された書物です。また、前述のエリファス・レヴィの活躍もちょうどこの時代に入ります。



燈火‏ @to_moshibi
エジプト・マムルーク朝の初代スルタンはシャジャル・アッ=ドゥッルという女性で、カイロ政権のアイユーブ朝スルタンのサーリフの夫人でした。ちなみに彼女は史上初の女性のスルタン(しかも王朝の初代です)となっています。とても珍しい事例ですね。
マムルーク朝は世襲もいくらかありますが、基本的にはマムルーク出身の軍人からスルタンを選出するという形をとっています。

ちなみにシャジャル・アッ=ドゥッルの場合はマムルーク軍団に擁立される形でスルタンに就任しています。

イスラム世界における奴隷身分出身の軍人であるマムルークは中央アジアやカフカス地方など出身地域は様々でした。例としては、13世紀に北インドに君臨した奴隷王朝や13-16世紀にエジプトに君臨したマムルーク朝のスルタンには中央アジアの出身者もいればカフカス地方の出身者も存在しました。

13世紀半ばから16世紀初めにかけてエジプトに君臨したマムルーク朝には2つの王朝があり、バフリー・マムルーク朝とチェルケス・マムルーク朝がそれらに該当します。バフリーはサーリフ子飼いのマムルーク軍団のバフリーヤに由来し、チェルケスは北カフカスのチェルケス人に由来します。

ちなみにバフリーはナイル川をも意味するそうで、アイユーブ朝スルターンであったサーリフ(スルタンとしての在位は1240年から1249年まで)はナイル川の中洲のローダ島にバフリーヤ軍団を設営しています。 参考URL http://mosque-cairo.w-ias.jp/pages/1284qal/index.html …

イスラム世界におけるマムルーク(奴隷)は中央アジアやカフカス地域などからエジプトやインドなど遠方に売り飛ばされることが珍しくありませんでした。エジプトのマムルーク朝やインドの奴隷王朝の君主の中には中央アジアなどの遠方から連行されたマムルーク出身者も存在していました。
カフカス地方にはチェルケス人がいて、彼らはエジプトにおけるマムルーク朝(13-16世紀にかけて存続)の中心勢力となりました。また同王朝のマムルークの供給源となったのみならず、君主まで輩出していました。

イスラムの聖地が集中しているため、ムスリムにとってはとても大事な地方となっています。歴史上では主にマムルーク朝やオスマン帝国が押さえています(しかも両勢力とも首都は大いに繁栄しています)。ヒジャーズ地方を押さえることがイスラム世界の指導権を得ることに繫がるとも表現できそうです。
世界史bot(古代〜近代)‏ @World_h_bot 2016年11月29日

【ヒジャーズ地方】ビザンツ帝国とササン朝の対立によりシルクロードの一部が使えなくなったため、ヒジャーズ地方を通る交通路が盛んに。メッカやメディナが繁栄した。


大西巷一 『乙女戦争』①~⑦巻発売中!‏ @kouichi_ohnishi 15 時間15 時間前

エジプトのマムルーク朝初代君主シャジャル・アッドゥルについてふと調べた。この人なんと女性!女性スルタン(スルターナ)!しかも元奴隷!超絶美人で頭も良い!聖王ルイ9世の十字軍を撃退!素敵すぎる♪最期はドロドロだけど。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%83%EF%BC%9D%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%83%E3%83%AB … pic.twitter.com/SLLxjpy33l




(モーガン・グリアでも魔法使いの頭の上に無限∞横倒し八の字
=太陽軌道アナレンマ。






実践的観点からすると広く流布されてていつでも手に入りやすいものが良いかなと思ってる。いつどんなときに失われるかわからないから、タロットに描かれてる象徴やその順番は二の次なのです。自分の中でそれを再構成できるのならそれで間に合ってしまうから。
そうなるとあとは絵柄の好みとかそういうのになる。好きなカードを使っていいと思うのです。
象徴体系はカードなど、形に起こすのではなくて心の中に起こすもの。自分の中に組み立ててしまえば外側に何があろうとも利用ができます。震災や洪水、戦争などで消失したとしてもいつでも書き起こせるから。
象徴体系のどの解釈が正しいかというのは愚問だと思うの。自分の中でそれらが綺麗に並んでいて整合が取れていること。首尾一貫した象徴群として認識され、理解されてることが何よりも大切だからです。自分と他の人の解釈が違ってもいいの。それが綺麗にまとまってるのでしたら。
象徴は自分の手足のように使います。それは心の延長であり道具だからです。生まれつき指が六本あったり、また事故で一本欠損してるかもしれない。それでも自分の手であることには変わりはない。だから他者との解釈の差異はあまり気にしないことです。
ん? 必ずしもカードと自分の中の象徴体系が合致してるとは限らないので、カードと直観が相容れない場合は直観のほうを優先します。もし必要なら適宜カードを読み替えます。
これはタロットに限ったお話ではないですけどね
直観が間違ってる可能性は勿論あるけど、直観を信じた結果間違うほうが信じないで間違うよりは訂正がきくと思うの。なぜなら、自分の苦手なこと(理解しにくいこと)がそれでわかるから。修正がしにくいことよりも修正しやすいことを選んだほうがよいかなという選択。
魔法はカード(占いの道具)の側にあるのではなくて自分の心の中にある。象徴を育てるのは結局は自分の心の中なのですから。
それ故に道具はイメージを想起しやすいものを。どんなに優れたものと言われてるものでも自分にとって手が余るものでは効果は少ない。自分の心にとって一番なじむものが最高の道具になると思います。必要ならば自分なりの工夫を。
われら敢えて愚者たらんとす。子供のころの感覚を取戻し、そのまなざしを取り戻す。そうして本能を見つめなおすことで知識から解放されて新たな発見を促す。
タロットの最初の二枚について、わたしの答えはこんなのです。
魔法使いになるためには、まずは子供になります。一度子供に戻らないことにはたどり着けない壁があるのですから。
典型的な「愚者」のイメージは、あえていうのならピーター・パンだと思うの。
never landって言葉、とても皮肉で印象的な言葉。常識からはずれることへの恐怖を示してるように思います。それだから何も浮かばない、何も発見はできない。何よりも失敗を恐れ、憎んでいるからなの。





Angeliqua@安眠中 ‏@Ripple1975
秘教的視点からしてこれは適切。ただし、読む人によっては明らかに誤解を与えるもの。恐らくは一般的なタロットには適さないと思われます。
すべてはアダムとイブの葉っぱに元凶があり、そしてそのためにいまの知性の目覚めがある。いいのかわるいのか。


Angeliqua@安眠中 ‏@Ripple1975
どこかと思ったら懐かしいベルバロイだった。(^^;
「魔術師」の帽子になってるメビウスの形をした縁の部分、それは「世界」の輪としても現れてる。タロットの随所にこれは登場していて、すなわち22枚のカードそのもの。かなり昔に解説したそれは、メルクリウスの虹色の輪のこと。
読んでみたけれどあまりにも巧妙に大事なところが伏せられてる。これはこれで正しいのだけど。
知性は正しいか否かをどうしても見極めるように働くから「月」を機能させるときには向かないのです。持ってきたピースが自分の気持ちにぴったりと嵌るのならそれでいいから。
「生命の木」だけみればシステマティックで何かができそうと感じるからではないかな? 実際のところそれは外見だけでしかも超概略でしかないのだけど。
セフィロトは一種の関係図。だから、個々のセフィラーやパス自体を云々するのはその下準備に過ぎない。
図版は模写するときに知らない人がやると綺麗な絵になっても象徴が失われてしまったり。傾向としては絵心がなさそうな絵だけどなぜか有名とされているそれに当たりが多い感じがする。
それが図案上の理由なのか、単に伝承の意味を知らないのか、それともわざとそうしてるのかはわからないことが多い。必ずしも綺麗な絵が駄目ということでもなくて探すのが楽という意味であんまり上手ではない絵なのに話題になるものを探してる。

ただのデッサンとしては意味をあまり感じなくても目立つのであればとてもわかりやすい目印になってるから。

また、たくさん書き込まれてるのが良いとも限らないの。なぜなら、それだけたくさんの意味を持たせるとしたら煩雑になりすぎるとシンボルとしてはわかりにくくなる。それは裏を返せば教えたくないか知らないことを露呈してる。わたしが見つけるものは大抵は簡素なデッサン。

本当に教えたいのならど真ん中直球が飛んでくる。なぜなら、そういう秘密を持っている人たちの心理がよくわかるから。
ということで「アタリ」の見つけ方のメモはこれでおしまい。

本能に言葉は通じない。思い出してみて? 自分の身体(本能)がわんこさんや猫さんみたいだということを。だからそういう相手だと思ってお付き合いします。
肉体(本能)はうしさん、感情はライオンさん。彼らは共同して何かを伝えてくる。それで、かれらのいうことを上手に感じられないときに彼らは噛みついてくる。結果的に病気になるから。もしかしたら知性たる人間の部分はかれらの単純な言葉を理解できていないのかもしれないのです。


追記: エゼキエルの四聖獣がタロットの「世界」に書かれてるけれど、GDタロットのそれですらセフィロトと一意対応はしていません。もしもYHVHの反映、四界の反映として単純に四大に割り当てると間違うことになる。そのためにわざわざ人間から黄色い光線が出ていて水瓶のサインが追加されてる。












夢然堂‏ @valet_de_coupe 4月8日
暫くぶりに手にした江口之隆先生の『魔術は英語の家庭教師』から、七惑星に関する部分を引用。 "とりあえずは、宇宙に浮かんでいる巨大な岩石球のことをさらりと忘れてください。あれは地動説の惑星たちです。我々の惑星はギリシャ・ローマ神話といっしょくたになった美しい夢の風船なのです。"

"土星(中略)これらに共通するのは、皆「時間」という要素なのです。 月の単語に共通する要素は「媒介」、メディアでしょう。水星は「知的作業」、太陽は「優勢」、火星は「血と炎」、金星は「楽しいこと」、木星は「やさしさ」……。 惑星=観念複合体という概念がご理解いただけたでしょうか?"

"…ここらへんで読者の方々に、ぜひともギリシャ神話、ローマ神話、聖書をお読みいただきたいわけです。(中略)ギリシャ・ローマ神話を読めば、ヴィーナスがどんな性格を有しているか、ジュピターとはどんなおじさんかがわかるわけでして、同時に金星や木星の観念複合体が明確になるという仕掛け。"

手にして30年は経っている計算になるが、つくづく自分がこの本から受けた影響の大きさを改めて実感。最終的にマルセイユ版に行き着いたのもこの本にある「私の経験からいえば、『マルセイユ版』こそが結局はTarot Cards」という老師の言葉が脳裡にずっと生きていたんじゃなかろうか、と。

七惑星=観念複合体という概念理解のために読むべきギリシャ神話本というと、入門書として今は藤村シシンさんの『古代ギリシャのリアル』というこれ以上ないくらいうってつけのものがある。あとはさらにディープなものとして、鏡さんと鶴岡真弓さんの対談本『日月火水木金土 7つの星をめぐる話』。

夢然堂‏ @valet_de_coupe 4月8日
こんばんは。まったく、言語習得法に託けて実にさりげなく奥義が開陳されている感じですよね。松任谷(荒井)由実の綴る「目にうつるすべてのことはメッセージ」を、錬金術の金言「上の如く、下もかくあり」に結びつける、など。 https://twitter.com/ohayo789/status/850653812255739904 …
忠犬レオナルド‏ @ohayo789 4月8日
返信先: @valet_de_coupeさん
私も昔、読みました。手放したのを後悔した書物の一冊。後年、素敵な魔術の奥義書だったと気がついた。
お弟子さんから聞きました。 大沼忠弘師は、7惑星のみでホロスコープをつくられます。 理由は、美しいから。









(タロットは作られた当時の天体の状況と、
そのタロットを作った人が参考にしたものを創った人の時代の天体状況が重要)


TOMITA_Akio
@Prokoptas
しずかな肩には/ 声だけがならぶのでない/ 声よりも近く/ 敵がならぶのだ/ (石原吉郎「位置」冒頭の4行)
京都市左京区
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/index.html
https://twitter.com/Prokoptas/with_replies

夢然堂
@valet_de_coupe
福岡県在住の古典タロット愛好家。第4回国際タロット賞(豪州Association for Tarot Studies主催)招待選考委員。海外の研究家・愛好家らとも広く連携、古典タロット普及のため活動中。奇想が売り(?)◇過去ログ⇒ http://twilog.org/valet_de_coupe
たろっと骨牌(カルタ)専門 夢然堂
muzendo.jp












































































Zorac歴史サイト - ミラノ公国 - ヴィスコンティ家(1)
http://reasonable.sakura.ne.jp/history/bl/Mirano.html
”ルネッサンス期のミラノ公国と言うと、まずスフォルツァ家が浮かび、ヴィスコンティと言うと映画監督を思い浮かべるが、ミラノ公だったヴィスコンティ家は中々の威勢であり、14世紀末のジャン・ガレアッツォの時に、ほとんど北イタリアを統一してロンバルディア王国を復活させる勢いだった。1402年に彼が急死しなければイタリアの歴史は変わっていたかもしれない*1。

*1 もっとも、海の大国ベネチア、汎ヨーロッパ的権威の教皇国が残っており、神聖ローマ皇帝も干渉しただろうから、そこから先も長かったと思われる。

ヴィスコンティ家はミラノで古くから続く有力な家系で、他のイタリア地域と同様に、ミラノもゲルフとギベリン(教皇派と皇帝派)に別れていたが、ヴィスコンティ家はギベリンの領袖、ライバルのデラ・トーレ家はゲルフの領袖だった。

デラ・トーレ家に代わってミラノ僭主*2となったのは13世紀の終わりだったが、デラ・トーレ家との権力闘争は14世紀の初頭まで続き、さらにギベリンとしてアヴィニョンのローマ教皇と対立し、しばしば破門・追放を受けたため、ミラノ領主としての地位を確立するのはミラノ大司教だったジョバンニ・ビスコンティ(1290–1354)の時代だった。

*2 形式上は共和国、あるいは神聖ローマ帝国の自治都市であるが、その政権を実質的に世襲で握っている家系の当主。

*4 僭主に過ぎないヴィスコンティ家が王家と婚姻を持てたのは、両王家が百年戦争で戦費に窮し、その財産が目当てだったからだが、ミラノの繁栄ぶりが想像できる。但し、家名が示すように、かって副伯だった古い貴族の家柄であり、同じ僭主でも商人出身のメディチ家などとは家格は違う。


ミラノ公国 - ヴィスコンティ家(2)
嫡男のジャン・マリアは13歳で母カテリーナの摂政を受けたが、傭兵隊長の有力者であるファチーノ・カーネが主導権争いで優位に立ち、ジャン・マリアを唆して1404年にカテリーナを幽閉(同年死去、たぶん毒殺)させ*9、ミラノで権勢を振るった。

*9 カテリーナは父ベルナボ1世の死去について、夫のジャン・ガレアッツォを恨んでいた可能性がある。

ジャン・マリアは残虐で知られており*10、色々な逸話が残っているようだ。1412年にファチーノ・カーネが重病で死にかけると、ジャン・マリアを恐れる者、憎む者が集結してジャン・マリアを殺害した。ファチーノ・カーネは、次弟のフィリッポ・マリアをミラノ公国の継承者と定めると共に、遺産を妻のベアトリーチェに残して死去した。

*10 両親が従兄妹であり、流産が続いた後、聖母マリアに祈って、ジャン・マリアとフィリッポ・マリアが生まれたため2人の名にはマリアが付いているのだが、兄は精神的障害、弟は肉体的障害を持っていたようだ。どちらも容姿は醜男であり、ルネサンス期においては、これもコンプレックスの原因となっていたと思われる。

当時20歳のフィリッポ・マリアは40歳のベアトリーチェと結婚することで、ファチーノ・カーネの残した金(40万デュカート)、領地、傭兵を入手し、その力を得て他の弱小領主を征服・屈服させ、ミラノ公国の多くを回復したが、1418年に用済みになった妻を姦通の容疑で処刑している。

カルマニョーラ、ピッチニーノ、フランチェスコ・スフォルツァと言った当代随一の傭兵隊長を集めて、父ジャン・ガレアッツォの頃の版図の復活を狙ったが、その拡大策を恐れたフィレンツェがテラ・フォルマ(本土)の拡大を計っていたベネチアと同盟したため、教皇*11、サヴォア公、ジェノヴァ、皇帝ジギスムントなどを巻き込み、争いはロンバルディア戦争(1423–54)に拡大した。著明な傭兵隊長はしばしば旗幟を変え*12、一進一退の状況が続いたが、ベネチアは堅実に勢力を拡大し、中小国の政治的影響力は低下して、イタリアはミラノ、ベネチア、フィレンツェ、教皇領、ナポリの五大国体制となる。













Angeliqua@安眠中‏ @Ripple1975
わたしにとっての大アルカナは無意識側のスクリーンで動き出す絵。それは映画のパンフレットの扉絵であり、既に鑑賞した後ならその絵は内的に動いてる。だからそれはムービー作品。56枚の小アルカナはスティルカメラによる作品で本作の別視点または番外編。すなわち、タロットは動く絵本。
タロットという絵は無意識側に投射しないと動き出さないのです。だからそっち側に投射します。

物理的に見えるものは表面をよく観察するの。それで内部が見えないから想像で補う。もし、表面がよく見えなかったら裏側を想像力で補う。月の満ち欠けはそんな感じで表面を物理的に眺めるのと想像力を使うので半々。新月になると物理的には何も見えなくなるから。
満月の状態は表面がよく見えてる。それで少しずつかけていくと表面が見えなくなってくる。物理的に欠けるのは想像力で補うけれど、想像力で補うことにも段々と限界がきて難しくなる。もし、物理的に何も見えなくなっても想像力をうまく働かせられるようになったら、一段階の練習が済んだことになる。
魔法の作業は薄暗いところで行うでしょう? あれはわざと物理的な視覚を制限しているのです。少しずつ照明を落として輪郭のみわかる程度にすると、しだいに想像力で補うように心が働くからなの。これが「月」の使い方。
蛍光灯ではなくて電球、それも連続調光できるデスクライトがあるのならこれを作業に使うといいのです。それは月の満ち欠けの代わりになるからちょうどよく想像力が働くところに調整していくの。

多くの儀式の趣旨は何か複雑なものの理解のためではなくて、とても単純なことについて深く理解し、感得することだと思うの。けれどそれは簡単ではなくて、何十、何百、何千回と繰り返さないと気づかないこともある。「わたしはそんなことも知らなかったの?」ということの繰り返しなのです。

「儀式には、そのひとつひとつの動作に意味がある」と言われることがあるけれど、わたしが思うに、動作それ自体ではなくて動作をすることによる意識のプロセスにこそ意味があるのです。だから細かなルールを暗記し、完全に意識しないでできるようになること、さらにこれを忘れることも重要なの。







TOMITA_Akio‏ @Prokoptas 2月27日

ラファエルが登場するもう1冊はエノク書。この存在は久しく忘れられていたが、クムラン文書の発見によって俄に脚光を浴びるように。現在エチオピア語訳が『聖書外典偽典』4に、スラヴ語訳は同3巻に、ギリシア語版はhttp://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/urchristentum/enoch.html
で読める。



















Angeliqua@安眠中‏ @Ripple1975
シンボルをみるとき、誰かがその解釈をするといろいろと荒れるから、特に有名な方はしないと思うのです。実際のところ、大切なのは誰かが言ったからではなくて自分でその答えを得るべきだからなの。ですからたとえクロウリーやフォーチュンがそういってたとしてもとりあえずは無視します。
大切なのはとにかく自分の心に正直になること。答えを急ぐ必要はなくてのんびりいきましょう。そうしたら自分のタロットの輪が完成すると思います。

自分の心にカードがぴったりと嵌ればそれが完成品。そういうピースを少しずつ集めていきます。自分の心に照らし合わせてぴったりと嵌るかどうかだけに注意してください。

わざわざ突っ込み待ちをする魔法関係の文書は多く、ある意味でグリモワールなどもその類でしょう。だからあれは「ボケてる」という言い方もできなくはありません。(^^;

だって、本質的にみんなジョーカーですもの(ヘルメスの学徒)。

日本の方が真面目すぎるのか形を重んじすぎるのか、それがあだになってる側面もあるのでしょうね。










wolfy™‏@wolfysway 2月21日

自分は「努力は嘘をつかない」という言葉に疑問を持っている。

ダルビッシュ有くんの「頭を使って練習しないと簡単に嘘をつくよ」







タロット、トランプ起源説
http://www5e.biglobe.ne.jp/~occultyo/uranai/tarotkigen.htm

エッティラとアリエット
http://www5e.biglobe.ne.jp/~occultyo/uranai/taroteteila.htm

天才カード占い師ル・ノルマン
http://www5e.biglobe.ne.jp/~occultyo/uranai/runorumann.htm






ねこた‏ @lakudagoya 2015年11月6日
@FeydoTaitei おせっかいかも知れませんけど、「ピカトリクス」の抄訳はこちらにあるようです。http://blog.livedoor.jp/yoohashi4/archives/cat_50022784.html もうひとつ、占星術的タリスマンマジックに関して中世アラブの本あったのですが思い出せずです。それらはエジプトと関連づけられてました。



ねこた‏ @lakudagoya 2016年9月29日
欧米が全てイメージ操作に全振りしてるというわかりやすい例が「ピカトリクス」 この本は、アラビア語でガヤート・アル・ハキームと言うんだけど、なんかアラビア語で言ったらダサいイメージになるよね。でもピカトリクスと言ったらかっこよくなる。 欧米のイメージ操作のわかりやすい一例。
「ピカトリクス」を例にテレビを見渡してください。ヨーロッパの町並みや文化の賛美ばかりで、逆にイスラームはネガキャンしてますね。 もっと突き詰めて考えると、欧米に憧れを持たせ欧米のものを消費するように、欧州貴族の騎士である日本企業に金を出させて旧ソ連のショーウインドウ都市に。








太陽が双子宮に入ると夏至となる。双子宮を支配する惑星は水星(メルクリウス)。太陽=ミトラスが地界に降下する(岩中太陽となる)と双子はδᾳδοφόρος(単数、「松明をたずさえる者」)という称号になり、牡牛を屠るミトラスと三幅対をなす。







TOMITA_Akio‏ @Prokoptas 4月5日

漢字の「明」もまた太陽が左で月が右だという指摘を受けた(「日」の部分は本来は「窓」の形象であったという説は今は無視)。陰陽説(陽中の陽=太陽、陰中の陰=月=太陰)で説明できないかと思ったが、陰陽説は春秋時代の産物。少なくとも漢字が出来たころまで遡らなければならない。

そこで思いついたのが、天体観測の位置。甲骨文字が発見されたのは、考古学的に実在が確認されている中国最古の王朝=殷(紀元前17世紀頃 - 紀元前1046年)。殷墟は北緯36度。古跡バビロンは、北緯32度32分。アレクサンドリアは北緯31度。



とはいえ、西方人が周極星を知らなかったわけではない。ホメーロスは歌う「熊の星とて、世間では荷車῀Αμαξαと呼ぶもの、この星座は/同じところをぐるぐる廻って、……ただひとつだけ、オーケアノスの水に没しないという」(Il.XVIII,483-489)。メソポタミアでも「荷車」。
中国天文学が周極星を基準にしたのに対し、西方天文学は(どうしたことか)地平線と黄道に注意を集中した。しかし、太陽と星の同時観測は不可能であったから、太陽とほとんど同時に出没する星の観測に集中した。つまり、heliacal-rising(setting)である。(ニーダム)

「かくして極は中国天文学の基礎であった。……天の極は、官僚農業国家の大体系が自らの周りを当然かつ自然にめぐる地上の皇帝の位置に相当した。これに対しては、孔子が高い権威づけをした。 子曰、為政以徳、譬如北辰、居其所、而衆星共之」(ニーダム『中国の科学と文明』第5巻)



シリウスΣείριος は中国では「犬狼」星、「その名称が象徴する意味が中国と西洋で同じである数少ない星座のひとつである」(ニーダム)。太陽とシリウスとのheliacal risingは、ナイル河の増水が始まる指標、エジプト暦の新年になる(7月末から8月初め頃)。
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TOMITA_Akio‏ @Prokoptas 4月6日

西方ではパルメニデース(孔子とは年少の同時代人)、「中国でこれを主張したのは前6世紀ほど古くないにしても前4世紀のものであることは十分ありえる」とニーダム。満月が太陽の南中と「衝」にあることを知る前は、「岩中の太陽」の神話が太陽と月とを対置した理由だと説明したわかったわけ。
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TOMITA_Akio‏ @Prokoptas 4月6日

「日が木中にあればほのぐらく、日が木上にあがれば夜まったくあけて旦となる。火が西に沈めば暗くなる」。東・杲・杳の説明(ただし、東は別の語源説(例えば藤堂)がある)。
しかしなぜ月は西(右側)なのか? 月の光が太陽光の反射であることは早くから知られていた。
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TOMITA_Akio‏ @Prokoptas 4月6日

徳によって政治を行う者は、すべての星がそのまわりを回転しているのに対し、その場所を保持し続ける北極星に譬えられる。『論語』為政篇第1節。つまり、中国天文学は政治イデオロギーと結びつけられた。「天使南面す」。これが西方のホロスコープ盤と一致したわけである。








「7つの星はそもそもバビロニアの偉大な7人の神々であるが、エノク黙示録の書かれた時代にはすでに7人の執政官、すなわち「この世」の支配者、罰せられて堕落した天使たちとされていた。しかし……一義的に悪を意味しているわけではない」(『心理学と錬金術』邦訳I, p.266)

古文書保管室 The Archive
魔術史研究の基礎資料と解説を収録。
奥義書の類を収録。
訳出を基本とする。
http://www.elfindog.sakura.ne.jp/archive.htm

レヴィのオリジナルタロットデッサン そのものずばり。
Original Tarot Drawings by Eliphas Levi
http://www.elfindog.sakura.ne.jp/levitarot.htm





塔あるいは神の家
http://blog.goo.ne.jp/sokyudo/e/ce6617b83129364aebd2330be9bbb743
”タロットカードの22枚の大アルカナの17枚目、ⅩⅥという番号(注1)を持つカードは、一般に流布しているアーサー・エドワード・ウェイトによるウェイト版(ライダー版)では「THE TOWER」となっているので、通常はそれに合わせて「塔」という名で呼ばれている。描かれているのは、雷を受けて崩れ落ちる塔の姿である。

(注1)大アルカナの1枚目のカード「愚者」は番号を持たない、言わば0番のカードなので、17枚目のカードの番号はⅩⅥとなる。

このカードの意味は、描かれている絵の如く、破綻、崩壊、解体、衝撃、清算、急変などを表すとされている。


ところがタロットの原型ともいわれるマルセイユ版、そしてそのマルセイユ版の大元になったといわれるカモワン版では、それとは全く異なる「LA MAISON DIEV(神の家)」という名が与えられている。この「LA MAISON DIEV」という名前は、一説によると「LA MAISON DE FEU(火事の家)」が誤って伝えられ「LA MAISON DIEV」になったとも言われている。だとすれば、それはウェイト版の「塔」のイメージにうまく重なる。

だがカモワン版を解説した大沼忠夫先生の『秘伝カモワン・タロット』(絶版)では、「神の家」のカードについて全く異なる解釈がなされている。

普通、このカードは聖書に現れるバベルの塔と見なされ、驕り高ぶった人間が天に届けとばかりに建造した塔が、神の怒りに触れて、一気に崩壊する図であると受け止められている。そのため「崩壊する塔」と名づけられることが多い。だが、カモワン流ではまったく別の読み方をする。
この塔は決して崩れてはいないのだ。天上から神の光が降りてくることは確かであるが、建造物はびくともしていない。斜めになった王冠は、この塔が神の家として戴冠しているところを表しているのである。そこからひとりの人間が這い出しているが、これは神の光を受けた者は、人間ではいられなくなることを示している。前面の人間は塔の中にいた者が落ちてきたのではなく、通りがかりの人間が、この衝撃的事件のとばっちりを受けて、驚いてひっくり返っている図である。その証拠が黄色い足跡である。
(中略)
この神の光が降りてきて、それを受け入れることができると、その身体はそのまま神の住まい、つまり神の家になるのだ。この光が神から直接下されたものであることは、右上の赤いギザギザに垣間見ることができる。その下にあるのは神の胚である。このとき眼も眩むような光の体験とともに、神の受精が行われるのだ。
この衝撃に耐えきれないで命を失う者は数知れない。それゆえ、このカードは破滅とか崩壊という意味で受け取られているのだ。だが、カモワン流では、このカードを突然出現する大々的な変化、神の摂理、成功や完成の始まり、組織的形成、建築とみなす。
(後略)


実際、カモワン版は使われている色の1つ1つ、描かれているものの1つ1つにまで意味があるので、それを読み解いていくとこのような解釈になるのかもしれない(注2)。

(注2)この解釈を用いるのはカモワン版そしてマルセイユ版タロットに対してであって、ウェイト版その他に用いるべきではないだろう。例えばウェイト版タロットは、過去から伝えられてきたタロットそのものではなく、そのタロットをベースにウェイトが自らの習得した魔術に基づくさまざまな寓意をちりばめた「ウェイトによるタロット」であり、だからそれぞれのカードの持つ意味がカモワン版やマルセイユ版のそれとは異なるものだからである。”

マルセイユ版タロットのフランス語の札名が読めないなんて悔しいかもしれないあなたのために

フランス語の発音について
http://stras.web.fc2.com/hatuonnituite.html

前置詞を使って長い文を作ろう。
http://stras.web.fc2.com/zentisi.html


間違っているかもしれないがカタカナつけた。
カタカナは本当に便利。
まだ未完成。
Tarot de Marseille
タロ・ドゥ・マルセイユ

I. Le Bateleur
(The Magician or The Juggler)
ルール

II. La Papesse
(The Popess)

III. L'Impératrice
(The Empress)
ランペ

IIII. L'Empereur
ランプルール
(The Emperor)

V. Le Pape
(The Pope)

VI. L'Amoureux
(The Lover)
ラムールー

VII. Le Chariot
(The Chariot)
シャリオ

VIII. La Justice
(Justice)

VIIII. L'Ermite
(The Hermit)

X. La Roue de Fortune
(The Wheel of Fortune)
ルードゥ・

XI. La Force
(Strength)

XII. Le Pendu
(The Hanged Man)
ル・ペンデュ

XIII. (La Mort)
(Unlabelled or Death)
ラ・モール

XIIII. Tempérance
(Temperance)

XV. Le Diable
(The Devil)

XVI. La Maison Dieu
(The Tower or The House of God)
ラ・メゾン・デュー

XVII. L'Étoile
(The Star)


XVIII. La Lune
(The Moon)

XVIIII. Le Soleil
(The Sun)
ル ソレイユ

XX. Le Jugement
([The] Judgement)

XXI. Le Monde
(The World)
ル・モンド

Le Fol (Le Mat)
(The Fool)


セイハロー‏ @sh2mhg 2月11日
アルファベットの発音と一言も対応していない読み方の「oiseau(ワゾー)」とアルファベットの読み方と全く対応していない綴りの「ghoti」が意味で「鳥」と「魚」なの面白いので、私が何かに名前をつけるときは「ワゾーとフィッシュ」にしよう
(英語のスペルの不規則性を表すジョーク。
laugh[lɑːf] の gh[f](フ)
women[wɪmən] のo[ɪ](ィッ)
nation[neɪʃən] のti[ʃ](シュ)
これらを合わせると
ghoti[fɪʃ]となり、fish[fɪʃ]と発音が一致
って文字と発音が一致しない言語って駄目なのでは?
英仏語はラテン語を見習って下さい)

ごうごういち‏ @gougouith 2014年7月12日
鳥(とり、トリ)  
英 バード bird  
独 フォーゲル Vogel  
仏 オワゾー oiseau  
仏 ワゾー oiseau  
伊 ウチェッロ uccello  
伊 ウッチェッロ uccello  
西 パッハロ pájaro  
西 アベ ave  
羅 アウィス avis  



ヴィスコンティ・スフォルツァ版タロット
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%A1%E7%89%88%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88

fate grand orderおもろセリフまとめ6
http://codetripleseven.blogspot.jp/2017/01/fate-grand-order55.html

ガンダマニアのためのオカルト試食講座1
http://codetripleseven.blogspot.jp/2016/05/knznymmmy12.html

【ネタバレ注意】knznymmmyのガンダマニア入門9
http://codetripleseven.blogspot.jp/2016/05/gg-g-arcane-arcanoarcana-arcanus-gg-g.html

過去記事の補足集
http://codetripleseven.blogspot.jp/2016/05/blog-post.html

【ネタバレ注意】knznymmmyのガンダマニア入門10
http://codetripleseven.blogspot.jp/2016/05/1-v-1-v-va-av-aa-vvv-victory-va-aa-avg.html

【ネタバレ注意】knznymmmyのガンダマニア入門5
http://codetripleseven.blogspot.jp/2016/03/knznymmmy5.html

お読みくださり感謝します。
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